JP2001093911A - エッチング方法及び化合物半導体装置の製造方法 - Google Patents

エッチング方法及び化合物半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JP2001093911A
JP2001093911A JP26976499A JP26976499A JP2001093911A JP 2001093911 A JP2001093911 A JP 2001093911A JP 26976499 A JP26976499 A JP 26976499A JP 26976499 A JP26976499 A JP 26976499A JP 2001093911 A JP2001093911 A JP 2001093911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
metal
etching
electrode
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26976499A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadahito Hongo
禎人 本郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP26976499A priority Critical patent/JP2001093911A/ja
Publication of JP2001093911A publication Critical patent/JP2001093911A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Weting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極をマスクにしてInGaPのエッチング
を行う際に、電極の表面がAu等の貴金属である場合に
発生するInGaPのエッチング不良を防止すること。 【解決手段】 化合物半導体からなる第1の半導体層1
4と、この第1の半導体層14上に形成された導体層2
1とを備えた構造において、導体層21の表面は標準電
極電位が負である金属、例えばMoで構成されており、
InxGa1-xP(0<x≦1)からなる第2の半導体層
15bを、導体層21の表面が露出した状態でエッチン
グすることを特徴とする。これにより、InGaPのエ
ッチング不良を防止することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エッチング方法化
合物及び半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘテロ接合バイポーラトランジスタ(H
BT)は、その高速性能を引き出すために、最近ますま
す素子サイズが縮小される傾向にある。その中でも、ベ
ース・コレクタ間容量の低減は、その性能向上のために
必須技術となる。
【0003】ベース・コレクタ間容量の低減のために
は、ベース領域の規定が重要となってくる。ベース領域
外部のベース層をエッチングにより除去する方法が一般
的である。究極的には、ベース電極をエッチングのマス
クとして、ベース電極より露出した外部のベース層をエ
ッチングすることが、容量低減のために有効である。こ
こで、ベース表面での再結合抑制のため、ベース層表面
保護層としてInGaP層がLedge層として多く用
いられている。また、従来のベース電極構造は、その後
の配線接続を考慮して、電極表面をAu等の貴金属とし
ていた。
【0004】ところが、ベース電極表面にAuを露出し
た状態で、Ledge層であるInGaP層をエッチン
グしようとすると、ベース電極近傍のInGaP層のエ
ッチング不良が発生し、島状にエッチング残りが発生し
てしまうことが分かった。
【0005】この問題点を図8及び図9を用いて説明す
る。即ち、図8に示すように、コレクタコンタクト層1
12上にコレクタ層113が形成され、このコレクタ層
113上にはベース層114が形成されている。ベース
層114上には、n型InGaP層115a及びn型G
aAs層116aからなる積層パターン、並びにn型I
nGaP層115b及びn型GaAs層116bからな
る積層パターンが形成されている(ここで、InGaP
の組成は典型的にはIn0.5Ga0.5P)。これらの積層
パターンから露出するベース層114の表面にはベース
電極121が形成されている。さらに、n型InGaP
層115a及びn型GaAs層116aからなる積層パ
ターン上には、エミッタ層117、エミッタコンタクト
層118が下から順に積層されている。
【0006】ベース電極121の外部に存在するベース
層114は、ベース・コレクタ間容量の低減のためには
除去しておくべきものである。したがって、このベース
層114、並びにこの上に積層されたn型InGaP層
115b及びn型GaAs層116bを除去する必要が
ある。ここで、エミッタ領域及びベース電極121をレ
ジストパターンで完全に覆って、n型GaAs層116
b、n型InGaP層115b、及びベース層114を
エッチングする場合には、ベース電極121に隣接する
これらの層の部分がレジストで覆われる場合があり、当
該部分を十分にエッチングできず、エッチング残りが生
じてしまう結果、ベース・コレクタ間容量の低減を充分
に実現できない場合がある。
【0007】そこで、本願発明者らは、図8に示された
構造に対して、レジストパターン134をエミッタ領域
及びベース電極121の一部を覆うように形成し、この
レジストパターン134をマスクとして、ベース電極1
21外部のn型GaAs層116b及びn型InGaP
層115bのエッチングを行った。このエッチング方法
では、ベース電極121の一部を覆うようにレジストパ
ターン134を形成するので、隣接するn型GaAs層
116b及びn型InGaP層115bがレジストで覆
われる恐れはなくなり、上記問題点を解決できる。
【0008】しかしながら、図8に示すように、ベース
電極121表面をAuで構成した場合には、この状態で
n型GaAs層116b、n型InGaP層115b、
及びベース層114をエッチングしようとすると、ベー
ス電極121近傍のn型InGaP層115bのエッチ
ング不良が発生し、n型InGaP層115bのエッチ
ング残りが島状に発生してしまうことが分かった。
【0009】本願発明者らは、ベース電極121をレジ
ストで完全に被覆した状態で上記エッチングを行った場
合には、n型InGaP層115bのエッチング残りが
発生しないことを確かめている。したがって、かかる場
合にはベース電極121をレジストで完全に被覆して、
エッチング中にベース電極121がエッチング液に露出
されない方法を取る必要が出てきてしまい、ベース・コ
レクタ間容量の低減を充分に実現できなかった。
【0010】このように、電極等の導体領域をマスクに
してInGaP等のエッチングをエッチング残りを生じ
ずに行う方法は、未だかつて得られていない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、電極を
マスクにしてInGaP等のエッチングをエッチング残
りを生じずに行う方法は、未だかつて得られていない。
【0012】本発明は、上記実情を鑑みてなされたもの
であり、電極等の導体領域をマスクにしてInGaP等
をエッチングするエッチング方法及び化合物半導体装置
の製造方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1は、InxGa1-xP(0<x≦1)か
らなる化合物半導体層を、標準電極電位が負である金属
で構成されている金属領域が露出した状態でエッチング
することを特徴とするエッチング方法を提供する。
【0014】かかる本発明の第1において、前記標準電
極電位が負である金属はMo、Ti、W、Cr、Alの
少なくとも一つの元素から構成されることが好ましい。
【0015】また、前記標準電極電位が負である金属は
Moを主成分とする金属であることが好ましい。
【0016】また、本発明の第2は、化合物半導体から
なる第1の半導体層と、この第1の半導体層上に形成さ
れた導体層とを備えた構造において、前記導体層の表面
は標準電極電位が負である金属で構成されており、In
xGa1-xP(0<x≦1)からなる第2の半導体層を、
前記導体層の表面が露出した状態でエッチングすること
を特徴とする化合物半導体装置の製造方法を提供する。
【0017】かかる本発明の第2において、以下の構成
がより好ましい。
【0018】(1)前記標準電極電位が負である金属は
Mo、Ti、W、Cr、Alの少なくとも一つの元素か
ら構成されること。
【0019】(2)前記標準電極電位が負である金属は
Moを主成分とする金属であること。
【0020】(3)前記導体層は電極配線層であり、前
記第1の半導体層とオーミック接触していること。
【0021】(4)前記第1の半導体層はp型GaAs
からなり、バイポーラトランジスタのベース層を構成す
ること。
【0022】(5)前記第2の半導体層は前記第1の半
導体層上に前記導体層に隣接して形成されること。
【0023】(6)前記化合物半導体装置はバイポーラ
トランジスタであり、前記導体層はベース電極であっ
て、当該トランジスタのエミッタ領域をレジストで覆い
かつ前記ベース電極を露出した状態で、前記第2の半導
体層をエッチングすること。
【0024】また、上記した各発明において、Inx
1-xP(0<x≦1)からなる化合物半導体層をエッ
チングする際に、塩酸を含むエッチャントを用いること
が好ましい。
【0025】本発明によれば、電極表面をAu等の貴金
属ではなく、Mo等の、標準電極電位が「負」である金
属で被覆した電極構造とした上で、InGaPのエッチ
ングを行う。このような構造の電極を用いることによ
り、電気化学的効果により、InGaPのエッチングが
電極周辺においてもエッチング残りを生じさせることな
くエッチングされるようになる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0027】本発明をInGaP/GaAs系HBTに
適用した方法について説明する。図1乃至図7はこのH
BTを作成する工程を示す断面図である。
【0028】まず、図1に示すようにウェハの層構造は
次のようになっている。化合物半導体基板11として半
絶縁性GaAs基板が用いられ、このGaAs基板11
上には下から順に、n+型GaAsコレクタコンタクト
層12、n型GaAsコレクタ層13、高濃度に炭素ド
ープされたp+型GaAsベース層14、n型In0.5
0.5P層15、n型GaAs層16、n型In0.5Ga
0.5Pエミッタ層17、はn+型InxGa1-xAsエミッ
タキャップ(コンタクト)層18が積層して形成されて
いる。ここで、xはn型In0.5Ga0.5Pエミッタ層1
7からウエハ表面(図1の上方向)へかけてx=0から
x=0.5へと漸増している。
【0029】ここで例えば、n+型GaAsコレクタコ
ンタクト層12は500nm、Si濃度5×1018cm
-3、n型GaAsコレクタ層13は500nm、Si濃
度1×1016cm-3、p+型GaAsベース層14は5
0nm、C濃度5×1019cm-3、n型In0.5Ga0.5
P層15は40nm、Si濃度3×1017cm-3、n型
GaAs層16は10nm、Si濃度3×1018
-3、n型In0.5Ga0.5Pエミッタ層17は50n
m、Si濃度5×1017cm-3、n+型InxGa1-x
sエミッタキャップ層18は100nm、Si濃度3×
1019cm-3とする。
【0030】次に、製造方法を順を追って説明する。ま
ず、図1の状態においてエミッタ電極部分を開口するよ
うにフォトレジスト(図示せず。)をパターニングし、
Ti膜を真空蒸着し、リフトオフを行う。次に、図2に
示すように、Tiパターン31をマスクとして、n+
InxGa1−xAsエミッタキャップ層18をエッチ
ングし、続いて、n型In0.5Ga0.5Pエミッタ層17
をエッチングする。
【0031】ここで、n+型InxGa1-xAsエミッタ
キャップ層18に対するエッチャントとしては、燐酸/
過酸化水素/水の混合液を、n型In0.5Ga0.5Pエミ
ッタ層17に対するエッチャントとしては、塩酸を用い
ている。n+型InxGa1-xAsエミッタキャップ層1
8に対するエッチャントは、酸化剤と酸の混合系であれ
ば、燐酸/過酸化水素/水の混合液には限らない。ま
た、n型In0.5Ga0.5Pエミッタ層17に対するエッ
チャントも塩酸に限らず、塩酸と他の酸との混合液(例
えば、燐酸や酢酸)を用いてもよい。この際の断面形状
は、マスクであるTiパターン31に対して、サイドエ
ッチングが入らない形状になり、側面が(111)A面
で規定されるメサ形状となっている。
【0032】次に、図3に示されるように、Tiパター
ン31を除去した後、全面にSiO 2膜32を300n
m堆積し、さらにベース電極パターンに対応するフォト
レジスト33を形成する。次に、図4に示されるよう
に、このフォトレジスト33をマスクとしてSiO2
32を、反応性イオンエッチング(RIE)若しくは弗
化アンモニウムを用いて、或いは両方を併用することに
よりエッチングする。さらに、フォトレジスト33をマ
スクとしてn型GaAs層16及びn型In0.5Ga0.5
P層15をエッチングする。このエッチングにより、n
+型GaAs層16a、16b及びn型In0.5Ga0.5
P層15a、15bがパターン形成される。この時のエ
ッチャントとしては、n型GaAs層16に対しては燐
酸/過酸化水素/水の混合液を、n型In0.5Ga0.5
層15に対しては塩酸を用いるが、この限りではない。
上記したようにn型In0.5Ga0.5P層15に対して
は、塩酸と他の酸との混合液(例えば、燐酸や酢酸)を
用いてもよい。
【0033】次に、図5に示されるように、電極金属層
を蒸着、リフトオフすることにより、ベース電極21を
形成する。ベース電極21の電極金属層の積層構造を下
から順に、Pt/Mo/Au/Moとしている。ここ
で、ベース電極金属層の最表面側をMo層としているこ
とが本発明の特徴である。第1層のPtを5nm、第2
層のMoを50nm、第3層のAuを100nm、第4
層のMoを5nmとした。
【0034】なお、最表面のMo層の下の積層構造を上
記構造としたのは、次の理由による。即ち、第1層のP
tは、p+型GaAsベース層14とのショットキー障
壁が低いため、低接触抵抗が得られるという利点を持っ
ており、第2層のMoは、第3層のAuの拡散防止層と
しての役割を担っているためである。
【0035】次に、図6に示されるように、エミッタ領
域に形成されたメサ形状領域、即ち真性エミッタ・ベー
ス接合を保護するようにフォトレジスト34のパターニ
ングを行う。ここでは、ベース電極21とn型In0.5
Ga0.5P層15aとの間のp +型GaAsベース層14
の表面領域、及びベース電極21の一部表面領域をもフ
ォトレジスト34で覆っている。
【0036】次に、図6に示されるように、ベース領域
を規定するため、n型GaAs層16b、n型In0.5
Ga0.5P層15b、及びp+型GaAsベース層14を
順にエッチングする。本実施形態では、ベース電極21
の表面をMoとしているために、n型In0.5Ga0.5
層15bのエッチング残りが生じることなく、ベース領
域規定のエッチングを行うことが可能となる。図6では
n型GaAsコレクタ層13の表面までオーバーエッチ
ングを行っている。ベース電極21のエッジ下部に小さ
なえぐれができているのは、n型GaAs層16bをエ
ッチングする際に、ベース電極21とn型In0.5Ga
0.5P層15bとの間のp+型GaAsベース層14表面
がわずかにエッチングされることによるものであるが、
本実施形態によるエッチング方法において問題となるも
のではない。
【0037】次に、図示しないフォトレジストによりコ
レクタ電極パターンを形成し、n型GaAsコレクタ層
13のエッチング、コレクタ電極金属層の蒸着及びリフ
トオフにより、コレクタ電極22を形成する。また、エ
ミッタメサ積層構造の上部にエミッタ電極パターンを有
するように図示しないフォトレジストを形成し、エミッ
タ電極金属層の蒸着及びリフトオフにより、エミッタ電
極23を形成する。さらに、素子全面を保護する意味
で、プラズマCVD法によりSiNパッシベーション膜
25を堆積する。
【0038】最後に、ポリイミドやBCB(ベンゾシク
ロブテン)やオレフィン系樹脂等の樹脂層26を形成し
て、素子全体を平坦化し、ベース電極21、コレクタ電
極22、電極エミッタ電極23上にコンタクトホールを
開口し、配線24を形成することにより、HBTを完成
する。
【0039】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことはない。例えば、本実施形態では、ベース電極の最
表面の金属をMoとしたが、必ずしもこれに限ることは
なく、Mo以外にも、Ti、W、Cr、Al等、標準還
元電位が「負」である金属を用いることにより、同様な
効果を得ることができる。このように標準還元電位が
「負」である金属を用いると良いのは、この方がHCl
(塩酸)の電離が進行しにくく、InGaPのエッチン
グに寄与できる分子状のHClが減少しないため、と考
えられる。この中で特に上記実施形態で挙げたMoが経
験的に好ましかった。
【0040】また、ベース電極の金属層構造に関して
も、最表面の金属のみを規定するものであり、他の層構
造を自由に決定することができる。例えば、本実施形態
では、下から順にPt/Mo/Au/Moの構造とした
が、Pt/Ti/Pt/Au/Moでも、AuZn/A
u/Moでも、さらに他の構造でも同様な効果が得られ
る。
【0041】また、エッチングする第2の半導体層とし
て、本実施形態ではIn0.5Ga0.5Pを挙げたが、In
xGa1-xP(0<x≦1)に対して適用することが可能
であり、例えばInPをエッチングする場合にも本発明
を利用することができる。
【0042】さらにまた、本実施形態ではベース電極に
対して適応した例を示したが、必ずしもベース電極に限
るわけではない。エミッタ電極やコレクタ電極に対して
も、上記電極をマスクにしてInxGa1-xP(0<x≦
1)層をエッチングする場合にも、本発明は効果的であ
る。
【0043】その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することが可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、導体領域をマスクにし
てInxGa1-xP(0<x≦1)を制御性良くエッチン
グすることができ、素子サイズの縮小化が可能な化合物
半導体装置を良好に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による化合物半導体装置の製造方法に
係る実施形態を示すHBTの工程断面図。
【図2】 図1に続くHBTの工程断面図。
【図3】 図2に続くHBTの工程断面図。
【図4】 図3に続くHBTの工程断面図。
【図5】 図4に続くHBTの工程断面図。
【図6】 図5に続くHBTの工程断面図。
【図7】 図6に続くHBTの工程断面図。
【図8】 従来の化合物半導体装置の製造方法を示す工
程断面図。
【図9】 図8に続く従来の化合物半導体装置の製造方
法を示す工程断面図。
【符号の説明】
11…半絶縁性GaAs基板 12…n+型GaAsコレクタコンタクト層 13…n型GaAsコレクタ層 14…p+型GaAsベース層 15…n型In0.5Ga0.5P層 16…n型GaAs層 17…n型In0.5Ga0.5Pエミッタ層 18…n+型InxGa1-xAsエミッタキャップ層 21…ベース電極 22…コレクタ電極 23…エミッタ電極 24…引き出し配線 25…SiN膜 26…BCB等の樹脂層 31…Tiパターン 32…SiO2膜 33…フォトレジスト 34…フォトレジスト

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 InxGa1-xP(0<x≦1)からなる
    化合物半導体層を、標準電極電位が負である金属で構成
    されている金属領域が露出した状態でエッチングするこ
    とを特徴とするエッチング方法。
  2. 【請求項2】 前記標準電極電位が負である金属はM
    o、Ti、W、Cr、Alの少なくとも一つの元素から
    構成されることを特徴とする請求項1記載のエッチング
    方法。
  3. 【請求項3】 前記標準電極電位が負である金属はMo
    を主成分とする金属であることを特徴とする請求項1記
    載のエッチング方法。
  4. 【請求項4】 化合物半導体からなる第1の半導体層
    と、この第1の半導体層上に形成された導体層とを備え
    た構造において、前記導体層の表面は標準電極電位が負
    である金属で構成されており、InxGa1-xP(0<x
    ≦1)からなる第2の半導体層を、前記導体層の表面が
    露出した状態でエッチングすることを特徴とする化合物
    半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記標準電極電位が負である金属はM
    o、Ti、W、Cr、Alの少なくとも一つの元素から
    構成されることを特徴とする請求項4記載の化合物半導
    体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記標準電極電位が負である金属はMo
    を主成分とする金属であることを特徴とする請求項4記
    載の化合物半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記導体層は電極配線層であり、前記第
    1の半導体層とオーミック接触していることを特徴とす
    る請求項4乃至6記載の化合物半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の半導体層はp型GaAsから
    なり、バイポーラトランジスタのベース層を構成するこ
    とを特徴とする請求項4乃至7記載の化合物半導体装置
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第2の半導体層は前記第1の半導体
    層上に前記導体層に隣接して形成されることを特徴とす
    る請求項4乃至8記載の化合物半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記化合物半導体装置はバイポーラト
    ランジスタであり、前記導体層はベース電極であって、
    当該トランジスタのエミッタ領域をレジストで覆いかつ
    前記ベース電極を露出した状態で、前記第2の半導体層
    をエッチングすることを特徴とする請求項4乃至9記載
    の化合物半導体装置の製造方法。
JP26976499A 1999-09-24 1999-09-24 エッチング方法及び化合物半導体装置の製造方法 Pending JP2001093911A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26976499A JP2001093911A (ja) 1999-09-24 1999-09-24 エッチング方法及び化合物半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26976499A JP2001093911A (ja) 1999-09-24 1999-09-24 エッチング方法及び化合物半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001093911A true JP2001093911A (ja) 2001-04-06

Family

ID=17476830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26976499A Pending JP2001093911A (ja) 1999-09-24 1999-09-24 エッチング方法及び化合物半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001093911A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006310519A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
JP2016025176A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 日本電信電話株式会社 ヘテロ接合バイポーラトランジスタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006310519A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
JP2016025176A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 日本電信電話株式会社 ヘテロ接合バイポーラトランジスタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6368929B1 (en) Method of manufacturing a semiconductor component and semiconductor component thereof
US6885042B2 (en) Hetero-junction bipolar transistor and a manufacturing method of the same
JPH04234130A (ja) 自己整合ヘテロ接合バイポーラ・トランジスタの製造方法
JP2007005406A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ及び製造方法
JP3470065B2 (ja) 半導体集積回路とその製造方法
JPH06132298A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2001093911A (ja) エッチング方法及び化合物半導体装置の製造方法
JP3349267B2 (ja) ヘテロバイポーラ型半導体装置とその製造方法
US6828603B2 (en) Hetero-bipolar transistor with a sub-collector layer having a first portion and plural second portions
JPH09115919A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4606552B2 (ja) 半導体装置
US20030096444A1 (en) Heterobipolar transistor with T-shaped emitter terminal contact and method of manufacturing it
JPH10303214A (ja) ヘテロバイポーラ型半導体装置とその製造方法
JP3624357B2 (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法
JP2000082709A (ja) 半導体装置
JP4092597B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3279269B2 (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ及びその製造方法
JP2004288952A (ja) 電界効果トランジスタ及びその製造方法
JP2006210633A (ja) ヘテロ接合半導体装置及びその製造方法
JP3349644B2 (ja) 化合物半導体装置、及びその製造方法
JP2003258004A (ja) メサ型半導体装置及びその製造方法
JP3057507B2 (ja) 化合物半導体装置の製法
JP2002043322A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法および送受信機
JPH0629517A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH10303213A (ja) 半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050414

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050606