JP2001097264A - 自動二輪車の着座シート - Google Patents

自動二輪車の着座シート

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JP2001097264A
JP2001097264A JP28075299A JP28075299A JP2001097264A JP 2001097264 A JP2001097264 A JP 2001097264A JP 28075299 A JP28075299 A JP 28075299A JP 28075299 A JP28075299 A JP 28075299A JP 2001097264 A JP2001097264 A JP 2001097264A
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seat
motorcycle
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Takayo Yamamoto
隆世 山本
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自動二輪車の車重軽減および製造コスト低減を
図るとともに、着座シート後方に設けられるバックレス
トの実用性を向上させ、かつ開閉操作性の向上、外観性
劣化の防止、収納スペースへのアクセス性向上を実現可
能な自動二輪車の着座シートを提供する。 【解決手段】着座シート11を前半シート(15)と後
半シート(16)とに分割し、その分割部に設けた車幅
方向に沿う中間ヒンジ軸23を軸に前半シートと後半シ
ートを折曲自在にするとともに、前半シートの前端付近
を車幅方向に沿う前部ヒンジ軸24を軸に車体に対して
回動自在に軸支し、後半シートの後端付近を車体に対し
前後方向にスライド自在に支持した。また、前半シート
を上方に回動する方向に付勢するとともに前半シートの
急激な上下回動を減衰するダンパー装置30を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納スペースの開
口部の上に開閉可能に設けられた自動二輪車の着座シー
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すようなスクーター型の自動二
輪車では、その車体後半部の内部に上方に開口する収納
スペース100が設けられ、この収納スペース100の
開口部の上に着座シート101が開閉可能に設置されて
いる。一般に、着座シート101は、その前端付近が車
幅方向に沿うヒンジ軸102を軸に車体に対して回動自
在に軸支され、その後端を跳ね上げるようにして101
aの位置まで開放可能とされる。
【0003】また、図中の着座シート101のように、
前半部がライダーシート103、後半部がピリオンシー
ト(同乗者用シート)104とされて全長が長く、その
開閉に力を要するものには、着座シート101の開閉力
を補助するためにダンパー装置105が設けられる。
【0004】さらに、このような2人乗り用のスクータ
ー型自動二輪車では、ピリオンシート104の直後にバ
ックレスト(背もたれ)106が設置される場合があ
る。このバックレスト106は、バックレストフレーム
107の前面にクッション108が設けられたものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにライダーシート103とピリオンシート104を
備えた着座シート101は全長が長く、この長くて重い
着座シート101を、その前端付近に設けられたヒンジ
軸102を支点に一体に回動させる構造であったため、
着座シート101自体や、ヒンジ軸102を含むヒンジ
装置、さらにヒンジ装置を支持する車体フレーム等に掛
かる負担が大きく、その耐久性を確保するためには各部
の構造を強化しなければならなかった。しかも、重い着
座シート101を確実に開放および動作緩衝するために
ダンパー装置105を大型化する必要があり、これらに
よって自動二輪車の車重が増大するとともに、車体の製
造コストが嵩むといった問題点があった。
【0006】また、着座シート101を開く時に、着座
シート101の後端が描く回動軌跡101bがバックレ
スト106のクッション108に干渉する懸念があるた
め、着座シート101に対するバックレスト106の位
置を後退させざるを得ず、このためピリオンシート10
4に着座した同乗者の背中からクッション108が離れ
てしまい、実用的なバックレスト106とすることがで
きなかった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、自動二輪車の車重軽減および製造コ
スト低減を図るとともに、着座シート後方に設けられる
バックレストの実用性を向上させ、かつ開閉操作性の向
上、外観性劣化の防止、収納スペースへのアクセス性向
上を実現可能な自動二輪車の着座シートを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る自動二輪車の着座シートは、特許請求
の範囲の請求項1に記載したように、車体内部に設けら
れて上方に開口する収納スペースの開口部の上に開閉可
能に設けられる自動二輪車の着座シートにおいて、上記
着座シートを前半シートと後半シートとに分割し、その
分割部に設けた車幅方向に沿う中間ヒンジ軸を軸に上記
前半シートと後半シートを折曲自在にするとともに、上
記前半シートの前端付近を車幅方向に沿う前部ヒンジ軸
を軸に車体に対して回動自在に軸支し、上記後半シート
の後端付近を車体に対し前後方向にスライド自在に支持
したことを特徴とする。
【0009】上記構成とした場合、着座シートの開放時
には前半シートが前部ヒンジ軸を軸に上方へ回動し、後
半シートが前半シートに連動して前方にスライドし、側
面視で前半シートと後半シートが山形に折曲して収納ス
ペースが後方から開放される。
【0010】この構成によれば、従来一体構造で大型か
つ高重量であった着座シートが、前半シートと後半シー
トとの間で折曲可能に分割され、それぞれが軽く動作す
るので、着座シート自体や、ヒンジ装置、車体フレーム
等に掛かる負担が軽減される。よって、各部の構造を簡
素化し、自動二輪車の車重軽減および製造コスト低減を
図ることができる。しかも、着座シート(後半シート)
の後端が上方に跳ね上がらず、バックレストに干渉しな
いため、バックレストの位置を前進させて実用的にする
ことができる。
【0011】また、本発明に係る自動二輪車の着座シー
トは、特許請求の範囲の請求項2に記載したように、前
記前半シートを上方に回動する方向に付勢するとともに
前半シートの急激な上下回動を減衰するダンパー装置を
設けた。こうすれば、着座シートの開放時にはシートロ
ック機構の解除と同時に前半シートと後半シートの分割
部が上方に持ち上がり、着座シートが自動的に開放され
る。一方、閉塞時には前半シートと後半シートがその自
重により自然落下しなくなる。よって、着座シートの開
閉操作性を向上させることができる。
【0012】さらに、本発明に係る自動二輪車の着座シ
ートは、特許請求の範囲の請求項3に記載したように、
前記後半シートのスライド部分を、後半シートの後部下
面に設けた左右一対のスライドローラーと、このスライ
ドローラーを転動自在に保持する左右一対のスライドレ
ールとを用いて構成した。これにより後半シートのスラ
イドが非常にスムーズになるので、この点でも着座シー
トの開閉操作性を向上させることができる。
【0013】そして、本発明に係る自動二輪車の着座シ
ートは、特許請求の範囲の請求項4に記載したように、
前記前半シートをライダーシートとし、前記後半シート
をピリオンシートとした。こうした場合、ライダーシー
トとピリオンシートの間にある段差状の継目部分が、そ
のまま前半シートと後半シートの折曲部になるので、折
曲部が目立つこともなく、着座シート周りの外観性劣化
を防止することができる。
【0014】また、本発明に係る自動二輪車の着座シー
トは、特許請求の範囲の請求項5に記載したように、前
記収納スペースの前半部分をメンテナンスルーム、後半
部分を物品収納室とし、その境界部の位置を、閉塞され
た状態にある前記着座シートの前半シートと後半シート
の分割部付近の下方に定めるとともに、着座シートの全
開時における後半シートの後端位置を上記境界部付近に
来るように設定した。
【0015】こうした場合、着座シートが開放される
と、後半シートが前方にスライドして収納スペース後半
の物品収納室が完全に開放される。一方、収納スペース
前半のメンテナンスルームは、その上方で山形に立ち上
がる前半シートと後半シートとの間から手を入れること
ができる。したがって、収納スペースへのアクセス性を
良くすることができる。
【0016】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態について図
面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る着座
シートの一実施形態が適用されたスクーター型の自動二
輪車の左側面図である。
【0017】このスクーター型車両1は2人乗りであ
り、その車体2の前頭部には前輪3を支持するフロント
フォーク4がハンドルバー5と共に左右回動自在に軸支
され、車体2の後下部にはパワーユニット6が設置され
ている。パワーユニット6は、スクーター型車両用とし
て広く周知のもので、エンジン部7と動力伝達部8が一
体的に構成され、動力伝達部8の後部に後輪9が直接軸
支されたものである。なお、エンジン部7の上方には図
示しないキャブレターやエアクリーナー等の補機類が設
けられる。
【0018】パワーユニット6の上方には着座シート1
1設置され、この着座シート11とハンドルバー5との
間が下方に低く湾入して低床式のフットボード12が設
けられている。なお、フットボード12の車幅方向中央
部には前後に延びるセンターコンソール13が配設さ
れ、その内部空間が図示しない燃料タンクや物品収納等
のためのスペースに当てられている。さらに、着座シー
ト11の後方にバックレスト14が設けられている。
【0019】着座シート11は、ライダーが着座する前
半シートとしてのライダーシート15の後部に、後半シ
ートとしてのピリオンシート16が一段高く連なる形で
連続している。この着座シート11の下方の車体2内部
には、上方に開口する収納スペース18が設けられてお
り、この収納スペース18の開口部の上に着座シート1
1が開閉可能に設置される形となる。
【0020】収納スペース18は、その前半部分がエン
ジン部7や補機類回りのメンテナンスを行うためのメン
テナンスルーム19とされ、後半部分がヘルメット等を
収納可能な大容量の物品収納室20とされ、その境界部
21が、閉塞された状態にあるライダーシート15とピ
リオンシート16の分割部付近の下方に定められてい
る。
【0021】ライダーシート15とピリオンシート16
の分割部は、車幅方向に沿う中間ヒンジ軸23を軸にし
て折曲自在にされている。また、ライダーシート15
は、その前端付近が車幅方向に沿う前部ヒンジ軸24を
軸に車体2に対し回動自在に軸支されて上下方向に回動
自在にされている。一方、ピリオンシート16は、その
後端付近が車体2に対し前後方向にスライド自在に支持
されている。
【0022】ピリオンシート16のスライド部分は、図
2および図3に示すように構成されている。即ち、ピリ
オンシート16の後部下面に左右一対のローラーステー
26,26が固定され、その先端にスライドローラー2
7,27が回転自在に軸支されている。また、車体2側
には、略『コ』字形断面をしたスライドレール28,2
8が互いにその開口側を内側に向けて設置されている。
そして、左右のスライドレール28,28の内部に左右
のスライドローラー27,27が転動自在に保持される
ので、ピリオンシート16の後部は前後方向にのみスム
ーズにスライドでき、車幅方向や上下方向には移動でき
ない。
【0023】このため、前部ヒンジ軸24を軸にライダ
ーシート15を上方に回動させると、ピリオンシート1
6がライダーシート15に連動して前方にスライドし、
図1中に想像線15a,16aで示すように、側面視で
ライダーシート15とピリオンシート16が山形に折曲
して収納スペース18(物品収納室20)が後方から開
放される。
【0024】ここで、スライドレール28,28の前端
位置は、着座シート11の全開時におけるピリオンシー
ト16の後端位置が、メンテナンスルーム19と物品収
納室20の境界部21付近に来るように設定される。な
お、スライドレール28,28は図示しない車体フレー
ムに直接設けられるが、例えば物品収納室20の容器が
車体フレームに一体的であるような構造の場合には物品
収納室20の容器に設ける等してもよい。
【0025】また、ライダーシート15の一側面にはダ
ンパー装置30が設けられている。このダンパー装置3
0は伸縮式であり、その下端が車体2側に、上端がライ
ダーシート15側にそれぞれ連結され、内蔵されたスプ
リングおよびガスあるいはオイルの作用により、常にラ
イダーシート15を上方に回動させる方向に付勢すると
ともに、ライダーシート15の急激な上下回動の勢いを
減衰する。
【0026】さらに、ライダーシート15とピリオンシ
ート16の分割部(中間ヒンジ軸23)の下方付近には
シートロック機構31が設けられている。このシートロ
ック機構31は、閉じられた着座シート11(ライダー
シート15)をロックするものであり、メンテナンスル
ーム19や物品収納室20へのアクセス時には専用のキ
ーを用いてシートロック機構31のロックを解除し、ラ
イダーシート15を上方へ回動させて着座シート11を
開放する。
【0027】着座シート11は以上のように構成されて
いる。この着座シート11によれば、従来一体式で大型
かつ高重量であった着座シート11が、ライダーシート
15とピリオンシート16との間で折曲可能に分割さ
れ、各シート15,16がそれぞれ軽く開閉可能になる
ので、各シート15,16を始め、前部ヒンジ軸24を
含むヒンジ装置および車体フレーム等に掛かる負担が軽
減される。よって、これら各部の構造を簡素化し、自動
二輪車1の車重軽減および製造コスト低減を図ることが
できる。
【0028】しかも、着座シート11の開放時にはピリ
オンシート16の後端が上方に跳ね上がらずに前方にス
ライドするため、ピリオンシート16の後端がバックレ
スト14に干渉しない。このため、バックレスト14の
位置を前進させてピリオンシート16に近付け、ピリオ
ンシート16に着座した同乗者の背中を効果的に保持可
能にして実用的なバックレスト14にすることができ
る。
【0029】また、ダンパー装置30を設けたことか
ら、着座シート11の開放時にはシートロック機構31
のロックを解除すると同時にライダーシート15とピリ
オンシート16の分割部が上方に持ち上がり、着座シー
ト11が自動的に開放される。一方、閉塞時にはライダ
ーシート15とピリオンシート16がその自重により自
然落下しない。よって、着座シート11の開閉操作性を
向上させることができる。なお、ダンパー装置30の付
勢力は、開放状態にあるライダーシート15とピリオン
シート16の分割部を軽く下方に押圧すれば閉じられる
ような力に設定される。
【0030】さらに、この着座シート11では、ピリオ
ンシート16のスライド部分にスライドローラー27,
27とスライドレール28,28を用いたので、ピリオ
ンシート16のスライドを非常にスムーズにすることが
でき、この点でも着座シート11の開閉操作性が良い。
【0031】また、着座シート11の折曲部(中間ヒン
ジ軸23)が、ライダーシート15とピリオンシート1
6の間の継目部分に位置するため、折曲部が目立つこと
もなく、着座シート11周りの外観性劣化がない。
【0032】その上、閉塞された状態にある着座シート
11の折曲部の位置が、メンテナンスルーム19と物品
収納室20間の境界部21の位置にほぼ合致し、かつ着
座シート11の全開時におけるピリオンシート16の後
端位置が境界部21付近に来るように設定されているた
め、着座シート11が開放されると、ピリオンシート1
6が前方にスライドして物品収納室20が完全に開放さ
れる一方、メンテナンスルーム19は、その上方で山形
に立ち上がるライダーシート15とピリオンシート16
の間から手を入れることができる。したがって、メンテ
ナンスルーム19と物品収納室20へのアクセス性が共
に良好である。
【0033】なお、この着座シート11の構造は、スク
ーター型の自動二輪車に限らず、他の自動二輪車にも適
用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る自動二輪車
の着座シートによれば、自動二輪車の車重軽減および製
造コスト低減を図るとともに、着座シートの後方に設け
られるバックレストの実用性を向上させ、かつ開閉操作
性の向上、外観性劣化の防止、収納スペースへのアクセ
ス性向上を実現することができる。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明に係る着座シートの一実施形態が適用さ
れたスクーター型自動二輪車の左側面図。
【0037】
【図2】図1のII部を拡大した縦断面図。
【0038】
【図3】図2のIII−III線に沿う縦断面図。
【0039】
【図4】従来の技術を示すスクーター型の自動二輪車の
左側面図。
【0040】
【符号の説明】
1 自動二輪車 2 車体 6 パワーユニット 11 着座シート 14 バックレスト 15 前半シートとしてのライダーシート 16 後半シートとしてのピリオンシート 18 収納スペース 19 メンテナンスルーム 20 物品収納室 21 境界部 23 中間ヒンジ軸 24 前部ヒンジ軸 27 スライドローラー 28 スライドレール 30 ダンパー装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月7日(1999.10.
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】パワーユニット6の上方には着座シート1
1が設置され、この着座シート11とハンドルバー5と
の間が下方に低く湾入して低床式のフットボード12が
設けられている。なお、フットボード12の車幅方向中
央部には前後に延びるセンターコンソール13が配設さ
れ、その内部空間が図示しない燃料タンクや物品収納等
のためのスペースに当てられている。さらに、着座シー
ト11の後方にバックレスト14が設けられている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】また、ライダーシート15の一側面にはダ
ンパー装置30が設けられている。このダンパー装置3
0は伸縮式であり、その下端が車体2側に、上端がライ
ダーシート15側にそれぞれ連結され、内蔵されたスプ
リングおよびガスあるいはオイルの作用により、常にラ
イダーシート15を上方に回動させる方向に付勢すると
ともに、ライダーシート15の急激な上下回動の勢いを
減衰する。なお、ダンパー装置30は伸縮式のものに限
定されず、例えばロータリー(回転)式のようなもので
あっても良い。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体内部に設けられて上方に開口する収
    納スペースの開口部の上に開閉可能に設けられる自動二
    輪車の着座シートにおいて、上記着座シート11を前半
    シートと後半シートとに分割し、その分割部に設けた車
    幅方向に沿う中間ヒンジ軸23を軸に上記前半シートと
    後半シートを折曲自在にするとともに、上記前半シート
    の前端付近を車幅方向に沿う前部ヒンジ軸24を軸に車
    体に対して回動自在に軸支し、上記後半シートの後端付
    近を車体に対し前後方向にスライド自在に支持したこと
    を特徴とする自動二輪車の着座シート。
  2. 【請求項2】 前記前半シートを上方に回動する方向に
    付勢するとともに前半シートの急激な上下回動を減衰す
    るダンパー装置30を設けた請求項1に記載の自動二輪
    車の着座シート。
  3. 【請求項3】 前記後半シートのスライド部分を、後半
    シートの後部下面に設けた左右一対のスライドローラー
    27,27と、このスライドローラー27,27を転動
    自在に保持する左右一対のスライドレール28,28と
    を用いて構成した請求項1に記載の自動二輪車の着座シ
    ート。
  4. 【請求項4】 前記前半シートをライダーシート15と
    し、前記後半シートをピリオンシート16とした請求項
    1に記載の自動二輪車の着座シート。
  5. 【請求項5】 前記収納スペース18の前半部分をメン
    テナンスルーム19、後半部分を物品収納室20とし、
    その境界部21の位置を、閉塞された状態にある前記着
    座シート11の前半シートと後半シートの分割部付近の
    下方に定めるとともに、着座シート11の全開時におけ
    る後半シートの後端位置を上記境界部21付近に来るよ
    うに設定した請求項1に記載の自動二輪車の着座シー
    ト。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006347384A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車
JP2008201317A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Honda Motor Co Ltd スクータ型車両

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