JP2001096419A - 軟質被覆層をもつ複合部品の切断装置 - Google Patents

軟質被覆層をもつ複合部品の切断装置

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JP2001096419A
JP2001096419A JP27547099A JP27547099A JP2001096419A JP 2001096419 A JP2001096419 A JP 2001096419A JP 27547099 A JP27547099 A JP 27547099A JP 27547099 A JP27547099 A JP 27547099A JP 2001096419 A JP2001096419 A JP 2001096419A
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Junichiro Nosaka
潤一郎 野坂
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミニウム等の金属を芯材としてその表面
がゴム被覆層で覆われたドアグラスランを対向する二つ
の切刃のせん断作用によりスムーズに切断できるように
する。 【解決手段】 ドアグラスランのグラスランチャンネル
部106の一部を固定側の切刃ブロック4と可動側の切
刃ブロック14とのせん断作用にて切断するにあたり、
可動側の切刃ブロック14の切刃14bを鋭角形状のも
のとする。他方、固定側の切刃ブロック4については刃
先エッジ部に鋭角な主切刃15を設けるとともにその主
切刃15に隣接してポケット部16を凹設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアグラ
スランに代表されるような複合部品すなわち金属等の硬
質材料を芯材としてその表面にゴム等の軟質の被覆層を
もつ複合部品を、対向する二つの平行な切刃のせん断作
用により切断するための装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図10〜12に示すようにドアアウタパ
ネルPaとドアインナパネルPbとからなる自動車のド
アサッシュ部Sに装着されるドアグラスラン100にあ
っては、ソリッドゴム等にて別々に押出成形されて互い
に断面形状が異なる長尺な上辺部101と縦辺部102
とをコーナー型成形部103を介して相互に接続するこ
とになるために、例えば縦辺部102側については押出
成形に続いて一定の長さに裁断した後に、上部側の端末
部がコーナー型成形部103に対して段付きの接合面1
04となるようにその端末部を階段状の切断面104
a,104bをもってカットすることが行われる。な
お、上記端末部を階段状の切断面104a,104bを
もってカットして段付きの接合面104とするのは、車
両側面視での美観の上でコーナー型成形部103を可及
的に小さく見せるためである。
【0003】上記縦辺部102は図10に示すようにド
アガラス105を案内するグラスランチャンネル部10
6とドアサッシュ部Sのフランジ部に嵌合されるウエル
ト部107とから形成されているとともに、それらグラ
スランチャンネル部106とウエルト部107には互い
に共有するようにして例えばアルミニウム等からななる
変形クランク状の芯金108が埋設されていることか
ら、ウエルト部107の長手方向に対し直交する切断面
104aをもってウエルト部107がカットされ、その
切断面104aに連続しつつグラスランチャンネル部1
06の長手方向に沿うことになる切断面104bをもっ
てグラスランチャンネル部106が半分程度にカットさ
れる。その結果、縦辺部102の上側の端末部では図1
1から明らかなように切断面104aよりも上側の部分
ではグラスランチャンネル部106の半分程度が残され
るだけとなる。
【0004】このようなドアグラスラン100の製造過
程において、特に上記切断面104bをもってグラスラ
ンチャンネル部106をカットするには、図12に示す
ように刃先コーナーエッジ部がほぼ直角をなす固定刃1
09と刃先コーナーエッジ部が鋭角をなす可動刃110
とのせん断作用により切断するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の構
造では、切断に先立ってドアグラスラン100の縦辺部
102を固定刃109に押し付けるべく図示しないパッ
ドにて縦辺部102を拘束したとしても、切刃109,
110同士のせん断力が作用すると芯金108の表面の
軟質のゴム被覆層111が切刃の噛み込みに応じてあた
かもずれを生じるかのごとく不安定な動きをするため、
それによって切断位置が安定化せずばらつきが生じるほ
か、場合によってはグラスランチャンネル部106がパ
ッドの拘束力に抗して固定刃109から浮き上がるかの
ごとく倒れ現象を生じ、特に芯金(芯材)108の切断
面での切り口面精度が悪くなるという問題がある。
【0006】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、ドアグラスランのように芯材の表面に軟質
の被覆層をもつ複合部品を二つの切刃のせん断作用によ
り切断するにあたり、その切断位置のばらつきや切断面
での切り口面精度の低下を未然に防止した切断装置の構
造を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、金属等の硬質材料を芯材としてその表面にゴム等の
軟質の被覆層をもつ複合部品を対向する二つの平行な切
刃のせん断作用により切断する装置であって、固定刃の
刃先角をほぼ直角に設定するとともに可動刃の刃先角を
鋭角に設定し、前記固定刃の刃先エッジ部に可動刃の刃
先とほぼ相似形の主切刃を突出形成したことを特徴とし
ている。
【0008】したがって、この請求項1に記載の発明で
は、せん断の初期段階で鋭角な可動刃のみならず固定刃
側の同じく鋭角な主切刃までもが軟質の被覆層に食い込
み、結果としてせん断過程の早い時期から双方の切刃が
硬質の芯材をとらえるかたちとなるため、従来のように
軟質被覆層の不安定な挙動の影響で切断位置がばらつく
こともなければ、その切断面の切り口面精度が悪くなる
ようなこともなくなる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明における主切刃は、固定刃のすくい面と逃げ面と
のなす刃先エッジ部のうちすくい面側の部分に切断部位
の軟質被覆層の厚みよりも小さい高さ寸法をもって形成
されているとともに、その主切刃の逃げ面は固定刃その
ものの逃げ面と同一平面上に位置していて、さらに前記
固定刃のすくい面のうち主切刃に隣接する部分には主切
刃の長手方向に沿ってポケット部を凹設したことを特徴
としている。
【0010】ここで、主切刃の高さ寸法を切断部位の軟
質被覆層の厚みよりも小さく設定しているのは、上記主
切刃の高さ寸法が必要以上に大きすぎるとその固定刃上
での複合部位の姿勢がかえって不安定となるのを防ぐと
ともに、その着座姿勢が主切刃の高さの影響で傾斜姿勢
となることによって切断面までもが傾斜してしまうのを
防ぐためである。
【0011】したがって、この請求項2に記載の発明で
は、特に固定刃上に置かれた複合部品に主切刃が食い込
むと、その食い込みによって押しのけられた被覆層材料
が主切刃に隣接するポケット部に流入してこれを受容す
るかたちとなるため、先に述べたような軟質被覆層の不
安定な挙動をより確実に防止できるようになる。
【0012】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、刃先エ
ッジ部が鋭角な可動刃と対向することになる固定刃の刃
先エッジ部に可動刃の刃先とほぼ相似形の主切刃を突出
形成したことから、せん断過程の早い時期から主切刃が
複合部品側の軟質被覆層に食い込んで芯材に直接接触す
ることになるので、従来のように軟質被覆層の不安定な
挙動の影響で切断位置がばらつくことがなくなるととも
に、その切断面での切り口面精度も大幅に向上する。
【0013】また、請求項2に記載の発明によれば、主
切刃の高さ寸法を軟質被覆層の厚み寸法よりも小さく設
定するとともに、主切刃に隣接してポケット部を凹設し
たため、上記主切刃の食い込みによって押しのけられた
被覆層材料をポケット部にて積極的に受容して、その被
覆層の不安定な挙動の波及をより確実に回避できるよう
になり、先に述べた切断面の位置精度と切り口面精度を
一段と向上できる効果がある。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜4は本発明に係る切断装置
の好ましい実施の形態を示す図であって、図9〜11に
示したドアグラスラン100の縦辺部102の上部端末
部を切断するための装置の例を示している。そして、特
に図1は装置全体の平面図を、図2は図1の正面図を、
図3は図2の右側面図を、図4は図2のA−A線に沿う
断面図をそれぞれ示している。
【0015】図1〜4に示すように、切断装置のベース
1の上にはワークホルダ2が固定されており、そのワー
クホルダ2の主体となるホルダブロック3には固定刃と
して図4に示す断面視にて略L字状をなす切刃ブロック
4が固定されている。この切刃ブロック4は二つの素片
4a,4bを組み合わせるべく両者をキー5にて結合し
たもので、互いにほぼL字状の関係となるように二つの
切刃5a,5bが形成されている。そして、一方の切刃
5aは図11に示すウエルト部107側の切断面104
aに対応しているとともに、他方の切刃5bはグラスラ
ンチャンネル部106側の切断面104bに対応してい
る。つまり、本実施の形態では、後述するようにドアグ
ラスラン100の縦辺部102の端末部を階段状の切断
面104a,104bをもってカットするにあたり、一
方の切断面104aでのカットと他方の切断面104b
でのカットとが同時並行的に行われるようになってい
る。
【0016】また、上記切刃ブロック4の先端面にはド
アグラスラン100の断面形状に対応したワーク位置決
め受容部6が形成されており、このワーク位置決め受容
部6に切断対象となるドアグラスラン100の縦辺部1
02が予め嵌合されて位置決め保持されるようになって
いる。
【0017】また、前記ベース1上には、ワークホルダ
2に対向するスライダ7と、このスライダ7のスライド
駆動源である油圧もしくは空圧のシリンダ8が配置され
ている。スライダ7はその両側に配置されたリニアガイ
ド9とシュー10とを介してベース1上をスライド可能
に案内支持されている。そして、スライダ7にはシリン
ダ8のピストンロッド11が連結されていることから、
このシリンダ8の伸縮作動に応じてスライダ7がワーク
ホルダ2に対して接近離間動作するようになっている。
【0018】上記スライダ7の先端には、ワークホルダ
2側に位置決めされているドアグラスラン100の縦辺
部102を押圧固定するためのパッド12がクッション
スプリング13を介してスライド可能に支持されてい
て、このパッド12は図7にも示すように、グラスラン
チャンネル部106内に入り込んでこれを押圧するチャ
ンネル押圧部12aと、ウエルト部107の外表面に当
接してこれを押圧するウエルト押圧部12bとを備えて
いる。これにより、ワークホルダ2に対してスライダ7
を前進させた時には、クッションスプリング13を圧縮
変形させながらパッド12がドアグラスラン100の縦
辺部102を押圧し、ワークホルダ2に位置決めされた
ドアグラスラン100の縦辺部102はパッド12の押
圧動作によって確実に加圧拘束されることになる。な
お、この時のパッド押圧力はクッションスプリング13
のばね力に依存するかたちとなる。
【0019】また、前記スライダ7の先端にはパッド1
2と隣接しつつこれと干渉しないように可動刃として機
能する可動側の切刃ブロック14が固定されている。こ
の切刃ブロック14は固定側の切刃ブロック4と同様に
互いにほぼL字状の関係となるように二つの切刃14
a,14bを有していて、一方の切刃14aは固定側の
一方の切刃5aに、もう一方の切刃14bは同じく固定
側の他方の切刃5bにそれぞれ対応していて、特に一方
の切刃14aについては図2に示すようにV字状をなし
ているとともに、他方の切刃14bについては図1の平
面視にて所定角度傾斜するようにいわゆるシャー角を持
たせてある。
【0020】すなわち、図1,2に示すように、ワーク
ホルダ2に切断対象となるドアグラスラン100の縦辺
部102が位置決めされている状態でシリンダ8の伸長
動作に応じてスライダ7を前進動作させると、最初にパ
ッド12がワークホルダ2に対して縦辺部102を押圧
固定し、それに続いて固定側の切刃ブロック4の略L字
状の切刃5a,5bと可動側の切刃ブロック14の同じ
く略L字状の切刃14a,14bとが相互に噛み合うこ
とから、その噛み合いに基づくせん断作用によって縦辺
部102の端末部が図11に示すように階段状の切断面
104a,104bをもってカットされることになる。
【0021】ここで、上記双方の切刃ブロック4,14
の詳細を図5〜7に基づいて説明すると、可動刃として
機能する可動側の切刃ブロック14の他方の切刃14b
は、その刃先が逃げ面24aとすくい面24bとにより
比較的鋭角なナイフエッジ状のものとして形成されてい
る。これに対して、固定刃として機能する固定側の切刃
ブロック4の他方の切刃5bは,図5,6に示すように
逃げ面25aとすくい面25bとによりほぼ直角な刃先
形状となっているものの、その刃先部には上記切刃14
bとほぼ相似形をなす断面三角形状をなす主切刃15が
切刃5b自体の長手方向に沿って一体に形成されている
とともに、主切刃15と隣接するようにその切刃5bの
根元部には凹溝のごときポケット部16が凹設されてい
る。
【0022】より詳しくは、双方の切刃14b,5bの
逃げ面は24a,25aは互いに平行であって、両者の
間には図7に示すようにグラスランチャンネル部106
の芯金108を覆っているゴム被覆層111の肉厚をt
としたときに例えば0.05〜0.10t程度のクリア
ランスCを設定してある一方、図5,6に示すように固
定側の切刃5b自体の逃げ面25aと主切刃15の逃げ
面15aとは互いに同一軸線上に位置するように設定し
てあることにより、実質的に上記主切刃15は切刃5b
のすくい面25b上であって且つ刃先エッジ部に最も近
い位置に設定してあり、その主切刃15の根元部すなわ
ち主切刃15の傾斜したすくい面15bが切刃5bのす
くい面25bと交差して消失する部分には断面略半円状
の溝部としてポケット部16をその主切刃15の全長に
わたって形成してある。
【0023】そして、上記主切刃15のマージン幅aは
0〜1.0mm程度とし、主切刃15の幅寸法Wは0.
5mm以上、高さ寸法Hはゴム被覆層111の肉厚寸法
t以下、ポケット部16の幅寸法Mはゴム被覆層111
の肉厚t以上、同じくポケット部16の深さ寸法Dは
0.5t以上となるようにそれぞれ設定してある。な
お、図5,7から明らかなように、切刃ブロック4には
ポケット部16とは別にグラスランチャンネル部106
のリップRを受容するための溝部17が形成されてい
る。
【0024】したがって、先に述べたように固定側の切
刃ブロック4と可動側の切刃ブロック14とのせん断作
用に基づくドアグラスラン100縦辺部102の切断時
には、図7の(A)に示すようにせん断に先立ってパッ
ド12にてグラスランチャンネル部106を内側から押
圧した段階で、グラスランチャンネル部106のうち切
断部位のゴム被覆層111が固定側の切刃ブロック4の
主切刃15に食い込むかたちとなる。この状態で可動側
の切刃ブロック14が固定側の切刃ブロック4に対して
接近して双方の切刃5b,14b同士が噛み合うように
なると、それら双方の切刃5b,14bが芯金108に
圧接してせん断力を生じさせ、芯金108を表裏両面の
ゴム被覆層111ごと仕上がり状態のよい切断面をもっ
て切断することになる。
【0025】この時、芯材108にせん断力が生じる初
期段階では、先にゴム被覆層111に主切刃15が食い
込むことによって押しのけられた被覆層材料(ゴム材
料)が主切刃15の傾斜したすくい面15bに沿ってそ
の主切刃15に隣接するポケット部16に流入するかた
ちとなるため、主切刃15が噛み込んだゴム被覆層11
1が不安定な挙動をすることがなく、従来のように切断
位置の安定化を阻害する要因となることもなければ、そ
の切断面での切り口面精度の低下をもたらすこともな
い。その結果として、ドアグラスラン100の縦辺部1
02の切断加工を繰り返し行ったとしても、その切断面
位置が常に安定化するとともに切り口面精度も良好なも
のとなり、この傾向は特に主切刃15が食い込むゴム被
覆層111の肉厚寸法tが比較的大きい場合に顕著とな
る。
【0026】図8は本発明に係る切断装置の好ましい第
2の実施の形態を示す図で、同図から明らかなように主
切刃15の根元部のポケット部16を省略した点で先の
第1の実施の形態のものと異なっている。
【0027】すなわち、この第2の実施の形態では、主
切刃15が食い込むことになるゴム被覆層111の肉厚
寸法tが比較的小さい場合を想定し、第1の実施の形態
におけるポケット部16を廃止する一方で、主切刃15
の細部の諸元は基本的に第1の実施の形態のものと同様
に設定してある。
【0028】この第2の実施の形態によれば、主切刃1
5が食い込むことになるゴム被覆層111の肉厚tが比
較的小さい故にその主切刃15の食い込によって押しの
けられるゴム被覆層材料の量が少ないため、主切刃15
が噛み込んだゴム被覆層111が不安定な挙動をして切
断位置の安定化を阻害する要因となることもなければ、
その切断面での切り口面精度の低下をもたらすこともな
く、第1の実施の形態と同様にドアグラスラン100の
縦辺部102をスムーズに切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切断装置の第1の実施の形態を示
す平面説明図。
【図2】図1の正面説明図。
【図3】図2の右側面説明図。
【図4】図2のA−A線に沿う断面説明図。
【図5】図2に示す固定側の切刃ブロックの拡大斜視
図。
【図6】図5の全断面図。
【図7】図1〜4に示した切断装置でドアグラスランの
縦辺部を切断する際の要部拡大説明図。
【図8】図1〜4に示した切断装置でゴム被覆層の肉厚
寸法の小さい縦辺部を切断する際の要部拡大説明図。
【図9】自動車のドアグラスランの概略説明図。
【図10】図9のE−E線に沿う拡大断面説明図。
【図11】図9のB部拡大説明図。
【図12】従来の切断装置の要部拡大説明図。
【符号の説明】
4…切刃ブロック(固切刃) 5a,5b…切刃 12…パッド 14…可動側の切刃ブロック(可動刃) 14a,14b…切刃 15…主切刃 15a…逃げ面 16…ポケット部 24a…逃げ面 24b…すくい面 25a…逃げ面 25b…すくい面 100…ドアグラスラン 102…縦辺部 106…グラスランチャンネル部 107…ウエルト部 108…芯金(芯材) 111…ゴム被覆層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属等の硬質材料を芯材としてその表面
    にゴム等の軟質の被覆層をもつ複合部品を対向する二つ
    の平行な切刃のせん断作用により切断する装置であっ
    て、 固定刃の刃先角をほぼ直角に設定するとともに可動刃の
    刃先角を鋭角に設定し、 前記固定刃の刃先エッジ部に可動刃の刃先とほぼ相似形
    の主切刃を突出形成したことを特徴とする軟質被覆層を
    もつ複合部品の切断装置。
  2. 【請求項2】 前記主切刃は、固定刃のすくい面と逃げ
    面とのなす刃先エッジ部のうちすくい面側の部分に切断
    部位の軟質被覆層の厚みよりも小さい高さ寸法をもって
    形成されているとともに、その主切刃の逃げ面は固定刃
    そのものの逃げ面と同一平面上に位置していて、 さらに前記固定刃のすくい面のうち主切刃に隣接する部
    分には主切刃の長手方向に沿ってポケット部を凹設した
    ことを特徴とする請求項1に記載の軟質被覆層をもつ複
    合部品の切断装置。
JP27547099A 1999-09-29 1999-09-29 軟質被覆層をもつ複合部品の切断装置 Pending JP2001096419A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014516839A (ja) * 2011-05-30 2014-07-17 ランクセス・ドイチュランド・ゲーエムベーハー エラストマーの破砕方法及び破砕機

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