JP2009138973A - ヒートポンプ及びその運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出温度と駆動モータの過熱、更には動力アップを抑制しつつ、55〜70℃といった比較的高温の温水が取出し可能な、容積式圧縮機を用いたヒートポンプ及びその運転方法を提供すること。
【解決手段】圧縮機2、凝縮器3、主膨張弁4及び蒸発器5がこれらの順に冷媒循環流路6に介設され、内部に冷媒を封入されたヒートポンプ及びその運転方法において、前記圧縮機2が容積式圧縮機であって、前記冷媒にR134aを用いると共に、前記蒸発器5出口における冷媒気体を乾き度0.7〜0.98の湿り気体とする機能を有してなるヒートポンプ1及びその運転方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、比較的高温の温水を取り出し可能な、容積式圧縮機を用いたヒートポンプ及びその運転方法に関するものである。
京都議定書に基づくCO削減と低ランニングコストを目指し、近年、チラー(冷凍機)やヒートポンプの性能は大幅に改善されつつある。例えば、水冷のスクリュチラーのCOP(成績係数)は、2000年(平成12年)以前には3.8程度であったが、近年では5以上のものが市場に現出している(例えば、株式会社神戸製鋼所製のハイエフミニではCOPが5.6の機種が上市されている)。また、ターボチラーでも、COPが5弱から最高の高効率機ではCOPが6.4のものが上市されている。
尚、チラー(冷凍機)には、その冷熱源によって区別すると、大別して、電動式(圧縮式)と吸収式がある。電動式(圧縮式)は、電動式の圧縮機を使用し、冷媒の圧縮、凝縮、膨張、蒸発というサイクルにより冷水・温水を生成するものである。これに対して、吸収式は、臭化リチウム(LiBr)水溶液等の吸収力を利用するものであって、真空下で冷媒としての水等を蒸発させ、気化熱を奪って冷媒を低温化するものである。
近年では、上述の2つの方式のなかでも、特に電動式チラーの高効率化が進んでいる。例えば、半導体のクリーンルームに適用されるような産業用の空調の用途では、従来では吸収式のものが採用されていたが、近年では電動式のものに多くが置き換わりつつある。
この様に高効率化が進められている電動式のチラーやヒートポンプにおいて、圧縮、凝縮、膨張、蒸発というサイクルにおける膨張の過程をどのように制御するかというところは重要な課題である。例えば、チラーにおいて、吸込圧力検出手段と蒸発器の出口に被冷却流体温度検出手段と設け、吸込圧力と被冷却流体温度との関係式から吸込圧力目標値を演算し、その吸込圧力目標値に吸込圧力がなる様に膨張弁を制御する方法を具備するものが知られている(特許文献1参照)。
また、チラーや一般空調用のヒートポンプで多く採用されている半密閉モータは、吸込ガスで冷却されるものが一般的である(特許文献2参照)。モータの冷却をいかに効率的に行うかは、そのモータを採用したチラーやヒートポンプの高効率化に大きく影響する。
発明協会公開技報公技番号2004−503127号 特開2000−220893号公報
そこで先ず、従来例に係る電動式ヒートポンプの問題点に関し、添付図5を参照しながら説明する。図5は、従来例に係る一般的な電動式(圧縮式)ヒートポンプの系統図である。
従来例に係る電動式ヒートポンプ21は、冷媒を圧縮する圧縮機22と、冷媒を冷却する凝縮器23と、冷媒の流量を制御する主膨張弁24と、冷媒と水(冷却対象)との間で熱交換をする蒸発器25とが介設された冷媒循環流路26を有する。この様な従来例に係る電動式ヒートポンプ21の凝縮器23の温水出口温度t2は、一般の空調分野で要求される温度の関係上、45〜50℃であるのが一般的であった。
ところが、近年、ヒートポンプの用途拡大のため、45〜50℃であった温水出口温度t2を、ホテル等の施設での温水の取り出しのニーズの高まりに伴い、55〜70℃といった比較的高温にすることが検討されつつある。ただし、この様な比較的高温の温水を取出可能とするには、以下に説明する様な解決すべき3点の問題点があった。
<問題点1>
一般の冷媒の場合、温度110℃を超えると、冷媒と冷却油の共存化で冷媒の分解等が発生する。温度110℃という限界値からの余裕を考慮すると、温度90℃〜100℃程度が圧縮機22の吐出温度tdの上限となる。即ち、比較的高温の温水の取出しを目指すと圧縮機22の吐出温度tdも高温となるため、従来の構成のヒートポンプ21、冷媒では、上述の理由から、比較的高温の温水を取出すことに制約がある。
例えば、上述の構成のヒートポンプ21に、空調用途で設計された圧縮機を採用し、冷水出口温度t1(上述の従来例でいうところの「被冷却水温度」)≒15℃、温水出口温度t2≒70℃の条件で運転すると吐出温度は100〜110℃となり、前記限界値を超過することとなる。
<問題点2>
比較的高温の温水の取出しを必要とする産業上の用途では、必要とされる冷水出口温度t1が高くなる場合が多く、その場合には圧縮機22の吸込温度tsもまた高くなる。そして、例えば、冷水出口温度t1が30〜40℃となると吸込温度tsは35〜45℃となる。すなわち、通常の空調用途での圧縮機22の吸込温度tsを15〜20℃とすると、それより20℃程度も高くなることになる。このため、従来例に係るヒートポンプ21では、圧縮機22の駆動モータ(吸込ガスで冷却されるタイプのもの(前述の半密閉モータ等))の冷却性能は大幅に低減することになる。
<問題点3>
従来、容積式圧縮機に用いられる冷媒としては、通常R407系、R404a等が使用されている。但し、それらの冷媒の場合、温水出口温度t2が従来の50℃から70℃に高温化されると、動力は40%程度もアップすることになる。このため、駆動モータの許容電力や設計圧力の大幅見直しが必要となる。
従って、本発明の目的は、吐出温度と駆動モータの過熱、更には動力アップを抑制しつつ、55〜70℃程度の比較的高温の温水が取出し可能な、容積式圧縮機を用いたヒートポンプ及びその運転方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るヒートポンプの運転方法が採用した手段は、圧縮機、凝縮器、主膨張弁及び蒸発器がこれらの順に冷媒循環流路に介設され、内部に冷媒を封入されたヒートポンプの運転方法において、前記圧縮機が容積式圧縮機であって、前記冷媒にR134aを用いると共に、前記蒸発器出口における冷媒気体を乾き度0.7〜0.98の湿り気体となし、この湿り気体を前記圧縮機の吸込気体として運転することを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係るヒートポンプの運転方法が採用した手段は、請求項1に記載のヒートポンプの運転方法において、前記主膨張弁を、吸込圧力検知手段により検出された圧縮機の吸込圧力と、吐出圧力検出手段により検出された圧縮機の吐出圧力と、吐出温度検出手段により検出された吐出温度の各出力信号を基に、冷媒のモリエル線図に基づき予め組み込まれた弁制御手段によって開度制御することを特徴とするものである。
本発明の請求項3に係るヒートポンプの運転方法が採用した手段は、請求項1に記載のヒートポンプの運転方法において、前記主膨張弁を、蒸発器の冷水出口温度と吸込圧力検知手段により検出された圧縮機の吸込圧力の各出力信号を基に、冷媒のモリエル線図に基づき予め組み込まれた弁制御手段によって開度制御することを特徴とするものである。
本発明の請求項4に係るヒートポンプが採用した手段は、圧縮機、凝縮器、主膨張弁及び蒸発器がこれらの順に冷媒循環流路に介設され、内部に冷媒を封入されたヒートポンプにおいて、前記圧縮機が容積式圧縮機であって、前記冷媒にR134aを用いると共に、前記蒸発器出口における冷媒気体を乾き度0.7〜0.98の湿り気体とする機能を有してなることを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係るヒートポンプが採用した手段は、請求項4に記載のヒートポンプにおいて、前記ヒートポンプが制御装置を有し、前記蒸発器の冷水出口に冷水出口温度検出手段が、前記圧縮機の吸込口に吸込圧力検出手段が、この圧縮機の吐出口に吐出圧力検出手段及び吐出温度検出手段が設けられると共に、前記主膨張弁が、前記吸込圧力検知手段により検出された圧縮機の吸込圧力と、前記吐出圧力検出手段によって検出された圧縮機の吐出圧力と、前記吐出温度検出手段によって検出された吐出温度の各出力信号を基に、冷媒のモリエル線図に基づき前記制御装置内に予め組み込まれた弁制御手段によって開度制御されてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項6に係るヒートポンプが採用した手段は、請求項4に記載のヒートポンプにおいて、前記ヒートポンプが制御装置を有し、前記蒸発器の冷水出口に冷水出口温度検出手段が、前記圧縮機の吸込口に吸込圧力検出手段が設けられると共に、前記主膨張弁が、前記冷水出口温度検出手段により検出された冷水出口温度と、前記吸込圧力検知手段により検出された圧縮機の吸込圧力の各出力信号を基に、冷媒のモリエル線図に基づき前記制御装置内に予め組み込まれた弁制御手段によって開度制御されてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係るヒートポンプの運転方法によれば、圧縮機、凝縮器、主膨張弁及び蒸発器がこれらの順に冷媒循環流路に介設され、内部に冷媒を封入されたヒートポンプの運転方法において、前記圧縮機が容積式圧縮機であって、前記冷媒にR134aを用いると共に、前記蒸発器出口における冷媒気体を乾き度0.7〜0.98の湿り気体となし、この湿り気体を前記圧縮機の吸込気体として運転するので、取出温度が55〜70℃程度となる温水を安定して取出し可能とすることができる。
また、前記蒸発器に後続する圧縮機の吸込気体を湿り状態とすることによって、吸込気体によるモータ冷却を従来のガス顕熱冷却から、湿り状態の液の潜熱で冷却できるため、モータ冷却性能が大幅にアップし、駆動モータ過熱を防止できる(駆動モータ冷却に必要な冷媒液量は循環冷媒流量の1%程度)。更に、駆動モータの冷却で蒸発する分を除いた残りの冷媒液で圧縮過程での冷媒ガス過熱を防止できるので、新たに液インジェクション等で吐出温度を制御しなくても、低い吐出温度を保持し吐出温度の過熱を防止する。
また、本発明の請求項2に係るヒートポンプの運転方法によれば、前記主膨張弁を、吸込圧力検知手段により検出された圧縮機の吸込圧力と、吐出圧力検出手段により検出された圧縮機の吐出圧力と、吐出温度検出手段により検出された吐出温度の各出力信号を基に、冷媒のモリエル線図に基づき予め組み込まれた弁制御手段によって開度制御するので、冷水出口の実温度に基づく運転制御が可能となる。
更に、本発明の請求項3に係るヒートポンプの運転方法によれば、前記主膨張弁を、蒸発器の冷水出口温度と吸込圧力検知手段により検出された圧縮機の吸込圧力の各出力信号を基に、冷媒のモリエル線図に基づき予め組み込まれた弁制御手段によって開度制御する
ので、上記同様冷水出口の実温度に基づく運転制御が可能となる。
一方、本発明の請求項4に係るヒートポンプによれば、圧縮機、凝縮器、主膨張弁及び蒸発器がこれらの順に冷媒循環流路に介設され、内部に冷媒を封入されたヒートポンプにおいて、前記圧縮機が容積式圧縮機であって、前記冷媒にR134aを用いると共に、前記蒸発器出口における冷媒気体を乾き度0.7〜0.98の湿り気体とする機能を有してなるので、取出温度55〜70℃程度の温水の取出しを安定して可能となる。
また、R134aは、通常用いられているR407系、R404aより設計圧力や動力を低減可能な冷媒であるので、高温取出仕様のヒートポンプにおいても、R407系やR404aをR134aに置換することによって、通常の空調用に設計されたヒートポンプや圧縮機を仕様変更少なく、あるいは仕様変更することなく転用可能となる。
更に、前記圧縮機の吸込気体が湿り状態にされるので、吸込気体によるモータ冷却を従来のガス顕熱冷却から、湿り状態の液の潜熱で冷却できる。その結果、駆動モータ冷却性能が大幅に向上し、駆動モータ過熱を防止できる。また、モータ冷却で蒸発する分を除いた残りの冷媒液で圧縮過程での冷媒ガス過熱を防止できるので、新たに液インジェクション等で吐出温度を制御しなくても、低い吐出温度を保持し吐出温度の過熱を防止できる。
また更に、本発明の請求項5に係るヒートポンプによれば、前記ヒートポンプが制御装置を有し、前記蒸発器の冷水出口に冷水出口温度検出手段が、前記圧縮機の吸込口に吸込圧力検出手段が、この圧縮機の吐出口に吐出圧力検出手段及び吐出温度検出手段が設けられると共に、前記主膨張弁が、前記吸込圧力検知手段により検出された圧縮機の吸込圧力と、前記吐出圧力検出手段によって検出された圧縮機の吐出圧力と、前記吐出温度検出手段によって検出された吐出温度の各出力信号を基に、冷媒のモリエル線図に基づき前記制御装置内に予め組み込まれた弁制御手段によって開度制御されてなるので、冷水出口の実温度に基づく運転制御が可能なヒートポンプを提供し得る。
本発明の請求項6に係るヒートポンプによれば、前記ヒートポンプが制御装置を有し、前記蒸発器の冷水出口に冷水出口温度検出手段が、前記圧縮機の吸込口に吸込圧力検出手段が設けられると共に、前記主膨張弁が、前記冷水出口温度検出手段により検出された冷水出口温度と、前記吸込圧力検知手段により検出された圧縮機の吸込圧力の各出力信号を基に、冷媒のモリエル線図に基づき前記制御装置内に予め組み込まれた弁制御手段によって開度制御されてなるので、上記同様冷水出口の実温度に基づく運転制御が可能なヒートポンプを提供し得る。
先ず、本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ及びその運転方法を、添付図1〜3を参照しながら以下説明する。図1は本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ及びその運転方法を説明するための系統図、図2はスクリュ圧縮機における吐出圧力Pdと圧縮比(Pd/Ps)と断熱効率ηadとの間の関係を示す図、図3(a)はヒートポンプの概要を説明するためのモリエル線図、図3(b)は本発明の実施の形態1に係るヒートポンプサイクルを説明するためのモリエル線図である。
本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ1は、冷媒を圧縮する容積式圧縮機2と、冷媒を冷却する凝縮器3と、冷媒の流量を制限する主膨張弁4と、冷媒と水(冷却対象)との間で熱交換をする蒸発器5とが介設され、内部に冷媒を封入され前記機器を順次循環するよう構成された冷媒循環流路6を有する。前記冷媒としてはR134aを用いるのが好ましい。
R134aは、通常用いられているR407系、R404aより設計圧力や動力を低減可能な冷媒である上、高温取出仕様のヒートポンプにおいても、R407系やR404aをR134aに置換することによって、通常の空調用に設計されたヒートポンプや圧縮機を仕様変更少なく、あるいは仕様変更することなく転用可能となるためである。
前記圧縮機2は、駆動モータ11で駆動され、その回転数は、制御装置10に組み込まれた回転制御手段10aからインバータ12へ送信された所定の周波数信号によって制御される。即ち、圧縮機2は、その回転数を回転制御手段10a、インバータ12によって任意に調整可能とすることで、容量制御可能に構成されている。前記圧縮機2としては、機構内の体積の変化により吸込んだ気体に圧力を付与する往復圧縮機、スクリュ圧縮機、スクロール圧縮機及びロータリ圧縮機等の容積式圧縮機が好ましい。この様な容積式圧縮機は、種々の温水や冷水の取出条件変化による圧縮比の変化に対して、安定した運転が可能であること、及び圧縮機吸込の液ミストに対して信頼性が高いためである。
そして、本発明に係るヒートポンプ1は、前記蒸発器5出口における冷媒気体を乾き度0.7〜0.98の湿り気体となし、この湿り気体を前記圧縮機2の吸込気体として運転するので、取出温度が55〜70℃程度となる温水を安定して取出し可能とすることができる。また、前記蒸発器5に後続する圧縮機2の吸込気体を湿り状態とすることによって、吸込気体による駆動モータ11の冷却を従来のガス顕熱冷却から、湿り状態の液の潜熱で冷却できるため、モータ冷却性能が大幅にアップし、駆動モータ11の過熱を防止できる。
本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ1には、更に、圧縮機2の吸込圧力Psを検知する吸込圧力検知手段7と、圧縮機2の吐出圧力Pdを検知する吐出圧力検出手段8と、吐出温度Tdを検出する吐出温度検出手段9とが備えられている。
前記回転制御手段10aは、ヒートポンプ1の熱利用が冷水主体なのか温水主体なのかにより冷水出口温度T1(冷水主体の場合)もしくは温水出口温度T2(温水主体の場合)が一定となるように、圧縮機2の回転数をインバータ12を介してPID制御する。このヒートポンプ1には、蒸発器5の冷水出口に冷水出口温度検出手段13が供えられ、この冷水出口温度検出手段13によって検出された冷水出口温度T1の出力信号が、前記回転制御手段10aに入力されるように構成されている。
即ち、このヒートポンプ1の熱利用は冷水主体であり、冷水出口温度検出手段13の温度信号に基づいて、冷水出口温度T1が一定の冷水となる様に、前記回転制御手段10aによって圧縮機2の回転数をPID制御するように構成されている。
一方、主膨張弁4は、制御装置10内に予め組み込まれた弁制御手段10bによって開度が制御される電子膨張弁である。前記弁制御手段10bは、吸込圧力検知手段7によって検出された吸込圧力Psと、吐出圧力検出手段8によって検出された吐出圧力Pdと、吐出温度検出手段9によって検出された吐出温度Tdの各出力信号を基に、前記制御装置10内の記憶手段10cに予め記憶された後述のモリエル線図に基づき、前記主膨張弁4の開度制御を行う様に構成されている。
この様な主膨張弁4の開度制御方法の構成に関し、以下更に詳細に説明する。
(1)先ず、吸込圧力検知手段7によって検出された吸込圧力Psの出力信号、吐出圧力検出手段8によって検出された吐出圧力Pdの出力信号及び吐出温度検出手段9によって検出された吐出温度Tdの出力信号が、前記弁制御手段10bに送信・入力される。
(2)入力信号を受けたこの弁制御手段10bにおいては、制御装置10に内蔵された記憶手段10cに予め収納されているモリエル線図の飽和温度のデータと入力された吐出圧力Pd信号の値に基づき、前記制御装置10内に組み込まれた演算手段10dによって、吐出側における冷媒の飽和点(後述する図3(b)の点Gに相当)における飽和温度(凝縮温度)Tdsatが導出される。
(3)前記圧縮機2として、例えばスクリュ圧縮機を用いた場合、吐出圧力Pdと圧縮比(Pd/Ps)と断熱効率ηadとの間には、図2に示す様な関係があり、吐出圧力Pdが高くなると断熱効率ηadが低下する傾向にある。図2に相当するデータは、前記制御装装置10内の前記記憶手段10cに予め収納されている。そして、弁制御手段10bは、入力された吸込圧力Ps及び吐出圧力Pdの値と、前記記憶手段10cに収納された前記データに基づき、断熱効率ηadの概略値が求められる。
ここで、図3(a)に示したモリエル線図の概要について説明しておく。本発明に係るヒートポンプサイクル(冷凍機の場合は、冷凍サイクルと称す)は、容積式圧縮機2により気体を圧縮する圧縮行程ab、凝縮器3により圧縮気体を冷却する凝縮行程bc、主絞り弁4により圧縮気体を減圧させる膨張行程cd、膨張した気体を蒸発させる蒸発行程daからなる。そして、モリエル線図efの左側の領域は過冷却状態、前記線図fgの右側の領域は乾き気体からなる過熱状態、前記線図efgが凸状に囲む領域は湿り状態を示している。
(4)図3(b)に示した本発明に係る冷媒のモリエル線図において、圧縮機2の吐出圧がPdとすれば、この吐出圧Pdの凝縮線Ld1と断熱効率ηad=100%の場合の等エントロピ圧縮線Leとが交差する点Eは、凝縮行程にあって断熱効率ηadが100%となる状態を示している。前記制御装置10内の記憶手段10cには、このモリエル線図に相当するデータが予め収納されている。そして、前記制御装置10内の演算手段10dによって、上記の手順で求めた「断熱効率ηadの概略値」と「上記E点を含む、モリエル線図のデータ」とから、断熱効率と実効率が等しい場合の圧縮線Lc及び前記凝縮線Ld1の交点Fが算出される。
(5)次いで、前記演算手段10dによって、制御したい吐出温度ラインLtと前記圧縮線Ld1との交点Bを求め、この点Bを通る圧縮線Lc1と吸込圧力Psの蒸発線Ls1との交点Aが求められ、圧縮行程における吸込のポイントAが導かれる。その結果、本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ1のヒートポンプサイクルは、ABCD各点を結ぶサイクル状態で運転される。
(6)しかしながら、前記弁制御手段10bにより、上記交点Bの状態と、実機の吐出圧検出手段8及び吐出温度検出手段9によって検出される吐出圧Pd及び吐出温度Tdとが比較され、実機の吐出ポイントが上記交点Bより湿り状態にある場合(図4(b)において、実機の吐出ポイントが交点Bより左側にある場合)には、主膨張弁4を所定開度だけ閉じ吐出側の過熱度を上昇させる。逆に、実機での吐出ポイントが上記交点Bより乾き状態(過熱状態)にある場合(図4(b)において、実機の吐出ポイントが交点Bより右側にある場合)には、前記主膨張弁4を所定開度だけ開け吐出側の過熱度を低下させる。
(7)図3(b)において、吐出圧力がPdの上記ヒートポンプサイクルABCDに対して、吐出圧力がPdより高い場合(Pd)のヒートポンプサイクルを破線で、吐出圧力がPdより低い場合(Pd3)のヒートポンプサイクルを2点鎖線で例示する。仮に、各々の条件において、制御したい吐出温度Tdが一定となる様に吐出の過熱度を制御すると、吸込状態は点A2〜点A3の範囲の圧力及びエンタルピ状態に変化する。
尚、同一吐出温度Tdに制御する場合には、冷水出口温度T1が同一でも吐出圧力Pdが高い(Pd)ほど吸込は湿り状態となり、吐出圧力Pdが低い(Pd3)ほど吸込は飽和に近づくことが分かる。吸込気体が湿り状態になればなるほど蒸発器5内での平均乾き度が低くなるため、蒸発伝熱性能は上昇する関係で、吸込圧力(Ps)は湿り度が大きくなるに従って高くなる。
(8)上記の様に、得られた温水取出温度T2(結果的には吐出圧力Pd)の変化に応じて、圧縮機2の吐出温度Tdの制御目標を定めると、吸込状態はある範囲に制御されることになり、吐出過熱度を制御することによって、温水取出温度T2を55〜70℃程度とした場合の圧縮機2の吸込気体、即ち、蒸発器5出口における冷媒の乾き度を0.7〜0.98の湿り気体として制御することになる。
<実施例>
次に、凝縮器ピンチ温度差2℃、蒸発器ピンチ温度差5℃の条件下で、温水出口温度T2を55〜70℃の範囲、冷水出口温度T1を5〜40℃の範囲、蒸発器出口過熱度を5℃としたとき、冷媒にR134aを用いた従来例に係るヒートポンプと、本発明に係るヒートポンプのシミュレーション結果につき、以下表1を参照しながら説明する。表1は、冷媒にR134aを用いた場合の従来例と本発明とを比較してまとめたものである。
表1において、tdは従来例に係る圧縮機吐出温度を、Tdは本発明に係る圧縮機吐出温度を示す。即ち、従来例に係る圧縮機吐出温度tdは、実施例−1,6,11,12,16〜18に示される様に、許容上限温度90℃を越えてしまう。
一方、前記蒸発器5出口における冷媒の乾き度を0.7(実施例−16)〜0.98(実施例−5)の湿り気体となし、この湿り気体を前記圧縮機2の吸込気体として運転することによって、本発明に係る圧縮機2の吐出温度Tdが90℃を超えることなく、温水取出温度T2が55〜70℃程度となる温水を、安定して取出し可能とすることができる。また、前記蒸発器5に後続する圧縮機2の吸込気体を湿り状態とすることによって、吸込気体によるモータ冷却を従来のガス顕熱冷却から、湿り状態の液の潜熱で冷却できるため、モータ冷却性能が大幅にアップし、駆動モータ過熱を防止できるのである。
Figure 2009138973
次に、本発明の実施の形態2に係るヒートポンプ及びその運転方法を、以下添付図4を参照しながら説明する。図4は本発明の実施の形態2に係るヒートポンプ及びその運転方法を説明するための系統図である。但し、本発明の実施の形態2が上記実施の形態1と相違するところは、制御装置10に内蔵された弁制御手段10bの構成に相違があり、この相違以外は上記実施の形態1と全く同構成であるから、以下その相違する点について説明する。
即ち、上記実施の形態1においては、冷水出口温度検出手段13により検出された冷水出口温度T1の出力信号は、回転制御手段10aのみに入力されるように構成され、冷水出口温度検出手段13による冷水出口温度T1の出力信号を入力として、回転制御手段10aが、インバータ12を介して圧縮機2の駆動モータ11の回転制御を行うよう構成されていた。これに対し、本発明の実施の形態2に係るヒートポンプ及びその運転方法は、冷水出口温度検出手段13により検出された冷水出口温度T1の出力信号は、前記回転制御手段10aのみならず弁制御手段10bにも入力されるように構成されている。
そして、冷水出口温度検出手段13による冷水出口温度T1の出力信号と吸込圧力検知手段7による吸込圧力Psの出力信号を入力信号として、回転制御手段10aが、インバータ12を介して圧縮機2の駆動モータ11の回転制御を行う一方、前記弁制御手段10bは、主膨張弁4の開度制御を行うよう構成されたものである。
ところで、前述した本発明の実施の形態1においては、吐出過熱度をある範囲で制御することにより、圧縮機2の吸込気体をある湿り範囲で制御する制御方法を具現化したものであったが、その実施の形態1に係る説明で述べた通り、吐出圧力Pdに応じて吸込のあるべき湿り状態が変化する際に、吸込圧力Psは変化する。
即ち、冷水出口温度Tw一定条件においても、圧縮機2の吸込気体の湿り度大(乾き度小)であれば吸込圧力Psは高くなる一方、吸込気体の湿り度小(乾き度大)であれば吸込圧力Psは低下することから、圧縮機2の吸込圧力Psを制御することによって、吸込気体を所定の湿り度の範囲に制御できる共に、吐出気体も所定の温度内に制御することが可能である(図4(b)を用いて説明した本発明の実施の形態1の逆)。
一方で、吸込圧力Psを支配的に決定するのは冷水出口温度T1である。このため、冷水出口温度T1と吸込圧力Psの基本的関係を記述した基本データベースを作成の上、吐出圧力Pdに応じて制御するべき吸込圧力Psを修正するデータベースを、制御装置10に内蔵された記憶手段10cに予め収納しておくことによって、吸込気体を所定の湿り状態に制御することが可能である。厳密には、容量(回転数あるいはスライド弁開度)制御でも制御すべき吸込圧力Psはわずかに変化するため、容量制御による吸込圧力Psの制御値の修正を加えることができるようにすれば、更に精度の良い制御が可能である。
また、理論、実験から求めた上記制御目標値で吸込み圧力Psを制御した場合でも、負荷変動等が大きい場合には吐出温度が所定範囲内からずれる場合もあるため、吐出圧力Pdに応じた吐出温度(吐出の過熱度と同義)により、吸込圧力Psの制御値を修正できるようにすれば、より安定した制御が可能となる。
以上述べた通り、本発明に係るヒートポンプ及びそれらの運転方法によれば、圧縮機が容積式圧縮機であって、前記冷媒にR134aを用いると共に、前記蒸発器出口における気体の乾き度を0.7〜0.98の湿り気体とする機能を有してなるので、温水取出温度55〜70℃程度での温水の取り出しを安定して達成することができる。また、高温取出仕様のヒートポンプにおいても、R407系やR404aをR134aに置換することによって、通常の空調用に設計されたヒートポンプや圧縮機を仕様変更少なく、あるいは仕様変更することなく転用可能となる。
更に、前記圧縮機の吸込ガスが湿り状態にされるので、駆動モータ冷却性能が大幅に向上して、駆動モータ過熱を防止できる。また、モータ冷却で蒸発する分を除いた残りの冷媒液で圧縮過程での冷媒ガス過熱を防止できるので、新たに液インジェクション等で吐出温度を制御しなくても、低い吐出温度を保持し吐出温度の過熱を防止できる。
尚、本発明においてはヒートポンプを例として述べたが、本発明の主旨はチラー(冷凍機)に対しても適用可能なことは言うまでもない。また、本発明における圧縮機には、上述した様に、回転数やスライド弁開度を任意に調整したり、いわゆるピストン弁を用いて圧縮した冷媒の一部を吸込側に帰還させたり、様々な容量制御の機能を有するものを適用し得る。
本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ及びその運転方法を説明するための系統図である。 本発明の実施の形態1に係り、スクリュ圧縮機における吐出圧力Pdと圧縮比(Pd/Ps)と断熱効率ηadとの間の関係を示す図である。 図(a)はヒートポンプの概要を説明するためのモリエル線図、図(b)は本発明の実施の形態1に係るヒートポンプサイクルを説明するためのモリエル線図である。 本発明の実施の形態2に係るヒートポンプ及びその運転方法を説明するための系統図である。 従来例に係る一般的な電動式(圧縮式)ヒートポンプの系統図である。
符号の説明
M:駆動モータ, INV:インバータ,
Ps:吸込圧力, Pd:吐出圧力,
Td:吐出温度, T1:冷水出口温度, T2:温水出口温度,
abcd,ABCD:ヒートポンプサイクル,
Ld1:吐出圧Pdの凝縮線,
Le:断熱効率ηad=100%の場合の等エントロピ圧縮線,
Lc:断熱効率と実効率が等しい場合の圧縮線,
Lt:制御したい吐出温度線,
Lc1:点Bを通る圧縮線,
Ls1:吸込圧力Psの蒸発線,
E:凝縮線Ld1と等エントロピ圧縮線Leとが交差する点,
F:断熱効率と実効率が等しい場合の圧縮線Lc及び前記凝縮線Ld1の交点,
G:吐出気体における冷媒の飽和点,
1:ヒートポンプ, 2:(容積式)圧縮機, 3:凝縮器,
4:主膨張弁, 5:蒸発器, 6:冷媒循環流路,
7:吸込圧力検出手段, 8:吐出圧力検出手段, 9:吐出温度検出手段,
10:制御装置, 10a:回転制御手段, 10b:弁制御手段,
10c:記憶手段, 10d:演算手段,
11:駆動モータ, 12:インバータ, 13:冷水出口温度検出手段

Claims (6)

  1. 圧縮機、凝縮器、主膨張弁及び蒸発器がこれらの順に冷媒循環流路に介設され、内部に冷媒を封入されたヒートポンプの運転方法において、前記圧縮機が容積式圧縮機であって、前記冷媒にR134aを用いると共に、前記蒸発器出口における冷媒気体を乾き度0.7〜0.98の湿り気体となし、この湿り気体を前記圧縮機の吸込気体として運転することを特徴とするヒートポンプの運転方法。
  2. 前記主膨張弁を、吸込圧力検知手段により検出された圧縮機の吸込圧力と、吐出圧力検出手段により検出された圧縮機の吐出圧力と、吐出温度検出手段により検出された吐出温度の各出力信号を基に、冷媒のモリエル線図に基づき予め組み込まれた弁制御手段によって開度制御することを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプの運転方法。
  3. 前記主膨張弁を、蒸発器の冷水出口温度と吸込圧力検知手段により検出された圧縮機の吸込圧力の各出力信号を基に、冷媒のモリエル線図に基づき予め組み込まれた弁制御手段によって開度制御することを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプの運転方法。
  4. 圧縮機、凝縮器、主膨張弁及び蒸発器がこれらの順に冷媒循環流路に介設され、内部に冷媒を封入されたヒートポンプにおいて、前記圧縮機が容積式圧縮機であって、前記冷媒にR134aを用いると共に、前記蒸発器出口における冷媒気体を乾き度0.7〜0.98の湿り気体とする機能を有してなることを特徴とするヒートポンプ。
  5. 前記ヒートポンプが制御装置を有し、前記蒸発器の冷水出口に冷水出口温度検出手段が、前記圧縮機の吸込口に吸込圧力検出手段が、この圧縮機の吐出口に吐出圧力検出手段及び吐出温度検出手段が設けられると共に、前記主膨張弁が、前記吸込圧力検知手段により検出された圧縮機の吸込圧力と、前記吐出圧力検出手段によって検出された圧縮機の吐出圧力と、前記吐出温度検出手段によって検出された吐出温度の各出力信号を基に、冷媒のモリエル線図に基づき前記制御装置内に予め組み込まれた弁制御手段によって開度制御されてなることを特徴とする請求項4に記載のヒートポンプ。
  6. 前記ヒートポンプが制御装置を有し、前記蒸発器の冷水出口に冷水出口温度検出手段が、前記圧縮機の吸込口に吸込圧力検出手段が設けられると共に、前記主膨張弁が、前記冷水出口温度検出手段により検出された冷水出口温度と、前記吸込圧力検知手段により検出された圧縮機の吸込圧力の各出力信号を基に、冷媒のモリエル線図に基づき前記制御装置内に予め組み込まれた弁制御手段によって開度制御されてなることを特徴とする請求項4に記載のヒートポンプ。
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