JP7349304B2 - 制御装置 - Google Patents

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    • B62M6/00Rider propulsion of wheeled vehicles with additional source of power, e.g. combustion engine or electric motor
    • B62M6/40Rider propelled cycles with auxiliary electric motor
    • B62M6/45Control or actuating devices therefor

Description

本開示は、制御装置に関する。
人力駆動力をアシストする電動モータを備える人力駆動車がある。例えば、特許文献1には、人力駆動力をアシストするモータの駆動力を人力駆動力の変化に対応して制御するように構成されるモータ付き自転車が開示される。
特開平5-58379号公報
特許文献1に開示される自転車では、モータの駆動力の大きさが人力駆動力の大きさに比例するので、モータによるアシスト力が人力駆動力の大きさに依存してしまい、モータによるアシスト力が十分に得られない場合がある。
本開示の目的の1つは、モータによるアシスト力を得やすい制御装置を提供することである。
本開示の第1側面に従う制御装置は、人力駆動車用の制御装置であって、前記人力駆動車は、車輪と、人力駆動力を前記車輪に伝達するように構成されるドライブトレインと、前記人力駆動車に推進力を付与するように構成されるモータとを備え、前記制御装置は、前記人力駆動力によって前記車輪が回転し、かつ、前記モータが駆動される駆動期間において、前記人力駆動力の大きさおよび前記ドライブトレインに含まれる回転体の回転速度とは無関係に、前記モータの出力が予め定めるレベルになるように、前記モータを制御するように構成される制御部、を備える。
第1側面の制御装置によれば、人力駆動車を人力駆動力によって推進させれば、モータの出力が予め定めるレベルになるので、モータによるアシスト力が得やすい。
第1側面に従う第2側面の制御装置において、前記予め定めるレベルは、前記モータの最大出力レベルである。
第2側面の制御装置によれば、人力駆動車は、モータによるアシスト力を最大限利用して走行できる。
第1または第2側面に従う第3側面の制御装置において、前記制御部は、前記予め定めるレベルを変更するように構成される。
第3側面の制御装置によれば、人力駆動車の様々な用途、人力駆動車の様々な使用者に柔軟に対応できる。
第3側面に従う第4側面の制御装置において、前記制御部は、操作信号を入力するように構成されるインタフェース部を含み、前記インタフェース部に入力される操作信号に応じて、前記予め定めるレベルを変更するように構成される。
第4側面の制御装置によれば、人力駆動車の使用者は、インタフェース部に操作信号を入力するによって、簡単にモータの出力を変更できる。
第3または第4側面に従う第5側面の制御装置において、前記制御部は、前記駆動期間において、前記予め定めるレベルを変更するように構成される。
前記第5側面の制御装置によれば、制御部は、人力駆動車の走行中に、モータの出力を変更できる。
第3から第5側面のいずれか1つに従う第6側面の制御装置において、前記制御部は、前記人力駆動車が停止している状態において、前記予め定めるレベルを変更するように構成される。
第6側面の制御装置によれば、制御部は、人力駆動車の停止中に、モータの出力を変更できる。
第1から第6側面のいずれか1つに従う第7側面の制御装置において、前記制御部は、前記人力駆動力が第1の値未満から前記第1の値以上となる場合に、前記モータが駆動を開始するように、前記モータを制御するように構成される。
第7側面の制御装置によれば、制御部は、人力駆動力が第1の値未満の状態において、不必要にモータの駆動が開始されることを防止できる。
第1から第6側面のいずれか1つに従う第8側面の制御装置において、前記制御部は、前記人力駆動力が第1の値以上の状態において、前記回転体が回転する場合に、前記モータが駆動を開始するように、前記モータを制御するように構成される。
第8側面の制御装置によれば、制御部は、意図的に回転体が回転されて、モータの駆動が必要とされる場合に、モータの駆動を開始できる。
第1から第8側面のいずれか1つに従う第9側面の制御装置において、前記制御部は、前記人力駆動力が第1の値以上の状態において、前記回転体が予め定める第1回転角度回転した場合に、前記モータの出力が前記予め定めるレベルになるように、前記モータを制御するように構成される。
第9側面の制御装置によれば、制御部は、意図的に回転体が回転されて、モータの推進力が必要とされる場合に、モータの出力が予め定めるレベルになるように制御できる。
第1から第8側面のいずれか1つに従う第10側面の制御装置において、前記制御部は、前記人力駆動力が第1の値以上の状態において、予め定める第1時間が経過した場合に、前記モータの出力が前記予め定めるレベルになるように、前記モータを制御するように構成される。
第10側面の制御装置によれば、制御部は、意図的に人力駆動力がドライブトレインに付与されて、モータの推進力が必要とされる場合に、モータの出力が予め定めるレベルになるように制御できる。
第1から第6側面のいずれか1つに従う第11側面の制御装置において、前記制御部は、前記回転体が回転する場合に、前記モータが駆動を開始するように、前記モータを制御するように構成される。
第11側面によれば、制御部は、回転体が回転しない状態において、不必要にモータの駆動が開始されることを防止できる。
第1から第6側面および第11側面のいずれか1つに従う第12側面の制御装置において、前記制御部は、前記人力駆動力によって前記回転体が予め定める第2回転角度回転した場合に、前記モータの出力が前記予め定めるレベルになるように、前記モータを制御するように構成される。
第12側面の制御装置によれば、制御部は、意図的に回転体が回転されて、モータの推進力が必要とされる場合に、モータの出力が予め定めるレベルになるように制御できる。
第7から第10側面のいずれか1つに従う第13側面の制御装置において、前記制御部は、前記モータを駆動している状態において、前記人力駆動力が予め定める第2の値未満になる場合に、前記モータが駆動を停止するように、前記モータを制御するように構成される。
第13側面の制御装置によれば、制御部は、人力駆動力が意図的に低減され、モータの推進力が不要となる場合に、モータが駆動を停止するように制御できる。
第7から第10側面のいずれか1つに従う第14側面の制御装置において、前記制御部は、前記モータを駆動している状態、かつ、前記人力駆動力が第2の値未満の状態において、前記回転体が予め定める第3回転角度以上回転した場合に、前記モータが駆動を停止するように、前記モータを制御するように構成される。
第14側面の制御装置によれば、制御部は、人力駆動力が意図的に低減され、モータの推進力が不要となる場合に、モータが駆動を停止するように制御できる。
第7から第10側面のいずれか1つに従う第15側面の制御装置において、前記制御部は、前記モータを駆動している状態、かつ、前記人力駆動力が第2の値未満の状態において、予め定める第2時間が経過した場合に、前記モータが駆動を停止するように、前記モータを制御するように構成される。
第15側面の制御装置によれば、制御部は、人力駆動力が意図的に低減され、モータの推進力が不要となる場合に、モータが駆動を停止するように制御できる。
第7から第10側面のいずれか1つに従う第16側面の制御装置において、前記制御部は、前記モータを駆動している状態、かつ、前記人力駆動力が第2の値未満の状態において、前記回転体の回転が停止する場合に、前記モータが駆動を停止するように、前記モータを制御するように構成される。
第16側面の制御装置によれば、制御部は、人力駆動力が意図的に低減され、モータの推進力が不要となる場合に、モータが駆動を停止するように制御できる。
第13から第16側面のいずれか1つに従う第17側面の制御装置において、前記第2の値は、前記第1の値とは異なる。
第17側面の制御装置によれば、モータの駆動開始と駆動停止とが頻繁に繰り返すことが抑制される。
第17側面に従う第18側面の制御装置において、前記第2の値は、前記第1の値よりも小さい。
第18側面の制御装置によれば、モータの駆動開始と駆動停止とが頻繁に繰り返すことが抑制される。
前記第1から第18側面のいずれか1つに従う第19側面の制御装置において、前記制御部は、前記モータを駆動している状態において、前記回転体の回転が停止する場合に、前記モータが駆動を停止するように、前記モータを制御するように構成される。
第19側面の制御装置によれば、制御部は、モータの推進力が不要となる場合に、モータが駆動を停止するように制御できる。
第1から第19側面のいずれか1つに従う第20側面の制御装置において、前記制御部は、第1モードと、前記第1モードとは異なる第2モードと、に切替わるように構成され、前記第1モードでは、前記人力駆動力によって前記車輪が回転し、かつ、前記モータが駆動される駆動期間において、前記人力駆動力の大きさおよび前記ドライブトレインに含まれる回転体の回転速度とは無関係に、前記モータの出力が、予め定めるレベルになるように、前記モータを制御するように構成される。
第20側面の制御装置によれば、制御部が第1モードに切替わることによって、人力駆動車を人力駆動力によって推進させれば、モータの出力が予め定めるレベルになるので、モータによるアシスト力が得やすい。
第20側面に従う第21側面の制御装置において、前記第2モードは、前記人力駆動力の大きさに応じて、前記モータが前記人力駆動車に付与する推進力が変動するように前記モータを制御するモードを含む。
第21側面の制御装置によれば、制御部が第2モードに切替わることによって、人力駆動力の変化に対応してモータの駆動力を制御することが必要な状況に対応できる。
第20または第21側面に従う第22側面の制御装置において、前記第2モードは、操作装置の操作に応じて、前記モータが前記人力駆動車に推進力を付与するように前記モータを制御するモードを含む。
第22側面の制御装置によれば、制御部は、第2モードにおいて操作装置が人力駆動車の利用者によって操作されると、モータが人力駆動車に推進力を付与するようにモータを制御できる。
本開示の制御装置によれば、人力駆動車を人力駆動力によって推進させる場合に、モータによるアシスト力が得やすい。
図1は、制御装置を含む人力駆動車の側面図である。 図2は、ドライブユニットの電気的な構成を示すブロック図である。 図3は、操作装置の正面図である。 図4は、制御装置の制御フローの一例を示すフローチャートである。 図5は、制御装置の制御フローの一例を示すフローチャートである。 図6は、制御装置の制御フローの一例を示すフローチャートである。 図7は、制御装置の制御フローの一例を示すフローチャートである。
(人力駆動車の構成)
図1に示すように、人力駆動車10は、例えば、電動アシスト機能を備えるマウンテンバイクである。人力駆動車10は、マウンテンバイクに限定されるものではなく、少なくとも人力によって駆動することができ、電動アシスト機能を備えていれば、ロードバイク、クロスバイク、シティバイク、カーゴバイク、ハンドサイクル、および、リカンベントなどの他の自転車、ならびに、1輪車および3輪以上の車輪を有する車両であってよい。
人力駆動車10は、車輪12と、人力駆動力を車輪12に伝達するように構成されるドライブトレイン14と、人力駆動車10に推進力を付与するように構成されるドライブユニット16とを備える。
ドライブトレイン14は、回転体21を含む。ドライブトレイン14は、一対のペダル20と、クランク22と、フロントチェーンホイール24と、チェーン26と、リアスプロケット28とを含む。本実施形態では、回転体21は、クランク22を含む。回転体21は、一対のペダル20と、クランク22と、フロントチェーンホイール24と、チェーン26と、リアスプロケット28と、の少なくとも1つを含んでいてもよい。ドライブトレイン14は、一対のペダル20に付加される人力駆動力によってクランク22が回転すると、フロントチェーンホイール24が回転され、フロントチェーンホイール24の回転力が、チェーン26を介してリアスプロケット28に伝達されることによって車輪12を回転させるように構成される。ドライブトレイン14は、フロントチェーンホイール24、リアスプロケット28およびチェーン26に代えて、プーリーおよびベルトを含んでいてもよく、ベベルギアおよびシャフトを含んでいてもよい。クランク22は、クランク軸およびクランク軸の軸方向の両端部に連結されるクランクアームを含む。ドライブトレイン14は、ワンウェイクラッチ、他のスプロケット、または他のチェーンなどの他の部品を含んでいてもよい。フロントチェーンホイール24は、複数のチェーンホイールを含んでいてもよい。リアスプロケット28は、複数のスプロケットを含んでいてもよい。好ましくは、フロントチェーンホイール24の回転軸は、クランク22の回転軸と同軸に配置される。リアスプロケット28の回転軸は、車輪12の回転軸と同軸に配置される。本実施形態において車輪12は、後輪を含む。車輪12は、前輪を含んでもよく、前輪および後輪を含んでもよい。
人力駆動車10は、フレーム11を含む。フレーム11は、例えば、ヘッドチューブ11A、トップチューブ11B、ダウンチューブ11C、シートステー11D、およびチェーンステー11Eを含む。ドライブユニット16は、例えば、ダウンチューブ11Cと、チェーンステー11Eとが接続される位置に設けられる。ドライブユニット16は、人力駆動車10に推進力を付与するように構成されるモータを備える。モータは、人力駆動力によって車輪12が回転している状態において駆動され、人力駆動力による車輪12の回転をアシストするように構成される。
(ドライブユニットの構成)
図2に示すように、ドライブユニット16は、バッテリ30と、車速センサ32と、変速機34と、操作装置36とに接続される。バッテリ30は、例えば、人力駆動車10のダウンチューブ11cに設けられる。バッテリ30は、例えば、1または複数の充電池を含み、ドライブユニット16、変速機34、車速センサ32、操作装置36に電力を供給する。
車速センサ32は、車速に関する情報を出力するように構成される。本実施形態では、車速センサ32は、車輪12の回転速度に応じた信号を出力するように構成される。車速センサ32は、例えば、人力駆動車10のチェーンステー11Eに設けられる。車速センサ32は、磁気センサを含む。車速センサ32は、車輪12のスポーク、ディスクブレーキロータ、またはハブに取り付けられる1または複数の磁石の磁界を検出するように構成される。車速センサ32は、磁界を検出すると信号を出力するように構成される。制御部50は、例えば、車輪12の回転に伴って車速センサ32から出力される信号の時間間隔または信号の幅と、車輪12の周長に関する情報とに基づいて、人力駆動車10の走行速度を演算するように構成される。車速センサ32は、車速に関する情報を出力するように構成されれば、磁気センサに限らず、光学センサ、加速度センサ、または、GPS受信機などの他のセンサを含んでいてもよい。車速センサ32は、電気ケーブル、または、無線通信装置を介して、制御部50に接続される。
本実施形態では、変速機34は、外装変速機を含んで構成され、リアディレーラ35と、リアスプロケット28と、を含む。リアスプロケット28は、複数のスプロケットを含む。リアディレーラ35は、例えば、人力駆動車10のチェーンステー11Eと、シートステー11Dとが接続される位置に設けられるディレイラハンガに取り付けられる。変速機34は、電動アクチュエータ34Aを備える。例えば、リアディレーラ35は、電動アクチュエータ34Aを含む。変速機34は、フロントディレーラをさらに含んでもよい。変速機34が、フロントディレーラを含む場合、フロントチェーンホイール24は、複数のチェーンホイールを含む。変速機34は、外装変速機に変えてまたは加えて、内装変速機を含んで構成されてもよい。内装変速機は、例えば、車輪12のハブまたはドライブユニット16に設けられる。内装変速機は、有段変速機でもよく、無段変速機でもよい。
本実施形態では、電動アクチュエータ34Aは、リアディレーラ35に設けられる。電動アクチュエータ34Aは、人力駆動車10のライダによる変速操作に応じてリアディレーラ35を動かして、チェーン26と噛み合うリアスプロケット28を切替える。電動アクチュエータ34Aは、例えば、電動モータ、電動モータに接続される減速機、および、変速ステージセンサを含む。変速ステージセンサは、現在選択されている変速ステージに関する情報をドライブユニット16へ出力する。
操作装置36は、例えば、人力駆動車10のハンドルバーに取り付けられる。操作装置36は、人力駆動車10のライダによって操作される操作部38を備える。操作装置36は、ライダによる操作部38の操作に応じた操作信号をドライブユニット16へ出力する。操作装置36の構成の一例については、図3を参照して後述する。
ドライブユニット16は、制御装置40と、クランク回転センサ42と、トルクセンサ44と、モータ46と、駆動回路48とを備える。制御装置40は、制御部50と、制御部50に接続される記憶部52とを備える。
制御部50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、またはMPU(Micro Processing Unit)などの演算装置を含む。記憶部52は、例えば、不揮発性メモリおよび揮発性メモリなどの記憶装置を含む。不揮発性メモリは、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスクの少なくとも1つを含む。揮発性メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)を含む。記憶部52は、出力レベルに関する情報を記憶する。出力レベルに関する情報は、設定可能な出力レベルが複数ある場合、設定可能な出力レベルの情報と、現在設定されている出力レベルの情報とを含む。出力レベルに関する情報は、出力レベルの変更ができない場合、現在設定されている出力レベルの情報を含む。記憶部52は、モードに関する情報を記憶する。モードに関する情報は、設定可能なモードが複数ある場合、設定可能なモードに関する情報と、現在設定されているモードの情報とを含む。モードに関する情報は、モードの変更ができない場合、現在設定されているモードの情報を含む。制御部50は、例えば、演算装置がROMに記憶される各種プログラムを、RAMを作業領域として使用して実行することによって、ドライブユニット16全体の動作を統括的に制御するように構成される。
制御部50は、バッテリ30と、車速センサ32と、変速機34と、操作装置36と、クランク回転センサ42と、トルクセンサ44と、モータ46と、駆動回路48とに、電気ケーブルおよび無線通信装置の少なくとも1つを介して接続される。クランク回転センサ42は、クランク22の回転状態に応じた情報を制御部50へ出力するように構成される。クランク回転センサ42は、例えば、クランク22の回転速度Nに応じた情報を検出するように構成される。クランク回転センサ42は、電気ケーブル、または、無線通信装置を介して、制御部50に接続される。クランク回転センサ42は、クランク回転センサ42は、磁界の強度に応じた信号を出力する磁気センサを含んで構成される。周方向に磁界の強度が変化する環状の磁石が、クランク軸、クランク軸に連動して回転する部材、または、クランク軸からフロントチェーンホイール24までの間の動力伝達経路に設けられる。クランク軸に連動して回転する部材は、モータ46の出力軸を含む。例えば、磁石は、クランク軸とフロントチェーンホイール24との間にワンウェイクラッチが設けられない場合、フロントチェーンホイール24に設けられてもよい。クランク回転センサ42は、磁気センサに代えて光学センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ、またはトルクセンサなどを含んでいてもよい。トルクセンサ44は、回転体21に付加される人力駆動力の大きさに応じた情報を制御部50へ出力するように構成される。トルクセンサ64は、例えば、人力駆動力によってクランク22に与えられるトルクに応じた信号を出力するように構成される。トルクセンサ44は、電気ケーブル、または、無線通信装置を介して、制御部50に接続される。トルクセンサ44は、例えば、動力伝達経路に第1ワンウェイクラッチが設けられる場合、好ましくは、第1ワンウェイクラッチよりも動力伝達経路の上流側に設けられる。トルクセンサ44は、歪センサ、磁歪センサ、または、圧力センサなどを含む。歪センサは、歪ゲージを含む。トルクセンサ44は、動力伝達経路、または、動力伝達経路に含まれる部材の近傍に含まれる部材に設けられる。
モータ46は、制御部50によって制御されて、人力駆動力による車輪12の回転をアシストするように構成される。モータ46は、電気モータを含む。モータ46は、例えば、ブラシレスモータを含む。駆動回路48は、例えば、インバータを含む。駆動回路48は、制御部50によって制御されて、モータ46に供給する駆動電流および駆動電圧を調整する。制御部50は、操作装置36から操作信号を入力するように構成されるインタフェース部50Aを含む。インタフェース部50Aは、ケーブル接続ポートおよび無線通信装置の少なくとも1つを含む。無線通信装置は、例えば、近距離無線通信ユニットを含む。近距離無線通信ユニットは、例えば、Bluetooth(登録商標)およびANT+などの無線通信規格に基づいて無線通信するように構成される。
制御部50は、モータ46の制御内容が異なる複数のモードに切替わるように構成される。例えば、制御部50は、第1モードと、第1モードとは異なる第2モードと、に切替わるように構成される。制御部50は、第1モードでは、人力駆動力によって車輪12が回転し、かつ、モータ46が駆動される駆動期間において、モータ46の出力が予め定めるレベルになるように、モータ46を制御する。予め定めるレベルに関する情報は、記憶部52に記憶される。制御部50は、第1モードにおいて、人力駆動力の大きさおよびドライブトレイン14に含まれる回転体21の回転速度とは無関係に、モータ46の出力が、予め定めるレベルになるように、モータ46を制御するように構成される。例えば、予め定めるレベルは、モータ46の最大出力レベルである。予め定めるレベルは、モータ46の最大出力レベルに限定されるものではない。予め定めるレベルは、モータ46の最大出力レベル以外の一定のレベルであってもよく、予め定める範囲を含んでもよい。モータ46の出力を予め定める範囲とする場合、好ましくは、モータ46の最大出力レベルを含む。モータ46の出力を予め定める範囲とする場合、予め定める範囲は、好ましくは、モータ46の最大出力レベルの60%以上、モータ46の最大出力レベル以下の範囲、さらに好ましくは、モータ46の最大出力レベルの80%以上、モータ46の最大出力レベル以下の範囲、を含む。
好ましくは、第2モードは、人力駆動力の大きさに応じて、モータ46が人力駆動車10に付与する推進力が変動するようにモータ46を制御するモードを含む。好ましくは、第2モードは、操作装置36の操作に応じて、モータ46が人力駆動車10に推進力を付与するようにモータ46を制御するモードを含む。好ましくは、第2モードは、モータ46を駆動しないモードを含む。
制御部50が人力駆動力の大きさに応じて、モータ46が人力駆動車10に付与する推進力が変動するようにモータ46を制御するモードを、通常アシストモードと記載する。制御部50が操作装置36の操作に応じて、モータ46が人力駆動車10に推進力を付与するようにモータ46を制御するモードをウォークモードと、記載する。制御部50がモータ46を駆動しないモードをオフモードと記載する。
(操作装置36の構成)
操作装置36は、例えば、人力駆動車10のハンドルバー18においてライダが乗車時に左手で握るグリップとステムとの間の位置に設けられる。操作装置36は、人力駆動車10のハンドルバー18においてライダが乗車時に左手で握るグリップとステムとの間の位置に設けられてもよい。操作部38は、例えば、ライダによって押圧操作されるように構成される。本実施形態では、操作部38は、第1操作部36Aと、第2操作部36Bと、第3操作部36Cとを備える。第1操作部36Aと、第2操作部36Bと、第3操作部36Cとは、それぞれ操作面と、操作面が押圧操作されることによって出力状態が変化する電気スイッチとを含む。操作装置36は、例えば、モータ46の制御のモードの設定および変更、ならびに、モータ46の出力を変更する場合に、ライダによって操作される。操作装置36は、ライダの操作に応じた操作信号を制御部50のインタフェース部50Aへ出力する。制御部50は、例えば、人力駆動車10が停止している状態において、予め定めるレベルを変更するように構成される。制御部50は、インタフェース部50Aに入力される操作信号に応じて、予め定めるレベルを変更するように構成される。制御部50は、インタフェース部50Aに入力される操作信号に応じてモータ46の制御のモードの設定および変更、ならびに、モータ46の出力を変更する。
制御部50は、例えば、第3操作部36Cが操作されると、モードを変更するように構成される。制御部50にバッテリ30から電力が供給されると、例えば、制御部50は、オフモードまたは電力の供給が停止するときのモードになる。制御部50がオフモードの状態において、例えば、第3操作部36Cが短押しされると、制御部50は、通常アシストモードに遷移する。制御部50が通常アシストモードの状態において、例えば、第3操作部36Cが短押しされると、制御部50は、第1モードに遷移する。制御部50が第1モードの状態において、例えば、第3操作部36Cが短押しされると、制御部50は、通常アシストモードに遷移する。制御部50が通常アシストモードにおいて、例えば、第3操作部36Cが長押しされると、制御部50は、オフモードに遷移する。制御部50がオフモードの状態において、例えば、第3操作部36Cが長押しされると、制御部50は、ウォークモードに遷移する。制御部50がウォークモードの状態において、第3操作部36Cが押されると、例えば、制御部50は、オフモードに遷移する。制御部50が、モードを変更する構成は、特に限定されない。例えば、制御部50は、第1操作部36A、第2操作部36Bおよび第3操作部36Cの少なくとも1つが予め定める手順によって操作される場合、または、第1操作部36A、第2操作部36Bおよび第3操作部36Cの少なくとも1つが、予め定める操作をされる場合に、モードを変更するように構成されてもよい。
制御部50は、例えば、ウォークモードの状態において、第2操作部36Bが継続して押圧操作される間、モータ46を駆動する。制御部50は、例えば、ウォークモードにおいて、第2操作部36Bの押圧操作が解除されると、モータ46を停止させる。制御部50は、第1モードの状態において、モータ46を駆動する駆動期間に、モータ46の出力が予め定めるレベルになるようにモータ46を制御する。制御部50は、第1モードの状態において、第1操作部36Aまたは第2操作部36Bが押されると、モータ46の出力を変更する。制御部50は、第1モードの状態において、第1操作部36Aが押されると、予め定めるレベルを増加させる。制御部50は、第1モードの状態において、第2操作部36Bが押されると、予め定めるレベルを低下させる。
(制御装置の制御フロー)
図4から図7を参照して制御部50が実行する処理について説明する。制御部50は、制御部50に電力が供給されると、処理を開始する。制御部50は、図から図7のフローチャートが終了すると、電力の供給が停止されるまでは、予め定める周期後に再び処理を開始する。制御部50に電力が供給されると、図4に示すように、制御部50は、現在のモードが第1モードか否かを判定する(ステップS101)。制御部50は、現在のモードが第1モードではないと判定する場合(ステップS101;No)、処理をステップS106へ移す。制御部50は、記憶部52から現在設定されているモードの情報を取得し、現在設定されているモードの情報に応じて、記憶部52から現在設定されている出力レベルの情報を取得し、現在設定されている出力レベルの情報に応じて、現在のモードが第1モードか否かを判定する。
制御部50は、現在のモードが第1モードであると判定する場合(ステップS101;Yes)、ペダリング中か否かを判定する(ステップS102)。制御部50は、例えば、クランク回転センサ42およびトルクセンサ44の少なくとも1つから入力される情報に基づいて、ペダリング中か否かを判定する。
制御部50は、ペダリング中ではないと判定する場合(ステップS102;No)、処理を終了する。制御部50は、ペダリング中であると判定する場合(ステップS102;Yes)、モータ46の駆動を開始する(ステップS110)。制御部50は、モータ46の駆動を開始した後、予め定める条件が満たされるか否かを判定する(ステップS111)。制御部50は、予め定める条件が満たされると判定する場合(ステップS111;Yes)、モータ46の出力が予め定めるレベルとなるようにモータ46を駆動する(ステップS103)。制御部50は、記憶部52から現在設定されている出力レベルの情報を取得し、現在設定されている出力レベルの情報に応じて、モータ46の出力が予め定めるレベルとなるようにモータ46を駆動する。
好ましくは、制御部50は、ライダがペダル20に足を乗せて回転体21が若干動いただけではモータ46の駆動を開始させず、ライダが意図的にペダリングを開始した場合にモータ46の駆動を開始させる。第1の例では、制御部50は、人力駆動力が第1の値未満から第1の値以上となる場合に、モータ46が駆動を開始するように、モータ46を制御するように構成されてもよい。第2の例では、制御部50は、人力駆動力が第1の値以上の状態において、回転体21が回転する場合に、モータ46が駆動を開始するように、モータ46を制御するように構成されてもよい。第1の値は、例えば、4.0N・m以上、6.0N・m以下の範囲の値である。第3の例では、制御部50は、回転体21が回転する場合に、モータ46が駆動を開始するように、モータ46を制御するように構成されてもよい。制御部50は、モータ46の駆動を開始する条件として、(1)人力駆動力が第1の値未満から第1の値以上となる場合、(2)人力駆動力が第1の値以上の状態において、回転体21が回転する場合、および、(3)回転体21が回転する場合1つを選択できる構成であってもよい。制御部50は、例えば、(1)人力駆動力が第1の値未満から第1の値以上となる場合、(2)人力駆動力が第1の値以上の状態において、回転体21が回転する場合、または、(3)回転体21が回転する場合に、ペダリング中であると判定する。
好ましくは、制御部50は、ライダがペダリングを開始しても、すぐにペダリングを止める場合には、モータ46の駆動を継続せず、ライダが意図的にペダリングを継続する場合に、モータ46の出力を予め定めるレベルになるように駆動制御を継続する。第4の例では、制御部50は、人力駆動力が第1の値以上の状態において、回転体21が予め定める第1回転角度回転した場合に、モータ46の出力が予め定めるレベルになるように、モータ46を制御するように構成されてもよい。予め定める第1回転角度は、例えば、25度以上、180度以下の範囲の角度である。第5の例では、制御部50は、人力駆動力が第1の値以上の状態において、予め定める第1時間が経過した場合に、モータ46の出力が予め定めるレベルになるように、モータ46を制御するように構成されてもよい。予め定める第1時間は、例えば、1秒以上、2秒以下の範囲の時間である。第6の例では、制御部50は、人力駆動力によって回転体21が予め定める第2回転角度回転した場合に、モータ46の出力が予め定めるレベルになるように、モータ46を制御するように構成されてもよい。予め定める第2時間は、例えば、1秒から2秒までの間の時間である。予め定める第2時間は、予め定める第1時間と同じであってもよく、異なっていてもよい。制御部50は、モータ46の出力が予め定めるレベルになるようにモータ46を制御する条件として、(4)人力駆動力が第1の値以上の状態において、回転体21が予め定める第1回転角度回転した場合、(5)人力駆動力が第1の値以上の状態において、予め定める第1時間が経過した場合、および、(6)人力駆動力によって回転体21が予め定める第2回転角度回転した場合、の1つを選択できる構成であってもよい。表1は、制御部50の構成に組み合わせ可能な第4から第6の例の制御部50の構成を示す。制御部50は、表1の組合せの1つを選択できる構成であってもよい。
Figure 0007349304000001
制御部50は、人力駆動力が第1の値以上の状態において、(4)回転体21が予め定める第1回転角度回転した場合、(5)人力駆動力が第1の値以上の状態において、予め定める第1時間が経過した場合、または、(6)人力駆動力によって回転体21が予め定める第2回転角度回転した場合、予め定める条件が満たれると判定する。
制御部50は、予め定める条件が満たされないと判定する場合(ステップS111;No)、または、モータの出力が予め定めるレベルになるようにモータ46を駆動する(ステップS103)と、制御部50は、ペダリングが停止されたか否かを判定する(ステップS104)。制御部50は、ペダリングが停止されていないと判定する場合(ステップS104;No)、処理をステップS102へ移す。制御部50は、ペダリングが停止されたと判定する場合(ステップS104;Yes)、モータ46を停止する(ステップS105)。好ましくは、制御部50は、瞬間的に回転体21が停止した場合にモータ46を停止させることはなく、ライダが意図的にペダリングを停止する場合に、モータ46を停止させる。第7の例では、制御部50は、モータ46を駆動している状態において、人力駆動力が予め定める第2の値未満になる場合に、モータ46が駆動を停止するように、モータ46を制御するように構成されてもよい。第8の例では、制御部50は、モータ46を駆動している状態、かつ、人力駆動力が第2の値未満の状態において、回転体21が予め定める第3回転角度以上回転した場合に、モータ46が駆動を停止するように、モータ46を制御するように構成されてもよい。第9の例では、制御部50は、モータ46を駆動している状態、かつ、人力駆動力が第2の値未満の状態において、予め定める第2時間が経過した場合に、モータ46が駆動を停止するように、モータ46を制御するように構成されてもよい。第10の例では、制御部50は、モータ46を駆動している状態、かつ、人力駆動力が第2の値未満の状態において、回転体21の回転が停止する場合に、モータ46が駆動を停止するように、モータ46を制御するように構成されてもよい。第11の例では、制御部50は、モータ46を駆動している状態において、回転体21の回転が停止する場合に、モータ46が駆動を停止するように、モータ46を制御するように構成されてもよい。第2の値は、例えば、2.5N・m以上5.0N・m以下の範囲の値である。好ましくは、第2の値は、第1の値とは異なる。好ましくは、第2の値は、第1の値よりも小さい。予め定める回転角度は、例えば、25度以上、35度以下の範囲の角度である。予め定める第2時間は、例えば、1秒以上、2秒以下の範囲の時間である。
制御部50は、モータ46を停止させる停止条件として、(7)モータ46を駆動している状態において、人力駆動力が予め定める第2の値未満になる場合、(8)モータ46を駆動している状態、かつ、人力駆動力が第2の値未満の状態において、回転体21が予め定める第3回転角度以上回転した場合、(9)モータ46を駆動している状態、かつ、人力駆動力が第2の値未満の状態において、予め定める第2時間が経過した場合、(10)モータ46を駆動している状態、かつ、人力駆動力が第2の値未満の状態において、回転体21の回転が停止する場合、(11)モータ46を駆動している状態において、回転体21の回転が停止する場合、の少なくとも1つを選択できる構成であってもよい。制御部50は、モータ46を駆動している状態において、(7)人力駆動力が予め定める第2の値未満になる場合、(8)モータ46を駆動している状態、かつ、人力駆動力が第2の値未満の状態において、回転体21が予め定める第3回転角度以上回転した場合、(9)モータ46を駆動している状態、かつ、人力駆動力が第2の値未満の状態において、予め定める第2時間が経過した場合、(10)モータ46を駆動している状態、かつ、人力駆動力が第2の値未満の状態において、回転体21の回転が停止する場合、または、(11)モータ46を駆動している状態において、回転体21の回転が停止する場合、にペダリングが停止されたと判定する。制御部50は、モータ46を停止すると、処理を終了する。
好ましくは、制御部50は、モータ46の駆動を停止させる複数の停止条件のうち、いずれか1つが成立する場合に、モータ46の駆動を停止させるように構成される。制御部50は、複数の停止条件のうち、少なくとも2つ以上の停止条件が成立する場合に、モータ46の駆動を停止させるように構成されてもよい。
制御部50は、ステップS106において、通常アシストモードか否かを判定する。制御部50は、記憶部52から現在設定されているモードの情報を取得し、現在設定されているモードの情報に応じて、記憶部52から現在設定されている出力レベルの情報を取得し、現在設定されている出力レベルの情報に応じて、現在のモードが通常アシストモードか否かを判定する。制御部50は、通常アシストモードであると判定する場合(ステップS106;Yes)、人力駆動力に応じてモータ46の出力を制御し(ステップS107)、処理を終了する。ステップS107において、制御部50は、例えば、人力駆動力の大きさと、モータ46によるアシスト力の大きさとの比が、予め定める比率になるように、モータ46の出力を制御する。予め定める比率は、一定であってもよく、人力駆動力、クランク回転速度、および、車速の少なくとも1つに応じて変動してもよい。
制御部50は、ステップS106において通常アシストモードではないと判定する場合(ステップS106;No)、ウォークモードであるか否かを判定する(ステップS108)。制御部50は、記憶部52から現在設定されているモードの情報を取得し、現在設定されているモードの情報に応じて、記憶部52から現在設定されている出力レベルの情報を取得し、現在設定されている出力レベルの情報に応じて、現在のモードがウォークモードか否かを判定する。制御部50は、ウォークモードであると判定する場合(ステップS108;Yes)、操作装置36の操作に応じてモータ46を制御し(ステップS109)、処理を終了する。例えば、制御部50は、操作装置36の第2操作部36Bが押圧操作されている間モータ46を駆動させ、第2操作部36Bの押圧操作が解除されると、モータ46を停止させる。制御部50は、ステップS108において、ウォークモードではないと判定する場合(ステップS108;No)、処理を終了する。
制御部50は、図4に示す処理に変えて、図5に示す処理を実行してもよい。図5に示す処理は、図4に示す処理にステップS203の処理と等しく、ステップS101、S102、S103、S105、S106、S107、S108、S109の各処理は同一であるため、同じ処理には同じステップ番号を付けて、重複する説明を省略する。
制御部50は、予め定める条件が満たされないと判定する場合(ステップS111;No)、または、モータ46の出力が予め定めるレベルになるようにモータ46を駆動する(ステップS103)と、予め定めるレベルの変更があるか否かを判定する(ステップS204)。制御部50は、操作装置36の第1操作部36Aまたは第2操作部36Bが押圧操作されると、予め定めるレベルの変更があると判定し(ステップS204;Yes)、操作に応じてモータ46の予め定めるレベルを変更して処理をステップS205に移す。制御部50は、変更された予め定めるレベルに関する情報を、現在設定されている予め定めるレベルの情報として記憶部52に記憶させ(ステップS205)、処理をステップS102に移す。制御部50は、モータ46が駆動される駆動期間において、予め定めるレベルを変更するように構成される。制御部50は、予め定めるレベルの変更がないと判定した場合(ステップS204;No)、処理をステップS104に移す。
制御部50は、第1モードではない状態および人力駆動車が停止中のすくなくとも1つにおいて、予め定めるレベルを変更するように構成されてもよい。制御部50は、第1モードまたは第2モードに含まれるいずれかのモードの状態において、例えば、操作装置36の第3操作部36Cが予め定める第3時間継続して押された場合に、予め定めるレベルを変更する設定モードに移行するように構成されてもよい。予め定める第3時間は、例えば、2秒以上4秒以下の範囲の時間である。制御部50は、第1モードまたは第2モードに含まれるいずれかのモードの状態において、例えば、操作装置36の第1操作部36Aと第2操作部36Bとが同時に押された場合に、予め定めるレベルを変更する設定モードに移行するように構成されてもよい。設定モードにおいて、予め定めるレベルを変更するように制御部50が構成される場合、制御部50は、図4または図5に示す処理の実行中に、図6に示す処理を並行して実行する。制御部50は、制御部50に電力が供給されると、処理を開始する。制御部50は、図6のフローチャートが終了すると、電力の供給が停止されるまでは、予め定める周期後に再び処理を開始する。制御部50に電力が供給されると、図6に示すように、制御部50は、人力駆動車が停止しているか否かを判定する(ステップS300)。制御部50は、人力駆動車が停止していると判定する場合(ステップS300;Yes)、現在のモードが設定モードか否かを判定する(ステップS301)。制御部50は、人力駆動車が停止していないと判定する場合(ステップS300;No)、処理を終了する。
制御部50は、現在のモードが設定モードではないと判定する場合(ステップS301;No)、処理を終了する。制御部50は、現在のモードが設定モードであると判定する場合(ステップS301;Yes)、予め定めるレベルの変更があるか否かを判定する(ステップS302)。
制御部50は、操作装置36の第1操作部36Aまたは第2操作部36Bが押圧操作されると、予め定めるレベルの変更があると判定し(ステップS302;Yes)、変更後のあらかじめ定めるレベルに関する情報を現在設定されている予め定めるレベルの情報として記憶部52に記憶させて(ステップS303)、処理を終了する。制御部50は、ステップS302において、予め定めるレベルの変更なしと判定する場合(ステップS302;No)、処理を終了する。制御部50は、人力駆動車10が停止している状態において、予め定めるレベルを変更するように構成される。
制御部50は、第1モードおよび通常アシストモードにおいてモータ46を駆動している期間に、図7に示す処理を並行して実行する。図7に示すように、制御部50は、人力駆動車10の現在の走行速度が予め定める速度以上か否かを判定する(ステップS401)。予め定める速度は、例えば、24km/h以上46km以下の範囲の速度である。制御部50は、人力駆動車10の現在の走行速度が予め定める速度以上ではないと判定する場合(ステップS401;No)、予め定める周期後に、再びステップS401の処理を実行する制御部50は、人力駆動車10の現在の走行速度が予め定める速度以上であると判定する場合(ステップS401;Yes)、モータ46を停止する(ステップS402)し、処理を終了する。制御部50は、例えば、ステップS402の処理においてモータの停止に関する情報を、記憶部52に記憶してもよい。制御部50は、記憶部52にモータ46の停止に関する情報が記憶されている場合、モータ46の停止状態を維持するように構成される。制御部50は、ステップS401の処理において、人力駆動車10の現在の走行速度が予め定める速度以上ではないと判定すると、モータ46の停止に関する情報を記憶部52から削除するように構成されてもよい。
本実施形態では、制御部50が操作装置36の操作に応じて、モータ46の出力および予め定めるレベルを変更する場合について説明したが、制御部50は、人力駆動車10の走行環境および走行状態の少なくとも1つに応じて、自動的にモータ46の出力および予め定めるレベルの少なくとも1つを変更する構成であってもよい。例えば、制御部50は、人力駆動車10が加速度センサおよびジャイロセンサの少なくとも1つを備える場合、加速度センサおよびジャイロセンサの少なくとも1つの検出結果に基づいて、人力駆動車10のピッチ角および路面の斜度の少なくとも1つを算出し、人力駆動車10のピッチ角および斜度の少なくとも1つに応じて自動的にモータ46の予め定めるレベルを変更するように構成される。制御部50は、例えば、人力駆動車10が登坂する路面の斜度が大きくなるほど、自動的にモータ46の出力を高めるように制御してもよい。
本開示の実施形態の内容によって発明が限定されない。前述した実施形態の構成要素には、当業者が容易に想定できる構成、実質的に同一の構成、いわゆる均等の範囲の構成が含まれる。前述した実施形態の構成要素は、相互に矛盾しない場合には、適宜組み合わせることが可能である。前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲において、前述した実施形態に含まれる1または複数の構成要素の省略、置換または変更を行うことができる。
実施形態の第1変形例において、例えば、図4および図5のフローチャートにおいて、ステップS106およびステップS107を省略してもよく、ステップS108およびステップS109を省略してもよく、ステップS106、ステップS107、ステップS108およびステップS109を省略してもよい。実施形態または第1変形例を含む第2変形例において、例えば、図4および図5のフローチャートにおいて、ステップS110およびステップS111を省略してもよい。この場合、ステップS102において、制御部50がペダリング中であると判定すると、ステップS103に処理を移す。実施形態、第1変形例または第2変形例を含む実施形態において、例えば、図6のフローチャートにおいて、ステップS300を省略してもよい。この場合、人力駆動車10が走行中であっても、制御部50は予め定めるレベルを変更できる。 本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、所望の選択肢の「1つ以上」を意味する。一例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が2つであれば「1つの選択肢のみ」または「2つの選択肢の双方」を意味する。他の例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば「1つの選択肢のみ」または「2つ以上の任意の選択肢の組み合わせ」を意味する。
10…人力駆動車、12…車輪、14…ドライブトレイン、16…ドライブユニット、21…回転体、30…バッテリ、32…車速センサ、34…変速機、36…操作装置、40…制御装置、42…クランク回転センサ、44…トルクセンサ、46…モータ、48…駆動回路、50…制御部

Claims (23)

  1. 人力駆動車用の制御装置であって、
    前記人力駆動車は、車輪と、人力駆動力を前記車輪に伝達するように構成されるドライブトレインと、前記人力駆動車に推進力を付与するように構成されるモータとを備え、
    前記制御装置は、第1モードと、前記第1モードとは異なる第2モードと、に切替わるように構成される制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記第1モードでは、ペダリングによって前記車輪が回転し、かつ、前記モータが駆動される駆動期間において、前記ペダリング中の前記人力駆動力の大きさおよび前記ドライブトレインに含まれる回転体の回転速度とは無関係に、前記モータの出力が予め定めるレベルになるように、前記モータを制御し、
    前記第2モードでは、ペダリング中の前記人力駆動力の大きさに応じて、前記モータが前記人力駆動車に付与する推進力が変動するように前記モータを制御する制御装置。
  2. 前記予め定めるレベルは、前記モータの最大出力レベルである、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記予め定めるレベルを変更するように構成される、請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、操作信号を入力するように構成されるインタフェース部を含み、
    前記インタフェース部に入力される操作信号に応じて、前記予め定めるレベルを変更するように構成される、請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記駆動期間において、前記予め定めるレベルを変更するように構成される、請求項3または4に記載の制御装置。
  6. 前記制御部は、前記人力駆動車が停止している状態において、前記予め定めるレベルを変更するように構成される、請求項3から5のいずれか一項に記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、前記人力駆動力が第1の値未満から前記第1の値以上となる場合に、前記モータが駆動を開始するように、前記モータを制御するように構成され
    前記第1の値は、4.0N・m以上、6.0N・m以下の範囲の値である、請求項1から6のいずれか一項に記載の制御装置。
  8. 前記制御部は、前記人力駆動力が第1の値以上の状態において、前記回転体が回転する場合に、前記モータが駆動を開始するように、前記モータを制御するように構成され
    前記第1の値は、4.0N・m以上、6.0N・m以下の範囲の値である、請求項1から6のいずれか一項に記載の制御装置。
  9. 前記制御部は、前記人力駆動力が第1の値以上の状態において、前記回転体が予め定める第1回転角度回転した場合に、前記モータの出力が前記予め定めるレベルになるように、前記モータを制御するように構成され
    前記第1の値は、4.0N・m以上、6.0N・m以下の範囲の値である、請求項1から8のいずれか一項に記載の制御装置。
  10. 人力駆動車用の制御装置であって、
    前記人力駆動車は、車輪と、人力駆動力を前記車輪に伝達するように構成されるドライブトレインと、前記人力駆動車に推進力を付与するように構成されるモータと、を備え、
    前記制御装置は、前記人力駆動力によって前記車輪が回転し、かつ、前記モータが駆動される駆動期間において、前記人力駆動力の大きさおよび前記ドライブトレインに含まれる回転体の回転速度とは無関係に、前記モータの出力が予め定めるレベルになるように、前記モータを制御するように構成される制御部、を備え、
    前記制御部は、前記人力駆動力が第1の値以上の状態において、前記回転体が予め定める第1回転角度回転した場合に、前記モータの出力が前記予め定めるレベルになるように、前記モータを制御するように構成され、
    第1の値は、4.0N・m以上、6.0N・m以下の範囲の値である制御装置。
  11. 前記制御部は、前記人力駆動力が第1の値以上の状態において、予め定める第1時間が経過した場合に、前記モータの出力が前記予め定めるレベルになるように、前記モータを制御するように構成される、請求項1から8のいずれか一項に記載の制御装置。
  12. 前記制御部は、前記回転体が回転する場合に、前記モータが駆動を開始するように、前記モータを制御するように構成される、請求項1から6のいずれか一項に記載の制御装置。
  13. 前記制御部は、前記人力駆動力によって前記回転体が予め定める第2回転角度回転した場合に、前記モータの出力が前記予め定めるレベルになるように、前記モータを制御するように構成される、請求項1から6および12のいずれか一項に記載の制御装置。
  14. 前記制御部は、前記モータを駆動している状態において、前記人力駆動力が予め定める第2の値未満になる場合に、前記モータが駆動を停止するように、前記モータを制御するように構成され
    前記第2の値は、2.5N・m以上5.0N・m以下の範囲の値である、請求項7から11のいずれか一項に記載の制御装置。
  15. 前記制御部は、前記モータを駆動している状態、かつ、前記人力駆動力が第2の値未満の状態において、前記回転体が予め定める第3回転角度以上回転した場合に、前記モータが駆動を停止するように、前記モータを制御するように構成され
    前記第2の値は、2.5N・m以上5.0N・m以下の範囲の値である、請求項7から11のいずれか一項に記載の制御装置。
  16. 前記制御部は、前記モータを駆動している状態、かつ、前記人力駆動力が第2の値未満の状態において、予め定める第2時間が経過した場合に、前記モータが駆動を停止するように、前記モータを制御するように構成され
    前記第2の値は、2.5N・m以上5.0N・m以下の範囲の値である、請求項7から11のいずれか一項に記載の制御装置。
  17. 前記制御部は、前記モータを駆動している状態、かつ、前記人力駆動力が第2の値未満の状態において、前記回転体の回転が停止する場合に、前記モータが駆動を停止するように、前記モータを制御するように構成され
    前記第2の値は、2.5N・m以上5.0N・m以下の範囲の値である、請求項7から11のいずれか一項に記載の制御装置。
  18. 前記第2の値は、前記第1の値とは異なる、請求項14から17のいずれか一項に記載の制御装置。
  19. 前記第2の値は、前記第1の値よりも小さい、請求項18に記載の制御装置。
  20. 前記制御部は、前記モータを駆動している状態において、前記回転体の回転が停止する場合に、前記モータが駆動を停止するように、前記モータを制御するように構成される、請求項1から19のいずれか一項に記載の制御装置。
  21. 前記制御部は、第1モードと、前記第1モードとは異なる第2モードと、に切替わるように構成され、前記第1モードでは、前記人力駆動力によって前記車輪が回転し、かつ、前記モータが駆動される駆動期間において、前記人力駆動力の大きさおよび前記ドライブトレインに含まれる回転体の回転速度とは無関係に、前記モータの出力が予め定めるレベルになるように、前記モータを制御するように構成される、請求項1から20のいずれか一項に記載の制御装置。
  22. 前記第2モードは、前記人力駆動力の大きさに応じて、前記モータが前記人力駆動車に付与する推進力が変動するように前記モータを制御するモードを含む、請求項21に記載の制御装置。
  23. 前記第2モードは、操作装置の操作に応じて、前記モータが前記人力駆動車に推進力を付与するように前記モータを制御するモードを含む、請求項21または22に記載の制御装置。
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