JP2001096368A - 高強度鋼板のアーク溶接方法 - Google Patents

高強度鋼板のアーク溶接方法

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JP2001096368A
JP2001096368A JP27200199A JP27200199A JP2001096368A JP 2001096368 A JP2001096368 A JP 2001096368A JP 27200199 A JP27200199 A JP 27200199A JP 27200199 A JP27200199 A JP 27200199A JP 2001096368 A JP2001096368 A JP 2001096368A
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Hatsuhiko Oikawa
初彦 及川
Masahiro Obara
昌弘 小原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高強度鋼板のアーク溶接において、熱影響部
における軟化を最小限に抑えることが可能なアーク溶接
法を提供する。 【解決手段】 高強度鋼板のアーク溶接において、CO
2 ガスまたはArとCO 2 が混合されたガスをシールド
ガスに用い、限定された溶接入熱範囲で電流一定のMA
G溶接を行うことにより、熱影響部での軟化を最小限に
抑える。 【効果】 限定された溶接入熱範囲でアーク溶接を行う
ことにより、熱影響部での軟化が最小限の抑えられ、ア
ーク溶接部で高い継手強度が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体の軽量化や衝
突安全性向上を目的に、自動車用構造材料として用いら
れる薄板における高強度鋼板の、アーク溶接方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】最近、大気中のCO2 の増加による地球
の温暖化が環境問題として大きく取り上げられるように
なり、自動車、鉄道車両、船舶などを軽量化し、CO2
の排出量を軽減させようという動きがある。このような
動きに対応して、自動車分野では、高強度鋼板を用いる
ことにより板厚を低減し、車体の重量を低減させようと
いう試みがなされている。一方、これとは別に、最近、
自動車の衝突安全特性の問題が大きくクローズアップさ
れるようになり、衝突安全特性を向上させるために、高
強度鋼板を使用することが検討されている。このよう
に、自動車分野においては、高強度鋼板に対するニーズ
は日増しに高まっており、今後、その適用は拡大するこ
とが予想される。
【0003】薄板における高強度鋼板とは、一般的に、
引張強さが370MPa以上の鋼板を指し、その種類と
しては、従来から使用されている、C、N、P、Si、
Mn等で強化された固溶強化型や、Ti、V、Nbの炭
窒化物を析出させて強化した析出強化型の他に、最近で
は、フェライト中にマルテンサイトを含む2相組織鋼
(Dual Phase鋼)やフェライト中にベイナイ
トを含む高バーリング鋼、フェライト中に残留オーステ
ナイトを含む加工誘起変態型の高残留オーステナイト鋼
(TRIP鋼)、なども知られている。この内、Dua
l Phase鋼、高バーリング鋼、TRIP鋼は、2
相以上の組織から構成されているため、複合組織鋼板と
呼ばれている。複合組織鋼板では、フェライト中のマル
テンサイトやベイナイト、あるいは加工誘起変態によっ
てオーステナイトから生じるマルテンサイトが鋼板の強
化機構に寄与している。複合組織鋼板は、固溶強化型や
析出強化型の鋼板に比べて、優れた強度−延性バランス
を示し、かつ、成形性も優れているため、今後、自動車
への適用拡大が期待されている。
【0004】一方、従来、自動車の組立行程では、スポ
ット溶接やシーム溶接などの抵抗溶接が主に使われてお
り、高強度鋼板の溶接でも、これらの溶接法が主に使わ
れている。しかし、足廻りやシャーシなど、強度や剛性
を必要とする部位では直線的な溶接が必要となり、この
場合にはアーク溶接、特に、高速溶接が可能なMAG溶
接が使われている。高強度鋼板は、軟鋼板の場合と同
様、アーク溶接することが可能であるが、高強度鋼板の
中で、フェライト中にマルテンサイトを含む2相組織鋼
(Dual Phase鋼)やフェライト中にベイナイ
トを含む高バーリング鋼をアーク溶接すると、以下のよ
うな問題が生じる。
【0005】すなわち、2相組織鋼や高バーリング鋼の
アーク溶接では、アークの熱によって鋼板が溶融し溶接
が行われるが、この際、溶接部周辺でもかなり温度が上
昇するため、その部分では2相組織鋼中のマルテンサイ
トや高バーリング鋼中のベイナイトが焼き戻されて強度
が低下するのである。この熱影響部で強度が低下(軟
化)する現象は、HAZ軟化と呼ばれている。これが起
こると、例えば、重ね隅肉継手で作製した継手をせん断
方向に引っ張ると、母材で破断が起こらずに、熱影響部
で破断が起こり、母材で破断する場合より継手強度が低
下するのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、今後、自動車への適用が拡大すると考えられる2相
組織鋼や高バーリング鋼のアーク溶接において、熱影響
部における硬さ低下量と硬さが低下する領域の幅を最小
限に抑えるようなアーク溶接法を提供し、溶接部で高い
継手強度を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記で述べた課題を解決
するために、本発明では、2相組織鋼や高バーリング鋼
の溶接法として、CO2 ガスまたはAr+CO2 ガスを
シールドガスに用いる電流一定のMAG溶接法を用い、
溶接入熱を限定することにより、熱影響部での硬さ低下
量と硬さが低下する領域の幅を最小限に抑え、溶接部で
高い継手強度を得ることを目的とする。
【0008】ここに、本発明の要旨とするところは、板
厚0.6mm〜3.0mmの薄板であって、フェライト
ならびにマルテンサイトまたはベイナイトのうちの少な
くともいずれかを含む複合組織からなる高強度鋼板のア
ーク溶接において、継手部において鋼板を重ね合わせ、
CO2 ガスまたはArとCO2 が混合されたガスをシー
ルドガスに用い、下記に示す入熱範囲で、電流一定のM
AG溶接により1パスで隅肉溶接継手を形成することを
特徴とする高強度鋼板のアーク溶接方法にある。 50・t≦H≦110・t H=V・I/R ただし、 t:板厚(mm)、 H:溶接入熱(kJ/m)、V:
アーク電圧(V) I:溶接電流(A)、R:溶接速度(m/s)
【0009】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて、本発明に
かかる高強度鋼板(2相組織鋼、高バーリング鋼)のア
ーク溶接方法について、作用とともに具体的に説明す
る。図1は、本発明にかかるアーク溶接方法の説明図で
あり、MAG溶接で高強度鋼板同士を溶接する方法につ
いて示している。図に示すように、MAG溶接すべき高
強度鋼板1同士を重ね合わせて重ね隅肉継手を作製し、
この重ね合わせた部分を溶接トーチ2からワイヤ4を送
給して隅肉溶接し、1パスでビード5(図2)を形成す
る。
【0010】高強度鋼板をMAG溶接する時のシールド
ガス3としては、CO2 ガス、またはArとCO2 が混
合されたガスを用いる。シールドガスとして、いずれの
ガスを用いてもかまわないが、スパッタを出来るだけ低
減させるためには、CO2 ガスよりもArとCO2 が混
合されたガスを用いた方が良い。また、ArとCO2
混合されたガスにおいては、組成は特に問わないが、ア
ークを安定化させ、スパッタを低減させる意味から、1
0〜30%のCO2 ガスが混合されたArガスを用いる
ことが望ましい。
【0011】本発明で用いるワイヤ5としては、高強度
鋼板の組成に適しており、また、溶接部で高強度鋼板よ
り高い引張強さが得られるものであればどのようなもの
でも良い。ワイヤの直径は、0.6〜1.6mm程度の
範囲で板厚に合わせて選択すれば良い。なお、上記で述
べた入熱範囲で溶接するためには、板厚の低下ととも
に、直径の小さなワイヤを用いる必要性がある。なぜな
ら、板厚の低下とともに、溶け落ちを防ぐために溶接電
流を低く設定する必要性があるが、この場合には、電流
が低下してアークが不安定になるため、アークを安定化
させるためには、適度な電流密度を維持するために、適
度な直径のワイヤを用いる必要性があるからである。
【0012】本発明のアーク溶接方法では、電流一定の
溶接を行うことが重要である。なぜなら、後で示すよう
に、シールドガスとしてArとCO2 が混合されたガス
を用い、パルス溶接を行うと、同じ入熱量で電流一定の
溶接を行った場合に比べ、熱影響部で容易に軟化が起こ
るからである。これは、同じ入熱量でも、電流一定の溶
接に比べ、パルス溶接の方が、ワイヤ送給量が大きいた
め、溶着金属量が多く、その結果、熱影響部での最高到
達温度や熱影響が及ぼされる領域が広くなるためと考え
られる。
【0013】本発明で、溶接入熱を110・t[kJ/
m](tは板厚)以下に限定したのは、これを超える溶
接入熱でアーク溶接を行うと、熱影響部で軟化が起こ
り、引張せん断試験において、熱影響部で破断が起こっ
て、溶接入熱の増加とともに継手強度が低下するからで
ある。また、一方、溶接入熱を50・t[kJ/m]以
上に限定したのは、それ未満の溶接入熱では、溶け込み
が不十分になる場合があり、かつ、ビード形状も悪いた
め、引張せん断試験において、溶接部で破断が生じ強度
が低下する恐れがあり、かつ、疲労強度に対しても悪影
響を及ぼす可能性があるからである。したがって、上記
範囲の溶接入熱でアーク溶接を行った継手では、破断位
置が母材となる信頼性のある継手が得られる。
【0014】本発明で用いる高強度鋼板としては、フェ
ライト中にマルテンサイトを含む2相組織鋼(Dual
Phase鋼)やフェライト中にベイナイトを含む高
バーリング鋼などが挙げられる。また、フェライト中に
マルテンサイトとベイナイトの両方を含んでいても良
い。フェライト中のマルテンサイトあるいはベイナイト
の比率は特に限定するものではないが、本発明の効果を
最大限に出すためには、フェライト中に2〜40%程度
のマルテンサイトあるいはベイナイトが含まれたものが
望ましい。機械的特性としては、引張強さが、390M
Pa〜1180MPa程度のものであれば良い。高強度
鋼板の製造法は、熱間圧延法でも冷間圧延法でも良い。
本発明は一般的に自動車などで用いられる薄板に適用す
ることから、板厚は0.6mm〜3.0mmの範囲のも
のを対象とする。また重ね継手を1パスで隅肉溶接する
ことからもこの範囲が適当で、板厚が0.6mmより薄
いと溶接時に溶け落ちなどが生じ、一方3.0mmより
厚いと本発明で規定するような低い入熱量で1パス溶接
するのは困難となる。また、鋼板の表面にZn系(Z
n、Zn−Fe、Zn−Ni、Zn−Al、Zn−M
g)、Al系(Al、Al−Si、Al−Mn、Al−
Mg、など)、Pb系(Pb−Sn、など)、などのめ
っきが施されていても良い。
【0015】
【実施例】以下、実施例によって、本発明を具体的に説
明する。 実施例1 試験片として、表1および表2に示す板厚1.0mmの
2相組織鋼(DualPhase鋼)と高バーリング
鋼、および板厚2.0mmの2相組織鋼(Dual P
hase鋼)を用いた。同種材同士の組み合わせで、板
厚1.0mmの場合には100×300mmの試験片を
30mmラップさせて、また、板厚2.0mmの場合に
は125×300mmの試験片を40mmラップさせて
図1に示すように重ね合わせた。これをAr+20%C
2 ガスまたはCO2 ガスをシールドガスに用い、表1
および表2に示した溶接条件で長手方向にアーク溶接を
行ない、1パスで隅肉溶接継手を形成した。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】なお、溶接電源としてインバーター制御式
のアーク溶接電源を用い、直流溶接とした。また、比較
のため、Ar+20%CO2 ガスをシールドガスに用い
パルスMAG溶接も実施した。溶接用のワイヤとして
は、JIS Z 3312 YGW23相当のものを用
い、溶接電流が低い場合には直径0.8mmのワイヤ
を、また、溶接電流が高い場合には直径1.2mmのワ
イヤを用いた。
【0019】アーク溶接後、それぞれの試験片について
ビード外観の調査を行った。また、それぞれの試験片か
ら、ビードと垂直な方向に図2に示すような引張せん断
試験片(板厚1.0mmの場合には30×170mm、
板厚2.0mmの場合には40×210mm)を切り出
し、JIS引張せん断試験法に基づいて、6の方向に荷
重をかけて、継手の引張せん断強さを測定した。また、
各試験片の破断位置を調査した。その結果を表1および
表2に併せて示す。
【0020】直流溶接法を用い、本発明の入熱範囲でア
ーク溶接を行った場合(No.1〜No.3、No.7
〜No.9、No.12〜No.14、No.17〜N
o.19)には、いずれも溶接部(ビード5)から離れ
た母材(図2の7)で破断が生じており、母材と同等の
引張せん断強さが得られた。
【0021】一方、本発明の入熱範囲より低い入熱で溶
接した場合(No.4、No.10、No.15、N
o.20)には、溶接部で溶着量不足やアンダーカット
が起こっており、ビード外観が劣っていた。また、引張
せん断強さは、母材強度よりわずかに低い値を示した。
本発明の入熱範囲より高い入熱で溶接した場合(No.
5〜No.6、No.11、No.16、No.21)
には、ビード近傍の熱影響部(図2の8)で破断が起こ
り、引張せん断強さは母材強度より低い値を示した。さ
らに、入熱量の増加とともに、引張せん断強さは低下し
た(No.5とNo.6の比較)。
【0022】一方、パルス溶接を行った場合(No.2
2〜No.24)には、直流溶接と同じ入熱量であって
も、ビード近傍の熱影響部(図2の8)で破断が起こ
り、引張せん断強さも母材強度に比べて低い値を示し
た。板厚が0.8〜3.0mmの範囲の鋼板で同様の実
験を行ったが、結果は上記と同様であった。また、めっ
き鋼板についても実験を行ったが、結果は同様であっ
た。
【0023】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、高
強度鋼板のアーク溶接において、熱影響部での軟化を最
小限に抑え、溶接部で高い継手強度(母材破断)を得る
ことができる。したがって、これまで適用が限定されて
いた2相組織鋼や高バーリング鋼などを広く使用するこ
とが可能となる。この意味から、本発明の実用上の意義
は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】高強度鋼板同士のMAG溶接を説明するための
概略図である。
【図2】引張せん断試験片を説明するための概略図であ
る。
【符号の説明】
1 高強度鋼板 2 溶接トーチ 3 シールドガス 4 溶接ワイヤ 5 溶接ビード 6 荷重をかける方向 7 母材の破断部 8 熱影響部の破断部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板厚0.6mm〜3.0mmの薄板であ
    って、フェライトならびにマルテンサイトまたはベイナ
    イトのうちの少なくともいずれかを含む複合組織からな
    る高強度鋼板のアーク溶接において、継手部において鋼
    板を重ね合わせ、CO2 ガスまたはArとCO2 が混合
    されたガスをシールドガスに用い、下記に示す入熱範囲
    で、電流一定のMAG溶接により1パスで隅肉溶接継手
    を形成することを特徴とする高強度鋼板のアーク溶接方
    法。 50・t≦H≦110・t H=V・I/R ただし、 t:板厚(mm)、 H:溶接入熱(kJ/m)、V:
    アーク電圧(V) I:溶接電流(A)、R:溶接速度(m/s)
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