JP2001095135A - 金車通過型引留クランプ - Google Patents
金車通過型引留クランプInfo
- Publication number
- JP2001095135A JP2001095135A JP26655599A JP26655599A JP2001095135A JP 2001095135 A JP2001095135 A JP 2001095135A JP 26655599 A JP26655599 A JP 26655599A JP 26655599 A JP26655599 A JP 26655599A JP 2001095135 A JP2001095135 A JP 2001095135A
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- JP
- Japan
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- jumper
- clamp
- aluminum stranded
- steel
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】小型・短尺化でき且つ金車通過性が良好で、し
かも鋼芯アルミ撚線の端末及びジャンパー線との電気的
接続信頼性が顕著に優れた金車通過型引留クランプを提
供すること。 【解決手段】鉄塔間に架設される鋼芯アルミ撚線の端末
部をクランプできる鋼芯アルミ撚線クランプ部材と、鉄
塔係止部材と、略Y字形状を呈しその下部側にジャンパ
ー線の端末をクランプできるジャンパースリーブがあり
且つその上部側に前記鋼芯アルミ撚線クランプ部の端部
及び前記鉄塔係止部の端部とを遊嵌してからボルトとナ
ットを介して一体的に締め付け固着できる二股状のソケ
ット開口部が設けられているジャンパーソケット部を有
するジャンパー線クランプ部材とから成る金車通過型引
留クランプにおいて、前記ボルトとして二連一体型ジャ
ンパーボルトを用いることを特徴とする金車通過型引留
クランプにある。
かも鋼芯アルミ撚線の端末及びジャンパー線との電気的
接続信頼性が顕著に優れた金車通過型引留クランプを提
供すること。 【解決手段】鉄塔間に架設される鋼芯アルミ撚線の端末
部をクランプできる鋼芯アルミ撚線クランプ部材と、鉄
塔係止部材と、略Y字形状を呈しその下部側にジャンパ
ー線の端末をクランプできるジャンパースリーブがあり
且つその上部側に前記鋼芯アルミ撚線クランプ部の端部
及び前記鉄塔係止部の端部とを遊嵌してからボルトとナ
ットを介して一体的に締め付け固着できる二股状のソケ
ット開口部が設けられているジャンパーソケット部を有
するジャンパー線クランプ部材とから成る金車通過型引
留クランプにおいて、前記ボルトとして二連一体型ジャ
ンパーボルトを用いることを特徴とする金車通過型引留
クランプにある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金車通過型引留クラ
ンプに関するものである。更に詳述すれば本発明は鉄塔
間に架設される超高圧の架空送電線の端末を固着、引留
めることができる金車通過型引留クランプに関するもの
である。
ンプに関するものである。更に詳述すれば本発明は鉄塔
間に架設される超高圧の架空送電線の端末を固着、引留
めることができる金車通過型引留クランプに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】発電所から大都市部や工場地帯等へ送電
する送電線は高い鉄塔間に架設されている。ここで用い
られるような架空送電線としては中心に抗張力が大きい
鋼芯を用い、その鋼芯の外周側にアルミ線を撚合わせて
成る鋼芯アルミ撚線(一般に、ACSRと呼ばれてい
る)等である。
する送電線は高い鉄塔間に架設されている。ここで用い
られるような架空送電線としては中心に抗張力が大きい
鋼芯を用い、その鋼芯の外周側にアルミ線を撚合わせて
成る鋼芯アルミ撚線(一般に、ACSRと呼ばれてい
る)等である。
【0003】一般に架空送電線の端末を鉄塔に固着する
には引留クランプが用いられている。従ってこの引留ク
ランプは超高圧、大電流、耐候性等の要因に耐えられる
高信頼性の物が要求される。更に、近年では架設工事性
の点から金車を通過できる金車通過性の引留クランプ、
つまり金車通過型引留クランプが要求される。
には引留クランプが用いられている。従ってこの引留ク
ランプは超高圧、大電流、耐候性等の要因に耐えられる
高信頼性の物が要求される。更に、近年では架設工事性
の点から金車を通過できる金車通過性の引留クランプ、
つまり金車通過型引留クランプが要求される。
【0004】図5は従来の金車通過型引留クランプを示
した平面図である。
した平面図である。
【0005】図5において10は鋼芯アルミ撚線クラン
プ部材、11は波型鋼芯クランプ部、12はアルミスリ
ーブ部材、20は鉄塔係止部材、30はジャンパー線ク
ランプ部材、31はジャンパーソケット部、32はジャ
ンパースリーブ部、40はボルトである。
プ部材、11は波型鋼芯クランプ部、12はアルミスリ
ーブ部材、20は鉄塔係止部材、30はジャンパー線ク
ランプ部材、31はジャンパーソケット部、32はジャ
ンパースリーブ部、40はボルトである。
【0006】即ち、従来の金車通過型引留クランプは鋼
芯アルミ撚線クランプ部材10と、鉄塔係止部材20
と、ジャンパー線クランプ部材30とから成っている。
芯アルミ撚線クランプ部材10と、鉄塔係止部材20
と、ジャンパー線クランプ部材30とから成っている。
【0007】ここにおいて鋼芯アルミ撚線クランプ部材
10は鋼芯アルミ撚線の鋼芯端末を被嵌してから圧縮す
ることよりクランプできる鋼製波型クランプ部11と、
鋼芯アルミ撚線の端末を被嵌してから圧縮することによ
りクランプできるアルミスリーブ部12とから成ってい
る。そしてこの鋼芯アルミ撚線クランプ部材10のボル
ト40で締め付けられる部分の外周は、図示はしないが
電気的接触面となれるようにフラットな電接面となって
いる。
10は鋼芯アルミ撚線の鋼芯端末を被嵌してから圧縮す
ることよりクランプできる鋼製波型クランプ部11と、
鋼芯アルミ撚線の端末を被嵌してから圧縮することによ
りクランプできるアルミスリーブ部12とから成ってい
る。そしてこの鋼芯アルミ撚線クランプ部材10のボル
ト40で締め付けられる部分の外周は、図示はしないが
電気的接触面となれるようにフラットな電接面となって
いる。
【0008】鉄塔係止部材20は鋼製クランプから成っ
ている。
ている。
【0009】また、ジャンパー線クランプ部材30はジ
ャンパーソケット部31と、ジャンパー線端末を被嵌し
てから圧縮することよりクランプできるジャンパースリ
ーブ部32とから成っている。
ャンパーソケット部31と、ジャンパー線端末を被嵌し
てから圧縮することよりクランプできるジャンパースリ
ーブ部32とから成っている。
【0010】つまり鋼芯アルミ撚線の鋼線端末部分は、
まず鋼芯アルミ撚線の鋼芯端末部分を端末処理してから
鋼製波型クランプ部21内へ挿入し、次にその鋼製波型
クランプ部21の外周を圧縮加締めする。また、鋼芯ア
ルミ撚線のアルミ線端末部分は、まずそのアルミ線端末
部分をアルミスリーブ部22内へ挿入し、次にそのアル
ミスリーブ部22の外周を圧縮加締めする。
まず鋼芯アルミ撚線の鋼芯端末部分を端末処理してから
鋼製波型クランプ部21内へ挿入し、次にその鋼製波型
クランプ部21の外周を圧縮加締めする。また、鋼芯ア
ルミ撚線のアルミ線端末部分は、まずそのアルミ線端末
部分をアルミスリーブ部22内へ挿入し、次にそのアル
ミスリーブ部22の外周を圧縮加締めする。
【0011】このように鋼製波型クランプ部21とアル
ミスリーブ部22の内周面内へ挿入してから圧縮加締め
することにより、鋼芯アルミ撚線の端末部分は鋼製波型
クランプ部21と一体化され、それによって鋼芯アルミ
撚線の端末部分は機械的にも、電気的にも鉄塔に引き留
められるようになる。
ミスリーブ部22の内周面内へ挿入してから圧縮加締め
することにより、鋼芯アルミ撚線の端末部分は鋼製波型
クランプ部21と一体化され、それによって鋼芯アルミ
撚線の端末部分は機械的にも、電気的にも鉄塔に引き留
められるようになる。
【0012】図6は図5の側面図を示したものである。
【0013】図6において41はボルト40に対応する
ナットである。
ナットである。
【0014】図6から分かるようにジャンパー線クラン
プ部30は二股のジャンパーソケット部31に分かれて
おり、それら二股のジャンパーソケット部31間にはソ
ケット開口部33が形成されている。そしてこのソケッ
ト開口部33内に鋼芯アルミ撚線クランプ部材10の電
接面部を入れ、それからジャンパー線クランプ部材30
のジャンパーソケット部31と鋼芯アルミ撚線クランプ
部材10のアルミスリーブ部12とは4本のボルト40
とナット41とにより一体的にボルト締めされる。この
締め付けによって鋼芯アルミ撚線クランプ部材10とジ
ャンパー線クランプ部材30とは電気的に接続される。
プ部30は二股のジャンパーソケット部31に分かれて
おり、それら二股のジャンパーソケット部31間にはソ
ケット開口部33が形成されている。そしてこのソケッ
ト開口部33内に鋼芯アルミ撚線クランプ部材10の電
接面部を入れ、それからジャンパー線クランプ部材30
のジャンパーソケット部31と鋼芯アルミ撚線クランプ
部材10のアルミスリーブ部12とは4本のボルト40
とナット41とにより一体的にボルト締めされる。この
締め付けによって鋼芯アルミ撚線クランプ部材10とジ
ャンパー線クランプ部材30とは電気的に接続される。
【0015】更に、このジャンパー線クランプ部材30
のジャンパースリーブ部32内に図示しないジャンパー
線を挿入し、それからその外周面を圧縮加締める。この
ようにすることにより鉄塔区間に架設された鋼芯アルミ
撚線はこの金車通過型引留クランプを介して隣接する他
の鉄塔区間に架設された鋼芯アルミ撚線と電気的に接続
されることになる。
のジャンパースリーブ部32内に図示しないジャンパー
線を挿入し、それからその外周面を圧縮加締める。この
ようにすることにより鉄塔区間に架設された鋼芯アルミ
撚線はこの金車通過型引留クランプを介して隣接する他
の鉄塔区間に架設された鋼芯アルミ撚線と電気的に接続
されることになる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】近年、金車通過型引留
クランプの小型・短尺化が強く要求されるようになって
きている。
クランプの小型・短尺化が強く要求されるようになって
きている。
【0017】一方、金車通過型引留クランプではその電
接面部をできるだけ長く確保することが要求される。
接面部をできるだけ長く確保することが要求される。
【0018】しかしながら従来の金車通過型引留クラン
プでは、そのジャンパー線クランプ部材30のソケット
開口部33内に遊嵌された鋼芯アルミ撚線クランプ部材
10、鉄塔係止部材20を4本のボルト40とナット4
1とによりボルト締めすると、ジャンパーソケット部3
1が締め付け軸力、つまりボルト40の軸方向の力に負
けて若干内側に変形してしまう懸念があった。この傾向
は小型・短尺化するほど大きくなってしまう。
プでは、そのジャンパー線クランプ部材30のソケット
開口部33内に遊嵌された鋼芯アルミ撚線クランプ部材
10、鉄塔係止部材20を4本のボルト40とナット4
1とによりボルト締めすると、ジャンパーソケット部3
1が締め付け軸力、つまりボルト40の軸方向の力に負
けて若干内側に変形してしまう懸念があった。この傾向
は小型・短尺化するほど大きくなってしまう。
【0019】そしてこのようにジャンパーソケット部3
1が変形すれば電接面部の有効接触距離が減少し、それ
により平均した面圧が得られなくなる。更に複数のボル
ト40によって締め付けを行うから各ボルトの軸力が一
定とならず、その結果電接面の不一致が生じ、更に接触
面積が減少することになる。
1が変形すれば電接面部の有効接触距離が減少し、それ
により平均した面圧が得られなくなる。更に複数のボル
ト40によって締め付けを行うから各ボルトの軸力が一
定とならず、その結果電接面の不一致が生じ、更に接触
面積が減少することになる。
【0020】本発明はかかる点に立って為されたもので
あって、その目的とするところは前記した従来技術の欠
点を解消し、小型・短尺化でき且つ金車通過性が良好
で、しかも鋼芯アルミ撚線の端末及びジャンパー線との
電気的接続信頼性が顕著に優れた金車通過型引留クラン
プを提供することにある。
あって、その目的とするところは前記した従来技術の欠
点を解消し、小型・短尺化でき且つ金車通過性が良好
で、しかも鋼芯アルミ撚線の端末及びジャンパー線との
電気的接続信頼性が顕著に優れた金車通過型引留クラン
プを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、鉄塔間に架設される鋼芯アルミ撚線の端末部をク
ランプできる鋼芯アルミ撚線クランプ部材と、鉄塔係止
部材と、略Y字形状を呈しその下部側にジャンパー線の
端末をクランプできるジャンパースリーブがあり且つそ
の上部側に前記鋼芯アルミ撚線クランプ部の端部及び前
記鉄塔係止部の端部とを遊嵌してからボルトとナットを
介して一体的に締め付け固着できる二股状のソケット開
口部が設けられているジャンパーソケット部を有するジ
ャンパー線クランプ部材とから成る金車通過型引留クラ
ンプにおいて、前記ボルトとして二連一体型ジャンパー
ボルトを用いることを特徴とする金車通過型引留クラン
プにある。
ろは、鉄塔間に架設される鋼芯アルミ撚線の端末部をク
ランプできる鋼芯アルミ撚線クランプ部材と、鉄塔係止
部材と、略Y字形状を呈しその下部側にジャンパー線の
端末をクランプできるジャンパースリーブがあり且つそ
の上部側に前記鋼芯アルミ撚線クランプ部の端部及び前
記鉄塔係止部の端部とを遊嵌してからボルトとナットを
介して一体的に締め付け固着できる二股状のソケット開
口部が設けられているジャンパーソケット部を有するジ
ャンパー線クランプ部材とから成る金車通過型引留クラ
ンプにおいて、前記ボルトとして二連一体型ジャンパー
ボルトを用いることを特徴とする金車通過型引留クラン
プにある。
【0022】本発明においてソケット開口部内には、蓋
スペーサが挾み込まれて成ることが好ましい。
スペーサが挾み込まれて成ることが好ましい。
【0023】なお、ジャンパー線クランプ部材は締め付
けるときの変形を小さくするために剛性の高い材質で且
つアルミとの腐食を起こさない材料が好ましい。
けるときの変形を小さくするために剛性の高い材質で且
つアルミとの腐食を起こさない材料が好ましい。
【0024】また、本発明においてジャンパーナット側
にも剛性が高く且つ腐食を生じない材料製板状プーレー
トを入れるようにすることが好ましい。
にも剛性が高く且つ腐食を生じない材料製板状プーレー
トを入れるようにすることが好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の金車通過型引留ク
ランプの一実施例を図面により説明する。
ランプの一実施例を図面により説明する。
【0026】図1は本発明の金車通過型引留クランプの
一実施例を示した側面図である。
一実施例を示した側面図である。
【0027】図1において100は本発明の金車通過型
引留クランプの一実施例に用いたジャンパー線クランプ
部材、101はジャンパーソケット部、102はジャン
パースリーブ部、103はソケット開口部、104は二
連一体型ジャンパーボルト、105はジャンパーナット
である。
引留クランプの一実施例に用いたジャンパー線クランプ
部材、101はジャンパーソケット部、102はジャン
パースリーブ部、103はソケット開口部、104は二
連一体型ジャンパーボルト、105はジャンパーナット
である。
【0028】即ち、本発明の一実施例の金車通過型引留
クランプの第1の特徴は、締め付け用ボルトとして二連
一体型ジャンパーボルト104を用いたことである。
クランプの第1の特徴は、締め付け用ボルトとして二連
一体型ジャンパーボルト104を用いたことである。
【0029】図2はこの本発明の金車通過型引留クラン
プの一実施例に用いた一体型ジャンパーボルト104の
拡大側面図を示したものである。
プの一実施例に用いた一体型ジャンパーボルト104の
拡大側面図を示したものである。
【0030】この二連一体型ジャンパーボルト104を
用いることにより締め付けたときの軸力はその二連一体
型ジャンパーボルト104の一体部で受けることにな
り、その結果ジャンパー線クランプ部材100のジャン
パーソケット部101の電接面には直接作用しない。
用いることにより締め付けたときの軸力はその二連一体
型ジャンパーボルト104の一体部で受けることにな
り、その結果ジャンパー線クランプ部材100のジャン
パーソケット部101の電接面には直接作用しない。
【0031】本発明の一実施例の金車通過型引留クラン
プの第2の特徴は、必要に応じてプレートをジャンパー
ナット105側にも埋め込んでおくことである。このよ
うにすることにより締め付け時の軸力は両側のプレート
で受けることになり、その結果ジャンパー線クランプ部
材100のソケット開口部103の変形が抑えられ、そ
れにより安定した面圧が得られる。
プの第2の特徴は、必要に応じてプレートをジャンパー
ナット105側にも埋め込んでおくことである。このよ
うにすることにより締め付け時の軸力は両側のプレート
で受けることになり、その結果ジャンパー線クランプ部
材100のソケット開口部103の変形が抑えられ、そ
れにより安定した面圧が得られる。
【0032】本発明の一実施例の金車通過型引留クラン
プの第3の特徴は、ジャンパー線クランプ部材100の
ソケット開口部103の変形防止及び電接面を増やすこ
とができる蓋スペーサ106を挾み込んで取り付けるこ
とである。
プの第3の特徴は、ジャンパー線クランプ部材100の
ソケット開口部103の変形防止及び電接面を増やすこ
とができる蓋スペーサ106を挾み込んで取り付けるこ
とである。
【0033】図3はこの本発明の一実施例の金車通過型
引留クランプに用いた蓋スペーサ106の側面図、図4
はその平面図を示したものである。
引留クランプに用いた蓋スペーサ106の側面図、図4
はその平面図を示したものである。
【0034】この蓋スペーサ106は落下しないように
クランプ圧縮側から溝を合わせて、スライドさせてセッ
トする。セットが終了したところで一体型ジャンパーボ
ルト104とジャンパーナット105とにより締め付け
る。
クランプ圧縮側から溝を合わせて、スライドさせてセッ
トする。セットが終了したところで一体型ジャンパーボ
ルト104とジャンパーナット105とにより締め付け
る。
【0035】このように本発明の一実施例の金車通過型
引留クランプで接続した鋼芯アルミ撚線の端末部は、ジ
ャンパー線クランプ部100のジャンパーソケット部1
01及びソケット開口部103の変形がないことから長
い電接面で且つ安定した面圧が確保でき、その結果隣接
する鉄塔区間に架設された鋼芯アルミ撚線同志の電気的
接続信頼性を顕著に向上することができる。
引留クランプで接続した鋼芯アルミ撚線の端末部は、ジ
ャンパー線クランプ部100のジャンパーソケット部1
01及びソケット開口部103の変形がないことから長
い電接面で且つ安定した面圧が確保でき、その結果隣接
する鉄塔区間に架設された鋼芯アルミ撚線同志の電気的
接続信頼性を顕著に向上することができる。
【0036】更に、本発明の一実施例の金車通過型引留
クランプは長い電接面を確保できることから、小型・短
尺化をはかることができ、それにより架設工事作業時に
おける金車通過性も向上することができる。
クランプは長い電接面を確保できることから、小型・短
尺化をはかることができ、それにより架設工事作業時に
おける金車通過性も向上することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明の金車通過型引留クランプは小型
・短尺化でき、金車通過性も良好で、しかも鋼芯アルミ
撚線の端末及びジャンパー線との電気的接続信頼性が顕
著に優れたものであり、工業上有用である。
・短尺化でき、金車通過性も良好で、しかも鋼芯アルミ
撚線の端末及びジャンパー線との電気的接続信頼性が顕
著に優れたものであり、工業上有用である。
【図1】本発明の金車通過型引留クランプの一実施例を
示した側面図である。
示した側面図である。
【図2】本発明の金車通過型引留クランプの一実施例に
用いた二連一体型ジャンパーボルの拡大側面図を示した
ものである。
用いた二連一体型ジャンパーボルの拡大側面図を示した
ものである。
【図3】本発明の一実施例の金車通過型引留クランプに
用いた蓋スペーサの側面図を示したものである。
用いた蓋スペーサの側面図を示したものである。
【図4】図3の平面図を示したものである。
【図5】従来の金車通過型引留クランプを示した平面図
である。
である。
【図6】図5の側面図を示したものである。
10 鋼芯アルミ撚線クランプ部材 11 波型鋼芯クランプ部 12 アルミスリーブ部 20 鉄塔係止部材 30 ジャンパー線クランプ部材 31 ジャンパーソケット部 32 ジャンパースリーブ部 33 ソケット開口部 40 ボルト 41 ナット 100 本発明の一実施例に用いたジャンパー線クラン
プ部材 101 ジャンパーソケット部 102 ジャンパースリーブ部 103 ソケット開口部 104 二連一体型ジャンパーボルト 105 ジャンパーナット 106 蓋スペーサ
プ部材 101 ジャンパーソケット部 102 ジャンパースリーブ部 103 ソケット開口部 104 二連一体型ジャンパーボルト 105 ジャンパーナット 106 蓋スペーサ
Claims (2)
- 【請求項1】鉄塔間に架設される鋼芯アルミ撚線の端末
部をクランプできる鋼芯アルミ撚線クランプ部材と、鉄
塔係止部材と、略Y字形状を呈しその下部側にジャンパ
ー線の端末をクランプできるジャンパースリーブがあり
且つその上部側に前記鋼芯アルミ撚線クランプ部の端部
及び前記鉄塔係止部の端部とを遊嵌してからボルトとナ
ットを介して一体的に締め付け固着できる二股状のソケ
ット開口部が設けられているジャンパーソケット部を有
するジャンパー線クランプ部材とから成る金車通過型引
留クランプにおいて、前記ボルトとして二連一体型ジャ
ンパーボルトを用いることを特徴とする金車通過型引留
クランプ。 - 【請求項2】ソケット開口部内には、蓋スペーサが挾み
込まれて成ることを特徴とする請求項1記載の金車通過
型引留クランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26655599A JP2001095135A (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | 金車通過型引留クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26655599A JP2001095135A (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | 金車通過型引留クランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001095135A true JP2001095135A (ja) | 2001-04-06 |
Family
ID=17432478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26655599A Pending JP2001095135A (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | 金車通過型引留クランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001095135A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100457498C (zh) * | 2006-11-15 | 2009-02-04 | 舒文琛 | 接触线及承力索终端锚固线夹 |
CN112003220A (zh) * | 2020-08-18 | 2020-11-27 | 澳希电力金具有限公司 | 一种双向耐张线夹 |
-
1999
- 1999-09-21 JP JP26655599A patent/JP2001095135A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100457498C (zh) * | 2006-11-15 | 2009-02-04 | 舒文琛 | 接触线及承力索终端锚固线夹 |
CN112003220A (zh) * | 2020-08-18 | 2020-11-27 | 澳希电力金具有限公司 | 一种双向耐张线夹 |
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