JP2001089818A - 微粉末状廃棄金属の処理方法 - Google Patents
微粉末状廃棄金属の処理方法Info
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自然環境を保護し、資源の再生利用ができる
微粉末状の廃棄金属の処理方法を提供する。 【構成】 微粉末状廃棄金属の処理方法において、微粉
末状廃棄金属に、絡み合う間隙に微粉末状廃棄金属を保
有可能な媒体物質を混合した後に圧縮して一体化する。
微粉末状の廃棄金属の処理方法を提供する。 【構成】 微粉末状廃棄金属の処理方法において、微粉
末状廃棄金属に、絡み合う間隙に微粉末状廃棄金属を保
有可能な媒体物質を混合した後に圧縮して一体化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば金属製の製品を
製造する際に発生する微粉末状の廃棄金属を処理する方
法に関する。
製造する際に発生する微粉末状の廃棄金属を処理する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より鋼材などの金属を加工して製品
を製造する場合には、廃棄金属が多く発生していた。例
えば、カッターや旋盤を使用して金属を切削加工する
と、連続した長さの切り屑が発生する。また、サンダー
を使用して金属を研磨加工すると微粉末状の金属粉が発
生する。さらに、金属に熱間鍛造や熱処理を施すと金属
表面が加熱により酸化した膜に覆われてスケールが生じ
る。このように金属表面に生じたスケールはショット球
と言われる極小の鋼球を金属表面に吹きつけるショット
ブラスト仕上げで除去されるが、このとき微粉末状の金
属粉が発生する。加えて、摩耗により金属表面に生じた
スケール等の除去をすることができなくなったショット
球も微粉末状の廃棄金属となる。
を製造する場合には、廃棄金属が多く発生していた。例
えば、カッターや旋盤を使用して金属を切削加工する
と、連続した長さの切り屑が発生する。また、サンダー
を使用して金属を研磨加工すると微粉末状の金属粉が発
生する。さらに、金属に熱間鍛造や熱処理を施すと金属
表面が加熱により酸化した膜に覆われてスケールが生じ
る。このように金属表面に生じたスケールはショット球
と言われる極小の鋼球を金属表面に吹きつけるショット
ブラスト仕上げで除去されるが、このとき微粉末状の金
属粉が発生する。加えて、摩耗により金属表面に生じた
スケール等の除去をすることができなくなったショット
球も微粉末状の廃棄金属となる。
【0003】上記の如き廃棄金属は、連続する切り屑の
場合は廃棄金属処理専門業者が引き取り、溶融等の処理
を施して鉄資源として再利用される。しかし微粉末状の
金属粉となった廃棄金属は粒子状で細かいため飛散しや
すく取り扱いが難しく、鉄資源として再利用することが
困難である。
場合は廃棄金属処理専門業者が引き取り、溶融等の処理
を施して鉄資源として再利用される。しかし微粉末状の
金属粉となった廃棄金属は粒子状で細かいため飛散しや
すく取り扱いが難しく、鉄資源として再利用することが
困難である。
【0004】そこで微粉末状の金属粉を一体化して容易
に取り扱えるようにし、資源として再利用することが考
えられる。ここで一体化していない物質を押圧して一体
化するためには、その物質に粘着性があるか、その物質
に絡むようになっていなければならない。しかし、ここ
で取り上げられている微粉末状の金属粉は粘着性を有さ
ず、かつ表面に絡みあうような部分を有していないた
め、圧縮しても一体化することは困難であった。
に取り扱えるようにし、資源として再利用することが考
えられる。ここで一体化していない物質を押圧して一体
化するためには、その物質に粘着性があるか、その物質
に絡むようになっていなければならない。しかし、ここ
で取り上げられている微粉末状の金属粉は粘着性を有さ
ず、かつ表面に絡みあうような部分を有していないた
め、圧縮しても一体化することは困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、微粉末状
の廃棄金属は、粘着性も有さず、表面に絡みあうような
部分を有していないので一体化できないため、資源とし
て再利用することができなかった。その為、処理方法と
しては廃棄するしか方法がなかった。その廃棄方法をシ
ョットブラスト仕上げで生じた微粉末状の金属粉を例に
説明する。
の廃棄金属は、粘着性も有さず、表面に絡みあうような
部分を有していないので一体化できないため、資源とし
て再利用することができなかった。その為、処理方法と
しては廃棄するしか方法がなかった。その廃棄方法をシ
ョットブラスト仕上げで生じた微粉末状の金属粉を例に
説明する。
【0006】ショットブラスト仕上げで生じた大量の微
粉末状の金属粉は、まずショット機に付設された集塵機
に集められる。そして微粉末状の金属粉は集塵機から強
い素材で作られた袋、例えば土嚢袋に詰められて、埋め
立て地に埋め立てられていた。
粉末状の金属粉は、まずショット機に付設された集塵機
に集められる。そして微粉末状の金属粉は集塵機から強
い素材で作られた袋、例えば土嚢袋に詰められて、埋め
立て地に埋め立てられていた。
【0007】ところで、昨今、環境問題は企業にとって
取り組まなければならない重要な課題であり、健康の保
護と生活環境の保全のために環境保護に留意しなければ
ならない。そのためには廃棄物の排出を抑制し、廃棄物
の再生利用に努めなければならない。しかし、図4に示
す如く微粉末状の廃棄金属を土嚢袋101に詰めて地中
Tに埋めると、雨などの水分により金属Xが酸化して地
中に流出し、自然環境に悪影響を及ぼすということが考
えられる。また、金属資源として再利用されないという
ことは資源の有効活用が充分に為されていないというこ
とでもある。
取り組まなければならない重要な課題であり、健康の保
護と生活環境の保全のために環境保護に留意しなければ
ならない。そのためには廃棄物の排出を抑制し、廃棄物
の再生利用に努めなければならない。しかし、図4に示
す如く微粉末状の廃棄金属を土嚢袋101に詰めて地中
Tに埋めると、雨などの水分により金属Xが酸化して地
中に流出し、自然環境に悪影響を及ぼすということが考
えられる。また、金属資源として再利用されないという
ことは資源の有効活用が充分に為されていないというこ
とでもある。
【0008】従って、本発明は上記の如き課題を解決
し、自然環境を保護し、資源の再生利用ができる微粉末
状の廃棄金属の処理方法を提供するものである。
し、自然環境を保護し、資源の再生利用ができる微粉末
状の廃棄金属の処理方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は以下の通
りである。
りである。
【0010】微粉末状廃棄金属の処理方法において、微
粉末状廃棄金属に、絡み合う間隙に微粉末状廃棄金属を
保有可能な媒体物質を混合した後に圧縮して一体化す
る。
粉末状廃棄金属に、絡み合う間隙に微粉末状廃棄金属を
保有可能な媒体物質を混合した後に圧縮して一体化す
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3を基に
説明する。
説明する。
【0012】まず、微粉末状の廃棄金属が発生する過程
について説明する。例えば、自動車の動力伝達に使用さ
れるクラッチ板や部品を連結するタイロッド等は熱間鍛
造によって製造されている。このクラッチ板の製造工程
を説明すると、まず、ビレットと言われる断面円形の棒
状の鋼材を加熱炉に入れて1000度前後の高温で加熱
する。加熱されたビレット表面にはスケールが生じるの
で、ビレットを金型の上に設置してプレス機のパンチで
叩打して、ビレット表面からスケールを剥離させる。こ
のときのスケールは微粉末状ではなく連続した状態で剥
離する。続いてそのビレットを鍛造装置を用いて所望の
形状を有するクラッチ板に成形する。ここで鍛造装置に
投入されるビレットは高温状態が維持されているため、
成形されたクラッチ板にもスケールが生じる。このよう
に形成されたクラッチ板からスケールを除去するために
はショットブラストという方法がとられる。これはショ
ットブラスト装置の中に複数のクラッチ板を投入し、1
mm程度の微小の鋼球を圧縮空気などでクラッチ板の表
面に吹き付ける方法である。クラッチ板の表面のスケー
ルに鋼球があたり、その衝撃によってクラッチ板表面か
らスケールが剥離する。このときクラッチ板は温度が下
がった状態になっているので、スケールが大変脆い状態
となっているため、鋼球の衝撃によりスケールは粉砕さ
れてクラッチ板から除去される。つまり微粉末状の廃棄
金属である鉄粉が生じるのである。また、このショット
ブラストで使用される鋼球は、何度も使用する間に摩耗
して極小化し、製品表面のスケールにあたってもスケー
ルが剥離する程の衝撃を与えることができなくなる。こ
のように極小になった鋼球もまた微粉末状の廃棄金属と
なるのである。このようにスケールから生じた鉄粉や極
小化された鋼球は、あわせてショットブラスト装置に付
設された集塵機によって集められる。
について説明する。例えば、自動車の動力伝達に使用さ
れるクラッチ板や部品を連結するタイロッド等は熱間鍛
造によって製造されている。このクラッチ板の製造工程
を説明すると、まず、ビレットと言われる断面円形の棒
状の鋼材を加熱炉に入れて1000度前後の高温で加熱
する。加熱されたビレット表面にはスケールが生じるの
で、ビレットを金型の上に設置してプレス機のパンチで
叩打して、ビレット表面からスケールを剥離させる。こ
のときのスケールは微粉末状ではなく連続した状態で剥
離する。続いてそのビレットを鍛造装置を用いて所望の
形状を有するクラッチ板に成形する。ここで鍛造装置に
投入されるビレットは高温状態が維持されているため、
成形されたクラッチ板にもスケールが生じる。このよう
に形成されたクラッチ板からスケールを除去するために
はショットブラストという方法がとられる。これはショ
ットブラスト装置の中に複数のクラッチ板を投入し、1
mm程度の微小の鋼球を圧縮空気などでクラッチ板の表
面に吹き付ける方法である。クラッチ板の表面のスケー
ルに鋼球があたり、その衝撃によってクラッチ板表面か
らスケールが剥離する。このときクラッチ板は温度が下
がった状態になっているので、スケールが大変脆い状態
となっているため、鋼球の衝撃によりスケールは粉砕さ
れてクラッチ板から除去される。つまり微粉末状の廃棄
金属である鉄粉が生じるのである。また、このショット
ブラストで使用される鋼球は、何度も使用する間に摩耗
して極小化し、製品表面のスケールにあたってもスケー
ルが剥離する程の衝撃を与えることができなくなる。こ
のように極小になった鋼球もまた微粉末状の廃棄金属と
なるのである。このようにスケールから生じた鉄粉や極
小化された鋼球は、あわせてショットブラスト装置に付
設された集塵機によって集められる。
【0013】次に上記のような過程で発生した微粉末状
の廃棄金属である鉄粉を一体化するための装置について
説明する。図1に示されるのは本発明の実施例による鉄
粉を固形化するための圧縮機10である。圧縮機10は
上型11と下型15とから構成されている。下型15
は、円筒状の下ダイ16と、下ダイ16の内周側に進退
可能に配置されるノックアウトピン17と、下ダイ16
を保持するプレート19と、下ダイ16とプレート19
を抱持するホルダー18と、ノックアウトピン17を上
方へ押し出すアイドルピン20とよりなる。そして下ダ
イ16とノックアウトピン17とにより型彫空間21が
形成されている。
の廃棄金属である鉄粉を一体化するための装置について
説明する。図1に示されるのは本発明の実施例による鉄
粉を固形化するための圧縮機10である。圧縮機10は
上型11と下型15とから構成されている。下型15
は、円筒状の下ダイ16と、下ダイ16の内周側に進退
可能に配置されるノックアウトピン17と、下ダイ16
を保持するプレート19と、下ダイ16とプレート19
を抱持するホルダー18と、ノックアウトピン17を上
方へ押し出すアイドルピン20とよりなる。そして下ダ
イ16とノックアウトピン17とにより型彫空間21が
形成されている。
【0014】上型11は、上パンチ12と上パンチ12
の上方に配置される上プレート13とパンチホルダー1
4とを一体的に備え、下型15の型彫空間21に対向し
て上方位置に進退可能に配設されている。
の上方に配置される上プレート13とパンチホルダー1
4とを一体的に備え、下型15の型彫空間21に対向し
て上方位置に進退可能に配設されている。
【0015】次に微粉末状の廃棄金属を固形化する手順
を説明する。まず鉄粉と大鋸屑を、撹拌器を有するミキ
サーの中に投入し混合して、鉄粉と大鋸屑の混合物Mを
製造する。次に図1に示す如くこの鉄粉と大鋸屑の混合
物Mをプレス機10の下型15の型彫空間21に投入す
る。続いて図2に示す如く上型11を下降させ、上型1
1の上パンチ12が下型15の型彫空間21に投入され
た鉄粉と大鋸屑との混合物Mを軸線方向に押圧し、圧縮
された混合物Mは型彫空間21の形状に倣った一体化物
Kとなる。その後図3に示す如く上型11は上方へ移動
し、上型11の移動に反応してアイドルピン20も上方
へ移動してノックアウトピン17を上方へ押し出し、ノ
ックアウトピン17によって一体化物Kが型彫空間21
から押し出され、下型15から一体化物Kが取り出され
る。
を説明する。まず鉄粉と大鋸屑を、撹拌器を有するミキ
サーの中に投入し混合して、鉄粉と大鋸屑の混合物Mを
製造する。次に図1に示す如くこの鉄粉と大鋸屑の混合
物Mをプレス機10の下型15の型彫空間21に投入す
る。続いて図2に示す如く上型11を下降させ、上型1
1の上パンチ12が下型15の型彫空間21に投入され
た鉄粉と大鋸屑との混合物Mを軸線方向に押圧し、圧縮
された混合物Mは型彫空間21の形状に倣った一体化物
Kとなる。その後図3に示す如く上型11は上方へ移動
し、上型11の移動に反応してアイドルピン20も上方
へ移動してノックアウトピン17を上方へ押し出し、ノ
ックアウトピン17によって一体化物Kが型彫空間21
から押し出され、下型15から一体化物Kが取り出され
る。
【0016】上記の如き方法で製造された鉄粉と大鋸屑
の混合物Mよりなる一体化物Kは、チップ状に粉砕され
た後、精洗されて溶融される。溶融された一体化物Kは
鉄とその他の物質とに分離される。その熔解した鉄のみ
を集めて成型し鋼材を製造する。
の混合物Mよりなる一体化物Kは、チップ状に粉砕され
た後、精洗されて溶融される。溶融された一体化物Kは
鉄とその他の物質とに分離される。その熔解した鉄のみ
を集めて成型し鋼材を製造する。
【0017】よって、上記方法によれば、鉄粉と、引っ
かかって絡みやすい部分を有する大鋸屑とを混合したも
のを圧縮するので、絡み合った間隙に鉄粉が保有された
状態で圧縮されるため、鉄粉を一体化した状態にするこ
とができる。
かかって絡みやすい部分を有する大鋸屑とを混合したも
のを圧縮するので、絡み合った間隙に鉄粉が保有された
状態で圧縮されるため、鉄粉を一体化した状態にするこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、微粉末状
廃棄金属の処理方法において、微粉末状廃棄金属に絡み
合う間隙に微粉末状廃棄金属を保有可能な媒体物質を混
合した後に圧縮して一体化するので、一体化したものを
金属部と他の物質とに分離して金属部のみを集めて金属
資源として再利用ができるので資源の有効活用ができ
る。また地中に廃棄しないので、環境を汚染することも
ない。
廃棄金属の処理方法において、微粉末状廃棄金属に絡み
合う間隙に微粉末状廃棄金属を保有可能な媒体物質を混
合した後に圧縮して一体化するので、一体化したものを
金属部と他の物質とに分離して金属部のみを集めて金属
資源として再利用ができるので資源の有効活用ができ
る。また地中に廃棄しないので、環境を汚染することも
ない。
【図1】本発明の実施例による微粉末状の廃棄金属を一
体化するための第1の工程を表す部分断面平面図であ
る。
体化するための第1の工程を表す部分断面平面図であ
る。
【図2】本発明の実施例による微粉末状の廃棄金属を一
体化するための第2の工程を表す部分断面平面図であ
る。
体化するための第2の工程を表す部分断面平面図であ
る。
【図3】本発明の実施例による微粉末状の廃棄金属を一
体化するための第3の工程を表す部分断面平面図であ
る。
体化するための第3の工程を表す部分断面平面図であ
る。
【図4】微粉末状の廃棄金属を土嚢袋に詰めて地中に埋
めた状態を表す部分断面平面図である。
めた状態を表す部分断面平面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 微粉末状廃棄金属の処理方法において、
微粉末状廃棄金属に、絡み合う間隙に微粉末状廃棄金属
を保有可能な媒体物質を混合した後に圧縮して一体化す
ることを特徴とする微粉末状廃棄金属の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26857799A JP2001089818A (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 微粉末状廃棄金属の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26857799A JP2001089818A (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 微粉末状廃棄金属の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001089818A true JP2001089818A (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17460468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26857799A Pending JP2001089818A (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 微粉末状廃棄金属の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001089818A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005080614A1 (ja) | 2004-02-25 | 2005-09-01 | Jtekt Corporation | 製鋼原料用のブリケット及びその製造方法 |
JP2005240087A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Koyo Seiko Co Ltd | 製鋼原料用のブリケット及びその製造方法 |
JP2005256051A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Koyo Seiko Co Ltd | 製鋼原料用のブリケット及びその製造方法 |
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WO2007058071A1 (ja) * | 2005-11-15 | 2007-05-24 | Ntn Corporation | 製鋼ダスト固形化装置 |
JP2019516868A (ja) * | 2016-05-18 | 2019-06-20 | アルマグ・ソシエタ・ペル・アチオニAlmag S.P.A. | 無鉛または低鉛含有量の真鍮ビレットの製造方法およびこれにより得られるビレット |
-
1999
- 1999-09-22 JP JP26857799A patent/JP2001089818A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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