JP2001087108A - 背もたれ兼用枕 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 枕と背もたれを兼用できる、ベッド用の背も
たれ兼用枕を提供する。 【解決手段】 従来と同様の形態をした枕（１）の片面
に、背もたれ用としての可撓性を有する方形で薄板の背
もたれ板（２）を固着し、該背もたれ板の該枕との反対
面に薄厚のクッション（３）を固着したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、枕と背もたれを
兼用できる、ベッド用の背もたれ兼用枕に関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】従来の睡眠用枕は、方形の布袋に綿状素
材を充填した、睡眠専用の単純な形態のものであり、特
殊なものとして安眠効果を高めるための形態と、特殊素
材を使用したものがある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これらは仰臥状態での
頭部の高さが、安眠できる一定の高さになるが、仰臥状
態で読書やテレビ観賞をしたい場合や、寝たきりの高齢
者、身障者や入院患者が食事をしたり介護を受ける場合
に、腰上部を起したい場合がある。本発明は、これらの
観点より開発されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】従来と同様の形態をした
枕（１）の片面に、背もたれ用としての可撓性を有する
方形で薄板の背もたれ板（２）を固着し、該背もたれ板
の該枕との反対面に薄厚のクッション（３）を固着し
た。本発明は、以上の構成よりなる、背もたれ兼用であ
る。

【０００５】

【発明の実施の形熊】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （イ）従来と同様の形態をした枕（１）の片面に、背も
たれ用としての可撓性を有する方形で薄厚の背もたれ板
（２）を固着し、該背もたれ板の該枕との反対面に薄厚
のクッション（３）を固着する。 （ロ）該背もたれ板は、可撓性を有する硬質素材の薄板
とする。 （ハ）該背もたれ板は、軽量化するために多孔板として
もよい。 （ニ）該クッションは設けずに、該枕をクッションとし
て兼用してもよい。 本発明は、以上の構成よりなっている。本発明の使用方
法は、通常の睡眠に用いる場合は図１の如く該枕を上面
にして使用し、腰上部を起したい場合には図３の如く、
該背もたれ兼用枕をベッド（４）の枕元側の衝立に斜め
に立て掛けて使用する。

【０００６】

【発明の効果】本発明を使用することにより、仰臥状態
で読書やテレビ観賞をしり、寝たきりの高齢者、身障者
や入院患者が食事をしたり介護を受ける場合に、腰上部
を起すことが簡単な操作で容易にできる。又、長時間の
仰臥の姿勢による疲れからの開放や床擦れの軽減に有効
である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のＡ−Ａ断面図である。

【図２】本発明の平面図である。

【図３】本発明の使用状態を表わす側面図である。

【符号の説明】

１．枕 ２．背もたれ板 ３．クッション

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】従来と同様の形態をした枕（１）の片面
   に、背もたれ用としての可撓性を有する方形で薄板の背
   もたれ板（２）を固着し、該背もたれ板の該枕との反対
   面に薄厚のクッション（３）を固着した、背もたれ兼用
   枕。