JP2001091423A - 自動標本作成装置 - Google Patents

自動標本作成装置

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JP2001091423A
JP2001091423A JP27373799A JP27373799A JP2001091423A JP 2001091423 A JP2001091423 A JP 2001091423A JP 27373799 A JP27373799 A JP 27373799A JP 27373799 A JP27373799 A JP 27373799A JP 2001091423 A JP2001091423 A JP 2001091423A
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JP
Japan
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slide glass
sample
blood
extension plate
staining
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JP27373799A
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English (en)
Inventor
Terukuni Yabu
照國 藪
Koji Saito
孝二 斉藤
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BEKKUMAN KOORUTAA KK
Original Assignee
BEKKUMAN KOORUTAA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 血液Lを一様で等厚に塗抹可能な自動標本作
成装置を提供する。 【解決手段】 自動標本作成装置を構成する検体展着手
段4は、給排手段7と伸展手段8と洗浄乾燥手段9とを
備える。給排手段7は、ピストン装置内への流体の給排
によって血液の定量採取とスライドガラス表面への滴下
とを自在とする。伸展手段8は、移送体と、この移送体
の移送路の途中部分に設けられたカム部と、昇降係合部
と、を備える。この昇降係合部は、移送体がカム部に乗
り上げることにより突出してスライドガラスの他端側に
当接し、上記移送体のそれまでとは逆方向への移送に伴
って上記スライドガラスを上記逆方向に移送させる。洗
浄乾燥手段9は、伸展板を洗浄槽の上方に移動させ更に
浸漬する移動手段と、伸展板の両側方並びに下方に向け
て送風する送風手段と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明に係る自動標本作製
装置は、例えば白血病、感染症、赤血球の異常などの検
査用の血液標本をはじめ、組織、細胞、細菌等の被検査
物の標本を作製するのに利用するもので、特に、検体の
等厚且つ均一な塗抹を自動的に迅速に行えるようにした
自動標本作成装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】血液等の検体の標本作成は、当該検体を
スライドガラス表面に滴下して伸展させた後に、これを
染色することで行う。このような標本作成行程において
は、従来から一部を除いて手作業により行われていた。
しかしながら、上記標本作成を主に手作業で行うのは労
力とコストとが嵩むばかりでなく、作業者が上記検体に
触れる等、衛生面でも好ましいものではない。
【0003】このような不都合を解消すべく、上記標本
作成をほぼ自動化することが考えられ、又、実際に使用
されている。例えば、特公平3−23866号公報に
は、図10に示すような構造の自動標本作成装置が記載
されている。この公報記載の自動標本作成装置(以下、
第一の先発明構造と称する)は、スライドガラス供給部
30と、血液分取移送部31と、遠心塗沫部32と、回
転搬送部33と、染色部34と、カセット収納部35
と、カセット搬出部36とを備えて構成されている。
【0004】上記スライドガラス供給部30は、スライ
ドガラス(図10には図示せず。図2参照。)を次行程
へ一枚ずつ給送する。上記血液分取移送部31は、給送
されてきたスライドガラスの表面に採血管(検体容器)
Sから分取した血液を滴下する。上記遠心塗抹部32
は、滴下された血液を遠心塗沫によりスライドガラス表
面上に塗抹する。上記回転搬送部33は、塗沫されたス
ライドガラスを収納する染色かごを保持してこれをほぼ
180度回転させて反対側の位置に搬送させる。又、上
記染色部34は、上記染色かごをスライドガラス収納位
置からほぼ90度回転させた状態でこれを引き取って該
染色かご内のスライドガラスの染色を行なう。上記カセ
ット収納部35は、染色後に上記染色かごを更に同方向
にほば90度回転させた後、該染色かご内のスライドガ
ラスをカセット内に移送する。更に、上記カセット搬出
部36は、上記スライドガラスを収納したカセットをほ
ぼ180度回転させて搬出する。
【0005】又、図示は省略したが、特開昭62−14
2253号公報には、検体ラック搬送手段と、サンプリ
ング手段と、スライドフレーム自動供給手段と、スライ
ドフレーム搬送手段と、検体塗抹手段と、連続染色手段
と、搬出手段と、を備えて成る自動標本作成装置(以
下、第二の先発明構造と称する)が記載されている。
【0006】上記検体ラック搬送手段は、検体を入れた
複数本の検体容器を一定の間隔で立てた状態で保持する
検体ラックを受取り、所定位置まで搬送して、各検体容
器から検体を採取するのに必要な動作を行った後、送り
出す。上記サンプリング手段は、検体容器内の検体の攪
拌及び定量採取が可能な採取棒を備え、この採取棒によ
り上記所定位置まで搬送した検体ラックの各検体を攪
拌、定量採取して、定位置にあるスライドガラス上に検
体を滴下する。上記スライドフレーム自動供給手段は、
多数集積したスライドフレームを一枚ずつ供給する。こ
のスライドフレームは、スライドガラスの端部に係合
(挟持)するもので、スライドガラスを後述する染色槽
内に浸漬する等のために利用する。上記スライドフレー
ム搬送手段は、上記供給されたスライドフレームを上記
定位置まで搬送して、一旦停止させた後、送り出す。上
記検体塗抹手段は、上記定位置に一旦停止した上記スラ
イドガラス上に、下部に直線部を有するブロック片を摺
動させ、検体を一様に且つ略等厚に塗抹する。上記連続
染色手段は、上記スライドガラス上の検体を微風乾燥さ
せつつ適宜乗り継ぎ手段を介して垂直に懸垂した状態で
受け取り、定ピッチ送りする一方で、このスライドガラ
スの下方から適宜種類の染色槽を各々独立の上下動可能
に設けて、染色槽の長さと上下動の時間間隔により染色
時間を制御する。更に、上記搬送手段は、染色行程終了
後のスライドガラスを搬出する。
【0007】上述したような第一、第二の各先発明構造
においては、いずれも検体の採取から標本とするまでの
行程をほぼ自動化でき、標本作成作業の円滑化を図れ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第一、第二の各先発明構造においては、それぞれ以下
のような不都合が存在する。先ず、第一の先発明構造に
おいては、スライドガラス上に滴下された検体をロータ
によって回転させることで塗抹する構成である(遠心塗
抹)。このような塗抹方法の場合、検体をまんべんなく
一様且つ等厚に伸展させることが難しく、常に均一の標
本を作成できるとは限らない。
【0009】次に、第二の先発明構造の場合、採取棒に
より検体を採取する構成である。すなわち、採取棒に表
面張力により採取し、更に、スライドガラス上にこの採
取した検体を滴下する。このため、厳密に検体の量を調
整することが困難である。又、この第二の先発明構造の
場合、ブロック片を移動させることによって検体を摺り
広げるものであるため、常に検体を均一に広がらせるこ
とは難しく、又、検体中の成分が一部に偏ってしまう例
も報告されている。
【0010】この発明に係る自動標本作成装置は、上述
のような不都合をいずれも解消し、検体を定量採取で
き、まんべんなく均一で等厚な塗抹を行える自動標本作
成装置を提供すべく創案されたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自動標本
作成装置は、検体容器から検体を定量採取し、所定位置
にあるスライドガラス上面に滴下し伸展させる検体展着
手段と、上記スライドガラス上面の検体を染色槽に浸漬
することにより、この検体を染色する染色手段と、上記
染色手段を終了後、上記スライドガラスを送り出す搬送
手段と、を備えている。特に、この発明に係る自動標本
作成装置においては、上記検体展着手段は、ピストン装
置内への流体の給排によって検体の定量採取と上記スラ
イドガラス表面への滴下とを自在とする給排手段と、上
記スライドガラス表面へ滴下された検体を引き伸ばすべ
く、スライドガラスに対して相対移動する伸展板を有す
る伸展手段と、一の検体の伸展作業を終えた上記伸展板
を洗浄し更に乾燥させる洗浄乾燥手段と、を備えてい
る。又、上記伸展手段は、その上面に載置され、その表
面に検体を滴下させたスライドガラスの一端側に当接す
る係合部を有し、この係合部によって上記スライドガラ
スを該スライドガラスの他端側に位置する伸展板設置位
置まで移送させる移送体と、この移送体の移送路の途中
部分に設けられたカム部と、上記移送体に設けられ、こ
の移送体が上記カム部に乗り上げることによって突出し
て上記スライドガラスの他端側に当接し、上記移送体の
それまでとは逆方向への移送に伴って上記スライドガラ
スを上記逆方向に移送させる昇降係合部と、を備えてい
る。
【0012】上述のように構成される、この発明に係る
自動標本作成装置の作用は、以下のとおりである。先
ず、検体展着手段が上記検体容器から検体を定量採取
し、所定位置にあるスライドガラス上面に滴下し伸展さ
せる。この伸展作業が終えたならば、染色手段によっ
て、上記スライドガラス上面の検体を染色槽に浸漬し、
この検体を染色する。上記染色手段による染色を終えた
ならば、搬送手段により上記スライドガラスを送り出
す。
【0013】特に、この発明に係る自動標本作成装置の
場合、上記検体展着手段を構成する給排手段が、この給
排手段を構成するピストン装置内への流体の給排によっ
て検体容器内の検体を定量だけ採取し、更に、スライド
ガラス表面に上記定量分の検体を滴下する。更に、上記
給排手段と同様に上記検体展着手段を構成する伸展手段
が、上記スライドガラス表面へ滴下された検体を伸展す
る。
【0014】この伸展作業は、上記スライドガラスを伸
展板設置位置近傍に移送し、この伸展板と上記スライド
ガラス上の検体とを相対摺動させることにより行う。す
なわち、上記スライドガラスは移送体に載置されるとと
もに上記係合部にその移動方向後端部を係合されている
ため、上記移送体の一方向の移動に伴ってスライドガラ
スも移動する。この移送体の移送路の途中部分にはカム
部が設けられており、上記移送体が上記カム部に乗り上
げることによって昇降係合部が突出し、上記スライドガ
ラスの他端側に当接する。このため、このカム部の範囲
内では、上記移送体を逆方向に移動させることに伴って
上記スライドガラスも移送体とともに移動する。上記移
送体が、カム部の上方に位置する上記伸展板設置位置近
傍に達することで上記伸展板が下降し、スライドガラス
表面と伸展板端縁とが接触した状態となる。この状態に
おいて移送体を逆方向に移動させると、伸展板がスライ
ドガラス上を相対摺動し、上記検体を引き伸ばす。
【0015】更に、上記給排手段、伸展手段と同様に上
記検体展着手段を構成する洗浄乾燥手段により、一の検
体の伸展を終えた伸展板を洗浄乾燥する。
【0016】上述のように作用する結果、検体を無駄に
消費することがなく、検体容器に採取しておく検体量を
低減できる。又、検体を所望量だけ正確に標本化できる
ため、標本とされた検体の病理検査を正確に行える。更
に、上記検体は、均一且つ等厚に伸展されるようにな
り、標本化の後の病理検査を正確に行えるようになる。
【0017】尚、上記洗浄乾燥手段としては、請求項2
に記載したように、上記伸展板を上記スライドガラスと
干渉しない位置に設けられた洗浄槽の上方に移動させる
とともに、この洗浄槽に上記伸展板を浸漬する移動手段
と、伸展板を洗浄層から引き上げた後にこの伸展板に向
けてその両側方並びに下方から送風する送風手段と、を
備えた構成を採用できる。このような構成を採用すれ
ば、上記移動手段により上記一の検体の伸展を終えた伸
展板を洗浄槽の上方に移動させ、更に洗浄槽内に浸漬
し、洗浄を行う。そして、洗浄終了後には、伸展板を引
き上げ、上記送風手段によって送風することで伸展板を
乾燥させる。この請求項2に記載した洗浄乾燥手段の場
合、送風手段は、上記引き上げられた伸展板の両側方並
びに下方から送風するものであるため、乾燥を効率良く
行え、標本作成を迅速に行えるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の一形態例
を、図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態例に係る
自動標本作成装置は、図1に示すブロック図からも明ら
かなように、検体である血液Lを入れた複数本の検体容
器S(図2参照)を保持する検体ラック(図示省略)を
第一の所定位置まで搬送自在な検体ラック搬送手段1
と、上記検体ラックに保持されている検体容器S内の血
液Lを攪拌するための攪拌手段2と、多数のスライドガ
ラスGを収納しているスライドガラスラック(図示せ
ず)から第二の所定位置まで一枚ずつスライドガラスG
を送り出すスライドガラス供給手段3と、上記ラック搬
送手段1により上記第一の所定位置まで搬送された検体
ラックに保持された検体容器Sから血液Lを定量採取
し、更に、第二の所定位置にあるスライドガラスGの上
面に展着する検体展着手段4と、上記スライドガラスG
を各種染色槽(図示せず)に対して相対移動及び相対昇
降させ、上記スライドガラスG上面の血液Lを各種染色
槽に浸漬することにより、この血液Lを染色する染色手
段5と、この染色手段5を通過し、染色を終えた血液L
を展着したスライドガラスGを送り出す搬送手段6と、
を備えている。
【0019】上述した各手段1、2、3、4、5、6の
うち、検体ラック搬送手段1は、前述した第二の先発明
構造と同様、ベルトコンベア等の従来知られた二次元若
しくは三次元駆動装置によって構成されており、予め定
められた上記第一の所定位置に一のラックずつ送り込ま
れるようにしている。又、上記攪拌手段2は、上記検体
ラックを揺動させることにより、この検体ラックに保持
されている検体容器S内の血液Lを攪拌する。更に、上
記スライドガラス供給手段3は、例えば、前述した第一
の先発明に係る構造と同様に構成される等、従来から知
られた構成を採用する。例えば、復数のスライドガラス
Gが重なつて収納されたケース(図示せず)と、このケ
ース内に収納されたスライドガラスGを上記ケース下部
から1枚ずつ押し出す押出部(図示せず)とを備え、一
の標本スライドガラスが作成される毎に新たなスライド
ガラスGが一枚ずつ押し出され、上記第二の所定位置へ
搬送される構成のものを採用できる。
【0020】又、上記染色手段5においても、前述した
第二の先発明構造と同様の構成等、従来から知られた構
成を採用できる。例えば、上記血液Lを展着されたスラ
イドガラスGを別途設けた送り手段を介して懸垂した状
態として定ピッチ送りする一方で、このスライドガラス
の下方から適宜種類の染色槽をスライドガラスGに対し
て相対的に昇降可能に設けて成る構成を採用できる。こ
の場合、染色槽の長さと昇降時間間隔により染色時間を
制御する。
【0021】更に、標本作成完了後のスライドガラスG
を別適宜の位置まで送り出すための搬送手段6において
も、上記第二の先発明構造と同様の構成等、従来から知
られた構成を採用できる。
【0022】上述した各手段1、2、3、5、6は、前
述した第一、第二の各先発明構造に係る手段等、従来か
ら知られた各手段を採用するが、上記検体展着手段4に
おいては、この発明独自の構成を備えている。すなわ
ち、上記検体展着手段4は、後述するピストン装置5を
構成するピストン(プランジャ)の押引きによる精製水
等の流体の給排によって血液Lの定量採取と上記スライ
ドガラスG表面への滴下とを自在とする給排手段7と、
上記スライドガラスG表面へ滴下された血液Lを引き伸
ばすべく、スライドガラスGに対して相対移動する伸展
板20を有する伸展手段8と、一の血液Lの伸展作業を
終えた伸展板20を洗浄し更に乾燥させる洗浄乾燥手段
9と、を備えている。
【0023】上記給排手段7は、図2に示すように、給
排ノズル10を備えたピストン装置11のロッドを変位
させることにより精製水や空気等の流体を給排して内部
の圧を変化させることで、上記血液Lを所望量吸引し、
更に、この給排ノズル10をスライドガラスG上面に相
対移動させ、上記ロッドを逆方向に変位させることによ
って吸引した血液LをスライドガラスG上面に滴下する
ものである。
【0024】本形態例の場合、この給排手段7として以
下のような構成のものを採用している。すなわち、検体
容器S内に挿入自在な吸排ノズル10と、その一端を上
記吸排ノズル10に接続するとともに、その他端を上記
ピストン装置11に接続した細管12と、を備えてい
る。上記吸排ノズル10は、この吸排ノズル10を検体
容器S内に挿通した状態とスライドガラスGの上方に位
置する状態とを選択自在とすべく3次元駆動装置によっ
て移動自在に設けられている。
【0025】上述のように構成される給排手段7を用い
て血液Lを適量採取し、更にスライドガラスG上面に滴
下する際の作用は、以下のとおりである。すなわち、上
記検体容器S内の血液L中に、上記吸排ノズル10の先
端部を位置させる。そして、上記ピストン装置11のピ
ストン(プランジャ)を吸引側に(吸引する状態に)作
動させ、上記吸排ノズル10を介して検体容器S内の血
液Lを吸引する。尚、ピストン装置11を構成するピス
トン(シリンジ)内には精製水が予め吸引されており、
シリンジ内の空気の弾性による血液Lの吸引量のばらつ
きを抑えるようにしている。従って、血液Lの吸引量
は、必要最小限で済む。更に詳細に説明すると、血液L
の吸引に際しては、この血液採取に先だって行う洗浄に
使用した水(精製水)がノズル10内に残っている。血
液Lを採取する際には、この精製水に次いで若干の空気
を吸引した後、血液Lを吸引する。上記空気を吸引して
おくのは、血液Lと精製水との接触、混合を防止するた
めである。但し、標本とする血液Lは、上記空気層から
ある程度離れた位置にある(ノズル10の先端側の)血
液を使用し、残りの血液は洗浄時に廃棄処分とする。こ
れは、空気層側の血液が上記精製水に接触した可能性が
零ではないため、血液の万一の汚染を考慮してのことで
ある。実際の場合、上記血液Lの吸引量は、標本として
必要な量の10乃至20倍の量である。例えば、標本と
して必要な量が5μlであるとすると実際には50乃至
100μlの血液Lを吸引する。このように必要量より
も多量の血液を吸引しておくのは、血液Lが上記ノズル
10内を流れる際に生じる変質や上記精製水との接触に
よる汚染の影響のない血液Lを標本とするためである。
【0026】次いで、この吸排ノズル10を検体容器S
内から出し(吸排ノズル10を上昇させ)、更に、予め
第二の所定位置に載置したスライドガラスGの上方に上
記吸排ノズル10を移動(水平移動)させる。そして、
上記ピストン装置11を吐出側(血液Lを吐出する状
態)に作動させ、吸排ノズル10の先端から血液Lを滴
下させる。尚、ノズル10から血液Lを送り出した後
は、必ず細管12内や吸排ノズル10内外等を洗浄し、
先に吸引した血液Lが、次の塗抹標本を作成するために
吸引した血液Lと混ざり合わないようにする必要があ
る。上記洗浄は、上記吸排ノズル10や細管12内に洗
浄液を給排する等により行う。上述した給排手段7の場
合、単一の吸排ノズル10、単一の細管12を有する構
造であり、しかも吸引する血液Lの量が少ないため、洗
浄作業が容易になり、この洗浄作業を容易且つ短時間で
行える。このため、洗浄を確実に行うことができ、正確
な血液検査に寄与できる。
【0027】尚、従来、この種の給排手段としては、検
体容器Sと、この検体容器S内に挿入自在な吸引ノズル
と、その一端を上記吸引ノズルに接続するとともに、途
中にロータリ弁等の弁装置を設け、その他端を図示しな
いピストン装置に接続した第一の細管と、その一端を上
記弁装置の他のポートに接続するとともに、その他端に
上記検体容器Sから吸引した血液Lを送り出す吐出ノズ
ルを接続した第二の細管と、を備えた構成のものが知ら
れている。このような構成の給排手段を採用できること
は勿論である。但し、上記弁手段等を備えて成る給排手
段の場合、血液Lの採取と血液Lの滴下とを別のノズル
で行うため、装置全体が大型化することが避けられず、
しかも各ノズル及び細管をそれぞれ洗浄しなければなら
ず、デメリットが多い。このため、上記図2に示した給
排手段7を採用するのが好ましい。換言すれば、上記図
2に示した給排手段7を採用することにより、部品点数
が低減され、製造コストの低減化と装置全体としての小
型化、作業の容易性を図ることができる。
【0028】更に、上記ノズル10は、図3乃至図4に
示すように、その先端部分が湾曲した形状を有するとと
もに、その開口端14から該ノズル先端縁13までの距
離dを可及的に小さくしている。具体的には、ノズル1
0の先端面の傾斜角度θ1を66度、ノズル10の先端
裏面の傾斜角度θ2を65度程度となるようにしてい
る。又、このノズル10の先端部以外の外径は、1.2
5±0.03mm、同じく内径は、0.5mm程度であ
る。更に、ノズル10の先端面上縁とノズル10の中間
部周面との距離Tは0.1mm程度である。更に、ノズ
ル10の先端面下端部の幅寸法は、0.2mm程度であ
る。
【0029】上述のように構成されるノズル10を採用
することにより、ノズル10から送り出される血液Lが
このノズル10の先端部分に付着したままとなることが
なくなり、ノズル10からの血液Lの離脱が円滑に行わ
れるようになる。この結果、塗抹標本作成作業が迅速に
行われ、作業性が向上する。
【0030】次に、上記伸展手段8は、図6に示すよう
に、移送体15を有している。この移送体15は、その
表面に血液Lを展着させたスライドガラスGを載置自在
で、且つ、このスライドガラスGの一端側(図6の右
側)に当接する係合部16を有し、この係合部16によ
って上記スライドガラスGを該スライドガラスGの他端
側(図6の左側)に位置する伸展板設置位置まで移送さ
せる。又、上記伸展手段8は、上記移送体15の移送路
17の途中部分に設けられたカム部18と、上記移送体
15に設けられ、この移送体15が上記カム18部に乗
り上げることによって突出し、上記スライドガラスGの
他端側に当接し、上記移送体15のそれまでとは逆方向
への移送に伴って上記スライドガラスGを上記逆方向に
移送させる昇降係合部19と、を備えている。
【0031】更に、上記洗浄乾燥手段9は、図8に示す
ように、上記伸展板20(図7)を上記スライドガラス
Gと干渉しない位置に設けられた洗浄槽21の上方に移
動させるとともに、この洗浄槽21に上記伸展板20を
浸漬する移動手段22(図7)と、伸展板20を洗浄層
21から引き上げた後にこの伸展板20の両側方並びに
下方から送風する送風手段23と、を備えた構成として
いる。
【0032】上述のように構成される本形態例に係る自
動標本作成装置の作用は、以下のとおりである。先ず、
検体展着手段4が上記検体容器Sから検体である血液L
を定量採取し、第二の所定位置に送られているスライド
ガラスG上面に滴下し伸展させる。この伸展作業が終え
たならば、染色手段5によって、上記スライドガラスG
上面の血液Lを染色槽に浸漬し、この血液Lを染色す
る。上記染色手段5による染色を終えたならば、搬送手
段6により上記スライドガラスGを送り出す。
【0033】特に、本形態例に係る自動標本作成装置の
場合、上記検体展着手段4を構成する給排手段7が、空
気の給排によって検体容器S内の血液Lを定量だけ採取
し、更に、スライドガラスG表面に上記定量分の血液L
を滴下する。そして、上記スライドガラスG表面へ、こ
の定量分の血液Lを滴下する。更に、上記給排手段7と
ともに上記検体展着手段4を構成する伸展手段8が、上
記スライドガラスG表面へ滴下された血液Lを伸展す
る。
【0034】この伸展作業は、上記スライドガラスGを
伸展板20設置位置近傍に移送し、この伸展板20と上
記スライドガラスG上の血液Lとを相対移動させること
により行う。すなわち、上記スライドガラスGは移送体
15に載置されるとともに上記係合部16にその移動方
向後端部(図6の右端部)を係合されているため、上記
移送体15の一方向(図6の右から左へ向く方向)の移
動に伴ってスライドガラスGも移動する。この移送体1
5の移送路17の途中部分にはカム部18が設けられて
おり、上記移送体15が上記カム部18に乗り上げるこ
とによって昇降係合部19が突出し、上記スライドガラ
スGの他端側に当接する。このため、このカム部18の
範囲内では、上記移送体15を逆方向に移動させること
に伴って上記スライドガラスGも移送体15とともに移
動する。上記移送体15が、カム部18上に位置する上
記伸展板設置位置近傍に達することで上記伸展板20が
下降し、スライドガラスG表面と伸展板20の下端縁と
が接触した状態となる。この状態において移送体15を
それまでとは逆方向(図6の左から右へ向く方向)に移
動させると、伸展板20がスライドガラスG上を相対摺
動し、上記血液Lを引き伸ばす。
【0035】更に、上記給排手段7、伸展手段8ととも
に上記検体展着手段4を構成する洗浄乾燥手段9によ
り、一の血液L(一の患者の血液)の伸展を終えた伸展
板20を洗浄乾燥する。この洗浄乾燥作業は、上述した
ように移動手段22と送風手段23とを備えた洗浄乾燥
手段9を用いて行う。この洗浄作業は、先ず上記移動手
段22により上記一の血液Lの伸展を終えた伸展板20
を洗浄槽21の上方に移動させ、更にこの洗浄槽21内
に浸漬することで行う。そして、洗浄終了後には、伸展
板20を上記移動手段22によって引き上げ、上記送風
手段23によって送風することで伸展板20を乾燥させ
る。特に、上記送風手段23は、上記引き上げられた伸
展板20の両側方並びに下方から送風するものとしてい
る。このため、乾燥を効率良く行え、標本作成を迅速に
行えるようになる。
【0036】尚、上述した血液Lの展着作業を終了する
と、移動体15が上記一方向に向けて移動する。この結
果、移送体15はカム部18から降りた状態(図6の左
端側に描いた状態)になる。この状態から、上記移送体
15はそれまでとは逆方向に移動し、別のスライドガラ
スGが供給される上記第二の所定位置まで復帰する。こ
の逆方向への移動の際、上記昇降係合部19は降下して
スライドガラスGの他端部に係合しない状態であるた
め、スライドガラスGはその場に置き去りにされたまま
移送体15は復帰する。上記第二の所定位置に戻った移
送体15は次のスライドガラスGを載置し、上述したの
と同様な作用を行う。
【0037】又、展着作業を終えて置き去りにされた上
記スライドガラスGには、次述するクリップ24をその
端部に係合させ、次の染色行程に送られる。すなわち、
上記クリップ24は、図示しないクリップ供給手段によ
ってスライドガラスGの一端に向けて自動供給され、上
記スライドガラスGの一端部に係合する。このクリップ
24は、塗抹終了後のスライドガラスGを上記染色手段
5により染色するために用いるもので、例えば、実願平
11−5492号に記載されている、図9に示すような
形状及び構造のものを好ましく採用できる。すなわち、
基端25側の両端にそれぞれ上記送り部材(図示せず)
に吊り下げられる張り出し部26を有する平板状の第一
保持板27と、この第一保持板27に基部を一体とし
て、先端が第一保持板27側に付勢された第二保持板2
8と、から構成されている。このようなクリップ24に
おいては、スライドガラスGを第一保持板27と第二保
持板28との間の(スライドガラスGの厚さより小さ
い)間隙に挿入すれば、第二保特板28の先端は常時第
一保持板27側に付勢されているので、スライドガラス
Gは差込むだけで圧接保持される。
【0038】上記スライドガラスGの一端部に係合した
クリップ24は、前述した送り手段に係合し、スライド
ガラスGを垂直に懸垂した状態とする。この後、前述し
たように上記スライドガラスGを定ピッチ送りする一方
で、このスライドガラスGの下方から適宜種類の染色槽
を相対的に昇降させ、上記スライドガラスG表面の血液
Lを染色する染色行程に入る。上述したクリップ供給手
段は、従来知られた構成のものを採用する。尚、本形態
例の場合、染色槽は複数の槽が一体に設けられており、
これら複数の槽が一体となって昇降する。この染色作業
を終えたならば、搬出手段6によりスライドガラスGを
搬出し、病理検査に付す。
【0039】本形態例に係る自動標本作成装置は、上述
のように作用する結果、血液Lを無駄に消費することが
なく、検体容器Sに採取しておく血液量を低減できる。
又、血液Lを所望量だけ正確に標本化できるため、標本
とされた血液Lの病理検査を正確に行える。更に、上記
血液Lは、均一且つ等厚に伸展されるようになり、標本
化の後の病理検査を正確に行えるようになる。
【0040】尚、本形態例の構造においては、上記伸展
板20の傾斜角度を自由に設定できる構成である。従っ
て、血液等の検体の粘度等に応じてその傾斜角度を調整
し、上記血液等の検体の伸展を確実に均一にすることが
できる。又、上記伸展作業は、所定位置にスライドガラ
スGを移動、停止させた状態で、先ず、スライドガラス
Gを一方向に移動させた後、上記伸展板20を下降させ
てスライドガラスGに軽く当接させ、更に、上記スライ
ドガラスGをそれまでとは逆方向に移動させることによ
り行う。この際、上記血液等の検体は、伸展板20の幅
方向に広がりつつ、スライドガラスGの長さ方向に広が
る。これにより、厚さが均一でしかも検体成分が一部に
偏った状態となるのを防止できる。又、スライドガラス
G上に検体が一様に広がる。これらの結果、正確で確実
な検査を行えるようになる。しかも、本形態例に係る構
造の場合、検体の定量採取を厳密に行えるとともに、よ
り一層均一な塗抹を図れるといった効果も奏する。
【0041】
【発明の効果】この発明に係る自動標本作成装置は、上
述のように構成され作用するため、標本作成の迅速化及
び作成条件の均一化が可能となる。すなわち、検体の展
着作業を円滑に、且つ、迅速に行え、しかも、検体が、
より一層一様で等厚に塗抹可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態例を示すブロック図で
ある。
【図2】同じく給排装置を示す略斜視図である。
【図3】給排装置を構成する給排ノズルの先端部分を拡
大して示す縦断側面図である。
【図4】同じくノズル先端部を拡大して示す正面図。
【図5】同じく側面図である。
【図6】伸展手段を示す略側面図である。
【図7】同じく伸展板を説明するための略斜視図であ
る。
【図8】洗浄乾燥手段を示しており、(A)は平面図、
(B)は側面図、(C)は縦断面図、(D)は略斜視図
である。
【図9】クリップを示す略斜視図である。
【図10】第一の先発明構造を示す略斜視図である。
【符号の説明】
4 検体展着手段 5 染色手段 6 搬送手段 7 給排手段 8 伸展手段 9 洗浄乾燥手段 15 移送体 16 係合部 17 移送路 18 カム部 19 昇降係合部 20 伸展板 21 洗浄槽 22 移動手段 23 送風手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 1/28 J

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検体容器から検体を定量採取し、所定位
    置にあるスライドガラス上面に滴下し伸展させる検体展
    着手段と、上記スライドガラス上面の検体を染色槽に浸
    漬することにより、この検体を染色する染色手段と、上
    記染色手段による染色終了後、上記スライドガラスを送
    り出す搬送手段と、を備えた自動標本作成装置におい
    て、 上記検体展着手段は、ピストン装置内への流体の給排に
    よって検体の定量採取と上記スライドガラス表面への滴
    下とを自在とする給排手段と、上記スライドガラス表面
    へ滴下された検体を引き伸ばすべく、スライドガラスに
    対して相対移動する伸展板を有する伸展手段と、一の検
    体の伸展作業を終えた上記伸展板を洗浄し更に乾燥させ
    る洗浄乾燥手段と、を備えたものであり、 上記伸展手段は、その上面に載置され、その表面に検体
    を滴下させた上記スライドガラスの一端側に当接する係
    合部を有し、この係合部によって上記スライドガラスを
    該スライドガラスの他端側に位置する伸展板設置位置ま
    で移送させる移送体と、この移送体の移送路の途中部分
    に設けられたカム部と、上記移送体に設けられ、この移
    送体が上記カム部に乗り上げることによって突出して上
    記スライドガラスの他端側に当接し、上記移送体のそれ
    までとは逆方向への移送に伴って上記スライドガラスを
    上記逆方向に移送させる昇降係合部と、を備えたもので
    あることを特徴とする、自動標本作成装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄乾燥手段は、前記伸展板を前記
    スライドガラスと干渉しない位置に設けられた洗浄槽の
    上方に移動させるとともに、この洗浄槽に上記伸展板を
    浸漬する移動手段と、伸展板を洗浄層から引き上げた後
    にこの伸展板の両側方並びに下方に向けて送風する送風
    手段と、を備えたものであることを特徴とする、請求項
    1に記載の自動標本作成装置。
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