JP2001087050A - ダボ内蔵棚板 - Google Patents

ダボ内蔵棚板

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JP2001087050A
JP2001087050A JP26994299A JP26994299A JP2001087050A JP 2001087050 A JP2001087050 A JP 2001087050A JP 26994299 A JP26994299 A JP 26994299A JP 26994299 A JP26994299 A JP 26994299A JP 2001087050 A JP2001087050 A JP 2001087050A
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JP
Japan
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dowel
shelf
cabinet
dowels
plate
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Pending
Application number
JP26994299A
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English (en)
Inventor
Makoto Kikuchi
真 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nanbu Plastics Co Ltd
Original Assignee
Nanbu Plastics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネットを傾けたり、倒したりしても棚
板が外れないため、棚に取り付けたままで出荷や移動等
ができて便利なダボ内蔵棚板を提供する。 【解決手段】 キャビネット1における側板1aの間に
懸け渡してダボ4に支持させる棚板2であって、この棚
板2は、両端部に側板1aに設けられたダボ孔3に対応
するダボ孔8を有して、このダボ孔8に前記側板1aの
ダボ孔3へ挿し抜きされるダボ4を内蔵したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内蔵ダボによって
キャビネットへ外れないように取付けることができるダ
ボ内蔵棚板に関する。
【0002】
【従来の技術】キャビネットにおける側板の間に懸け渡
してダボに支持させる従来の棚板は、側板に設けた複数
のダボ孔にダボを挿し、このダボの上へ棚板を乗せて、
裏面に前記ダボが収まる浅い溝を設けることにより棚板
を安定させるようにしたものである。
【0003】しかしながら、ダボに乗るだけの棚板は、
キャビネットを傾けたり、倒したりすると棚板が外れて
しまうから、出荷や移動等の際には、棚板を外してキャ
ビネットとは別に梱包しなければならない煩わしさがあ
って、しかも、外した棚板やダボは忘れたり、なくした
りし易い問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
を解決するため、キャビネットを傾けたり、倒したりし
ても棚板が外れないため、キャビネットに取り付けたま
まで出荷や移動等ができて便利なダボ内蔵棚板を提供す
ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明に係るダボ内蔵棚板は、下記の構成を採用するこ
とを特徴とする。 (1) 請求項1においては、キャビネットにおける側
板の間に懸け渡してダボに支持させる棚板であって、こ
の棚板は、両端部に側板に設けられたダボ孔に対応する
ダボ孔を有して、このダボ孔に前記側板のダボ孔へ挿
入、離脱されるダボを内蔵したものである。 (2) 請求項2においては、両端部に内蔵させたダボ
が側板のダボ孔へ挿入されるようにばねにより付勢され
ている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るダボ内蔵棚板
の実施の形態を図面に基いて説明する。
【0007】図1は、本発明に係るダボ内蔵棚板2を使
用したキャビネット1である。このキャビネット1は、
両側板1aを天板1bと底板1cにより連結して、後側
に背板1dを取り付けたもので、前側は開放の場合もあ
るが、扉あるいは引戸(いずれも図面省略)により閉じ
る場合もある。
【0008】キャビネット1に対する棚板2の架け渡し
は、小型の棚1の場合は、両側板1aの間に行うが、大
型の棚1の場合は、側板1aの間に中仕切(図示せず)
を設けるため、側板と中仕切との間に架け渡すもので、
架け渡された棚板2は側板1aにあけたダボ孔3にダボ
4を挿して支持させる。
【0009】図2〜図5は、ダボ内蔵棚板の第1の実施
形態を示すもので、この実施形態では棚板2を合成樹脂
の押出成形により表板2aと裏板2bとが上下方向に向
う多数のリブ2cにより連結された中空構造(図2参
照)に形成して、その両端に側蓋5を取付けた構成とし
てある。
【0010】側蓋5は、その内縁に棚板2の外縁へ印篭
嵌めにする部分6を形成するとともに、内方に棚板2の
中空部に対応する複数の取付脚7を設けて、この取付脚
7を棚板2の中空部へ挿嵌し、部分6は棚板2の端縁に
印篭嵌めにして、棚板2に超音波振動をかけて棚板2と
側蓋5とを溶着させるか、または、接着剤による接着を
行うようにする。
【0011】更に、側蓋5は端面にキャビネット1の側
板1aに開けられたダボ孔3に対応するダボ孔8を開け
て、このダボ孔8に側板1aのダボ孔3へ挿し抜きする
ダボ4を嵌合し、該ダボ4に側蓋5にダボ4の進退方向
と平行させて設けたガイド9に係合する合成樹脂製の操
作片10を支持させてある。
【0012】前記操作片10は、その下部を側蓋5の下
面に設けられた窓孔11から外へ出して、この部分に棚
板2の下面に沿って内方へ延出する指掛部12を付設
し、この指掛部12の基部の下面に滑り止め13を設け
るとともに、先端には指掛部12を下方へ反らせて弾性
を利かせるための突条14を設けてある。
【0013】前記第1の実施形態の棚板2は、図1に示
すようにキャビネット1における側板1aの間に架け渡
して、内蔵させたダボ4を側板1aのダボ孔3に合わせ
て、指掛部10を外方へ押すと、ダボ4は側蓋5のダボ
孔8を摺動して側板1aのダボ孔3へ嵌合し、指掛部1
2を内方へ引いてダボ4をダボ孔3から外さない限り、
棚板2がずれたり、外れたりすることがない確実で安定
した棚板2の取付けができる。
【0014】図6〜図10は、ダボ内蔵棚板2の第2の
実施形態を示す。この実施形態は、棚板2を合成樹脂の
押出成形により形成して、その両端に合成樹脂の射出成
形により形成した側蓋5を取付ける構成と、側蓋5の端
面にキャビネット1の側板1aに開けたダボ孔3に合わ
せたダボ孔8を開け、このダボ孔8に側板1のダボ孔3
へ挿し抜きするダボ4を嵌合する構成とは第1の実施形
態同じである。しかし、ダボ4の側蓋5内に位置する部
分の下側に操作杆15を設け、上側に突起16を設け
て、前記操作杆15と突起16とをダボ4の進退方向と
平行するように側蓋5に設けたガイド17と18に係合
させ、操作杆16の側蓋5の下方に設けた切欠19内へ
突出する部分には操作つまみ20を取付けてある。
【0015】ダボ孔8に嵌合したダボ4は、側板1aの
ダボ孔3へ挿入されるようにコイルばね21により付勢
させる。このため、ダボ4の内方には、ダボ4の内端と
の間にコイルばね21を挟み込ませるばね受22を設け
て、このばね受け22を側蓋5側へ延出させて、その孔
23を側底5に設けた突片24へ係合さるせことにより
側蓋5へ固定してある。
【0016】前記第2の実施形態の棚板2は、図1に示
すようにキャビネット1における側板1aの間へ架け渡
して、内蔵させたダボ4を側板1aのダボ孔3に合わせ
ると、ダボ4はコイルばね21に押されて側蓋5のダボ
孔6を外方へ摺動し、側板1aのダボ孔3に嵌合して、
コイルばね21の力に抗して操作つまみ20を内方に引
き、ダボ4をダボ孔3から抜き取らない限り、棚板2が
ずれたり、外れたりすることがない確実で安定した棚板
2の取付けができる。
【0017】図11〜図14は、ダボ内蔵棚板2の第3
の実施形態を示す。この実施形態は、棚板2を合成樹脂
の押出成形により形成する点は、第1、第2の実施形態
と同じである。しかし、合成樹脂の射出成形により形成
される側蓋5が、蓋部5aとその開口へ印篭嵌めによっ
て取付け、かつ、内側に棚板2の端部へ印篭嵌めにする
部分6と、棚板2の中空部へ挿し込む取付脚7とを設け
た取付部5bとに分割形成される構造と、複数のダボ4
を連結杆25の両端に取付けて連動される構造とにおい
て第1、第2の実施形態と相違する。
【0018】側蓋5の蓋部5aは、キャビネット1の側
板1aに対応する面に側板1aに開けられた複数のダボ
孔3に対応するダボ孔8を開け、このダボ孔8に連結杆
25の両端に取付けたダボ4を嵌合する。また、取付部
5bはダボ4に対応する部分にばね受け26を設けて、
このばね受け26と連結杆25との間にコイルばね27
を挟み込んで、コイルばね27によりダボ4が側板1a
のダボ孔8へ挿し込まれるように付勢させるもので、蓋
部5aの中央部の下側には連結杆25の中央部分を露出
させる切欠28を設け、この切欠28において連結杆2
5を操作するようにしてある。
【0019】前記第3の実施形態の棚板2は、図1に示
すようにキャビネット1における側板1aの間へ架け渡
して、内蔵させたダボ4を側板1aのダボ孔3に合わせ
ると、ダボ4はコイルばね27に押されて側蓋5のダボ
孔8を外方へ摺動し側板1aのダボ孔3へ嵌合して、コ
イルばね27の力に抗して連結杆25を内方に引き、ダ
ボ4をダボ孔3から抜き取らない限り、棚板2がずれた
り、外れたりすることがない確実で安定した棚板2の取
付けができる。
【0020】本発明に係るダボ内蔵棚板は、実施形態を
合成樹脂製のものについてのみ説明したが、合成樹脂製
に限定されるものではなく、木製、金属板製等の棚板に
も適用できることは勿論である。しかし、これらについ
ての実施形態の図面並びに説明は省略した。
【0021】
【発明の効果】(1) 棚板の内蔵ダボは、キャビネッ
トにおける側板のダボ孔へ嵌合すれば、キャビネットを
傾けたり、倒したりしても定位置に安定して外れること
がないから、棚板を取付けたままでキャビネットの移動
や出荷ができて、棚板を別梱包する手間が省けるだけで
なく、棚板やダボを忘れたり、なくしたりする問題が解
消されて、開梱すれば棚板を取付ける面倒もなくすぐに
使用できる。
【0022】(2) ばね付勢されるダボは、ダボ孔に
合わせるだけでダボ孔へ挿し込まれるため、棚板の取付
けを楽に素早く行えるとともに、地震等でキャビネット
が激しく揺れてもダボが引っ込んで棚板を脱落させるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダボ内蔵棚板を使用したキャビネ
ットの斜視図である。
【図2】ダボ内蔵棚板の第1の実施形態を示す分解斜視
図である。
【図3】同上の側蓋の一部分を内側から見た側面図であ
る。
【図4】同上のダボを側板のダボ孔に挿す前の状態を示
す縦断正面図である。
【図5】同上のダボを側板のダボ孔に挿した状態を示す
縦断正面図である。
【図6】ダボ内蔵棚板の第2の実施形態を示す分解斜視
図である。
【図7】同上を反対側から見た分解斜視図である
【図8】同上の側蓋の一部分を内側から見た側面図であ
る。
【図9】同上のダボを側板のダボ孔に挿す前の状態を示
す縦断正面図である。
【図10】同上のダボを側板のダボ孔に挿した状態を示
す縦断正面図である。
【図11】ダボ内蔵棚板の第3の実施形態を示す分解斜
視図である。
【図12】同上の側蓋における蓋部の一部分を内側から
見た側面図である。
【図13】同上のダボを側板のダボ孔に挿す前の状態を
示す縦断正面図である。
【図14】同上のダボを側板のダボ孔に挿した状態を示
す縦断正面図である。
【符号の説明】 1 キャビネット 1a 側板 2 棚板 3 ダボ孔 4 ダボ 8 ダボ孔 21,28 コイルばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネットにおける側板の間に懸け渡
    してダボに支持させる棚板であって、 この棚板は、両端部に側板に設けられたダボ孔に対応す
    るダボ孔を有して、 このダボ孔に前記側板のダボ孔へ挿入、離脱されるダボ
    を内蔵したものであることを特徴とするダボ内蔵棚板。
  2. 【請求項2】 両端部に内蔵させたダボが側板のダボ孔
    へ挿入されるようにばねにより付勢されていることを特
    徴とする請求項1項記載のダボ内蔵棚板。
JP26994299A 1999-09-24 1999-09-24 ダボ内蔵棚板 Pending JP2001087050A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011104174A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Inax Corp 引出し用レールフレームの後付け方法
KR102472759B1 (ko) * 2022-04-19 2022-12-01 주식회사 퍼맥스 가구용 선반
KR20230012170A (ko) * 2021-07-15 2023-01-26 주식회사 봉적 안전 선반
KR102577988B1 (ko) * 2023-03-10 2023-09-14 주식회사 네오퍼스 수납가구용 선반 체결부재

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