JP2001091066A - 省電力及び防音冷凍機 - Google Patents

省電力及び防音冷凍機

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JP2001091066A
JP2001091066A JP30979599A JP30979599A JP2001091066A JP 2001091066 A JP2001091066 A JP 2001091066A JP 30979599 A JP30979599 A JP 30979599A JP 30979599 A JP30979599 A JP 30979599A JP 2001091066 A JP2001091066 A JP 2001091066A
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/13Economisers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍機圧縮機の動力効率の改善と防音対
策のできる装置の提供。 【解決手段】 冷凍機の冷媒凝縮液の蒸発潜熱を用いて
圧縮機を冷却し、気化した冷媒を再度凝縮器に循環させ
るとともに、圧縮機と電動機を真空瓶で密閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫あるいは空気調
和機の省電力及び防音に関する。本発明の省電力及び防
音冷凍機は、小型の家庭用冷蔵庫あるいは空気調和機等
の内部の圧縮機の動力効率を高め、その音も効率良く遮
断できるので有用である。
【0002】
【従来技術】冷蔵庫あるいは空気調和機は、社会生活の
必需品として広く普及している。しかし、装置の心臓部
である冷媒の圧縮機は、電力を多量に消費し、騒音も発
生するので、資源の有効利用と地球環境を考え一層の改
善努力がなされている。従来の省電力対策は、理論的な
面からは、気体の圧縮には、断熱圧縮と等温圧縮があ
り、一般に等温圧縮方式の方がエネルギー効率は優れて
いるので、二段圧縮あるいは水冷式を採用し、少しでも
等温圧縮に近ずける努力が成されている。また、圧縮機
の構造の改善も成され、最近ではロータリ式、スクリュ
ー式等の特性の優れた方式が採用されている。また、冷
凍機の騒音に対しては、発生源である圧縮機の振動対策
あるいは鉛材による遮蔽が主な対策とされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の二段圧縮あるいは水冷式方法は、装置が複雑とな
る上に運転も煩雑で、設備費高く、特に、小型冷凍機に
は採用されず、殆どが効率の悪い断熱圧縮方式である。
また、最近の小型圧縮機は、電動機と一体化した密閉型
であるため、熱が隠り、吐出ガスの温度は、理論値より
も高いぐらいで、熱的な効率は悪化している問題があ
る。冷凍機の冷媒として、アンモニアは熱力学的特性が
優れ冷凍効率がよく、かつフロンのように地球環境の問
題も無いので、昔から使われている。しかし、断熱指数
が大きいため、吐出ガスの温度は高く、水冷式とする必
要があるため、小型の空調機用冷凍機には全く使われて
いない問題がある。また、従来の遮音対策は効果が不完
全で、例えば、音の伝わらない真空瓶で囲めば一挙に解
決可能な問題であるが、真空瓶は、熱も遮断するので、
放熱ができず内部に熱が溜ってしまい、電動機等の内部
の装置を破損させる問題があり使われていない。そこ
で、本発明は、冷蔵庫あるいは空気調和機の圧縮機に関
するエネルギー効率及び防音対策における上記問題を解
決するものであって、従来の小型圧縮機の冷却と真空遮
音の熱放散の問題を改善し、省電力と防音の性能を一挙
に向上させる簡単で安価な省電力及び防音冷凍機を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者は、鋭意研究開発を進めたところ、冷媒の
凝縮液の蒸発潜熱を利用することにより、目的達成が可
能であるとの知見を得ることが出来た。さらに、この技
術の利用により、熱の問題が解決できるので、真空瓶3
の利用も可能となり、圧縮機10の音の遮断の知見も得
ることが出来た。
【0005】本発明は、上記知見に基づいてなされたも
のであって、 (1)圧縮式冷凍機であって、冷媒凝縮液Lを圧縮機1
0に導き、該冷媒凝縮液Lの気化したガスAを再び凝縮
器12に循環させることを特徴とする省電力及び防音冷
凍機。 (2)上記圧縮機10の外側を密閉構造とし、該圧縮機
10の外部に密閉した隙間1を造り、該隙間1に上記記
載の冷媒凝縮液Lを導入することを特徴とした請求項1
に記載の省電力及び防音冷凍機。 (3)圧縮式冷凍機であって、凝縮器12の後に液体ポ
ンプ2−1を設置し、該ポンプ2−1を用いて冷媒凝縮
液Lを請求項2記載の密閉した隙間1に導き、該冷媒凝
縮液Lの気化ガスAを再び凝縮器12に循環させること
を特徴とする省電力及び防音冷凍機。 (4)圧縮式冷凍機であって、冷媒凝縮液Lを請求項2
記載の密閉した隙間1に導き、該圧縮機10の出口に排
気ポンプ2−2を設置し、該排気ポンプ2−2を用い
て、該冷媒凝縮液Lの気化ガスAを再び凝縮器12に循
環させることを特徴とする省電力及び防音冷凍機。 (5)冷凍機の冷媒にアンモニアを用いることを特徴と
した請求項1〜4に記載の省電力及び防音冷凍機。 (6)縮機10と電動機11の外部に真空瓶3を設置
し、該圧縮機10の全てを真空瓶3の内部に納めること
を特徴とする省電力及び防音冷凍機。 (7)請求項6を特徴とする請求項1〜5のいずれかに
記載の省電力及び防音冷凍機。 (8)上記請求項6及び7記載の真空瓶3の材質が金属
であることを特徴とする省電力及び防音冷凍機。に特徴
を有するものである。本発明においては、凝縮液Lの蒸
発潜熱と高圧力を利用するので、伝熱冷却効率が高くな
っており、凝縮液Lと沸騰したガスAの圧力は圧縮機の
突出圧と等しいので、凝縮器12−圧縮機10間の循環
のためのポンプ動力エネルギーは、僅かでよい。また特
別な冷却水も必要でなく、装置は簡単である。
【0006】
【具体的な説明】本発明の省電力及び防音冷凍機の概略
を図1の模式図に示す。本発明の装置は、図1に示すよ
うに、一般の冷凍機の基本システムの圧縮機10、電動
機11、凝縮器12、蒸発器13および膨張弁14と、
本発明の冷却用隙聞1、ポンプ2−1および真空瓶3を
有し、冷媒とは、例えば、フロン、アンモニア等であ
る。
【0007】与えられた冷凍能力に対して、冷凍機の省
電力化を考えたとき、新しい断熱方法、新型圧縮機の開
発あるいは蒸発潜熱の大きい冷媒開発等いろいろと考え
られる。しかし、それぞれの技術が進んだ昨今に於い
て、最後の省電力テーマは、圧縮機効率の改善である。
即ち、熱力学的に有利な等温圧縮に近づけることです。
ところが、現在の小型冷凍機の圧縮機10は、殆どが断
熱圧縮方式で、気体を圧縮すると、熱が蓄えられ、その
結果、熱膨張し、膨張した分だけ余分に仕事をしなけれ
ばならなくなるため、圧縮に要する動力が増える方式で
す。理論的な等温圧縮と断熱圧縮の仕事量を比較する
と、等温圧縮は、GRT1n(P/P)、断熱圧
縮は、GRTκ/(κ−1){(P/P)∧(κ−
1)/κ−1}の式だから。例えば、冷媒ガスを2.5
⇒12kg/cmまで圧縮したとき、両方式の比(等
温圧縮/断熱圧縮)は、断熱指数κが1.18のR22
のとき90%となり、κが1.3のアンモニアでは、8
3%となる。
【0008】即ち、等温圧縮に要する動力は、断熱圧縮
の約83〜90%で済むのです。このように、等温圧縮
は優れているのですが、問題は、圧縮機10を冷却しな
ければならないことです。しかも、冷却すために電力を
使ってはならないのです。だからと言って、水冷却で
は、冷蔵庫を移動するとき、水配管工事が必要となり現
実的ではありません。他の冷却方法として、第一に思い
つくのは、凝縮液Lを膨張弁14で減圧した後、圧縮機
10の冷却に使うことです。しかし、減圧後、気化冷却
したのでは、冷却効果はあっても、気化した冷媒Aを再
度圧縮しなければならず、総合的には電力増となってし
まいます。
【0009】そこで、本発明者は、試行錯誤の結果、冷
媒の凝縮液Lを直接冷却に用いることが最善であること
を見出したのです。即ち、凝縮器12で液化した凝縮液
Lをポンプ2−1で圧縮機10に導き、蒸発潜熱を利用
して、特にシリンダー部を冷却します。冷却は高圧力下
で沸騰伝熱が利用できるので、伝熱面積は僅かでも、効
果的に圧縮機10内部の冷媒ガスを冷却できます。この
方法では、外部冷媒の圧力変化はないので、気化した冷
媒Aは、そのまま凝縮器12に導くことで、再度容易に
液化させることが可能となります。また、本系統の循環
冷媒Hと気化冷媒Aの合流点は、凝縮器12の途中でも
よく、特に限定するものではない。勿論、凝縮器12で
の再液化作業は、外気を利用するので、使用電力は増え
ません。液体ポンプ2−1の動力は入出口の圧力変化は
無いので液体ファン程度でよく僅かです。このように、
本発明では、圧縮機10の熱を、効率的に凝縮器12に
移すことが可能で、その結果、圧縮途中の冷媒の熱を除
去できるため、エネルギー効率の良い等温圧縮に近ずけ
ることが可能となるのです。圧縮機10と一体の動力源
である電動機11の発熱も同様に排出できます。また、
内外部の圧力がほぼ等しいため、シリンダー部からのガ
ス漏れは少なく、圧縮機設計は容易となります。さら
に、副次的効果として、圧縮機シリンダー部では、通常
潤滑油を用いているが、本発明では、凝縮液L自体が、
シリンダーの熱で気化し、局部的に高圧となるため、潤
滑効果を発揮し潤滑油を無用とすることも出来ます。
【00010】また、圧縮時の冷却伝熱をより向上させ
ることも重要なことで、様々な改善も考えられます。例
えば、シリンダー部の微小なフィン付け、あるいは穴開
け、さらに気化した冷媒が伝熱を妨害しないよう速やか
に排除できること等です。何れにしても、設計上最も大
切なことは、圧縮機10全体を、凝縮液Lに沈めること
です。液体ポンプ2−1については、必ずしも液体に限
定する必要はなく、気化した出口に気体用のポンプ2−
2を設けてもよいのです。また、応用例として、図2の
ように、圧縮機10の冷却に適した専用の第二の冷媒
(圧力を変えてもよい)を用いて独立したヒートポンプ
システムを構築してもよい。この場合、独立循環系の圧
力は、運転時の熱負荷に応じて自然と平衡圧力まで変化
バランスし、凝縮器12の能力が大きければ、減圧し蒸
発温度が下がって冷却能力は増す。但し、システムが複
雑となる欠点もある。また、本発明の省電力及び防音冷
凍機の凝縮器12側を暖房機として利用した場合、従来
圧縮機10廻りの放熱として捨てられていた熱も回収で
きるので、暖房効率も格段に向上します。
【00011】冷凍機に於ける騒音の主たる発生源は、
圧縮機10です。しかし、この問題は、本発明の前半の
熱冷却システムに真空瓶3を組み合わせれば、完全に解
決可能であります。即ち、内部に熱が溜らないので、圧
縮機10・電動機11全体を真空瓶3で被うだけでよい
からです。真空は音を完全に遮断可能だからです。設計
上の注意点は、冷媒の入口出口を一箇所に集中する等の
工夫は必要です。また、本発明の適用可能な圧縮機10
とは、往復式、回転式、ロータリ式、スクリュー式等限
定するものではない。その他、凝縮液Lの流量をコント
ロールするための、レベルセンサ、温度センサの設置あ
るいは凝縮器12の冷風量制御等は、全体のエネルギ効
率が最大となるよう考えることは当然であるが、上記条
件を満たすものであれば特に限定するものではありませ
ん。
【0012】
【実施例】本発明の装置の働きについては、具体的な説
明の項で述べたが、その実施例についても図面を参照し
て説明する。なお本実施例は例示であり発明の範囲を限
定するものではなく、実施例の記載によって、何らの制
約を受けるものではないことは言うまでもないところで
ある。実施例1 本発明の装置を、過冷却冷凍サイクル式の空調機(日本
標準冷凍サイクル)に適用した例について、冷媒として
R22(フロン)を用い、凝縮圧力を12.3kg/c
、蒸発圧力を3.0kg/cm、冷媒循環量を7
4.9kg/Hrで運転し、冷却能力3010kcal
/Hrを引き出した結果について説明する。先ず、比較
のために、圧縮機10の冷却を止めた従来の運転による
結果を、表1の比較例1に示した。次いで、真空瓶3を
設置後、ポンプ2−1を運転し、凝縮液Lの一部を冷却
用隙間1に送液し、圧縮機10の冷却を開始した。する
と、圧縮機10の冷媒Hの吐出温度は、65℃から徐々
に低下し、冷却冷媒量が9kg/Hrとなった時点で、
48℃まで低下した。その後は、圧縮機10の凝縮液L
量を増やしても、温度は下がらず安定した。また、気化
した冷却用冷媒Aの温度は、凝縮温度と等しい30℃で
あった。その時の運転データを、表1の実施例1に示し
た。
【0013】
【表1】
【0014】表1のデータから、本発明の効果は、明ら
かで、圧縮気体Hの温度を下げることで、等温圧縮に近
づき、圧縮機10の動力は、比較例1の975wから、
930wに4%程度低下した。従来、圧縮機4周辺から
放熱していた熱1115kcalも回収でき、暖房使用
時の動力効率も6%向上した。また、圧縮機10の騒音
は、35デシベルから、10デシベル以下となった。
【0015】実施例2 第二の実施例では、断熱指数が1.3と大きく、圧縮機
10の突出温度が高くなって、水冷式にせねばならなか
ったアンモニア冷媒を用いた例である。本発明の装置
を、実施例1と同様、過冷却冷凍サイクル式の空調機に
適用した例について、冷媒としてアンモニアを用い、凝
縮圧力を11.9kg/cm、蒸発圧力を2.4kg
/cm、冷媒循環量を11.9kg/Hrで運転し、
冷却能力3010kcal/Hrを引き出した結果を説
明する。先ず、比較のために、圧縮機10の冷却を止め
た従来の運転を行い、その結果を、表1の比較例2に示
した。備考欄に示したように、本運転では、約1時間程
度で圧縮機10のシリンダーが焼き付き、運転停止して
しまった。次いで、真空瓶3を設置後、始めから圧縮機
10を冷却するためのポンプ2−1を運転しながら、冷
凍機の運転を開始した。すると、圧縮機10の冷媒吐出
温度は、61℃で安定した。そのとき、必要な冷却用ア
ンモニア量は1.7kg/Hrであり、気化した冷却用
冷媒Aの隙間1出口温度は、凝縮温度と等しい30℃で
あった。今回は、焼き付けを起こさず長時間に渡り安定
した運転を達成した。取得した全データを、表1の実施
例2に示した。表1のデータから、本発明の効果は、明
らかで、圧縮機10の吐出気体の温度を下げることで、
等温圧縮に近づき、その動力は、比較例2の845wか
ら790wに6%程度減少した。圧縮機10から放熱す
る熱も回収できたと考えられ、暖房使用時の動力効率も
8%向上した。また、圧縮機10の騒音は、35デシベ
ルから、10デシベル以下となった。さらに、実施例1
と2の比較から、同じ冷凍能力においては、使用電力の
点から、アンモニア冷媒がフロン冷媒より優れていた。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。冷凍機圧縮機10の
冷却に冷媒の凝縮液Lを利用するので、蒸発潜熱が利用
でき、圧縮機を効率的に冷却できる。その結果、エネル
ギー効率のよい等温圧縮が可能となり、圧縮機動力が大
幅に減る。冷却に必要なエネルギーは、凝縮器12のヒ
ートポンプ循環でまかなえるので、実質的にただであ
る。冷却水を必要としない効率の良いアンモニア冷凍機
が開発できるので、従来、不得意であった、小型機の分
野でも、フロンの問題が解決できる。凝縮器を暖房に利
用すれば、圧縮機の放散熱も回収できるので、効率がよ
い。圧縮機10及び電動機11を真空瓶3で密閉できる
ので、動力音が完全に遮断でき、静穏な冷凍機を構築で
きる。冷却水が無用であるため、冷凍機は完全独立シス
テムが可能で、装置構成も従来の設計変更を必要とせ
ず、大量生産が可能であり、経済性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による省電力及び防音冷凍機の構造を模
式的に示す断面図。
【図2】本発明による他の例の構造を模式的に示す断面
【符号の説明】
1…密閉隙間 10…圧縮機 2−1…液体用ポンプ 11…電動機 3…真空瓶 12…凝縮器 L…冷媒凝縮液 13…蒸発器 A…冷媒気化ガス 14…膨張弁 R…低圧側冷媒ガス H…高圧側冷媒ガ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮式冷凍機であって、冷媒凝縮液Lを
    圧縮機10に導き、該冷媒凝縮液Lの気化したガスAを
    再び凝縮器12に循環させることを特徴とする省電力及
    び防音冷凍機。
  2. 【請求項2】 上記圧縮機10の外側を密閉構造とし、
    該圧縮機10の外部に密閉した隙間1を造り、該隙間1
    に上記記載の冷媒凝縮液Lを導入することを特徴とした
    請求項1に記載の省電力及び防音冷凍機。
  3. 【請求項3】 圧縮式冷凍機であって、凝縮器12の後
    に液体ポンプ2−1を設置し、該ポンプ2−1を用いて
    冷媒凝縮液Lを請求項2記載の密閉した隙間1に導き、
    該冷媒凝縮液Lの気化ガスAを再び凝縮器12に循環さ
    せることを特徴とする省電力及び防音冷凍機。
  4. 【請求項4】 圧縮式冷凍機であって、冷媒凝縮液Lを
    請求項2記載の密閉した隙間1に導き、該圧縮機10の
    出口に排気ポンプ2−2を設置し、該排気ポンプ2−2
    を用いて、該冷媒凝縮液Lの気化ガスAを再び凝縮器1
    2に循環させることを特徴とする省電力及び防音冷凍
    機。
  5. 【請求項5】 冷凍機の冷媒にアンモニアを用いること
    を特徴とした請求項1〜4に記載の省電力及び防音冷凍
    機。
  6. 【請求項6】 圧縮機10と電動機11の外部に真空瓶
    3を設置し、該圧縮機10の全てを真空瓶3の内部に納
    めることを特徴とする省電力及び防音冷凍機。
  7. 【請求項7】 請求項6を特徴とする請求項1〜5のい
    ずれかに記載の省電力及び防音冷凍機。
  8. 【請求項8】 上記請求項6及び7記載の真空瓶3の材
    質が金属であることを特徴とする省電力及び防音冷凍
    機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009098900A1 (ja) * 2008-02-06 2009-08-13 Daikin Industries, Ltd. 冷凍装置
WO2009098899A1 (ja) * 2008-02-06 2009-08-13 Daikin Industries, Ltd. 冷凍装置
WO2013088734A1 (ja) * 2011-12-14 2013-06-20 パナソニック株式会社 空気調和機
WO2021152844A1 (ja) * 2020-01-31 2021-08-05 三菱電機株式会社 室外ユニットおよび冷凍サイクル装置

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