JP2001086046A - カメラ付き携帯電話装置 - Google Patents

カメラ付き携帯電話装置

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JP2001086046A
JP2001086046A JP25519799A JP25519799A JP2001086046A JP 2001086046 A JP2001086046 A JP 2001086046A JP 25519799 A JP25519799 A JP 25519799A JP 25519799 A JP25519799 A JP 25519799A JP 2001086046 A JP2001086046 A JP 2001086046A
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JP
Japan
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antenna
camera
mobile phone
equipped mobile
adapter
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JP25519799A
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Yoshiaki Tanaka
義明 田中
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像を撮像するためのカメラを有する携帯電
話装置において、撮像した画像の伝送の際のフェージン
グ対策が施された携帯電話装置を提供することである。 【解決手段】 外部アンテナと着脱可能なカメラ付き携
帯電話装置において、前記外部アンテナを用いてアンテ
ナダイバーシティ受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラ付き携帯電話
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から携帯電話装置が大変普及してい
る。最近では、画像を撮影し、伝送することができるカ
メラ付き携帯電話装置までも提案されている。
【0003】図4は、従来のカメラ付き携帯電話装置を
示すブロック図である。
【0004】この従来の携帯電話装置は、たとえば撮像
用のCCD小型カメラより成るカメラ部201と、電波
を送受するためのアンテナ101と、アンテナ101を
介して無線通信を制御する無線部207と、この携帯電
話装置の全体の制御を行う制御部204と、制御部20
4により制御される画像やこの携帯電話装置の各種の状
態や電話番号を表示するためのLCD表示部202と、
スピーカ205と、マイク206と、この携帯電話装置
の制御部204を介してユーザが操作するための操作部
208とを有する。
【0005】また、操作部208は、電話番号の入力等
を行うテンキー208Aと、各種設定操作するための選
択キー208Bとを有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
カメラ付き携帯電話装置では、その無線部207内の受
信回路が携帯機の小型・軽量化のために1系統のみで実
現されており、フェージング特性が弱いという問題があ
る。
【0007】これにより、画像データを含んだ通信時の
良好な交信に影響があり画像が見づらい等の問題があっ
た。
【0008】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、画像を撮像するためのカメラを有する携帯電話装
置において、撮像した画像の伝送の際のフェージング対
策が施された携帯電話装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、外部アンテナと着脱可能なカメラ付き携
帯電話装置において、前記外部アンテナを用いてアンテ
ナダイバーシティ受信を行うことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明によるカメラ付き携帯電話
装置の一実施の形態の受信系のみの構成を例示する概略
的ブロック図である。
【0012】本実施の形態では、カメラ付き携帯電話装
置1を自動車内のカーアダプタ2に接続して使用するこ
とを可能としている。また、本実施の形態はCDMAシ
ステムの携帯電話装置について説明するが、本発明は他
の通信方式の携帯電話装置にも適用可能であることはい
うまでもない 図1において、カメラ付き携帯電話装置1および自動車
内のカーアダプタ2には、各々信号接続部107、11
0が設けられ、これら信号接続部107、110を介し
て、カメラ付き携帯電話装置1はカーアダプタ2に対し
て着脱可能である。
【0013】カメラ付き携帯電話装置1を自動車内で使
用する場合にはカーアダプタ2に接続して自動車に装備
されたアンテナ108、109を利用し、携帯して使用
する場合にはカーアダプタ2から切り離してカメラ付き
携帯電話装置1内のアンテナ101を利用する。
【0014】本実施の形態のカメラ付き携帯電話装置1
では、ダイバーシティ受信のための、一方の受信系統の
受信回路102がカメラ付き携帯電話装置1に、他方の
受信系統の受信回路112がカーアダプタ2にそれぞれ
設けられる。
【0015】それぞれの受信回路102、112からの
受信信号は、スイッチ103、106を介して、制御回
路204A内の受信ベースバンド信号処理部に入力さ
れ、受信信号の受信レベル(CDMA方式であれば相関
値)の計算が行われ、レベルの高い方の受信信号を選択
するように、スイッチ103、106を制御回路204
Aにて制御する。
【0016】選択された受信信号は、制御回路204A
にて信号処理され、カメラ付き携帯電話装置1のスピー
カ(図1では図示せず)へ音声として出力され、またL
CD表示部(図1では図示せず)へ画像として出力され
る。
【0017】また、画像についてはカーアダプタ2に設
けられた大型カラーLCD111へも出力される。
【0018】カメラ付き携帯電話装置1を自動車内で使
用する場合は、信号接続部107、110によってカメ
ラ付き携帯電話装置1をカーアダプタ2に接続し、アン
テナ選択スイッチ105を切り替えて、図1に示すよう
に、自動車アンテナ108側に接続する。
【0019】自動車の一方のアンテナであるアンテナ1
09からの受信信号はカーアダプタ2の受信回路112
に入力し、自動車の他方のアンテナであるアンテナ10
8からの受信信号はカメラ付き携帯電話装置1の受信回
路102に入力して、受信レベル(相関値)の高い方の
受信信号がスイッチ103、106によって選択され
る。すなわち、通常のダイバーシティ受信が行われる。
【0020】これによりフェージング等に対し有利とな
り、安定な受信が実現され、画像データ等の情報量の多
い受信には有利である。また、カーアダプタ2に設けた
大型カラーLCD111により画像も見やすくなるメリ
ットがある。
【0021】図2は、図1に示したカメラ付き携帯電話
装置1の一例を示すブロック構成図である。図2におい
て、図1と同一のブロック要素には同一番号が付されて
いる。
【0022】カメラ付き携帯電話装置1のアンテナ10
1は、アンテナ選択スイッチ105および送受分配器1
14を介して受信回路102に接続される。
【0023】アンテナ選択スイッチ105は、携帯時に
は電話機1内のアンテナ101を選択し、自動車のカー
アダプタ2に接続されているときには信号接続部107
を通してカーアダプタ2側のアンテナを選択する。
【0024】受信回路102では、受信した信号をベー
スバンド帯の信号に変換し、スイッチ回路103を介し
てベースバンド処理・制御部204に出力する。受信ベ
ースバンド信号は、ベースバンド処理・制御部204に
よって逆拡散および復調処理され、音声はスピーカ20
5から出力され、、画像はLCD表示部分209に表示
される。
【0025】他方、マイク206でひろわれた音声およ
びカメラ部201にて撮影された画像は、それぞれ電気
信号に変換され、ベースバンド処理・制御部204に出
力される。そして、ベースバンド処理・制御部204に
て変調処理および拡散処理された後、送信信号は送信回
路113、送受分配器114、およびアンテナ選択スイ
ッチ105を介して送信される。携帯時は、カメラ付き
携帯電話装置1のアンテナ101から送信され、車載時
はカーアダプタ2のアンテナ108から送信される。な
お、ベースバンド処理・制御部204では、テンキー2
08Aや選択スイッチ208Bからなる操作部208お
よび電話機の制御を行う。
【0026】図3は、図1に示したカーアダプタ2の一
例を示すブロック構成図である。図3において、図1と
同一のブロック要素には同一番号が付されている。
【0027】自動車に搭載された一方のアンテナ109
は、カーアダプタ2内に設けられた受信回路112に接
続されている。また、他方のアンテナ108は、信号接
続部110を介してカメラ付き携帯電話装置1のアンテ
ナ選択スイッチ105に接続されている。なお、アンテ
ナ108は、必要により送信ブースタ119に接続され
る。
【0028】また、カーアダプタ2内に設けられた制御
回路118および画像DSP120、音声DSP121
より成る信号制御部122は、信号接続部110を介し
てカメラ付き携帯電話装置1の制御部分に接続される。
この制御回路118および画像DSP120、音声DS
P121より成る信号制御部122は、カーアダプタ2
内にあるカメラ部115および大型カラーLCD11
1、スピーカ116およびマイク117を制御する。
【0029】受信回路112では、受信した信号をベー
スバンド帯の信号に変換し、信号接続部110を介して
カメラ付き携帯電話装置1のスイッチ回路106に送出
される。
【0030】カメラ付き携帯電話装置1がカーアダプタ
2に接続されている場合は、自動車搭載のアンテナ10
8および109により受信された信号がカーアダプタ2
の受信回路112およびカメラ付き携帯電話装置1の受
信回路102にそれぞれ入力する。また、カメラ付き携
帯電話装置1からの送信時には、カメラ付き携帯電話装
置1の送信回路113からスイッチ105、信号接続部
107、110、そして送信ブースタ119を介してア
ンテナ108から送信される。
【0031】なお、本実施の形態では、カメラ付き携帯
電話装置1をカーアダプタ2に接続することによって、
車載アンテナを使用することができるようにしたが、本
発明はこれに限られるものではなく、車載アンテナの代
わりの別のアンテナを設け、このアンテナにカメラ付き
携帯電話装置1を接続するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下に記載するような効果を得られる。
【0033】画像伝送できる携帯電話装置において、ダ
イバーシティ受信のための2つの受信回路のうち一方を
カーアダプタ側に設けたことによって、フェージングに
対する対策を講じ、安定な受信が実現され、画像データ
等の情報量の多い受信には有利である。また、カーアダ
プタに設けた大型カラーLCDにより画像も見やすくな
る。
【0034】さらに、ダイバーシティ受信のための2つ
の受信回路のうち一方をカーアダプタ側に設けたことに
よって、携帯電話装置側は、LCD等に安価な消費電流
の少ないものが使え、小型軽量および低コスト化を達成
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラ付き携帯電話装置の一実施
の形態の受信系のみの構成を例示する概略的ブロック図
である。
【図2】図1に示したカメラ付き携帯電話装置の一例を
示すブロック構成図である。
【図3】図1に示したカーアダプタの一例を示すブロッ
ク構成図である。
【図4】従来のカメラ付き携帯電話装置を示すブロック
図である。
【符号の説明】
101 アンテナ 102 受信回路 103 スイッチ 105 アンテナ選択スイッチ 106 スイッチ 107 信号接続部 108 アンテナ 109 アンテナ 110 信号接続部 111 大型LCD 112 受信回路 113 送信回路 114 送受分配器 115 カメラ部 116 スピーカ 117 マイク 118 制御回路 119 送信ブースタ 120 画像DSP 121 音声DSP 122 信号制御部 201 カメラ部 202 LCD表示部 204 制御部 204A 制御回路 205 スピーカ 206 マイク 207 無線部 208 操作部 208A テンキー 208B 選択スイッチ 209 LCD表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部アンテナと着脱可能なカメラ付き携
    帯電話装置において、前記外部アンテナを用いてアンテ
    ナダイバーシティ受信を行うことを特徴とするカメラ付
    き携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 前記外部アンテナが車載アンテナである
    ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ付き携帯電話
    装置。
  3. 【請求項3】 外部に設けた受信回路を介して前記外部
    アンテナと接続されることを特徴とする請求項1または
    2に記載のカメラ付き携帯電話装置。
  4. 【請求項4】 ダイバーシティ受信のための2系統の受
    信手段を有するものであって、 第1アンテナと、該第1アンテナに接続された第1系統
    の受信手段と、第2アンテナと、該第2アンテナに接続
    された送信ブースタと、制御回路および画像・音声DS
    Pより成る信号制御部分と、カメラ部と、大型カラーL
    CDと、マイク・スピーカとを有するアダプタと、 第3アンテナと、該第3アンテナに接続された第2系統
    の受信手段と、前記アダプタの送信ブースタまたは前記
    第3アンテナのいずれかを選択して前記第2系統の受信
    手段に接続する選択手段と、前記第1系統と前記第2系
    統の受信手段間で信号を切り替える切替手段とを有する
    カメラ付き携帯電話機と、 前記アダプタと前記カメラ付き携帯電話機とを接続又は
    切断可能であり、前記アダプタの第1系統の受信手段を
    前記切替手段に電気的に接続し、且つ前記送信ブースタ
    を前記選択手段に電気的に接続する信号接続手段とから
    成り、 受信時は、前記第1および前記第2のアンテナにより受
    信された信号がそれぞれ前記第1および前記第2系統の
    受信手段に入力され、送信時は、送信手段からの信号が
    前記送信ブースタを介して前記第2のアンテナに入力さ
    れることを特徴とするカメラ付き携帯電話システム。
  5. 【請求項5】 前記カメラ付き携帯電話装置が前記アダ
    プタから切断されているときは、前記選択手段は前記第
    3アンテナを選択することを特徴とする請求項4に記載
    のカメラ付き携帯電話システム。
  6. 【請求項6】 前記カメラ付き携帯電話装置の前記切替
    手段は、受信レベルの高い方を選択することを特徴とす
    る請求項4に記載のカメラ付き携帯電話システム。
  7. 【請求項7】 カメラ付き携帯電話装置と該カメラ付き
    携帯電話装置を着脱可能に且つ電気的に接続可能な車載
    アダプタとから成るカメラ付き携帯電話システムにおい
    て、 前記車載アダプタは、電波を受信する第1アンテナと、
    該第1アンテナに接続した第1受信手段と、電波を送受
    信する第2アンテナと、該第2アンテナに接続した送信
    ブースタとを有し、 前記カメラ付き携帯電話装置は、電波を送受信する第3
    アンテナと、前記車載アダプタの送信ブースタ又は前記
    第3アンテナからの入力のいずれかを選択して出力する
    選択手段と、該選択手段によって選択された信号を入力
    する第2受信手段と、前記車載アダプタの第1受信手段
    と前記カメラ付き携帯電話装置の第2受信手段とに接続
    され、これらの受信信号を切り替える切り替え手段と、
    前記送信ブースタを介して前記第2アンテナへの送信信
    号を供給する送信手段とを有し、 前記車載アダプタは、さらに、前記カメラ付き携帯電話
    装置の制御部分からのデータを処理する、制御回路およ
    び画像・音声DSPより成る信号制御部分と、カメラ部
    と、大型カラーLCDと、マイク・スピーカとを有する
    ことを特徴とするカメラ付き携帯電話システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006060615A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Tamura Seisakusho Co Ltd ワイヤレスマイクシステム、音声伝送再生方法、ワイヤレスマイク送信機、音声送信方法及びプログラム、受信機、音声受信再生方法及びプログラム
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Effective date: 20021217