JP2001085660A - 固体撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

固体撮像装置及びその制御方法

Info

Publication number
JP2001085660A
JP2001085660A JP25805499A JP25805499A JP2001085660A JP 2001085660 A JP2001085660 A JP 2001085660A JP 25805499 A JP25805499 A JP 25805499A JP 25805499 A JP25805499 A JP 25805499A JP 2001085660 A JP2001085660 A JP 2001085660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory transistor
nonvolatile memory
transistor
solid
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25805499A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Nakai
弘人 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP25805499A priority Critical patent/JP2001085660A/ja
Priority to US09/653,190 priority patent/US6784933B1/en
Publication of JP2001085660A publication Critical patent/JP2001085660A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0408Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors
    • G11C16/0433Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors comprising cells containing a single floating gate transistor and one or more separate select transistors
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単位画素面積及び消費電流が小さく、構造が
簡単で且つ複雑な製造工程も必要としないメモリ機能付
きの固体撮像装置を提供する。 【解決手段】 画素ユニット1は、シリコン基板10の
p型ウェル12に形成された、浮遊ゲート14と制御ゲ
ート16を持つ不揮発性メモリトランジスタMTと、こ
のメモリトランジスタMTと拡散層17を共有して各メ
モリトランジスタMTの両側に形成された選択ゲートト
ランジスタST1,ST2とから構成される。メモリト
ランジスタMTは、基板の浮遊ゲート14直下の領域を
光電変換領域PDとする。このメモリトランジスタMT
に、制御ゲート16に正の書き込み電圧を印加した状態
で光照射することにより、光電変換領域PDに生成され
た電荷が浮遊ゲート14に注入保持されて、画素情報を
しきい値電圧として記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固体撮像装置に
係り、特に撮像した画像情報を不揮発に記憶するメモリ
機能を持つ固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像装置として従来より、CCD撮
像装置やMOS型撮像装置が知られている。CCD撮像
装置は、フォトダイオード等の受光部で光電変換された
画素情報をCCDにより電荷信号の状態で転送して読み
出す。MOS型撮像装置では、受光部で光電変換された
画素情報をMOSトランジスタにより直接出力信号線に
読み出す。
【0003】これらの固体撮像装置において、撮像した
画素情報を不揮発に記憶するメモリ機能を備えたもの
が、以下に例示するように従来より提案されている。 (1)CCD撮像装置の受光部と垂直CCD転送部の間
に不揮発性メモリトランジスタを設ける構造(特開平8
−340100号公報)。 (2)不揮発性メモリトランジスタのドレインに接続さ
れる抵抗素子を光導電材料により形成して、光量に応じ
てドレイン印加電圧を変化させることにより、浮遊ゲー
トに光量に応じた電荷を注入する構造(特開平2−23
7077号公報)。 (3)紫外線消去型の不揮発性メモリトランジスタの制
御ゲートに光通路を設けて、この光通路を通してチャネ
ル領域に照射される光量に応じて、浮遊ゲートに注入さ
れる電荷量を制御するようにした構造(特公平1−26
193号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】(1)の構造は、通常
のフレーム転送或いはインターライン転送型のCDD撮
像装置の受光部とCCD転送部の間に不揮発性メモリト
ランジスタを配置するので、単位画素面積が大きくな
り、撮像素子チップ面積も大きいものとなる。(2)の
構造は、光導電膜抵抗素子を用いるため、やはり単位画
素面積が大きくなり、また通常の撮像装置或いは不揮発
性メモリの製造工程にはない特殊な製造工程が必要であ
り、製造工程が複雑になる。(3)の構造は、制御ゲー
トに光通路を設けるという特殊構造であり、製造が容易
ではない。また書き込み方式にはホットエレクトロン注
入を利用しており、ホットエレクトロン注入を制御ゲー
トに開けた光通路からの光照射量により制御することは
実際上難しく、実用的ではない。
【0005】この発明は、単位画素面積及び消費電流が
小さく、構造が簡単で且つ複雑な製造工程も必要としな
いメモリ機能付きの固体撮像装置とその制御方法を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る固体撮像
装置は、半導体基板と、この半導体基板に形成された、
電荷蓄積層と制御ゲートを持つ不揮発性メモリトランジ
スタと、この不揮発性メモリトランジスタと拡散層を共
有して前記各不揮発性メモリトランジスタの両側に形成
された選択ゲートトランジスタとを有し、前記不揮発性
メモリトランジスタは、前記半導体基板の前記電荷蓄積
層直下を光電変換領域として、光照射により前記光電変
換領域に生成された電荷が前記電荷蓄積層に注入保持さ
れて、画素情報をしきい値電圧として記憶することを特
徴とする。
【0007】この発明における固体撮像装置は、具体的
には、選択ゲートトランジスタをオフにし且つ、不揮発
性メモリトランジスタの制御ゲートに書き込み用電圧を
印加した状態で光照射することにより、光電変換領域で
生成された電荷をFNトンネリングにより電荷蓄積層に
注入する撮像モードと、選択ゲートトランジスタをオン
にし且つ、制御ゲートに読み出し用電圧を印加して不揮
発性メモリトランジスタの導通状態を検出することによ
り画素情報を読み出す読み出しモードと、を有するもの
とする。
【0008】この発明によると、従来のように受光部と
別に不揮発性メモリトランジスタを設ける構造と異な
り、不揮発性メモリトランジスタの電荷蓄積層直下の基
板領域を光電変換領域とすることにより、メモリ機能付
き撮像画素ユニットを小さい面積に形成することが可能
になる。不揮発性メモリとの両側に配置される選択ゲー
トトランジスタは、撮像時にはオフに保たれて、光電変
換領域に対するポテンシャルバリアを形成し、効率的な
光電変換を可能とする。また選択ゲートトランジスタ
は、不揮発性メモリトランジスタにしきい値の状態で保
持された画素情報を読み出す際のスイッチ素子として機
能する。従って、画素情報読み出しにCCDを用いない
から、CCDを用いる従来の方式に比べて消費電流が小
さいものとなる。更に、この発明における画素ユニット
はEEPROMメモリセルと同様の構造であって、格別
複雑な構造を用いることなく、簡単な製造工程で実現す
るができる。
【0009】この発明において好ましくは、半導体基板
に、不揮発性メモリトランジスタとその両側に配置され
た前記選択ゲートトランジスタとを1画素ユニットとし
て、複数の画素ユニットがマトリクス配列される。この
場合更に好ましくは、(1)画素ユニットがマトリクス
配列された半導体基板上に、各不揮発性メモリトランジ
スタの領域に対応した開口を持つ遮光膜が形成される。
(2)画素ユニットがマトリクス配列された半導体基板
上に、上方からの光を各不揮発性メモリトランジスタの
領域に集光させるマイクロレンズが形成される。画素ユ
ニットがマトリクス配列された半導体基板上に、各画素
ユニットに対応してカラーフィルタが形成される。
【0010】更に、マトリクス配列された画素ユニット
の画素情報を例えば1ラインずつ効率的に読み出すため
には、行方向に並ぶ画素ユニットの不揮発性メモリトラ
ンジスタの制御ゲートに共通接続された駆動線と、列方
向に並ぶ画素ユニットの一方の選択ゲートトランジスタ
の不揮発性メモリトランジスタと反対側の拡散層に共通
接続された信号出力線と、画素ユニットの他方の選択ゲ
ートトランジスタの不揮発性メモリトランジスタと反対
側の拡散層に共通接続された共通ソース線とを備える。
【0011】具体的な画素情報読み出しのためのセンス
アンプ回路としては、(a)通常の不揮発性メモリにお
いて用いられているような電流増幅型のセンスアンプ回
路を信号出力線に接続するか、或いは(b)共通ソース
線側からバイアスを与えて、ソースフォロア型の出力と
して、信号出力線に電圧増幅型のセンスアンプ回路を接
続する。
【0012】画素ユニットがマトリクス配列されたこの
発明の固体撮像装置における撮像のための好ましい制御
方法は、不揮発メモリトランジスタの電荷蓄積層の電荷
を電気的に放出させる消去ステップと、選択ゲートトラ
ンジスタをオフにし且つ、不揮発性メモリトランジスタ
の制御ゲートに書き込み用電圧を印加した状態で不揮発
性メモリトランジスタ領域に光照射することより、光電
変換領域で生成された電荷を前記電荷蓄積層に注入させ
る撮像ステップと、選択ゲートトランジスタをオンにし
た状態で不揮発性メモリトランジスタの制御ゲートに読
み出し電圧を印加することにより、画素情報を読み出す
読み出しステップと、を有する。
【0013】また、アナログ情報である画素情報の不揮
発性メモリトランジスタの特性のばらつきの影響を除く
ためには、上述の基本的な制御ステップに加えて、その
消去ステップと撮像ステップの間に、選択ゲートトラン
ジスタをオフにし且つ、不揮発性メモリトランジスタの
制御ゲートに第1の書き込み用電圧を印加して、チャネ
ル領域に形成される反転層の電荷を前記電荷蓄積層に注
入する予備書き込みステップと、選択ゲートトランジス
タをオンにした状態で不揮発性メモリトランジスタの制
御ゲートに読み出し電圧を印加することにより、予備書
き込みステップで得られたダミー画素情報を読み出して
記憶する予備読み出しステップと、この予備読み出しス
テップで記憶されたダミー画素情報に基づいて不揮発性
メモリトランジスタのチャネル領域を予備充電するステ
ップと、を備える。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。図1は、この発明の実施の形
態による固体撮像装置の一つの画素ユニット1の構成を
示している。画素ユニット1は、不揮発性メモリトラン
ジスタ(以下、単にメモリトランジスタという)MT
と、これらの両側に配置された二つの選択ゲートトラン
ジスタST1,ST2とから構成されている。これらの
メモリトランジスタMT、選択ゲートトランジスタST
1,ST2は、p型シリコン基板10に形成されたn型
ウェル11内のp型ウェル12に形成されている。
【0015】メモリトランジスタMTは、p型ウェル1
2上に10nm程度のトンネル絶縁膜13を介して形成
された電荷蓄積層としての浮遊ゲート14と、この上に
層間絶縁膜15を介して形成された制御ゲート16を有
する積層ゲート構造のNMOSトランジスタである。浮
遊ゲート14及び制御ゲート16は共に多結晶シリコン
又は金属シリサイドにより形成される。制御ゲート16
に自己整合されて、ソース、ドレイン拡散層であるn-
型拡散層17が形成されている。メモリトランジスタM
Tの制御ゲート16は、撮像、記憶及び読み出しの制御
を行う駆動線である制御ゲート線CGに接続される。
【0016】選択ゲートトランジスタST1,ST2は
それぞれ、メモリトランジスタMTと拡散層17を共有
したNMOSトランジスタである。これら選択ゲートト
ランジスタST1,ST2のゲート絶縁膜13aはメモ
リトランジスタMTのトンネル絶縁膜13に比べて厚
い。ゲート電極16aは、メモリトランジスタMTの制
御ゲート16と同時に形成される。図では、ゲート電極
16aを一層のみで示しているが、実際の製造工程では
メモリトランジスタMTと同様の積層ゲート構造とし
て、二層のゲートを短絡してを用いるようにする。一方
の選択ゲートトランジスタST1のメモリトランジスタ
MTと反対側のn-型拡散層18はドレイン端子Dとな
り、これは画素ユニット1がマトリクス配列されたとき
に信号出力線に接続される。他方の選択ゲートトランジ
スタST2のメモリトランジスタMTと反対側のn-
拡散層18はソース端子Sとなり、これは画素ユニット
1がマトリクス配列されたときに共通ソース線に接続さ
れる。選択ゲートトランジスタST1,ST1のゲート
端子はそれぞれ、選択ゲート線SGD,SGSに接続さ
れる。
【0017】この実施の形態において、メモリトランジ
スタMTは、撮像された画素情報をしきい値の状態で不
揮発に記憶するものであると同時に、その浮遊ゲート1
4の直下のp型ウェル12の波線で囲んだ領域が光電変
換領域PDとなっている。即ち、メモリトランジスタM
Tの上方からの光は光電変換領域PDに入る。この光電
変換領域PDで生成される電子が、メモリトランジスタ
MTの浮遊ゲート14にFNトンネリングにより注入さ
れる。
【0018】なお、図1では、画素ユニット1内のソー
ス、ドレイン拡散層をすべてn-型層としている。これ
らのうち、メモリトランジスタMTのソース、ドレイン
拡散層17については、n-型層であることが必要であ
る。何故なら、高濃度のn+型層とすると、後に動作説
明するように、撮像時光電変換領域PDを空乏化したと
きに、この空乏化領域にn+型層から直ちに電子が注入
されてしまうためである。一方、選択ゲートトランジス
タST1,ST2のメモリトランジスタMTと反対側の
ソース、ドレイン拡散層18については、光電変換動作
に関係しないから、高濃度のn+型層とすることができ
る。
【0019】図2は、この実施の形態での画素ユニット
1の撮像動作原理を説明するための基板電位関係を示し
ている。図2(a)は、画素ユニット1にバイアスを印
加しない状態である。この実施の形態の画素ユニット1
では、撮像時、選択ゲートトランジスタST1,ST2
はオフ状態(SGD=SGS=0V)に保ち、p型ウェ
ル12を0Vとして、まずメモりトランジスタMTの制
御ゲート16に正の高電圧である書き込み電圧Vpp
(例えば20V)を印加する。これにより、図2(b)
に示すように、メモリトランジスタMTの直下の光電変
換領域PDの基板電位が上昇する。
【0020】このバイアス状態を保ったまま、次にメモ
リトランジスタMTの領域に光照射する。これにより、
光電変換領域PDで電子が生成されると、図2(c)に
示すようにその部分の基板電位が低下する。この基板電
位低下により、メモリトランジスタMTのトンネル絶縁
膜13には大きな電界がかかり、チャネル領域にたまっ
た電子がFNトンネリングにより浮遊ゲート14に注入
される。これが画素ユニット1での撮像動作の原理であ
る。基板で生成される電子量は光量に応じて多くなり、
これに応じて浮遊ゲート14に注入される電子量も多く
なる。即ち、メモリトランジスタMTには、光量に応じ
て異なるしきい値電圧として画素情報が撮像と同時に不
揮発に記憶されることになる。
【0021】以上の撮像、記憶の動作をより具体的に説
明する。制御ゲート16に上述のように書き込み電圧V
ppを印加したとき、浮遊ゲート15の電位VFGは、
制御ゲート16と浮遊ゲート15の間の容量C1と、浮
遊ゲート14と基板間容量C2の容量比で決まり、VF
G=Vpp・C2/(C1+C2)となる。C2/(C
1+C2)=0.6程度とすると、浮遊ゲート14の電
位は、VFG=12V+αとなる。αは、消去状態(浮
遊ゲート14に電子が注入されていない状態)での浮遊
ゲートから見たしきい値シフト分であり、約2〜3Vで
ある。従って浮遊ゲート14の電位は約14Vとなる。
【0022】一方、このときのp型ウェル12の表面電
位は、表面不純物濃度が低いほど、またトンネル絶縁膜
13の膜厚が薄いほど高くなる。トンネル絶縁膜13の
膜厚を10nm、p型ウェル12の表面濃度を1E16
/cm3程度とすると、p型ウェル12の表面電位は、
約13.5Vとなり、ほぼ浮遊ゲート14に近い電位に
なる。図3(a)は、この状態でのメモリトランジスタ
MTの制御ゲート16からp型ウェル12までの電位関
係をバンド図で示している。上述した容量結合により、
トンネル絶縁膜13にかかる電界は小さい状態で、p型
ウェル12の表面電位が上昇して、p型ウェル12の表
面は空乏化した状態になる。但しこの状態は、長くは続
かず、数秒或いは数分保持されると、少数キャリアであ
る電子が励起されてp型ウェル12の表面に蓄積され、
表面電位は低下してくる。
【0023】この実施の形態では、この様なp型ウェル
での自然過程のキャリア励起を待たず、制御ゲートに書
き込み電圧Vppを印加した状態でメモリトランジスタ
MTの領域に光を照射する。そうすると、p型ウェル1
2では電子が励起され、表面電位が低下する。この表面
電位低下は、照射光量に応じて大きくなる。このp型ウ
ェル12の表面電位の低下により、図3(b)に示すよ
うに電位関係が変化し、例えば表面電位が0.7V程度
に低下すると、トンネル絶縁膜13には13.3V程度
の電圧がかかることになる。これにより、p型ウェル1
2の表面反転層の電子はFNトンネリングにより浮遊ゲ
ート14に注入される。トンネル電流は電界に指数関数
的に比例して流れるため、表面電位の小さな動きを指数
関数的に増幅することが可能である。
【0024】図4は、この実施の形態の画素ユニット1
による書き込み特性、即ちある一定量の光を照射した場
合の、書き込み時間に対するメモリトランジスタMTの
しきい値の変化を示す。図4のAは光を照射しない場合
であり、100msecまでしきい値は変化していな
い。図4のBは弱い光が照射された場合であり、1ms
ecからしきい値が上昇をはじめ、表面電位が最低の値
になるまで直線的にしきい値が上昇する。Cはさらに強
い光が照射された場合を示しており、100μsecか
らしきい値が上昇をはじめ、1msecでは表面電位が
ほぼ0.7Vまで低下する場合のしきい値の変化を表し
ている。表面電位がほぼ0.7Vまで低下すると、しき
い値の上昇のスピードは低下し上昇曲線の傾きが緩やか
になる。Dは非常に強い光が照射された場合で、瞬時に
表面電位は0.7Vに低下する。そのためしきい値は急
峻に立ち上がり、その後緩やかな一定の傾きで上昇して
行く。
【0025】以上のようにこの実施の形態では、光の強
さにより表面電位が低下するスピードが異なることを利
用し、メモリトランジスタのしきい値電圧を光の強さに
比例して制御することで不揮発性の撮像素子を実現して
いる。例えば制御ゲート16に書き込み電圧Vppを印
加して1msec後にVppを0Vに戻した場合、強い
光が照射されたメモリトランジスタMTのしきい値は低
い値になっており、弱い光が照射されたメモリトランジ
スタMTのしきい値は高い値になっている。この記憶情
報はデバイスの電源をオフにしたあとでも保持される。
具体的には例えば、書き込み動作後にメモリトランジス
タのしきい値が−1Vから3Vの間にくるように、書き
込み電圧Vppと、書き込み電圧Vppの印加時間を調
整する。
【0026】記憶された画素情報を読み出す方法は、2
つの選択ゲートトランジスタST1,ST2とメモリト
ランジスタMTのゲートに正の電圧を印加し、メモリト
ランジスタMTに流れる電流をモニタする方法と、ソー
スから所定の電圧を供給しドレインに現れる電圧をモニ
タするソースフォロアタイプの読み出し方法と2種類あ
る。いずれの場合もメモリトランジスタMTの制御ゲー
トに与える読み出し電圧はメモリトランジスタMTの最
大しきい値電圧以上に設定する必要がある。例えば上記
のように、メモリトランジスタMTのしきい値が−1V
から3Vに設定される場合、制御ゲート16に与える読
み出し電圧は3Vに設定する。このときメモリトランジ
スタMTに流れる電流はそのしきい値電圧に比例する。
またソースフォロアタイプの場合、制御ゲート16に3
V、共通ソースに4Vの電圧を供給すると、ドレイン部
には3V−Vth(Vth;メモリトランジスタMTの
しきい値)の電圧が現われる。後者のソースフォロアタ
イプの方がより正確にメモリトランジスタMTの画素情
報を読み出すことができる。
【0027】撮像された画素情報は不揮発に記憶される
から、次の撮像動作のためには画素情報を消去すること
が必要である。この消去動作も電気的に行われる。消去
動作では、制御ゲート16を0Vとして、p型ウェル1
2及びn型ウェル11に書き込み電圧と同程度の正の消
去電圧を印加する。このとき選択ゲートトランジスタS
T1,ST2はオフに保つ。これによりメモリトランジ
スタMTの浮遊ゲート14の電子は基板に放出され、画
素情報が消去される。
【0028】二次元イメージセンサを構成する場合に
は、画素ユニット1が基板上にマトリクス配列される。
その画素アレイのレイアウト例を図5に示す。図6及び
図7はそれぞれ、図5のA−A’,B−B’断面図であ
る。シリコン基板10のp型ウェル12は、画素アレイ
に共通に形成される。このp型ウェル12には、図示の
ように素子分離絶縁膜21が形成されて素子形成領域が
区画される。素子分離絶縁膜21は例えば、基板に溝を
加工してシリコン酸化膜等を埋め込むSTI(Shal
low Trench Isolation)技術によ
り形成される。
【0029】この様に素子分離された基板に、メモリト
ランジスタMTと二つの選択ゲートトランジスタST
1,ST2からなる画素ユニット1がマトリクス配列さ
れる。図5では、一つの画素ユニット1の範囲を一点鎖
線で示している。行方向に並ぶ画素ユニット1のメモリ
トランジスタMTの制御ゲート16は連続的にパターン
形成されて、これが制御ゲート線CGとなる。選択ゲー
トトランジスタST1,ST2のゲート電極16aも同
様に行方向に連続するようにパターン形成されて選択ゲ
ート線SGD,SGSとなる。
【0030】前述のように,撮像時には、選択ゲートト
ランジスタST1,ST2をオフにした状態で制御ゲー
ト16に高電圧の書き込み電圧Vppが印加され、メモ
リトランジスタMTの基板表面電位が10数Vまで上昇
する。このとき、選択ゲートトランジスタST1,ST
2のチャネル領域で表面ブレークダウンが生じることが
ないようにするためには、選択ゲートトランジスタST
1,ST2のゲート酸化膜13aはメモリトランジスタ
MTのトンネル絶縁膜13より厚くすることが必要であ
る。また、同じ条件下で選択ゲートトランジスタST
1,ST2がパンチスルーを起こさないことが必要であ
る。そのためには、選択ゲートトランジスタST1,S
T2のチャネル長をメモリトランジスタMTのそれより
大きくすることが好ましい。
【0031】画素ユニット1が配列形成された基板には
層間絶縁膜22を介してAl膜等の金属膜をパターン形
成した信号出力線(DL)23が配設される。信号出力
線23は、画素ユニット1の選択ゲートトランジスタS
T1のメモリトランジスタMTと反対側のドレイン拡散
層18にコンタクトさせて、列方向にならぶ画素ユニッ
ト1に対して連続的に配設される。但し信号出力線23
は、画素ユニット1に対する光照射を妨げないように、
図5に示したように素子分離絶縁膜21の領域上に配設
される。画素ユニット1のもう一方の選択ゲートトラン
ジスタST2のメモリトランジスタMTと反対側のソー
ス側拡散層18は、図の場合行方向に連続的に形成さ
れ、これには全画素ユニット1に共通の共通ソース線S
Lが接続される。
【0032】信号出力線23が形成された基板上には更
に、層間絶縁膜24を介して、遮光膜25が形成されて
いる。遮光膜25は、画素ユニット1以外の領域への無
用な光入射を防ぐためのもので、図5に破線で示したよ
うに画素ユニット1の領域に光入射窓となる開口26を
持つようにパターン形成される。カラー画像撮像のため
には、遮光膜25が形成された基板上には更に層間絶縁
膜27を介してカラーフィルタ28が形成される。カラ
ーフィルタ28が形成された面には更に、上方からの光
を画素ユニット1の領域に集光するために、オンウェハ
マイクロレンズ29が形成される。
【0033】図8は、以上のように構成される二次元イ
メージセンサの等価回路を示している。各画素ユニット
1の制御ゲート線CG及び選択ゲート線SGD、SGS
の端部には、撮像及び読み出し時にこれらに必要な駆動
電圧を供給するCGドライバ31が配置される。信号出
力線DLにはセンスアンプ回路32が接続される。共通
ソース線SLには、SLドライバ33が接続される。各
CGドライバ31には、昇圧回路を含む駆動電圧発生回
路(図示しない)から、共通制御ゲート線GCG、共通
選択ゲート線GSGD、GSGSを介して、制御ゲート
線CG、選択ゲート線SGD、SGSに与えられる駆動
電圧が共通に供給される。CGドライバ31は、クロッ
クCLKにより制御されて順次活性化されるようにシフ
トレジスタ機能を内蔵する。これによりマトリクス配列
された画素ユニット1が1行ずつ順次選択される線順次
走査の駆動がなされる。
【0034】但し、撮像及び消去の動作は、全画素ユニ
ットで同時に行われることが好ましい。そのためには、
すべてのCGドライバ31が同時に活性化される全選択
機能を持たせる。即ち、撮像時は、全CGドライバ31
が、制御ゲートCGに対して書き込み電圧Vppを供給
し、選択ゲート線SGD,SGSに0Vを供給する。こ
れにより画素アレイでの全面撮像、書き込みが行われ、
1フレームの画像データが記憶される。この1フレーム
の画像データの読み出しは、例えばCGドライバ31に
よる線順次走査により、1行ずつ行われる。消去時は、
全CGドライバ31が、制御ゲートCG、選択ゲート線
SGD,SGSに0Vを供給し、図示しない駆動回路か
ら画素アレイに共通のp型ウェル12及びn型ウェル1
1に消去電圧を印加する。これにより、画素アレイの全
面消去ができる。
【0035】センスアンプ回路32は、図9(a)に示
す電流増幅型と図9(b)に示す電圧増幅型のいずれか
が用いられる。図9(a)の電流増幅型センスアンプ
は、信号出力線DLをクランプ用NMOSトランジスタ
92を介して電流源負荷91を接続することにより構成
される。このセンスアンプ形式を用いる場合、SLドラ
イバ33により共通ソース線SLは0Vとして読み出し
を行う。ソース信号出力線DLは画素ユニット1の画素
情報に応じて電流引き込み量が異なり、これに応じてレ
ベルが異なるアナログ出力Voutが得られる。
【0036】図9(b)のセンスアンプは、信号出力線
DLの出力電圧と基準電圧VREFとを比較する差動増
幅器93である。このセンスアンプ形式を用いる場合に
は、SLドライバ33により共通ソース線SLに電源V
ccを与える。これにより、信号出力線DLには、画素
ユニットのメモリトランジスタMTによるソースフォロ
ア出力電圧が得られる。この出力電圧を増幅することに
より、各画素のアナログ出力Voutが得られる。
【0037】CGドライバ31により線順次走査の読み
出しを行った場合、図8のように信号出力線DLにそれ
ぞれセンスアンプ回路32を設けた場合には、これらの
センスアンプ回路32に1ライン分の画素データが並列
に得られる。この並列画素データを更にシリアル画素デ
ータに変換して出力したい場合には、図10に示すよう
にセンスアンプ回路31の出力にシフトレジスタ101
を設ければよい。このシフトレジスタ101によりパラ
レル/シリアル変換を行うことにより、1ラインずつの
画像データを順次シリアルデータに変換して、1フレー
ムの画像データを出力することが可能になる。
【0038】画素情報をシリアルに出力する方法とし
て、図11に示すように、複数本の信号出力線DLに対
して一つのセンスアンプ回路31を配置し、複数本の信
号出力線DLの一つを選択信号CSLにより駆動される
セレクトゲート111により選択するように構成するこ
ともできる。例えば、全信号出力線Dlに対して一つの
センスアンプ回路32を用意して、選択信号CSLによ
り順次信号出力線DLを選択することにより、1ライン
の画像データをシリアルデータとして出力することがで
きる。或いはまた、信号出力線DLを複数本ずつ一つの
センスアンプ回路32に接続する方式で複数のセンスア
ンプ回路を設けるようにしてもよい。
【0039】この実施の形態によると、EEPROMフ
ラッシュメモリで使用されるような小さな面積でひとつ
の画素ユニットを構成できるため、非常に高い解像度の
撮像素子を実現することができる。例えば、0.4μm
ルールのプロセスを用いた場合、ひとつの撮像画素ユニ
ットを2.5μm2で実現できる。これは、現在実用化
されているMOS型イメージセンサの1画素面積30μ
2程度と比較して非常に小さい。また消費電流は、書
き込み、消去時に必要な高電圧を得るための昇圧回路で
の消費電流が支配的となり、現在実用化されているフラ
ッシュメモリと同程度の約20mAとなる。このため消
費電力は約66mWで、現在実用化されているMOS型
イメージセンサと同程度になり、CCD型イメージセン
サに比較して非常に小さな消費電力で不揮発性の撮像素
子を実現できる。また光照射による電荷の増減をトンネ
ル電流に置き換えて記憶するため、電荷の量の変化に対
して指数関数的にトンネル電流が変化する。このため入
射光に対して感度がよいという特徴もある。
【0040】この実施の形態において、画素情報を消去
してから次の撮像書き込み動作に入るまでの時間が長い
場合、消去状態のメモリトランジスタMTのチャンネル
表面には熱的に不要な電子が発生してチャンネル電位を
変化させる。このためその後の書き込み時に制御ゲート
に一定の電圧を印加しても、チャンネルの表面電位は同
じにならない場合がある。このため書き込み動作に入る
前に、選択ゲートトランジスタを導通状態とし、信号出
力線DLに正の小さな電圧を印加する事でこの熱的に発
生した不要な電子を信号出力線DL側に逃がしてやる事
ができる。こうする事で書き込み動作を安定化すること
ができる。
【0041】図12は、他の実施の形態による撮像書き
込みの方法である。上記実施の形態において、各メモリ
トランジスタMtの書きこみ特性は、メモリトランジス
タ毎にばらつく。これはメモリトランジスタMTのトン
ネル酸化膜が均一に製造することが困難であり、酸化膜
厚及び酸化膜質がばらつくことによる。このため同じ電
界がトンネル酸化膜に印加されても、しきい値の上昇が
大きいメモリトランジスタと小さいメモリトランジスタ
が存在する。このメモリトランジスタのしきい値のばら
つきは、読出し時に画像データの明るさのむらとなって
現れるため、できるだけ小さくすることが好ましい。
【0042】この実施の形態では、上の素子特性のばら
つきの影響を除くために、予備的にダミー書き込みを行
うようにする。撮像素子構造は先の実施の形態と同じで
あるとする。最初に、弱い書き込み条件でダミーで書き
込みを行う(S1)。この弱い書きこみ動作は信号出力
線DL及びソース側選択ゲート線SGSを0Vに、ドレ
イン側選択ゲート線SGDを電源電圧Vccに、制御ゲ
ート線CGを予備書き込みのための書き込み電位Vpp
1に設定して実行される。このとき、選択ゲート線SG
DがVccのため、ドレイン側の選択ゲートトランジス
タST1は十分オンする。従って、信号出力線DLから
電子が供給され、メモリトランジスタMTのチャネル領
域に反転層が形成されて基板表面電位は最も下がった状
態となる。この結果、浮遊ゲートと基板間のトンネル絶
縁膜に大きな電界が生じる。この電界は、メモリトラン
ジスタMTのしきい値が所定の時間内に1V近辺になる
よう設定される。
【0043】この弱い書きこみ動作が終了した後、先の
実施の形態での読出し動作と同様に各画素ユニットのデ
ータ(即ちダミー画像情報)を読み出す(S2)。この
とき、図13に示すように、センスアンプ回路32で読
み出した画素情報の電位は、一旦記憶回路131に書き
込んで保持する(S3)。この電位記憶回路131とし
ては、センスアンプ回路32の出力電圧であるアナログ
信号を一旦デジタル信号に変換して記憶する技術、或い
はキャパシタに蓄積される電荷の形で記憶する技術が用
いられる。
【0044】次に、記憶回路131に記憶されたダミー
画像情報に基づき、電位供給回路132から信号出力線
DLに所定の電圧を与える。この電位供給回路132
は、電位記憶回路131に記憶されているメモリトラン
ジスタのしきい値が高い場合には高い電圧を、逆に電位
記憶回路131に記憶されているメモリトランジスタの
しきい値が低い場合には低い電圧を供給するものとす
る。信号出力線DLの電位が確定した後、選択ゲート線
SGDと制御ゲート線CGに、書き込み用電圧Vppよ
り低く、電源Vccより高い中間のパス電圧Vpass
を印加する。こうすることにより、メモリトランジスタ
MTのチャンネル部に信号出力線DLからメモリトラン
ジスタMTのしきい値に対応した正の電位を転送して、
チャネルを予備充電することができる(S5)。即ち、
浮遊ゲート下の基板表面の初期電位をメモリトランジス
タMTのしきい値に対応して変化させることができる。
言い換えれば、書きこみ速度の速いメモリトランジスタ
MTを持つ画素ユニットでは、そのメモリトランジスタ
MTの基板表面の初期電位は高く設定される。逆に書き
こみ速度の遅いメモリトランジスタMTを持つ画素ユニ
ットでは、その基板表面の初期電位は低く設定される。
【0045】その後、通常の撮像書き込みを行う(S
6)。即ち、選択ゲート線SGDのVpass電位を0
Vに下げ、制御ゲート線CGには、弱い書き込み時の書
き込み電圧Vpp1より高い書き込み電圧Vpp2を与
え、メモリトランジスタMTの基板表面電位を上昇させ
る。この状態で光照射する。書きこみ速度の速いメモリ
トランジスタMTでは、基板表面はより高い電位から低
下するため、しきい値は上昇しにくくなる。反対に書き
こみ速度の遅いメモリトランジスタMTの基板表面はよ
り低い電位から低下するためしきい値は上昇しやすくな
る。この結果、メモリトランジスタMTのばらつきの影
響を低減した画素情報書き込みが行われる。その後、通
常の読出しを行う(S7)。
【0046】このようにこの実施の形態を用いれば、各
メモリトランジスタの書きこみ特性のばらつきを減少さ
せることができ、読出し時に画像データの明るさのむら
を減少させることが可能となる。
【0047】この発明は上記実施の形態に限られない。
例えば上記実施の形態では、メモリトランジスタとし
て、浮遊ゲートと制御ゲートを持つ積層ゲート構造を用
いたが、トンネル酸化膜とシリコン窒化膜を積層したゲ
ート絶縁膜構造を持ち、その上に制御ゲートが形成され
たMNOS型のメモリトランジスタを用いることができ
る。この場合、ゲート絶縁膜中のトラップ準位が電荷蓄
積層となる。また上記実施の形態では、具体的な適用例
として二次元イメージセンサを説明したが、一次元のラ
インセンサにも同様にこの発明を適用することが可能で
ある。
【0048】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、不
揮発性メモリトランジスタの電荷蓄積層直下の基板領域
を光電変換領域として、小さい面積でメモリ機能付き撮
像画素ユニットを構成した撮像装置が得られる。またこ
の発明は、画素情報読み出しにCCDを用いないから、
消費電流も小さいものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態による画素ユニットの断
面構成を示す図である。
【図2】同実施の形態の画素ユニットの撮像原理を説明
するための図である。
【図3】同画素ユニットの撮像原理をメモリトランジス
タ部の電位関係を用いて説明するための図である。
【図4】同画素ユニットの書き込み特性を示す図であ
る。
【図5】同実施の形態を二次元イメージセンサに適用し
た例のレイアウトを示す図である。
【図6】図5のA−A’断面図である。
【図7】図5のB−B’断面図である。
【図8】同イメージセンサの等価回路図である。
【図9】同イメージセンサに用いられるセンスアンプ回
路の例を示す図である。
【図10】複数のセンスアンプ回路出力をシリアル転送
して出力する回路構成例である。
【図11】一つのセンスアンプ回路に複数の信号出力線
を順次選択して転送する回路構成例である。
【図12】ダミー書き込みを行う実施の形態の撮像制御
の動作フローを示す図である。
【図13】同実施の形態でのダミー画素データを一時記
憶する回路構成を示す図である。
【符号の説明】
1…画素ユニット、MT…メモリトランジスタ、ST
1,ST2…選択ゲートトランジスタ、10…p型シリ
コン基板、11…n型ウェル、12…p型ウェル、13
…トンネル絶縁膜、14…浮遊ゲート、15…層間絶縁
膜、16…制御ゲート、CG…制御ゲート線、SGD,
SGS…選択ゲート線、17,18…n-型拡散層、2
3(DL)…信号出力線、22,24,27…層間絶縁
膜、25…遮光膜、28…カラーフィルタ、29…マイ
クロレンズ、32…制御ゲート線ドライバ、32…セン
スアンプ回路、33…共通ソース線ドライバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/335 Fターム(参考) 4M118 AA04 AA10 AB01 BA14 CA12 DB13 DD02 DD10 DD20 FA06 FA27 FA28 FA39 GB03 GB07 GC07 GD04 GD07 5C024 AA01 CA14 EA04 EA08 FA01 GA31 HA24 5F001 AA04 AA08 AA26 AA70 AB07 AB08 AC02 AC50 AD13 AD18 AD61 AD62 AE02 AE08 AF06 AH10 5F083 EP02 EP23 EP42 EP47 ER03 ER09 ER19 ER21 JA32 JA35 NA01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 この半導体基板に形成された、電荷蓄積層と制御ゲート
    を持つ不揮発性メモリトランジスタと、 この不揮発性メモリトランジスタと拡散層を共有して前
    記各不揮発性メモリトランジスタの両側に形成された選
    択ゲートトランジスタとを有し、 前記不揮発性メモリトランジスタは、前記半導体基板の
    前記電荷蓄積層直下を光電変換領域として、光照射によ
    り前記光電変換領域に生成された電荷が前記電荷蓄積層
    に注入保持されて、画素情報をしきい値電圧として記憶
    することを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記選択ゲートトランジスタをオフにし
    且つ、前記不揮発性メモリトランジスタの制御ゲートに
    書き込み用電圧を印加した状態で光照射することによ
    り、前記光電変換領域で生成された電荷をFNトンネリ
    ングにより前記電荷蓄積層に注入する撮像モードと、 前記選択ゲートトランジスタをオンにし且つ、前記制御
    ゲートに読み出し用電圧を印加して前記不揮発性メモリ
    トランジスタの導通状態を検出することにより画素情報
    を読み出す読み出しモードと、を有することを特徴とす
    る請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記半導体基板に、前記不揮発性メモリ
    トランジスタとその両側に配置された前記選択ゲートト
    ランジスタとを1画素ユニットとして、複数の画素ユニ
    ットがマトリクス配列されていることを特徴とする請求
    項1記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記画素ユニットがマトリクス配列され
    た半導体基板上に、各不揮発性メモリトランジスタの領
    域に対応した開口を持つ遮光膜が形成されていることを
    特徴とする請求項3記載の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記画素ユニットがマトリクス配列され
    た半導体基板上に、上方からの光を各不揮発性メモリト
    ランジスタの領域に集光させるマイクロレンズが形成さ
    れていることを特徴とする請求項3記載の固体撮像装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画素ユニットがマトリクス配列され
    た半導体基板上に、各画素ユニットに対応してカラーフ
    ィルタが形成されていることを特徴とする請求項3記載
    の固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 行方向に並ぶ画素ユニットの不揮発性メ
    モリトランジスタの制御ゲートに共通接続された駆動線
    と、 列方向に並ぶ画素ユニットの一方の選択ゲートトランジ
    スタの前記不揮発性メモリトランジスタと反対側の拡散
    層に共通接続された信号出力線と、 前記画素ユニットの他方の選択ゲートトランジスタの前
    記不揮発性メモリトランジスタと反対側の拡散層に共通
    接続された共通ソース線と、を有することを特徴とする
    請求項3記載の固体撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記信号出力線に電流増幅型のセンスア
    ンプ回路が接続されていることを特徴とする請求項7記
    載の固体撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記信号出力線に電圧増幅型のセンスア
    ンプ回路が接続されていることを特徴とする請求項7記
    載の固体撮像装置。
  10. 【請求項10】 請求項3乃至9のいずれかに記載の固
    体撮像装置の制御方法であって、 前記不揮発メモリトランジスタの電荷蓄積層の電荷を電
    気的に放出させる消去ステップと、 前記選択ゲートトランジスタをオフにし且つ、前記不揮
    発性メモリトランジスタの制御ゲートに書き込み用電圧
    を印加した状態で前記不揮発性メモリトランジスタ領域
    に光照射することより、光電変換領域で生成された電荷
    を前記電荷蓄積層に注入させる撮像ステップと、 前記選択ゲートトランジスタをオンにした状態で前記不
    揮発性メモリトランジスタの制御ゲートに読み出し電圧
    を印加することにより、画素情報を読み出す読み出しス
    テップと、を有することを特徴とする固体撮像装置の制
    御方法。
  11. 【請求項11】 請求項3乃至9のいずれかに記載の固
    体撮像装置の制御方法であって、 前記不揮発性メモリトランジスタの電荷蓄積層の電荷を
    電気的に放出させる消去ステップと、 前記選択ゲートトランジスタをオフにし且つ、前記不揮
    発性メモリトランジスタの制御ゲートに第1の書き込み
    用電圧を印加して、チャネル領域に形成される反転層の
    電荷を前記電荷蓄積層に注入する予備書き込みステップ
    と、 前記選択ゲートトランジスタをオンにした状態で前記不
    揮発性メモリトランジスタの制御ゲートに読み出し電圧
    を印加することにより、前記予備書き込みステップで得
    られたダミー画素情報を読み出して記憶する予備読み出
    しステップと前記予備読み出しステップで記憶されたダ
    ミー画素情報に基づいて前記不揮発性メモリトランジス
    タのチャネル領域を予備充電するステップと、 前記選択ゲートトランジスタをオフにし且つ、前記不揮
    発性メモリトランジスタの制御ゲートに第2の書き込み
    用電圧を印加した状態で前記不揮発性メモリトランジス
    タの領域に光照射することより、光電変換領域で生成さ
    れた電荷を前記電荷蓄積層に注入させる撮像ステップ
    と、 前記選択ゲートトランジスタをオンにした状態で前記不
    揮発性メモリトランジスタの制御ゲートに読み出し電圧
    を印加することにより、画素情報を読み出す読み出しス
    テップと、を有することを特徴とする固体撮像装置の制
    御方法。
JP25805499A 1999-09-10 1999-09-10 固体撮像装置及びその制御方法 Pending JP2001085660A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25805499A JP2001085660A (ja) 1999-09-10 1999-09-10 固体撮像装置及びその制御方法
US09/653,190 US6784933B1 (en) 1999-09-10 2000-08-31 Solid-state imaging device and method for controlling same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25805499A JP2001085660A (ja) 1999-09-10 1999-09-10 固体撮像装置及びその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001085660A true JP2001085660A (ja) 2001-03-30

Family

ID=17314907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25805499A Pending JP2001085660A (ja) 1999-09-10 1999-09-10 固体撮像装置及びその制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6784933B1 (ja)
JP (1) JP2001085660A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005109490A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Hynix Semiconductor Inc イメージセンサー及びその製造方法
JP2006186043A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Seiko Epson Corp 半導体装置
JP2007013953A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Motorola Inc 一つ以上の浮遊ゲート素子を用いるイメージ・センサ・アーキテクチャ
JP2012518268A (ja) * 2009-02-18 2012-08-09 ナンジン ユニバーシティ 複合誘電体ゲートmosfet構造を有す感光検出器およびその信号読み取り方法
JP2014527307A (ja) * 2011-09-02 2014-10-09 キム,フン イメージセンサーの単位画素及びその受光素子
CN104124303A (zh) * 2013-04-23 2014-10-29 Nxp股份有限公司 作为光传感器的mos晶体管结构
JP2014529906A (ja) * 2011-09-02 2014-11-13 キム,フン イメージセンサーの単位画素及びその受光素子
JP2017076797A (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 キム,フン ソーラーセルの機能を持つイメージセンサー
US10599820B2 (en) 2014-04-23 2020-03-24 Nxp B.V. Control flow flattening for code obfuscation where the next block calculation needs run-time information

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2837960B1 (fr) * 2002-03-28 2004-07-09 Oberthur Card Syst Sa Entite electronique transactionnelle securisee par mesure du temps
JP4183464B2 (ja) * 2002-09-20 2008-11-19 富士フイルム株式会社 固体撮像装置とその駆動方法
US7153719B2 (en) * 2004-08-24 2006-12-26 Micron Technology, Inc. Method of fabricating a storage gate pixel design
KR100669347B1 (ko) * 2005-11-17 2007-01-16 삼성전자주식회사 반도체 소자 및 그 형성 방법
KR100660901B1 (ko) * 2005-12-22 2006-12-26 삼성전자주식회사 단일 게이트 구조를 갖는 이이피롬, 상기 이이피롬의동작방법 및 상기 이이피롬의 제조방법
TWI479887B (zh) 2007-05-24 2015-04-01 Sony Corp 背向照明固態成像裝置及照相機
JP2010067840A (ja) * 2008-09-11 2010-03-25 Fujifilm Corp 固体撮像素子及び撮像装置
US8822815B2 (en) * 2008-11-04 2014-09-02 Northrop Grumman Systems Corporation Photovoltaic silicon solar cells
JP2010212417A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Fujifilm Corp 固体撮像素子、撮像装置、固体撮像素子の駆動方法
JP5656586B2 (ja) * 2010-11-26 2015-01-21 キヤノン株式会社 撮像装置とその制御方法並びに音声処理装置及び方法
US9679929B2 (en) 2012-10-12 2017-06-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Binary image sensors including quantum dots and unit pixels thereof
US20140103190A1 (en) * 2012-10-12 2014-04-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Binary image sensor and image sensing method
US9177987B2 (en) 2012-10-12 2015-11-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Binary CMOS image sensors, methods of operating same, and image processing systems including same
JP2014199898A (ja) * 2013-03-11 2014-10-23 ソニー株式会社 固体撮像素子および製造方法、並びに、電子機器
WO2017094461A1 (ja) * 2015-12-01 2017-06-08 シャープ株式会社 画像形成素子
CN107302005A (zh) * 2016-04-05 2017-10-27 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 一种具有照相功能的闪存存储器及制备方法、电子装置
JP6739327B2 (ja) * 2016-12-27 2020-08-12 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置
JP6398021B1 (ja) * 2018-01-09 2018-09-26 株式会社フローディア 固体撮像装置及びカメラシステム
US11404415B2 (en) * 2019-07-05 2022-08-02 Globalfoundries U.S. Inc. Stacked-gate transistors

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4489400A (en) * 1982-03-01 1984-12-18 Texas Instruments Incorporated Serially banked read only memory
JPS61222262A (ja) 1985-03-28 1986-10-02 Toshiba Corp 半導体画像記憶装置
JP2685770B2 (ja) * 1987-12-28 1997-12-03 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
JPH02237077A (ja) 1989-03-09 1990-09-19 Toshiba Corp 不揮発性画像記憶装置
US5471515A (en) * 1994-01-28 1995-11-28 California Institute Of Technology Active pixel sensor with intra-pixel charge transfer
JP3385760B2 (ja) * 1994-02-21 2003-03-10 ソニー株式会社 固体撮像装置及びその駆動方法
JP3184045B2 (ja) * 1994-06-17 2001-07-09 株式会社東芝 不揮発性半導体メモリ
US5576763A (en) * 1994-11-22 1996-11-19 Lucent Technologies Inc. Single-polysilicon CMOS active pixel
JP3322078B2 (ja) 1995-06-13 2002-09-09 ソニー株式会社 固体撮像装置およびその駆動方法
JP3171122B2 (ja) * 1995-11-27 2001-05-28 ソニー株式会社 半導体記憶装置および半導体記憶装置の情報読出方法
KR100206709B1 (ko) * 1996-09-21 1999-07-01 윤종용 멀티비트 불휘발성 반도체 메모리의 셀 어레이의 구조 및 그의 구동방법
US6492694B2 (en) * 1998-02-27 2002-12-10 Micron Technology, Inc. Highly conductive composite polysilicon gate for CMOS integrated circuits
US6326230B1 (en) * 1999-01-06 2001-12-04 California Institute Of Technology High speed CMOS imager with motion artifact supression and anti-blooming
US6563540B2 (en) * 1999-02-26 2003-05-13 Intel Corporation Light sensor with increased dynamic range
KR100305030B1 (ko) * 1999-06-24 2001-11-14 윤종용 플래시 메모리 장치

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005109490A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Hynix Semiconductor Inc イメージセンサー及びその製造方法
JP2006186043A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Seiko Epson Corp 半導体装置
JP2007013953A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Motorola Inc 一つ以上の浮遊ゲート素子を用いるイメージ・センサ・アーキテクチャ
JP4554560B2 (ja) * 2005-06-28 2010-09-29 モトローラ・インコーポレイテッド 一つ以上の浮遊ゲート素子を用いるイメージ・センサ・アーキテクチャ
KR101235537B1 (ko) * 2005-06-28 2013-02-21 모토로라 모빌리티 엘엘씨 하나 이상의 부동 게이트 디바이스를 이용하는 화상 센서아키텍쳐
JP2012518268A (ja) * 2009-02-18 2012-08-09 ナンジン ユニバーシティ 複合誘電体ゲートmosfet構造を有す感光検出器およびその信号読み取り方法
JP2014527307A (ja) * 2011-09-02 2014-10-09 キム,フン イメージセンサーの単位画素及びその受光素子
JP2014529906A (ja) * 2011-09-02 2014-11-13 キム,フン イメージセンサーの単位画素及びその受光素子
CN104124303A (zh) * 2013-04-23 2014-10-29 Nxp股份有限公司 作为光传感器的mos晶体管结构
US10599820B2 (en) 2014-04-23 2020-03-24 Nxp B.V. Control flow flattening for code obfuscation where the next block calculation needs run-time information
JP2017076797A (ja) * 2015-10-14 2017-04-20 キム,フン ソーラーセルの機能を持つイメージセンサー

Also Published As

Publication number Publication date
US6784933B1 (en) 2004-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6784933B1 (en) Solid-state imaging device and method for controlling same
US7408811B2 (en) NAND-type flash memory on an SOI substrate with a carrier discharging operation
US6781178B2 (en) Non-volatile solid state image pickup device and its drive
KR100632330B1 (ko) 불휘발성 반도체 기억 장치
US7130220B2 (en) Write once read only memory employing floating gates
US11282878B2 (en) Solid-state imaging device and camera system
JP4183464B2 (ja) 固体撮像装置とその駆動方法
US7382009B2 (en) Solid state image pickup device including an amplifying MOS transistor having particular conductivity type semiconductor layers, and camera using the same device
US20100231769A1 (en) Solid-state imaging device, imaging apparatus, and driving method of solid-state imaging device
US6972995B1 (en) Imaging cell with a non-volatile memory that provides a long integration period and method of operating the imaging cell
JP2010093548A (ja) 撮像装置及び固体撮像素子の駆動方法
US7218555B2 (en) Imaging cell that has a long integration period and method of operating the imaging cell
KR100594262B1 (ko) 바이어스 회로, 이를 구비한 고체 촬상 소자 및 그 제조방법
JP2010093549A (ja) 撮像装置及び固体撮像素子の駆動方法
US20100188544A1 (en) Solid-state imaging device, imaging apparatus, and signal reading method of solid-state imaging device
JP2010093550A (ja) 撮像装置及び固体撮像素子の駆動方法
JP2010056512A (ja) 固体撮像素子、その動作方法、その製造方法及びデジタルカメラ
JP2669101B2 (ja) 光情報処理装置
US20100079641A1 (en) Imaging apparatus and method for driving solid-state imaging element
US20100079650A1 (en) Imaging apparatus and method for driving solid-state imaging element
JP2010171869A (ja) 固体撮像素子、撮像装置、及び固体撮像素子の信号読み出し方法
JPH06215593A (ja) 光記憶装置
JP2010278653A (ja) 固体撮像素子、撮像装置、撮像方法
JP2011061018A (ja) Mos型イメージセンサ及び撮像装置
JPH0675248B2 (ja) 光信号乗算器