JP2001086920A - 無人防除装置及びその防除方法 - Google Patents
無人防除装置及びその防除方法Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 一つの防除器で施設ハウス全体に対して自動
的に防除を行うことができ,空間活用度を高める無人防
除装置及びその防除方法を提供すること。 【解決手段】 薬管を備え,自ら移動して薬剤を農作物
に噴射させる防除器50を有する防除装置1において,
施設ハウス内の畝に沿って一直線に設けられ,支持部材
に支持される多数個の走行棒10と,走行棒10に対向
して一側端部に設けられた移送レール20と,移送レー
ル20で往復走行し,複数個のセンサ及び制御手段を有
する防除器移送手段30と,防除器50が走行棒10に
沿って移動できるように前進・後進動作するL字形のリ
ード棒が取付けられた走行棒連結手段と,を具備し,防
除器50は,公知の無人防除器1であり,リード棒の上
に載って移送され,走行棒10に沿って移動しながら薬
剤を噴射するよう構成されている。
的に防除を行うことができ,空間活用度を高める無人防
除装置及びその防除方法を提供すること。 【解決手段】 薬管を備え,自ら移動して薬剤を農作物
に噴射させる防除器50を有する防除装置1において,
施設ハウス内の畝に沿って一直線に設けられ,支持部材
に支持される多数個の走行棒10と,走行棒10に対向
して一側端部に設けられた移送レール20と,移送レー
ル20で往復走行し,複数個のセンサ及び制御手段を有
する防除器移送手段30と,防除器50が走行棒10に
沿って移動できるように前進・後進動作するL字形のリ
ード棒が取付けられた走行棒連結手段と,を具備し,防
除器50は,公知の無人防除器1であり,リード棒の上
に載って移送され,走行棒10に沿って移動しながら薬
剤を噴射するよう構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ビニールハウスや
ガラス温室のような施設園芸作物に対する病虫害を防止
するための自動化された無人防除装置及びその防除方法
に関し,特に,一つの防除器で,施設ハウス全体に対し
て自動的に防除を行うことができ,「L」字形のリード
棒による薬液供給ホースおよび電力線を取り付けること
により,空間活用度を高める無人防除装置およびその防
除方法に関する。
ガラス温室のような施設園芸作物に対する病虫害を防止
するための自動化された無人防除装置及びその防除方法
に関し,特に,一つの防除器で,施設ハウス全体に対し
て自動的に防除を行うことができ,「L」字形のリード
棒による薬液供給ホースおよび電力線を取り付けること
により,空間活用度を高める無人防除装置およびその防
除方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無人防除装置では,図17に示し
たように,多数個のノズルが設けられた薬管を備え,内
蔵されたモーターによって輪が駆動される防除器100
が,自ら走行レール110の上を移動しながら,ホース
から供給される薬剤を農作物に噴射するように構成され
ている。
たように,多数個のノズルが設けられた薬管を備え,内
蔵されたモーターによって輪が駆動される防除器100
が,自ら走行レール110の上を移動しながら,ホース
から供給される薬剤を農作物に噴射するように構成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,かかる
防除器は,防除器それ自体の駆動力で走行レールに沿っ
て往復しながら薬剤を散布する機能のみを有しているの
で,ビニールハウス内の畑の畝に沿って一直線に設けら
れた全ての走行レール毎に防除器をそれぞれ設置する必
要がある。
防除器は,防除器それ自体の駆動力で走行レールに沿っ
て往復しながら薬剤を散布する機能のみを有しているの
で,ビニールハウス内の畑の畝に沿って一直線に設けら
れた全ての走行レール毎に防除器をそれぞれ設置する必
要がある。
【0004】従って,大型のビニールハウスやガラス温
室のように,畑の畝が数十個に至る場合,畑の畝ごとに
防除器をそれぞれ設置しなければならないため,多大な
防除器の設置費用を,栽培農家が負担するという問題点
があった。
室のように,畑の畝が数十個に至る場合,畑の畝ごとに
防除器をそれぞれ設置しなければならないため,多大な
防除器の設置費用を,栽培農家が負担するという問題点
があった。
【0005】さらに,上記のような従来の無人防除方法
では,走行レール毎に設けられた防除器を一つ一つ操作
して駆動しなければならないため,完全な自動化システ
ムによる無人防除装置であるとは言えない現状である。
また,密閉された空間で防除器を一つ一つ操作しなくて
はならないため,作業者の健康に悪影響を与えるという
問題点があった。
では,走行レール毎に設けられた防除器を一つ一つ操作
して駆動しなければならないため,完全な自動化システ
ムによる無人防除装置であるとは言えない現状である。
また,密閉された空間で防除器を一つ一つ操作しなくて
はならないため,作業者の健康に悪影響を与えるという
問題点があった。
【0006】本発明は,このような問題に鑑みてなされ
たもので,その目的とするところは,一つの防除器で,
施設ハウスの全体に対して自動的に防除を行うことがで
き,また,薬液供給ホース及び電力線が取付けられた連
結リード棒の形状を「L」字形に折り曲げることによ
り,施設ハウス内の空間活用度を高くすることができる
無人防除装置及びその防除方法を提供することにある。
たもので,その目的とするところは,一つの防除器で,
施設ハウスの全体に対して自動的に防除を行うことがで
き,また,薬液供給ホース及び電力線が取付けられた連
結リード棒の形状を「L」字形に折り曲げることによ
り,施設ハウス内の空間活用度を高くすることができる
無人防除装置及びその防除方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,本発明は,請求項1に記載のように,多数個のノ
ズルが設けられた薬管を備え,内蔵されたモータによっ
て輪が駆動され,自ら走行レールに沿って移動しなが
ら,ホースから薬剤を農作物に噴射させる防除器を有す
る防除装置において,施設ハウス内の畝に沿って一直線
に設けられ,支持部材に支持される多数個の走行棒と,
前記走行棒に対向して一端部に設けられた防除器移送レ
ールと,前記防除器移送レールで往復走行し,かつ複数
個のセンサおよび制御手段を有する防除器移送手段と,
前記防除器が前記走行棒に沿って移動できるように前進
・後進動作するL字形のリード棒が取付けられた走行棒
連結手段と,を具備し,前記防除器は,公知の無人防除
器であり,前記リード棒の上に載って移送され,前記走
行棒に沿って移動しながら薬剤を噴射するよう構成され
ていることを特徴とする無人防除装置を提供する。かか
る構成によれば,防除器は,ハウス内の畝に沿って設け
られた多数個の走行棒に沿って移動しながら薬剤を噴射
することができるので,一つの防除器で,施設ハウスの
全体に対して自動的に防除を行うことができる。また,
「L」字形の走行棒連結手段のリード棒を設けることに
より,施設ハウス内の空間活用度を向上させ,かつ操作
及び管理を容易化することができる。
めに,本発明は,請求項1に記載のように,多数個のノ
ズルが設けられた薬管を備え,内蔵されたモータによっ
て輪が駆動され,自ら走行レールに沿って移動しなが
ら,ホースから薬剤を農作物に噴射させる防除器を有す
る防除装置において,施設ハウス内の畝に沿って一直線
に設けられ,支持部材に支持される多数個の走行棒と,
前記走行棒に対向して一端部に設けられた防除器移送レ
ールと,前記防除器移送レールで往復走行し,かつ複数
個のセンサおよび制御手段を有する防除器移送手段と,
前記防除器が前記走行棒に沿って移動できるように前進
・後進動作するL字形のリード棒が取付けられた走行棒
連結手段と,を具備し,前記防除器は,公知の無人防除
器であり,前記リード棒の上に載って移送され,前記走
行棒に沿って移動しながら薬剤を噴射するよう構成され
ていることを特徴とする無人防除装置を提供する。かか
る構成によれば,防除器は,ハウス内の畝に沿って設け
られた多数個の走行棒に沿って移動しながら薬剤を噴射
することができるので,一つの防除器で,施設ハウスの
全体に対して自動的に防除を行うことができる。また,
「L」字形の走行棒連結手段のリード棒を設けることに
より,施設ハウス内の空間活用度を向上させ,かつ操作
及び管理を容易化することができる。
【0008】その際に,請求項2に記載のように,前記
走行棒連結手段においては,前記L字形のリード棒は,
その先端に砲弾状の結合突起が設けられ,連結手段支持
台で支持・固定されており,前記連結手段支持台の中央
に横切って連結されたラックギヤと,連結手段駆動モー
タに設けられたピニオンギヤとが噛み合うように構成さ
れていることが好ましい。かかる構成によれば,連結手
段駆動モータを動作させると,ピニオンギヤが回転し,
それに噛み合っているラックギヤが前後進動作する。こ
れに伴ない,連結手段支持台と,連結手段支持台に固定
されたリード棒とが前後進動作をして,リード棒に設け
られた結合突起により,リード棒と走行棒を連結あるい
は離脱することができる。
走行棒連結手段においては,前記L字形のリード棒は,
その先端に砲弾状の結合突起が設けられ,連結手段支持
台で支持・固定されており,前記連結手段支持台の中央
に横切って連結されたラックギヤと,連結手段駆動モー
タに設けられたピニオンギヤとが噛み合うように構成さ
れていることが好ましい。かかる構成によれば,連結手
段駆動モータを動作させると,ピニオンギヤが回転し,
それに噛み合っているラックギヤが前後進動作する。こ
れに伴ない,連結手段支持台と,連結手段支持台に固定
されたリード棒とが前後進動作をして,リード棒に設け
られた結合突起により,リード棒と走行棒を連結あるい
は離脱することができる。
【0009】また,請求項3に記載のように,前記リー
ド棒の前記結合突起の端部と,前記走行棒内に対応する
センサを設けることが好ましい。リード棒が走行棒へ前
進する際にセンサが反応しない場合には,作業を中止す
るように設定しておけば,リード棒が走行棒の端部に挿
入されていない状態でリード棒が前進することを防止で
きる。
ド棒の前記結合突起の端部と,前記走行棒内に対応する
センサを設けることが好ましい。リード棒が走行棒へ前
進する際にセンサが反応しない場合には,作業を中止す
るように設定しておけば,リード棒が走行棒の端部に挿
入されていない状態でリード棒が前進することを防止で
きる。
【0010】さらに,請求項4に記載のように,前記防
除器移送手段の薬液供給ホース及び電線が取付けられた
L字形の前記リード棒を所定の角度で傾斜させておき,
防除を行うとき,L字形の前記リード棒の折曲げ部位
に,前記薬液供給ホース及び前記電線が円滑に供給され
るようにするしてもよい。
除器移送手段の薬液供給ホース及び電線が取付けられた
L字形の前記リード棒を所定の角度で傾斜させておき,
防除を行うとき,L字形の前記リード棒の折曲げ部位
に,前記薬液供給ホース及び前記電線が円滑に供給され
るようにするしてもよい。
【0011】また,本発明の別の観点によれば,請求項
5に記載のように,多数個のノズルが設けられた薬管を
用い,ホースから供給される薬剤を農作物に噴射させる
無人防除方法において,電源が入力され,移送手段が移
送レールに沿って移動するステップと,前記移動過程
で,走行棒に設けられた認識手段を感知すると,前記移
送手段を停止させるステップと,前記停止後,前記移送
手段に取付けられたL字形のリード棒と前記走行棒とを
連結するステップと,前記連結後,前記移送手段によっ
て移送される防除器が前記走行棒に沿って移動しながら
薬剤を噴霧して防除を行うステップと,前記防除過程
で,前記走行棒の他側に設けられた認識手段を感知する
と,前記防除器の移動を停止させると共に,前記防除器
を逆行させるステップと,前記防除後,前記防除器が元
の位置に戻ると,L字形の前記リード棒と前記走行棒と
を分離するステップと,前記分離後,更に,前記移送手
段が前進して上記のステップ等を繰り返すステップと,
作業終了後,前記移送手段が元の位置に復帰するステッ
プと,を含むことを特徴とする無人防除方法が提供され
る。
5に記載のように,多数個のノズルが設けられた薬管を
用い,ホースから供給される薬剤を農作物に噴射させる
無人防除方法において,電源が入力され,移送手段が移
送レールに沿って移動するステップと,前記移動過程
で,走行棒に設けられた認識手段を感知すると,前記移
送手段を停止させるステップと,前記停止後,前記移送
手段に取付けられたL字形のリード棒と前記走行棒とを
連結するステップと,前記連結後,前記移送手段によっ
て移送される防除器が前記走行棒に沿って移動しながら
薬剤を噴霧して防除を行うステップと,前記防除過程
で,前記走行棒の他側に設けられた認識手段を感知する
と,前記防除器の移動を停止させると共に,前記防除器
を逆行させるステップと,前記防除後,前記防除器が元
の位置に戻ると,L字形の前記リード棒と前記走行棒と
を分離するステップと,前記分離後,更に,前記移送手
段が前進して上記のステップ等を繰り返すステップと,
作業終了後,前記移送手段が元の位置に復帰するステッ
プと,を含むことを特徴とする無人防除方法が提供され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して本発明の一
実施の形態について詳細に説明する。図1は,本実施の
形態の無人防除装置の斜視図である。無人防除装置1
は,支持部材に支持される多数個の走行棒10と,走行
棒10に対向して一端部に設けられた移送レール20
と,移送レール20で往復走行する防除器移送手段30
と,防除器50と,薬剤を噴射するための薬管51と噴
射ノズル52とを有する。多数の走行棒10の端部に
は,認識表示部材11が形成されている。さらに薬液供
給ホース53及び電力線54が後述のリード棒41に備
えられている。
実施の形態について詳細に説明する。図1は,本実施の
形態の無人防除装置の斜視図である。無人防除装置1
は,支持部材に支持される多数個の走行棒10と,走行
棒10に対向して一端部に設けられた移送レール20
と,移送レール20で往復走行する防除器移送手段30
と,防除器50と,薬剤を噴射するための薬管51と噴
射ノズル52とを有する。多数の走行棒10の端部に
は,認識表示部材11が形成されている。さらに薬液供
給ホース53及び電力線54が後述のリード棒41に備
えられている。
【0013】図2aは,防除器移送手段30の上面側か
ら見た内部状態を示す斜視図である。図2bは防除器移
送手段30の下面側の斜視図であり,防除器移送手段3
0と走行棒連結手段40の結合状態を示す図である。図
3,図4,図5はそれぞれ,防除器移送手段30の斜視
図,平面図,側面図である。
ら見た内部状態を示す斜視図である。図2bは防除器移
送手段30の下面側の斜視図であり,防除器移送手段3
0と走行棒連結手段40の結合状態を示す図である。図
3,図4,図5はそれぞれ,防除器移送手段30の斜視
図,平面図,側面図である。
【0014】防除器移送手段30は,本体ケース31−
a,上部ケース31−b,下部ケース31−cで囲まれ
た内部空間にローラブラケット32,移送手段駆動用ロ
ーラ33,移送手段駆動用モータ34を有する。移送手
段駆動用ローラ33は移送手段駆動用モータ34により
回転し,これにより防除器移送手段30は移送レール2
0に沿って移送される。また,ケース外面にはガイドロ
ーラ35,走行棒感知センサ60,防除器感知センサ6
2,移送手段感知リミットスイッチ63,64が設けら
れている。さらに,防除器移送手段30の下側には,走
行棒連結手段40が取付けられている。
a,上部ケース31−b,下部ケース31−cで囲まれ
た内部空間にローラブラケット32,移送手段駆動用ロ
ーラ33,移送手段駆動用モータ34を有する。移送手
段駆動用ローラ33は移送手段駆動用モータ34により
回転し,これにより防除器移送手段30は移送レール2
0に沿って移送される。また,ケース外面にはガイドロ
ーラ35,走行棒感知センサ60,防除器感知センサ6
2,移送手段感知リミットスイッチ63,64が設けら
れている。さらに,防除器移送手段30の下側には,走
行棒連結手段40が取付けられている。
【0015】走行棒連結手段40は,「L」字形のリー
ド棒41と,連結手段駆動モータ43,リード棒41を
支持・固定している連結手段支持台(フレーム)44,
連結手段支持台ブラケット45を有する。リード棒41
の先端には,砲弾状の結合突起41−aが設けられてい
る。結合突起41−aは,走行棒10の端部に内挿され
て,リード棒41と走行棒10とを連結可能なように構
成されている。
ド棒41と,連結手段駆動モータ43,リード棒41を
支持・固定している連結手段支持台(フレーム)44,
連結手段支持台ブラケット45を有する。リード棒41
の先端には,砲弾状の結合突起41−aが設けられてい
る。結合突起41−aは,走行棒10の端部に内挿され
て,リード棒41と走行棒10とを連結可能なように構
成されている。
【0016】図6に示すように,連結手段支持台44に
は,連結手段支持台44の中央を横切るようにラックギ
ヤ42−aが設けられ,ラックギヤ42−aは走行棒連
結手段駆動モータ43に取付けられたピニオンギヤ42
−bに噛み合うように構成されている。走行棒連結手段
駆動モータ43が駆動されると,ピニオンギヤ42−b
が回転され,ピニオンギヤ42−bに噛み合っているラ
ックギヤ42−aが前後進動作する。これに伴ない,連
結手段支持台44と,連結手段支持台44に固定された
リード棒41とが前後進動作をする。この動作により,
リード棒41と走行棒10とが連結・分離される。
は,連結手段支持台44の中央を横切るようにラックギ
ヤ42−aが設けられ,ラックギヤ42−aは走行棒連
結手段駆動モータ43に取付けられたピニオンギヤ42
−bに噛み合うように構成されている。走行棒連結手段
駆動モータ43が駆動されると,ピニオンギヤ42−b
が回転され,ピニオンギヤ42−bに噛み合っているラ
ックギヤ42−aが前後進動作する。これに伴ない,連
結手段支持台44と,連結手段支持台44に固定された
リード棒41とが前後進動作をする。この動作により,
リード棒41と走行棒10とが連結・分離される。
【0017】連結手段支持台ブラケット45は,連結手
段支持台(フレーム)44を支持・固定しており,リー
ド棒41と走行棒10とが連結・分離される際に,連結
手段支持台(フレーム)44が揺れるのを防ぐ。また,
連結手段支持台ブラケット45の内部には,連結手段支
持台44が一定の長さ以上に前進・後進すると,それ以
上前・後進しないように,連結手段支持台停止センサを
取り付けて,連結手段支持台の離脱を防止している。
段支持台(フレーム)44を支持・固定しており,リー
ド棒41と走行棒10とが連結・分離される際に,連結
手段支持台(フレーム)44が揺れるのを防ぐ。また,
連結手段支持台ブラケット45の内部には,連結手段支
持台44が一定の長さ以上に前進・後進すると,それ以
上前・後進しないように,連結手段支持台停止センサを
取り付けて,連結手段支持台の離脱を防止している。
【0018】図7は,無人防除装置1による防除方法を
説明するための概略的な平面構成図である。図8は,施
設ハウス内における無人自動防除装置1の設置状態を示
す概略的な斜視図である。図9は,無人自動防除装置1
の斜視図であり,特に図8における主要部を抜粋したも
のとなっている。
説明するための概略的な平面構成図である。図8は,施
設ハウス内における無人自動防除装置1の設置状態を示
す概略的な斜視図である。図9は,無人自動防除装置1
の斜視図であり,特に図8における主要部を抜粋したも
のとなっている。
【0019】複数の走行棒10は,作物A間の畝に沿っ
て一直線上に設けられ,ビニールハウスの天井と連結手
段で連結・支持される。また,走行棒10に対向して一
側端部に移送レール20が設けられる。夫々の走行棒1
0の移送レール20側端部には認識表示部材11が設け
られ,他端部には防除器リターンタッチ板12が設けら
れている。移送レール20の1つの端部には,移送手段
後進タッチ板13−aが設けられ,他端部には移送手段
停止タッチ板13−bが設けられている。
て一直線上に設けられ,ビニールハウスの天井と連結手
段で連結・支持される。また,走行棒10に対向して一
側端部に移送レール20が設けられる。夫々の走行棒1
0の移送レール20側端部には認識表示部材11が設け
られ,他端部には防除器リターンタッチ板12が設けら
れている。移送レール20の1つの端部には,移送手段
後進タッチ板13−aが設けられ,他端部には移送手段
停止タッチ板13−bが設けられている。
【0020】防除器移送手段30は,移送手段駆動用モ
ータ34により回転する移送手段駆動用ローラ33によ
り移送レール20に沿って往復走行する。防除器移送手
段30が移送手段後進タッチ板13−aに接すると,こ
れを,移送手段感知リミットスイッチ63が感知する。
そして,後述の制御手段80により,防除器移送手段3
0に内蔵されたモータの駆動を逆転させ,防除器移送手
段30を後進させ,最初の防除位置に戻す。最初の防除
位置に近づくと,防除器移送手段30に設けられた移送
手段感知リミットスイッチ64が移送手段停止タッチ板
13−bを認識して,防除器移送手段30は停止する。
ータ34により回転する移送手段駆動用ローラ33によ
り移送レール20に沿って往復走行する。防除器移送手
段30が移送手段後進タッチ板13−aに接すると,こ
れを,移送手段感知リミットスイッチ63が感知する。
そして,後述の制御手段80により,防除器移送手段3
0に内蔵されたモータの駆動を逆転させ,防除器移送手
段30を後進させ,最初の防除位置に戻す。最初の防除
位置に近づくと,防除器移送手段30に設けられた移送
手段感知リミットスイッチ64が移送手段停止タッチ板
13−bを認識して,防除器移送手段30は停止する。
【0021】防除器移送手段30が,移送レール20に
沿って移動している際に,走行棒感知センサ60によ
り,走行棒10の端部に設けられた認識表示部材11を
感知すると,制御手段80は,移送手段駆動用モータ3
4の駆動を中止するように制御信号を発生する。このと
き,防除器移送手段30の停止位置は,リード棒41と
走行棒10とが一直線上に位置する地点となる。
沿って移動している際に,走行棒感知センサ60によ
り,走行棒10の端部に設けられた認識表示部材11を
感知すると,制御手段80は,移送手段駆動用モータ3
4の駆動を中止するように制御信号を発生する。このと
き,防除器移送手段30の停止位置は,リード棒41と
走行棒10とが一直線上に位置する地点となる。
【0022】次いで,防除器移送手段30が停止する
と,制御手段80は,更に走行棒連結手段駆動モータ4
3を駆動して,リード棒41が前方に前進し,これによ
って,リード棒41の結合突起41−aは,走行棒10
の端部に内挿して連結される。その後,防除器50は,
走行棒10に沿って移送しながら薬剤の散布を行う。防
除器50に設けられたリミットスイッチが走行棒10の
端部に設けられた防除器リターンタッチ板12を感知す
ると,防除器50の走行方向を逆に転換させ,防除器5
0は防除器移送手段30に戻る。
と,制御手段80は,更に走行棒連結手段駆動モータ4
3を駆動して,リード棒41が前方に前進し,これによ
って,リード棒41の結合突起41−aは,走行棒10
の端部に内挿して連結される。その後,防除器50は,
走行棒10に沿って移送しながら薬剤の散布を行う。防
除器50に設けられたリミットスイッチが走行棒10の
端部に設けられた防除器リターンタッチ板12を感知す
ると,防除器50の走行方向を逆に転換させ,防除器5
0は防除器移送手段30に戻る。
【0023】図10は,本実施の形態の無人防除方法を
説明するためのフローチャートである。図11は,本実
施の形態の無人防除装置の制御ブロック構成図である。
これらの図を参照しながら,本実施の形態の具体的動作
について説明する。
説明するためのフローチャートである。図11は,本実
施の形態の無人防除装置の制御ブロック構成図である。
これらの図を参照しながら,本実施の形態の具体的動作
について説明する。
【0024】まず,電源入力部70を介して電源が入力
されると,制御手段80の作業開始命令で最初に移送手
段駆動用モータ34が駆動される。防除器移送手段30
は,移送手段駆動用モータ34により回転する移送手段
駆動用ローラ33により,移送レール20に沿って移動
していく。走行棒感知センサ60で,最初に接する走行
棒10に形成された認識表示部材11を感知すると,制
御手段80は,移送手段駆動用モータ34の駆動を中止
するように制御信号を発生する。
されると,制御手段80の作業開始命令で最初に移送手
段駆動用モータ34が駆動される。防除器移送手段30
は,移送手段駆動用モータ34により回転する移送手段
駆動用ローラ33により,移送レール20に沿って移動
していく。走行棒感知センサ60で,最初に接する走行
棒10に形成された認識表示部材11を感知すると,制
御手段80は,移送手段駆動用モータ34の駆動を中止
するように制御信号を発生する。
【0025】このとき,防除器移送手段30の停止位置
は,リード棒41と走行棒10とが一直線上に位置する
地点となる。次いで,防除器移送手段30が停止する
と,制御手段80は,更に走行棒連結手段駆動モータ4
3を駆動してリード棒41を前方に前進させ,これによ
って,リード棒41の結合突起41−aが,走行棒10
の端部に内挿してリード棒41と走行棒10が連結され
る。
は,リード棒41と走行棒10とが一直線上に位置する
地点となる。次いで,防除器移送手段30が停止する
と,制御手段80は,更に走行棒連結手段駆動モータ4
3を駆動してリード棒41を前方に前進させ,これによ
って,リード棒41の結合突起41−aが,走行棒10
の端部に内挿してリード棒41と走行棒10が連結され
る。
【0026】また,このとき,感知センサ60が認識表
示部材11を誤って感知したり,障害物の存在で,リー
ド棒41が走行棒10の端部に挿入しないままでリード
棒41が前進したりするおそれがある。このようなこと
を防止するため,リード棒41の端部と走行棒10の内
に対応するセンサを設け,リード棒41が走行棒10へ
前進するとき,両センサが反応しない場合,制御手段8
0によって作業は中止される。更に,非常警報や非常灯
などを作動し,使用者に機械的な欠陥を知らせる装置を
設けることができる。
示部材11を誤って感知したり,障害物の存在で,リー
ド棒41が走行棒10の端部に挿入しないままでリード
棒41が前進したりするおそれがある。このようなこと
を防止するため,リード棒41の端部と走行棒10の内
に対応するセンサを設け,リード棒41が走行棒10へ
前進するとき,両センサが反応しない場合,制御手段8
0によって作業は中止される。更に,非常警報や非常灯
などを作動し,使用者に機械的な欠陥を知らせる装置を
設けることができる。
【0027】なお,リード棒41と走行棒10とが完全
に結合すると,制御手段80は,リード棒駆動モータ4
3を静止させると共に,防除器50を駆動させる。防除
器50は,内蔵されたモータによってリード棒41から
走行棒10へ移動し,走行棒10に沿って前進すると共
に,薬管51と噴射ノズル52を介して薬剤の噴射を行
う。
に結合すると,制御手段80は,リード棒駆動モータ4
3を静止させると共に,防除器50を駆動させる。防除
器50は,内蔵されたモータによってリード棒41から
走行棒10へ移動し,走行棒10に沿って前進すると共
に,薬管51と噴射ノズル52を介して薬剤の噴射を行
う。
【0028】走行棒10の端部で,防除器50に設けら
れたリミットスイッチが走行棒10の端部に設けられた
防除器リターンタッチ板12を感知すると,防除器50
を逆行させてリード棒41に戻す。なお,防除器リター
ンタッチ板12と接触すると,薬液ポンプは駆動を一時
停止して,薬剤の散布を次の走行棒10に移送するまで
止める。これにより,薬液の無駄遣いを防止することが
できる。
れたリミットスイッチが走行棒10の端部に設けられた
防除器リターンタッチ板12を感知すると,防除器50
を逆行させてリード棒41に戻す。なお,防除器リター
ンタッチ板12と接触すると,薬液ポンプは駆動を一時
停止して,薬剤の散布を次の走行棒10に移送するまで
止める。これにより,薬液の無駄遣いを防止することが
できる。
【0029】防除器50が元の位置に戻ると,防除器感
知センサ62は,これを制御手段80に知らせる。制御
手段80は,リード棒駆動モータ43を逆転させ,リー
ド棒41を走行棒10から離脱させる。以上により,無
人防除器の防除動作の1サイクルが完成する。この後,
防除器移送手段30は,移送レール20に沿って移動
し,上記と同様に防除器50は次の走行棒10に移動
し,同様の動作が繰り返される。このような防除動作
は,全ての走行棒10で繰り返して行われるため,施設
ハウスの全体に対する防除が可能である。
知センサ62は,これを制御手段80に知らせる。制御
手段80は,リード棒駆動モータ43を逆転させ,リー
ド棒41を走行棒10から離脱させる。以上により,無
人防除器の防除動作の1サイクルが完成する。この後,
防除器移送手段30は,移送レール20に沿って移動
し,上記と同様に防除器50は次の走行棒10に移動
し,同様の動作が繰り返される。このような防除動作
は,全ての走行棒10で繰り返して行われるため,施設
ハウスの全体に対する防除が可能である。
【0030】このように,防除器移送手段30が移動
し,移送レール20の端部まで来ると,防除器移送手段
30に設けられた感知センサ63が移送手段後進タッチ
板13−aを感知する。制御手段80は,これを入力さ
れ,防除器移送手段30に内蔵されたモータの駆動を逆
転させることにより,最初の防除位置に戻される。この
とき,最初の防除位置に近づくと,防除器移送手段30
に設けられた感知センサ64が移送手段停止タッチ板1
3−bを認識して,停止することになる。
し,移送レール20の端部まで来ると,防除器移送手段
30に設けられた感知センサ63が移送手段後進タッチ
板13−aを感知する。制御手段80は,これを入力さ
れ,防除器移送手段30に内蔵されたモータの駆動を逆
転させることにより,最初の防除位置に戻される。この
とき,最初の防除位置に近づくと,防除器移送手段30
に設けられた感知センサ64が移送手段停止タッチ板1
3−bを認識して,停止することになる。
【0031】そのような無人防除の方法を段階別に説明
すると,即ち,電源の入力と同時に,防除器移送手段3
0が移送レール20に沿って移送するステップと,次い
で,一番目に接する走行棒10に取付けられた走行棒連
結手段40と走行棒10とを連結するステップと,次い
で,防除器移送手段30によって移送されている防除器
50が走行棒10に沿って移動しながら薬剤を噴射して
防除を行うステップと,次いで,防除器50が元の位置
に戻ると,走行棒連結手段40と走行棒10とを分離す
るステップと,その後,更に,防除器移送手段30が元
の位置に復帰するステップとで構成される。
すると,即ち,電源の入力と同時に,防除器移送手段3
0が移送レール20に沿って移送するステップと,次い
で,一番目に接する走行棒10に取付けられた走行棒連
結手段40と走行棒10とを連結するステップと,次い
で,防除器移送手段30によって移送されている防除器
50が走行棒10に沿って移動しながら薬剤を噴射して
防除を行うステップと,次いで,防除器50が元の位置
に戻ると,走行棒連結手段40と走行棒10とを分離す
るステップと,その後,更に,防除器移送手段30が元
の位置に復帰するステップとで構成される。
【0032】防除器移送手段30の移動方向と速度,お
よび防除器50の移動方向と速度は,上記のように自動
で行うこともできるが,作業者によって手動モードで操
作できることはいうまでもない。図12は,本実施の形
態の制御手段の自動モードを説明するためのフローチャ
ートであり,図13は,本実施の形態の制御手段の手動
モードを説明するための図である。図14は,本実施の
形態のポンプ制御のための手動/自動モードを示した回
路図である。図15は,本実施の形態の制御手段を示し
た回路図である。図16は,本実施の形態の制御手段を
示したフローチャートである。
よび防除器50の移動方向と速度は,上記のように自動
で行うこともできるが,作業者によって手動モードで操
作できることはいうまでもない。図12は,本実施の形
態の制御手段の自動モードを説明するためのフローチャ
ートであり,図13は,本実施の形態の制御手段の手動
モードを説明するための図である。図14は,本実施の
形態のポンプ制御のための手動/自動モードを示した回
路図である。図15は,本実施の形態の制御手段を示し
た回路図である。図16は,本実施の形態の制御手段を
示したフローチャートである。
【0033】なお,走行棒連結手段40に設けられたリ
ード棒41に薬液供給ホース53及び電力線54を備え
て防除を行うことになる。「L」字形のリード棒41を
用いて,防除器50が走行棒に沿って移動しながら薬剤
の噴霧が行われる。その時,リード棒41に取付けられ
た薬液供給ホース53及び電力線54が,リード棒41
の曲げられた部位にかかることがある。
ード棒41に薬液供給ホース53及び電力線54を備え
て防除を行うことになる。「L」字形のリード棒41を
用いて,防除器50が走行棒に沿って移動しながら薬剤
の噴霧が行われる。その時,リード棒41に取付けられ
た薬液供給ホース53及び電力線54が,リード棒41
の曲げられた部位にかかることがある。
【0034】これを防止するため,走行棒連結手段40
のリード棒41を所定の角度で傾斜させておく。したが
って,薬液供給ホース53および電線54が,防除中に
リード棒41の折曲げ部位にかかることなく,薬液供給
ホース53および電線54は防除器50に従いスムーズ
に移動できる。
のリード棒41を所定の角度で傾斜させておく。したが
って,薬液供給ホース53および電線54が,防除中に
リード棒41の折曲げ部位にかかることなく,薬液供給
ホース53および電線54は防除器50に従いスムーズ
に移動できる。
【0035】このように,本実施の形態によれば,走行
棒10とリード棒41とを連結することにより,一つの
防除器50で,全ての作物に対して薬剤の噴霧を行うこ
とができる。
棒10とリード棒41とを連結することにより,一つの
防除器50で,全ての作物に対して薬剤の噴霧を行うこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】上記のように,本発明によれば,防除器
移送手段によって移送される1つの防除器で,施設ハウ
スの全体にわたる防除を行うことができるため,設置費
用の低減が可能であり,また,効率良く防除の作業を行
うことができる。また,「L」字形の走行棒連結手段の
リード棒を設けることにより,施設ハウス内の空間活用
度を向上させ,かつ操作及び管理を容易化することがで
きる。
移送手段によって移送される1つの防除器で,施設ハウ
スの全体にわたる防除を行うことができるため,設置費
用の低減が可能であり,また,効率良く防除の作業を行
うことができる。また,「L」字形の走行棒連結手段の
リード棒を設けることにより,施設ハウス内の空間活用
度を向上させ,かつ操作及び管理を容易化することがで
きる。
【図1】 本発明の実施の形態に係る無人防除装置の斜
視図である。
視図である。
【図2】 aは防除器移送手段の上面側から見た内部状
態を示す斜視図であり,bは防除器移送手段の下面側の
斜視図である。
態を示す斜視図であり,bは防除器移送手段の下面側の
斜視図である。
【図3】 移送手段の斜視図である。
【図4】 図3の平面図である。
【図5】 図3の側面図である。
【図6】 連結手段の移動原理を示す斜視図である。
【図7】 本発明の実施の形態に係る無人防除方法を説
明するための概略的な平面構成図である。
明するための概略的な平面構成図である。
【図8】 本発明の実施の形態に係る無人防除装置の設
置状態を示した概略的な斜視構成図である。
置状態を示した概略的な斜視構成図である。
【図9】 本発明の実施の形態に係る無人自動防除装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【図10】 本発明の実施の形態に係る無人防除方法を
説明するためのフローチャートである。
説明するためのフローチャートである。
【図11】 本発明の実施の形態に係る無人防除装置の
制御ブロック構成図である。
制御ブロック構成図である。
【図12】 本発明の実施の形態に係る制御手段の自動
モードを説明するためのフローチャートである。
モードを説明するためのフローチャートである。
【図13】 本発明の実施の形態に係る制御手段の手動
モードを説明するための図である。
モードを説明するための図である。
【図14】 本発明の実施の形態に係るポンプ制御のた
めの手動/自動モードを示した回路図である。
めの手動/自動モードを示した回路図である。
【図15】 本発明の実施の形態に係る制御手段を示し
た回路図である。
た回路図である。
【図16】 本発明の実施の形態に係る制御手段を示し
たフローチャートである。
たフローチャートである。
【図17】 従来の無人防除装置の設置状態を示した概
略的な構成図である。
略的な構成図である。
1;無人防除装置 10;走行棒 11;移送手段認識表示部材 12;防除器リターンタッチ板 13−a;移送手段後進タッチ板 13−b;移送手段停止タッチ板 20;移送レール 30;防除器移送手段 31−a;本体ケース 31−b;上部ケース 31−c;下部ケース 32 ;ローラブラケット 33;移送手段駆動用ローラ 34;移送手段駆動用モータ 35;ガイドローラ 40;走行棒連結手段 41;リード棒 41−a;結合突起 42−a;ラックギヤ 42−b;ピニオンギヤ 43;連結手段駆動モータ 44;連結手段支持台(フレーム) 45;連結手段支持台ブラケット 50;防除器 51;薬管 52;噴射ノズル 53;薬液供給ホース 54;薬液供給ホースおよび電線 60;走行棒感知センサ 61;リード棒感知センサ 62;防除器感知センサ 63,64;移送手段感知リミットスイッチ 80;制御手段 100;防除器 110;走行レール A;作物
フロントページの続き (72)発明者 キン チョル 大韓民国全羅南道順天市照禮洞(番地な し)東亞アパート101−1901
Claims (5)
- 【請求項1】 多数個のノズルが設けられた薬管を備
え,内蔵されたモータによって輪が駆動され,自ら走行
レールに沿って移動しながら,ホースから薬剤を農作物
に噴射させる防除器を有する防除装置において,施設ハ
ウス内の畝に沿って一直線に設けられ,支持部材に支持
される多数個の走行棒と,前記走行棒に対向して一端部
に設けられた防除器移送レールと,前記防除器移送レー
ルで往復走行し,かつ複数個のセンサおよび制御手段を
有する防除器移送手段と,前記防除器が前記走行棒に沿
って移動できるように前進・後進動作するL字形のリー
ド棒が取付けられた走行棒連結手段と,を具備し,前記
防除器は,公知の無人防除器であり,前記リード棒の上
に載って移送され,前記走行棒に沿って移動しながら薬
剤を噴射するよう構成されていることを特徴とする無人
防除装置。 - 【請求項2】 前記走行棒連結手段においては,前記L
字形のリード棒は,その先端に砲弾状の結合突起が設け
られ,連結手段支持台で支持・固定されており,前記連
結手段支持台の中央に横切って連結されたラックギヤ
と,連結手段駆動モータに設けられたピニオンギヤとが
噛み合うように構成されていることを特徴とする請求項
1に記載の無人防除装置。 - 【請求項3】 前記リード棒の前記結合突起の端部と,
前記走行棒内に対応するセンサを設けたことを特徴とす
る請求項2に記載の無人防除装置。 - 【請求項4】 前記防除器移送手段の薬液供給ホース及
び電線が取付けられたL字形の前記リード棒を所定の角
度で傾斜させることにより,防除を行うとき,L字形の
前記リード棒の折曲げ部位に,前記薬液供給ホース及び
前記電線が円滑に供給されるようにしたことを特徴とす
る請求項1,2,3のいずれかに記載の無人防除装置。 - 【請求項5】 多数個のノズルが設けられた薬管を用
い,ホースから供給される薬剤を農作物に噴射させる無
人防除方法において,電源が入力され,移送手段が移送
レールに沿って移動するステップと,前記移動過程で,
走行棒に設けられた認識手段を感知すると,前記移送手
段を停止させるステップと,前記停止後,前記移送手段
に取付けられたL字形のリード棒と前記走行棒とを連結
するステップと,前記連結後,前記移送手段によって移
送される防除器が前記走行棒に沿って移動しながら薬剤
を噴霧して防除を行うステップと,前記防除過程で,前
記走行棒の他側に設けられた認識手段を感知すると,前
記防除器の移動を停止させると共に,前記防除器を逆行
させるステップと,前記防除後,前記防除器が元の位置
に戻ると,L字形の前記リード棒と前記走行棒とを分離
するステップと,前記分離後,更に,前記移送手段が前
進して上記のステップ等を繰り返すステップと,作業終
了後,前記移送手段が元の位置に復帰するステップと,
を含むことを特徴とする無人防除方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR19990035280 | 1999-08-20 | ||
KR1999P35280 | 2000-04-17 | ||
KR2000P20154 | 2000-04-17 | ||
KR10-2000-0020154A KR100429431B1 (ko) | 1999-08-20 | 2000-04-17 | 무인 방제장치 및 방법 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001086920A true JP2001086920A (ja) | 2001-04-03 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000248291A Pending JP2001086920A (ja) | 1999-08-20 | 2000-08-18 | 無人防除装置及びその防除方法 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001086920A (ja) |
KR (1) | KR100429431B1 (ja) |
CN (1) | CN1301485A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100429431B1 (ko) * | 1999-08-20 | 2004-05-03 | 주식회사 파루 | 무인 방제장치 및 방법 |
CN116452360A (zh) * | 2023-04-21 | 2023-07-18 | 江苏大学 | 一种基于传送带的无人温室作物栽培管理系统、控制方法及用途 |
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---|---|---|---|---|
KR20020074987A (ko) * | 2001-03-23 | 2002-10-04 | 한경프루베주식회사 | 원예용 방제기 |
KR100406845B1 (ko) * | 2001-03-28 | 2003-11-28 | 학교법인 성균관대학 | 온실내 경로 자동변환 시스템 |
KR100780028B1 (ko) * | 2007-07-25 | 2007-11-28 | 김의동 | 농약 살포장치 |
KR101370690B1 (ko) * | 2013-08-08 | 2014-03-06 | 이용재 | 약제를 나노포그 미립화 상태로 분무하여 최상 방제 효과를 얻고 농약중독 예방이 가능한 무인방제시스템 |
KR101368090B1 (ko) * | 2013-09-05 | 2014-03-12 | 정휘정 | 농약 살포용 대차 운용방법 |
CN104026111B (zh) * | 2014-06-09 | 2016-02-03 | 吴玉梅 | 一种自动方便向空间喷杀虫剂装置 |
CN105613466A (zh) * | 2016-03-21 | 2016-06-01 | 孙树飞 | 大棚 |
CN105613139A (zh) * | 2016-03-21 | 2016-06-01 | 孙树飞 | 电动喷雾滑车 |
CN105638621A (zh) * | 2016-03-21 | 2016-06-08 | 孙树飞 | 大棚自动喷雾设备 |
CN105638620A (zh) * | 2016-03-21 | 2016-06-08 | 孙树飞 | 大棚喷雾机 |
CN105638619A (zh) * | 2016-03-21 | 2016-06-08 | 孙树飞 | 大棚喷雾机行走装置 |
CN107637336B (zh) * | 2017-09-29 | 2020-11-10 | 百色科瑞农业科技有限公司 | 一种育苗棚 |
KR102125688B1 (ko) | 2018-03-29 | 2020-07-08 | 조황해 | 레일 시스템 |
KR102604043B1 (ko) * | 2022-10-18 | 2023-11-20 | 성영호 | 비닐하우스용 자동 방제시스템 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2514301Y2 (ja) * | 1993-02-13 | 1996-10-16 | 満夫 山中 | 植物育成ハウス用液体散布装置 |
KR960040136A (ko) * | 1995-05-26 | 1996-12-17 | 김의근 | 비닐하우스의 농약 자동분무장치 |
KR100276531B1 (ko) * | 1998-11-21 | 2000-12-15 | 임윤재 | 농약 자동 살포장치 |
KR100429431B1 (ko) * | 1999-08-20 | 2004-05-03 | 주식회사 파루 | 무인 방제장치 및 방법 |
-
2000
- 2000-04-17 KR KR10-2000-0020154A patent/KR100429431B1/ko active IP Right Grant
- 2000-08-18 JP JP2000248291A patent/JP2001086920A/ja active Pending
- 2000-08-21 CN CN00123827A patent/CN1301485A/zh active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100429431B1 (ko) * | 1999-08-20 | 2004-05-03 | 주식회사 파루 | 무인 방제장치 및 방법 |
CN116452360A (zh) * | 2023-04-21 | 2023-07-18 | 江苏大学 | 一种基于传送带的无人温室作物栽培管理系统、控制方法及用途 |
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KR20010020756A (ko) | 2001-03-15 |
KR100429431B1 (ko) | 2004-05-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040608 |