JP2001087331A - 足用エアーマッサージ器 - Google Patents

足用エアーマッサージ器

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JP2001087331A
JP2001087331A JP27151299A JP27151299A JP2001087331A JP 2001087331 A JP2001087331 A JP 2001087331A JP 27151299 A JP27151299 A JP 27151299A JP 27151299 A JP27151299 A JP 27151299A JP 2001087331 A JP2001087331 A JP 2001087331A
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JP
Japan
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air
foot
air bag
bag
massage
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Pending
Application number
JP27151299A
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English (en)
Inventor
Koichi Hirai
康一 平井
Suehisa Kishimoto
季久 岸本
Hironori Iwamoto
浩範 岩本
Atsuhiro Saito
篤裕 齋藤
Keiji Hata
慶治 秦
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気袋の足に対向していない面の膨張を防
ぎ、小さいポンプで効率よくマッサージを行うことがで
きる。 【解決手段】 足1に取付けた空気袋2を給排気して空
気袋2を膨張・収縮させることで足1をマッサージする
足用エアーマッサージ器において、足1を施療するため
の空気袋2と、空気袋2に空気を供給するポンプ3と、
空気袋2内の空気を排気する排気弁4と、硬質のハウジ
ング5よりなる。空気袋2が足1とハウジング5の足1
に対向する面との間に配置してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足に面した空気袋
内に空気を給排気して、空気袋の膨張・収縮を繰り返す
ことで、足をマッサージする足用エアーマッサージ器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、足1に面した空気袋2内に空
気を給排気して、空気袋2の膨張・収縮を繰り返すこと
で、足1をマッサージする足用エアーマッサージ器Aが
知られている。従来の足用エアーマッサージ器Aを図9
乃至図11に示す。図9は従来の足用エアーマッサージ
器Aの斜視図であり、図10(a)は空気袋2に空気が
給気されていない状態を示す断面図であり、図10
(b)は空気袋2に空気が給気された状態を示す断面図
であり、図11は足用エアーマッサージ器Aの動作原理
を示すブロック図である。
【0003】従来の足用エアーマッサージ器Aは、図1
1に示すように、空気袋2と、操作機9と、空気袋2と
操作機9とを接続するホース20とで構成してあり、操
作機9は空気袋2にホース20を介して空気を供給する
ためのポンプ3と、空気袋2内の空気をホース20を介
して排気する排気弁4と、ポンプ3及び排気弁4を制御
する制御回路21により構成してある。そして、空気袋
2内への給排気を繰り返すことで、足1のマッサージを
行うようになっている。
【0004】しかしながら、従来の足用エアーマッサー
ジ器Aは図9のように、空気袋2が弾性体で形成された
ブーツ状をしており、図10(b)に示すように、空気
袋2内へ給気するとき、本来マッサージに関係のない足
1に対向しない面が膨張し、マッサージ効率が悪く、ポ
ンプ3の容量を大きくする必要があるという問題があっ
た。
【0005】また、従来にあっては、空気袋2とポンプ
3が離れているため、ポンプ3より空気を伝えるホース
20が不可欠であり、使用の度にホース20を着脱する
必要があり、施療者にとって手間がかかるという問題が
あった。更に、空気袋2と、操作機9と、ホース20と
大きく3つに分かれているので、持ち運びにくく、収納
性も悪いという問題があった。また、従来にあっては、
使用に当たって、施療者はブーツ状の空気袋2内に足首
を曲げ伸ばしして足1を入れたり、出したりする必要が
あり、空気袋2の装着、脱着が面倒で時間が掛かるとい
う問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、空気袋の足に対向していない
面の膨張を防ぎ、小さいポンプで効率よくマッサージを
行うことができ、また、使用時に手間がかからず脱着が
容易にでき、更に、持ち運びがしやすく、収納性に優れ
た足用エアーマッサージ器を提供することを課題とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る足用エアーマッサージ器は、足1に取付
けた空気袋2を給排気して空気袋2を膨張・収縮させる
ことで足1をマッサージする足用エアーマッサージ器に
おいて、足1を施療するための空気袋2と、空気袋2に
空気を供給するポンプ3と、空気袋2内の空気を排気す
る排気弁4と、硬質のハウジング5よりなり、空気袋2
が足1とハウジング5の足1に対向する面との間に配さ
れて成ることを特徴とするものである。このような構成
とすることで、空気袋2にポンプ3により空気を給気し
て空気袋2を膨張させた際に空気袋2の足1に対向しな
い面は硬質のハウジング5に当たるとそれ以上膨張せず
に足1に対向した面のみが膨張することになり、マッサ
ージ効率を良くすることができるものである。
【0008】また、ハウジング5の足1に対向する面が
足1の形状に沿った形状をしていることが好ましい。こ
のような構成とすることで、足1と空気袋2との間の隙
間を無くすことができるものである。
【0009】また、ハウジング5が本体6と蓋体7によ
って構成され、本体6と蓋体7が開閉可能な手段を有し
ていることが好ましい。このような構成とすることで、
使用に当たって、施療者は蓋体7を開け、足1を挿入し
た後に蓋体7を閉じることで、従来のように足首を曲げ
伸ばしして足1を入れる必要がなく、装着、脱着が容易
となる。
【0010】また、足1の大きさに合わせてマッサージ
に必要な空気量を調整する手段を有することが好まし
い。このような構成とすることで、足1の大きさに空気
量を調整して、最適の空気量でマッサージができること
になる。
【0011】また、マッサージに必要な空気量を調整す
る手段として空気袋2と空気袋2に対向するハウジング
5の面との間に介在される調整用補助袋8を備え、空気
袋2と調整用補助袋8内部への流入空気量を独立して制
御できる手段を備えていることが好ましい。このような
構成とすることで、施療前に調整用補助袋8に給気し、
マッサージ終了まで調整用補助袋8を膨張させたまま維
持することで空気袋2に給気する空気量を少なくするこ
とができるものである。
【0012】また、両足1を同時にマッサージする機能
を備え、両足1の間にできたハウジング5内部の隙間に
ポンプ3のような操作機9を内装したことが好ましい。
このような構成とすることで、足用エアーマッサージ器
Aを一体化できるものである。
【0013】また、空気袋2と足1の間に介在するため
の足裏のツボに対応した突起19を有したツボ刺激シー
ト10を備えていることが好ましい。このような構成と
することで、空気袋2の膨張にしたがってツボ刺激シー
ト10が足裏のツボを刺激して大きなマッサージ効果が
得られるものである。
【0014】また、ツボ刺激シート10を着脱自在とす
る手段を備えていることが好ましい。このような構成と
することで、施療者の好みや症状に応じてツボ刺激シー
ト10を使用したり、使用しなかったり、あるいは使用
する場合に症状に応じてツボ刺激シート10を取り替え
ることができるものである。
【0015】また、ふくらはぎ用エアーマッサージ器を
取付ける手段を有し、足1先及びふくらはぎのマッサー
ジを連動して行う手段を有していることが好ましい。こ
のような構成とすることで、足、ふくらはぎのマッサー
ジを連動して同時に行うことができるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0017】本発明の足用エアーマッサージ器Aは、足
1を施療するための空気袋2と、空気袋2に空気を供給
するポンプ3と、空気袋2内の空気を排気する排気弁4
と、硬質のハウジング5よりなるものである。そして、
空気袋2を足1とハウジング5の足1に対向する面との
間に配置してあることに特徴がある。なお、本発明にお
いても動作原理は図11に示すブロック図に示すものと
基本的には同じものである。
【0018】図1には本は発明の一実施形態が示してあ
り、足1を挿入することができる形状をした硬質のハウ
ジング5の内面部に空気袋3が取付けてある。そして、
内面部に空気袋3を配設した硬質のハウジング5内に足
1を入れた状態で、空気袋3への給排気を繰り返すこと
で、足のマッサージをするようになっている。図1
(a)は空気袋3に空気が給気されていない状態を示
し、図1(b)は空気袋3に空気が給気された状態を示
している。ここで、空気袋3に給気して空気袋3を膨張
させた場合、空気袋2の足1に対向しない面は硬質のハ
ウジング5に当たるとそれ以上膨張せずに足1に対向し
た面のみが膨張することになり、この結果、従来のよう
に空気袋2の足1に対向しない面も膨張するものに比べ
てマッサージ効率を良くすることができることになる。
【0019】硬質のハウジング5は全体が一体成形され
たものであってもよく、あるいは、硬質のハウジング5
が本体6と蓋体7とにより構成してあり、本体6に対し
て蓋体7を固着したものであってもよい。また、硬質の
ハウジング5を本体6と蓋体7によって構成し、本体6
と蓋体7が開閉可能な手段を有したものであってもよ
い。
【0020】図2、図3には本体6に対して蓋体7を開
閉自在に取付けてハウジング5を構成した実施形態が示
してある。この実施形態においては、本体6の前端部に
ヒンジ部11を介して蓋体7が回動自在に取付けてあ
る。図2は蓋体7を閉じた状態の半断面図で示してあ
り、図3は蓋体7を開いた状態の半断面図が示してあ
る。
【0021】本体6の両足1を載置する部分の間の部位
の内部にはポンプ3、排気弁、ポンプ3及び排気弁を制
御する制御回路21等の操作機9やホース20が内装し
てある。
【0022】空気袋2は本体6の上面部の両側部にそれ
ぞれ設けた左右一対の下空気袋部2aと、蓋体7の下面
部の両側部にはそれぞれ設けた左右一対の上空気袋部2
bとで構成してある。蓋体7を開いた状態で本体6の上
面部に設けた左右一対下空気袋部2aの上に左右の足1
を載せ、蓋体7を閉じることで、左右一対の上空気袋部
2bを左右の足1の上面に対向させることで、左右の足
1を足用エアーマッサージ器Aにセットでき、この状態
で、左右一対の下空気袋部2aと、左右一対の上空気袋
部2bとにポンプ3から空気の給気をしたり、排気した
りすることを繰り返すことで、両足1をマッサージする
ようになっている。
【0023】このように、本体6に対して蓋体7を開閉
自在とすることで、施療者は上記のように施療前に蓋体
7を開けて足1を挿入した後、蓋体7を閉じて蓋体7を
固定することができて、施療者は装着・着脱の度に足首
を曲げ伸ばしする必要がなく、装着・脱着の時間を短く
することができるものである。なお、図2、図3に示す
実施形態ではハウジング5の足の甲部分に対応する部分
を開閉自在な蓋体7としたが、足のハウジング5の足の
アキレス腱部分に対応する部分を開閉自在な蓋体7とし
てもよいものである。
【0024】ところで、図4や図5に示すように、足裏
及び足首の形状は曲面状となっており、このため、ハウ
ジング5の内部を足の形状に沿うようにつくることで、
足1と空気袋2との間の隙間を無くして効果的なマッサ
ージを行うことができるものである。図5(a)は空気
袋3に空気が給気されていない状態を示し、図5(b)
は空気袋3に空気が給気された状態を示しており、空気
袋3を膨張させた場合に図5(b)に示すように、足1
と空気袋2との間の隙間を確実に無くすことができるも
のである。なお、上記図4や図5に示す実施形態におい
てはハウジング5内部の足裏に面する部分と足の甲に面
する部分をそれぞれ足裏と足の甲の形状に沿うようにし
ているが、ハウジング5内部の足の甲や側面に面する部
分も足の形状に沿うような形状にしてもよいものであ
る。
【0025】また、足1の大きさに合わせてマッサージ
に必要な空気量を調整する手段を設けてもよいものであ
る。
【0026】図6(a)(b)にはマッサージに必要な
空気量を調整する手段として調整用補助袋8を備えた一
実施形態を示している。この調整用補助袋8は空気袋2
と空気袋2に対向するハウジング5の面との間に設けて
ある。ここで、空気袋2と調整用補助袋8内部への流入
空気量は制御回路21によりそれぞれ独立して制御でき
るようになっている。図6(a)は調整用補助袋8を設
けた場合における空気袋2に給気されていない状態を示
し、図6(b)は調整用補助袋8を設けた場合における
空気袋2に給気された状態を示し、また、図6(c)は
調整用補助袋8がない場合における空気袋2に給気され
ていない状態を示し、図6(d)は調整用補助袋8がな
い場合における空気袋2に給気された状態を示してい
る。図6(c)のようにハウジング5と足1との間の隙
間が大きい時には、図6(d)のようにマッサージをす
るために空気袋2に給気する空気量が多く必要である
が、図6(a)(b)に示すように、調整用補助袋8を
設けることで、施療前に調整用補助袋8を膨張させたま
ま維持することで、空気袋2に給気する空気量が少なく
て済むものである。このように、マッサージに必要な空
気量を調整する手段として調整用補助袋8を設けること
で、マッサージに必要な空気量を調整して少ない空気量
で効果的なマッサージができるものである。
【0027】図6(a)(b)に示す実施形態ではマッ
サージに必要な空気量を調整する手段として調整用補助
袋8を用いたが、ハウジング5の足1に対向する面をス
ライド自在とするスライド機構を設けて、このスライド
機構をマッサージに必要な空気量を調整する手段として
もよいものである。
【0028】ところで、両足1をマッサージする場合、
施療者は左右の足の間の間隔を少し開けるものである。
したがって、一つのハウジング5に左右両足1を入れて
マッサージをするような構造とした場合、ハウジング5
の左右の足1を挿入する部分の間に隙間が生じることに
なる。このハウジング5内部の左右の足1を挿入する部
分の間に生じる隙間を有効利用してポンプ3、排気弁、
ポンプ3及び排気弁を制御する制御回路21等の操作機
9を内装することで、足用エアーマッサージ器Aを一体
化できて、足用エアーマッサージ器Aを小型化でき、持
ち運びやすく、収納性も良くなるものである。
【0029】図2、図3に示す実施形態では本体6に対
して蓋体7を開閉自在としたものにおいて、本体6に操
作機9を内装した例を示したが、開閉自在とした蓋体7
に操作機9の構成部材の一部又は全部を内装するように
してもよいものである。また、ハウジング5が開閉しな
いタイプのものにおいても、図示を省略しているがハウ
ジング5の左右の足1を挿入する部分の間の隙間を利用
して操作機9の一部又は全部を内装することができるも
のである。
【0030】また、図7には本発明の他の実施形態を示
している。本実施形態においては、空気袋2と足1の間
に介在するための足裏のツボに対応した突起19を有し
たツボ刺激シート10を備えている。本実施形態におい
ては、空気袋2の膨張にしたがってツボ刺激シート10
が足裏のツボを刺激して大きなマッサージ効果が得られ
るようになっている。
【0031】ここで、ツボ刺激シート10は空気袋2に
対して固着してあってもよいが、空気袋2に対して着脱
自在となっていてもよいものである。ツボ刺激シート1
0を空気袋2に対して着脱自在としたものにおいては、
施療者の好みや症状に応じてツボ刺激シート10を使用
したり、使用しなかったり、あるいは使用する場合に症
状に応じてツボ刺激シート10を取り替えることができ
るものである。ツボ刺激シート10を空気袋2に対して
着脱自在とするに当たっては、ツボ刺激シート10を空
気袋2に対して面状ファスナーやホック等あるいはその
他の任意の着脱手段により着脱自在とするが、空気袋2
に単にツボ刺激シート10を当接して重ねただけのもの
であってもよい。
【0032】また、本発明の足用エアーマッサージ器A
にふくらはぎ用エアーマッサージ器を取付ける手段を設
けてもよいものである。
【0033】図8には足用エアーマッサージ器Aに設け
たふくらはぎ用エアーマッサージ器を取付ける手段の例
が示してある。図8において13は足用エアーマッサー
ジ器Aのエア供給路に接続したソケットであり、該ソケ
ット13にはふくらはぎ用エアーマッサージの空気供給
ホース14の端部に設けたプラグ15を着脱自在に接続
するための接続部16が設けてあり、ソケット13の接
続部16にはばね17により押圧されて接続口18を閉
じるための弁12が設けてある。そして、ふくらはぎ用
エアーマッサージ器をふくらはぎに装着し、また、足用
エアーマッサージ器A側に設けたソケット13にふくら
はぎ用エアーマッサージ器の空気供給ホース14のプラ
グ15を接続して、プラグ15の先端部の弁押部15a
によりソケット13の弁12を押すことで接続口18を
開いて足用エアーマッサージ器Aのエア供給路内とふく
らはぎ用エアーマッサージ器の空気供給ホース14内と
をソケット13、プラグ15を介して連通させる。これ
により、足用エアーマッサージ器Aに設けたポンプ3か
らの空気をふくらはぎ用エアーマッサージ器側にも同時
に供給したり、足用エアーマッサージ器Aに設けた排気
弁により同時に排気ができ、足用エアーマッサージ器A
に設けた制御回路21による制御で足用エアーマッサー
ジ器Aによる足先のマッサージとふくらはぎ用マッサー
ジ器によるふくらはぎのマッサージを連動して同時に行
うことができるものである。
【0034】また、プラグ15をソケット13から外す
と、ばね17により接続口18が閉じて接続口18から
空気が漏れることがなく、足用エアーマッサージ器Aの
みの単独使用に当たって支障なく使用できるものであ
る。
【0035】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、足に取付けた空気袋を給排気して空気袋
を膨張・収縮させることで足をマッサージする足用エア
ーマッサージ器において、足を施療するための空気袋
と、空気袋に空気を供給するポンプと、空気袋内の空気
を排気する排気弁と、硬質のハウジングよりなり、空気
袋が足とハウジングの足に対向する面との間に配されて
いるので、空気袋にポンプにより空気を給気して空気袋
を膨張させた際に空気袋の足に対向しない面は硬質のハ
ウジングに当たるとそれ以上膨張せずに足に対向した面
のみが膨張することになり、マッサージ効率を良くする
ことができ、この結果、小さい容量のポンプにより効率
のいいマッサージをすることができるものである。
【0036】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ハウジングの足
に対向する面が足の形状に沿った形状をしているので、
足と空気袋との間の隙間を無くすことができて効率的な
マッサージを行うことができるものである。
【0037】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ハウジングが本
体と蓋体によって構成され、本体と蓋体が開閉可能な手
段を有しているので、使用に当たって、施療者は蓋体を
開け、足を挿入した後に蓋体を閉じることで、従来のよ
うに足首を曲げ伸ばしして足を入れる必要がなく、装
着、脱着が容易となるとともに装着、着脱時間が短くな
るものである。
【0038】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、足の大きさに合
わせてマッサージに必要な空気量を調整する手段を有す
るので、足の大きさに空気量を調整して、最適の空気量
でマッサージができるものである。
【0039】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項4記載の発明の効果に加えて、マッサージに必
要な空気量を調整する手段として空気袋と空気袋に対向
するハウジングの面との間に介在される調整用補助袋を
備え、空気袋と調整用補助袋内部への流入空気量を独立
して制御できる手段を備えているので、施療前に調整用
補助袋に給気し、マッサージ終了まで調整用補助袋を膨
張させたまま維持することにより空気袋に給気する空気
量を少なくすることができ、少ない空気量で効果的なマ
ッサージができるものである。
【0040】また、請求項6記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、両足を同時にマ
ッサージする機能を備え、両足の間にできたハウジング
内部の隙間にポンプ及び操作機を内装したので、足用エ
アーマッサージ器を一体化でき、この結果、足用エアー
マッサージ器が小型化でき、持ち運びやすく、収納性も
良くなるものである。
【0041】また、請求項7記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、空気袋と足の間
に介在するための足裏のツボに対応した突起を有したツ
ボ刺激シートを備えているので、空気袋の膨張にしたが
ってツボ刺激シートが足裏のツボを刺激して大きなマッ
サージ効果が得られるものである。
【0042】また、請求項8記載の発明にあっては、上
記請求項7記載の発明の効果に加えて、ツボ刺激シート
を着脱自在とする手段を備えているので、施療者の好み
や症状に応じてツボ刺激シートを使用したり、使用しな
かったり、あるいは使用する場合に症状に応じてツボ刺
激シートを取り替えることができて、施療者の目的に応
じた効果的なマッサージができるものである。
【0043】また、請求項9記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、ふくらはぎ用エ
アーマッサージ器を取付ける手段を有し、足先及びふく
らはぎのマッサージを連動して行う手段を有しているの
で、足、ふくらはぎのマッサージを連動して同時に行う
ことができて、より効果的なマッサージが可能となるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、(a)は空気袋に
空気が給気されていない状態を示す断面図であり、
(b)は空気袋に空気が給気された状態を示す断面図で
ある。
【図2】同上の他の実施形態の蓋体を閉じた状態の半断
面図である。
【図3】同上の蓋体を開いた状態の半断面図である。
【図4】図2のX−X線の断面図である。
【図5】同上の更に他の実施形態を示し、(a)は空気
袋に空気が給気されていない状態を示す断面図であり、
(b)は空気袋に空気が給気された状態を示す断面図で
ある。
【図6】(a)は調整用補助袋を備えたものにおいて空
気袋に空気が給気されていない状態を示す断面図であ
り、(b)は調整用補助袋を備えたものにおいて空気袋
に空気が給気された状態を示す断面図であり、(c)は
調整用補助袋が無いものにおいて空気袋に空気が給気さ
れていない状態を示す断面図であり、(d)は調整用補
助袋が無いものにおいて空気袋に空気が給気された状態
を示す断面図である。
【図7】同上の更に他の実施形態を示し、ツボ刺激シー
トを備えた例を示す断面図である。
【図8】同上の更に他の実施形態を示すソケットとプラ
グを示す概略説明図である。
【図9】従来例の斜視図である。
【図10】(a)は従来例において空気袋に空気が給気
されていない状態を示す断面図であり、(b)は空気袋
に空気が給気された状態を示す断面図である。
【図11】エアーマッサージ器の動作原理をあらわすブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 足 2 空気袋 3 ポンプ 4 排気弁 5 ハウジング 6 本体 7 蓋体 8 調整用補助袋 9 操作機 10 ツボ刺激シート
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月6日(1999.12.
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】図1には本発明の一実施形態が示してあ
り、足1を挿入することができる形状をした硬質のハウ
ジング5の内面部に空気袋3が取付けてある。そして、
内面部に空気袋3を配設した硬質のハウジング5内に足
1を入れた状態で、空気袋3への給排気を繰り返すこと
で、足のマッサージをするようになっている。図1
(a)は空気袋3に空気が給気されていない状態を示
し、図1(b)は空気袋3に空気が給気された状態を示
している。ここで、空気袋3に給気して空気袋3を膨張
させた場合、空気袋2の足1に対向しない面は硬質のハ
ウジング5に当たるとそれ以上膨張せずに足1に対向し
た面のみが膨張することになり、この結果、従来のよう
に空気袋2の足1に対向しない面も膨張するものに比べ
てマッサージ効率を良くすることができることになる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】本体6の両足1を載置する部分の間の部位
の内部にはポンプ3、排気弁4、ポンプ3及び排気弁4
を制御する制御回路21等の操作機9やホース20が内
装してある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】ところで、図4や図5に示すように、足裏
及び足首の形状は曲面状となっており、このため、ハウ
ジング5の内部を足の形状に沿うようにつくることで、
足1と空気袋2との間の隙間を無くして効果的なマッサ
ージを行うことができるものである。図5(a)は空気
袋3に空気が給気されていない状態を示し、図5(b)
は空気袋3に空気が給気された状態を示しており、空気
袋3を膨張させた場合に図5(b)に示すように、足1
と空気袋2との間の隙間を確実に無くすことができるも
のである。なお、上記図4や図5に示す実施形態におい
てはハウジング5内部の足裏に面する部分と足の甲に面
する部分をそれぞれ足裏と足の甲の形状に沿うようにし
ているが、ハウジング5内部の足の甲やアキレス腱部分
に面する部分も足の形状に沿うような形状にしてもよい
ものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
フロントページの続き (72)発明者 岩本 浩範 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 齋藤 篤裕 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 秦 慶治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4C100 AA01 AD02 BA01 BB05 BC11 CA02 DA10 DA11 EA10 4C101 BA01 BB01 BB02 BC09 BD17 BE01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足に取付けた空気袋を給排気して空気袋
    を膨張・収縮させることで足をマッサージする足用エア
    ーマッサージ器において、足を施療するための空気袋
    と、空気袋に空気を供給するポンプと、空気袋内の空気
    を排気する排気弁と、硬質のハウジングよりなり、空気
    袋が足とハウジングの足に対向する面との間に配されて
    成ることを特徴とする足用エアーマッサージ器。
  2. 【請求項2】 ハウジングの足に対向する面が足の形状
    に沿った形状をしていることを特徴とする請求項1記載
    の足用エアーマッサージ器。
  3. 【請求項3】 ハウジングが本体と蓋体によって構成さ
    れ、本体と蓋体が開閉可能な手段を有していることを特
    徴とする請求項1記載の足用エアーマッサージ器。
  4. 【請求項4】 足の大きさに合わせてマッサージに必要
    な空気量を調整する手段を有することを特徴とする請求
    項1記載の足用エアーマッサージ器。
  5. 【請求項5】 マッサージに必要な空気量を調整する手
    段として空気袋と空気袋に対向するハウジングの面との
    間に介在される調整用補助袋を備え、空気袋と調整用補
    助袋内部への流入空気量を独立して制御できる手段を備
    えていることを特徴とする請求項4記載の足用エアーマ
    ッサージ器。
  6. 【請求項6】 両足を同時にマッサージする機能を備
    え、両足の間にできたハウジング内部の隙間にポンプの
    ような操作機を内装したことを特徴とする請求項1記載
    の足用エアーマッサージ器。
  7. 【請求項7】 空気袋と足の間に介在するための足裏の
    ツボに対応した突起を有したツボ刺激シートを備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の足用エアーマッサー
    ジ器。
  8. 【請求項8】 ツボ刺激シートを着脱自在とする手段を
    備えていることを特徴とする請求項7記載の足用エアー
    マッサージ器。
  9. 【請求項9】 ふくらはぎ用エアーマッサージ器を取付
    ける手段を有し、足先及びふくらはぎのマッサージを連
    動して行う手段を有していることを特徴とする請求項1
    記載の足用エアーマッサージ器。
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