JP2001092887A - ネットワークシステム、インセンティブ提供方法、サーバ装置及び記録媒体 - Google Patents

ネットワークシステム、インセンティブ提供方法、サーバ装置及び記録媒体

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JP2001092887A JP26725899A JP26725899A JP2001092887A JP 2001092887 A JP2001092887 A JP 2001092887A JP 26725899 A JP26725899 A JP 26725899A JP 26725899 A JP26725899 A JP 26725899A JP 2001092887 A JP2001092887 A JP 2001092887A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービスの利用者の数を効率的に増やす。 【解決手段】 情報発信部１１は、ログインしてきた端
末装置２１〜２ｎの数が増えるに従って、提供するイン
センティブ（賞金など）を高めた情報を提供する。ログ
イン処理部１２は、ユーザ記憶部１３を参照し、新たな
端末装置２１〜２ｎのユーザからのログインである場合
には、その旨を示す情報を情報発信部１１に渡して、当
該端末装置をログインさせる。メール発送部１５は、情
報を発信するのに先立って、過去に発信していた情報に
関してユーザ記憶部１３に蓄積されていたメールアドレ
スに対して、新たに発信する情報へのアクセスを勧める
メールを発送する。メール発送部１５は、また、情報発
信部１１が発信する情報に含まれる友達紹介のページに
従って送信されてきたメールアドレスに対して、所定の
フォーマットのメールを生成して、発送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークサー
ビスの利用者にインセンティブを提供するネットワーク
システム、インセンティブ提供方法、サーバ装置、及び
そのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＷＷＷ（World Wide Web）上では、様々
なホームページが公開され、多数の情報が提供されてい
る。このようなホームページを公開するサイトのうち
で、商用サイトは、ホームページ上に広告を掲載する
か、或いは情報の提供そのものを有料とするかで収入を
得ているものが多い。ここで、ホームページを閲覧した
者の数によって広告料が決まるものがある。また、情報
量そのものではなく、情報の提供を受ける者を単位とし
て、有料情報の料金を徴収するものがある。従って、商
用サイトを運用するためには、より多くの端末装置へ情
報を提供すること、すなわち情報提供サービスの利用者
の数を多くすることが望ましい。
【０００３】このような情報提供サービスにおいて、そ
の利用者を獲得するために、情報提供サービスを利用し
た者に賞金や賞品をプレゼントするといったインセンテ
ィブを提供しているものがある。また、従来より、所定
の集団に所属する会員にメールを送信したり、利用者を
獲得するために、他のホームページにリンクを貼ったり
するようなことが盛んに行われている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
情報提供サービスを利用した者に与えるインセンティブ
の内容は情報提供者の側で一方的に選定していたため、
インセンティブの内容に興味がない者はその情報提供サ
ービスを利用する意欲がわかなかった。このため、情報
提供サービスを受けることによって与えられるインセン
ティブを用意しても、それによって情報提供者が獲得す
ることができる利用者の数がそれほど増加しないという
問題があった。
【０００５】また、従来の新規利用者の獲得のための仕
組みでは、他の所定のサービスを利用する者しか新規利
用者として獲得できず、情報提供サービスを利用した者
が他の者を勧誘する、いわゆる口コミ型での利用者獲得
の仕組みは提供されていなかった。さらに、従来提供さ
れていたインセンティブの内容では、結局のところ一部
の者しかその恩恵を受けることができなかった。
【０００６】本発明は、サービス利用者の数を効率的に
増やすことを可能とするネットワークシステム、インセ
ンティブ提供方法、サーバ装置、及びこのサーバ装置を
実現するプログラムを記録した記録媒体を提供すること
を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第１の観点にかかるネットワークシステム
は、サーバ装置と、前記サーバ装置にネットワークを介
して接続された複数の端末装置とを備え、前記複数の端
末装置のそれぞれからの要求に応じて前記サーバ装置か
ら前記ネットワークを介して各端末装置に所定のサービ
スを提供するネットワークシステムであって、前記サー
バ装置は、前記複数の端末装置のそれぞれから前記ネッ
トワークを介して送信されたサービス提供のための要求
を受信する要求受信手段と、前記要求受信手段が要求を
受信した端末装置に前記ネットワークを介して提供すべ
きサービスに応じた情報を送信する情報送信手段と、前
記要求受信手段が要求を受信した端末装置の少なくとも
一部に対して、所定のインセンティブを提供するインセ
ンティブ提供手段と、前記要求受信手段が要求を受信し
た端末装置の数を計数する要求数計数手段と、前記要求
数計数手段が計数した端末装置の数に応じて、前記イン
センティブ提供手段が提供するインセンティブの内容を
変更するインセンティブ変更手段とを備え、前記複数の
端末装置はそれぞれ、前記サーバ装置にサービスを提供
させるための要求を前記ネットワークを介して前記サー
バ装置に送信する要求送信手段と、前記情報送信手段か
ら前記ネットワークを介して送信された、提供すべきサ
ービスに応じた情報を受信する情報受信手段とを備える
ことを特徴とする。
【０００８】上記のネットワークシステムでは、サービ
スの利用者の数に応じて提供するインセンティブの内容
を変更している。このインセンティブの内容の変更が、
各端末装置のユーザにとってサービスを利用することの
魅力となり、サービスの利用を促進させるものとなる。
これにより、ネットワークを通じて提供されるサービス
の利用者の数を効率的に増やすことができる。
【０００９】上記ネットワークシステムにおいて、前記
サーバ装置は、前記複数の端末装置のうちの所定の端末
装置に対して、サービス提供の要求を促すための情報
を、提供するインセンティブの内容を示す情報と共に前
記ネットワークを介して送信する促進情報送信手段をさ
らに備えるものとすることができる。
【００１０】このようにサービスの利用を促すための情
報を提供する仕組みを設けることによって、サービスの
利用者の数をさらに効率的に増やすことができる。
【００１１】上記目的を達成するため、本発明の第２の
観点にかかるネットワークシステムは、ネットワークを
介して提供されるサービスを利用した者の少なくとも一
部に対して、所定のインセンティブを提供するネットワ
ークシステムであって、前記サービスを前記ネットワー
クを介して利用した者の数を計数する利用者計数手段
と、前記利用者計数手段が計数した利用者の数に応じ
て、提供するインセンティブの内容を変更するインセン
ティブ変更手段とを備えることを特徴とする。
【００１２】上記ネットワークシステムは、前記サービ
スの利用が可能な者のうちの所定の者に対して、前記サ
ービスの利用を促すための情報を前記ネットワークを介
して提供する利用促進情報提供手段をさらに備えるもの
とすることができる。
【００１３】上記目的を達成するため、本発明の第３の
観点にかかるインセンティブ提供方法は、ネットワーク
を介して提供されるサービスを利用した者の少なくとも
一部に対して、所定のインセンティブを提供するインセ
ンティブ提供方法であって、前記サービスを前記ネット
ワークを介して利用した者の数を計数する利用者計数ス
テップと、前記利用者計数ステップで計数した利用者の
数に応じて、提供するインセンティブの内容を変更する
インセンティブ変更ステップとを含むことを特徴とす
る。
【００１４】上記インセンティブ提供方法は、前記サー
ビスの利用が可能な者のうちの所定の者に対して、前記
サービスの利用を促すための情報を前記ネットワークを
介して提供する利用促進情報提供ステップをさらに含む
ものとすることができる。
【００１５】上記目的を達成するため、本発明の第４の
観点にかかるサーバ装置は、複数の端末装置とネットワ
ークを介して接続され、各端末装置からの要求に応じて
所定のサービスを提供するサーバ装置であって、サービ
ス提供の要求をした端末装置の少なくとも一部に対し
て、所定のインセンティブを提供するインセンティブ提
供手段と、サービス提供の要求をした端末装置の数を計
数する要求数計数手段と、前記要求数計数手段が計数し
た端末装置の数に応じて、前記インセンティブ提供手段
が提供するインセンティブの内容を変更するインセンテ
ィブ変更手段とを備えることを特徴とする。
【００１６】上記のサーバ装置では、提供しているサー
ビスの利用者の数に応じて、サービス利用者に提供する
インセンティブの内容を変更している。このインセンテ
ィブの内容の変更が、各端末装置のユーザにとってサー
ビスを利用することの魅力となり、サービスの利用を促
進させるものとなる。これにより、ネットワークを通じ
て提供されるサービスの利用者の数を効率的に増やすこ
とができる。
【００１７】上記サーバ装置において、前記要求数計数
手段は、これまでにサービス提供の要求をしたことのな
い端末装置からの要求があった場合に、サービス提供の
要求をした端末装置の数として計数する手段を備えるも
のとすることができる。
【００１８】上記サーバ装置において、前記インセンテ
ィブ変更手段は、前記要求数計数手段が計数した端末装
置の数が一定数に達したときに、提供するインセンティ
ブの内容を変更するものとすることができる。
【００１９】この場合において、上記サーバ装置は、前
記インセンティブ変更手段がインセンティブの内容を変
更する場合の端末装置の数と前記要求計数手段が計数し
た端末装置の数との関係を視覚的に示す情報を、前記要
求受信手段が要求を受信した端末装置に前記ネットワー
クを介して送信する視覚情報送信手段をさらに備えるも
のとすることができる。
【００２０】このように、インセンティブ変更手段がイ
ンセンティブの内容を変更する場合の端末装置の数と要
求数計数手段が計数した端末装置の数との関係を視覚的
に示す情報が各端末装置に送信され、各端末装置から出
力されることにより、各端末装置のユーザから他の者へ
のサービス利用の勧誘をより効果的に促すことが可能と
なる。
【００２１】また、上記サーバ装置は、前記複数の端末
装置のうちの所定の端末装置に対して、サービス提供の
要求を促すための情報を、提供するインセンティブの内
容を示す情報と共に前記ネットワークを介して送信する
促進情報送信手段をさらに備えるものとすることができ
る。
【００２２】このようにサービスの利用を促すための情
報を提供する仕組みを設けることによって、サービスの
利用者の数をさらに効率的に増やすことができる。
【００２３】ここで、前記促進情報送信手段は、前記複
数の端末装置の少なくとも一部の宛先情報を記憶する宛
先情報記憶手段を有し、該宛先情報記憶手段に記憶され
た宛先情報に従ってサービス提供の要求を促すための情
報を前記ネットワークを介して送信するものとしてもよ
い。
【００２４】この場合、前記宛先情報記憶手段は、所定
の基準に従って宛先情報をグループ分けして記憶するも
のであってもよい。そして、前記促進情報送信手段は、
前記インセンティブ提供手段が提供するインセンティブ
の内容に応じたいずれかのグループに属する宛先情報に
従ってサービス提供の要求を促すための情報を送信する
ものとすることができる。
【００２５】前記促進情報送信手段は、既にサービス提
供の要求をした端末装置から前記ネットワークを介して
送信されてきた他の端末装置の宛先情報を受信する宛先
情報受信手段を有し、該宛先情報受信手段が受信した宛
先情報に従ってサービス提供の要求を促すための情報を
前記ネットワークを介して送信するものとしてもよい。
【００２６】特に促進情報送信手段をこのようにして構
成した場合には、口コミでのサービス利用者の獲得が可
能となる。これにより、さらに効率的にサービスの利用
者の数を増やすことが可能となる。
【００２７】上記目的を達成するため、本発明の第５の
観点にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
ネットワークを介して複数の端末装置と接続され、各端
末装置からの要求に応じて情報を提供するコンピュータ
装置を、サービス提供の要求をした端末装置の少なくと
も一部に対して、所定のインセンティブを提供するイン
センティブ提供手段、サービス提供の要求をした端末装
置の数を計数する要求数計数手段、及び前記要求数計数
手段が計数した端末装置の数に応じて、前記インセンテ
ィブ提供手段が提供するインセンティブの内容を変更す
るインセンティブ変更手段として機能させるためのプロ
グラムを記録することを特徴とする。
【００２８】上記コンピュータ読み取り可能な記録媒体
は、前記複数の端末装置のうちの所定の端末装置に対し
て、サービス提供の要求を促すための情報を、提供する
インセンティブの内容を示す情報と共に前記ネットワー
クを介して送信する促進情報送信手段として前記コンピ
ュータ装置を機能させるためのプログラムをさらに記録
するものであってもよい。
【００２９】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【００３０】図１は、この実施の形態に適用されるネッ
トワークシステムの構成を示すブロック図である。図示
するように、このネットワークシステムは、サーバ装置
１と、サーバ装置１にインターネット３を介して接続さ
れた複数の端末装置２１〜２ｎとを備える。
【００３１】サーバ装置１は、ＣＰＵ、メモリ、通信装
置などを備える汎用コンピュータによって構成され、情
報発信部１１、ログイン処理部１２、ユーザ記憶部１
３、メールアドレス抽出部１４、メール発送部１５及び
通信処理部１６の各機能を備える。各部１１〜１６の機
能を実現するためのプログラムは、例えば、記録媒体
（図示せず）に格納されて提供され、媒体駆動装置（図
示せず）によってメモリに記憶されるか、他のコンピュ
ータ装置（図示せず）からインターネット３を介して送
信され、メモリに記憶される。
【００３２】情報発信部１１は、ログインしてきた端末
装置２１〜２ｎの数に応じてインセンティブを付した情
報を生成し、通信処理部１６に送信させる。情報発信部
１１が発信する情報に付されるインセンティブとして、
例えば、当該情報で提供するクイズのサービスの利用人
数、すなわちクイズの参加人数が一定数に達する毎に、
優勝者に対して与えられる賞金額をアップしていく等が
挙げられる。情報発信部１１は、ログインしてきた端末
装置２１〜２ｎの数をカウントする手段を含む。
【００３３】情報発信部１１が発信する情報は、ログイ
ンしてきた端末装置２１〜２ｎの数と、インセンティブ
のランクがアップする点との関係を表示するグラフを含
む。情報発信部１１が発信する情報は、後述するように
メール発送部１５が友達紹介として他の端末装置へメー
ルを送信するためのメールアドレスを端末装置２１〜２
ｎのユーザに入力させ、サーバ装置１に返送させるため
の情報を含む。
【００３４】ログイン処理部１２は、端末装置２１〜２
ｎから情報発信部１１が発信する情報へのログインが要
求されたときに、その情報へのログイン処理を行う。こ
のログイン処理では、ログイン処理部１２は、端末装置
２１〜２ｎのＩＤ番号などを基としてユーザ記憶部１３
を参照し、当該端末装置２１〜２ｎのユーザが過去にロ
グインしているかどうかを判別する。過去にログインし
ていれば、そのまま当該端末装置２１〜２ｎを情報発信
部１１が発信する情報にただログインさせるだけである
が、過去にログインしていないときは、当該端末装置２
１〜２ｎのＩＤ番号やメールアドレスなどをユーザ記憶
部１３に記憶すると共に、新規ユーザによるログインで
あることを示す情報を情報発信部１１に送って、当該端
末装置２１〜２ｎを情報発信部１１が発信する情報にロ
グインさせる。
【００３５】ユーザ記憶部１３は、情報発信部１１が発
信する情報にログインした端末装置２１〜２ｎに関する
ＩＤ番号やメールアドレスを記憶する。ユーザ記憶部１
３へ記憶されたメールアドレスは、当該情報の発信が終
了しても、次の情報を発信する際にメールを送付するた
めのメーリングリストとして使用される。
【００３６】メールアドレス抽出部１４は、ログインし
ている端末装置２１〜２ｎから送られてきた情報のうち
から、後述する友達紹介によって送られてきたメールア
ドレスを抽出する。メール発送部１５は、メールアドレ
ス抽出部１４が抽出したメールアドレスに対して、所定
のフォーマットに従ってメールを作成し、通信処理部１
６に送信させる。メール発送部１５は、また、情報の発
信を開始するのに先立って、過去に発信していた情報に
ついてユーザ記憶部１３に記憶されているメールアドレ
スに対して、所定のフォーマットに従ってメールを作成
し、通信処理部１６に送信させる。
【００３７】通信処理部１６は、情報発信部１１が生成
した情報、及びメール発送部１５が生成したメールをイ
ンターネット３を介して端末装置２１〜２ｎに送信す
る。通信処理部１６は、また、端末装置２１〜２ｎから
インターネット３を介して送信されてきたログインを要
求する情報を受信し、ログイン処理部１２に渡す。通信
処理部１６は、また、情報発信部１１が発信する情報に
ログインしている端末装置２１〜２ｎからインターネッ
ト３を介して送信されてきた情報を受信する。
【００３８】端末装置２１〜２ｎは、それぞれプロセッ
サ、メモリ、入力装置、表示装置及び通信装置などを備
える汎用のコンピュータから構成され、サーバ装置１か
ら送信された情報（メールを含む）を受信し、表示装置
に表示する。また、端末装置２１〜２ｎのユーザは、後
述する友達紹介を行おうとする場合には、本人及び友達
の名前、メールアドレスを入力装置から入力し、端末装
置２１〜２ｎは、これをインターネット３を介してサー
バ装置１に送信する。
【００３９】以下、この実施の形態にかかるネットワー
クシステムにおける動作について説明する。最初に、サ
ーバ装置１の情報発信部１１が発信する情報の提供を受
けるために端末装置２１〜２ｎが実行する処理について
説明する。
【００４０】端末装置２１〜２ｎのユーザは、情報発信
部１１が発信する情報の提供を受けようとするときに、
例えば、入力装置を操作してＵＲＬ（Uniform Resource
Locator）を入力したり、後述する促進メール等におけ
るハイパーリンクのクリックにより、サーバ装置１から
情報のフロントページの送信を受ける。そして、フロン
トページに含まれる“ログイン”を示すボタンをクリッ
クする。これにより、ログインの要求がサーバ装置１に
送られ、後述するサーバ装置１における処理によって情
報発信部１１が発信する情報を受信することができる。
【００４１】端末装置２１〜２ｎは、情報発信部１１が
発信した情報を受信すると、それを表示装置上に表示さ
せる。受信した情報には、友達紹介用のページも含まれ
ている。友達紹介用のページは、サーバ装置１から他の
端末装置２１〜２ｎにも情報発信部１１が発信する情報
の提供を受けるように勧めるメールを送信させるために
設けられている。端末装置２１〜２ｎのユーザは、友達
紹介用のページに友達（他の端末装置２１〜２ｎ）のメ
ールアドレスや自己のメールアドレス等を入力してサー
バ装置１に返送することができる。
【００４２】次に、サーバ装置１における処理を説明す
る。図２は、インセンティブを付した情報を端末装置２
１〜２ｎに提供するために、主として情報発信部１１と
ログイン処理部１２とが実行する処理を示すフローチャ
ートである。
【００４３】サーバ装置１の運用が開始されると、ログ
イン処理部１２は、通信処理部１６によるログイン要求
の受信を監視し、端末装置２１〜２ｎから情報発信部１
１の発信する情報へログインが要求されたかどうかを判
別する（ステップＳ１０１）。ログインが要求されてい
ないと判別したときは、ログイン処理部１２は、ステッ
プＳ１０１の処理を繰り返し、通信処理部１６によるロ
グイン要求の受信を監視し続ける。
【００４４】ログインが要求されたと判別したときは、
ログイン処理部１２は、例えば、ログインを要求した端
末装置２１〜２ｎのＩＤ番号がユーザ記憶部１３に登録
されているかどうかを確認することにより、当該ログイ
ンの要求が新規のユーザからなされたものであるかどう
かを判別する（ステップＳ１０２）。当該ログインの要
求が新規のユーザからなされたものである場合には、ロ
グイン処理部１２は、当該ログインを要求した端末装置
２１〜２ｎのＩＤ番号等をユーザ記憶部１３に新規登録
する（ステップＳ１０３）。
【００４５】次に、ログイン処理部１２は、新規ユーザ
によるログインであることを示す情報と共に、ログイン
要求があったことを情報発信部１１に通知する。情報発
信部１１は、新規ユーザによるログインであることを示
す情報を受け取ると、内部のカウント手段により、これ
までにログインしてきたユーザの数、すなわち端末装置
２１〜２ｎの数をカウントアップする（ステップＳ１０
４）。情報発信部１１は、カウント手段のカウントした
ユーザ数が、発信する情報に付されるインセンティブの
内容を変更する人数に達したかどうかを判別する（ステ
ップＳ１０５）。
【００４６】カウントしたユーザ数がインセンティブの
内容を変更する人数に達していない場合には、情報発信
部１１は、発信する情報中のログインしたユーザ数に関
する情報（前述したグラフを含む）のみを変更して、新
たな情報を作成する（ステップＳ１０６）。そして、ス
テップＳ１０８の処理に進む。
【００４７】一方、カウントしたユーザ数がインセンテ
ィブの内容を変更する人数に達した場合には、情報発信
部１１は、ログインしたユーザ数に関する情報のみなら
ず、発信する情報に付するインセンティブの内容までを
変更して、新たな情報を作成する（ステップＳ１０
７）。そして、ステップＳ１０８の処理に進む。
【００４８】ステップＳ１０８では、情報発信部１１
は、ステップＳ１０６またはＳ１０７で作成した情報
を、通信処理部１６からインターネット３を介して現在
ログインしているすべての端末装置２１〜２ｎ（ステッ
プＳ１０１でログインを要求した端末装置を含む）に送
信させる。そして、ステップＳ１０１の処理に戻り、再
びログイン処理部１２にログイン要求の受信を監視させ
る。
【００４９】一方、ステップＳ１０２でログインの要求
が新規のユーザからなされたものでない、すなわち過去
に情報発信部１１が提供する情報へログインしたことの
あるユーザからなされたものであると判別した場合は、
ログイン処理部１２は、ログイン要求があったことを情
報発信部１１に通知する。情報発信部１１は、この通知
に基づいて、現在用意されている情報を、通信処理部１
６からインターネット３を介して当該ログインを要求し
た端末装置２１〜２ｎに送信させる（ステップＳ１０
９）。そして、ステップＳ１０１の処理に戻り、再びロ
グイン処理部１２にログイン要求の受信を監視させる。
【００５０】また、このネットワークシステムでは、よ
り多くの端末装置２１〜２ｎが情報発信部１１が発信す
る情報によるサービスの提供を受けるように、それを促
すためのメール（以下、促進メールという）を端末装置
２１〜２ｎに送信している。図３は、促進メールの送信
のために、メール発送部１５が実行する処理を示すフロ
ーチャートである。ここでは、（ａ）サーバ装置１から
情報の発信を開始した初期時、（ｂ）サーバ装置１の通
常の運用時、の２つについてそれぞれ説明する。
【００５１】まず、サーバ装置１から情報の発信を開始
した初期時においては、図３（ａ）に示すように、メー
ル発送部１５は、過去に同様にして発信した情報の提供
を受けたことでユーザ記憶部１３に記憶された端末装置
２１〜２ｎのユーザ、すなわち同様のサービスの提供を
以前に受けたことのあるユーザのメールアドレスを順番
に読み出す（ステップＳ２０１）。メール発送部１５
は、まだ読み出されていないメールアドレスをユーザ記
憶部１３から読み出すことができたかどうかを判別する
（ステップＳ２０２）。
【００５２】メールアドレスを読み出すことができた場
合には、メール発送部１５は、読み出したメールアドレ
スを宛先として、情報発信部１１から発信する情報に応
じた所定のフォーマットに従って促進メールを作成する
（ステップＳ２０３）。メール発送部１５は、さらに作
成したメールを通信処理部１６からインターネット３を
介して当該メールアドレスが示す端末装置２１〜２ｎに
送信する（ステップＳ２０４）。
【００５３】そして、ステップＳ２０１の処理に戻り、
メール発送部１５は、次のメールアドレスをユーザ記憶
部１３から読み出す。一方、ステップＳ２０２におい
て、まだ読み出されていないメールアドレスをユーザ記
憶部１３から読み出すことができなかったと判別した場
合には、メール発送部１５は、このフローチャートの処
理を終了する。
【００５４】また、サーバ装置１の通常の運用時におい
ては、図３（ｂ）に示すように、メール発送部１５は、
メールアドレス抽出部１４を監視し、友達紹介によって
送られてきたメールアドレスを抽出したかどうかを判別
する（ステップＳ２５１）。メールアドレスの抽出がな
かったと判別した場合は、メール発送部１５は、ステッ
プＳ２５１の処理を繰り返し、メールアドレス抽出部１
４の監視を続ける。
【００５５】一方、メールアドレス抽出部１４の監視の
結果、メールアドレスが抽出されたと判別した場合は、
メールアドレス抽出部１５は、抽出されたメールアドレ
スを宛先として、情報発信部１１から発信する情報に応
じた所定のフォーマットに従って促進メールを作成する
（ステップＳ２５２）。この際、促進メールを作成する
ためのフォーマットは、これまでにログインしてきた端
末装置２１〜２ｎの数や現段階で提供するインセンティ
ブの内容に応じて変更してもよい。
【００５６】メール発送部１５は、さらに作成したメー
ルを通信処理部１６からインターネット３を介して当該
メールアドレスが示す端末装置２１〜２ｎに送信する
（ステップＳ２５３）。そして、ステップＳ２５１の処
理に戻り、メール発送部１５は、さらにメールアドレス
抽出部１４の監視を続ける。
【００５７】以下、この実施の形態にかかるネットワー
クシステムにおける動作を、具体例に基づいて説明す
る。ここでは、情報発信部１１が発信する情報としてク
イズのサービスを提供する。そして、このクイズの参加
者の数に応じてインセンティブとして提供される優勝賞
金の額が増加する。
【００５８】図４（ａ）、（ｂ）は、情報発信部１１が
発信する情報の例を示す図である。図４（ａ）に示すよ
うに、クイズの優勝賞金は、初期の状態では１０，００
０円となっているが、参加者が１，０００人になると５
０，０００円、２，０００人になると１００，０００
円、１０，０００人になると１，０００，０００円にな
ることを示している。
【００５９】図４（ａ）の状態では、参加者の数は８５
０人であり、情報発信部１１が発信する情報では、優勝
賞金が１０，０００円であることを示している。また、
参加者が増加するに従って優勝賞金が増加することを示
している。また、図の下方にあるように、次に賞金額が
アップするまでに必要な参加者の数が１５０人であるこ
と、また、次に賞金額がアップするまでの参加者１，０
００人に対して現在の参加者数が８５０人であるという
比率をグラフで視覚的に示している。
【００６０】図４（ａ）の状態から参加者が増えてい
き、１，０００人になったときの状態を図４（ｂ）に示
す。図４（ｂ）では、優勝賞金が５０，０００円である
ことと、参加者数が増加するに従って優勝賞金が増加す
ることを示している。しかし、初期状態の優勝賞金に戻
ることはないので、このことは示されていない。また、
図の下方にあるように、次に賞金額がアップするまでに
必要な参加者の数が１，０００人であること、また、次
に賞金額がアップするまでの参加者２，０００人に対し
て現在の参加者数が１，０００人であるという比率をグ
ラフで視覚的に示している。
【００６１】次に、サーバ装置１の通常の運用時におい
て、友達紹介により、情報発信部１１が発信する情報の
提供を受けるように促進する例を、図５（ａ）、（ｂ）
を参照して説明する。友達紹介のために、情報発信部１
１が発信する情報は、図５（ａ）に示すような友達紹介
用のページを含んでいる。端末装置２１〜２ｎのユーザ
は、この友達紹介用のページを表示装置に表示させ、友
達及び自身の名前及びメールアドレスを入力する。そし
て、“送信”のボタンをクリックすると、入力された友
達及び参加者自身の名前及びメールアドレスがサーバ装
置１に送られる。
【００６２】サーバ装置１では、メールアドレス抽出部
１４は、端末装置２１〜２ｎからインターネット３を介
して送信され、通信処理部１６が受け取った種々の情報
から、友達紹介用のページに従って送られてきた友達及
び参加者の名前及びメールアドレスを抽出する。メール
アドレス抽出部１４は、抽出した友達及び参加者の名前
及びメールアドレスをメール発送部１５に渡す。
【００６３】メール発送部１５は、例えば、図５（ｂ）
に示すフォーマットに、メールアドレス抽出部１４から
渡された友達の名前、参加者の名前及びメールアドレス
を挿入した促進メールを生成する。そして、メールアド
レス抽出部１４から渡された友達のメールアドレスを宛
先として、通信処理部１６からこの促進メールを送信す
る。
【００６４】この促進メールを受け取った端末装置２１
〜２ｎのユーザ（上記の友達）は、メールの中で提供さ
れるインセンティブが示されているので、その参加を促
される。しかも、紹介者（上記の参加者）も表示されて
いるため、口コミの形でより強く参加を促されることと
なる。また、図５（ｂ）の下方に示すＵＲＬには、リン
クが貼られている。従って、このユーザは、このメール
に含まれるＵＲＬをクリックすることで、クイズに容易
に参加することができる。
【００６５】以上説明したように、この実施の形態にか
かるネットワークシステムでは、情報発信部１１は、新
たな端末装置２１〜２ｎからログインがある度に、その
数をカウントしている。そして、カウントした数が一定
数に達する毎に、発信する情報に付して提供するインセ
ンティブの内容を変更している。このインセンティブの
内容の変更が、端末装置２１〜２ｎのユーザにとって情
報発信部１１が発信する情報の提供を受けることの魅力
となり、サービスの利用を促進させるものとなる。これ
により、情報発信部１１が発信した情報を受信する者の
数を効率的に増やすことができる。
【００６６】また、情報発信部１１が発信する情報は、
ログインしてきた端末装置２１〜２ｎの数と、インセン
ティブのランクがアップする点との関係を表示するグラ
フを含んでいる。このグラフが端末装置２１〜２ｎの表
示装置に表示されることにより、端末装置２１〜２ｎの
ユーザが他の者へ情報の提供を受けるように促すことが
より効果的にできるようになる。これにより、情報発信
部１１が発信した情報を受信する者の数をさらに効率的
に増やすことができる。
【００６７】また、メール発送部１５は、サーバ装置１
から情報の発信を開始した初期時、及びサーバ装置１の
通常の運用時のいずれにおいても促進メールを端末装置
２１〜２ｎに発送しており、端末装置２１〜２ｎのユー
ザが情報の提供を受けるように促している。これによ
り、情報発信部１１が発信した情報を受信する者の数を
さらに効率的に増やすことができる。
【００６８】特に、サーバ装置１の通常の運用時におい
てメール発送部１５が発送する促進メールは、既に情報
発信部１１が発信している情報の提供を受けている者か
ら送られてきたメールアドレスを宛先としている。この
ため、情報提供者の側で一方的に用意した宛先だけでな
く、口コミの形で促進メールが端末装置２１〜２ｎに送
信されることとなる。これにより、情報発信部１１が発
信した情報を受信する者の数をさらに効率的に増やすこ
とができる。
【００６９】本発明は、上記の実施の形態に限られず、
種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可
能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【００７０】上記の実施の形態では、ログイン処理部１
２は、ユーザ記憶部１３を参照して過去のログイン実績
をチェックし、過去にログインしていないと判別したと
きに、その旨の情報を情報発信部１１に通知すること
で、情報発信部１１がログインした端末装置２１〜２ｎ
の数をカウントしていた。これに対して、同一の端末装
置２１〜２ｎからのログインの要求であっても、その要
求がある度にログインした端末装置２１〜２ｎの数とし
てカウントを行うものとしてもよい。
【００７１】上記の実施の形態では、情報発信部１１が
発信する情報としてクイズのサービスを提供し、このク
イズの優勝者への賞金を与えることをインセンティブの
内容としていた。しかしながら、本発明において発信し
た情報の受信者、すなわちサービス利用者が受けるイン
センティブの内容はこれに限るものではない。例えば、
人数を集めることで各サービス利用者に達成感を与える
もの（例えば、有名アーティストのコンサートの実現）
をインセンティブの内容にしてもよい。
【００７２】また、情報発信部１１が発信する情報にロ
グインした端末装置２１〜２ｎのユーザに、複数種類用
意したインセンティブの中から所望のインセンティブを
選択させてもよい。この場合、インセンティブ毎にカウ
ントを行ってその内容を変更しても、ログインした端末
装置２１〜２ｎの数全体でカウントを行って各インセン
ティブの内容を変更してもよい。
【００７３】上記の実施の形態では、情報発信部１１が
発信する情報にログインした端末装置２１〜２ｎの数が
一定数に達することにより、その情報に付して提供する
インセンティブの内容を変更するものとしていた。すな
わち、インセンティブの内容は段階的に変更されてい
た。しかしながら、例えば、情報発信部１１が発信する
情報にログインした端末装置２１〜２ｎの数に対して所
定の演算を行って求めた結果を賞金額とするなど、情報
発信部１１が発信する情報にログインした端末装置２１
〜２ｎの数に対してインセンティブの内容を連続的に変
更するものとしてもよい。
【００７４】上記の実施の形態では、情報発信部１１が
発信する情報に付して提供するインセンティブには、特
に上限を設定していなかった。これに対して、提供する
インセンティブに上限を付することにより、景表法など
による規制を守るように設定することができる。この場
合、インセンティブの内容をこのような規制をクリアで
きる内容として作成する方法もあるが、種々の規制の内
容をデータベースに蓄積しておいて、規制の内容を意識
せずに作成されたインセンティブを、実際に提供する前
にデータベースと比較してもよい。
【００７５】上記の実施の形態では、サーバ装置１から
情報の発信を開始した初期時において、メール発送部１
５は、過去に同様の情報発信でユーザ記憶部１３に記憶
されたメールアドレスを宛先として、促進メールを送信
するものとしていた。しかしながら、メール発送部１５
は、例えば、サーバ装置１を運用するインターネットプ
ロバイダとの契約者を登録したデータベースに記憶され
ているメールアドレスを宛先として、促進メールを送信
するものとしてもよい。
【００７６】この場合において、データベースに記憶さ
れているメールアドレスを所定の基準（例えば、契約者
の性別、年齢などの属性、或いはインセンティブの選択
履歴やクイズ、アンケートの回答履歴などのユーザの嗜
好）によって幾つかのグループに分けておいてもよい。
そして、メール発送部１５は、情報発信部１１が発信す
る情報の内容或いはこれに付して提供するインセンティ
ブの内容に応じたいずれかのグループに属するメールア
ドレスを宛先として、促進メールを送信するものとして
もよい。
【００７７】上記の実施の形態では、サーバ装置１の通
常の運用時において情報の受信者、すなわちサービス利
用者を募る仕組みとして、メール発送部１５は、既に情
報を受信しているものから送られたメールアドレスに対
して情報発信部１１が発信する情報の受信を促す促進メ
ールを送信していた。しかしながら、サーバ装置１の通
常の運用時において情報の受信者、すなわちサービス利
用者を募る仕組みは、これに限るものではなく、例え
ば、掲示板などを利用してもよく、サービスの参加を促
す内容を有し、且つ他人への転送を依頼するメールを既
にサービスを利用している者に送付してもよい。
【００７８】上記の実施の形態では、サーバ装置１と端
末装置２１〜２ｎとがインターネット３を介して接続さ
れたシステムを例としていた。しかしながら、本発明
は、クローズドな商用ネットワークを介してサーバ装置
と端末装置とが接続されたものに適用してもよい。或い
は、携帯電話を端末装置として、基地局を通じて各携帯
電話に情報を配信し、種々のサービスを提供するシステ
ムなどにも、本発明は適用することができる。
【００７９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サービスの利用者の数に応じてインセンティブの内容を
変更しているため、これがサービスの利用を促進させる
ものとなる。これにより、ネットワークを通じて提供さ
れるサービスの利用者の数を効率的に増やすことができ
る。
【００８０】また、サービスの利用を促すための情報を
提供する仕組みを有しているため、サービスの利用者の
数を効率的に増やすことができる。特に、既にサービス
提供を受けている者から送られた宛先情報に従ってサー
ビスの利用を促すための情報を提供する仕組みを設ける
ことにより、口コミでのサービス利用者の獲得が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態に適用されるネットワーク
システムの構成を示すブロック図である。
【図２】主として図１の情報発信部とログイン処理部と
が実行する処理を示すフローチャートである。
【図３】（ａ）、（ｂ）は、図１のメール発送部が実行
する処理を示すフローチャートである。
【図４】（ａ）、（ｂ）は、図１のサーバ装置から端末
装置に提供される情報の例を示す図である。
【図５】（ａ）は、図１のサーバ装置から端末装置に提
供される情報のうちの友達紹介用のページの例を示す
図、（ｂ）は、図１のサーバ装置から端末装置に送られ
るメールの例を示す図である。
【符号の説明】
１ サーバ装置 １１ 情報発信部 １２ ログイン処理部 １３ ユーザ記憶部 １４ メールアドレス抽出部 １５ メール発送部 １６ 通信処理部 ２１〜２ｎ 端末装置 ３ インターネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｌ 12/58 (72)発明者 山田 亮 徳島県徳島市川内町平石若松108−４ 株 式会社ジャストシステム内 Ｆターム(参考） 5B049 BB38 BB49 CC02 DD01 EE01 FF03 FF04 GG04 GG07 5B075 KK07 KK13 KK44 KK54 UU24 5B089 GA11 GB03 HA10 JA22 JA31 JB02 KA14 KB07 KC44 KC47 LA09 LA19 5K030 GA16 HA05 HA06 HB21 HC01 JA11 LB02 LD20

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】サーバ装置と、前記サーバ装置にネットワ
    ークを介して接続された複数の端末装置とを備え、前記
    複数の端末装置のそれぞれからの要求に応じて前記サー
    バ装置から前記ネットワークを介して各端末装置に所定
    のサービスを提供するネットワークシステムであって、 前記サーバ装置は、 前記複数の端末装置のそれぞれから前記ネットワークを
    介して送信されたサービス提供のための要求を受信する
    要求受信手段と、 前記要求受信手段が要求を受信した端末装置に前記ネッ
    トワークを介して提供すべきサービスに応じた情報を送
    信する情報送信手段と、 前記要求受信手段が要求を受信した端末装置の少なくと
    も一部に対して、所定のインセンティブを提供するイン
    センティブ提供手段と、 前記要求受信手段が要求を受信した端末装置の数を計数
    する要求数計数手段と、 前記要求数計数手段が計数した端末装置の数に応じて、
    前記インセンティブ提供手段が提供するインセンティブ
    の内容を変更するインセンティブ変更手段とを備え、 前記複数の端末装置はそれぞれ、 前記サーバ装置にサービスを提供させるための要求を前
    記ネットワークを介して前記サーバ装置に送信する要求
    送信手段と、 前記情報送信手段から前記ネットワークを介して送信さ
    れた、提供すべきサービスに応じた情報を受信する情報
    受信手段とを備えることを特徴とするネットワークシス
    テム。
  2. 【請求項２】前記サーバ装置は、 前記複数の端末装置のうちの所定の端末装置に対して、
    サービス提供の要求を促すための情報を、提供するイン
    センティブの内容を示す情報と共に前記ネットワークを
    介して送信する促進情報送信手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項１に記載のネットワークシステム。
  3. 【請求項３】ネットワークを介して提供されるサービス
    を利用した者の少なくとも一部に対して、所定のインセ
    ンティブを提供するネットワークシステムであって、 前記サービスを前記ネットワークを介して利用した者の
    数を計数する利用者計数手段と、 前記利用者計数手段が計数した利用者の数に応じて、提
    供するインセンティブの内容を変更するインセンティブ
    変更手段とを備えることを特徴とするネットワークシス
    テム。
  4. 【請求項４】前記サービスの利用が可能な者のうちの所
    定の者に対して、前記サービスの利用を促すための情報
    を前記ネットワークを介して提供する利用促進情報提供
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項３に記載の
    ネットワークシステム。
  5. 【請求項５】ネットワークを介して提供されるサービス
    を利用した者の少なくとも一部に対して、所定のインセ
    ンティブを提供するインセンティブ提供方法であって、 前記サービスを前記ネットワークを介して利用した者の
    数を計数する利用者計数ステップと、 前記利用者計数ステップで計数した利用者の数に応じ
    て、提供するインセンティブの内容を変更するインセン
    ティブ変更ステップとを含むことを特徴とするインセン
    ティブ提供方法。
  6. 【請求項６】前記サービスの利用が可能な者のうちの所
    定の者に対して、前記サービスの利用を促すための情報
    を前記ネットワークを介して提供する利用促進情報提供
    ステップをさらに含むことを特徴とする請求項５に記載
    のインセンティブ提供方法。
  7. 【請求項７】複数の端末装置とネットワークを介して接
    続され、各端末装置からの要求に応じて所定のサービス
    を提供するサーバ装置であって、 サービス提供の要求をした端末装置の少なくとも一部に
    対して、所定のインセンティブを提供するインセンティ
    ブ提供手段と、 サービス提供の要求をした端末装置の数を計数する要求
    数計数手段と、 前記要求数計数手段が計数した端末装置の数に応じて、
    前記インセンティブ提供手段が提供するインセンティブ
    の内容を変更するインセンティブ変更手段とを備えるこ
    とを特徴とするサーバ装置。
  8. 【請求項８】前記要求数計数手段は、これまでにサービ
    ス提供の要求をしたことのない端末装置からの要求があ
    った場合に、サービス提供の要求をした端末装置の数と
    して計数する手段を備えることを特徴とする請求項７に
    記載のサーバ装置。
  9. 【請求項９】前記インセンティブ変更手段は、前記要求
    数計数手段が計数した端末装置の数が一定数に達したと
    きに、提供するインセンティブの内容を変更することを
    特徴とする請求項７または８に記載のサーバ装置。
  10. 【請求項１０】前記インセンティブ変更手段がインセン
    ティブの内容を変更する場合の端末装置の数と前記要求
    数計数手段が計数した端末装置の数との関係を視覚的に
    示す情報を、サービス提供の要求をした端末装置に前記
    ネットワークを介して送信する視覚情報送信手段をさら
    に備えることを特徴とする請求項９に記載のサーバ装
    置。
  11. 【請求項１１】前記複数の端末装置のうちの所定の端末
    装置に対して、サービス提供の要求を促すための情報
    を、提供するインセンティブの内容を示す情報と共に前
    記ネットワークを介して送信する促進情報送信手段をさ
    らに備えることを特徴とする請求項７乃至９のいずれか
    １項に記載のサーバ装置。
  12. 【請求項１２】前記促進情報送信手段は、前記複数の端
    末装置の少なくとも一部の宛先情報を記憶する宛先情報
    記憶手段を有し、該宛先情報記憶手段に記憶された宛先
    情報に従ってサービス提供の要求を促すための情報を前
    記ネットワークを介して送信することを特徴とする請求
    項１１に記載のサーバ装置。
  13. 【請求項１３】前記宛先情報記憶手段は、所定の基準に
    従って宛先情報をグループ分けして記憶しており、 前記促進情報送信手段は、前記インセンティブ提供手段
    が提供するインセンティブの内容に応じたいずれかのグ
    ループに属する宛先情報に従ってサービス提供の要求を
    促すための情報を送信することを特徴とする請求項１２
    に記載のサーバ装置。
  14. 【請求項１４】前記促進情報送信手段は、既にサービス
    提供の要求をした端末装置から前記ネットワークを介し
    て送信されてきた他の端末装置の宛先情報を受信する宛
    先情報受信手段を有し、該宛先情報受信手段が受信した
    宛先情報に従ってサービス提供の要求を促すための情報
    を前記ネットワークを介して送信することを特徴とする
    請求項１１乃至１３に記載のサーバ装置。
  15. 【請求項１５】ネットワークを介して複数の端末装置と
    接続され、各端末装置からの要求に応じて所定のサービ
    スを提供するコンピュータ装置を、 サービス提供の要求をした端末装置の少なくとも一部に
    対して、所定のインセンティブを提供するインセンティ
    ブ提供手段、 サービス提供の要求をした端末装置の数を計数する要求
    数計数手段、及び前記要求数計数手段が計数した端末装
    置の数に応じて、前記インセンティブ提供手段が提供す
    るインセンティブの内容を変更するインセンティブ変更
    手段として機能させるためのプログラムを記録すること
    を特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項１６】前記複数の端末装置のうちの所定の端末
    装置に対して、サービス提供の要求を促すための情報
    を、提供するインセンティブの内容を示す情報と共に前
    記ネットワークを介して送信する促進情報送信手段とし
    て前記コンピュータ装置を機能させるためのプログラム
    をさらに記録することを特徴とする請求項１５に記載の
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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