JP2001088770A - 電動アシスト自転車 - Google Patents

電動アシスト自転車

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JP2001088770A
JP2001088770A JP27030899A JP27030899A JP2001088770A JP 2001088770 A JP2001088770 A JP 2001088770A JP 27030899 A JP27030899 A JP 27030899A JP 27030899 A JP27030899 A JP 27030899A JP 2001088770 A JP2001088770 A JP 2001088770A
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JP
Japan
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stepping
torque
time
vehicle speed
period
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JP27030899A
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English (en)
Inventor
Mutsuko Chiyoushi
睦子 調枝
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 踏出し用のトルクを無駄な電力を消費するこ
となく発生することが可能な電動アシスト自転車を提供
する。 【解決手段】 踏トルクを検出するトルク検出手段13
0と、踏トルクが所定の基準トルクよりも大きく、か
つ、直前の踏トルクが0である状態を検出し、その検出
時点を始点とする踏出し期間を設定する踏出し期間設定
手段96と、踏出し期間においてアシスト比率を定常走
行時のアシスト比率よりも大きな踏出し用のアシスト比
率に変更するアシスト比率変更手段98とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のアシスト比
率に基づいて作動される電動モータの駆動力で人力によ
る駆動力をアシストする電動アシスト自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、電動アシスト自転車は、
踏トルクを検出して、この踏トルクに一定の比率(例え
ば、1以下)の電動アシストトルクが加えられるように
電動モータを制御するものである。この電動アシスト自
転車によれば、特に、低速走行時の加速に要する労力や
坂道走行時における労力が軽減される。
【0003】ところで、自転車は踏出し(発進)の際に
最も大きな踏力を要する。したがって、電動アシスト自
転車では、特に体力の無い女性や老年者等が運転するこ
とを考慮して、踏出し時の労力を低減することが望まし
い。そこで、このような要望に応えるような制御特性を
備えた電動アシスト自転車が、特開平7−309283
号によって提案されている。この電動アシスト自転車で
は、踏出し時におけるアシスト比率を通常走行時のアシ
スト比率よりも大きく設定するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記先願に係る自転車
では、強いアシスト力を発生させる踏出し期間を車速の
みに基づいて判定しているので、次のような問題を生じ
る。すなわち、例えば、強いアシスト力が不要な下り勾
配を有した坂道で自転車を発進する場合にも、強いアシ
スト力が発生するため、不必要な電力が消費される。
【0005】本発明は、このような状況に鑑み、踏出し
用のトルクを無駄な電力を消費することなく発生するこ
とが可能な電動アシスト自転車を提供することを課題と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、所定
のアシスト比率に基づいて作動される電動モータの駆動
力で人力による駆動力をアシストする電動アシスト自転
車であって、踏トルクを検出するトルク検出手段と、前
記踏トルクが所定の基準トルクよりも大きく、かつ、直
前の踏トルクが0である状態を検出し、その検出時点を
始点とする踏出し期間を設定する踏出し期間設定手段
と、前記踏出し期間において前記アシスト比率を定常走
行時のアシスト比率よりも大きな踏出し用のアシスト比
率に変更するアシスト比率変更手段とを備えている。請
求項2の発明は、請求項1の発明において、前記踏出し
期間設定手段が、前記検出時点で起動されるタイマを備
え、前記踏出し期間の終了を前記タイマの計時終了時点
で規定するようにしている。請求項3の発明は、請求項
1の発明において、前記踏出し期間検出手段が、ペダル
が下死点に到達したことを検出する下死点検出手段を備
え、前記踏出し期間の終了を前記下死点検出手段が下死
点を検出する時点で規定している。請求項4の発明は、
請求項1の発明において、前記踏出し期間検出手段が、
車速を検出する車速検出手段を備え、前記踏出し期間の
終了を前記車速が所定の基準車速に到達する時点で規定
するようにしている。請求項5の発明は、請求項1の発
明において、前記踏出し期間検出手段が、前記検出時点
で起動されるタイマおよび車速を検出する車速検出手段
を備え、前記踏出し期間の終了を、前記タイマの計時終
了時点と前記車速が所定の基準車速に到達する時点の内
の早い方の時点で規定するようにしている。請求項6の
発明は、請求項2または5の発明において、前記タイマ
の計時時間をペダルの1ストローク動作に要する時間に
設定している。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、電動アシスト駆動ユニッ
ト20を取付けた電動アシスト自転車1の側面図であ
る。また、図2は上記駆動ユニット20の縦断面図、図
3は図2中に示す角度変位機構60の側面図、図4は図
3のA−A断面図、図5は図2中に示すの足踏トルク検
出機構130の拡大断面図である。
【0008】図1において、駆動ユニット20は、フレ
ーム17のクランクハブの位置に取付けられている。ペ
ダルクランク5は、駆動ユニット20を貫通するクラン
ク軸39(図2参照)の両端に取付けられ、また駆動側
チェーンスプロケット4は、駆動ユニッ20の出力軸に
取付けられている。
【0009】従動側チェーンスプロケット2は、後輪7
の回転軸に図示していないワンウェイクラッチを介して
取付けられている。そして、この従動側チェーンスプロ
ケット2と上記駆動側チェーンスプロケット4間には、
チェーン5が巻掛けられている。駆動ユニット20に
は、コントローラ21が内蔵され、また、この駆動ユニ
ット20の上方には、充電可能な電池ユニット25が取
付けられている。
【0010】次に、駆動ユニット20の構成について説
明する。図2において、モータ31は、モータケーシン
グ38と中壁74とよって画成された空間内に配置され
ている。減速機ケーシング41は、上記中壁74を介し
て上記モータケーシング38に一体結合された主部41
aと、この主部41aの開口を閉塞する蓋部41bとで
構成され、遊星ローラ減速機40と2段歯車減速機構5
0とを収容している。
【0011】遊星ローラ減速機40は、モータ31の出
力軸に直結した図示していない太陽ローラと、該太陽ロ
ーラと協働してモータ31の回転速度を減速する遊星ロ
ーラキャリア45とを備えている。上記遊星ローラキャ
リア45は、クランク軸39に軸受を介して回転自在に
支持され、かつ、その出力軸端に設けたピニオン45a
が大歯車53に噛合されている。
【0012】大歯車53は、軸受および第1の一方向ク
ラッチ55を介して歯車軸54に支持されている。一方
向クラッチ55は、モータ31の所定方向の駆動トルク
のみを大歯車53に伝達するために設けてある。歯車軸
54は、軸受けを介して上記減速機構ケーシング41に
回転自在に支持されている。そして、この歯車軸54に
固着された歯車54aは、クランク軸39に対して同心
配置された第1の歯車(最終段歯車)56に噛合してい
る。上記遊星ローラキャリア45のピニオン45a、大
歯車53、歯車54aおよび歯車56は、2段歯車滅速
機構50を構成している。
【0013】歯車56は、軸受49を介して減速機ケー
シング41の蓋部41bに回転可能に支持され、かつ、
その一端部に前記駆動側チェーンスプロケット4が同軸
状に固設されている。上記クランク軸3は、一端部がモ
ータケーシング38によって回転可能に支持され、他端
部が軸受48を介して歯車56に回転可能に支持されて
いる。第2の歯車57は、歯車56と同じ噛合いピッチ
径を有する歯車であり、一方向クラッチ58を兼ねる軸
受58を介してクランク軸39に回転可能に支持されて
いる。一方向クラッチ58は、前進方向の踏トルクがペ
ダルクランク15を介してクランク軸39に入力された
際に係合し、この踏トルクを歯車57に伝達する。
【0014】図3に示すように、第1の歯車56は、円
周方向に等角度間隔で配列する複数(この例では、4
個)の長孔56aをその側面に形成してある。図4に示
すように、上記各長孔56a内には、前記第2の歯車5
7に固着された突起69が挿入されるとともに、この突
起69を押圧する圧縮バネ59が介在されている。
【0015】前記一方向クラッチ58を介して歯車57
に踏トルクが作用すると、該歯車57の突起69が上記
踏トルクの大きさに比例した量だけバネ59を圧縮す
る。この結果、第1の歯車56と第2の歯車57間に上
記踏トルクに対応した相対角度変位が生じる。このよう
に、上記長孔56a、バネ59および突起69は、角度
変位機構60を構成する。なお、この角度変位機構60
は、足踏操作時の負荷トルクの変動を緩衝する機能も併
せ持つ。また、上記踏トルクは、上記角度変位機構60
を経由して、駆動側のチェーンスプロケット4に伝えら
れる。
【0016】次に、図2および図5を参照して、上記歯
車56,57の相対角度変位を踏トルクとして検出する
足踏トルク検出機構130の構成を説明する。この足踏
トルク検出機構130は、歯車56に噛み合う第3の歯
車93および歯車57に噛み合う第4の歯車133を備
えている。これらの歯車93,133は、同じ噛み合い
ピッチ径を有し、かつ、同軸上で回転する。歯車93
は、セレ一ション軸131に圧入あるいは接着等の手段
で一体に結合され、また、歯車133は、該セレーショ
ン軸131によって回転かつ摺動可能に支持されてい
る。
【0017】セレーション軸131は、一端部および他
端部がそれぞれ減速機構ケ一シング41によって回転可
能に支持され、かつ、その略中央部にその軸線に対して
適当な角度を持たせたヘリカルセレーション131aが
形成されている。歯車133の内周側の一部には、ヘリ
カルセレーション131aに係合する内ヘリカルセレー
ション133aが突設されている。また、歯車133の
内周面とセレーション軸131の外周面との間には、潤
滑性の良いブッシュ132(例えぱ、含油性の焼結合金
等で形成される)が圧入されている。
【0018】歯車133のボス部には、ボール軸受10
7が外嵌し、該ボール軸受107のアウターに軸受押え
環106が嵌合している。そして、軸受押え環106と
ケーシング41の内面との間には、歯車133を歯車9
3側に付勢する圧縮バネ105が介在されている。ケー
シング41は、セレーション軸131に平行する回り止
め軸108を内方に向って突設し、これを上記軸受押え
環106に設けられた孔106aに嵌挿させてある。し
たがって、軸受押え環106は、セレーション軸131
の軸線方向への移動は可能であるものの、その回転方向
の運動は抑止される。
【0019】歯車56,57が相対角度変位すると、歯
車93と歯車133間にも同様の相対角度変位が発生す
るので、歯車133がヘリカルセレーション131aに
沿って軸方向に移動する。すなわち、角度変位機構60
に踏トルクが伝わらない状態(歯車56,57が相対角
度変位しない状態)では、セレーション軸131の中心
線H−Hの下側に示すように、歯車133が歯車93に
接近した状態にあるが、上記角度変位機構60に踏トル
クが伝達されて歯車56,57が相対角度変位した場合
には、上記中心線H−Hの上側に示すように、歯車13
3がヘリカルセレーション131aによって歯車93か
ら離れる方向に移動する。
【0020】上記歯車133の移動距離は、踏トルクの
大きさを示す。そこで、上記歯車133の移動距離をレ
バー86によって回転角に変換するとともに、その回転
角を図2に示したポテンショメータ85によって対応す
る電気信号に変換し、この信号を踏トルク値を示す信号
として図6に示すモータ制御用コントローラ21に加え
る。
【0021】図2に示すように、ケーシング41の下部
には車速検出センサ89を付設してある。この車速検出
センサ89は、歯車133の歯の接近を例えば磁気的に
検出するものであり、上記歯が接近する度に検知信号を
出力する。自転車の走行速度は、歯車133の回転速度
に比例するので、該走行速度が大きくなるに伴って単位
時間当たりにおける上記センサ89の出力信号数が増加
する。このように、車速検出センサ89は、自転車の走
行速度を検知信号の発生数として検出するので、上記検
出信号の単位時間当たりの発生数をカウントすることに
よって上記走行速度を知ることができる。なお、図1に
示すように、駆動ユニット20の下部にはペダルクラン
ク15が下死点に位置したことを検出するペダル下死点
位置センサ104が付設されている。
【0022】次に、上記駆動ユニット20の作用を説明
する。ペダルを踏んでペダルクランク15を回転させる
と、クランク軸39が回転駆動される。これに伴い、踏
トルクは、一方向クラッチ58、歯車57、角度変位機
構60、歯車56、駆動側チェーンスプロケット4およ
びチェーン5を介して従動側チェーンスプロケット2に
伝達され、この結果、図示していない一方向クラッチを
介して自転車1の後輪7が回転される。
【0023】上記踏トルクが生じると、前記したよう
に、角度変位機構60において該踏トルクの大きさに比
例した相対角度変位が生じるので、前記足踏トルク検出
機構130のポテンショメータ85から踏トルクの大き
さに対応した電気信号が出力される。また、自転車1の
走行に伴って、上記車速検出センサ89から車速に対応
した数の信号が出力される。
【0024】そこで、図6に示すコントローラ21は、
車速検出センサ89の出力と足踏トルク検出機構130
のポテンショメータ85の出力とに基づいてモータ制御
信号を作成し、これをモータ駆動部23に出力する。こ
れにより、モータ駆動部23は、所定のアシスト比のア
シスト動力が発生するようにモータ31を駆動する。
【0025】モータ31の出力は、図2に示した遊星ロ
ーラ減速機40、2段歯車減速機構50、一方向クラッ
チ55、歯車軸54、歯車54aおよび歯車56を介し
て駆動側チェーンスプロケット4に作用する。したがっ
て、スプロケット4には、踏トルクにモータ31による
アシストトルクを付加した駆動トルクが作用することに
なる。なお、モータ31への給電が停止されて、自転車
が踏トルクのみによって走行している場合には、一方向
クラッチ55によって歯車56と歯車53の機械的結合
が断たれるので、上記歯車56の回転がモータ31側に
伝達されること、つまり、モータ31が運転者の足踏操
作の負荷になることはない。
【0026】上記コントローラ21は、図7に示すよう
な構成を有している。このコントローラ21において、
トルク算出部94は前記トルク検出機構130のポテン
ショメータ85の出力信号に基づいて踏トルクを算出
し、また、車速算出部95は車速検出センサ89の出力
信号を計数して車速を算出する。
【0027】状態検出部96は、前記トルク算出部94
の出力および車速算出部95の出力に基づいて、自転車
が踏出し状態、定常走行状態および停止状態のいずれの
状態にあるかを検出し、その検出結果を示す信号をモー
タ制御部98に出力する。なお、この状態検出部96
は、後述の停止検出タイマT1および踏出し検出タイマ
T2を内蔵している。モータ制御部98は、上記トルク
算出部94、車速算出部95および状態検出部96の出
力信号に基づいて、上記踏出し状態、定常走行状態およ
び停止状態に適応するモータ制御信号を形成し、この信
号をモータ駆動部23に出力する。
【0028】図9は、上記コントローラ21によってモ
ータ31を制御した場合の自転車の加速トルクの時間変
化を例示したグラフである。自転車を発進するときは、
最初の1踏みの期間(踏出し期間)で大きい回転トルク
を作用させることにより自転車の自立安定速度(6km/
hr前後)を得ることができる。そこで、図9の例では、
時間軸における0からP点までの踏出し期間、つまり発
進時のペダルの1ストローク期間において、踏トルクτ
F に倍するアシストトルクτA (アシスト比α=2)を
付加し、その後、踏トルクτF と同じ大きさのアシスト
トルクτA (アシスト比α=1)を付加するようにして
いる。
【0029】上記のようなアシストトルクτA の付加制
御を実現するには、自転車が停止状態、踏出し状態およ
び通常走行状態のいずれの状態にあるかを検出する必要
がある。上記コントローラ21に設けられた状態検出部
96は、上記各状態を検出するために設けたものであ
り、図8に例示するような手順を実行する。なお、この
手順は、所定の微少時間間隔で繰り返し実行される。
【0030】この手順では、まず、前記トルク算出部9
4から踏トルクτF を、また、前記車速算出部95から
車速Vをそれぞれ入力する(ステップ100)。そし
て、ステップ101で踏トルクτF がτF =0であるこ
とが検出されると、次のステップ102で後述の停止検
出タイマT1が計時中であるか否かを判断し、計時中で
ある場合には、自転車が定常走行している状態であると
認識して定常走行検出信号を図7に示したモータ制御部
98に出力する(ステップ103)。また、計時中でな
い場合には、自転車が停止状態にあると認識して、停止
検出信号を上記モータ制御部98に出力する(ステップ
104)。
【0031】上記踏トルクτF は、自転車が停止したと
きに0となるが、定常走行時においても、運転状況によ
ってはノイズ的に短時間だけ0まで低下することがあ
る。このノイズ的なトルクの落ち込みが発生してから回
復するまでの時間は予測可能であり、タイマT1にはこ
の予測時間t1が計時時間として設定されている。
【0032】上記タイマT1は、後述するように、踏ト
ルクτF が検出されたときに起動される。したがって、
ステップ102でタイマT1が計時中であることが判断
されることは、上記ノイズ的なトルク変動によって踏ト
ルクτF が0になったこと、換言すれば、自転車が定常
走行していることを意味し、また、タイマT1が計時中
でないと判断されることは、自転車の停止によって踏ト
ルクτF が0になったことを意味する。このように、上
記タイマT1は、自転車の停止を判定するために設けた
ものである。
【0033】次に、ステップ105で踏トルクτF が0
<τF ≦τ1 であることが検出された場合について説明
する。なお、トルク値τ1 は、図9に示すように、自転
車の踏出しを判断するための基準値として予め設定され
たものである。踏トルクτF が0<τF ≦τ1 であるこ
とが検出された場合、ステップ106で直前の踏トルク
τF が0であるか否かが判断される。そして、直前の踏
トルクτF が0でない場合には、定常走行中であるとみ
なしてステップ107で前記タイマT1の計時を開始す
るとともに、ステップ108で定常走行検出信号を出力
する。また、直前の踏トルクτF が0である場合には、
自転車が停止状態であるとみなしてステップ109で停
止検出信号を出力する。
【0034】一方、ステップ110において踏トルクτ
F がτF >τ1 であることが検出された場合には、ステ
ップ111で前記タイマT2が計時中であるか否かが判
断される。上記タイマT2は、図12に示した踏出しに
要する時間t2(例えば2秒)を計時するものである。
この計時時間t2は、発進時におけるペダルクランク1
5(図1参照)の1ストローク時間もしくはこの1スト
ローク時間に若干の時間を付加した時間に設定される。
【0035】上記ステップ111でタイマT2が計時中
でないと判断された場合には、ステップ112で直前の
踏トルクτF が0であるか否かが判断される。そして、
直前の踏トルクτF が0である場合には、ステップ11
3で前記タイマT1,T2の計時を開始するとともに、
ステップ114で踏出し状態を検出して踏出し検出信号
を上記モータ制御部98に出力する。
【0036】ステップ112において、直前の踏トルク
τF が0でないと判断された場合には、ステップ115
で前記タイマT1の計時を開始するとともに、ステップ
116で定常走行状態を検出して定常走行検出信号を上
記モータ制御部98に出力する。なお、ステップ111
でタイマT2が計時中であると判断された場合には、手
順がステップ114に移行される。
【0037】上記手順によれば、踏トルクτF が踏出し
判定用の基準値τ1 よりも大きく、かつ、直前の踏トル
クτF が0である場合に自転車の踏出しが検出され、そ
の検出時点でタイマT2が起動される。そして、タイマ
T2が設定時間t2の計時を終了すると、つまり、所定
の踏出し期間が経過すると、ステップ111の判断結果
がnoになる。この場合、次のステップ112で直前の
踏トルクτF が0であるか否かが判断されるが、この時
のステップ112の判断結果はnoであるので、ステッ
プ116で自転車が定常走行に移行したことが検出され
る。
【0038】図7に示した状態検出部96は、以上のよ
うな手順を実行するので、踏出し状態下では踏出し検出
信号が、定常走行状態下では定常走行信号が、また、停
止状態下では停止検出信号がそれぞれモータ制御部98
に入力されることになる。そこで、モータ制御部98
は、上記各検出信号に対応したアシストトルクをモータ
31が発生するようにモータ駆動部23にモータ制御信
号を出力する。すなわち、モータ踏出し検出信号が入力
された場合には、定常走行時に適用するアシスト比率α
1(この実施形態では、α1=1)の2倍のアシスト比
率α2と踏トルクτF とに基づいてモータ31が発生す
べきアシストトルクを演算し、このアシストトルクを発
生するためのモータ制御信号をモータ駆動部23に加え
る。
【0039】また、定常走行検出信号が入力された場合
には、定常走行時に適用するアシスト比率α1と踏トル
クτF とに基づいてモータ31が発生すべきアシストト
ルクを演算し、このアシストトルクを発生するためのモ
ータ制御信号をモータ駆動部23に加える。そして、停
止検出信号が入力された場合には、モータ31のアシス
トトルクを0とするモータ制御信号をモータ駆動部23
に加える。
【0040】したがって、モータ踏出し検出信号が入力
されている踏出し期間、つまり、タイマT2の計時時間
t2で規定された図9に示す期間においては、点線で示
したように、踏トルクτF の2倍の大きさのアシストト
ルクTA をモータ31が発生し、その結果、自転車に作
用する合計加速トルクτT が極めて大きくなる。また、
定常走行検出信号が入力されている時間、つまり、図9
におけるP点以後の期間においては、点線で示したよう
に、踏トルクτF と同じ大きさのアシストトルクTA
モータ31が発生し、その結果、自転車には踏出し期間
における場合よりも低い合計加速トルクτT が作用す
る。
【0041】以上のように、上記手順によれば、τF
τ1 であるという状態が検出され、かつ、直前の踏トル
クτF が0である場合にタイマT2が起動され、該タイ
マT2が設定時間t2を計時している間、定常走行時よ
りも大きなアシストトルクが加えられる。
【0042】踏みトルクτF の比較基準値τ1 は、踏出
し検出に適した値、つまり、踏出し時に加えられる大き
な踏トルクを判定し得る適宜な値に設定されている。ま
た、前記したように、上記タイマT2の設定時間t2
は、ペダルの1ストロークに要する時間に相当する時
間、つまり、自転車が自立安定走行に移行するのに必要
な時間に設定されている。したがって、上記実施形態に
係る電動アシスト自転車によれば、踏出し期間に十分大
きなアシストトルクが加えられて自立安定走行への移行
が容易になる。
【0043】上記実施形態においては、踏出し期間の終
点P(図9参照)をタイマT2が前記時間t2の計時を
終了する時点としているが、この踏出し期間の終点を図
1に示したペダル下死点位置センサ104の出力に基づ
いて規定することも可能である。図10は、上記ペダル
下死点位置センサ104を用いた場合の手順を示してい
る。
【0044】この手順では、ステップ201(図8にお
けるステップ110に対応)で踏トルクτF がτF >τ
1 であることが検出された場合に、ステップ202で踏
出しフラグがONになっているか否かが判断される。な
お、踏出しフラグは、踏出し状態下でONとなるフラグ
である。上記ステップ202で踏出しフラグがONでな
いと判断された場合には、ステップ203で直前の踏ト
ルクτF が0であるか否かが判断される。そして、直前
の踏トルクτF が0である場合には、ステップ204で
前記タイマT1の計時を開始するとともに、上記踏出し
フラグをONにする。
【0045】次のステップ205では、上記ペダル下死
点位置センサ104がONしているか否かが判断され
る。そして、ONしていない場合には、踏出し状態であ
ることを検出して、踏出し検出信号を図7に示したモー
タ制御部98に出力する。一方、ステップ205でペダ
ル下死点位置センサ104がONしていると判断された
場合には、定常走行状態であると判断して、ステップ2
07で踏出しフラグをOFFにするとともに、ステップ
208で定常走行検出信号を上記モータ制御部98に出
力する。なお、ステップ202で踏出しフラグがONに
なっていると判断された場合には、手順がステップ20
5に移行される。また、ステップ203において直前の
踏トルクτF が0でないと判断された場合には、手順が
ステップ208に移行される。
【0046】上記手順によれば、踏トルクτF に基づい
て踏出しが検出された時点から自転車のペダルが下死点
に到達するまでの期間を踏出し期間として検出し、この
踏出し期間に定常走行時よりも大きなアシストトルクを
踏トルクτF に付加することができる。したがって、自
転車を安定走行に容易かつ円滑に移行させることができ
る。
【0047】図11は、踏出し期間を検出する別の手順
を示している。この手順は、ステップ305のみにおい
て図10に示した手順と相違している。つまり、他のス
テップ301〜304およびステップ306〜309の
内容は、図10におけるステップ201〜204および
ステップ206〜209の内容と同一である。ステップ
305では、車速Vが、図9に示した基準車速V1 以上
であるか否かが判断される。そして、V≧V1 でない場
合には、ステップ306において踏出し状態であること
が、またV≧V1 である場合には、ステップ308にお
いて定常走行状態であることがそれぞれ検出される。
【0048】上記基準車速V1 は、自転車が安定走行す
るのに必要な最低の車速に設定されている。したがっ
て、上記手順によれば、踏トルクτF に基づいて踏出し
が検出されてから自転車が安定走行速度に達するまでの
期間が踏出し期間として検出されることになる。前記し
たように、踏出し期間には、定常走行時よりも大きなア
シスト比(この例では、アシスト比2)のアシストトル
クが踏トルクτF に付加される。したがって、上記手順
によっても自転車を安定走行に容易に移行させることが
できる。
【0049】図12は、踏出し期間を検出する更に別の
手順を示している。この手順におけるステップ401〜
403およびステップ409の内容は、それぞれ図8に
示したステップ110〜112およびステップ115の
内容と同一であるので、それらについての説明を省略す
る。この手順では、ステップ405において車速Vが前
記基準車速V1 以上であるか否かが判断され、その判断
結果がnoの場合にステップ406で踏出し状態である
ことが検出される。また、ステップ405の判断結果が
yesの場合には、ステップ407でタイマT2がOF
Fされるとともに、ステップ408で定常走行状態であ
ることが検出される。
【0050】上記手順によれば、踏トルクτF に基づい
て踏出しが検出された時点からタイマT2が時間t2の
計時を終了する時点までの期間と、上記踏出し検出時点
から車速Vが前記基準速度V1 に達する時点までの期間
の内の短い方の期間が踏出し期間として検出されること
になる。つまり、タイマT2が時間t2の計時を終了す
る時点で車速Vが基準速度V1に到達していない場合に
は、タイマT2のタイムアップ時点で踏出し期間が終了
され、また、タイマT2が時間t2の計時を終了する前
に車速Vが基準速度V1に到達した場合には、その到達
時点で踏出し期間が終了される。
【0051】踏出し期間を上記のように検出した場合、
次のような利点が得られる。すなわち、たとえば、若干
の下り勾配を有した路面上で自転車を発進させる場合
や、運転者の脚力が強い場合等には、タイマT2が時間
t2の計時を終了する前に車速Vが基準速度V1 に到達
することがある。このような場合、タイマT2が時間t
2の計時を終了する前に定常走行状態が検出されること
になるので、踏出し期間の終点をタイマT2の計時時間
t2のみで規定する場合に比してモータ31の消費電力
が低減される。
【0052】また、たとえば、若干の登り勾配を有した
路面上で自転車を発進させる場合等においては、タイマ
T2が時間t2の計時を終了した後においても車速Vが
基準速度V1 未満の状態を継続することがある。このよ
うな場合、タイマT2が時間t2の計時を終了した時点
で定常走行状態が検出されることになるので、踏出し期
間の終点を車速Vのみで規定する場合に比してモータ3
1の消費電力が低減される。
【0053】上述した実施の形態では、図9に示すよう
に、踏出し期間に踏みトルクτF の2倍のアシストトル
クτA を発生させているが、図13に示すように、踏出
し期間に時間変化を伴わない一定なアシストトルクを発
生させることも可能であり、この場合、合計トルク
τT ’が踏トルクτF ’と相似な形で時間変化する。
【0054】上記実施形態では、定常走行時にアシスト
比率α1(=1)のアシストトルクを発生しているが、
図14に示すように、定常走行時において車速Vが所定
の大きさV2 (例えば、15km)以上になった場合
に、該車速Vの増加に伴ってアシスト比率をα1から漸
減させることも可能であり、このようにすれば、モータ
31の消費電力をより低減することができる。もちろ
ん、上記アシスト比率は連続的に漸減させる必要はな
く、同図に点線で示すように階段状に漸減させても良
い。
【0055】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、踏トルク
が所定の基準トルクよりも大きく、かつ、直前の踏トル
クが0である状態を検出して、その検出時点を始点とす
る踏出し期間を設定している。したがって、適正な踏出
し期間を設定して、その踏出し期間に強いアシスト力を
発生させることができるので、無駄な電力を消費するこ
となく安定走行状態に移行することが可能である。請求
項2に係る発明によれば、踏出し期間の終了をタイマの
計時終了時点によって規定しているので、該タイマによ
って踏出し期間の長さを任意に設定することができる。
請求項3に係る発明によれば、踏出し期間の終了を下死
点検出手段がペダルの下死点を検出する時点によって規
定しているので、構成の簡単化を図ることができる。請
求項4に係る発明によれば、踏出し期間の終了を車速が
所定の基準車速に到達する時点で規定しているので、安
定走行状態への移行をより円滑にすることが可能であ
る。請求項5に係る発明によれば、踏出し期間の終了
を、タイマの計時終了時点と車速が所定の基準車速に到
達する時点の内の早い方の時点で規定しているので、無
駄な電力消費を抑制することができる。請求項6の発明
によれば、上記タイマの計時時間をペダルの1ストロー
ク動作に要する時間に設定しているので、踏出し期間が
適正に設定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパワーアシスト自転車の側面図。
【図2】駆動ユニットの構造を示す部分破断図。
【図3】角度変位機構を示す側面図。
【図4】図3のA−A断面図。
【図5】足踏トルク検出機構を示す拡大縦断面図。
【図6】駆動ユニットにおける動力伝達経路とモータの
制御系統を示すブロック図。
【図7】コントローラの構成例を示すブロック図。
【図8】タイマを用いて踏出し、定常走行および停止の
各状態を検出するための手順を例示したフローチャー
ト。
【図9】踏みトルク、アシストトルクおよび合計トルク
の変化態様を例示したグラフ。
【図10】ペダル下死点位置センサを用いて踏出し状態
を検出する場合の手順を例示したフローチャート。
【図11】車速センサを用いて踏出し状態を検出する場
合の手順を例示したフローチャート。
【図12】タイマと車速センサを用いて踏出し状態を検
出する場合の手順を例示したフローチャート。
【図13】踏出し期間に一定なアシストトルクを加えた
場合の合計トルクの変化態様を例示したグラフ。
【図14】車速に対するアシスト比の変化態様を例示し
たグラフ。
【符号の説明】
1 電動アシスト自転車 4 駆動側チエーンスプロケット 5 チエーン 15 ペダルクランク 20 駆動ユニット 21 コントローラ 23 モータ駆動回路 31 モータ 39 クランク軸 50 2段歯車減速機構 60 角度変位機構 89 車速検出センサ 94 トルク算出部 95車速算出部 96 状態検出部 98 モータ制御部 104 ペダル下死点位置センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のアシスト比率に基づいて作動され
    る電動モータの駆動力で人力による駆動力をアシストす
    る電動アシスト自転車であって、 踏トルクを検出するトルク検出手段と、 前記踏トルクが所定の基準トルクよりも大きく、かつ、
    直前の踏トルクが0である状態を検出し、その検出時点
    を始点とする踏出し期間を設定する踏出し期間設定手段
    と、 前記踏出し期間において前記アシスト比率を定常走行時
    のアシスト比率よりも大きな踏出し用のアシスト比率に
    変更するアシスト比率変更手段とを備えることを特徴と
    する電動アシスト自転車。
  2. 【請求項2】 前記踏出し期間設定手段が、前記検出時
    点で起動されるタイマを備え、前記踏出し期間の終了を
    前記タイマの計時終了時点で規定するようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載の電動アシスト自転車。
  3. 【請求項3】 前記踏出し期間検出手段が、ペダルが下
    死点に到達したことを検出する下死点検出手段を備え、
    前記踏出し期間の終了を前記下死点検出手段が下死点を
    検出する時点で規定するようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の電動アシスト自転車。
  4. 【請求項4】 前記踏出し期間検出手段が、車速を検出
    する車速検出手段を備え、前記踏出し期間の終了を前記
    車速が所定の基準車速に到達する時点で規定するように
    したことを特徴とする請求項1に記載の電動アシスト自
    転車。
  5. 【請求項5】 前記踏出し期間検出手段が、前記検出時
    点で起動されるタイマおよび車速を検出する車速検出手
    段を備え、前記踏出し期間の終了を、前記タイマの計時
    終了時点と前記車速が所定の基準車速に到達する時点の
    内の早い方の時点で規定するようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の電動アシスト自転車。
  6. 【請求項6】 前記タイマの計時時間を、ペダルの1ス
    トローク動作に要する時間に設定したことを特徴とする
    請求項2または5に記載の電動アシスト自転車。
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