JP2001098235A - 両面粘着テープ - Google Patents
両面粘着テープInfo
- Publication number
- JP2001098235A JP2001098235A JP27769299A JP27769299A JP2001098235A JP 2001098235 A JP2001098235 A JP 2001098235A JP 27769299 A JP27769299 A JP 27769299A JP 27769299 A JP27769299 A JP 27769299A JP 2001098235 A JP2001098235 A JP 2001098235A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- pressure
- sensitive adhesive
- adhesive layer
- base tape
- Prior art date
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- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 巻回した両面粘着テープが両者接着すること
なしに容易に剥離できるようにする。 【解決手段】 粘着層（３）とベーステープ（５）より
なり、粘着層（３）は中間の支持体を介して両面に粘着
層（３）を設け、かつ、ベーステープ（５）の裏面に、
その巻取り方向とほぼ直角に複数の突条（８）を形成し
てなる。粘着層とベーステープ面の接着部分が線状とな
り容易に剥離しやすいものとなる。また、粘着層とベー
ステープ間に突条を形成すると接着部分が拡大し、両者
の保持力が強固となる。
なしに容易に剥離できるようにする。 【解決手段】 粘着層（３）とベーステープ（５）より
なり、粘着層（３）は中間の支持体を介して両面に粘着
層（３）を設け、かつ、ベーステープ（５）の裏面に、
その巻取り方向とほぼ直角に複数の突条（８）を形成し
てなる。粘着層とベーステープ面の接着部分が線状とな
り容易に剥離しやすいものとなる。また、粘着層とベー
ステープ間に突条を形成すると接着部分が拡大し、両者
の保持力が強固となる。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】この発明は、粘着性ののりを
塗布する塗布具に用いる両面粘着テープに関する。
塗布する塗布具に用いる両面粘着テープに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の塗布具は同心状に巻回さ
れるベーステープ（基材）の一面に粘着性のり層を設
け、そのテープを一端より排出しながら、例えばローラ
あるいは舌片状ヘッド部を介して紙面等に押し付け、上
記粘着性のり層を転写させて紙面上にのり層を形成させ
た後、こののり層により紙面上に付箋等を添付させるも
のである。そして、ベーステープ上に粘着層を設けるた
めに、ベーステープ（基材）上に転写膜（粘着層）を不
規則な凹凸面を細かく形成して設けてなるもの（実公平
８−４３２０号）あるいは、粘着剤層と被着体表面間の
空間に気泡が生じないように溝を設けるもの（実願平３
−６７０４３）等が提案されている。
れるベーステープ（基材）の一面に粘着性のり層を設
け、そのテープを一端より排出しながら、例えばローラ
あるいは舌片状ヘッド部を介して紙面等に押し付け、上
記粘着性のり層を転写させて紙面上にのり層を形成させ
た後、こののり層により紙面上に付箋等を添付させるも
のである。そして、ベーステープ上に粘着層を設けるた
めに、ベーステープ（基材）上に転写膜（粘着層）を不
規則な凹凸面を細かく形成して設けてなるもの（実公平
８−４３２０号）あるいは、粘着剤層と被着体表面間の
空間に気泡が生じないように溝を設けるもの（実願平３
−６７０４３）等が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものの粘着層を両面に形成する両面粘着テープとす
る場合、所定位置でその端縁を切断するには支持体をあ
らかじめ切れ目をいれて切断（プレカット）しておく
か、切断するカッター（図示せず）を用いるものである
が、粘着テープを同心状に巻取り巻回テープとすると、
重ね合わされるテープ表面の粘着層が、その上面に重ね
られる粘着テープの裏面に接着して（ブロッキング）そ
の剥離が困難となるものである。
来のものの粘着層を両面に形成する両面粘着テープとす
る場合、所定位置でその端縁を切断するには支持体をあ
らかじめ切れ目をいれて切断（プレカット）しておく
か、切断するカッター（図示せず）を用いるものである
が、粘着テープを同心状に巻取り巻回テープとすると、
重ね合わされるテープ表面の粘着層が、その上面に重ね
られる粘着テープの裏面に接着して（ブロッキング）そ
の剥離が困難となるものである。
【０００４】そこで、この発明は、上記従来のものの問
題点を改善するものであり、重ね合わされる粘着テープ
相互の分離を容易にするものである。
題点を改善するものであり、重ね合わされる粘着テープ
相互の分離を容易にするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのために、この発明
は、ベーステープとその上に形成される粘着層からなる
両面粘着テープであって、上記粘着層は、中間の支持体
を介して両面に粘着層を設け、かつベーステープ裏面に
巻回されるテープの巻取り方向とほぼ直角に間隔をおい
て設けられる突条を形成してなるものである。
は、ベーステープとその上に形成される粘着層からなる
両面粘着テープであって、上記粘着層は、中間の支持体
を介して両面に粘着層を設け、かつベーステープ裏面に
巻回されるテープの巻取り方向とほぼ直角に間隔をおい
て設けられる突条を形成してなるものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】この発明は、上記構成をもつもの
であるから、実施に当り、ベーステープとしてポリエチ
レンテレフタレート樹脂（ＰＥＴ）、グラシン紙等のフ
イルム状テープを用い、この表面に適宜剥離膜を介して
粘着性のある材料を塗布するものである。その時、ベー
ステープ裏面にその長手方向（巻取り方向）とほぼ直角
に一定間隔の突条を形成させてなる。このテープを、被
接着面である例えば、紙面上にローラ等により押圧接着
させると、粘着層のみが紙面上に移されたベーステープ
は巻取部（巻取リール）に巻き取られることとなる。こ
こで、ベーステープの一面又は両面に粘着層とベーステ
ープとの剥離を容易にするための剥離層を例えばシリコ
ーンにより形成することができ、また、粘着層の支持体
として、粘着層の中間に支持体として、切断しやすい芯
材、あるいは切断をカッターによりしなければならない
不織布により構成する。
であるから、実施に当り、ベーステープとしてポリエチ
レンテレフタレート樹脂（ＰＥＴ）、グラシン紙等のフ
イルム状テープを用い、この表面に適宜剥離膜を介して
粘着性のある材料を塗布するものである。その時、ベー
ステープ裏面にその長手方向（巻取り方向）とほぼ直角
に一定間隔の突条を形成させてなる。このテープを、被
接着面である例えば、紙面上にローラ等により押圧接着
させると、粘着層のみが紙面上に移されたベーステープ
は巻取部（巻取リール）に巻き取られることとなる。こ
こで、ベーステープの一面又は両面に粘着層とベーステ
ープとの剥離を容易にするための剥離層を例えばシリコ
ーンにより形成することができ、また、粘着層の支持体
として、粘着層の中間に支持体として、切断しやすい芯
材、あるいは切断をカッターによりしなければならない
不織布により構成する。
【０００７】粘着層（のり部分）の所定部分を紙面（被
接着面）上に接着した後、所定位置において切断する
と、裏面の粘着層が上記紙面上に貼着される。そして表
面の粘着層部分に所定の例えば付箋等を、従来と同様に
容易に貼付できることとなる。
接着面）上に接着した後、所定位置において切断する
と、裏面の粘着層が上記紙面上に貼着される。そして表
面の粘着層部分に所定の例えば付箋等を、従来と同様に
容易に貼付できることとなる。
【０００８】
【実施例】この発明を図に示す実施例により説明する。
（１）はのり容器であり、こののり容器（１）内に粘着
層（３）を塗布するベーステープ（５）よりなる粘着テ
ープ（１１）を収容する。この容器（１）の一部にロー
ラ（２）とこれを保持する保持部（１０）が突出できる
開口部（９）が設けられる。上記ローラ（２）に代え、
舌片状よりなる転写ヘッドを設けてもよい。開口部
（９）より突出する上記保持部（１０）のローラ（２）
を介して、のり容器（１）内に軸着収容される供給リー
ル（４）と巻取りリール（６）間にかけ渡される粘着テ
ープ（１１）がかけ渡される（図３）。ベーステープ
（５）には、裏面に適宜間隔をもつ巻取り方向にほぼ直
角な突条（８）があらかじめ設けられる。細長のベース
テープの場合は、突条（８）は巻取り方向（供給リール
に巻取る場合に長手方向）にほぼ直角に設けられること
が望ましいが、重ね合わされる粘着テープが剥離できる
ものであれば、どのようなものでもよい。このベーステ
ープ（５）上にシリコーンの薄層（剥離膜）を介して、
粘着剤等よりなる粘着層（３）が塗布される（図４）。
上記供給リール（４）と巻取りリール（６）は、従来の
周知構造と同様、それぞれ粘着層を転写した後の粘着テ
ープ（１１）が巻取りリール（６）に巻取られる構造を
もつ。
（１）はのり容器であり、こののり容器（１）内に粘着
層（３）を塗布するベーステープ（５）よりなる粘着テ
ープ（１１）を収容する。この容器（１）の一部にロー
ラ（２）とこれを保持する保持部（１０）が突出できる
開口部（９）が設けられる。上記ローラ（２）に代え、
舌片状よりなる転写ヘッドを設けてもよい。開口部
（９）より突出する上記保持部（１０）のローラ（２）
を介して、のり容器（１）内に軸着収容される供給リー
ル（４）と巻取りリール（６）間にかけ渡される粘着テ
ープ（１１）がかけ渡される（図３）。ベーステープ
（５）には、裏面に適宜間隔をもつ巻取り方向にほぼ直
角な突条（８）があらかじめ設けられる。細長のベース
テープの場合は、突条（８）は巻取り方向（供給リール
に巻取る場合に長手方向）にほぼ直角に設けられること
が望ましいが、重ね合わされる粘着テープが剥離できる
ものであれば、どのようなものでもよい。このベーステ
ープ（５）上にシリコーンの薄層（剥離膜）を介して、
粘着剤等よりなる粘着層（３）が塗布される（図４）。
上記供給リール（４）と巻取りリール（６）は、従来の
周知構造と同様、それぞれ粘着層を転写した後の粘着テ
ープ（１１）が巻取りリール（６）に巻取られる構造を
もつ。
【０００９】図示の実施例は巻回される粘着テープの一
部断面図であり、上記構成をもつから、のり容器（１）
内の供給リール（４）より巻取りリール（６）にかけ渡
して、ローラ（２）に当接した粘着テープ（１１）は粘
着層（３）を紙面（被接着面）に当接するように案内さ
れて、のり容器（１）の開口部（９）より突出し、上記
のように紙面に粘着層（３）を転写して、ベーステープ
（５）のみが、巻取りリール（６）に巻取られる。紙面
の所定位置において粘着テープ（１１）を切断すると、
粘着層（３）はベーステープ（５）より離れて貼付でき
ることとなる。
部断面図であり、上記構成をもつから、のり容器（１）
内の供給リール（４）より巻取りリール（６）にかけ渡
して、ローラ（２）に当接した粘着テープ（１１）は粘
着層（３）を紙面（被接着面）に当接するように案内さ
れて、のり容器（１）の開口部（９）より突出し、上記
のように紙面に粘着層（３）を転写して、ベーステープ
（５）のみが、巻取りリール（６）に巻取られる。紙面
の所定位置において粘着テープ（１１）を切断すると、
粘着層（３）はベーステープ（５）より離れて貼付でき
ることとなる。
【００１０】この実施例は上記のとおり構成されるか
ら、粘着テープを同心状に巻回して重ね合わせた時に、
テープ相互に接着する、いわゆるブロッキングを防止で
きる。なお、上記粘着層とベーステープの接合面に突条
を形成することにより、両者の接着面積を増大させ保持
力を強固とすることができる。
ら、粘着テープを同心状に巻回して重ね合わせた時に、
テープ相互に接着する、いわゆるブロッキングを防止で
きる。なお、上記粘着層とベーステープの接合面に突条
を形成することにより、両者の接着面積を増大させ保持
力を強固とすることができる。
【００１１】
【発明の効果】以上のとおり、この発明はベーステープ
裏面に突条を形成してなるから、同心状に巻回しても粘
着テープ相互に接着することなく剥離が容易となる顕著
な効果をもつものである。
裏面に突条を形成してなるから、同心状に巻回しても粘
着テープ相互に接着することなく剥離が容易となる顕著
な効果をもつものである。
【図１】この発明ののり用テープを収容するのり容器の
斜視図である。
斜視図である。
【図２】この発明ののり用テープの巻回状態を示す斜視
図である。
図である。
【図３】この発明ののり用テープを供給リールと巻取り
リール間に装着する状態を示す斜視図である。
リール間に装着する状態を示す斜視図である。
【図４】この発明の実施例の巻回した両面粘着テープの
縦断側面図である。
縦断側面図である。
【図５】図４の両面粘着テ−プの積層状態を示す要部拡
大斜視図である。
大斜視図である。
１ のり容器 ２ ローラ ３ 粘着層 ４ 供給リール ５，５′ ベーステープ ６ 巻取りリール ７ 剥離膜 ８ 突条 ９ 開口部 １０ 保持部 １１ 粘着テープ １２ 支持体
Claims (1)
- 【請求項１】 ベーステープとその上にフイルム状に設
けられる粘着層とよりなり、上記粘着層は、中間の支持
体を介して両面に粘着層を設け、かつ、ベーステープ裏
面にテープの巻取り方向とほぼ直角に間隔をおいて設け
られる突条を形成してなる両面粘着テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27769299A JP2001098235A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 両面粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27769299A JP2001098235A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 両面粘着テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001098235A true JP2001098235A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=17586984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27769299A Pending JP2001098235A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 両面粘着テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001098235A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5245763U (ja) * | 1975-09-27 | 1977-03-31 |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP27769299A patent/JP2001098235A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5245763U (ja) * | 1975-09-27 | 1977-03-31 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060908 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100601 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101026 |