JP2001099146A - 自動調心ころ軸受 - Google Patents
自動調心ころ軸受Info
- Publication number
- JP2001099146A JP2001099146A JP27424999A JP27424999A JP2001099146A JP 2001099146 A JP2001099146 A JP 2001099146A JP 27424999 A JP27424999 A JP 27424999A JP 27424999 A JP27424999 A JP 27424999A JP 2001099146 A JP2001099146 A JP 2001099146A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rollers
- self
- roller bearing
- aligning roller
- rows
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/48—Cages for rollers or needles for multiple rows of rollers or needles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/06—Ball or roller bearings
- F16C23/08—Ball or roller bearings self-adjusting
- F16C23/082—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface
- F16C23/086—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface forming a track for rolling elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/34—Rollers; Needles
- F16C33/36—Rollers; Needles with bearing-surfaces other than cylindrical, e.g. tapered; with grooves in the bearing surfaces
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/46—Cages for rollers or needles
- F16C33/49—Cages for rollers or needles comb-shaped
- F16C33/494—Massive or moulded comb cages
- F16C33/495—Massive or moulded comb cages formed as one piece cages, i.e. monoblock comb cages
- F16C33/497—Massive or moulded comb cages formed as one piece cages, i.e. monoblock comb cages made from metal, e.g. cast or machined comb cages
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/22—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
- F16C19/34—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load
- F16C19/38—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for both radial and axial load with two or more rows of rollers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 保持器(リテーナ)を有しないリテーナレス
の自動調心ころ軸受を提供する。 【解決手段】 内輪2の球面軌道と外輪4の二列の凸面
軌道との間に二列に凹面ころ5を配設した自動調心ころ
軸受において、前記各列の凹面ころ5を相互に接して密
に配列し、従来必要であった高価なリテーナを不要と
し、さらに、凹面ころ5の増加による荷重性能を向上を
達成する。
の自動調心ころ軸受を提供する。 【解決手段】 内輪2の球面軌道と外輪4の二列の凸面
軌道との間に二列に凹面ころ5を配設した自動調心ころ
軸受において、前記各列の凹面ころ5を相互に接して密
に配列し、従来必要であった高価なリテーナを不要と
し、さらに、凹面ころ5の増加による荷重性能を向上を
達成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動調心機能を有
する自動調心ころ軸受に関する。
する自動調心ころ軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】自動調心ころ軸受は、例えば、図6およ
び7に示すように、一つの球面軌道1を有する内輪2と
二列の凸面軌道3を有する外輪4とを備え、前記球面軌
道1と凸面軌道3との間に鼓形をなす複数の凹面ころ5
を二列に配設し、各列の凹面ころ5(以下、単にころと
いう)は保持器6により円周方向に等配する構造となっ
ている。このような自動調心ころ軸受において、その内
輪2の球面軌道1の中心は軸受中心Oに一致し、内輪2
と外輪4とに軸の傾きが生じる場合でも、安定した回転
が得られるようになっている。
び7に示すように、一つの球面軌道1を有する内輪2と
二列の凸面軌道3を有する外輪4とを備え、前記球面軌
道1と凸面軌道3との間に鼓形をなす複数の凹面ころ5
を二列に配設し、各列の凹面ころ5(以下、単にころと
いう)は保持器6により円周方向に等配する構造となっ
ている。このような自動調心ころ軸受において、その内
輪2の球面軌道1の中心は軸受中心Oに一致し、内輪2
と外輪4とに軸の傾きが生じる場合でも、安定した回転
が得られるようになっている。
【0003】なお、図示の自動調心ころ軸受は、その内
輪2にスリーブ7を嵌合固定すると共に、このスリーブ
7と外輪4との間にシール8およびシールド9からなる
シール手段を装着してユニット化されているが、このよ
うにユニット化することなく単品として用いられる場合
もあることはもちろんである。また、自動調心ころ軸受
としては、外輪に球面軌道を、内輪に二列の凹面軌道を
それぞれ設けて、両軌道間に樽形をなす球面ころを配設
したものもある(例えば、特開平9−317760号公
報、特開平8−128450号公報等)が、その機能す
るところは、前記図示のものと同じである。
輪2にスリーブ7を嵌合固定すると共に、このスリーブ
7と外輪4との間にシール8およびシールド9からなる
シール手段を装着してユニット化されているが、このよ
うにユニット化することなく単品として用いられる場合
もあることはもちろんである。また、自動調心ころ軸受
としては、外輪に球面軌道を、内輪に二列の凹面軌道を
それぞれ設けて、両軌道間に樽形をなす球面ころを配設
したものもある(例えば、特開平9−317760号公
報、特開平8−128450号公報等)が、その機能す
るところは、前記図示のものと同じである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した保
持器6は、従来一般には、図8に示されるように、リン
グ部6aの両端から軸方向の左右へ複数の柱状部5bを
櫛歯状に延ばして、相隣接する柱状部6bの間のポケッ
ト6cをころ5の保持部として供する形状となってい
た。そして従来、このような保持器6は、鋳造により一
体に形成された後、機械加工により仕上げられるように
なっていたが、その形状が複雑であるところから、鋳造
に際して高価な金型を必要とし、鋳造欠陥が生じ易いこ
ともあって、保持器自体が高価となり、軸受全体の高コ
スト化が避けられないという問題があった。なお、一部
では、保持器を左右に二分割して、それぞれを鋼板打抜
き製とすることも行われているが(例えば、前記特開平
8−128450号公報等)、この場合は、部品点数が
増加すると共に、組付工数が増加し、それほどのコスト
低減を達成できない。
持器6は、従来一般には、図8に示されるように、リン
グ部6aの両端から軸方向の左右へ複数の柱状部5bを
櫛歯状に延ばして、相隣接する柱状部6bの間のポケッ
ト6cをころ5の保持部として供する形状となってい
た。そして従来、このような保持器6は、鋳造により一
体に形成された後、機械加工により仕上げられるように
なっていたが、その形状が複雑であるところから、鋳造
に際して高価な金型を必要とし、鋳造欠陥が生じ易いこ
ともあって、保持器自体が高価となり、軸受全体の高コ
スト化が避けられないという問題があった。なお、一部
では、保持器を左右に二分割して、それぞれを鋼板打抜
き製とすることも行われているが(例えば、前記特開平
8−128450号公報等)、この場合は、部品点数が
増加すると共に、組付工数が増加し、それほどのコスト
低減を達成できない。
【0005】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、高価な保持
器を省略することを可能にし、もってコスト低減に大き
く寄与する自動調心ころ軸受を提供することにある。
なされたもので、その目的とするところは、高価な保持
器を省略することを可能にし、もってコスト低減に大き
く寄与する自動調心ころ軸受を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、内輪と外輪との軌道間に二列にころを配
設した自動調心ころ軸受において、前記各列のころを密
に配列したことを特徴とする。このように構成した自動
調心ころ軸受においては、ころを密に配列しているの
で、ころを円周方向に等配するための保持器が不要にな
り、その分、コスト低減を達成できる。
め、本発明は、内輪と外輪との軌道間に二列にころを配
設した自動調心ころ軸受において、前記各列のころを密
に配列したことを特徴とする。このように構成した自動
調心ころ軸受においては、ころを密に配列しているの
で、ころを円周方向に等配するための保持器が不要にな
り、その分、コスト低減を達成できる。
【0007】本発明は、上記ころの列間にリングを介装
し、あるいは二列の軌道を有する内輪または外輪に、二
列のころを隔離する環状突起を設ける構成としてもよ
く、この場合は、リングあるいは環状突起がころを二列
に分ける分離手段として機能するので、ころの組付けが
容易となる。
し、あるいは二列の軌道を有する内輪または外輪に、二
列のころを隔離する環状突起を設ける構成としてもよ
く、この場合は、リングあるいは環状突起がころを二列
に分ける分離手段として機能するので、ころの組付けが
容易となる。
【0008】本発明は、自動調心の形式を問うものでは
なく、前出図6および7に示したように、内輪2に球面
軌道1を、外輪4に二列の凸面軌道3をそれぞれ設け
て、両軌道間に鼓形をなす凹面ころ5を配設した、いわ
ゆる凹面ころ形式としても、あるいは前記各公報に記載
されるように、外輪に球面軌道を、内輪に二列の凹面軌
道をそれぞれ設けて、両軌道間に樽形をなす球面ころを
配設した、いわゆる球面ころ形式としてもよいものであ
る。
なく、前出図6および7に示したように、内輪2に球面
軌道1を、外輪4に二列の凸面軌道3をそれぞれ設け
て、両軌道間に鼓形をなす凹面ころ5を配設した、いわ
ゆる凹面ころ形式としても、あるいは前記各公報に記載
されるように、外輪に球面軌道を、内輪に二列の凹面軌
道をそれぞれ設けて、両軌道間に樽形をなす球面ころを
配設した、いわゆる球面ころ形式としてもよいものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基いて説明する。
図面に基いて説明する。
【0010】図1乃至図3は、本発明の第1の実施の形
態としての自動調心ころ軸受を示したものである。な
お、本軸受は、保持器6を有しない点を除けば、前出図
6および7に示した凹面ころ形式の自動調心ころ軸受と
全体的構造が同じであるので、ここでは、同一部分に同
一符号を付し、重複する説明は省略することとする。本
第1の実施の形態においては、内輪2の球面軌道1と外
輪4の二列の凸面軌道3との間に配設される二列のころ
(凹面ころ)5を、相互に接して密に配列し、従来、こ
ろ5を円周方向に等配するために必要であった保持器6
(図6〜8)を省略している。このように構成した自動
調心ころ軸受においては、ころ5を密に配列しているの
で、従来、必要であった高価な保持器6が不要になり、
その分、コスト低減を達成できる。
態としての自動調心ころ軸受を示したものである。な
お、本軸受は、保持器6を有しない点を除けば、前出図
6および7に示した凹面ころ形式の自動調心ころ軸受と
全体的構造が同じであるので、ここでは、同一部分に同
一符号を付し、重複する説明は省略することとする。本
第1の実施の形態においては、内輪2の球面軌道1と外
輪4の二列の凸面軌道3との間に配設される二列のころ
(凹面ころ)5を、相互に接して密に配列し、従来、こ
ろ5を円周方向に等配するために必要であった保持器6
(図6〜8)を省略している。このように構成した自動
調心ころ軸受においては、ころ5を密に配列しているの
で、従来、必要であった高価な保持器6が不要になり、
その分、コスト低減を達成できる。
【0011】一方、ころ5を密に配列したことにより、
各列のころ5の数が従来よりも増加し、その分、荷重性
能が向上する。因みに、主要寸法を同じにした場合、保
持器6を有する従来の軸受(図6、7)におけるころ5
の数が11個であるのに対し、本実施の形態におけるこ
ろ5の数は13個となっている。ここで、軸受の耐荷重
限界SLRは、MILL−HDBK−1599によれば、ころ(ロー
ラ)の数をN,ローラ平均径をD,ローラ接触長さを
L,ローラ接触角度をαとすれば、次式で与えられるよ
うになっている。SLR=12000 NDLcos αこの場
合、本実施の形態の軸受と従来の軸受との間で、前記
N,D,L,αを含めた主要寸法が同じであると仮定す
れば、本軸受の耐荷重限界SLRは、従来の軸受の耐荷
重限界SLRに対して約18%増し(13/11 )となり、
荷重性能の面で有利となっている。なお、本実施の形態
によれば、ころ5が相互に接しながら同方向に転動する
ので、回転トルクの面で不利であると考えられるが、従
来の軸受においてもころと保持器との摩擦接触が存在す
ることを鑑みれば、この点はそれほど不利とならず、特
に中速乃至低速対応の軸受として用いる場合は全く問題
とならない。
各列のころ5の数が従来よりも増加し、その分、荷重性
能が向上する。因みに、主要寸法を同じにした場合、保
持器6を有する従来の軸受(図6、7)におけるころ5
の数が11個であるのに対し、本実施の形態におけるこ
ろ5の数は13個となっている。ここで、軸受の耐荷重
限界SLRは、MILL−HDBK−1599によれば、ころ(ロー
ラ)の数をN,ローラ平均径をD,ローラ接触長さを
L,ローラ接触角度をαとすれば、次式で与えられるよ
うになっている。SLR=12000 NDLcos αこの場
合、本実施の形態の軸受と従来の軸受との間で、前記
N,D,L,αを含めた主要寸法が同じであると仮定す
れば、本軸受の耐荷重限界SLRは、従来の軸受の耐荷
重限界SLRに対して約18%増し(13/11 )となり、
荷重性能の面で有利となっている。なお、本実施の形態
によれば、ころ5が相互に接しながら同方向に転動する
ので、回転トルクの面で不利であると考えられるが、従
来の軸受においてもころと保持器との摩擦接触が存在す
ることを鑑みれば、この点はそれほど不利とならず、特
に中速乃至低速対応の軸受として用いる場合は全く問題
とならない。
【0012】図4は、本発明の第2の実施の形態として
の自動調心ころ軸受を示したものである。本第2の実施
の形態の特徴とするところは、二列に配設されたころ5
の列間にリング10を介装した点にある。リング10
は、ここでは左右のころ5の開き角度に対応する三角形
状をなし、その内径は内輪2の外径よりもわずか大きく
設定されている。このようなリング10を内輪2と外輪
4との間に予め配置することにより、該リング10がこ
ろ5を二列に分ける分離手段として機能し、ころ5の組
付けが容易となる。
の自動調心ころ軸受を示したものである。本第2の実施
の形態の特徴とするところは、二列に配設されたころ5
の列間にリング10を介装した点にある。リング10
は、ここでは左右のころ5の開き角度に対応する三角形
状をなし、その内径は内輪2の外径よりもわずか大きく
設定されている。このようなリング10を内輪2と外輪
4との間に予め配置することにより、該リング10がこ
ろ5を二列に分ける分離手段として機能し、ころ5の組
付けが容易となる。
【0013】図5は、本発明の第3の実施の形態として
の自動調心ころ軸受を示したものである。本第2の実施
の形態の特徴とするところは、第2の実施の形態におけ
るリング10に代えて、外輪4の内周面の軸方向中央に
二列のころ5を隔離する環状突起11を設けた点にあ
る。本第3の実施の形態によれば、その環状突起11
が、上記第2の実施の形態におけるリング10と同様
に、ころ5を二列に分ける分離手段として機能して同様
の効果を奏するが、環状突起11が外輪4に一体に設け
られているので、ころ5を直接組付けることができ、部
品点数の削減と相まってコスト面で有利となる。
の自動調心ころ軸受を示したものである。本第2の実施
の形態の特徴とするところは、第2の実施の形態におけ
るリング10に代えて、外輪4の内周面の軸方向中央に
二列のころ5を隔離する環状突起11を設けた点にあ
る。本第3の実施の形態によれば、その環状突起11
が、上記第2の実施の形態におけるリング10と同様
に、ころ5を二列に分ける分離手段として機能して同様
の効果を奏するが、環状突起11が外輪4に一体に設け
られているので、ころ5を直接組付けることができ、部
品点数の削減と相まってコスト面で有利となる。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る自
動調心ころ軸受によれば、高価な保持器が不要になるの
で、全体のコスト低減を達成できる。また、保持器を省
略する分、ころの数を増加することができるので、荷重
性能の向上を達成できる。
動調心ころ軸受によれば、高価な保持器が不要になるの
で、全体のコスト低減を達成できる。また、保持器を省
略する分、ころの数を増加することができるので、荷重
性能の向上を達成できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態としての自動調心こ
ろ軸受の構造を示す断面図である。
ろ軸受の構造を示す断面図である。
【図2】本自動調心ころ軸受の構造を示す平面図であ
る。
る。
【図3】本自動調心ころ軸受の構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態としての自動調心こ
ろ軸受の構造を示す断面図である。
ろ軸受の構造を示す断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態としての自動調心こ
ろ軸受の構造を示す断面図である。
ろ軸受の構造を示す断面図である。
【図6】従来の自動調心ころ軸受の構造を示す断面図で
ある。
ある。
【図7】従来の自動調心ころ軸受の構造を示す斜視図で
ある。
ある。
【図8】従来の自動調心ころ軸受で用いられていた保持
器の形状を示す斜視図である。
器の形状を示す斜視図である。
1 球面軌道 2 内輪 3 凸面軌道 4 外輪 5 凹面ころ 10 リング 11 環状突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 元 長野県北佐久郡御代田町大字御代田4106− 73 ミネベア株式会社軽井沢製作所内 Fターム(参考) 3J012 AB01 AB20 BB03 EB01 FB07
Claims (3)
- 【請求項1】 内輪と外輪との軌道間に二列にころを配
設した自動調心ころ軸受において、前記各列のころを密
に配列したことを特徴とする自動調心ころ軸受。 - 【請求項2】 ころの列間に、リングを介装したことを
特徴とする請求項1に記載の自動調心ころ軸受。 - 【請求項3】 二列の軌道を有する内輪または外輪に、
二列のころを隔離する環状突起を設けたことを特徴とす
る請求項1に記載の自動調心ころ軸受。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27424999A JP2001099146A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 自動調心ころ軸受 |
EP00101418A EP1092883A3 (en) | 1999-09-28 | 2000-01-25 | Self-aligning roller bearing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27424999A JP2001099146A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 自動調心ころ軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001099146A true JP2001099146A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17539084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27424999A Pending JP2001099146A (ja) | 1999-09-28 | 1999-09-28 | 自動調心ころ軸受 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1092883A3 (ja) |
JP (1) | JP2001099146A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011075972A1 (de) * | 2011-05-17 | 2012-11-22 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Axialpendelrollenlager |
US9227720B2 (en) | 2013-03-01 | 2016-01-05 | Roller Bearing Company Of America, Inc. | Composite annular seal assembly for bearings in aircraft |
US10082179B2 (en) | 2014-12-16 | 2018-09-25 | Roller Bearing Company Of America, Inc. | Seal for self aligning roller bearing |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1548821A (en) * | 1920-09-23 | 1925-08-11 | Wilhelm B Bronander | Roller bearing |
US1914548A (en) * | 1931-07-29 | 1933-06-20 | Wingquist Sven Gustaf | Double-row roller bearing |
US1967650A (en) * | 1932-11-04 | 1934-07-24 | Skf Svenska Kullagerfab Ab | Roller bearing |
JPS61175318A (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-07 | レツクスノルド インコーポレーテツド | 選択的に硬化されたかしめ可能な軸受 |
US5441351A (en) * | 1993-10-26 | 1995-08-15 | Rexnord Corporation | Full complement self-aligning roller bearing |
-
1999
- 1999-09-28 JP JP27424999A patent/JP2001099146A/ja active Pending
-
2000
- 2000-01-25 EP EP00101418A patent/EP1092883A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1092883A2 (en) | 2001-04-18 |
EP1092883A3 (en) | 2002-12-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2993647B2 (ja) | スタッド形トラックローラ軸受 | |
JP2005076660A (ja) | 転がり軸受装置 | |
US4138169A (en) | Two row rolling bearing assembly having single piece inner ring and two piece outer ring | |
JP2599906Y2 (ja) | 円すいころ軸受 | |
JP2001099146A (ja) | 自動調心ころ軸受 | |
JP4090085B2 (ja) | 圧延機用ロールの中心軸回転支持用調心機構付複列円すいころ軸受 | |
JP3757309B2 (ja) | ピニオン軸支持用軸受ユニット | |
JPH102326A (ja) | 複合軸受け | |
JPH0336735Y2 (ja) | ||
JPH08303455A (ja) | 円筒ころ軸受および保持器付ころ | |
JP2000055055A5 (ja) | ||
JP4221961B2 (ja) | 転がり軸受装置 | |
JPH05248430A (ja) | 四列円錐ころ軸受 | |
JP2543403Y2 (ja) | エンジンのコンロッド大端部用軸受 | |
JPS6114747Y2 (ja) | ||
JPH10153217A (ja) | 円筒ころ軸受用合成樹脂製保持器 | |
JPH081294Y2 (ja) | 旋回用クロスローラーベアリング | |
JP3928922B2 (ja) | 玉軸受 | |
JP2004100866A (ja) | 自動調心ころ軸受用保持器 | |
JPS5855362B2 (ja) | 二方向荷重型玉軸受 | |
JPH11148516A (ja) | 複列転がり軸受 | |
JPH04157208A (ja) | 針状ころ軸受 | |
JP2004197789A (ja) | スラスト軸受 | |
JP4134790B2 (ja) | 複列偏心スラスト軸受 | |
JPH11218135A (ja) | 円筒ころ軸受用保持器 |