JP2001097048A - 電気自動車の車体構造 - Google Patents

電気自動車の車体構造

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JP2001097048A
JP2001097048A JP27519899A JP27519899A JP2001097048A JP 2001097048 A JP2001097048 A JP 2001097048A JP 27519899 A JP27519899 A JP 27519899A JP 27519899 A JP27519899 A JP 27519899A JP 2001097048 A JP2001097048 A JP 2001097048A
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chassis frame
floor
body structure
vehicle
electric vehicle
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Yutaka Yokoyama
裕 横山
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Fuji Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な有効車室内空間が確保されると共に、
操縦安定性に優れた電気自動車の車体構造を提供する。 【解決手段】シャシフレーム10上に車体が搭載された
キャブオーバータイプの電気自動車の車体構造におい
て、前輪18と後輪19との間においてシャシフレーム
10にバッテリボックス32を吊り下げ搭載し、車室2
0のフロア21のリヤフロア23下方に走行用モータ4
1及び伝達機構42とを有するパワーユニット40を配
置すると共に、リヤフロア23とパワーユニット40と
の間に電気ユニット43を搭載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車の車体
構造に関し、特にシャシフレームを有するキャブオーバ
タイプの電気自動車の車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、シャシフレームを備えたキャブ
オーバータイプの電気自動車は、図5に概要側面図、図
6に平面図を示すように、シャシフレーム101に搭載
された車体の車室102に形成されるフロア103は、
低床のセンタフロア104と、該センタフロア104の
後方に段差部を介して連続する高床のリヤフロア105
とを有し、センタフロア104上に複数のバッテリ10
7が搭載されると共に、リヤフロア105の下方に走行
用モータ108が配置され、リヤフロア105上にコン
トローラを含む電気ユニット109等の補機類が配設さ
れ、かつエアコン用コンプレッサ110がフロントフロ
ア106の床下に配設されている。
【0003】しかし、複数のバッテリ107が車室10
2内に配設されることから、重量物である多くのバッテ
リ107を1個ずつ作業空間が制限された車室102内
に搬入し、車室102内で各バッテリ107間を配線す
るバッテリ搭載作業は極めて厄介である。これはバッテ
リ交換時も同様である。
【0004】また、センタフロア104上にバッテリ1
07を搭載し、かつリヤフロア105上に電気ユニット
109等を搭載することから車室102内の有効空間が
制限される。
【0005】この対策として、特開平7−156826
号公報に開示されるように、予め複数のバッテリ及び電
子機器類を一体化したバッテリモジュール体を、電気自
動車のフロアに下方から取り付けることによってバッテ
リ搭載作業の簡素化を図る電気自動車の車体構造が提案
されている。
【0006】また、特開平10−109548号公報に
開示されるように、複数のバッテリを前方側バッテリ群
と後方側バッテリ群に分割し、前方側バッテリ群をリヤ
アクスルの前方に、後方側バッテリ群をリヤアクスルの
後方において各々フロアの下方に取り付ける電気自動車
のバッテリ取付構造が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平7−156
826号公報及び特開平10−109548号公報によ
ると、複数のバッテリ等をフロア下面に下方から取り付
けることによって、重量物であるバッテリを車室内に搬
入及び車室内でのバッテリ配線等の厄介な作業が不要に
なりバッテリ搭載作業の効率化が得られる。
【0008】しかし、バッテリモジュール体或いは分割
された前方側バッテリ群及び後方側バッテリ群をフロア
下面に収容することから、広範囲に亘ってフロアが車室
内に突出して有効車室内空間が制限されて居住性の低下
が懸念される。また、フロアを荷台として活用する場合
には、荷台が高く形成されて荷役性の低下が懸念され
る。
【0009】特に、特開平10−109548号公報に
あっては、リヤアクスルの前方及び後方に分割して前方
側バッテリ群及び後方側バッテリ群を搭載することか
ら、後輪に大きなバッテリ荷重が作用する。その結果、
重量配分上好ましくなく操縦安定性に影響を及ぼすこと
が懸念される。
【0010】また、トラック用荷台を備えた電気自動車
に変更する場合にも、荷台がガソリンエンジン搭載車の
荷台と比較して高くなり、荷物の積み降ろし作業性に影
響を及ぼすことが懸念される。
【0011】更に、特開平7−156826号公報及び
特開平10−109548号公報に開示された電気自動
車は、車室の前方に走行用モータを搭載するボンネット
を有するフロントドライブ方式であって、ボンネットを
有しないキャブオーバータイプに転用することは、基本
的な車体構造から変更する必要があり、極めて困難であ
る。
【0012】ここで、本発明者は、一般にシャシフレー
ムを備えたリヤエンジン・リヤドライブ(R・R)方式
によるキャブオーバータイプの車両にあっては、シャシ
フレームが極めて優れた剛性強度を有することに着目
し、かかる点に鑑みなされた本発明の第1の目的は、操
縦安定性に優れたシャシフレームを有するキャブオーバ
ータイプの電気自動車の車体構造を提供することにあ
る。
【0013】また、本発明の第2の目的は、シャシフレ
ームを備えたキャブオーバータイプであって、十分な有
効車室内空間が確保されると共に、フロアを荷台として
使用する際はその荷役性に優れた電気自動車の車体構造
を提供することにある。
【0014】更に、本発明の第3の目的は、シャシフレ
ームを備えたキャブオーバタイプのトラックにおいて、
トラック荷台の高さが抑制されて荷役性に優れた電気自
動車の車体構造を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
る請求項1に記載の電気自動車の車体構造の発明は、シ
ャシフレーム上に車体が搭載されたキャブオーバータイ
プの電気自動車の車体構造において、前輪と後輪との間
において上記シャシフレームにバッテリボックスを吊り
下げ搭載したことを特徴とする。
【0016】請求項1の発明によると、バッテリを収納
した大重量のバッテリボックスが前輪と後輪との間でシ
ャシフレームに吊り下げ搭載されることから、低重心
で、しかも前輪と後輪との間に重心位置が設定された旋
回性及び走行性に優れた走行安定性が確保できる。
【0017】また、バッテリボックスが、車体と別個に
形成され剛性強度に優れたシャシフレームによって支持
されることから、バッテリボックスの荷重に起因する車
体への影響がモノコック式の車体で実施するよりも小さ
いため車体への剛性向上の要求も小さく済むため車体の
設計の自由度が確保される。
【0018】上記第2の目的を達成する請求項2に記載
の電気自動車の車体構造の発明は、シャシフレーム上に
車体が搭載されたキャブオーバータイプの電気自動車の
車体構造において、上記シャシフレームと、前輪と後輪
との間において上記シャシフレームに吊り下げ搭載され
たバッテリボックスと、上記シャシフレームの上方でか
つ前輪と後輪との間に配設された低床のセンタフロア及
び該センタフロアの後端に段差部を介して連続形成され
た高床のリヤフロアとを有するフロアと、上記リヤフロ
アの下方に配置され、走行用モータ及び該走行用モータ
の出力を後輪に伝達する伝達機構とを有するパワーユニ
ットと、上記リヤフロアとパワーユニットとの間に配置
された電気ユニットとを備えたことを特徴とする。
【0019】請求項2の発明によると、上記請求項1の
効果に加え、バッテリボックスを前輪と後輪との間にお
いて、シャシフレームに吊り下げるように搭載し、かつ
走行用モータ及び伝達機構等によって構成されるパワー
ユニットが比較的小型で占有スペースが小さいことか
ら、リヤフロアとパワーユニットとの間に電気ユニット
を配置してもリヤフロアの高さを、例えばガソリンエン
ジン搭載車のリヤフロア並に低く設定することができ、
有効車室内空間が十分に確保され居住性が向上が得られ
る。
【0020】バッテリボックス、走行用モータ、電気ユ
ニット等の電気自動車としての主な基本的な機構がシャ
シフレームに搭載されることから、シャシフレームに搭
載される車体の基本構成を一般のガソリンエンジン搭載
車と略同一構成に設定することができ、ガソリン搭載車
と同じ製造ラインを利用する混流生産が可能になる等生
産効率の向上がもたらされ、更に、バッテリボックス、
走行用モータ、電気ユニット等が車体下面後部に集中し
て配設されることから、電力ケーブルの引き回し作業が
円滑化され、かつ電力損失が抑制される。
【0021】請求項3に記載の発明は、請求項2の電気
自動車の車体構造において、振動発生源となる機器を、
上記リヤフロアの下方に配置したことを特徴とする。請
求項3の発明によると、走行用モータ、伝達機構、及び
振動発生源となる機器、例えば真空倍力ブレーキ用のバ
キュームポンプ、エアコン用コンプレッサ等が車室外、
即ちリヤフロアの下方に配置され車室内の騒音が抑制さ
れて静粛性がもたらされる。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項3の電気
自動車の車体構造において、上記振動発生源となる機器
は、シャシフレームに取付支持されたことを特徴とす
る。
【0023】請求項4の発明によると、振動発生源とな
る機器、例えば真空倍力ブレーキ用のバキュームポン
プ、エアコン用コンプレッサ等がシャシフレームに取付
支持され、重量が大きいバッテリボックスが質量として
作用することから振動が減衰されて更に騒音が抑制さ
れ、静粛性がより向上する。
【0024】上記第3の目的を達成する請求項5に記載
の電気自動車の車体構造の発明は、シャシフレーム上に
車室及びトラック用荷台が搭載されたキャブオーバータ
イプの電気自動車の車体構造において、上記シャシフレ
ームと、前輪と後輪との間において上記シャシフレーム
に吊り下げ搭載されたバッテリボックスと、上記シャシ
フレームの前部上に搭載された車室と、該車室の後方で
上記シャシフレームに搭載されたトラック用荷台と、該
トラック用荷台の下方に配置され、走行用モータ及び該
走行用モータの出力を後輪に伝達する伝達機構とを有す
るパワーユニットと、上記トラック用荷台とパワーユニ
ットとの間に配置された電気ユニットとを備えたことを
特徴とする。
【0025】請求項5の発明によると、請求項1の発明
に加え、パワーユニットとトラック荷台との間に電気ユ
ニットを配設した場合であっても、地上からの荷台まで
の高さを低く設定でき、例えば荷台の下方にガソリンエ
ンジンを搭載した荷台並の高さに設定可能であり、荷台
への荷物の積み降ろし作業性が確保される。
【0026】請求項6に記載の発明は、請求項5の電気
自動車の車体構造において、振動発生源となる機器をト
ラック荷台の下方でシャシフレームに取付支持したこと
を特徴とする。
【0027】請求項6の発明によると、走行用駆動モー
タ、伝達機構、及び振動発生源となる機器、例えば真空
倍力ブレーキ用のバキュームポンプ、エアコン用コンプ
レッサが車室から離れた荷台下方でシャシフレームに取
付支持されることから、室内の静粛性がもたらされる。
【0028】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
電気自動車の車体構造において、上記バッテリボックス
は、シャシフレームの前後方向に延在する左右のサイド
メンバ間に架設された複数のサブクロスメンバに吊り下
げ搭載されたことを特徴とする。
【0029】請求項7の発明によると、左右のサイドメ
ンバ間に架設され複数のサブクロスメンバにバッテリボ
ックスが吊り下げ搭載されることから、バッテリボック
スの荷重が各サブクロスメンバから左右のサブフレーム
に分散伝達され、シャシフレーム全体で重量物であるバ
ッテリボックスを安定的に支持することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電気自動車の
車体構造における実施の形態を図1乃至図4によって説
明する。
【0031】(第1実施の形態)ワゴンタイプ、即ちワ
ンボックスタイプの電気自動車を例に本発明の第1実施
の形態について図1乃至図3によって説明する。
【0032】図1は電気自動車の概要を示す側面図、図
2は同じく概要を示す平面図、図3は図1のI−I線断
面図である。この電気自動車1は、シャシフレーム10
の上方に車体が搭載されたキャブオーバータイプであ
り、図中矢印Fは車体前方方向を示している。
【0033】シャシフレーム10は、車室20のフロア
21の下面両側に沿って各々前後方向に延在する左右の
サイドメンバ11を有し、サイドメンバ11は後述する
パワーユニット40等が下方に配設される後部が、フロ
ア21の下面に沿うように湾曲して高く設定され、かつ
両サイドメンバ11間には複数のクロスメンバ12が架
設されたラダーフレームであり、フロントシート25の
下方及び後部に各々フロントサスペンション及びリヤサ
スペンション(図示せず)を介して前輪18及び後輪1
9が支持されている。
【0034】更に、前輪18と後輪19との間におい
て、上記左右のサイドメンバ11の下面間に複数、本実
施の形態では3本のサブクロスメンバ15が略等間隔で
平行に架設され、これらサブクロスメンバ15に下方か
ら複数のバッテリ31を収容するバッテリボックス32
がボルト等によって吊り下げられて搭載される。
【0035】一方、シャシフレーム10上に搭載される
車室20のフロア21は、前輪18と後輪19の間に略
対応して形成された低床のセンタフロア22と、このセ
ンタフロア22の後方に段差部を介して連続する高床の
リヤフロア23と、センタフロア22の前方に連続形成
されるフロントフロア24とを有し、該フロントフロア
24上にフロントシート25が配設される。
【0036】センタフロア22上の後部範囲に、リヤフ
ロア23と略面一に連続可能なフロアデッキ26が配設
されている。フロアデッキ26は、剛性を有する略矩形
の平板状であって、前端26aが下方に湾曲して延在す
るステー27をによってセンタフロア22の前後方向中
央部にヒンジ27aを介して支持されると共に、後端2
6bがリヤフロア23の前端部に形成された段状のデッ
キ係止部23bに載置支持される。このフロアデッキ2
6上にリヤシート29が配設され、かつセンタフロア2
2とフロアデッキ26との間にスペアタイヤ30が格納
される。
【0037】リヤフロア23の下方には、図3に示すよ
うに両後輪19間に配設された走行用モータ41及び該
走行用モータ41の出力を後輪19に伝達する伝達機構
42等備えたパワーユニット40が配置され、リヤフロ
ア23とパワーユニット40との間には、リヤフロア2
3の下面にパワーコントローラを含む制御要素が収納さ
れたボックス形状の電気ユニット43が配設されてい
る。
【0038】走行用モータ41及び伝達機構42等は、
一般にガソリンエンジン等の走行駆動装置に比較して小
型に形成されて、パワーユニット40の必要占有スペー
スが小さく設定されると共に、電気ユニット43の高さ
aが比較的小さく設定されることと相俟って、パワーユ
ニット40とリヤフロア23との間に電気ユニット43
を配設した場合であっても、地上からリヤフロア23ま
での高さはHは、一般のガソリンエンジン搭載車におけ
るリヤフロアの高さ並に低く設定することができる。
【0039】また、電気ユニット43は、リヤバンパ3
4の上端より下方に配置することによって、電気ユニッ
ト43をリヤバンパ34によって保護することが望し
い。
【0040】更に、リヤフロア23の下方において、真
空倍力ブレーキ用のバキュームポンプ45、エアコン用
コンプレッサ46等の作動に伴って振動や騒音を発生す
るおそれのある機器、即ち振動発生源となる機器がシャ
シフレーム10、例えばサイドフレーム11に取付支持
されている。
【0041】また、騒音や振動等の発生するおそれのな
い、或いはその発生が極めて少ない真空倍力ブレーキ用
のバキュームタンク47や走行風による冷却が要求され
るエアコン用コンデンサ及びラジエータ48等がフロン
トフロア24の下方において、サイドフレーム11やク
ロスメンバ12に取付支持されている。
【0042】このように形成された本実施の形態による
と、バッテリボックス32を前輪18と後輪19との間
において、シャシフレーム10に吊り下げるように搭載
し、かつリヤフロア23を一般のガソリンエンジン搭載
車におけるリヤフロアの高さ並に低く設定することがで
き、有効車室内空間が十分に確保されて居住性が向上す
る。換言すると、例えば一般のガソリンエンジン搭載車
と同様の有効車室内空間が確保されて居住性の向上が得
られる。
【0043】更に、複数のバッテリ31を収納した大重
量のバッテリボックス32が前輪18と後輪19との間
でシャシフレーム10に吊り下げ配設されることから、
バッテリボックス32を車体下方から取り付けることが
可能になりバッテリボックス32の搭載作業の効率化が
得られることは勿論、バッテリボックス32の搭載位置
が比較的低く設定された低重心で、しかも前輪18と後
輪19との間に重心位置が設定されてることから旋回性
及び走行性に優れた走行安定性が確保できる。
【0044】また、左右のサイドメンバ11に架設さた
複数のサブクロスメンバ15にバッテリボックス32が
搭載されて、バッテリボックス32の荷重が各サブクロ
スメンバから左右のサブフレーム11に分散伝達され、
バッテリボックス32はシャシフレーム10全体で安定
的に支持される。
【0045】一方、走行用モータ41、伝達機構42、
真空倍力ブレーキ用のバキュームポンプ45、エアコン
用コンプレッサ46等の振動発生源となる機器が、運転
席となるフロントシート25から離れた車室20の外、
即ちリヤフロア24の下方に取付支持され、かつバキュ
ームポンプ45、エアコン用コンプレッサ46等の機器
が、重量が大きいバッテリボックス32から離れてシャ
シフレーム10に取り付けられることから、バッテリボ
ックス32が質量として作用して振動が減衰されて車室
20内の静粛性がもたらされる。
【0046】バッテリボックス32、走行用駆動モータ
41、電気ユニット43、バキュームポンプ45、エア
コン用コンプレッサ46、バキュームタンク47、エア
コン用コンデンサ及びラジエータ48等の電気自動車と
しての主な基本的な機器がシャシフレーム10に搭載さ
れることから、シャシフレーム10に搭載される車室2
0を含む車体の基本構成を、一般のガソリンエンジン搭
載車の車体構造と略同一構成に設定することができ、ガ
ソリン搭載車と同じ製造ラインを利用する、いわゆる混
流生産が可能になる等生産効率の向上がもたらされる。
【0047】また、バッテリボックス32、走行用モー
タ41、電気ユニット43、バキュームポンプ45、エ
アコン用コンプレッサ46等が車体下面後部に比較的集
中して配設されることから、電力ケーブルの引き回し作
業の円滑化がなされ、かつ短縮化されて製造時や衝撃荷
重を受けた際の安全性が高まると共に、電力損失が抑制
される。
【0048】更に、電気ユニット43、バキュームポン
プ45、エアコン用コンプレッサ46、バキュームタン
ク47、エアコン用コンデンサやラジエータ48等の機
器がシャシフレーム10の前部範囲に配設されないこと
から、これらの取付による車体前部の剛性の増大が回避
されて、車体前方から衝撃荷重が作用した際のクラッシ
ュストロークが確保され、車両の安全性が確保される。
【0049】また、リヤフロア23が、一般のガソリン
エンジン搭載車のリヤフロア並の高さに設定されること
から、リヤゲート35からの荷物の積み降ろしが容易で
かつ、センタフロア22の低床化に伴って乗降性に優れ
る。更に、フロアデッキ26を取り外し、かつリヤシー
ト29をリヤフロア23に配設することによって、セン
タフロア22上に大きな車室内空間を確保して利便性の
向上を図ることができ、更にスペアタイヤ30をリヤゲ
ート35等に配置することによって、更に有効車室内空
間の増大を図ることができる。また、有効車室内空間が
十分確保されることから、3列シート等に容易に展開す
ることができる。
【0050】(第2実施の形態)次に、トラックタイプ
の電気自動車を例に、本発明の第2実施の形態について
図4によって説明する。
【0051】図4は電気自動車の概要を示す側面図であ
り、上記図1乃至図3と対応する部分に同一符号を付す
ることで、該部の詳細な説明を省略し、異なる部分を主
に説明する。
【0052】シャシフレーム10は、上記第1実施の形
態と同様に、前後方向に延在して後部が湾曲して高く設
定された左右のサイドメンバ11を有し、両サイドメン
バ11間には複数のクロスメンバが架設されたラダーフ
レームであり、フロントサスペンション及びリヤサスペ
ンションを介して前輪18及び後輪19が支持されてい
る。このシャシフレーム10及びフロントサスペンショ
ン、リヤサスペンション、前輪18、後輪19等は上記
第1実施の形態と共用、或いは一部変更することによっ
て共用できる。
【0053】更に、前輪18と後輪19との間におい
て、上記左右のサイドメンバ11の下面間に架設された
サブクロスメンバ15にバッテリボックス32が吊り下
げられるように搭載される。
【0054】一方、シャシフレーム10上に搭載される
車体、即ち車室51がシャシフレーム10の前部上に搭
載され、車室51の後方にトラック用荷台53が搭載さ
れている。この荷台53は前端が車室51の後面に連結
され、後部がシャシフレーム10の後部上方に支持され
ている。更に、車室51の後方にいおて、シャシフレー
ム10と荷台53のフロア54との間にスペアタイヤ3
0が格納されている。
【0055】荷台53のフロア54の後部下方には、左
右の後輪19間に配設された走行用モータ41及び伝達
機構42等を備えたパワーユニット40が配置され、荷
台53のフロア54とパワーユニット40との間には、
電気ユニット43が配設されている。
【0056】前述したように走行用モータ41及び伝達
機構42等は、一般にガソリンエンジン等の走行駆動装
置に比較して小型に形成され、かつ電気ユニット43の
高さが比較的小さく設定されることから、パワーユニッ
ト40とフロア54との間に電気ユニット43を配設し
た場合であっても、地上からの荷台53のフロア54ま
での高さはHは、例えば一般のガソリンエンジン搭載車
における荷台のフロアの高さ並に低く設定することがで
きる。その結果荷台53への荷物の積み降ろしの作業性
に優れる。
【0057】更に、荷台53のフロア54の下方におい
て、バキュームポンプ45、エアコン用コンプレッサ4
6等の作動に伴って振動や騒音を発生する振動発生源と
なる機器が、シャシフレーム10に取付支持される一
方、騒音や振動等の発生するおそれのない、或いはその
発生が極めて少ないバキュームタンク47や走行風によ
る冷却が要求されるエアコン用コンデンサ及びラジエー
タ48等が車室51のフロア52の下方において、シャ
シーフレーム10に取付支持されている。
【0058】従って、上記第1実施の形態と同様に、バ
ッテリボックス32を車体下方から取り付けることが可
能になり、バッテリボックス32の搭載作業の効率化が
得られることは勿論、低重心で、しかも前輪18と後輪
19との間に重心位置が設定されて走行安定性が確保で
きる。また、バッテリボックス32の荷重がシャシフレ
ーム10全体に分散伝達されて安定的に支持される。
【0059】一方、走行用モータ41、伝達機構42、
バキュームポンプ45、エアコン用コンプレッサ46等
の振動や騒音を発生するおそれのある機器が、車室51
から離れて配設され、車室51内の騒音が抑制されて静
粛性がもたらされる。
【0060】また、バッテリボックス32、走行用モー
タ41、電気ユニット43、バキュームポンプ45、エ
アコン用コンプレッサ46、バキュームタンク47、エ
アコン用コンデンサやラジエータ48等の電気自動車と
しての主な基本的な機構がシャシフレーム10に搭載さ
れることから、シャシフレーム10に搭載される車室5
1及び荷台53等の車体の基本構成を、一般のガソリン
エンジン搭載車と略同一構成に設定することができ、ガ
ソリン搭載車と同じ製造ラインを利用する混流生産が可
能になる等生産効率の向上がもたらされる。
【0061】本発明は上記実施の形態に限定されること
なく、例えばバッテリボックス32を支持するサブクロ
スメンバ15の数を適宜増減し、またバキュームポンプ
45やエアコン用コンプレッサ46の取付位置を変更
し、或いはエアコンが不要な場合にはエアコン用コンプ
レッサ46及びエアコン用コンデンサを省略する等、発
明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0062】
【発明の効果】以上説明した本発明による電気自動車の
車体構造によると、バッテリを収納した大重量のバッテ
リボックスが前輪と後輪との間で極めて剛性が確保され
たシャシフレームに吊り下げ支持されることから、バッ
テリボックスの搭載位置が比較的低く設定された低重心
で、しかも前輪と後輪との間に重心位置が設定されて旋
回性及び走行性荷優れた走行安定性が確保できる。
【0063】更に、バッテリボックスが、車室と別個に
形成されるシャシフレームに支持されることから、バッ
テリボックスの荷重による車体への影響が未然に防止さ
れ、車体への要求剛性の低減が得られ車体の設計の自由
度が確保される。
【0064】また、シャシフレーム上に車室が搭載され
たキャブオーバータイプの電気自動車においては、バッ
テリボックスを前輪と後輪との間で、シャシフレームに
吊り下げるように搭載し、かつ走行用モータ及び伝達機
構等によって構成されるパワーユニットが比較的小型で
占有スペースが小さいことから、リヤフロアとパワーユ
ニットとの間に電気ユニットを配置しても、リヤフロア
の高さをガソリンエンジン搭載車のリヤフロア並に低く
設定することができ、有効車室内空間が十分に確保され
居住性が向上が得られる。
【0065】シャシ上に車室及びトラック用荷台が搭載
されたキャブオーバータイプの電気自動車においては、
走行用モータ及び伝達機構等が小型に形成され、パワー
ユニットとトラック荷台との間に電気ユニットを配設し
た場合であっても、地上からの荷台の高さを低く設定で
き、荷台への荷物の積み降ろし作業性にが確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気自動車の車体構造の第1実施
の形態を説明する電気自動車の概略側面図である。
【図2】同じく、図1の概略平面図である。
【図3】同じく、図1のI−I線断面図である。
【図4】本発明による電気自動車の車体構造の第2実施
の形態を説明する電気自動車の概略側面図である。
【図5】従来の電気自動車を説明する概要側面図であ
る。
【図6】同じく、図5の概要平面図である。
【符号の説明】
1 電気自動車 10 シャシフレーム 11 サイドメンバ 15 サブクロスメンバ 18 前輪 19 後輪 20 車室 21 フロア 22 センタフロア 23 リヤフロア 32 バッテリボックス 40 パワーユニット 41 走行用モータ 42 伝達機構 43 電気ユニット 45 バキュームポンプ(振動発生源となる機器) 46 エアコン用コンプレッサ(振動発生源となる
機器) 51 車室 53 トラック用荷台 54 フロア

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャシフレーム上に車体が搭載されたキ
    ャブオーバータイプの電気自動車の車体構造において、 前輪と後輪との間において上記シャシフレームにバッテ
    リボックスを吊り下げ搭載したことを特徴とする電気自
    動車の車体構造。
  2. 【請求項2】 シャシフレーム上に車体が搭載されたキ
    ャブオーバータイプの電気自動車の車体構造において、 上記シャシフレームと、 前輪と後輪との間において上記シャシフレームに吊り下
    げ搭載されたバッテリボックスと、 上記シャシフレームの上方でかつ前輪と後輪との間に配
    設された低床のセンタフロア及び該センタフロアの後端
    に段差部を介して連続形成された高床のリヤフロアとを
    有するフロアと、 上記リヤフロアの下方に配置され、走行用モータ及び該
    走行用モータの出力を後輪に伝達する伝達機構とを有す
    るパワーユニットと、 上記リヤフロアとパワーユニットとの間に配置された電
    気ユニットとを備えたことを特徴とする電気自動車の車
    体構造。
  3. 【請求項3】 振動発生源となる機器を上記リヤフロア
    の下方に配置したことを特徴とする請求項2に記載の電
    気自動車の車体構造。
  4. 【請求項4】 上記振動発生源となる機器は、シャシフ
    レームに取付支持されたことを特徴とする請求項3に記
    載の電気自動車の車体構造。
  5. 【請求項5】 シャシフレーム上に車室及びトラック用
    荷台が搭載されたキャブオーバータイプの電気自動車の
    車体構造において、 上記シャシフレームと、 前輪と後輪との間において上記シャシフレームに吊り下
    げ搭載されたバッテリボックスと、 上記シャシフレームの前部上に搭載された車室と、 該車室の後方で上記シャシフレームに搭載されたトラッ
    ク用荷台と、 該トラック用荷台の下方に配置され、走行用モータ及び
    該走行用モータの出力を後輪に伝達する伝達機構とを有
    するパワーユニットと、 上記トラック用荷台とパワーユニットとの間に配置され
    た電気ユニットとを備えたことを特徴とする電気自動車
    の車体構造。
  6. 【請求項6】 振動発生源となる機器をトラック荷台の
    下方でシャシフレームに取付支持したことを特徴とする
    請求項5に記載の電気自動車の車体構造。
  7. 【請求項7】 上記バッテリボックスは、上記シャシフ
    レームの前後方向に延在する左右のサイドメンバ間に架
    設された複数のサブクロスメンバに吊り下げ搭載された
    ことを特徴とする請求項1〜6に記載の電気自動車の車
    体構造。
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