JP2001087833A - へッドレストステーの凹部の加工方法 - Google Patents

へッドレストステーの凹部の加工方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャープな凹部形状を簡単にして且つ低コス
トで提供できるへッドレストステーの凹部の加工方法を
提供する。 【解決手段】 パイプ材からなるへッドレストステー3
のステー部32に設けられるへッドレストステーの凹部
の加工方法であって、端部に前記凹部用プレス加工部1
1を形成し、さらに、該プレス加工部11の先端に小突
起からなる刃先部分12を突出形成させたパンチ1を使
用して、ステー部32の所定位置に該パンチ1を押圧
し、前記刃先部分12をステー部32に食い込ませて亀
裂Kを発生させ、その後、亀裂Kを成長させながらプレ
ス加工部11により塑性変形で凹部2を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のシートバッ
ク上端に取付けられるへッドレストステーの凹部の加工
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などのシートバック上端に取付け
られるヘッドレストSには、乗員の頭部がフィットでき
るよう、へッドレストステー3のステー部31に所定間
隔をおいて高さ調節用の凹部2が複数設けられている
(図8〜図10)。図中、符号2bは係止用凹部、符号
2aはへッドレストの抜け防止用凹部である。へッドレ
ストSに組み込まれるヘッドレストステー3は、近年、
軽量化のためパイプ材が多く使用されているが、これら
の凹部2はこれまで図示のごとくの切削加工による方
法、プレス加工による方法、スエージング加工によ
る方法等で形成されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記の切
削加工による方法は、バリが発生するためバリ取り(バ
フ掛け)が必要になっていた。また、切削加工では切欠
き深さとして1.5mm程度必要とするため、パイプ材
の肉厚t1を薄肉化すると不定形の孔が開いてしまう欠
点があり、さらに、切削によって強度不足に陥り易かっ
た。前記のプレス加工による場合は、中空部Oが在る
パイプ材を使用するために、押し潰されてダレた姿態の
パイプ変形を起こし易かった。凹部にシャープな形状を
出しづらく、係止用凹部2bで係止がうまくいかなかっ
たり、抜け防止用凹部2aが働かなかったりした。特に
抜け防止用凹部2aでは、切り立ったシャープな面を必
要としているのにもかかわらず、プレス加工のダレによ
ってストッパ機能を発揮できず、へッドレストがシート
バック上端から抜けてしまう不具合があった。該プレス
加工に関しては、例えば、特開平8−90125号公報
等でパイプ変形を防止する対策技術が提案されている。
ここでは、パイプが不必要に押し潰れて凹んでしまうダ
レを解消すべく、パイプ材内部に別途小径パイプ材を内
在させているが、対策として未だ不十分であり、さらに
別体の小径パイプ材を必要とする部品コストアップ、作
業コストアップは免がれなかった。前記のスエージン
グ加工は加工費が高く、また、へッドレストステーに用
いるパイプ肉厚が大のときは所定形状を出しづらく、高
価なものとなった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、シ
ャープな凹部形状を簡単にして且つ低コストで提供でき
るへッドレストステーの凹部の加工方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に記載の発明の要旨は、パイプ材からなるへッ
ドレストステーのステー部に設けられるへッドレストス
テーの凹部の加工方法であって、端部に前記凹部用プレ
ス加工部を形成し、さらに、該プレス加工部の先端に小
突起からなる刃先部分を突出形成させたパンチを使用し
て、ステー部の所定位置に該パンチを押圧し、前記刃先
部分をステー部に食い込ませて亀裂を発生させ、その
後、亀裂を成長させながらプレス加工部により塑性変形
で凹部を形成することを特徴とするへッドレストステー
の凹部の加工方法にある。請求項2の発明たるへッドレ
ストステーの凹部の加工方法は、請求項1で、プレス加
工部の一起立面と前記刃先部分の一起立面とを同一面に
し、パンチを押圧し、前記刃先部分をステー部に食い込
ませて亀裂を発生させ、その後、亀裂を成長させなが
ら、ステー部外面から該ステー部のパイプ中空部へ導通
する透孔を形成するようにしてプレス加工部により塑性
変形で凹部を形成することを特徴とする。
【0006】請求項1の発明のごとく、凹部用プレス加
工部の先端に刃先部分を突出形成させたパンチを使用し
て、該パンチを押圧すると、刃先部分への応力集中によ
り比較的小さな外力でもってステー部に食い込ませて亀
裂を発生させることができる。そして、この亀裂の成長
により切断面を形成できるので、その部分にシャープな
面の形状確保ができる。その後、亀裂を成長させながら
プレス加工部により塑性変形で凹部を形成すると、亀裂
部分の大きな変位で必要な所に大きな変形を設けること
ができるので、塑性変形によるダレを小さくできる。請
求項2の発明のごとく、プレス加工部の一起立面と前記
刃先部分の一起立面とを同一面上にし、パンチを押圧し
て亀裂を発生させると、この一起立面で切断面を形成し
ていくので、切断面は極めてシャープな切り立ち面とな
る。従って、係止用凹部や抜け防止用凹部の凹部がスト
ッパとして確実に機能することになり好都合となる。そ
して、ステー部外面から該ステー部のパイプ中空部へ導
通する透孔を形成するようにしてプレス加工部により塑
性変形で凹部を形成すると、亀裂成長部分が大きくなる
ので、その分、塑性変形で凹部を形成するところでのダ
レを小さくできる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るへッドレスト
ステーの凹部の加工方法について詳述する。図1〜図7
は、本発明のへッドレストステーの凹部の加工方法の一
形態で、図1はステー部に形成した凹部の斜視図、図2
はへッドレストステーの凹部周りの縦断面図、図3は,
図4はパンチの部分斜視図、図5〜図7は凹部の加工方
法の説明断面図である。
【0008】本発明のへッドレストステーの凹部の加工
方法に先立ち、これに用いる加工治具について説明す
る。加工治具は、プレス基盤5に設けた孔51に挿入さ
れ、プレス機の加圧力でもって下動可能なパンチ1であ
る(図3,図4)。パンチ1は、下端部に凹部用プレス
加工部11を形成し、さらに、プレス加工部11の先端
のほぼ中央域に小突起からなる刃先部分12を突出形成
させている。パンチ1には、抜け防止用凹部2aのため
のストッパ用パンチ1aと、係止用凹部2bのための係
止用パンチ1bがあるが、両方とも凹部用プレス加工部
11と刃先部分12を有する。
【0009】図3のストッパ用パンチ1aでは、図1の
切断面21と底面23と傾斜面24とでつくる凹部2a
に対応する凹部用プレス加工部11を、棒鋼の端部を削
って形成する。切断面21をつくるプレス加工部分は、
棒鋼の軸方向に沿う切り立った起立面111とする。凹
部底面23を形成する底面部112は平らにする。凹部
底面23の溝幅Wに合わせて底面部112の厚みtが決
められ、底面部112は細長の長方形端面になる。底面
部厚みtは1〜2mm程度である。傾斜部113は仰角
60゜〜75゜程度の傾斜面24に合わせた面になって
いる。刃先部分12は、プレス加工部11の先端すなわ
ち底面部112に一体形成される小突起である。刃先部
分12は底面部112のほぼ中央に設けられる。刃先部
分12は図示のごとく方形体模様で、プレス加工部11
の底面部112の厚みtをそのまま刃先部分12の底部
厚みとする。そして、刃先部分12はその一つが起立面
121で、該起立面121はプレス加工部11の起立面
111から延設し同一面にする。刃先部分12の下端面
122は図3で後方(傾斜部113の在る方)に向け、
上方傾斜面とする。よって、刃先部分12の下端面12
2と起立面121の交わる所が刃先部分12の尖った突
端Tになる。
【0010】図4の係止用パンチ1bも基本構成はスト
ッパ用パンチ1aと同じで、切断面21と底面23と傾
斜面24とでつくる凹部2bに対応する凹部用プレス加
工部11を棒鋼端部に形成する。切断面21をつくるプ
レス加工部分は起立面111となり、凹部底面23をつ
くる底面部112は平らになる。傾斜面24をつくる傾
斜部113は、該傾斜面24が緩やかであることからス
トッパ用パンチ1aの傾斜部113より仰角が小さくな
っている。係止用パンチ1bの刃先部分12も、プレス
加工部11の底面部112に一体形成される小突起であ
る。刃先部分12はプレス加工部11の底面部厚みtを
そのまま刃先部分12の底部厚みとし、その起立面12
1とプレス加工部11の起立面111と同一面にする。
刃先部分12の下端面122は図4の後方(傾斜部11
3の在る方)に向け上方傾斜面とし、刃先部分12の下
端面122と起立面121の交わる所が刃先部分12の
突端Tになっている。
【0011】次に、前記パンチ1を使用して、へッドレ
ストステーの凹部の加工方法について説明する。まず、
例えば図8のコ字状等の所定形状に成形したパイプ材か
らなるへッドレストステー3を用意する。へッドレスト
ステー3のパイプ外径は10〜16mmφ程の範囲にあ
る。へッドレストステー3のステー部32を水平横置き
にし、係止用凹部2bと抜け防止用凹部2aを設けよう
とするその位置の真上に、それぞれ係止用パンチ1b,
1b,… とストッパ用パンチ1aを垂直に起立セット
する。
【0012】その後、加圧力をもった各係止用パンチ1
b,1b, … とストッパ用パンチ1aをステー部32
の所定位置を目指して垂直下降させる。なお、以後の凹
部2の加工方法の説明は、係止用凹部2bと抜け防止用
凹部2aとについて同じであり、抜け防止用凹部2aに
ついてのみ述べる。ステー部32の所定位置にストッパ
用パンチ1a(以後、単に「パンチ」という。)を押圧
し(図5)、刃先部分12をステー部32に食い込ませ
て亀裂Kを発生させる(図6)。パンチ1aの刃先部分
12の突端Tが応力集中効果によりステー部32中に食
い込みを開始し(図5)、局部的なせん断力を与えてク
ラックを発生させる。パンチ1aの刃先部分12が一種
の楔作用を呈し、この力がある程度以上になって亀裂K
が発生する。一旦、亀裂Kが発生してしまえば、ステー
部32に発生するせん断応力は小さくなり、以後は小さ
な加圧力で該亀裂Kを成長させることができる。
【0013】続いて、前記亀裂Kを成長させながら、刃
先部分12の上方に在るプレス加工部11で塑性変形に
よる凹部2を形成していく。プレス加工部11の後部が
傾斜面113になっていることから、ステー部32への
プレス加工部11の侵入に伴い(図7)、その部分を塑
性変形させて凹部2を成形していく。ここでは、パンチ
1aが深く垂直下降して亀裂Kが切り立った切断面21
を形成し、該切断面21にステー部外面からステー部3
2のパイプ中空部Oへ導通する透孔Cをつくる(図
1)。切断面21に接して底面23をつくるその端部
は、所定の最下端位置にまで沈み込み、且つ切断面21
とは切り離されているので、この部分にダレを発生させ
ることなくシャープな形状の凹部2を形成していく。亀
裂面は模式的には図6(ロ)のようにギザギザ面とする
が、実際の亀裂面たる切断面21は綺麗なカット面にな
る。
【0014】かくのごとくして、ステー部32の所定位
置に図1,図2に示すような所望の抜け防止用凹部2a
が完成する。符号22は凹部底面23の中央に刃先部分
12がこしらえた最深部であり、凹部2の機能上何ら問
題ないものである。符号25はプレス加工部11によっ
て傾斜面24の上縁付近に緩やかに若干沈むダレであ
る。この部分のダレは凹部本体の形状がきちんと確保さ
れており、機能上全く問題にならない。抜け防止用凹部
2aの加工方法と同様のやり方によって、係止用パンチ
1bで係止用凹部2bが完成する(図2)。こうして、
図8〜図10の切削加工で行った凹部2に勝るとも劣ら
ないシャープな起立面をもつ凹部2a,2bが出来上が
る。
【0015】このように構成したへッドレストステーの
凹部の加工方法によれば、刃先部分12で亀裂Kを成長
させて切り立った切断面21ができるようにし、残り部
分をプレス加工部11で塑性変形させて凹部2を形成す
るので、凹部2の切断面21が垂直状のシャープな壁面
になり、その凹部2は係止用凹部2bや抜け防止用凹部
2aとして優れた性能を発揮できる。特に、凹部2の切
断面21と底面23との境界部分が刃先部分12の亀裂
成長によって切断されているので、切断面21と底面2
3との交わる箇所は、係止機構が求められるへッドレス
トステー凹部2としてこの上ないエッジ形状(略直角の
際だった角度)となる。従って、本発明はプレス成形を
専ら採用しながらも、従来のプレス加工に見られるダレ
がなくなり、係止用凹部2bで係止がうまくいかなかっ
たり抜け防止用凹部2aが働かなかったりした従来のプ
レス加工の問題を一挙に解決する。エッジ形状の凹部2
がプレス加工で可能になることで、へッドレストステー
3にハイテンション材を使用してステー肉厚を薄肉化で
きる。また、刃先部分12をプレス加工部11の先端に
突出形成し、この刃先部分12へ応力を集中させ亀裂成
長により切断面21を形成しながら凹部加工していくの
で、パンチ1に大きな加圧力を要せず、能力の小さなプ
レス機でも凹部加工ができる。大きな力をかける必要が
なく、ステー部32が変形して作動が悪くなってしまう
プレス加工における問題も解消する。
【0016】実施形態のごとく、ステー部32のパイプ
材の肉厚が小さかったり凹部2を深く形成したりした場
合は、ステー部外面からステー部32のパイプ中空部O
に導通する透孔Cを形成することになる。しかし、該透
孔Cはパイプの円弧の形がそのまま残っており、従来の
切削加工で不定形の孔が開いてしまう不具合と異なり、
見栄えはさほど悪くならない。抜け防止用凹部2aとし
て用いられるときは、透孔Cはシートバック内に隠れて
しまうので、全く問題にならない。
【0017】さらに、本へッドレストステーの凹部の加
工方法は、ステー部32を横置きし、抜け防止用凹部2
aおよび複数の係止用凹部2bを設けようとする位置の
上方に、ストッパ用パンチ1aおよび係止用パンチ1b
を配置しこれらを下降させるだけで、簡単に凹部2が出
来上がる。ストッパ用パンチ1aおよび係止用パンチ1
bを同期させて下降する1ストロークで、まず刃先部分
12で亀裂Kを発生させ、その後、該亀裂Kを成長させ
ながらプレス加工部11により所望の凹部2a,2bを
同時形成できる。本へッドレストステーの凹部の加工方
法は極めて簡単で、スエージング加工や切削加工に比べ
安くつく。切削加工によるバリ取りの手間や、切削によ
るパイプ材の薄肉化で生じる強度不足の問題もない。切
断面21があっても、底面23及びこれに続く傾斜面2
4がステー部32のパイプ材本体に連続してつながって
おり、ステー部32の強度は十分確保できる。
【0018】尚、本発明においては、前記実施形態に示
すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で
種々変更できる。パンチ1,凹部2,へッドレストステ
ー3等の形状,大きさ,材質等は用途に合わせて本発明
の範囲内で適宜選択できる。
【0019】
【発明の効果】以上のごとく、本発明のへッドレストス
テーの凹部の加工方法は、塑性変形のプレス加工に先立
ってせん断加工を取り入れることで、簡単にして且つ低
コストで、ステー部の係止機構やストッパ機構に必要な
シャープな凹部形状をつくり込むことができ極めて有益
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】へッドレストステーの凹部の一形態で、ステー
部に形成された凹部の斜視図である。
【図2】へッドレストステーの凹部周りの縦断面図であ
る。
【図3】パンチの部分斜視図である。
【図4】パンチの部分斜視図である。
【図5】凹部の加工段階を示す説明断面図で、(イ)が
横断面図、(ロ)が縦断面図である。
【図6】図5の段階から更に進んだ凹部の加工段階を示
す説明断面図で、縦断面図の部分拡大図である。
【図7】図6の段階から更に進んだ凹部の加工段階を示
す説明断面図で、(イ)が横断面図、(ロ)が縦断面図
である。
【図8】へッドレスト及びへッドレストステーの斜視図
である。
【図9】図8のIV−IV線矢視図である。
【図10】図8のステー部の拡大図である。
【符号の説明】 1 パンチ 11 プレス加工部 111 起立面 12 刃先部分 121 起立面 2 凹部 3 へッドレストステー 32 ステー部 C 透孔 O パイプ中空部 K 亀裂

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パイプ材からなるへッドレストステーの
    ステー部に設けられるへッドレストステーの凹部の加工
    方法であって、 端部に前記凹部用プレス加工部を形成し、さらに、該プ
    レス加工部の先端に小突起からなる刃先部分を突出形成
    させたパンチを使用して、 ステー部の所定位置に該パンチを押圧し、前記刃先部分
    をステー部に食い込ませて亀裂を発生させ、その後、亀
    裂を成長させながらプレス加工部により塑性変形で凹部
    を形成することを特徴とするへッドレストステーの凹部
    の加工方法。
  2. 【請求項2】 前記プレス加工部の一起立面と前記刃先
    部分の一起立面とを同一面にし、パンチを押圧し、前記
    刃先部分をステー部に食い込ませて亀裂を発生させ、そ
    の後、亀裂を成長させながら、ステー部外面から該ステ
    ー部のパイプ中空部へ導通する透孔を形成するようにし
    てプレス加工部により塑性変形で凹部を形成する請求項
    1記載のへッドレストステーの凹部の加工方法。
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