JPH10318860A - パワーアシスト自転車用駆動ユニット - Google Patents

パワーアシスト自転車用駆動ユニット

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JPH10318860A
JPH10318860A JP12450997A JP12450997A JPH10318860A JP H10318860 A JPH10318860 A JP H10318860A JP 12450997 A JP12450997 A JP 12450997A JP 12450997 A JP12450997 A JP 12450997A JP H10318860 A JPH10318860 A JP H10318860A
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gear
torque
output shaft
casing
pedal crankshaft
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JP12450997A
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Hiroyuki Sonobe
浩之 園部
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーアシスト自転車用駆動ユニットに関
し、トルク検出装置によりトルク伝達系の円滑な回転を
損なわないようにして滑らかな動力伝達性を確保しなが
ら、トルク検出装置を簡単でコンパクトに装備する。 【解決手段】 パワーアシスト自転車用駆動ユニット
に、ペダルクランク軸2に軸支された第1の歯車5a
と、環状キャリア8に固設された複数の歯車軸9にそれ
ぞれ軸支され、第1の歯車5aと噛合する第2の歯車7
と、第2の歯車7と一体形成された第3の歯車7aと、
第3の歯車7aと噛合し、出力軸6と一体形成された第
4の歯車6aと、ケーシング3と環状キャリア8との間
で動力伝達に応じて生じる相対変位から伝達トルクを検
出するトルク検出装置10とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転者の足踏みト
ルクを検出するトルク検出装置を有し、足踏みトルクの
大きさに応じて補助トルクを発生させて、運転者のペダ
ルの踏み込みをアシストするパワーアシスト自転車用駆
動ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、バッテリを電源とする直流モ
ータ等の電動機に、運転者がペダルを踏み込むときの足
踏みトルクに応じた補助トルクを発生させて、運転者の
ペダルの踏み込みをアシストするパワーアシスト自転車
(電動自転車又は補助駆動モータ付き自転車)が知られ
ている。
【0003】このようなパワーアシスト自転車では、運
転者がペダルを踏んで入力する足踏みトルクを検出する
手段が必要となるが、このような足踏みトルクの検出手
段としては、弾性体軸を用いた装置(第1従来技術)
や、遊星歯車機構を用いた装置(第2従来技術)が知ら
れている。第1従来技術は、弾性体の長軸の一端に負荷
を掛け、他端に足踏みトルクを加えたときに足踏みトル
クに応じて生じる軸の捩れ角を検出する装置である。
【0004】第2従来技術は、太陽歯車を固定して、遊
星歯車キャリア軸から入力された足踏みトルクを内歯車
から出力するように構成し、足踏みトルクの入力により
太陽歯車に掛かるトルクを弾性体で受け、足踏みトルク
に応じて変位する弾性体の変位量を検出する装置であ
る。または、内歯車を固定して、太陽歯車に入力された
足踏みトルクを遊星歯車キャリア軸から出力するように
構成して、足踏みトルクの入力により内歯車に掛かるト
ルクを弾性体で受け、足踏みトルクに応じて変位する弾
性体の変位量を検出する場合もある。
【0005】さらに、特開平7−253318号公報に
は、図7に示すようなトルク検出装置が開示されてい
る。この装置(第3従来技術)は、図7に示すように、
駆動源(ペダル)101により駆動トルクを加えられ回
転する回転軸103aに固定された入力歯車104と、
この入力歯車104の回転軸103aに基端を軸支され
たレバー103と、レバー103の先端側に設けられた
支軸に軸支されるとともに入力歯車104と噛合する第
1カウンタ歯車105と、第1カウンタ歯車105と同
軸で同期回転する第2カウンタ歯車106と、入力歯車
104と同軸上に配置された回転軸にそなえられ第2カ
ウンタ歯車106と噛合する出力歯車107とを備えて
おり、入力歯車104に駆動トルクを入力して、カウン
タ歯車105,106を経て出力歯車107から出力す
るときにレバー103が受けるトルクを、レバーの自由
端に繋がれた弾性体109により受け、駆動トルクに応
じて変位する弾性体の変位量を検知して回転の開始と駆
動トルクに対応した電気信号を得るように構成されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来のパワーアシスト自転車に用いられるトルク
検出装置のうち、第1従来技術(弾性体軸を用いて検出
する装置)は、トルク検出装置が軸の捩れ角を検出する
ために軸と共に回転する必要があるため、トルク検出装
置から検出電気信号を導出するためにはスリップリング
等が必要となり機構の構成が複雑になってしまう不具合
がある。
【0007】また、第2従来技術(遊星歯車機構を用い
て検出する装置)は、トルク検出装置が軸と共に回転す
ることがないため、検出電気信号を導出するためのスリ
ップリング等は必要ないが、太陽歯車と、遊星歯車と、
内歯車との組み合わせによる複雑な機構を要するためコ
ストが高くつく不具合がある。また、遊星歯車機構は中
心に太陽歯車が配置され、太陽歯車と噛合して遊星歯車
が配置され、太陽歯車と同軸に遊星歯車と噛合して内歯
車が配置される構造で、さらに周りはケーシングで覆わ
れるため、全体をコンパクトにすることが難しい。
【0008】第3従来技術(特開平7−253318号
公報にて提案されているトルク検出装置)は、遊星歯車
機構における遊星歯車キャリアに相当するレバー103
に設けられたカウンタ歯車105,106が一組しか配
置されていない。そのため、駆動トルクが加えられてペ
ダルクランク軸103aが回転するときには、カウンタ
歯車105,106と入力歯車104及び出力歯車10
7との間の噛み合い反力により、ペダルクランク軸10
3a及びレバー103に曲げ力が作用する。この曲げ力
によりペダルクランク軸103aが撓んだりレバー10
3が変形したりすると、カウンタ歯車105,106と
入力歯車104及び出力歯車107との噛み合いが不円
滑になり、振動や騒音が発生し、耐久性にも悪影響があ
り、強度を増大しようとすれば構造部材が大きく重くな
ることになる。
【0009】すなわち、この第3従来技術の装置は、遊
星歯車機構を用いたトルク検出装置に比べて構造が簡単
でありコンパクトにすることが可能であるが、遊星歯車
機構のような円滑な回転が得られないため上述のような
不具合が発生し、このままではパワーアシスト自転車の
駆動ユニットとしては使用し難い。本発明は、上述の課
題に鑑み創案されたもので、トルク検出装置によりトル
ク伝達系の円滑な回転を損なわないようにして滑らかな
動力伝達性を確保しながら、トルク検出装置を簡単でコ
ンパクトに装備することができるようにした、パワーア
シスト自転車用駆動ユニットを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明のパワーアシスト自転車用駆動ユニットは、該
パワーアシスト自転車の車体フレームに取り付けられた
ケーシングと、該ケーシングに軸支されたペダルクラン
ク軸と、該ペダルクランク軸に軸支されて該ペダルクラ
ンク軸から一方向クラッチを介して所定方向のみの回転
トルクを伝達される第1の歯車と、該ケーシングに形成
された筒状部に軸支され該ペダルクランク軸と同一軸心
上に配設された環状キャリアと、該環状キャリアに該ペ
ダルクランク軸と平行に固設された複数の歯車軸にそれ
ぞれ軸支され、該第1の歯車と噛合する第2の歯車と、
該第2の歯車と同軸に一体回転するように形成され該第
2の歯車と異なる歯車ピッチ径を有する第3の歯車と、
該ペダルクランク軸に軸支され該第1の歯車と隣接して
配設されて該第3の歯車と噛合する第4の歯車と、該第
4の歯車と同軸に一体回転するように形成された中空の
出力軸と、該ケーシングと該環状キャリアとの間で動力
伝達に応じて生じる相対変位から伝達トルクを検出する
トルク検出装置と、該トルク検出装置で検出された伝達
トルクに応じてトルクを発生して該トルクを該出力軸へ
補助トルクとして出力する電動機とをそなえ、該トルク
検出装置が、該ケーシング側に設けられた突起と、該環
状キャリア側に設けられた突起と、これらの突起の間に
挟設され動力伝達時に該環状キャリアが受ける円周方向
の荷重を検出するセンサとから構成されていることを特
徴としている。
【0011】請求項2記載の本発明のパワーアシスト自
転車用駆動ユニットは、請求項1記載のパワーアシスト
自転車用駆動ユニットにおいて、該出力軸に固設された
ドライブチェンスプロケットと、該出力軸に軸支され、
該出力軸から一方向クラッチを介して所定方向のみの回
転トルクを伝達される入力チェンスプロケットと、該電
動機の回転軸に固設された出力チェンスプロケットと、
該出力チェンスプロケットと該入力チェンスプロケット
とに掛架されたチェンとをそなえ、該電動機が減速機付
き電動機として構成され、該トルク検出装置より送られ
る検出信号により該電動機の出力トルクを制御するコン
トローラがそなえられていることを特徴としている。
【0012】請求項3記載の本発明のパワーアシスト自
転車用駆動ユニットは、請求項1記載のパワーアシスト
自転車用駆動ユニットにおいて、該出力軸に固設された
ドライブチェンスプロケットと、該出力軸に軸支され、
該出力軸より一方向クラッチを介して回転の一方向にト
ルクが伝えられる大歯車と、該電動機の回転軸に固設さ
れ該大歯車に噛合する小歯車とをそなえ、該電動機が減
速機付き電動機として構成され、該トルク検出装置より
送られる検出信号により該電動機の出力トルクを制御す
るコントローラがそなえられていることを特徴としてい
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明すると、図1〜図5は本発明の第1
実施形態としてのパワーアシスト自転車用駆動ユニット
の構成について示すものであり、図1はその要部断面
図、図2は図1のA−A断面図、図3は図2においてB
方向より見たトルク検出センサ部の拡大図、図4はトル
ク検出装置によるトルク検出方法を説明する図、図5は
その駆動ユニットを含んだパワーアシスト自転車の動力
伝達系をその制御系とともに示すブロック図である。ま
た、図6は本発明の第2実施形態としてのパワーアシス
ト自転車用駆動ユニットの構成について示す要部断面図
である。
【0014】まず、本発明の第1実施形態としてのパワ
ーアシスト自転車用駆動ユニットについて説明する。は
じめに、本駆動ユニットを備えたパワーアシスト自転車
の動力伝達系及び制御系を説明すると、図5に示すよう
に、駆動ユニットDUは、運転者の人力による駆動トル
クを伝達し出力する人力トルク伝達系DU1と、電動機
(モータ)15による補助トルクを伝達し出力する補助
トルク伝達系DU2とをそなえる。人力トルク伝達系D
U1では、運転者がペダルクランク(人力入力部)1を
回してペダルクランク軸2が駆動され、こうして加えら
れる足踏みトルクは一方向クラッチ13を経由してトル
ク検出装置10を作動させながら出力され、さらにドラ
イブチェンスプロケット11を経てチェン21に伝達さ
れ、一方向クラッチ50を介して後輪51を回動するよ
うになっている。
【0015】一方、補助トルク伝達系DU2では、足踏
みトルク検出装置10からの検出信号に基づきコントロ
ーラ52の制御によってモータ15を作動させる。つま
り、この足踏みトルクが一定値以上になったとき、トル
ク検出装置10は検出した足踏みトルクを電気信号に置
き換えてコントローラ52に送信する。コントローラ5
2にはCPU(集中演算制御ユニット)53及び出力回
路54がそなえられ、CPU53は、トルク検出装置1
0より送信された足踏みトルクに対する補助率(1以
下)を演算し、出力回路54を介してバッテリ55から
供給される電力を制御し、モータ15を駆動する。この
モータ15の回転はモータ15に直結した減速機16に
よって所要の回転まで減速され、必要な補助トルクとし
て、一方向クラッチ14,又は22を介して出力され、
運転者の足踏みトルクの補助を行なう。
【0016】なお、モータ15の電流を断って、足踏み
だけで走行する場合は、一方向クラッチ14,又は22
において回転が断たれてモータ15側が運転者の負荷に
ならないようになっている。また、補助駆動中のパワー
アシスト自転車が一定速度以上になった場合には、速度
検出センサ29の信号によりコントローラ52がモータ
を停止させ、過剰な速度とならないようになっている。
【0017】次に、トルク検出装置10を中心に本駆動
ユニットの要部を詳細に説明する。図1に示すように、
このケーシング3(蓋4と共に収納容器を形成する)
は、内部に貫通孔3Aが設けられ、この貫通孔3A内に
はペダルクランク軸2が内挿されており、ペダルクラン
ク軸2は、まず、軸受61を介してケーシング3に回転
自在に軸支されている。また、貫通孔3A内には軸受6
2,62を介して中空の出力軸6がペダルクランク軸2
に回転自在に軸支されており、この出力軸6は軸受63
を介してケーシング3にも軸支されている。つまり、貫
通孔3A内にペダルクランク軸2と出力軸6とが同軸上
に配設されている。このようなケーシング3は、外周に
一体に形成された複数の取り付け部材3bを介して、ボ
ルトにより車体フレーム20に固定される。
【0018】ケーシング3内を貫通するペダルクランク
軸2の外周には、軸受64,64を介して筒上軸5が軸
支されている。筒状軸5の外周には、ペダルクランク軸
2と同軸の第1の歯車(入力歯車)5aが一体に設けら
れている。そして、ペダルクランク軸2と筒状軸5の間
には一方向クラッチ13が挟装される。この一方向クラ
ッチ13は、筒状軸5の一方向の自由回転を抑止し、ペ
ダルクランク軸2が正回転(ペダルを踏んで自転車が進
むときの回転方向への回転)するときのみ筒状軸5にペ
ダルクランク軸2のトルクを伝達するようになってい
る。
【0019】筒状軸5の外周には、その一部をペダルク
ランク軸2と同軸でケーシング3と一体に筒状部3aが
形成される。この筒状部3aには環状キャリア8が回転
可能に滑合している。この環状キャリア8は、その円周
に円周方向に延びるように設けられた長穴8bに差し込
まれた抜け止め用ボルト19により、軸方向の回動が規
制され、円周方向の回転は長穴8bの範囲内に制約され
る。
【0020】また、環状キャリア8には、複数の歯車軸
9が同一円周上で等角に設けられ、各歯車軸9は、ペダ
ルクランク軸2と平行に配設される。そして各歯車軸9
には、第1の歯車5と噛合して、第1の歯車5からトル
クを伝達される第2の歯車7と、第2の歯車7と一体回
動するように同軸に設けられ、第2の歯車7のピッチ径
とは異なるピッチ径を有する第3の歯車7aとが、軸受
65を介して軸支される。
【0021】一方、ペダルクランク軸2と同軸上に配置
された出力軸6の一端には、第1の歯車5aと隣接し
て、第1の歯車5aと同様にペダルクランク軸2と同軸
の第4の歯車6aが出力軸6と一体回転するように固設
されており、この第4の歯車6aは第3の歯車7aと噛
合して、第3の歯車7aからトルクが伝達されるように
なっている。
【0022】トルク検出装置10は、このようなケーシ
ング3内に設けられ、ケーシング3と環状キャリアとの
間で足踏みトルクの動力伝達に応じて生じる相対変位か
ら、トルク検出部10aで伝達トルクを検出するように
なっている。つまり、図2及び図3に示すように、ケー
シング3の内側には突起3cが設けられ、環状キャリア
8の側面には突起8aが設けられており、これらの突起
3cと、突起8aとは同円周上に配置される。そして突
起3c,8aの相互間には、弾性体25又は荷重センサ
28が挟設される。
【0023】弾性体25を挟設する場合は、突起8aの
背側には、突起8aの移動距離を検出する測距センサ2
6がケーシング3に固設される。弾性体25は環状キャ
リア8に加わる回転方向の力を受けて変形し、測距セン
サ26はこの弾性体25の変形量を検出して、車体20
にトルク検出装置10とは別個に取り付けられたコント
ローラ52(図5参照)に信号を送り、コントローラ5
2(図5参照)では測距センサ26より送信された信号
から足踏みトルクを演算するようになっている。
【0024】また、荷重センサ28の場合は、環状キャ
リア8に加わる回転方向の力を直接検出して、その信号
をコントローラ52(図5参照)に送り、コントローラ
52ではこの信号から足踏みトルクを演算するようにな
っている。これら二種類のセンサは、トルク検出の要求
特性仕様に応じていずれかを選択して設置することがで
きる。なお、図2中に示す突起3dは突起8aの押さえ
部材であり、ケーシング3の内側に設けられる。
【0025】再び、図1を参照して説明すると、さら
に、出力軸6には、前述のように出力軸6と同軸の入力
チェンスプロケット12が、軸受66,66と一方向ク
ラッチ14とを介して軸支される。この入力チェンスプ
ロケット12には、車体フレーム20にトルク検出装置
10とは別個に取り付けられたモータ(電動機)15の
回転が、モータ15と一体の減速機16において減速さ
れ、出力チェンスプロケット17とチェン18を介して
伝達されるようになっている。
【0026】さらに、この入力チェンスプロケット12
の外側には、出力軸6と同軸のドライブチェンスプロケ
ット11が一方向クラッチ14を挟んでビス等の取り付
け具によって出力軸6に固設される。このドライブチェ
ンスプロケット11は、出力軸6に入力された足踏みト
ルクと補助トルクとを、チェン21を介して後輪51
(図5参照)へ伝達するようになっている。
【0027】また、入力チェンスプロケット12の近傍
には回転速度センサ29が設置されており、単位時間中
に回転速度センサ29の前を通過する入力チェンスプロ
ケット12の歯数をカウントして回転速度(自転車の速
度に比例する)を検出するようになっている。この回転
速度センサ29の信号と、トルク検出用の測距センサ2
6(又は荷重センサ28)の信号とにより、コントロー
ラ52(図5参照)はモータ15の回転と出力トルクと
を制御するようになっている。
【0028】本発明の第1実施形態としてのパワーアシ
スト自転車用駆動ユニットは、上述のように構成されて
いるので、運転者がペダルクランク1に取り付けられた
図示略のペダルを踏み込むことにより発生する足踏みト
ルクは、ペダルクランク1を介してペダルクランク軸2
に入力され、ペダルクランク軸2を正方向に回転させ
る。
【0029】ペダルクランク軸2が正方向に回転する場
合には、第1の歯車5aは一方向クラッチ13により周
方向の回転を拘束されるため、ペダルクランク軸2に同
期して回転することになる。第2の歯車7は、第1の歯
車5aと噛合するため、第1の歯車5aの回転により環
状キャリア8に固設された歯車軸9を中心に第1の歯車
5aとは逆方向に回転する。この第2の歯車7の回転
は、第2の歯車7と同軸で一体回転する第3の歯車7a
から、第3の歯車7aと噛合する第4の歯車6aに伝達
され、第4の歯車6aは第1の歯車5aと同方向に回動
する。この第4の歯車6aは出力軸6と一体のため、出
力軸6は第4の歯車6aとともにペダルクランク軸2と
同方向に回転する。
【0030】図1においては、第3の歯車7aのピッチ
径は第2の歯車7のピッチ径より大きく、従って第1の
歯車5aのピッチ径は第4の歯車6aのピッチ径より小
さくなっているため、ペダルクランク軸2の回転は増速
されて出力軸6に出力されることになる。このときにト
ルク検出部10aに作用するトルクと、このトルクによ
り足踏みトルクの検出について説明すると、図4に示す
ようになる。
【0031】図4において、Cは一対の第2の歯車7及
び第3の7aを軸支する歯車軸9の中心距離、FA は第
1の歯車5aが第2の歯車7を回すときの接線力、FB
は第3の歯車7aが第4の歯車6aを回すときの接線力
であり、環状キャリア8にはFA −FB の力が歯車軸9
の中心に作用する。この歯車軸9の中心に作用する力に
より、環状キャリア8の中心軸(ペダルクランク軸2の
中心軸)周りには(F A −FB )×Cの大きさのトルク
が発生し、ペダルクランク軸2の中心からRsの距離に
設置された弾性体25(又は荷重センサ28)は、環状
キャリア8の円周方向の荷重〔(FA −FB )×C/R
s〕を受ける。
【0032】この弾性体25(又は荷重センサ28)が
受ける円周方向の荷重〔(FA −F B )×C/Rs〕は
ペダルクランク軸2に入力された足踏みトルクに比例す
るため、この荷重を検出することにより、ペダルクラン
ク軸2に入力された足踏みトルクを検出することができ
る。弾性体25を用いた場合は、弾性体25の変形距離
が荷重に比例するようにすれば、測距センサ26の検出
値を簡単な計算で荷重に置き換えることができる。
【0033】なお、FA ,FB はそれぞれ第2の歯車
7,第3の7aのピッチ径に反比例し、ピッチ径が同一
であればFA =FB となる。従って、第2の歯車7と第
3の7aとのピッチ径が同一の場合は、歯車間の動力の
伝達は行なわれるが、歯車軸9に作用する力(FA −F
B )は零となるため、弾性体25(又は荷重センサ2
8)には力が作用せず、従って足踏みトルクの検出は行
なわれない。
【0034】このようにして、出力軸6に伝達されたペ
ダルクランク軸2の回転は、出力軸6に固設されたドラ
イブチェンスプロケット11より、チェン21を介して
後輪51(図5参照)へ伝達される。一方、測距センサ
26(又は荷重センサ28)の信号と、回転速度センサ
29の信号とにより、コントローラ52(図5参照)は
モータ15の回転と出力トルクとを制御する。モータ1
5の回転は減速機16により減速され、出力チェンスプ
ロケット17によりチェン18を介して入力チェンスプ
ロケット12を回転させる。入力チェンスプロケット1
2の回転は一方向クラッチ14を介して出力軸6に伝達
され、出力軸6に固設されたドライブチェンスプロケッ
ト11より、チェン21を介して後輪51(図5参照)
へ伝達される。
【0035】このように本実施形態のパワーアシスト自
転車用駆動ユニットによれば、トルク検出装置10は、
遊星歯車機構における遊星歯車に相当する第2の歯車7
及び第3の歯車7aを複数個配置した、遊星歯車キャリ
アに相当する環状キャリア8を、ケーシング3内部に固
設された筒状軸3aで軸支し、ケーシング3と環状キャ
リア8との間に弾性体25(又は荷重センサ28)を挟
設して、環状キャリア8の回転を抑止しながら、測距セ
ンサ26(又は荷重センサ28)が静止した状態で入力
された足踏みトルク検出を行なうことが可能である。従
って、弾性体軸の捩れ角により負荷トルクを検出する装
置のように、トルク検出装置が軸と共に回転することが
ないので、検出電気信号を導出するためのスリップリン
グ等を必要としないため、構造が簡単になりコストも低
くなる。
【0036】また、遊星歯車機構を用いて検出する装置
は、中心に太陽歯車を配置し、太陽歯車と噛合して遊星
歯車が配置され、さらに太陽歯車と同軸に遊星歯車と噛
合して内歯車が配置される構造であるのに対し、トルク
検出装置10によれば、太陽歯車に相当する第1の歯車
5a及び第4の歯車6aと、遊星歯車に相当する第2の
歯車7及び第3の歯車7aとで構成され、遊星歯車機構
における内歯車に相当する歯車を必要としないため、簡
単でかつコンパクトな構造になりコストも低減すること
ができる。
【0037】さらに、遊星歯車機構における遊星歯車に
相当する第2の歯車7及び第3の歯車7aを複数個等角
に配置しているため、環状キャリア8にもペダルクラン
ク軸2にも第1の歯車5aと第2の歯車7との噛み合い
反力と、第4の歯車6aと第3の歯車7aとの噛み合い
反力とによる偏った曲げ力が働かない。従って、ペダル
クランク軸2は遊星歯車機構と同様の円滑な回転をする
ことができ、振動や騒音が生じることなく、耐久性にも
優れている。
【0038】なお、図1に示すように、第2の歯車7及
び第3の歯車7aは一つの環状キャリア8により片持ち
で支持されるため、第2の歯車7及び第3の歯車7aが
受ける噛み合い反力により、第2の歯車7及び第3の歯
車7aを軸支する歯車軸9には足踏みトルクに比例した
曲げモーメントが加わる。しかしながら、第2の歯車7
及び第3の歯車7aを複数個等角に配置することによ
り、各々の歯車軸9に加わる曲げモーメントは分散され
るため、かかる曲げモーメントの影響を低減でき、第2
の歯車7及び第3の歯車7aと、第1の歯車5a及び第
4の歯車6aとの円滑な噛合を維持することができ、両
持ち構造にする必要がなくなるため、簡単でコンパクト
な構造となる。
【0039】また、図1に示すトルク検出部10aは、
ペダルクランク軸2に入力した回転を増速して出力軸6
に伝達するため、後段のドライブスプロケット11と後
輪51(図5参照)と同軸の図示略のドリブンスプロッ
トとの間の増速比を小さくする効果もある。また、場合
によっては、第2の歯車7のピッチ径を第3の歯車7a
のピッチ径より大きくすることで、ペダルクランク軸2
に入力された回転を減速して出力軸6に伝達することも
可能である。
【0040】さらに、本実施形態のパワーアシスト自転
車用駆動ユニットによれば、上述の効果を持つトルク検
出装置10の出力軸6と、モータ15の回転をモータ1
5と一体の減速機16の出力軸に固設された出力チェン
スプロケット17からチェン18を介して伝達される入
力チェンスプロケット12との間に、一方向クラッチ1
4を挟設することにより、モータ15の電流を断って足
踏みトルクのみで走行する場合は、一方向クラッチ14
によりペダルクランク軸2からの回転の伝達が断たれ、
モータ15とペダルクランク軸2が連動されてモータ1
5が運転者の足踏みの負荷になることを防止することが
できる。
【0041】また、本実施形態のパワーアシスト自転車
用駆動ユニットは、モータ15に一体の減速機16の軸
に固設されたチェンスプロケット17と、出力軸6に軸
支されたチェンスプロケット12との間の回転の伝達を
チェン18により行なうため、軸間距離の設定、及びチ
ェンスプロケット12及びチェンスプロケット17の歯
数の設定について制約が少なく、設計の自由度が大き
い。
【0042】次に、本発明の第2実施形態としてのパワ
ーアシスト自転車用駆動ユニットについて説明すると、
図6は本発明の第2実施形態としてのパワーアシスト自
転車用駆動ユニットの断面図を示す。第2実施形態で
は、図6に示すように、ケーシング33と蓋34とから
形成される空間に、モータ15と一体の減速機16の出
力軸に固設された小歯車36と、出力軸37に軸受6
6,66と一方向クラッチ22とを介して軸支され小歯
車36と噛合する大歯車35と、第1の実施形態と同構
成のトルク検出部40aとが収納される。そして、この
ケーシング33にはペダルクランク軸2が内挿され、軸
受け61を介してケーシング33に回転自在に軸支され
ている。また、貫通孔33A内には軸受62,62を介
して中空の出力軸37がペダルクランク軸2に回転自在
に軸支されており、この出力軸37は軸受63を介して
ケーシング33にも軸支されている。つまり、貫通孔3
3A内にペダルクランク軸2と出力軸37とが同軸上に
配設されている。
【0043】本駆動ユニットでは、モータ15と一体の
減速機16がフランジ部をケーシング33の開口部33
bに取り付けられ、また、出力軸37には、チェン21
を介して後輪51(図5参照)に回転を伝達するドライ
ブスプロケット11が、ビス等の取り付け具を介して固
設される。また、ケーシング33には回転速度センサ2
9が設置されており、単位時間中に回転速度センサ29
の前を通過する小歯車36の歯数をカウントして回転速
度(自転車の速度に比例する)を検出し、コントローラ
52(図5参照)に送信するようになっている。
【0044】本発明の第2実施形態としてのパワーアシ
スト自転車用駆動ユニットは、上述のように構成されて
いるので、運転者がペダルクランク1に取り付けられた
図示略のペダルを踏み込むことにより発生する足踏みト
ルクは、ペダルクランク1を介してペダルクランク軸2
に入力され、ペダルクランク軸2を正方向に回転させ、
第1実施形態と同構成のトルク検出部40aを経由し
て、出力軸37に伝達される。
【0045】一方、測距センサ26(図2参照)〔又は
荷重センサ28(図2参照)〕の信号と、回転速度セン
サ29の信号とにより、図示略のコントローラはモータ
15の回転と出力トルクを制御する。モータ15の回転
はモータ15と一体の減速機16により減速され、減速
機16の出力軸に取り付けられた小歯車36により大歯
車35を回転させる。さらに、大歯車35の回転は一方
向クラッチ22を介して出力軸37に伝達され、出力軸
37に固設されたドライブチェンスプロケット11よ
り、チェン21を介して後輪51(図5参照)へ伝達さ
れる。
【0046】このように、本実施形態としてのパワーア
シスト自転車用駆動ユニットによれば、第1実施形態と
同構成のトルク検出装置40を装備しており、簡単でコ
ンパクトな構造であるためコストの低減ができると同時
に、トルクの伝達系の円滑な回転が損なわれることなく
滑らかな動力伝達性が確保でき、さらに入力回転を増速
して(場合によっては減速して)出力することもでき
る。
【0047】また、第1実施形態と同様に、出力軸37
と大歯車35との間に一方向クラッチ22を挟設するこ
とにより、モータ15の電流を断って足踏みトルクのみ
で走行する場合は、一方向クラッチ22によりペダルク
ランク軸2からの回転の伝達が断たれ、モータ15とペ
ダルクランク軸2が連動されてモータ15が運転者の足
踏みの負荷になることを防止することができる。
【0048】さらに、減速機16と一体のモータ15が
トルク検出装置40のケーシング33に一体に取り付け
られることにより、モータ15の回転を出力軸37に伝
達する小歯車36及び大歯車35をケーシング33内に
収納することができる。この結果、足踏みトルク及び補
助トルクの伝達機構の全てをケーシング33にて保護す
ることができ、また全体をコンパクトにすることもでき
る。
【0049】なお、モータの回転の出力軸への伝達手段
としては、第1実施形態のチェンスプロケット12とチ
ェンスプロケット17とチェン18との組み合わせや、
第2実施形態の大歯車35と小歯車36との組み合わせ
の他に、プーリーとベルトとの組み合わせでも可能であ
る。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明のパワーアシスト自転車用駆動ユニットによれば、
遊星歯車機構における遊星歯車に相当する第2の歯車及
び第3の歯車を複数個配置した、遊星歯車キャリアに相
当する環状キャリアを、ケーシング内部に固設された筒
状軸で軸支し、ケーシングと環状キャリアとの間に環状
キャリアが受ける円周方向の荷重を検出するセンサを挟
設して、環状キャリアの回転を抑止することにより、検
出センサが静止した状態で入力された足踏みトルクの検
出を行なうことが可能である。従って、弾性体軸の捩れ
角により負荷トルクを検出する装置のように、トルク検
出装置が軸と共に回転することがないので、検出電気信
号を導出するためのスリップリング等を必要としないた
め、構造が簡単になりコストも低減することができる。
【0051】また、遊星歯車機構を用いて検出する装置
は、中心に太陽歯車を配置し、太陽歯車と噛合して遊星
歯車が配置され、さらに太陽歯車と同軸に遊星歯車と噛
合して内歯車が配置される構造であるのに対し、本発明
によれば、太陽歯車に相当する第1の歯車及び第4の歯
車と、遊星歯車に相当する第2の歯車及び第3の歯車と
で構成され、遊星歯車機構における内歯車に相当する歯
車を必要としないため、簡単でかつコンパクトな構造に
なりコストも低減しうる。
【0052】さらに、遊星歯車機構における遊星歯車に
相当する第2の歯車及び第3の歯車を複数個配置してい
るため、環状キャリアにもペダルクランク軸にも第1の
歯車と第2の歯車との噛み合い反力と、第4の歯車と第
3の歯車との噛み合い反力とによる偏った曲げ力が働か
ない。従って、ペダルクランク軸は遊星歯車機構と同様
の円滑な回転をすることができ、振動や騒音が生じるこ
となく、耐久性にも優れている。
【0053】請求項2記載の本発明のパワーアシスト自
転車用駆動ユニットによれば、請求項1記載の本発明の
パワーアシスト自転車用駆動ユニットの効果を得られる
と同時に、出力軸と電動機の回転を出力軸へ伝達する入
力チェンスプロケットとの間に、一方向クラッチを挟設
することにより、電動機の電流を断って足踏みトルクの
みで走行する場合は、一方向クラッチによりペダルクラ
ンク軸からの回転の伝達が断たれ、電動機が運転者の足
踏みに対する負荷になることを防止することができる。
【0054】さらに、電動機に一体の減速機の軸に固設
されたチェンスプロケットと、出力軸に軸支されたチェ
ンスプロケットとの間の回転の伝達をチェンにより行な
うため、軸間距離の設定及びチェンスプロケット歯数の
設定の自由度が大きく、設計が容易である。請求項3記
載の本発明のパワーアシスト自転車用駆動ユニットによ
れば、請求項1記載の本発明のパワーアシスト自転車用
駆動ユニットの効果を得られると同時に、出力軸と電動
機の回転を出力軸へ伝達する大歯車との間に、一方向ク
ラッチを挟設することにより、電動機の電流を断って足
踏みトルクのみで走行する場合は、一方向クラッチによ
りペダルクランク軸からの回転の伝達が断たれ、電動機
が運転者の足踏みに対する負荷になることを防止するこ
とができる。
【0055】また、減速機と一体の電動機と、トルク検
出装置のケーシングとを一体に取り付けることもでき、
これにより、電動機の回転を出力軸に伝達する小歯車及
び大歯車をケーシング内に収納することができる。その
結果、足踏みトルク及び補助トルクの伝達機構の全てを
ケーシングにて保護することが可能となり、また、全体
をコンパクトにすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としてのパワーアシスト
自転車用駆動ユニットの断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態としてのパワーアシスト
自転車用駆動ユニットの構成を示す図1のA−A断面図
である。
【図3】本発明の第1実施形態としてのパワーアシスト
自転車用駆動ユニットの構成を示す図2のB方向より見
たトルク検出センサ部の拡大図である。
【図4】本発明の第1実施形態としてのパワーアシスト
自転車用駆動ユニットのトルク検出装置のトルク検出方
法の説明図である。
【図5】パワーアシスト自転車の動力伝達及び制御系を
示す機能ブロック図である。
【図6】本発明の第2実施形態としてのパワーアシスト
自転車用駆動ユニットの断面図である。
【図7】従来のパワーアシスト自転車用駆動ユニットの
トルク検出装置を示す概略図である。
【符号の説明】
2 ペダルクランク軸 3 ケーシング 3A 貫通孔 3a 筒状部 4 蓋 5 筒状軸 5a 第1の歯車 6 出力軸 6a 第4の歯車 7 第2の歯車 7a 第3の歯車 8 環状キャリア 8a 筒状部 9 歯車軸 10 トルク検出装置 10a トルク検出部 11 ドライブチェンスプロケット 12 入力チェンスプロケット 13,14 一方向クラッチ 15 モータ(電動機) 16 減速機 17 出力チェンスプロケット 18 チェン 22 一方向クラッチ 25 弾性体 26 測距センサ 28 荷重センサ 29 回転速度センサ 33 ケーシング 35 大歯車 36 小歯車 37 出力軸 40 トルク検出装置 40a トルク検出部
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明のパワーアシスト自転車用駆動ユニットは、該
パワーアシスト自転車の車体フレームに取り付けられた
ケーシングと、該ケーシングに軸支されたペダルクラン
ク軸と、該ペダルクランク軸に軸支されて該ペダルクラ
ンク軸から一方向クラッチを介して所定方向のみの回転
トルクを伝達される第1の歯車と、該ケーシングに形成
された筒状部に軸支され該ペダルクランク軸と同一軸心
上に配設された環状キャリアと、該環状キャリアに該ペ
ダルクランク軸と平行に固設された複数の歯車軸にそれ
ぞれ軸支され、該第1の歯車と噛合する第2の歯車と、
該第2の歯車と同軸に一体回転するように形成され該第
2の歯車と異なる歯車ピッチ径を有する第3の歯車と、
該ペダルクランク軸に軸支され該第1の歯車と隣接して
配設されて該第3の歯車と噛合する第4の歯車と、該第
4の歯車と同軸に一体回転するように形成された中空の
出力軸と、該ケーシングと該環状キャリアとの間で動力
伝達に応じて生じる相対変位から伝達トルクを検出する
トルク検出装置と、該トルク検出装置で検出された伝達
トルクに応じてトルクを発生して該トルクを該出力軸へ
補助トルクとして出力する電動機とをそなえ、該トルク
検出装置が、該ケーシング側に設けられた突起と、該環
状キャリア側に設けられた突起と、これらの突起の間に
挟設され動力伝達時に該環状キャリアが受ける円周方向
の荷重を検出するセンサとから構成されており、該ペダ
ルクランク軸に作用するトルクを該トルク検出装置によ
り検出することを特徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明すると、図1〜図は本発明の第1
実施形態としてのパワーアシスト自転車用駆動ユニット
の構成について示すものであり、図1はその要部断面
図、図2は図1のA−A断面図、図3は図2においてB
方向より見たトルク検出センサ部の拡大図、図4はトル
ク検出装置によるトルク検出方法を説明する図である。
図5は本発明の第1実施形態及び第2実施形態としての
パワーアシスト自転車用駆動ユニットをそなえたパワー
アシスト自転車の動力伝達系をその制御系とともに示す
ブロック図である。また、図6は本発明の第2実施形態
としてのパワーアシスト自転車用駆動ユニットの構成に
ついて示す要部断面図である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】まず、本発明の第1実施形態及び第2実施
形態としてのパワーアシスト自転車用駆動ユニットをそ
なえたパワーアシスト自転車の動力伝達系及び制御系
ついて、図5を用いて説明する。5に示すように、駆
動ユニットDUは、運転者の人力による駆動トルクを伝
達し出力する人力トルク伝達系DU1と、電動機(モー
タ)15による補助トルクを伝達し出力する補助トルク
伝達系DU2とをそなえる。人力トルク伝達系DU1で
は、運転者がペダルクランク(人力入力部)1を回して
ペダルクランク軸2が駆動され、こうして加えられる足
踏みトルクは一方向クラッチ13を経由してトルク検出
装置10を作動させながら出力され、さらにドライブチ
ェンスプロケット11を経てチェン21に伝達され、一
方向クラッチ50を介して後輪51を回動するようにな
っている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】なお、モータ15の電流を断って、足踏み
だけで走行する場合は、一方向クラッチ14,又は22
において回転が断たれてモータ15側が運転者の負荷に
ならないようになっている。また、補助駆動中のパワー
アシスト自転車が一定速度以上になった場合には、速度
検出センサ29の信号によりコントローラ52がモータ
を停止させようになっている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】次に、本発明の第1実施形態としてのパワ
ーアシスト自転車用駆動ユニットについて、トルク検出
装置10を中心にの要部を詳細に説明する。図1に示
すように、このケーシング3(蓋4と共に収納容器を形
成する)は、内部に貫通孔3Aが設けられ、この貫通孔
3A内にはペダルクランク軸2が内挿されており、ペダ
ルクランク軸2は、まず、軸受61を介してケーシング
3に回転自在に軸支されている。また、貫通孔3A内に
は軸受62,67を介して中空の出力軸6がペダルクラ
ンク軸2に回転自在に軸支されており、この出力軸6は
軸受63を介して蓋4にも軸支されている。つまり、貫
通孔3A内にペダルクランク軸2と出力軸6とが同軸上
に配設されている。このようなケーシング3は、外周に
一体に形成された複数の取り付け部材3bを介して、ボ
ルトにより車体フレーム20に固定される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】ケーシング3内を貫通するペダルクランク
軸2の外周には、軸受64,64を介して筒軸5が軸
支されている。筒状軸5の外周には、ペダルクランク軸
2と同軸の第1の歯車(入力歯車)5aが一体に設けら
れている。そして、ペダルクランク軸2と筒状軸5の間
には一方向クラッチ13が挟装される。この一方向クラ
ッチ13は、筒状軸5の一方向の自由回転を抑止し、ペ
ダルクランク軸2が正回転(ペダルを踏んで自転車が進
むときの回転方向への回転)するときのみ筒状軸5にペ
ダルクランク軸2のトルクを伝達するようになってい
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】筒状軸5の外周には、その一部をペダルク
ランク軸2と同軸でケーシング3と一体に筒状部3aが
設けられている。この筒状部3aの外周は段付に形成さ
れ、その小径部には環状キャリア8が軸方向を拘束され
回転可能に滑合している。この環状キャリア8は、その
円周に円周方向に延びるように設けられた長穴8bに差
し込まれた抜け止め用ボルト19により、軸方向の回動
が規制され、円周方向の回転は長穴8bの範囲内に制約
される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】また、環状キャリア8には、複数の歯車軸
9が同一円周上で等角に設けられ、各歯車軸9は、ペダ
ルクランク軸2と平行に配設される。そして各歯車軸9
には、第1の歯車5aと噛合して、第1の歯車5aから
トルクを伝達される第2の歯車7と、第2の歯車7に一
体に形成され、第2の歯車7のピッチ径とは異なるピッ
チ径を有する第3の歯車7aとが、軸受65を介して軸
支される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】一方、ペダルクランク軸2と同軸上に配置
された出力軸6の一端には、第1の歯車5aと隣接し
て、第1の歯車5aと同様にペダルクランク軸2と同軸
の第4の歯車6aが出力軸6と一体に形成されており、
この第4の歯車6aは第3の歯車7aと噛合して、第3
の歯車7aからトルクが伝達されるようになっている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】トルク検出装置10は、このようなケーシ
ング3内に設けられ、ケーシング3と環状キャリア
の間で足踏みトルクの動力伝達に応じて生じる相対変位
から、トルク検出部10aで伝達トルクを検出するよう
になっている。つまり、図2及び図3に示すように、ケ
ーシング3の内側には突起3cが設けられ、環状キャリ
ア8の側面には突起8aが設けられており、これらの突
起3cと、突起8aとは同円周上に配置される。そして
突起3c,8aの相互間には、弾性体25又は荷重セン
サ28が挟設される。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】再び、図1を参照して説明すると、さら
に、出力軸6には、前述のように出力軸6と同軸の入力
チェンスプロケット12が、軸受66,66と一方向ク
ラッチ14とを介して軸支される。この入力チェンスプ
ロケット12には、車体フレーム20にトルク検出装置
10とは別個に取り付けられたモータ(電動機)15の
回転が、モータ15に連結された減速機16において減
速され、出力チェンスプロケット17とチェン18を介
して伝達されるようになっている。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】次に、本発明の第2実施形態としてのパワ
ーアシスト自転車用駆動ユニットについて説明すると、
図6は本発明の第2実施形態としてのパワーアシスト自
転車用駆動ユニットの断面図を示す。第2実施形態で
は、図6に示すように、ケーシング33と蓋34とから
形成される空間に、モータ15と一体の減速機16の出
力軸に固設された小歯車36と、出力軸37に軸受6
6,66と一方向クラッチ22とを介して軸支され小歯
車36と噛合する大歯車35と、第1の実施形態と同構
成のトルク検出部40aとが収納される。そして、この
ケーシング33にはペダルクランク軸2が内挿され、
タルクランク軸2の片側は軸受61を介して軸支され、
他側は蓋34に軸受63を介して軸支された出力軸37
に軸受67を介して軸支されている。また、貫通孔33
A内には軸受62,67を介して中空の出力軸37がペ
ダルクランク軸2に回転自在に軸支されており、この出
力軸37は軸受63を介してケーシング33にも軸支さ
れている。つまり、ケーシング33と蓋34で形成され
貫通孔33A内にペダルクランク軸2と出力軸37と
が同軸上に配設されている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】本発明の第1実施形態及び第2実施形態として
のパワーアシスト自転車用駆動ユニットをそなえたパワ
ーアシスト自転車の動力伝達及び制御系を示す機能ブロ
ック図である。
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 該パワーアシスト自転車の車体フレーム
    に取り付けられたケーシングと、 該ケーシングに軸支されたペダルクランク軸と、 該ペダルクランク軸に軸支されて該ペダルクランク軸か
    ら一方向クラッチを介して所定方向のみの回転トルクを
    伝達される第1の歯車と、 該ケーシングに形成された筒状部に軸支され該ペダルク
    ランク軸と同一軸心上に配設された環状キャリアと、 該環状キャリアに該ペダルクランク軸と平行に固設され
    た複数の歯車軸にそれぞれ軸支され、該第1の歯車と噛
    合する第2の歯車と、 該第2の歯車と同軸に一体回転するように形成され該第
    2の歯車と異なる歯車ピッチ径を有する第3の歯車と、 該ペダルクランク軸に軸支され該第1の歯車と隣接して
    配設されて該第3の歯車と噛合する第4の歯車と、 該第4の歯車と同軸に一体回転するように形成された中
    空の出力軸と、 該ケーシングと該環状キャリアとの間で動力伝達に応じ
    て生じる相対変位から伝達トルクを検出するトルク検出
    装置と、 該トルク検出装置で検出された伝達トルクに応じてトル
    クを発生して該トルクを該出力軸へ補助トルクとして出
    力する電動機とをそなえ、 該トルク検出装置が、該ケーシング側に設けられた突起
    と、該環状キャリア側に設けられた突起と、これらの突
    起の間に挟設され動力伝達時に該環状キャリアが受ける
    円周方向の荷重を検出するセンサとから構成されている
    ことを特徴とする、パワーアシスト自転車用駆動ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 該出力軸に固設されたドライブチェンス
    プロケットと、 該出力軸に軸支され、該出力軸から一方向クラッチを介
    して所定方向のみの回転トルクを伝達される入力チェン
    スプロケットと、 該電動機の回転軸に固設された出力チェンスプロケット
    と、 該出力チェンスプロケットと該入力チェンスプロケット
    とに掛架されたチェンとをそなえ、 該電動機が減速機付き電動機として構成され、 該トルク検出装置より送られる検出信号により該電動機
    の出力トルクを制御するコントローラがそなえられてい
    ることを特徴とする、請求項1記載のパワーアシスト自
    転車用駆動ユニット。
  3. 【請求項3】 該出力軸に固設されたドライブチェンス
    プロケットと、 該出力軸に軸支され、該出力軸より一方向クラッチを介
    して回転の一方向にトルクが伝えられる大歯車と、 該電動機の回転軸に固設され該大歯車に噛合する小歯車
    とをそなえ、 該電動機が減速機付き電動機として構成され、 該トルク検出装置より送られる検出信号により該電動機
    の出力トルクを制御するコントローラがそなえられてい
    ることを特徴とする、請求項1記載のパワーアシスト自
    転車用駆動ユニット。
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