JP2001087952A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JP2001087952A
JP2001087952A JP26186099A JP26186099A JP2001087952A JP 2001087952 A JP2001087952 A JP 2001087952A JP 26186099 A JP26186099 A JP 26186099A JP 26186099 A JP26186099 A JP 26186099A JP 2001087952 A JP2001087952 A JP 2001087952A
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Eiji Orisaka
英司 折坂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の動きを簡略化することができる部品供
給装置を提供する。 【構成】部品供給装置は、重力方向で最下に位置する部
品10aの移動を部品整列通路15に進出して規制する
手段13と、部品10a以外の部品を部品整列通路15
に進出して規制する手段12とが交互に部品整列通路1
5に進退動可能に構成されている。部品供給時は、規制
手段13が部品整列通路15から退出すると同時に、規
制手段12が部品整列通路15に進出することで、10
aの規制がなくなり10a以外の部品は規制されるの
で、10aのみが供給される。部品供給後は、規制手段
13が部品整列通路に進出して、その後規制手段12が
部品整列通路から退出することによって、部品がすべて
規制手段13に規制され、部品供給の準備状態となる。
以上を繰り返すことで部品を一つずつ供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本件発明は、複数並び重力方
向へ移動する部品を、一つずつに分離して供給するため
の部品供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、特開平10−59
529号公報「部品供給装置」がある。これは部品を取
付工具の先端位置に供給するための装置であって、図9
乃至図11を用いてその説明をする。図9は従来の部品
供給装置の要部を示す図、図10及び図11は図9のA
−A線に沿う方向から見た上面図であり、図9の一部を
省略した図である。この部品供給装置は大きくは、部品
が並ぶシュータ21、シュータ21から部品を一つ分離
する分離・排出ブロック23、分離・排出ブロック23
の駆動源であるピストン機構24、分離されたボルトを
仮保持するためのホルダブロック25、最終的に分離さ
れたボルトが通過して供給される通路28とから構成さ
れている。ホルダブロック25は図示しない真空用駆動
源に接続されている。
【0003】分離・排出ブロック23は図9においては
紙面と垂直方向に、図10、図11においては、左右方
向に移動可能である。分離・排出ブロック23の移動に
伴い、図10のように分離・排出ブロック23のスリッ
ト22がシュータ21の出口に対応する位置に配置され
る。この時シュータ21に吊り下げられた状態で整列し
ているボルト20がシュータ21から送り出されて、ス
リット22に入り込む。するとボルト20の頭部がスリ
ット22に係合され、吊り下げられた状態で一つだけ保
持される。
【0004】図10において、ホルダブロック25は図
示されていないが、ホルダブロック25は供給通路であ
るホース28の真上に位置している。さらにこのスリッ
ト22がシュータ21の出口に対応する位置にある時、
分離・排出ブロック23に設けられている排出孔27も
ホース28の真上に位置している。
【0005】スリット22にボルト20が保持される
と、ピストン機構24の駆動によって、図11のように
スリット22(ボルト20)がホース28の真上に位置
するまで移動され、つまりホルダブロック25の真下に
配置された状態になる。この時ホルダブロック25の空
洞26が図示しない真空源により負圧化されて、スリッ
ト22に吊り下げられた状態で保持されていたボルト2
0が空洞26へ吸い込まれて仮保持される。
【0006】ボルト20が仮保持されると、分離・排出
ブロック23はピストン機構24の駆動により、スリッ
ト22がシュータ21の出口に対応する位置まで、即ち
図10の状態に戻る。この時新たなボルト20がスリッ
ト22に入り込み吊り下げられる。
【0007】ここで空洞26に吸い込まれて仮保持され
た状態のボルト20は、排出孔27およびホース28の
真上に位置しており、この状態でホルダブロック25の
空洞26の負圧を解除するとボルト20に対する保持力
がなくなるので、ボルト20が落下し、排出孔27、ホ
ース28を通って供給される。以上の事を繰り返すこと
で、複数並んでいるボルトを一つずつ分離して供給を行
うのが従来の部品供給装置である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の部
品供給装置では、複数部品から一つ分離されたボルト2
0はスリット22に頭部が係合して保持されることで重
力方向への移動が規制されている。このボルト20をス
リット22から開放し重力方向へ供給するために、ホル
ダブロック25の空洞26を図示しない真空源で負圧化
することでボルト20を上方向へ移動する。さらに分離
・排出ブロック23をピストン機構により移動し、ボル
ト20の下に排出孔27を位置させて、そして負圧を解
除することでボルトを重力方向へ供給している。このよ
うにしてボルト20を重力方向へ移動させる必要がある
ので装置が複雑になっている。
【0009】またピストン機構24と負圧化するための
真空源をお互いに関連付けて作動させるために制御が複
雑になってしまうという問題点があり、それがさらにコ
スト高につながる。
【0010】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、装置の動きを簡略化することができる構成の部
品供給手段を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の部品供給装置は
上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じたこ
とを特徴とする。本発明の請求項1記載の部品供給装置
は、部品整列通路に複数並び、重力方向へ移動する部品
を一つずつ供給するための部品供給装置において、重力
方向で最下に位置する部品の移動規制とその解除を行う
部品制御部が備えられていることを特徴とする部品供給
装置である。
【0012】本発明の請求項2記載の部品供給装置は、
部品整列通路に複数並び、重力方向へ移動する部品を一
つずつ供給するための部品供給装置において、部品制御
部が、複数並ぶ部品から重力方向で最下に位置する部品
を分離する分離手段と、分離された部品の重力方向の移
動を規制する規制手段とで構成され、前記分離手段は分
離した以外の部品の移動を規制する規制機能を有し、前
記規制手段は部品の移動規制を解除する解除機能を有
し、部品の供給は前記分離手段で供給部品を分離、他部
品を規制後に前記規制手段の規制を解除して行うことを
特徴とする部品供給装置である。
【0013】本発明の請求項3記載の部品供給装置は、
部品整列通路に複数並び、重力方向へ移動する部品を一
つずつ供給するための部品供給装置であって、部品整列
通路を内部に有するカートリッジと、部品整列通路に進
退動可能な分離手段と、前記分離手段とは相対的に部品
整列通路に進退動可能な規制手段とで構成され、前記分
離手段と規制手段は前記カートリッジの往復動にしたが
って部品整列通路に交互に進退動して、部品を一つずつ
供給することを特徴とする部品供給装置である。
【0014】
【作用】以上の手段によると、部品整列通路に並び重力
方向への移動が規制されている複数の部品のうち、重力
方向で最下に位置する部品のみの重力方向への移動規制
が解除され、その部品が一つ重力方向へ供給される。こ
のようにして部品を一つずつ供給する。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下に、本件発
明の一実施の形態を図1乃至図6を基に説明する。図
1、図2は本実施の形態に関する部品供給装置の正面断
面図であって、部品の重力方向への移動を規制している
時の状態である。図3、図4は部品供給装置の正面断面
図であって、部品を供給している時の状態である。図
5、図6は部品供給装置の正面断面図であって、部品を
全部一度に排出する時、若しくは部品の装填時の状態で
ある。
【0016】これらの図面において、部品供給装置19
は、大きくはボルト10が並んで装填されているカート
リッジ9、カートリッジ9を駆動させるためのシリンダ
1、カートリッジ9を摺動自在に嵌合する溝付きガイド
11、カートリッジ9の部品整列通路15に相互に突出
する一対のボール12,13とから構成されている。
【0017】本実施の形態における部品供給装置19の
供給機構について図2を用いて説明する。カートリッジ
9は筒状のもので、内部の部品整列通路15には複数の
ボルト10がその頭部を上にして並んでいる。この部品
整列通路15の径はボルト10頭部の径より僅かに大き
く形成されている。
【0018】カートリッジ9の下部には径方向に貫通す
る孔が空けられている。その孔は円周上に複数設けられ
ている。またボルト10の頭部の厚みと同等以上かつボ
ルトの長さ以下の間隔を空けて孔が設けられている。最
も好ましくはボルト頭部の厚みより僅かに大きい間隔で
ある。その孔の夫々にはボール12,13が入れられ
る。これらの孔はカートリッジ9の中心方向に向かって
徐々に縮径しており、カートリッジ9の部品整列通路1
5の内壁面においてはボールの径より小径になってい
る。従ってボール12,13は部品整列通路15内に突
出可能ではあるが、孔より部品整列通路15内に落ち込
むことはない。
【0019】また、カートリッジ9は溝付きガイド11
に摺動自在に嵌合されている。この溝付きガイド11
は、ボールがカートリッジの長手方向に2つ並んで入る
ことができる長さで形成されている上側の溝部16と、
ボールが1つ入る事が可能な下側の溝部17を備えてい
る。このカートリッジ9の孔に入っているボール12,
13は、溝付きガイドの上側若しくは下側の溝に入り込
むことによって、部品整列通路15から退出し、また溝
以外の当接面18と当接して部品整列通路15内に突出
するものである。
【0020】以上のような構成の部品供給装置19にお
いて、ボルト供給の1サイクルの動きを詳細に説明す
る。
【0021】まず部品供給装置19における部品規制状
態について図2を用いて説明する。この部品規制状態の
時は、カートリッジ9の孔内の上下のボールのうち下側
のボール13が溝付きガイド11の当接面18と当接し
て、部品整列通路15に突出している。これによって部
品整列通路15に並んだボルトの最下のボルト10aの
頭部の下にボール13が入り込み、最下のボルト10a
とボール13が係合してボルト全ての移動を規制する。
この時上側のボール12は溝付きガイド11の上側の溝
部16に入り込んでおり、部品整列通路15には上側の
ボール12は突出せずボルトには干渉しない。
【0022】次に部品供給装置19における部品供給状
態について図4を用いて説明する。前述のボルト10全
てが規制された状態は、シリンダ1の下降によってカー
トリッジ9が下降することで、部品供給の状態へと変わ
る(シリンダ1の駆動によるカートリッジ9の挙動は後
で詳述する)。カートリッジ9の下降に伴い、上側の溝
部16に入り込んでいた上側のボール12と当接面18
で当接していた下側のボール13は移動する。そして上
側のボール12が上側の溝部16より下方向へ移動して
当接面18と当接する。上側のボール12が当接するこ
とで部品整列通路15に突出して、最下から2番目のボ
ルト10bの頭部の下に入り込み、最下のボルト10a
を分離し、ボルト10bの移動を規制する。また上側の
ボール12が部品整列通路15に突出して最下から2番
目より上のボルトの移動の規制開始後、当接面18に当
接してボルトの移動を規制していた下側のボール13
は、溝付きガイドの下側の溝部17に入り込む。それに
よって下側のボール13は部品整列通路15から退出す
るので、下側のボール13による最下のボルト10aの
規制が解除され、最下のボルト10aが供給される。
【0023】次に部品供給の状態から規制状態に戻る時
のことを説明する。ボルト10aを供給した後の状態か
らカートリッジ9を上昇させると、下側の溝部17に入
り込んでいた下側のボール13は下側の溝部17より上
方向へ移動して当接面18と当接し部品整列通路15に
突出する。続いて当接面18と当接してボルト10bの
移動を規制していた上側のボール12は、上方向へ移動
して上側の溝部16に入り込み部品整列通路15から退
出する。そして上側のボール12によって移動が規制さ
れていたボルト10全てが下方向へ移動する。ここで下
側のボール13が部品整列通路15に突出しているの
で、下側のボール13はボルト10b頭部の下に位置し
ており、全てのボルト10の移動を規制する。以上がボ
ルト10をひとつ供給する時の1サイクルである。これ
らを繰り返すことによってボルト10を一つずつ供給す
ることができる。
【0024】ここで本実施の形態における部品供給装置
19のシリンダ1の駆動によるカートリッジ9を挙動を
させるための構成について図1および図3を用いて説明
する。駆動源であるシリンダ1はロッド3を具備してい
る。ロッド3はジョイント8に摺動が容易になるように
軸受7を介して嵌合されており、シリンダ1の作動によ
りロッド3は上下方向に移動可能である。ロッド3が上
下方向に移動することによって、ジョイント8が上下方
向に移動する。ジョイント8とカートリッジ9は係合し
ているので、ジョイント8に同期してカートリッジ9も
上下に移動可能である。
【0025】まずシリンダの駆動によるカートリッジの
上方向への移動から説明する。ロッド3の先端部分に
は、ロッド3の上方向への移動によってジョイント8を
上方向に移動させるための拡径部4が形成されている。
図3から図1のようにロッド3が上方向へ移動する時
は、ロッド3がストロークAだけ移動した時に拡径部4
がジョイント8の下面に当接する。さらにロッド3を上
方向へ移動すると、拡径部4によりジョイント8が上方
向へ移動される。ジョイント8の上方向への移動に伴っ
て、ジョイント8に係合するカートリッジ9は上方向へ
移動する。
【0026】次にシリンダの駆動によるカートリッジの
下方向への移動を説明する。ロッド3には、ロッド3の
下方向への移動と共にジョイント8を下方向へ移動させ
るための押部材5が設けられている。この押部材5は図
1の状態において、ロッド3がストロークAだけ下方に
移動した時にジョイント8の上面に当接する位置にあ
る。また押部材5とジョイント8の間にはバネ6が取り
付けられている。図1から図3のようにロッド3が下方
向へ移動する時は、ロッド3がストロークAだけ移動し
た時に押部材5はバネ6を縮めながらジョイント8の上
面と当接する。さらにロッド3を下方向へ移動させると
バネ6は縮んだままの状態で、押部材5によってジョイ
ント8を下方向へ移動させる。それに伴ってカートリッ
ジ9は下方向へ移動する。このようなシリンダ1の駆動
に伴うカートリッジ9の挙動により、前記したように装
填されたボルト10を1つずつ供給することが可能とな
る。
【0027】部品供給装置19は、上記のシリンダでカ
ートリッジを上下に移動させる機構であることから、次
に説明するような機能も持ち合せている。
【0028】図1の状態の時に、ジョイント8若しくは
カートリッジ9に対して外部から上方向に力を加える。
すると図5のようにジョイント8は拡径部4から離隔し
て、バネ6を縮めてストロークAだけ上昇することがで
き、カートリッジ9もストロークAだけ上昇する。この
時カートリッジ9の上側のボール12と下側のボール1
3は上側の溝部16に入り込む。上側と下側のボール1
2,13が上側の溝部16に入り込むことで、部品整列
通路15に突出するものがなくなる。従ってカートリッ
ジ9の部品整列通路15に並んでいたボルト10を全部
排出することが可能になる。
【0029】以上のようにしてボルト10を供給する本
実施の形態における部品供給装置19において、ボルト
10の供給が終わった後のボルトの補充方法として次の
ようなものが考えられる。例えばカートリッジ9とジョ
イント8は着脱可能に構成することで、カートリッジ内
のボルトがなくなったら、カートリッジおよびカートリ
ッジを嵌合する溝付きガイドをそのまま交換するという
方法がある。
【0030】また上記以外のボルトの補充方法として、
図5のように、ボルトが装填された別のカートリッジX
を押し当てて、カートリッジ9を上方向に移動させてボ
ール全てを上側の溝部16に入り込ませる。次にカート
リッジX内のボルトをカートリッジ9の上方より吸引手
段を用いて吸引する、若しくはカートリッジXの下方か
らピストン等で押し上げてカートリッジ9内にボルトを
装填する、そして装填が完了したら図1の状態に戻すと
いったボルトの補充方法もある。もちろんカートリッジ
9の上部からボルト10を装填するといった方法も考え
られる。
【0031】本実施の形態における部品供給装置19
は、上プレート2、下プレート14をロボットハンド等
に取り付けて用いることができる。また本実施の形態に
おける部品供給装置19では、カートリッジを駆動する
ための駆動源としてシリンダ装置を用いているがこれに
限定されるものでなく、カートリッジを進退動させるこ
とができるものであれば他の駆動源、例えば人間の手に
よるものであっても構わない。
【0032】例えば本実施の形態における装置において
溝付きガイドとカートリッジとボールの部分のみで構成
(溝付きガイド、カートリッジの形状は同じ)し、溝付
きガイドを片方の手で固定して、駆動源となるもう一方
の手でカートリッジを上下動させることで、ボルトを供
給するといった形態で利用することも可能である。
【0033】(実施の形態2)上記の実施の形態1以外
でも、例えば図7、図8のような実施の形態でもよい。
図7において、部品供給装置35は、複数のボルト10
が装填されて、側面に長手方向に2つ孔が設けられたカ
ートリッジ29と、略コの字状で形成され開放端部が夫
々分離部31及び規制部32として構成されたコの字状
部材30と、カートリッジ29に取り付けられコの字状
部材30を挟持してピンにより揺動可能に支持する支部
33と、コの字状部材30を揺動させるための駆動装置
34で構成されている。
【0034】この部品供給装置35において、コの字状
部材30は分離部31と規制部32が前記カートリッジ
29の2つの孔に挿入可能であり、カートリッジ29の
側面よりカートリッジ29内部に交互に突出可能であ
る。またコの字状部材30の辺部はカートリッジ29に
取り付られた支部33にて揺動可能に支持されている。
従ってコの字状部材30の辺部を駆動機構34により揺
動させると、カートリッジ29内部に交互に突出する。
【0035】以上のような構成の部品供給装置35によ
る部品供給方法について説明する。図7のように、部品
供給装置35は、規制部32が突出してボルト10の下
方向の移動を規制している。ここで揺動機構34によっ
てコの字状部材30を揺動させると分離部31がカート
リッジ29内に突出した後、32がカートリッジ29内
から退出する。分離部31が突出することで複数並ぶボ
ルト10のうち最下のボルト10a以外の重力方向への
移動が規制される。この状態の時に、図8のように規制
部32がカートリッジ29内より退出するとボルト10
aが一つ重力方向へ供給される。この時、供給された以
外のボルトの重力方向への移動は分離部31によって規
制されている。ここで揺動機構34によって規制部32
がカートリッジ29内へ突出し、その後分離部31がカ
ートリッジ29内より退出する。すると分離部31によ
って重力方向への移動が規制されていた複数のボルト1
0が一旦重力方向へ移動し、突出している規制部32で
再び複数のボルト10は重力方向への移動が規制され
る。以上を繰り返すことでボルト10を一つずつ供給す
ることができる。
【0036】以上のように、本発明は部品を一つずつ供
給できる部品供給装置であるが、以上のような実施の形
態に何等限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱
しない範囲において種々の態様で実施し得ることは言う
までもない。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明における部
品供給装置によれば、装置の動きを複雑化せずに複数並
ぶ部品を一つずつ供給することができる。また本発明に
おける部品供給装置は前記効果に加えてさらに複数並ぶ
部品を単一の駆動手段で一つずつ供給することが可能で
ある。さらに駆動手段が一つしかないので小型化するこ
とができ、ロボットハンドに取り付ける事が容易にな
り、それだけでなくスペースのない場所への部品供給の
時でも容易に行えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明の部品供給装置に関する一実施の形態
の部品規制状態の正面断面図である。
【図2】本件発明の部品供給装置に関する一実施の形態
の部品規制状態の正面断面図の部分拡大図である。
【図3】本件発明の部品供給装置に関する一実施の形態
の部品供給状態の正面断面図である。
【図4】本件発明の部品供給装置に関する一実施の形態
の部品供給状態の正面断面図の部分拡大図である。
【図5】本件発明の部品供給装置に関する一実施の形態
の部品の排出および装填時の状態を表す正面断面図であ
る。
【図6】本件発明の部品供給装置に関する一実施の形態
の部品の排出および装填時の状態を表す正面断面図の部
分拡大図である。
【図7】本件発明の部品供給装置に関する別の実施の形
態における、部品規制状態の正面断面図である。
【図8】本件発明の部品供給装置に関する別の実施の形
態における、部品供給状態の正面断面図である。
【図9】従来技術の部品供給装置の送り側部品供給手段
を一部破断して示す概略側面図である。
【図10】図7のA−A線に沿う方向より見た側面図
で、ボルトをシュータから受け取る時の図である。
【図11】図7のA−A線に沿う方向より見た側面図
で、負圧化してボルトが上方向へ移動する時の図であ
る。
【符号の説明】
1 シリンダ 9 カートリッジ 10 ボルト 11 溝付きガイド 12 ボール(上) 13 ボール(下) 15 部品整列通路 16 溝部(上側) 17 溝部(下側) 18 当接部 19 部品供給装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品整列通路に複数並び、重力方向へ移動
    する部品を一つずつ供給するための部品供給装置におい
    て、重力方向で最下に位置する部品の移動規制とその解
    除を行う部品制御部が備えられていることを特徴とする
    部品供給装置。
  2. 【請求項2】請求項1における部品制御部が、複数並ぶ
    部品から重力方向で最下に位置する部品を分離する分離
    手段と、分離された部品の重力方向の移動を規制する規
    制手段とで構成され、前記分離手段は分離した以外の部
    品の移動を規制する規制機能を有し、前記規制手段は部
    品の移動規制を解除する解除機能を有し、部品の供給は
    前記分離手段で供給部品を分離、他部品を規制後に前記
    規制手段の規制を解除して行うことを特徴とする。
  3. 【請求項3】請求項1における部品供給装置が、部品整
    列通路を内部に有するカートリッジと、部品整列通路に
    進退動可能な分離手段と、前記分離手段とは相対的に部
    品整列通路に進退動可能な規制手段とで構成され、前記
    分離手段と規制手段は前記カートリッジの往復動にした
    がって部品整列通路に交互に進退動して、部品を一つず
    つ供給することを特徴とする。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009035338A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Nitto Seiko Co Ltd 部品供給装置
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