JP2001084796A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001084796A
JP2001084796A JP26450799A JP26450799A JP2001084796A JP 2001084796 A JP2001084796 A JP 2001084796A JP 26450799 A JP26450799 A JP 26450799A JP 26450799 A JP26450799 A JP 26450799A JP 2001084796 A JP2001084796 A JP 2001084796A
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line
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test
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JP26450799A
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Hirotoshi Hayata
博年 早田
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリテスト動作時に、複数のワード線及びビ
ット線を同時に選択することにより、複数のメモリセル
に対して一括して書き込みを実行でき、メモリテスト時
間を短縮できる半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】通常動作時にロウデコーダ10a及びカラ
ムデコーダ20aは、ロウアドレス及びカラムアドレス
に応じて、ワード線及びビット線を一本ずつ選択し、そ
れに応じた選択メモリセルに対して書き込み/読み出し
が行われる。テスト動作時に、テスト信号に応じてロウ
デコーダ10a及びカラムデコーダ20aは複数のワー
ド線及びビット線を同時に選択し、それに応じた複数の
メモリセルに対して一括してテストデータの書き込みが
行われるので、メモリテストにおけうテストデータの書
き込み時間を大幅に短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置、
特にメモリテスト動作時に複数のメモリセルに対して、
一括してデータの書き込みを実現可能な半導体記憶装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置、例えば、DRAM(Dy
namic random access memory)及びSRAM(Static r
andom access memory )では、通常行列上に配置されて
いる複数のメモリセルによってメモリアレイが構成され
ている。同じ行に配置されている各メモリセルが同じワ
ード線に接続され、同じ列に配置されている各メモリセ
ルが同じビット線に接続されている。
【0003】メモリセルのアクセスは、ロウデコーダ及
びカラムデコーダによって、ワード線及びビット線を選
択することによって行われる。例えば、書き込みのと
き、ロウデコーダによって選択されたワード線が活性化
され、それに接続されている一つまたは複数のメモリセ
ルに対して、ビット線を介して入力された書き込みデー
タに応じて書き込みが行われる。また、読み出し時も同
様に、ロウデコーダによって選択されたワード線が活性
化され、それに接続されている一つまたは複数のメモリ
セルからデータが読み出され、それぞれのメモリセルに
接続されているビット線に読み出しデータに応じた読み
出し信号が出力される。
【0004】図7及び図8は、一般的に使用されている
ロウデコーダ10及びカラムデコーダ20の回路構成を
示す回路図である。なお、ここで、ロウデコーダ10は
4ビットのロウアドレスAX0,AX1,AX2,AX
3に応じてワード線WLを選択し、カラムデコーダ20
は、4ビットのカラムアドレスAY0,AY1,AY
2,AY3に応じて、書き込み信号線WGまたは読み出
し信号線RGを選択する。
【0005】図7に示すように、ロウデコーダ10にお
いて、ノードND1と接地電位GNDとの間に、nMO
SトランジスタN0,N1,N2,N3が直列接続され
ている。これらのトランジスタのゲートにそれぞれロウ
アドレスAX0,AX1,AX2,AX3が印加され
る。なお、トランジスタN0〜N3のゲートにロウアド
レスAX0,AX1,AX2,AX3及びそれぞれの論
理反転信号AX0B,AX1B,AX2B,AX3Bを
組み合わせて入力することによって、全部で16通りの
組合せができる。即ち、4ビットのロウアドレス信号に
よって、16本のワード線WL1〜WL16を選択する
ことができる。
【0006】電源電圧VCCの供給線とノードND1との
間にpMOSトランジスタP1が接続され、そのゲート
に信号XDPが印加される。インバータINV1の入力
端子がノードND1に接続され、その出力端子がノード
ND2に接続されている。一方、pMOSトランジスタ
P2が電源電圧VCCの供給線とノードND2との間に接
続され、そのゲートがノードND2に接続されている。
nMOSトランジスタN5はワード線駆動信号XBTの
入力端子とワード線WLの接続端子TW1との間に接続さ
れ、そのゲートがnMOSトランジスタN4を介してノ
ードND2に接続されている。トランジスタN4のゲー
トが電源電圧VCCの供給線に接続されている。ワード線
WLの接続端子TW1と接地電位GNDとの間にnMOS
トランジスタN6が接続されている。トランジスタN6
のゲートがインバータINV2の出力端子に接続され、
さらに、インバータINV2の入力端子がノードND2
に接続されている。
【0007】4ビットのロウアドレス信号AX0,AX
1,AX2,AX3に対して、上述した構成を有するロ
ウデコーダ10が16個配置される。それぞれのロウデ
コーダに入力されるロウアドレスAX0,AX1,AX
2,AX3及びそれぞれの論理反転信号AX0B,AX
1B,AX2B,AX3Bに応じて、ワード線WL1〜
WL16の何れかが選択される。選択されたワード線W
Lにワード線駆動信号XBTのに応じた電圧信号が印加
される。
【0008】図8に示すように、カラムデコーダ20
は、NANDゲートNG1とインバータINV3によっ
て構成されている。NANDゲートNG1には、4ビッ
トのカラムアドレス信号AY0,AY1,AY2,AY
3が入力される。NANDゲートNG1によって、これ
らの入力信号の反転論理積が出力され、さらにインバー
タINV3によって、NANDゲートNG1の出力信号
が反転される。インバータINV3の出力端子が書き込
み信号線WGまたは読み出し信号線RGに接続されてい
る。
【0009】上述したカラムデコーダ20に、4ビット
のカラムアドレスAY0,AY1,AY2,AY3また
はそれぞれの論理反転信号AY0B,AY1B,AY2
B,AY3Bが入力されるので、全部で16通りの組合
せがある。即ち、カラムデコーダ20が16個配置さ
れ、それぞれのカラムデコーダにカラムアドレスAY
0,AY1,AY2,AY3またはそれぞれの反転信号
AY0B,AY1B,AY2B,AY3Bが入力され
る。入力された4ビットのカラムアドレス及びそれぞれ
の論理反転信号に応じて、16本の書き込み信号線WG
1〜WG16または読み出し信号線RG1〜RG16の
何れかが選択され、選択された書き込み信号線または読
み出し信号線がハイレベル、例えば、インバータINV
3の動作電源電圧に保持される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のロウデコーダ10及びカラムデコーダ20を用いた
メモリ装置、例えば、16行×16列のメモリアレイを
有するメモリ装置において、メモリセルの選択は、4ビ
ットのロウアドレスと4ビットのカラムアドレスに応じ
て行われる。メモリセルをアクセスする場合に、1入出
力(通常1I/Oと呼ばれてる)のメモリセルに対し
て、ワード線単位でアクセスが行われる。例えば、メモ
リアレイにおいて、複数のワード線が順次選択され、選
択されたワード線に接続されているメモリセルに対して
データの書き込みまたは読み出しが行われる。また、ワ
ード線の他に、ビット線も一本ずつ選択することによっ
て、選択したワード線とビットの交差点に配置されてい
るメモリセルを選択メモリセルとして、それに対してデ
ータの読み出しまたは書き込みが行われる。即ち、一回
のメモリアクセスによって、一つのメモリセルだけがア
クセスできる。この場合、例えば、メモリアレイにある
すべてのメモリセルに対して書き込みを行うために、ワ
ード線数×ビット線数の回数のメモリ書き込みが必要と
なり、大容量のメモリの場合、膨大な書き込み時間を要
する。
【0011】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、評価、生産選別などのときに行
われるメモリテストにおいて、複数のメモリセルを一括
して書き込みを実行でき、メモリテスト時間を短縮でき
る半導体記憶装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体記憶装置は、行列状に配置されてい
る複数のメモリセルからなるメモリセルアレイにおい
て、各メモリセルが各行ごとに配置されている複数のワ
ード線及び各列ごとに配置されている複数のビット線そ
れぞれ一本ずつに接続され、メモリアクセスのとき選択
ワード線を活性化し、当該選択ワード線に接続されてい
るメモリセルに対してデータの書き込み/読み出しを行
う半導体記憶装置であって、通常のメモリアクセスのと
き、行アドレスに応じて上記ワード線を一本ずつ選択す
る行デコーダと、列アドレスに応じて上記ビット線を一
本ずつ選択する列デコーダと、選択ワード線と選択ビッ
ト線に接続されているメモリセルに対してデータの書き
込み/読み出しを行う入出力回路と、テスト動作のと
き、テスト信号に応じて上記行デコーダに複数のワード
線を一括して選択させ、上記列デコーダに複数のビット
線を一括して選択させ、選択ワード線と選択ビット線に
接続されている複数のメモリセルに対して一括してデー
タの書き込みを行わせるテスト制御回路とを有する。
【0013】また、本発明では、好適には、上記行デコ
ーダは、入力される上記行アドレスに応じて内部ノード
を論理ハイレベルまたは論理ローレベルの何れかに保持
する第1の設定回路と、ワード線駆動信号の供給端子と
上記ワード線との間に接続され、上記内部ノードの論理
レベルに応じてオン/オフし、オンするとき上記ワード
線駆動信号を上記ワード線に印加するスイッチング素子
と、上記テスト信号に応じて上記内部ノードを所定の論
理レベルに保持する第2の設定回路とを有する。
【0014】また、本発明では、好適には、上記第1の
設定回路は、上記行アドレスの各ビットの信号に応じて
論理演算を行い、論理演算の結果に応じて上記内部ノー
ドのレベルを設定する論理回路を有し、当該論理回路
は、例えば、上記内部ノードと基準電位との間に直列接
続されている複数のトランジスタを有し、上記各トラン
ジスタの制御端子に、上記行アドレスの各ビットの信号
が印加される。
【0015】また、本発明では、好適には、上記第2の
設定回路は、上記内部ノードと基準電位との間に接続さ
れ、制御端子に上記テスト信号が印加されるトランジス
タを有する。
【0016】さらに、本発明では、好適には、上記列デ
コーダは、上記列アドレスの各ビットの信号を所定の論
理演算を行う第1の論理回路と、上記第1の論理回路の
演算結果と上記テスト信号とを論理演算し、当該論理演
算の結果に応じてビット線を選択する第2の論理回路と
を有する。
【0017】本発明によれば、通常動作時に行デコーダ
及び列デコーダによって、行アドレス及び列アドレスに
応じて複数のワード線及びビット線からそれぞれ一本ず
つ選択して、選択ワード線及びビット線に対応している
メモリセルに対して書き込み/読み出しが行われる。即
ち、通常のメモリアクセスでは、一つのメモリセル、若
しくは一本のワード線に接続されている複数個のメモリ
セルに対して書き込み/読み出しが行われる。テスト動
作時に、テスト信号に応じて、行デコーダ及び列デコー
ダは、それぞれ複数のワード線及びビット線を一括して
選択する。これに応じて、選択された複数のワード線及
びビット線に接続されている複数のメモリセルに対し
て、一括してデータの書き込みが行われるので、テスト
動作におけるテストデータの書き込み時間を大幅に短縮
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る半導体記憶装
置の一実施形態を示す図であり、半導体記憶装置の全体
の構成を示すブロック図である。図示のように、半導体
記憶装置は、その中心部を構成するロウデコーダ10
a、カラムデコーダ20a、メモリアレイ30、センス
アンプ及びI/Oゲート40、そして、周辺部を構成す
るクロックジェネレータ2(50)、カラムアドレスバ
ッファ60、リフレッシュコントローラ70、リフレッ
シュカウンタ80、ロウアドレスバッファ90、クロッ
クジェネレータ1(100)、データ入力バッファ11
0、データ出力バッファ120及びテスト信号生成回路
130によって構成されている。
【0019】本発明の半導体記憶装置は、テスト動作の
とき、テスト信号生成回路によって生成したテスト信
号、またはテスト信号入力端子を通して外部から直接供
給されるテスト信号に応じて、ロウデコーダ10a及び
カラムデコーダ20aを制御することによって、メモリ
アレイ30における複数のメモリセルに対して、同時に
アクセスを行い、メモリテスト時間の短縮を図るもので
ある。ロウデコーダ10a、カラムデコーダ20a及び
テスト信号生成回路130を除き、他の部分回路は、従
来の半導体記憶装置を構成する部分回路とほぼ同じ構成
及び機能を有するので、本実施形態では、ロウデコーダ
10a、カラムデコーダ20a及びテスト信号生成回路
130以外の部分回路は公知の技術を用いて構成する。
以下、本発明のロウデコーダ10a、カラムデコーダ2
0a及びこれらのデコーダによってメモリセルが選択さ
れるメモリアレイ30、さらにテスト信号生成回路13
0それぞれについて説明する。
【0020】図2は、メモリアレイ30及びその周辺に
配置されているプリチャージ回路31、センスアンプ回
路32、イコライザ33、データ入力回路34及びデー
タ出力回路35の一構成例を示している。なお、センス
アンプ回路32及びデータ入力回路34及びデータ出力
回路35によって、図1に示すセンスアンプ及びI/O
回路40が構成されている。
【0021】図2に示すように、メモリアレイ30は、
行列状に配置されている複数のメモリセルMC1,1 ,M
2,1 ,…,MC1,16,MC2,16…,MC15,1,MC
16,1…,MC15,16 ,MC16,16 によって構成されてい
る。ここで、各メモリセルを、1トランジスタ、1キャ
パシタからなるDRAMのメモリセルとする。なお、本
発明は、DRAMに限られず、他の種類のメモリ装置、
例えば、SRAMにも適用できる。
【0022】メモリアレイ30において、各メモリセル
はビット線BL1〜BL16、またはビット補線BL1
B〜BL16Bと基準電位、例えば、接地電位GNDと
の間に直列接続されているトランジスタとキャパシタに
より構成され、トランジスタのゲートは、それぞれワー
ド線WL1〜WL16に接続されている。例えば、メモ
リセルMC1,1 を構成するトランジスタでは、ゲートが
ワード線WL1に接続され、そのドレインがビット線B
L1に接続され、ソースがキャパシタを介して接地され
ている。メモリセルMC2,1 を構成するトランジスタで
は、ゲートがワード線WL2に接続され、そのドレイン
がビット補線BL1Bに接続され、ソースがキャパシタ
を介して接地されている。
【0023】ワード線WL1〜WL16は、それぞれロ
ウデコーダによって選択される。書き込みまたは読み出
しのとき、ロウアドレスに応じて選択されたワード線が
活性化され、即ち、選択ワード線にハイレベルの電圧が
印加されるので、それに接続されているメモリセルのト
ランジスタがオンする。一方、非選択のワード線がロー
レベル、例えば、接地電位に保持されているので、それ
に接続されているメモリセルのトランジスタがオフ状態
に保持される。
【0024】プリチャージ回路31は、それぞれプリチ
ャージ電圧HVCCの供給線とビット線BL1〜BL16
及びビット補線BL1B〜BL16Bとの間に接続され
ている複数のトランジスタによって構成されている。こ
れらのトランジスタのゲートには、プリチャージ信号線
BLPBを介してプリチャージ制御信号が印加される。
読み出しの前に、プリチャージ制御信号がハイレベルに
保持されるので、プリチャージ回路31を構成する各ト
ランジスタがオンし、ビット線BL1〜BL16及びビ
ット補線BL1B〜BL16Bがプリチャージ電圧HV
CCによってチャージされる。
【0025】センスアンプ回路32は、それぞれ一対の
ビット線とビット補線に接続されている複数のセンスア
ンプSA1〜SA16によって構成されている。各々の
センスアンプは、pMOSトランジスタとnMOSトラ
ンジスタからなる一対のCMOSインバータが入出力を
相互に接続してなるラッチ回路によって構成されてい
る。例えば、センスアンプSA1は、pMOSトランジ
スタP1,P2及びnMOSトランジスタN1,N2に
よって構成され、pMOSトランジスタP1とnMOS
トランジスタN1が電源線SAHとSALとの間に直列
接続され、そのゲート同士がビット線BL1に接続さ
れ、ドレイン同士の接続中点がビット補線BL1Bに接
続され、同様に、pMOSトランジスタP2とnMOS
トランジスタN2が電源線SAHとSALとの間に直列
接続され、そのゲート同士がビット補線BL1Bに接続
され、ドレイン同士の接続中点がビット線BL1に接続
されている。なお、電源線SAHには、例えば、電源電
圧VCCが印加され、電源線SALは、例えば、接地電位
GNDに保持される。
【0026】このように構成されているセンスアンプS
A1〜SA16は、それぞれに接続されている一対のビ
ット線とビット補線の電圧差が増幅する増幅回路として
動作する。読み出しのとき、プリチャージによって、ビ
ット線とビット補線がともにプリチャージ電圧に保持さ
れる。選択ワード線が活性化されたとき、選択メモリセ
ルの記憶データに応じて、ビット線またはビット補線の
電圧がプリチャージ電圧からわずかにずれ、ビット線と
ビット補線との間に電圧差が生ずる。このわずかな電圧
差がセンスアンプによって増幅され、ハイ側のビット線
またはビット補線が電源線SAHの電圧レベルに保持さ
れ、ロー側のビット線またはビット補線は電源線SAL
の電圧レベルに保持されるので、ビット線及びビット補
線の電圧に応じて選択メモリセルの記憶データを読み出
すことができる。
【0027】イコライズ回路33は、それぞれビット線
とビット補線との間に接続されている複数のトランジス
タNE1〜NE16によって構成されている。これらの
トランジスタのゲートにイコライズ信号線BLEBを介
して、イコライズ制御信号が印加される。例えば、トラ
ンジスタNE1はビット線BL1とビット補線BL1B
との間に接続され、トランジスタNE16はビット線B
L16とビット補線BL16Bとの間に接続されてい
る。このため、イコライズ制御信号がハイレベルに保持
されているとき、イコライズ回路33の各トランジスタ
NE1〜NE16がオンし、それぞれ対を成しているビ
ット線とビット補線が等しい電圧に保持される。
【0028】データ入力回路34は、書き込みデータ線
WDとビット線BL1〜BL16との間に接続されてい
る複数のトランジスタ及び書き込みデータ補線WDBと
ビット補線BL1B〜BL16Bとの間に接続されてい
る複数のトランジスタからなる入力バッファWBUF1
〜WBUF16によって構成されている。例えば、入力
バッファWBUF1は書き込みデータ線WDとビット線
BL1との間に接続されているトランジスタNW1及び
書き込みデータ補線WDBとビット線BL1Bとの間に
接続されているトランジスタNWB1によって構成され
ている。トランジスタNW1,NWB1のゲートがとも
に書き込み信号線WG1に接続され、当該信号線を通し
て書き込みゲート信号が印加される。同様に、入力バッ
ファWBUF16は書き込みデータ線WDとビット線B
L16との間に接続されているトランジスタNW16及
び書き込みデータ補線WDBとビット線BL16Bとの
間に接続されているトランジスタNWB16によって構
成されている。トランジスタNW16,NWB16のゲ
ートがともに書き込み信号線WG16に接続され、当該
信号線を通して書き込みゲート信号が印加される。
【0029】データ書き込みのとき、書き込みデータ線
WD及び書き込みデータ補線WDBがそれぞれ書き込み
データに応じたレベルに保持される。そして、カラムデ
コーダ20aによって、書き込み信号線WG1〜WG1
6の何れかが選択され、ハイレベルに保持されるので、
選択された書き込み信号線に接続されているトランジス
タがオンし、書き込みデータ線WD及び書き込みデータ
補線WDBの電圧がそれぞれ選択ビット線及び選択ビッ
ト補線に印加され、さらにこれらの選択ビット線及び選
択ビット補線を介して選択メモリセルに印加される。
【0030】データ出力回路35は、それぞれビット線
及びビット補線対に接続されている複数の出力バッファ
RBUF1〜RBUF16によって構成されている。例
えば、ビット線BL1とビット補線BL1Bに出力バッ
ファRBUF1が接続されている。出力バッファRBU
F1において、トランジスタNR1とNG1は読み出し
データ線RDと接地電位GND間に直列接続され、トラ
ンジスタNG1のゲートがビット線BL1に接続されて
いる。トランジスタNRB1とNGB1は読み出しデー
タ補線RDBと接地電位GND間に直列接続され、トラ
ンジスタNGB1のゲートがビット補線BL1Bに接続
されている。トランジスタNR1とNRB1のゲートが
ともに読み出し信号線RG1に接続され、当該信号線を
介して読み出しゲート信号が印加される。
【0031】読み出しのとき、カラムデコーダ20aに
よって、読み出し信号線RG1〜RG16の何れかが選
択され、ハイレベルに保持される。例えば、読み出し信
号線RG1が選択された場合、それに接続されている出
力バッファRBUF1において、トランジスタNR1と
NRB1がオンする。選択メモリセルの記憶データに応
じてビット線BL1またはビット補線BL1Bの一方が
ハイレベルに保持され、他方がローレベルに保持され
る。例えば、ビット線BL1がハイレベルのとき、トラ
ンジスタNG1がオンし、読み出しデータ線RD1が接
地電位GNDに保持され、一方、ビット補線BL1Bが
ローレベルにあり、トランジスタNGB1がオフするの
で、読み出しデータ補線RDBがフローティング状態に
ある。逆に、ビット線BL1がローレベルのとき、ビッ
ト補線BL1Bがハイレベルに保持される。このとき、
トランジスタNGB1がオンし、トランジスタNG1が
オフするので、データ補線RDBが接地電位GNDに保
持され、データ線RDがフローティング状態に保持され
る。このように、読み出しのとき、選択メモリセルの記
憶データに応じて、読み出しデータ線RD及び読み出し
データ補線RDBの電圧レベルが設定されるので、これ
らの信号線の電圧レベルに応じて選択メモリセルの記憶
データが読み出される。
【0032】図3は、ロウデコーダ10aの一構成例を
示している。以下、図3を参照しつつ、ロウデコーダ1
0aの構成及び動作について説明する。ノードND1と
接地電位GNDとの間に、nMOSトランジスタN0,
N1,N2,N3が直列接続されている。これらのトラ
ンジスタのゲートにそれぞれロウアドレスAX0,AX
1,AX2,AX3またはそれぞれの論理反転信号AX
0B,AX1B,AX2B,AX3Bが印加される。ト
ランジスタN0〜N3のゲートにロウアドレスAX0,
AX1,AX2,AX3及びそれぞれの論理反転信号A
X0B,AX1B,AX2B,AX3Bを組み合わせて
入力することによって、4ビットのロウアドレスに対し
て全部で16種類の組合せができる。即ち、4ビットの
ロウアドレス信号によって、16本のワード線WL1〜
WL16を選択することができる。
【0033】電源電圧VCCの供給線とノードND1との
間にpMOSトランジスタP1が接続され、そのゲート
に信号XDPが印加される。インバータINV1の入力
端子がノードND1に接続され、その出力端子がノード
ND2に接続されている。一方、pMOSトランジスタ
P2が電源電圧VCCの供給線とノードND2との間に接
続され、そのゲートがノードND2に接続されている。
nMOSトランジスタN5はワード線駆動信号XBTの
入力端子とワード線WL1(またはWL2〜WL16)
の接続端子TW1との間に接続され、そのゲートがnMO
SトランジスタN4を介してノードND2に接続されて
いる。トランジスタN4のゲートが電源電圧VCCの供給
線に接続されている。
【0034】ワード線WL1の接続端子TW1と接地電位
GNDとの間にnMOSトランジスタN6が接続されて
いる。トランジスタN6のゲートがインバータINV2
の出力端子に接続され、さらに、インバータINV2の
入力端子がノードND2に接続されている。ノードND
1と接地電位GNDとの間に、nMOSトランジスタN
7が接続され、そのゲートにテスト信号TEST1が印
加される。
【0035】以下、上述した構成を有するロウデコーダ
10aの動作について説明する。通常動作時に、テスト
信号TEST1はローレベルに固定されているので、ト
ランジスタN7がオフする。メモリアクセス以外のと
き、信号XDPがローレベルに保持され、トランジスタ
P1がオンする。これに応じて、ノードND1が電源電
圧VCCによってチャージされ、ハイレベルに保持され
る。このため、ノードND2がローレベルに保持され
る。この場合、トランジスタP2がオンし、ノードND
1のハイレベルがラッチされる。さらに、インバータI
NV2が出力端子がハイレベルに保持されるので、トラ
ンジスタN6がオンし、ワード線WL1の接続端子TW1
が接地電位GNDに保持される。
【0036】メモリアクセスのとき、信号XDPがハイ
レベルに保持され、トランジスタP1がオフする。ロウ
アドレス信号AX0,AX1,AX2,AX3またはそ
れぞれの論理反転信号AX0B,AX1B,AX2B,
AX3Bに応じてトランジスタN0〜N3のオン/オフ
が制御される。トランジスタN0〜N3がすべてオンす
るとき、ノードND1が接地電位GNDに保持され、ノ
ードND2がハイレベルに保持される。このとき、トラ
ンジスタP2がオフする。ノードND2のハイレベルの
電圧がトランジスタN4を介してトランジスタN5のゲ
ートに印加されるので、トランジスタN5がオンし、ワ
ード線駆動信号XBTがトランジスタN5を介して端子
W1に印加される。また、このとき、インバータINV
2の出力端子がローレベルに保持されているので、トラ
ンジスタN6がオフする。
【0037】上述のように、メモリアクセスのとき、入
力されたロウアドレスに応じて、ロウデコーダ10aの
トランジスタN5がオンし、ワード線駆動信号XBTが
トランジスタN5を介してワード線の接続端子TW1に出
力される。通常、4ビットのロウアドレスに対して、図
3に示すロウデコーダ10aが16個設けられる。メモ
リアクセスのとき、入力されるロウアドレスに応じて、
一つのワード線のみが選択され、それにワード線駆動信
号XBTが印加される。
【0038】図3に示すように、ロウデコーダ10a
に、ゲートにテスト信号TEST1が印加されるトラン
ジスタN7が設けられている。通常のメモリアクセスに
おいて、テスト信号TEST1がローレベルに保持さ
れ、トランジスタN7がオフ状態にある。メモリ装置の
テスト動作時に、テスト信号TEST1がハイレベルに
保持される。このため、ロウアドレス信号によらず、ノ
ードND1がローレベルに保持され、ノードND2がハ
イレベルに保持されるので、トランジスタN5がオン
し、ワード線駆動信号XBTがワード線に印加される。
【0039】このように、テスト動作時に、ロウアドレ
スに関係なく、すべてワード線が選択され、ワード線駆
動信号XBTが印加される。読み出し及び書き込みの間
に、ワード線駆動信号XBTがハイレベルに保持される
ので、これに応じてテスト動作時にすべてのワード線が
ハイレベルに保持される。
【0040】図4と図5は、それぞれ通常動作時及びテ
スト動作時に、ロウデコーダ10aに係わる各信号の波
形を示している。以下、これらの波形図を参照しつつ、
通常動作及びテスト動作それぞれについて説明する。図
4に示すように、通常動作時にテスト信号TEST1が
ローレベルに固定されている(FIXL)。メモリアク
セスのとき、まず、信号XDPがハイレベルに立ち上が
る。これに応じて、トランジスタP1がオフする。次
に、ロウアドレス信号AX0〜AX3がそれぞれ設定さ
れる。ロウアドレス信号に応じて、ロウデコーダ10a
におけるトランジスタN0〜N3がすべてオンし、ノー
ドND1がローレベルに保持される。これに応じて、選
択ワード線に対応するロウデコーダ10aのトランジス
タN5がオンする。
【0041】ノードND1の電位が確定したとき、ワー
ド線駆動信号XBTがハイレベルに保持される。このた
め、ワード線駆動信号XBTが選択ワード線に出力され
る。例えば、ワード線WL1が選択された場合、ワード
線駆動信号XBTがワード線WL1に印加される。それ
以外のワード線WL2〜WL16は、ローレベルに保持
される。
【0042】上述したように、通常動作時に、ロウアド
レスに応じてワード線WL1〜WL16のうち何れかが
選択され、それにハイレベルのワード線駆動信号XBT
が印加される。選択ワード線以外のワード線がローレベ
ルに保持される。
【0043】図5は、テスト動作時の波形を示してい
る。図示のように、テスト動作時に、まず、信号XDP
がハイレベルに立ち上がり、その後、テスト信号TES
T1がローレベルからハイレベルに立ち上がる。これに
応じて、ロウデコーダ10aにおいてノードND1がロ
ーレベルに保持される。このため、16本のワード線W
L1〜WL16に接続されている16個のロウデコーダ
10aにおいて、入力されるロウアドレスに関係なく、
すべてが同じ状態に保持され、ワード線駆動信号XBT
がハイレベルになるとき、それに応じてすべてのワード
線WL1〜WL16がハイレベルに保持される。
【0044】このように、テスト動作のときテスト信号
TEST1をローレベルに固定することによって、ロウ
アドレスに関係なく、すべてのワード線WL1〜WL1
6が選択され、それぞれにハイレベルの駆動信号が印加
される。このため、すべてのワード線に接続されている
メモリセルが選択され、これらのメモリセルに対して、
同時に読み出しまたは書き込みを行うことができる。
【0045】図6は、カラムデコーダ20aの一構成例
を示している。図示のように、カラムデコーダ20a
は、NANDゲートNG1、インバータINV3及びO
RゲートOR1によって構成されている。
【0046】NANDゲートNG1には、カラムアドレ
ス信号AY0,AY1,AY2,AY3またはそれぞれ
の論理反転信号AY0B,AY1B,AY2B,AY3
Bが入力される。NANDゲートNG1の出力信号がイ
ンバータINV3によって反転され、ORゲートOR1
の一方の入力端子に入力される。ORゲートOR1の他
方の入力端子にテスト信号TEST2が入力される。
【0047】4ビットのカラムアドレス信号AY0,A
Y1,AY2,AY3またはそれぞれの論理反転信号A
Y0B,AY1B,AY2B,AY3Bによって、全部
で16通りの組合せがある。このため、4ビットのカラ
ムアドレスに応じて、図6に示すカラムデコーダ20a
が16個設けられ、それぞれのカラムデコーダにカラム
アドレス信号AY0,AY1,AY2,AY3またはそ
れぞれの論理反転信号AY0B,AY1B,AY2B,
AY3Bが組み合わせて入力される。各カラムデコーダ
のORゲートOR1の出力端子が書き込み信号線WG1
〜WG16または読み出し信号線RG1〜RG16の何
れかに接続される。
【0048】通常動作時に、テスト信号TEST2がロ
ーレベルに保持される。カラムデコーダ20aの出力端
子、即ち、ORゲートOR1の出力端子は、カラムアド
レス信号に応じて設定される。このとき、16個のカラ
ムデコーダのうち、一つのカラムデコーダのNANDゲ
ートNG1の出力がローレベルに保持され、それに応じ
て、出力端子がハイレベルに保持される。それ以外のカ
ラムデコーダの出力端子がすべてローレベルに保持され
る。即ち、通常動作時に、入力されるカラムアドレスに
応じて、書き込み信号線WG1〜WG16または読み出
し信号線RG1〜RG16の何れか一つのみが選択さ
れ、ハイレベルに保持される。それ以外の書き込み信号
線または読み出し信号線がローレベルに保持される。
【0049】テスト動作時に、テスト信号TEST2が
ハイレベルに保持される。このため、図6に示すカラム
デコーダ20aにおいて、入力されるカラムアドレスに
関係なく、ORゲートOR1の出力端子がハイレベルに
保持される。即ち、テスト動作時に、テスト信号TES
T2をハイレベルに設定することによって、すべての書
き込み信号線WG1〜WG16またはすべての読み出し
信号線RG1〜RG16が選択され、ハイレベルに保持
される。
【0050】なお、テスト信号TEST1及びTEST
2は、図1に示すように、テスト信号生成回路130に
より生成されるか、外部入力端子から直接入力される。
テスト信号生成回路130によってテスト信号TEST
1,TEST2を生成する場合、外部からテスト信号T
ESTが供給され、テスト信号生成回路130は、当該
テスト信号TESEに応じて、テスト信号TEST1及
びテスト信号TEST2をそれぞれ生成する。本実施形
態では、テスト信号生成回路130の構成は特性限定せ
ず、上述したように、通常動作時にローレベルに固定さ
れ、テスト動作時に所定のタイミングでハイレベルに保
持されるテスト信号TEST1,TEST2を生成でき
る回路であればよい。
【0051】また、外部から直接テスト信号TEST
1,TEST2を入力する場合、テスト信号生成回路1
30とほぼ同じ機能を持つテスト信号生成回路が外部に
設けられ、それによって生成されたテスト信号がメモリ
装置に供給される。この場合、図1に示すテスト信号生
成回路130が省略でき、その代わりにテスト信号TE
ST1,TEST2の入力端子が設けられる。
【0052】以下、図1及び図2を参照しつつ、本実施
形態の半導体記憶装置の全体の動作について説明する。
通常動作時に、ロウアドレス及びカラムアドレスに応じ
て、ロウデコーダ10a及びカラムデコーダ20aによ
って、ワード線WL1〜WL16から何れか一本が選択
され、書き込み信号線WG1〜WG16または読み出し
信号線RG1〜RG16から何れか一本が選択される。
選択された書き込み信号線または選択された読み出し信
号に応じて、一対のビット線及びビット補線が選択され
る。そして、選択ワード線及び選択ビット線またはビッ
ト補線によって、選択メモリセルが決まり、それに対し
て書き込みまたは読み出しが行われる。
【0053】テスト動作のとき、テスト信号TEST
1,TEST2がともにハイレベルに保持される。これ
に応じて、ロウデコーダ10a及びカラムデコーダ20
aによって、すべてのワード線WL1〜WL16及びす
べての書き込み信号線WG1〜WG16または読み出し
信号線RG1〜RG16が選択される。このため、図2
に示すメモリアレイ30において、すべてのメモリセル
が選択される。このように、テスト動作時に、メモリア
レイ30にあるすべてのメモリセルが選択され、これら
のメモリセルに対して、書き込みが一括して行われる。
このため、メモリテストのとき、一度のメモリアクセス
によってすべてのメモリセルに対して書き込みを実行す
ることができ、メモリテストにおけるテストデータの書
き込み時間を大幅に短縮できる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体記
憶装置によれば、テスト信号によってロウデコーダ及び
カラムデコーダを制御し、通常動作時にアドレス信号に
応じて選択ワード線が活性化され、さらに選択ビット線
またはビット補線を介して選択メモリセルに対して書き
込み/読み出しが行われる。テスト動作時にテスト信号
に応じて複数のワード線及びビット線が同時に選択さ
れ、それに応じて複数のメモリセルが一括して選択さ
れ、テストデータの書き込みが一括して行われるので、
テスト動作時のメモリアクセス時間を大幅に短縮できる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体記憶装置の一実施形態を示
すブロック図である。
【図2】メモリアレイ及びその周辺回路の構成を示す回
路図である。
【図3】ロウデコーダの一構成例を示す回路図である。
【図4】通常動作時の信号波形図である。
【図5】テスト動作時の信号波形である。
【図6】カラムデコーダの一構成例を示す回路図であ
る。
【図7】従来のロウデコーダの一例を示す回路図であ
る。
【図8】従来のカラムデコーダの一例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
10,10a…ロウデコーダ、20,20a…カラムデ
コーダ、30…メモリアレイ、31…プリチャージ回
路、32…センスアンプ回路、33…イコライズ回路、
34…データ入力回路、35…データ出力回路、40…
センスアンプ及びI/Oゲート、50…クロックジェネ
レータ、60…カラムアドレスバッファ、70…リフレ
ッシュコントローラ、80…リフレッシュカウンタ、9
0…ロウアドレスバッファ、100…クロックジェネレ
ータ、110…データ入力バッファ、120…データ出
力バッファ、130…テスト信号生成回路、VCC…電源
電圧、GND…接地電位。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】行列状に配置されている複数のメモリセル
    からなるメモリセルアレイにおいて、各メモリセルが各
    行ごとに配置されている複数のワード線及び各列ごとに
    配置されている複数のビット線それぞれ一本ずつに接続
    され、メモリアクセスのとき選択ワード線を活性化し、
    当該選択ワード線に接続されているメモリセルに対して
    データの書き込み/読み出しを行う半導体記憶装置であ
    って、 通常のメモリアクセスのとき、行アドレスに応じて上記
    ワード線を一本ずつ選択する行デコーダと、 列アドレスに応じて上記ビット線を一本ずつ選択する列
    デコーダと、 選択ワード線と選択ビット線に接続されているメモリセ
    ルに対してデータの書き込み/読み出しを行う入出力回
    路と、 テスト動作のとき、テスト信号に応じて上記行デコーダ
    に複数のワード線を一括して選択させ、上記列デコーダ
    に複数のビット線を一括して選択させ、選択ワード線と
    選択ビット線に接続されている複数のメモリセルに対し
    て一括してデータの書き込みを行わせるテスト制御回路
    とを有する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】上記行デコーダは、入力される上記行アド
    レスに応じて内部ノードを論理ハイレベルまたは論理ロ
    ーレベルの何れかに保持する第1の設定回路と、 ワード線駆動信号の供給端子と上記ワード線との間に接
    続され、上記内部ノードの論理レベルに応じてオン/オ
    フし、オンするとき上記ワード線駆動信号を上記ワード
    線に印加するスイッチング素子と、 上記テスト信号に応じて上記内部ノードを所定の論理レ
    ベルに保持する第2の設定回路とを有する請求項1記載
    の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】上記第1の設定回路は、上記行アドレスの
    各ビットの信号に応じて論理演算を行い、論理演算の結
    果に応じて上記内部ノードのレベルを設定する論理回路
    を有する請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】上記論理回路は、上記内部ノードと基準電
    位との間に直列接続されている複数のトランジスタを有
    し、 上記各トランジスタの制御端子に、上記行アドレスの各
    ビットの信号が印加される請求項3記載の半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】上記第2の設定回路は、上記内部ノードと
    基準電位との間に接続され、制御端子に上記テスト信号
    が印加されるトランジスタを有する請求項2記載の半導
    体記憶装置。
  6. 【請求項6】上記列デコーダは、上記列アドレスの各ビ
    ットの信号を所定の論理演算を行う第1の論理回路と、 上記第1の論理回路の演算結果と上記テスト信号とを論
    理演算し、当該論理演算の結果に応じてビット線を選択
    する第2の論理回路とを有する請求項1記載の半導体記
    憶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006351051A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Renesas Technology Corp スタティック型半導体記憶装置

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