JP2001095869A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2001095869A
JP2001095869A JP28168699A JP28168699A JP2001095869A JP 2001095869 A JP2001095869 A JP 2001095869A JP 28168699 A JP28168699 A JP 28168699A JP 28168699 A JP28168699 A JP 28168699A JP 2001095869 A JP2001095869 A JP 2001095869A
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JP
Japan
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air
pressure
air cell
human body
vibrator
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Application number
JP28168699A
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English (en)
Inventor
Nichimu Inada
二千武 稲田
Koji Goto
浩二 後藤
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Family Co Ltd
Original Assignee
Family Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアセルによる人体への押圧の増大と緩和と
の繰り返しに加えて新たなマッサージ動作を付加して、
より複雑で効果的なマッサージをなし得るようにする。 【解決手段】 空気圧によって膨張収縮動作するエアセ
ル55を備え、エアセル55を膨張させてエアセル55
で人体を押圧するようにしたマッサージ機において、前
記エアセル55の人体押圧側にバイブレータ56が設け
られている。また、エアセル55とクッション材52と
の間にバイブレータ56が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気圧によって膨張収
縮動作するエアセルを備えたマッサージ機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば座部と背凭れ部とを有する従来の
椅子型マッサージ機には、座部や座部の下方に設けたフ
ットレストに、空気圧によって膨張収縮動作するエアセ
ルを設け、該エアセルに空気を給排することにより、エ
アセルを膨張させてエアセルで人体を押圧すると共に、
エアセルを収縮させて人体への押圧を緩和し、これによ
りエアセルで使用者の太ももや脚部等をマッサージする
ようにしたものがある(例えば特開平9−70419号
公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来では、エ
アセルで使用者の太ももや脚部等をマッサージする場
合、エアセルの膨張による人体への押圧の増大と、エア
セルを収縮による人体への押圧の緩和とを単に繰り返す
というものであり、マッサージ動作が単調で効果的なマ
ッサージを施すことができないという問題があった。本
発明は上記問題点に鑑み、エアセルによる人体への押圧
の増大と緩和との繰り返しに加えて新たなマッサージ動
作を付加して、より複雑で効果的なマッサージをなし得
るようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決する本
発明の技術手段は、空気圧によって膨張収縮動作するエ
アセルを備え、エアセルを膨張させてエアセルで人体を
押圧するようにしたマッサージ機において、前記エアセ
ルの人体押圧側にバイブレータが設けられている点にあ
る。本発明の他の技術手段は、基材とクッション材との
間に、空気圧によって膨張収縮動作するエアセルが配置
され、エアセルに空気を給排することにより、エアセル
を膨張させてエアセルでクッション材を介して人体を押
圧すると共に、エアセルを収縮させて人体への押圧を緩
和するようにしたマッサージ機において、前記エアセル
とクッション材との間にバイブレータが設けられている
点にある。
【0005】本発明の他の技術手段は、前記クッション
材に、バイブレータを収納する収納凹部が設けられてい
る点にある。本発明の他の技術手段は、空気圧によって
膨張収縮動作するエアセルを備え、エアセルを膨張させ
てエアセルで人体を押圧するようにしたマッサージ機に
おいて、前記エアセルを振動させるようにバイブレータ
が設けられている点にある。本発明の他の技術手段は、
前記エアセルの膨張収縮動作とバイブレータの振動動作
とを連動させた点にある。
【0006】本発明の他の技術手段は、前記エアセルを
膨張させてエアセルによる人体への押圧を増大すると
き、前記バイブレータを作動させると共に、前記エアセ
ルを収縮させてエアセルによる人体への押圧を緩和する
とき、前記バイブレータを停止させるようにした点にあ
る。本発明の他の技術手段は、前記エアセルを膨張させ
てエアセルによる人体への押圧を増大するとき、前記バ
イブレータを停止させると共に、前記エアセルを収縮さ
せてエアセルによる人体への押圧を緩和するとき、前記
バイブレータを作動させるようにした点にある。
【0007】本発明の他の技術手段は、前記エアセルを
膨張させてエアセルによる人体への押圧が所定圧以上に
増大したとき、前記バイブレータを作動させると共に、
前記エアセルを収縮させてエアセルによる人体への押圧
が所定圧以下に緩和したとき、前記バイブレータを停止
させるようにした点にある。本発明の他の技術手段は、
前記エアセルを膨張させてエアセルによる人体の押圧が
所定圧以上に増大したとき、前記バイブレータを停止さ
せると共に、前記エアセルを収縮させてエアセルによる
人体への押圧が所定圧以下に緩和したとき、前記バイブ
レータを作動させるようにした点にある。
【0008】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図3は、本発明に係るマッサージ機1の
全体構成を示している。図3において、マッサージ機1
は、脚体2により支持された座部3と、座部3の後部に
設けられた背凭れ部4と、座部3の前部下方に設けられ
たフットレスト5と、座部3の左右両側に設けられたひ
じ掛け部6とを具備している。背凭れ部4は、リクライ
ニング装置により座部3の後端部側を支点としてリクラ
イニング可能に構成されている。
【0009】背凭れ部4に機械式のマッサージ具8が内
蔵されている。マッサージ具8は、図4にも示す如く複
数の揉み玉(マッサージ用のローラ)9と、マッサージ
用モータ10と、マッサージ用モータ10の回転動力を
揉み玉9に伝達して該各揉み玉9に揉み動作や叩き動作
をさせる伝動機構11と、支持枠14とを有し、マッサ
ージ具8は、昇降手段13により背凭れ部4内を上下動
可能に構成されている。昇降手段13は、マッサージ具
8の支持枠14に螺合した送りねじ15を昇降モータ1
6で回転させることによって、マッサージ具8を昇降さ
せる機構を採用してある。
【0010】なお、この昇降手段13は、巻き掛け駆動
機構やラックとピニオンとの噛合構造、又は流体圧シリ
ンダ等を用いた昇降駆動構造等を用いたものに置換する
ことも可能である。マッサージ具8の伝動機構11は、
図4〜図6に示すように左右両側へ揉み動作軸19及び
叩き動作軸20を突出させた駆動ユニット21と、上記
の動作軸19,20によって保持された左右一対の駆動
アーム25と、各駆動アーム25の先端部に固定された
支持アーム26とを有し、支持アーム26の上下両端部
に上記揉み玉9が取り付けられている。
【0011】上記した駆動ユニット21は、マッサージ
用モータ10による回転動力から揉み動作軸19を介し
て駆動アーム25に左右動成分を取り出すことで揉み動
作を行わせる状態と、マッサージ用モータ10による回
転動力から叩き動作軸20を介して駆動アーム25に前
後揺動成分を取り出すことで叩き動作を行わせる状態と
を、所望に応じて切換可能になっている。前記動作軸1
9,20は左右方向に互いに平行に配置されていて、駆
動ユニット21のケースに夫々軸受を介して回転自在に
支持されている。これらの動作軸19,20は、マッサ
ージ用モータ10により伝動機構11を介して一方が選
択されて図6に示す矢印A又はBの方向に回転駆動を受
けるようになっている。
【0012】叩き動作軸20の両端部に互いに逆方向に
偏心した偏心軸部20A,20Aが設けられ、揉み動作
軸19の両端部に傾斜軸部19A,19Aが設けられて
いる。叩き動作軸20の偏心軸部20Aと揉み動作軸1
9の傾斜軸部19Aはリンク機構28によって連結され
ている。リンク機構28は板状の駆動アーム25と、該
駆動アーム25に連結されたボールジョイント29と、
該ボールジョイント29の軸部にピン30で連結された
連結アーム31とで成っている。上記駆動アーム25は
傾斜軸部19Aに回転自在に支持され、連結アーム31
は偏心軸部20Aに揺動自在に取り付けられている。
【0013】かくして、叩き動作軸20がA方向に回転
すると、該叩き動作軸20の偏心軸部20Aは連結アー
ム31、ボールジョイント29、駆動アーム25及び支
持アーム26を介して揉み玉9をA1方向に往復動せし
める。これにより揉み玉9は叩き運動を行う。なお、一
方の偏心軸部20Aは他方の偏心軸部20Aに対して互
いに反対方向に偏心しているので、左右に対応する揉み
玉9は交互に叩き動作をする。次に、揉み動作軸19が
回転動力を受けると、傾斜軸部19Aは、円錐面を描く
ように回転するので、駆動アーム25はボールジョイン
ト29を支点にして往復揺動運動を行い、その結果、左
右に対応する揉み玉9は互いに接離するようにB1方向
に往復揺動し、揉み動作をする。
【0014】揉み動作軸19及び叩き動作軸20の一方
を選択して回転させる機構は、例えば図6に示すように
構成されている。図6において、叩き動作軸20にはね
じ歯車33が取り付けられ、揉み動作軸19にはウォー
ム歯車34が取り付けられている。上記叩き動作軸20
及び揉み動作軸19の後方又は前方には上下方向に延び
る案内軸35が配設され、該案内軸35には、上記ねじ
歯車33と噛合するねじ歯車36と、上記ウォーム歯車
34と噛合するウォーム37とが、上記案内軸35に対
して回転自在に設けられている。
【0015】案内軸35上のねじ歯車36とウォーム3
7には互いに向かい合う端面に、クラッチとして機能す
る係合歯部36A,37Aがそれぞれ形成されている。
上記案内軸35には、上記ねじ歯車36とウォーム37
との間の部分に台形ネジ部39が形成されており、ここ
に可動はすば歯車40がその内径で螺合している。該可
動はすば歯車40の両端面には、上記係止歯部36A,
37Aと解除可能に係合する係合歯部40A,40Aが
形成されている。上記案内軸35と平行に回転駆動軸4
3が設けられていて、回転駆動軸43は、前記マッサー
ジ用モータ10によってプーリ及びベルト等を介して矢
印P,Qの方向に切り代えて回転駆動されるようになっ
ている。
【0016】回転駆動軸43にははすば歯車44が取り
つけられており、上記可動はすば歯車40の外周面のは
すばと噛合しており、回転駆動軸43をP方向に回転す
ると、はすば歯車44と噛合している可動斜視歯車40
は回転するとともに案内軸35の台形ネジ部39上をR
方向に移動し、該可動はすば歯車40の係合歯部40A
がねじ歯車36の係合歯部36Aと係合して該ねじ歯車
36は回転駆動される。その結果、ねじ歯車36と噛合
するねじ歯車33が取りつけられている叩き動作軸20
がA方向に回転することとなる。次に、回転駆動軸43
をP方向とは逆のQ方向に回転させると、可動はすば歯
車40は、上記の動作とは逆に、R方向とは反対のS方
向に移動し、ウォーム37と係合して上記揉み動作軸1
9をB方向に回転させる。
【0017】かくして、回転駆動軸43を正逆回転させ
て可動はすば歯車40をR,S方向に一方へ選択的に移
動させることにより、叩き動作軸20又は揉み動作軸1
9の一方を回転せしめ、複数の揉み玉9で叩き動作ある
いは揉み動作を行うことができる。なお、上記ねじ歯車
33,36はほぼ同じ歯数になっているので、単位時間
当たり比較的多い回数で叩き動作をするのに対し、ウォ
ーム37からウォーム歯車34へは大きく減速されて回
転力が伝達されるので揉み動作はゆっくりと行われる。
【0018】図1及び図3において、前記座部3は、硬
質の基材51と基材51上に配置したクッション材52
とクッション材52の上面に配置した被覆材53とを備
えている。基材51は硬質のポリウレタンシート等によ
り構成され、クッション材52は軟質のポリウレタンフ
ォーム等により構成され、基材51とクッション材52
との間にマッサージ用のエアセル55が前後に2個配置
されている。各エアセル55は左右に長細い長方形状の
袋状に形成され、空気圧によって膨張収縮動作するよう
になっている。
【0019】エアセル55に空気を供給することによ
り、図1に鎖線で示す如くエアセル55が上側(クッシ
ョン材52側)に膨張してエアセル55でクッション材
52を介して使用者の尻又は太ももを上方に押圧すると
共に、エアセル55から空気を排出することにより、図
1に鎖線で示す如くエアセル55が下側(基材51側)
に収縮してエアセル55による使用者の尻又は太ももへ
の押圧を緩和乃至休止するようになっている。前記エア
セル55の人体押圧側にバイブレータ56が設けられて
いる。即ち、クッション材52のエアセル55側に、バ
イブレータ56を収納する収納凹部57が設けられ、エ
アセル55とクッション材52との間にバイブレータ5
6が収納凹部57に収納した状態で設置されている。
【0020】図2及び図3において、前記フットレスト
5は、硬質の基材61と基材61の前側に配置されたク
ッション材62と基材61及びクッション材62を包む
被覆材63とを備える。基材61は硬質のポリウレタン
シート等により構成され、クッション材62は軟質のポ
リウレタンフォーム等により構成されている。基材61
は前面側に左右一対の凹部65を有する断面ヨの字状に
形成され、クッション材62は左右一対あって、それぞ
れ断面コの字状に形成されている。各クッション材62
は、各基材61の凹部65の後側底面、左右両側面に沿
って配置固定され、これによりフットレスト5の前面側
には、使用者の左右の脚を別々に挟持することができる
溝形の脚保持部66が左右一対形成されている。
【0021】基材61とクッション材62との間に、使
用者の脚を両側から挟持状に押圧するための一対のマッ
サージ用のエアセル67と使用者の脚のふくらはぎを後
側から押圧するためのマッサージ用のエアセル68とが
設けられている。一対のマッサージ用のエアセル67は
各脚保持部66の左右両側面に対応して計4個配置さ
れ、マッサージ用のエアセル68は各脚保持部66の後
側底面に対応して計2個配置されている。これら各エア
セル67,68は上下に長細い長方形状の袋状に形成さ
れ、空気圧によって膨張収縮動作するようになってい
る。
【0022】エアセル67に空気を供給することによ
り、図2に鎖線で示す如くエアセル67が脚保持部66
の左右方向外方側(クッション材62側)に膨張してエ
アセル67でクッション材62を介して使用者の脚を両
側から挟持状に押圧すると共に、エアセル67から空気
を排出することにより、図2に実線で示す如くエアセル
67が脚保持部66の左右方向内方側(基材61側)に
収縮してエアセル66による使用者の脚の押圧を緩和乃
至休止するようになっている。また、エアセル68に空
気を供給することにより、エアセル68が脚保持部66
の前方向側(クッション材62側)に膨張してエアセル
68でクッション材62を介して使用者の脚のふくらは
ぎを後側から押圧すると共に、エアセル68から空気を
排出することによりエアセル68が脚保持部66の後方
向側(基材61側)に収縮してエアセル68による使用
者の脚の押圧を緩和乃至休止するようになっている。
【0023】前記各エアセル67,68の人体(脚)押
圧側にバイブレータ71,72が設けられている。即
ち、クッション材62のエアセル67,68側に、バイ
ブレータ71,72を収納する収納凹部73,74が設
けられ、エアセル67,68とクッション材62との間
にバイブレータ71,72が収納凹部73,74に収納
した状態で設置されている。前記エアセル55,67,
68の膨張収縮は、図3に示す配管77を介して、例え
ば座部3の下方に配置した図示省略のコンプレッサーか
らの給排気により行われ、コンプレッサーからの給気・
排気の切り替えは図示省略の制御部により制御されるバ
ルブによって夫々別個に行われるように構成されてい
る。また、各エアセル55,67,68内の空気圧を検
出する図示省略の圧力センサが、エアセル55,67,
68又は配管77等に設けられ、この圧力センサによ
り、各エアセル55,67,68内の空気圧を検出し
て、その検出信号を前記制御部に入力するようになって
いる。
【0024】前記エアセル55,67,68の膨張収縮
動作と、各エアセル55,67,68に対応するバイブ
レータ56,71,72の振動動作とは、図示省略の操
作部で選択したモード1〜6に応じて、前記図示省略の
制御部の制御により、連動するように構成されている。
即ち、操作部でモード1が選択されたとき、図7に示す
ように、バイブレータ56,71,72が作動を常時停
止したままで、エアセル55,67,68が膨張収縮を
繰り返し、これによりエアセル55,67,68の膨張
収縮のみによって使用者の尻、太もも又は脚にマッサー
ジを施すようになっている。
【0025】また、操作部でモード2が選択されたと
き、図8に示すように、バイブレータ56,71,72
が常時作動したままで、エアセル55,67,68が膨
張収縮を繰り返し、これによりエアセル55,67,6
8の膨張収縮動作とエアセル55,67,68の振動動
作とによって使用者の尻、太もも又は脚にマッサージを
施すようになっている。また、操作部でモード3が選択
されたとき、図9に示すように、エアセル55,67,
68を膨張させてエアセル55,67,68による人体
への押圧を増大するとき、前記バイブレータ56,7
1,72を作動させると共に、前記エアセル55,6
7,68を収縮させてエアセル55,67,68による
人体への押圧を緩和するとき、前記バイブレータ56,
71,72を停止させるようになっている。
【0026】また、操作部でモード4が選択されたと
き、図10に示すように、エアセル55,67,68を
膨張させてエアセル55,67,68による人体への押
圧を増大するとき、前記バイブレータ56,71,72
を停止させると共に、前記エアセル55,67,68を
収縮させてエアセル55,67,68による人体への押
圧を緩和するとき、前記バイブレータ56,71,72
を作動させるように制御する。また、操作部でモード5
が選択されたとき、図11に示すように、エアセル5
5,67,68を膨張させてエアセル55,67,68
による人体の押圧(前記圧力センサにより検出したエア
セル55,67,68内の検出圧力)が所定圧以上に増
大したとき、前記バイブレータ56,71,72を作動
させると共に、前記エアセル55,67,68を収縮さ
せてエアセル55,67,68による人体への押圧が所
定圧以下に緩和したとき、前記バイブレータ56,7
1,72を停止させるように制御する。
【0027】また、モード6が選択されたとき、図12
に示すように、エアセル55,67,68を膨張させて
エアセル55,67,68による人体の押圧(前記圧力
センサにより検出したエアセル55,67,68内の検
出圧力)が所定圧以上に増大したとき、前記バイブレー
タ56,71,72を停止させると共に、前記エアセル
55,67,68を収縮させてエアセル55,67,6
8による人体への押圧が所定圧以下に緩和したとき、前
記バイブレータ56,71,72を作動させるように制
御する。
【0028】次に、図7〜図12のフローチャートを参
照して、エアセル55,67,68とこれに対応するバ
イブレータ56,71,72との連動動作を説明する。
操作部でモード1が選択されると、図7に示すように、
ステップ1で、エアセル55,67,68に空気を供給
し、ステップ2で、バイブレータ56,71,72を停
止し、ステップ3で、エアセル55,67,68内の空
気圧が上限圧に達したか否かを判別し、上限圧に達して
いなければステップ1に戻り、上限圧に達すればステッ
プ4に進む。従って、エアセル55,67,68の内部
の空気圧が上限圧に達するまで、エアセル55,67,
68に空気が供給される。その結果、エアセル55,6
7,68は徐々に膨張し、使用者の尻、太もも、脚を次
第に強く押圧してゆく。この間、バイブレータ56,7
1,72は作動を停止した状態を保持する。従って、エ
アセル55,67,68が下限圧から上限圧に達すると
き、エアセル55,67,68による人体(使用者の
尻、太もも、脚)への押圧の増大のみによってマッサー
ジが施される。
【0029】ステップ4で、エアセル55,67,68
から空気を排出し、ステップ5で、バイブレータ56,
71,72を停止し、ステップ6で、エアセル55,6
7,68内の空気圧が下限圧に達したか否かを判別し、
下限圧に達していなければステップ4に戻り、下限圧に
達すればステップ7に進む。従って、エアセル55,6
7,68の内部の空気圧が下限圧に達するまで、エアセ
ル55,67,68から空気が排出される。その結果、
エアセル55,67,68は次第に収縮し、人体(使用
者の尻、太もも、脚)への押圧を次第に緩和してゆく。
この間、バイブレータ56,71,72は作動を停止し
た状態を保持する。従って、エアセル55,67,68
が上限圧から下限圧に達するとき、エアセル55,6
7,68による人体への押圧の緩和のみによってマッサ
ージが施される。
【0030】ステップ7で、エアセル55,67,68
が膨張収縮を所定回(例えば10回)繰り返した否かを
判別し、膨張収縮を所定回繰り返していなければステッ
プ1に戻り、膨張収縮を所定回繰り返していればステッ
プ8に進み、モード1によるマッサージ動作を終了す
る。従って、モード1のとき、バイブレータ56,7
1,72は常時停止状態を維持し、エアセル55,6
7,68による人体への押圧の増大と緩和との繰り返し
のみによってマッサージ動作をする。この場合、バイブ
レータ56,71,72を設けていない従来のものと同
様に単調なマッサージ動作をすることとなる。
【0031】操作部でモード2が選択されると、図8に
示すように、ステップ11で、エアセル55,67,6
8に空気を供給し、ステップ12で、バイブレータ5
6,71,72を作動し、ステップ3で、エアセル5
5,67,68内の空気圧が上限圧に達したか否かを判
別し、上限圧に達していなければステップ11に戻り、
上限圧に達すればステップ14に進む。従って、エアセ
ル55,67,68の内部の空気圧が上限圧に達するま
で、エアセル55,67,68に空気が供給される。そ
の結果、エアセル55,67,68は徐々に膨張し、使
用者の尻、太もも、脚を次第に強く押圧してゆく。この
間、バイブレータ56,71,72は作動した状態を保
持する。従って、エアセル55,67,68が下限圧か
ら上限圧に達するとき、エアセル55,67,68によ
る人体(使用者の尻、太もも、脚)への押圧の増大とバ
イブレータ56,71,72の振動動作とによってマッ
サージが施される。
【0032】ステップ14で、エアセル55,67,6
8から空気を排出し、ステップ15で、バイブレータ5
6,71,72を停止し、ステップ16で、エアセル5
5,67,68内の空気圧が下限圧に達したか否かを判
別し、下限圧に達していなければステップ14に戻り、
下限圧に達すればステップ17に進む。従って、エアセ
ル55,67,68の内部の空気圧が下限圧に達するま
で、エアセル55,67,68から空気が排出される。
その結果、エアセル55,67,68は次第に収縮し、
人体(使用者の尻、太もも、脚)への押圧を次第に緩和
してゆく。この間、バイブレータ56,71,72は作
動した状態を保持する。従って、エアセル55,67,
68が上限圧から下限圧に達するとき、エアセル55,
67,68による人体への押圧の緩和とバイブレータ5
6,71,72の振動動作とによってマッサージが施さ
れる。
【0033】ステップ17で、エアセル55,67,6
8が膨張収縮を所定回(例えば10回)繰り返した否か
を判別し、膨張収縮を所定回繰り返していなければステ
ップ11に戻り、膨張収縮を所定回繰り返していればス
テップ18に進み、モード2によるマッサージ動作を終
了する。従って、モード2のとき、バイブレータ56,
71,72は常時作動状態を維持し、エアセル55,6
7,68による人体への押圧の増大と緩和との繰り返し
とバイブレータ56,71,72の振動動作とによって
マッサージ動作をする。
【0034】操作部でモード3が選択されると、図9に
示すように、ステップ21で、エアセル55,67,6
8に空気を供給し、ステップ22で、バイブレータ5
6,71,72を作動し、ステップ23で、エアセル5
5,67,68内の空気圧が上限圧に達したか否かを判
別し、上限圧に達していなければステップ21に戻り、
上限圧に達すればステップ24に進む。従って、エアセ
ル55,67,68の内部の空気圧が上限圧に達するま
で、エアセル55,67,68に空気が供給される。そ
の結果、エアセル55,67,68は徐々に膨張し、使
用者の尻、太もも、脚を次第に強く押圧してゆく。この
間、バイブレータ56,71,72は作動状態を保持す
る。従って、エアセル55,67,68が下限圧から上
限圧に達するとき、エアセル55,67,68による人
体への押圧の増大とバイブレータ56,71,72の振
動動作とによってマッサージが施される。
【0035】ステップ24で、エアセル55,67,6
8から空気を排出し、ステップ25で、バイブレータ5
6,71,72を停止し、ステップ26で、エアセル5
5,67,68内の空気圧が下限圧に達したか否かを判
別し、下限圧に達していなければステップ24に戻り、
下限圧に達すればステップ27に進む。従って、エアセ
ル55,67,68の内部の空気圧が下限圧に達するま
で、エアセル55,67,68から空気が排出される。
その結果、エアセル55,67,68は次第に収縮し、
使用者の尻、太もも、脚の押圧を次第に緩和してゆく。
この間、バイブレータ56,71,72は作動を停止し
た状態を保持する。従って、エアセル55,67,68
が上限圧から下限圧に達するとき、エアセル55,6
7,68による人体への押圧の緩和のみによってマッサ
ージが施される。
【0036】ステップ27で、エアセル55,67,6
8が膨張収縮を所定回(例えば10回)繰り返した否か
を判別し、膨張収縮を所定回繰り返していなければステ
ップ21に戻り、膨張収縮を所定回繰り返していなけれ
ばステップ28に進み、モード3によるマッサージ動作
を終了する。従って、モード3のとき、エアセル55,
67,68による人体への押圧の増大と緩和との繰り返
しによってマッサージ動作をすると共に、エアセル5
5,67,68を膨張させてエアセル55,67,68
による人体への押圧を増大するときに、バイブレータ5
6,71,72が作動してバイブレータ56,71,7
2による振動動作が付加される。
【0037】操作部でモード4が選択されると、図10
に示すように、ステップ31で、エアセル55,67,
68に空気を供給し、ステップ32で、バイブレータ5
6,71,72を停止し、ステップ33で、エアセル5
5,67,68内の空気圧が上限圧に達したか否かを判
別し、上限圧に達していなければステップ31に戻り、
上限圧に達すればステップ34に進む。従って、エアセ
ル55,67,68の内部の空気圧が上限圧に達するま
で、エアセル55,67,68に空気が供給される。そ
の結果、エアセル55,67,68は徐々に膨張し、使
用者の尻、太もも、脚を次第に強く押圧してゆく。この
間、バイブレータ56,71,72は作動を停止した状
態を保持する。従って、エアセル55,67,68が下
限圧から上限圧に達するとき、エアセル55,67,6
8による人体への押圧の増大のみによってマッサージが
施される。
【0038】ステップ34で、エアセル55,67,6
8から空気を排出し、ステップ35で、バイブレータ5
6,71,72を作動し、ステップ36で、エアセル5
5,67,68内の空気圧が下限圧に達したか否かを判
別し、下限圧に達していなければステップ34に戻り、
下限圧に達すればステップ37に進む。従って、エアセ
ル55,67,68の内部の空気圧が下限圧に達するま
で、エアセル55,67,68から空気が排出される。
その結果、エアセル55,67,68は次第に収縮し、
使用者の尻、太もも、脚の押圧を次第に緩和してゆく。
この間、バイブレータ56,71,72は作動状態を保
持する。従って、エアセル55,67,68が上限圧か
ら下限圧に達するとき、エアセル55,67,68によ
る人体への押圧の緩和とバイブレータ56,71,72
の振動動作とによってマッサージが施される。
【0039】ステップ37で、エアセル55,67,6
8が膨張収縮を所定回(例えば10回)繰り返した否か
を判別し、膨張収縮を所定回繰り返していなければステ
ップ31に戻り、膨張収縮を所定回繰り返していればス
テップ38に進み、モード4によるマッサージ動作を終
了する。従って、モード4のとき、エアセル55,6
7,68による人体への押圧の増大と緩和との繰り返し
によってマッサージ動作をすると共に、エアセル55,
67,68を収縮させてエアセル55,67,68によ
る人体への押圧を緩和するときに、バイブレータ56,
71,72が作動してバイブレータ56,71,72に
よる振動動作が付加される。
【0040】操作部でモード5が選択されると、図11
に示すように、ステップ41で、エアセル55,67,
68に空気を供給し、ステップ42で、バイブレータ5
6,71,72を停止し、ステップ43で、エアセル5
5,67,68内の空気圧が所定圧に達したか否かを判
別し、所定圧に達していなければステップ41に戻り、
所定圧に達すればステップ44に進む。従って、エアセ
ル55,67,68の内部の空気圧が所定圧に達するま
で、エアセル55,67,68に空気が供給される。そ
の結果、エアセル55,67,68は徐々に膨張し、使
用者の尻、太もも、脚を次第に強く押圧してゆく。この
間、バイブレータ56,71,72は作動を停止した状
態を保持する。従って、エアセル55,67,68が下
限圧から所定圧に達するとき、エアセル55,67,6
8による人体への押圧の増大のみによってマッサージが
施される。
【0041】ステップ44で、エアセル55,67,6
8に空気を供給し、ステップ45で、バイブレータ5
6,71,72を作動し、ステップ46で、エアセル5
5,67,68内の空気圧が上限圧に達したか否かを判
別し、上限圧に達していなければステップ44に戻り、
上限圧に達すればステップ47に進む。従って、エアセ
ル55,67,68の内部の空気圧が所定圧から上限圧
に達するまで、エアセル55,67,68に空気が供給
される。その結果、エアセル55,67,68はさらに
膨張し、使用者の尻、太もも、脚をさらに強く押圧して
ゆく。この間、バイブレータ56,71,72は作動状
態を保持する。従って、エアセル55,67,68が所
定圧から上限圧に達するとき、エアセル55,67,6
8による人体への押圧の増大とバイブレータ56,7
1,72による振動動作とによってマッサージが施され
る。
【0042】ステップ47で、エアセル55,67,6
8から空気を排出し、ステップ48で、バイブレータ5
6,71,72を作動し、ステップ49で、エアセル5
5,67,68内の空気圧が所定圧より下がったか否か
を判別し、所定圧より下がっていなければステップ47
に戻り、所定圧より下がればステップ50に進む。従っ
て、エアセル55,67,68の内部の空気圧が上限圧
から所定圧に達するまで、エアセル55,67,68か
ら空気が排出される。その結果、エアセル55,67,
68は次第に収縮し、使用者の尻、太もも、脚の押圧を
次第に緩和してゆく。この間、バイブレータ56,7
1,72は作動状態を保持する。従って、エアセル5
5,67,68が上限圧から所定圧に達するとき、エア
セル55,67,68による人体への押圧の緩和とバイ
ブレータ56,71,72の振動動作とによってマッサ
ージが施される。
【0043】ステップ50で、エアセル55,67,6
8から空気を排出し、ステップ51で、バイブレータ5
6,71,72を停止し、ステップ52で、エアセル5
5,67,68内の空気圧が下限圧に達したか否かを判
別し、下限圧に達していなければステップ40に戻り、
下限圧に達していればステップ53に進む。従って、エ
アセル55,67,68の内部の空気圧が所定圧から下
限圧に達するまで、エアセル55,67,68から空気
が排出される。その結果、エアセル55,67,68は
さらに収縮し、使用者の尻、太もも、脚への押圧をさら
に緩和してゆく。この間、バイブレータ56,71,7
2は停止状態を保持する。従って、エアセル55,6
7,68が所定圧から下限圧に達するとき、エアセル5
5,67,68による人体への押圧の緩和のみによって
マッサージが施される。
【0044】ステップ53で、エアセル55,67,6
8が膨張収縮を所定回(例えば10回)繰り返した否か
を判別し、膨張収縮を所定回繰り返していなければステ
ップ41に戻り、膨張収縮を所定回繰り返していなけれ
ばステップ54に進み、モード5によるマッサージ動作
を終了する。従って、モード5のとき、エアセル55,
67,68による人体への押圧の増大と緩和との繰り返
しによってマッサージ動作をすると共に、エアセル5
5,67,68が所定圧以上のときに、バイブレータ5
6,71,72が作動してバイブレータ56,71,7
2による振動動作が付加される。
【0045】操作部でモード6が選択されると、図12
に示すように、ステップ61で、エアセル55,67,
68に空気を供給し、ステップ62で、バイブレータ5
6,71,72を作動し、ステップ63で、エアセル5
5,67,68内の空気圧が所定圧に達したか否かを判
別し、所定圧に達していなければステップ61に戻り、
所定圧に達すればステップ64に進む。従って、エアセ
ル55,67,68の内部の空気圧が下限圧から所定圧
に達するまで、エアセル55,67,68に空気が供給
される。その結果、エアセル55,67,68は徐々に
膨張し、使用者の尻、太もも、脚を次第に強く押圧して
ゆく。この間、バイブレータ56,71,72は作動状
態を保持する。従って、エアセル55,67,68が下
限圧から所定圧に達するとき、エアセル55,67,6
8による人体への押圧の増大とバイブレータ56,7
1,72の振動動作とによってマッサージが施される。
【0046】ステップ64で、エアセル55,67,6
8に空気を供給し、ステップ65で、バイブレータ5
6,71,72を停止し、ステップ66で、エアセル5
5,67,68内の空気圧が上限圧に達したか否かを判
別し、上限圧に達していなければステップ64に戻り、
上限圧に達すればステップ67に進む。従って、エアセ
ル55,67,68の内部の空気圧が所定圧から上限圧
に達するまで、エアセル55,67,68に空気が供給
される。その結果、エアセル55,67,68はさらに
膨張し、使用者の尻、太もも、脚をさらに強く押圧して
ゆく。この間、バイブレータ56,71,72は作動を
停止した状態を保持する。従って、エアセル55,6
7,68が所定圧から上限圧に達するとき、エアセル5
5,67,68による人体への押圧の増大のみによって
マッサージが施される。
【0047】ステップ67で、エアセル55,67,6
8から空気を排出し、ステップ68で、バイブレータ5
6,71,72を作動し、ステップ69で、エアセル5
5,67,68内の空気圧が所定圧より下がったか否か
を判別し、所定圧より下がっていなければステップ67
に戻り、所定圧より下がればステップ70に進む。従っ
て、エアセル55,67,68の内部の空気圧が上限圧
から所定圧に達するまで、エアセル55,67,68か
ら空気が排出される。その結果、エアセル55,67,
68はさらに収縮し、使用者の尻、太もも、脚の押圧を
さらに緩和してゆく。この間、バイブレータ56,7
1,72は作動を停止した状態を保持する。従って、エ
アセル55,67,68が上限圧から所定圧に達すると
き、エアセル55,67,68による人体への押圧の緩
和のみによってマッサージが施される。
【0048】ステップ70で、エアセル55,67,6
8から空気を排出し、ステップ71で、バイブレータ5
6,71,72を作動し、ステップ72で、エアセル5
5,67,68内の空気圧が下限圧に達したか否かを判
別し、下限圧に達していなければステップ70に戻り、
下限圧に達していればステップ73に進む。従って、エ
アセル55,67,68の内部の空気圧が所定圧から下
限圧に達するまで、エアセル55,67,68から空気
が排出される。その結果、エアセル55,67,68は
次第に収縮し、使用者の尻、太もも、脚の押圧を次第に
緩和してゆく。この間、バイブレータ56,71,72
は作動状態を保持する。従って、エアセル55,67,
68が所定圧から下限圧に達するとき、エアセル55,
67,68による人体への押圧の緩和とバイブレータ5
6,71,72の振動動作とによってマッサージが施さ
れる。
【0049】ステップ73で、エアセル55,67,6
8が膨張収縮を所定回(例えば10回)繰り返した否か
を判別し、膨張収縮を所定回繰り返していなければステ
ップ61に戻り、膨張収縮を所定回繰り返していなけれ
ばステップ74に進み、モード6によるマッサージ動作
を終了する。従って、モード6のとき、エアセル55,
67,68による人体への押圧の増大と緩和との繰り返
しによってマッサージ動作をすると共に、エアセル5
5,67,68が所定圧以下のときに、バイブレータ5
6,71,72が作動してバイブレータ56,71,7
2による振動動作が付加される。この場合、バイブレー
タ56,71,72の振動動作による抹消神経の刺激
と、エアセル55,67,68の押圧動作による局所の
刺激が交互に行われ、マッサージ動作に対する身体の反
応をより強くなるように誘導することができる。
【0050】上記実施の形態によれば、エアセル55,
67,68の人体押圧側にバイブレータ56,71,7
2が設けられているので、エアセル55,67,68に
より人体を押圧する部分を、バイブレータ56,71,
72により同時に振動動作させることができ、エアセル
55,67,68の押圧のみによるマッサージに比べ
て、複雑でかつ効果的なマッサージを施すことができ
る。また、エアセル55,67,68とクッション材5
2,62との間にバイブレータ56,71,72が設け
られているので、エアセル55,67,68の膨張によ
ってエアセル55,67,68をクッション材52,6
2を介して人体を押圧することができると共に、エアセ
ル55,67,68により押圧する人体の同一部分をバ
イブレータ56,71,72によりクッション材52,
62を介して人体に振動を与えることができ、クッショ
ン材52,62を介してより効果的なマッサージをなし
得る。
【0051】また、クッション材52,62に、バイブ
レータ56,71,72を収納する収納凹部73,74
が設けられているので、クッション材の収納凹部73,
74によって、バイブレータ56,71,72が大きく
ガタ付いたり、エアセル55,67,68乃至クッショ
ン材52,62に対して不測に移動したりしないように
バイブレータ56,71,72を位置決めしておくこと
ができるし、またクッション材52,62のバイブレー
タ56,71,72に対応する部分を薄肉に形成して、
このクッション材52,62の薄肉部分を介してバイブ
レータ56,71,72が人体に押圧するため、バイブ
レータ56,71,72の振動を人体に効果的に伝達す
ることができて、振動によるマッサージ効果を一層高め
ることもできる。
【0052】また、エアセル55,67,68の膨張収
縮動作とバイブレータ56,71,72の振動動作とを
連動させているので、エアセル55,67,68による
人体への押圧と、バイブレータ56,71,72による
振動とを互いに関連させて、種々のマッサージ効果を得
ることが可能になる。図13及び図14は他の実施の形
態を示し、図13に示すように、座部3には、エアセル
55の人体押圧側とは反対側(基材51側)にバイブレ
ータ56が設けられている。即ち、基材51の各エアセ
ル55側に、バイブレータ56を収納する収納凹部77
が設けられ、エアセル55と基材51との間にバイブレ
ータ56が収納凹部77に収納した状態で設置され、こ
の各バイブレータ56は、対応するエアセル55に対し
てそれぞれ連結固定されており、バイブレータ56によ
り対応するエアセル55を振動させ、エアセル55によ
り、使用者の尻や太ももを上方に押圧すると共に、エア
セル55を介してバイブレータ56の振動を使用者の尻
や太ももに伝達するようになっている。
【0053】また、図14に示すように、フットレスト
5には、各エアセル67,68の人体押圧側とは反対側
(基材61側)にバイブレータ71,72が設けられて
いる。即ち、基材61の各エアセル67,68側に、バ
イブレータ71,72を収納する収納凹部78,79が
設けられ、エアセル67,68と基材61との間に、バ
イブレータ71,72が収納凹部78,79に収納した
状態で設置され、各バイブレータ71,72は、対応す
るエアセル67,68に対してそれぞれ連結固定されて
おり、バイブレータ71,72により対応するエアセル
67,68を振動させ、エアセル67,68により、使
用者の脚を押圧すると共に、エアセル67,68を介し
てバイブレータ71,72の振動を使用者の脚に伝達す
るようになっている。
【0054】その他の点は前記実施の形態の場合と同様
の構成であり、エアセル55,67,68の膨張収縮動
作と、各エアセル55,67,68に対応するバイブレ
ータ56,71,72の振動動作とは、図示省略の操作
部で選択したモード1〜6に応じて、図示省略の制御部
の制御により、前記図7〜図12のフローチャートに示
す如く連動するように構成されている。この実施の形態
の場合、バイブレータ56,71,72でエアセル5
5,67,68全体を振動させて、使用者の尻、太も
も、脚等を広い範囲でバイブレーションマッサージする
ことができる。
【0055】なお、前記バイブレータ56,71,72
は、モータにより主構成してケースに収納したものであ
ってもよいし、ソレノイドにより主構成して同様のケー
スに収納したものであってもよい。また、前記実施の形
態では、椅子型のマッサージ機に本発明を適用している
が、本発明が適用されるマッサージ機は、椅子型のマッ
サージ機に限定されず、ベット型のマッサージ機であっ
てもよいし、フットレストのみを備えるマッサージ機で
あってもよい。さらに、腕や脚等にエアセルを巻き付け
るようにしたタイプのマッサージ機であってもよい。
【0056】また、各エアセル55,67,68の膨張
収縮動作は、それぞれ別個になすようにしてもよいし、
互いに連動して膨張収縮動作するようにしてもよい。ま
た、バイブレータ56,71,72の振動周波数や振動
の強さ或いは振動の振幅を複数段又は無段階に可変設定
できるようにしてもよい。また、前記実施の形態のモー
ド5及びモード6におけるエアセル55,67,68の
所定圧の圧力値は、下限圧〜上限圧までの間で任意に設
定変更できるようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、エアセルによる人体へ
の押圧の増大と緩和との繰り返しに加えて、バイブレー
タの振動によるマッサージ動作を付加することができ、
より複雑で効果的なマッサージをなし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すマッサージ機の座
部の側面断面図である。
【図2】同マッサージ機のフットレストの平面断面図で
ある。
【図3】同マッサージ機の全体斜視図である。
【図4】同機械式のマッサージ具の斜視図である。
【図5】同機械式のマッサージ具の一部を示す正面図で
ある。
【図6】同伝達機構部分の斜視図である。
【図7】同動作説明用のフローチャートである。
【図8】同動作説明用のフローチャートである。
【図9】同動作説明用のフローチャートである。
【図10】同動作説明用のフローチャートである。
【図11】同動作説明用のフローチャートである。
【図12】同動作説明用のフローチャートである。
【図13】他の実施の形態を示すマッサージ機の座部の
側面断面図である。
【図14】同マッサージ機のフットレストの平面断面図
である。
【符号の説明】
1 マッサージ機 3 座部 4 背凭れ部 5 フットレスト 51 基材 52 クッション材 55 エアセル 56 バイブレータ 57 収納凹部 61 基材 62 クッション材 67 エアセル 68 エアセル 71 バイブレータ 72 バイブレータ 73 収納凹部 74 収納凹部
フロントページの続き Fターム(参考) 4C074 AA03 AA04 CC01 DD01 DD04 FF01 GG03 HH02 4C100 AA00 AD02 AD11 BA01 BB03 BB05 BC00 CA06 CA07 CA08 DA05 DA06 DA10 EA09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気圧によって膨張収縮動作するエアセ
    ルを備え、エアセルを膨張させてエアセルで人体を押圧
    するようにしたマッサージ機において、 前記エアセルの人体押圧側にバイブレータが設けられて
    いることを特徴とするマッサージ機。
  2. 【請求項2】 基材とクッション材との間に、空気圧に
    よって膨張収縮動作するエアセルが配置され、エアセル
    に空気を給排することにより、エアセルを膨張させてエ
    アセルでクッション材を介して人体を押圧すると共に、
    エアセルを収縮させて人体への押圧を緩和するようにし
    たマッサージ機において、 前記エアセルとクッション材との間にバイブレータが設
    けられていることを特徴とするマッサージ機。
  3. 【請求項3】 前記クッション材に、バイブレータを収
    納する収納凹部が設けられていることを特徴とする請求
    項2に記載のマッサージ機。
  4. 【請求項4】 空気圧によって膨張収縮動作するエアセ
    ルを備え、エアセルを膨張させてエアセルで人体を押圧
    するようにしたマッサージ機において、 前記エアセルを振動させるようにバイブレータが設けら
    れていることを特徴とするマッサージ機。
  5. 【請求項5】 前記エアセルの膨張収縮動作とバイブレ
    ータの振動動作とを連動させたことを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載のマッサージ機。
  6. 【請求項6】 前記エアセルを膨張させてエアセルによ
    る人体への押圧を増大するとき、前記バイブレータを作
    動させると共に、前記エアセルを収縮させてエアセルに
    よる人体への押圧を緩和するとき、前記バイブレータを
    停止させるようにしたことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載のマッサージ機。
  7. 【請求項7】 前記エアセルを膨張させてエアセルによ
    る人体への押圧を増大するとき、前記バイブレータを停
    止させると共に、前記エアセルを収縮させてエアセルに
    よる人体への押圧を緩和するとき、前記バイブレータを
    作動させるようにしたことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載のマッサージ機。
  8. 【請求項8】 前記エアセルを膨張させてエアセルによ
    る人体への押圧が所定圧以上に増大したとき、前記バイ
    ブレータを作動させると共に、前記エアセルを収縮させ
    てエアセルによる人体への押圧が所定圧以下に緩和した
    とき、前記バイブレータを停止させるようにしたことを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のマッサージ
    機。
  9. 【請求項9】 前記エアセルを膨張させてエアセルによ
    る人体の押圧が所定圧以上に増大したとき、前記バイブ
    レータを停止させると共に、前記エアセルを収縮させて
    エアセルによる人体への押圧が所定圧以下に緩和したと
    き、前記バイブレータを作動させるようにしたことを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のマッサージ
    機。
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