JP2001094672A - 電話回線/ドアホン切替アダプタ - Google Patents

電話回線/ドアホン切替アダプタ

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JP2001094672A
JP2001094672A JP26604299A JP26604299A JP2001094672A JP 2001094672 A JP2001094672 A JP 2001094672A JP 26604299 A JP26604299 A JP 26604299A JP 26604299 A JP26604299 A JP 26604299A JP 2001094672 A JP2001094672 A JP 2001094672A
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call
telephone line
intercom
setting switch
switching
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JP26604299A
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English (en)
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Masahiro Kawaguchi
将広 川口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電話回線をデジタル回線に変更した場合に、誤
動作をしない構成に容易に変更できる電話回線/ドアホ
ン切替アダプタを提供する。 【解決手段】通信装置を、電話回線L、ドアホン3のい
ずれかに切替接続する切替部11の有効/無効を設定す
る設定スイッチ19を備えており、この設定スイッチ1
9を有効に設定している状態で、ドアホン3から呼出が
あったときには、切替部11は通信装置を電話回線L側
からドアホン3側に切替接続する一方、設定スイッチ1
9を無効に設定している状態で、ドアホン3から呼出が
あったときには、切替部11は通信装置を電話回線L側
に接続維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話回線とドアホ
ンとを、電話機などの通信装置に対して切替接続する電
話回線/ドアホン切替アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の電話回線/ドアホン切替
アダプタ(以下、単に「アダプタ」ともいう)の内部構
成の一例を示すブロック図である。図示したアダプタ1
00は、電話回線L、ドアホン300以外に、電話機2
00を付加接続できるようになっている。また、アダプ
タ100は、集合住宅の各住戸に設置されたインターホ
ンとして構成され、集合住宅の中央(監視室、警備室な
ど)に設置された監視盤400に通話線L1と制御線L
2とを介して接続されている。
【0003】このアダプタ100は、アダプタ100自
身にも通話機能を備えているため、電話回線Lを通じた
通話、ドアホン300との通話、監視室や警備室などに
設置された監視盤400との通話、監視盤400に更に
接続された集合玄関子機500(ロビーインターホン)
との通話を可能とするとともに、電話機200において
も、アダプタ100の切替制御により、電話回線L、ド
アホン300、監視盤400、集合玄関子機500との
通話を可能にしている。
【0004】このアダプタ100には、CPUなどで構
成され、以下の各部を制御する制御部110と、電話機
200の接続を、電話回線Lとドアホン300等との間
で切り替える切替リレー111と、電話回線Lの使用状
態を検出する外線使用状態検出回路112と、電話回線
Lを通じた呼出を検出する着信検出回路113と、電話
機200からのダイヤル信号を検出するダイヤル検出部
114と、ドアホン300、監視盤400、集合玄関子
機500との通話を制御するドアホン通話制御回路11
5と、このアダプタ100自身での通話を行うため、ス
ピーカSP及びマイクMIを有した通話回路116と、
このアダプタ100自身から呼出音を発生させるための
呼出音発生部117と、このアダプタ100で通話をす
るために応答時に操作する通話釦118と備えている。
【0005】通常、切替リレー111は、電話機200
を電話回線Lに接続しており、ドアホン300、監視盤
400、集合玄関子機500のいずれかからの呼出を、
ドアホン通話制御回路115が検出すると、制御部11
0は、切替リレー111を切り替えて、電話機200と
ドアホン通話制御回路115とを接続し、ドアホン通話
制御回路115から電話機200に対し、呼出信号(6
0Hz、約180Vp−p)を送出する。
【0006】この呼出に対して、電話機200が受話器
を取り上げて応答すれば、ドアホン通話制御回路115
は呼出信号の送出を停止して、電話機200とドアホン
300等との間での通話状態に移行する。電話機200
では、例えば、集合玄関子機500との通話中に、所定
のダイヤル操作(例えば「5」をダイヤル)を行うと、
ダイヤル検出部114がこれを検出し、制御部110が
制御線L2を通じて解錠信号を送出する。すると、集合
玄関子機500側の電気錠が解錠できるようになってい
る。その後、電話機200において受話器を元に戻せ
ば、切替リレー111は、電話機200と電話回線Lを
接続するように切り替わる。
【0007】なお、ドアホン300等からの呼出を検知
したときには、アダプタ100自身からも呼出音発生部
117によって呼出音を出力し、通話釦118の操作に
よって応答してドアホン通話をすることもできる。ま
た、電話機200が電話回線Lを介して通話中であるこ
とを、外線使用状態検出回路112が検出している状態
において、ドアホン通話制御回路115が、ドアホン3
00側からの呼出を検知したときには、呼出信号を送出
して、通話信号に重畳させるとともに、呼出音発生部1
7からも呼出音を出力する。これに対して電話機200
で、受話器を元に戻す(オンフック)などで応答する
と、電話回線Lを介した通話を終了し、再度受話器を取
り上げれば(オフフック)、ドアホン300側との通話
を開始できる。また、アダプタ100において、通話釦
118の操作によって応答してドアホン通話をすること
もできる。このとき、電話機200による通話は継続で
きる。
【0008】一方、電話機200においてドアホン30
0等と通話中に、電話回線Lを通じて呼出信号が送出さ
れて来たときには、これを着信検出回路113が検出
し、ドアホン通話制御回路115が呼出信号を送出し
て、通話信号に重畳させる。これに対して電話機200
では、受話器を元に戻す(オンフック)などで応答する
と、ドアホン300等との通話を終了し、再度受話器を
取り上げれば(オフフック)、電話回線Lを介して通話
を開始できる。
【0009】以上には、電話回線Lとして、アナログ回
線である電話網を接続している場合を説明したが、IS
DNなどのデジタル回線に接続を変更する場合は、図4
に示すような構成にする必要がある。アダプタ100
は、ISDN回線に対して、DSU210(回線終端装
置)の前段に接続するが、更に、ISDN回線とDSU
210とを直接接続するためのリレー回路150を、ア
ダプタ100に内蔵又は外付けする。
【0010】ドアホン300等からの呼出をドアホン通
話制御回路115が検出したときに、制御部110は、
切替リレー111をドアホン300側に切り替えるとと
もに、リレー回路150によって、電話回線LとDSU
210とを直接接続するように切り替え(b側からa側
に切り替え)、DSU210がドアホン通話制御回路1
15に接続されるのを回避する。これによって、ドアホ
ン通話制御回路115から送出されて来る呼出信号を、
DSU210が受信することがないため、DSU210
の誤動作を防ぐことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
話回線/ドアホン切替アダプタでは、ISDNなどのデ
ジタル回線に接続を変更した場合には、リレー回路を設
けねばならず、そのため、アダプタ本体の大型化などに
よって設置スペース等の問題が生じ、コストアップにも
なっていた。
【0012】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、電話回線をデジタル回線に変更した場合
に、誤動作をしない構成に容易に変更できる電話回線/
ドアホン切替アダプタを提供することを目的としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電話回線と、住戸の玄関口などに設置さ
れたドアホンとを接続するとともに、通信装置を接続
し、電話回線、ドアホンのいずれかを切替接続して、通
信装置による通信を可能とする電話回線/ドアホン切替
アダプタの改良を提案する。
【0014】ここに通信装置には、電話回線がアナログ
回線の場合、通常のアナログ電話機や、モデムを備えた
ファクシミリ装置やパソコンなどがあり、電話回線がデ
ジタル回線の場合は、デジタル電話機、G4ファクシミ
リ装置、テレビ電話機、ターミナルアダプタ(TA)に
接続された電話機やパソコンなどがある。なお、DSU
(回線終端装置)や、DSUに接続されるTC(宅内制
御装置)もこの通信装置に含まれる。
【0015】請求項1では、通信装置を、電話回線、ド
アホンのいずれかに切替接続する切替部の有効/無効を
設定する設定スイッチを備えており、この設定スイッチ
を有効に設定している状態で、ドアホンから呼出があっ
たときには、切替部は通信装置を電話回線側からドアホ
ン側に切替接続する一方、設定スイッチを無効に設定し
ている状態で、ドアホンから呼出があったときには、切
替部は通信装置を電話回線側に接続維持することを特徴
とする。
【0016】請求項2では、請求項1において、電話回
線がアナログ回線である場合に、設定スイッチを有効に
設定する一方、電話回線がデジタル回線である場合に、
設定スイッチを無効に設定することを特徴とする。ここ
に、アナログ回線には電話網や放送網などがあり、デジ
タル回線にはISDN(統合サービスデジタル通信網)
やDDX網(デジタルデータ交換網)などがある。アダ
プタによって生成されて送出される呼出信号を受信する
と誤動作するおそれがあるDSUなどが接続される場合
に、設定スイッチによって、切替部の切り替えを無効に
する。
【0017】請求項3では、請求項1又は請求項2にお
いて、通信装置側に呼出信号を送出する呼出信号送出部
を更に備えており、設定スイッチを有効に設定している
状態で、ドアホンから呼出があったときには、呼出信号
送出部によって呼出信号を送出する一方、設定スイッチ
を無効に設定している状態で、ドアホンから呼出があっ
たときには、呼出信号送出部によって呼出信号を送出し
ないことを特徴とする。すなわち、ここでは、切替部に
よる切替を無効にするとともに、通信装置側への呼出信
号の送出も停止する。
【0018】請求項4では、請求項1〜請求項3のいず
れかにおいて、通信装置側に呼出信号を送出する呼出信
号送出部と、アダプタ自身から呼出音を発生させる呼出
音発生部と、マイク及びスピーカを有した通話回路とを
更に備えており、設定スイッチを有効に設定している状
態で、ドアホンから呼出があったときには、呼出信号送
出部によって呼出信号を送出して、通信装置又は通話回
路によるドアホン通話を可能とする一方、設定スイッチ
を無効に設定している状態で、ドアホンから呼出があっ
たときには、呼出音発生部によって呼出音を発生させ
て、通話回路によるドアホン通話を可能とすることを特
徴とする。
【0019】すなわち、アダプタ自身にも通話機能を備
えており、設定スイッチが無効に設定されている場合
に、ドアホンからの呼出に対して、通信装置側では応答
はできないが、アダプタ自身での応答、通話を可能とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、電話回線/ドア
ホン切替アダプタの構成の一例を示したブロック図であ
る。電話回線/ドアホン切替アダプタ1は、電話回線L
と、住戸の玄関口などに設置されたドアホン3とを接続
するとともに、電話機などの通信装置を接続し、電話回
線L、ドアホン3のいずれかを切替接続して、通信装置
による通信を可能とする。
【0021】なお、ドアホン3は1台には限定されず、
複数台であってもよい。また、通信装置も複数台の接続
を可能とする。これらの場合、複数台のドアホン3の
間、又は、複数台の通信装置の間において、切替制御が
行われる。電話回線Lがアナログ回線の場合は、通信装
置として、通常のアナログ電話機や、モデムを備えたフ
ァクシミリ装置やパソコンなどが接続され、電話回線L
がデジタル回線の場合は、通信装置として、デジタル電
話機、G4ファクシミリ装置、テレビ電話機、ターミナ
ルアダプタ(TA)に接続された電話機やパソコンなど
が接続される。なお、DSU(回線終端装置)や、DS
Uに接続されるTC(宅内制御装置)も、デジタル回線
に接続される通信装置に含まれる。
【0022】したがって、アナログ回線に接続するとき
は、アナログ電話機やモデム等のアナログ端末を接続し
て、DSUなどは不要となり、デジタル回線に接続する
ときは、ISDN用電話機やデジタル端末を接続する。
この図では、電話回線Lは、デジタル回線であるISD
Nであり、通信装置として、DSU2を接続している場
合を示しており、DSU2には、更に電話機などの通信
装置が接続されるようになっている。
【0023】なお、ここでは、電話回線Lに対して、D
SU2の前段にアダプタ1を接続する場合を示したが、
本発明では、これに限定されることはなく、電話回線L
に接続されたDSU2の後段にアダプタ1を接続する構
成であってもよい。本発明のアダプタ1は、電話回線L
とドアホン3とを切替接続するだけではなく、集合住宅
の監視室などに設置された監視盤4などとの切替接続も
可能になっており、図では、その場合の構成を示してい
る。したがって、このアダプタ1は、一戸建ての住戸以
外に、集合住宅の住戸においても適用できる。
【0024】アダプタ1と監視盤4とは、通話線L1
と、多重伝送を行う制御線L2とを介して接続されてお
り、監視盤4には更に、集合住宅の共同玄関に設置され
た集合玄関子機5(ロビーインターホン)を接続してい
る。ここでは、更に、アダプタ1は、集合住宅の各住戸
に設置されたインターホンとして構成されており、この
アダプタ1自身において、ドアホン3との通話、監視盤
4との通話、監視盤4に更に接続された集合玄関子機5
との通話を可能としている。なお、ここでは、ダイヤル
操作部を備えずに、アダプタ1自身では、電話回線Lを
通じた通信機能は備えていないものとしているが、これ
に限定されるものではない。
【0025】このアダプタ1は、図3や図4に示した従
来の構成と同様に、CPUなどで構成され、以下の各部
を制御する制御部10と、リレーなどで構成され、DS
U2などの通信装置側との接続を、電話回線Lとドアホ
ン3等との間で切り替える切替部11と、電話回線Lの
使用状態を検出する外線使用状態検出回路12と、電話
回線Lを通じた呼出信号を検出する着信検出回路13
と、通信装置側からのダイヤル信号を検出するダイヤル
検出部14と、ドアホン3、監視盤4、集合玄関子機5
との通話を制御するドアホン通話制御回路15と、この
アダプタ1自身での通話を行うため、スピーカSP及び
マイクMIを有した通話回路16と、このアダプタ1自
身から呼出音を発生させるための呼出音発生部17と、
このアダプタ1で通話をするために応答時に操作する通
話釦18と備える。なお、アダプタ1は、図示したよう
なハンズフリー通話を行う構成には限定されず、ハンド
セットを備えた構成であってもよい。
【0026】本発明では、アダプタ1には、通信装置側
との接続を、電話回線L、ドアホン3のいずれかに切り
替える切替部11の有効/無効を設定する設定スイッチ
19を備えている。設定スイッチ19を有効に設定して
いる状態で、ドアホン3から呼出があったときには、制
御部10は、切替部11によって通信装置を電話回線L
側からドアホン3側に切替接続するが、設定スイッチ1
9を無効に設定している状態で、ドアホン3から呼出が
あったときには、切替部11は通信装置を電話回線L側
に接続維持する。すなわち、設定スイッチ19を有効に
設定しているときは、従来と同じように動作するが、設
定スイッチ19を無効に設定しているときは、接続され
た通信装置によるドアホン通話を不可とする。
【0027】設定スイッチ19は、電話回線Lがアナロ
グ回線である場合に有効に設定する一方、図示するよう
に、電話回線Lがデジタル回線である場合に無効に設定
すればよい。これによって、ドアホン通話制御回路15
から送出される呼出信号を、DSU2が受信することが
ないため、DSU2などの通信装置の誤動作を防ぐこと
が出来る。したがって、アダプタ1によって生成されて
送出される呼出信号を受信すると誤動作するおそれがあ
るDSU2などが接続される場合に、設定スイッチ19
によって、切替部11の切り替えを無効にしておけばよ
い。
【0028】なお、アナログ回線には電話網や放送網な
どがあり、デジタル回線にはISDN(統合サービスデ
ジタル通信網)やDDX網(デジタルデータ交換網)な
どがある。上述したように、設定スイッチ19が有効に
設定されている場合は、従来と同様の動作をするので、
ここでの説明を省略し、以下には、設定スイッチ19が
無効に設定されている場合の動作について説明する。
【0029】切替部11は、DSU2の電話回線L側へ
の接続を維持しており、電話回線Lを介したデジタル通
信ができるようになっている。ドアホン通話制御回路1
5は、電圧降下などでドアホン3からの呼出を検出する
とともに、制御線L2を通じた呼出信号の受信により、
監視盤4又は集合玄関子機5からの呼出を検出できるよ
うになっており、このドアホン通話制御回路15がこれ
らの呼出を検出すると、制御部10は、設定スイッチ1
9が無効に設定されているのを確認して、切替部11を
切り替えずに、DSU2と電話回線Lの接続を維持する
とともに、呼出音発生部17によって、スピーカSPか
ら「ピンポン」といった呼出音を出力する。この呼出に
対して、通話釦18を操作して応答すると、通話回路1
6によって、マイクMIとスピーカSPとを用いたドア
ホン3等との通話状態に移行する。
【0030】また、ドアホン3等から呼出があったとき
に、外線使用状態検出回路12において、通信装置が電
話回線Lによって通信中であることを検出している場合
も、制御部10は、切替部11をドアホン3側に切り替
えることをせずに電話回線L側に維持したまま、呼出音
発生部17によってスピーカSPから呼出音を出力させ
る。
【0031】このアダプタ1では、アダプタ1自身でも
通話機能を備えているため、通話回路16によってドア
ホン通話中に、電話回線Lを通じて呼出があったときに
は、切替部11は電話回線L側に接続を維持したままな
ので、通信装置側で応答が可能である。また、ドアホン
1自身において監視盤4又は集合玄関子機5と通話中
に、電話回線Lを通じて呼出があったときも同様であ
る。
【0032】このように、アダプタ1に通話機能を備え
ていれば、設定スイッチ19を無効に設定している状態
であっても、ドアホン3から呼出があったときには、呼
出音発生部17によって呼出音を発生させて、通話回路
16によるドアホン通話が可能となる。一方、設定スイ
ッチ19を有効に設定している状態で、ドアホン3から
呼出があったときには、ドアホン通話制御回路15から
呼出信号を送出して、通信装置又は通話回路16による
ドアホン通話が可能となる。この場合、ドアホン通話制
御回路15は、通信装置側に呼出信号を送出する呼出信
号送出部を構成している。なお、通信装置側への呼出信
号の送出と同時に、呼出音発生部17からも呼出音を発
生させることが望ましい。
【0033】また、設定スイッチ19を無効に設定して
いる状態で、ドアホン3から呼出があったときには、ド
アホン通話制御回路15から呼出信号を送出しないよう
にもできる。すなわち、切替部11による切替を無効に
するとともに、通信装置側への呼出信号の送出も停止す
る。これによって、ドアホン通話制御回路15における
呼出信号の生成などの動作を省略できる。一方、設定ス
イッチ19を有効に設定している状態で、ドアホン3か
ら呼出があったときには、従来と同様に、ドアホン通話
制御回路15から呼出信号を送出する。
【0034】図2には、以上に説明した、ドアホン3か
ら呼出があったときのアダプタ1の動作をフローチャー
ト(S100〜S111)で示している。通常の待機時
は、切替部11は電話回線L側に接続されており(S1
00)、この状態でドアホン3側からの呼出を検出する
と(S101)、外線通話中(電話回線Lによる通信
中)であれば(S102)、設定スイッチ19の設定と
は無関係に、アダプタ1自身から呼出音を発生させ(S
109)、通話釦18の操作によって応答すると(S1
10)、ドアホン通話を開始できる(S111)。
【0035】ドアホン3側からの呼出を検出したとき
に、外線通話中ではなく、設定スイッチ19が有効に設
定されていれば(S103)、切替部11をドアホン3
側に切り替え(S104)、通信装置として接続された
電話機側に呼出信号を送出するとともに(S105)、
アダプタ1自身からも呼出音を発生させる(S10
6)。これらの呼出に対し、電話機又はアダプタ1自身
が応答すれば(S107)、応答したいずれか一方によ
ってドアホン通話が開始できる(S108)。一方、設
定スイッチ19が無効に設定されていれば、アダプタ1
自身から呼出音を発生させ(S109)、通話釦18の
操作によって応答すると(S110)、ドアホン通話を
開始できる(S111)。
【0036】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1〜請求項4に記載の電話回線/ドアホン
切替アダプタによれば、電話回線をデジタル回線に変更
したときに、設定スイッチにより切替部の動作を無効に
設定しておけば、ドアホンから呼出があったときに、切
替部は電話回線側に接続を維持したままにするので、通
信装置側にアナログ装置用の呼出信号が送出されること
がなく、デジタル回線に対応した通信装置側において誤
動作することがない。一方、電話回線がアナログ回線で
ある場合は、設定スイッチにより切替部の動作を有効に
設定しておけば、従来と同様、ドアホンから呼出があっ
たときに、切替部はドアホン側に切替接続されるので、
通信装置側でのドアホン通話が可能になる。
【0037】このように本発明によれば、簡単な構成に
よって、デジタル回線への変更に対応できるため、配線
をしなおす必要がなく、従来のように、装置が大型化す
る等の問題がなく、コストアップを抑えることもでき
る。特に、請求項3では、設定スイッチを無効に設定し
ている状態で、ドアホンから呼出があったときには、通
信装置側に呼出信号を送出しないので、無駄な処理をせ
ずに済む。
【0038】また、請求項4では、設定スイッチを無効
に設定している状態で、ドアホンから呼出があったとき
には、ドアホン自身から呼出音を発生させて、通話回路
によるドアホン通話を可能とするので、電話回線をデジ
タル回線に変更した場合でも、ドアホン通話機能が損な
われない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電話回線/ドアホン切替アダプタの構
成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の電話回線/ドアホン切替アダプタの動
作の一例を示すフローチャートである。
【図3】従来の電話回線/ドアホン切替アダプタの構成
の一例を示すブロック図である。
【図4】従来の電話回線/ドアホン切替アダプタの他の
構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 電話回線/ドアホン切替アダプタ 10 制御部 11 切替部 15 ドアホン通話制御回路 16 通話回路 17 呼出音発生部 18 通話釦 19 設定スイッチ 2 DSU 3 ドアホン L 電話回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線と、住戸の玄関口などに設置され
    たドアホンとを接続するとともに、通信装置を接続し、
    上記電話回線、ドアホンのいずれかを切替接続して、通
    信装置による通信を可能とする電話回線/ドアホン切替
    アダプタにおいて、 上記通信装置を、上記電話回線、ドアホンのいずれかに
    切替接続する切替部の有効/無効を設定する設定スイッ
    チを備えており、 上記設定スイッチを有効に設定している状態で、上記ド
    アホンから呼出があったときには、上記切替部は上記通
    信装置を電話回線側からドアホン側に切替接続する一
    方、 上記設定スイッチを無効に設定している状態で、上記ド
    アホンから呼出があったときには、上記切替部は上記通
    信装置を電話回線側に接続維持することを特徴とする電
    話回線/ドアホン切替アダプタ。
  2. 【請求項2】上記電話回線がアナログ回線である場合
    に、上記設定スイッチを有効に設定する一方、上記電話
    回線がデジタル回線である場合に、上記設定スイッチを
    無効に設定することを特徴とする請求項1に記載の電話
    回線/ドアホン切替アダプタ。
  3. 【請求項3】上記通信装置側に呼出信号を送出する呼出
    信号送出部を更に備えており、 上記設定スイッチを有効に設定している状態で、上記ド
    アホンから呼出があったときには、上記呼出信号送出部
    によって呼出信号を送出する一方、 上記設定スイッチを無効に設定している状態で、上記ド
    アホンから呼出があったときには、上記呼出信号送出部
    によって呼出信号を送出しないことを特徴とする請求項
    1又は請求項2に記載の電話回線/ドアホン切替アダプ
    タ。
  4. 【請求項4】上記通信装置側に呼出信号を送出する呼出
    信号送出部と、アダプタ自身から呼出音を発生させる呼
    出音発生部と、マイク及びスピーカを有した通話回路と
    を更に備えており、 上記設定スイッチを有効に設定している状態で、上記ド
    アホンから呼出があったときには、上記呼出信号送出部
    によって呼出信号を送出して、上記通信装置又は上記通
    話回路によるドアホン通話を可能とする一方、 上記設定スイッチを無効に設定している状態で、上記ド
    アホンから呼出があったときには、上記呼出音発生部に
    よって呼出音を発生させて、上記通話回路によるドアホ
    ン通話を可能とすることを特徴とする請求項1〜請求項
    3のいずれかに記載の電話回線/ドアホン切替アダプ
    タ。
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