JP2001084111A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP2001084111A JP26184699A JP26184699A JP2001084111A JP 2001084111 A JP2001084111 A JP 2001084111A JP 26184699 A JP26184699 A JP 26184699A JP 26184699 A JP26184699 A JP 26184699A JP 2001084111 A JP2001084111 A JP 2001084111A
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正幸 平林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリを使ったデータ処理装置において、デ
ータ処理を自動的に行うことによってCPUの負担を軽
減する。 【解決手段】 データ入力回路1と、誤り訂正符号付加
回路2と、データ出力回路3と、データ入力回路用ブロ
ックカウンタ4と、誤り訂正符号付加回路用ブロックカ
ウンタ5と、データ出力回路用ブロックカウンタ6と、
カウンタ6、4を比較し回路1の動作を制御する比較回
路7と、カウンタ4、5を比較し回路2の動作を制御す
る比較回路8と、カウンタ5、6を比較し回路3のデー
タの動作を制御する比較回路9と、各カウンタのカウン
ト値に基づいてアドレスを生成するアドレス生成回路1
0と、各回路に1つの処理ブロックを割り当てたメモリ
12と、比較回路7からの制御信号を強制的に設定する
ORゲート13を設け、各制御信号により前記処理ブロ
ックを循環させてデータを処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリを使ったデ
ータ処理装置に関し、特にDVD記録再生装置等の信号
処理回路に適用して好適なデータ処理装置である。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの代表例としては、CD(Co
mpact Disc)やDVD(Digital Video Disc)があり、
これらの光ディスクを記録可能としたものにCD−R
W、CD−R、DVD−RAM、DVD−R等がある。
これらの光ディスクの記録再生装置では、SRAM(St
atic RAM)やDRAM(Dynamic RAM)をデータの誤り
訂正および誤り訂正符号付加用メモリやバッファメモリ
として使用している。
【0003】例えば、DVDでは次のような単位で誤り
訂正符号が付加されており、この誤り訂正符号の付加を
メモリ上で行う。DVDに採用されている誤り訂正符号
はCD、DAT等でも用いられているCIRC(Cross
Interleave Reed-Solomon Code)であり、内符号パリテ
ィPI(Parity Inner)と外符号パリティPO(Parity
Outer)による高い訂正能力を持つ。
【0004】メモリ上に書き込まれるデータは、図7に
示すように、1バイト単位に区切られ、識別アドレスが
付加されてセクタが構成され、16セクタを集めてマト
リックスをなし、列方向のデータには第2の誤り訂正符
号であるPO符号が付加され、行方向のデータとPO符
号に対し第1の誤り訂正符号であるPI符号が付加され
ている。1セクタは2kバイトのデータを持ち、16セ
クタ(32kバイト)のデータと誤り訂正符号PI、P
Oで1つの処理ブロックが構成される。
【0005】誤り訂正符号の付加を行うためには、ま
ず、データを一旦メモリに書き込む必要がある。次い
で、メモリに書き込まれた32kバイトのデータを読み
出し、データのPI系列およびPO系列それぞれの系列
について誤り訂正符号を付加した後誤り訂正符号を付加
したデータを再度メモリに書き込む。その後、誤り訂正
符号を付加したデータを再びメモリから読み出し、外部
に出力する。
【0006】データの書込みおよび誤り訂正符号付加な
らびにデータの読出しは、各々処理ブロック単位で行わ
れることから、通常、メモリは、複数の処理ブロックに
分けられている。
【0007】DVD記録再生装置の信号処理回路には、
外部から入力したデータにスクランブルを施してメモリ
への書込みを行うデータ入力回路、データに誤り訂正符
号を付加する誤り訂正符号付加回路、メモリからデータ
を読み出して8/16変調を施して外部に出力するデー
タ出力回路があり、各々の回路にメモリの処理ブロック
を割り当て、循環させることによりデータ処理を行う。
各々の回路のメモリの処理ブロックの割り当て、および
各々の回路の制御はCPU(Central Processing Uni
t)により行う。
【0008】以上のようなデータ処理装置では、CPU
が各々の回路のメモリの処理ブロックの割り当て、およ
び各々の回路の制御を行うため、CPUの負担が大きい
という問題があった。
【0009】本発明の目的は、CPUの負担を軽減する
データ処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明のデータ処理装置では以下のような技術
手段を採用する。
【0011】データ入力手段に記憶手段の内の1つの処
理ブロックを割り当て、1ブロック分のデータ入力終了
毎にカウンタを1つ進める第1のブロックカウンタと、
【0012】データ処理手段に記憶手段の内の1つの処
理ブロックを割り当て、1ブロック分のデータ処理終了
毎にカウンタを1つ進める第2のブロックカウンタと、
【0013】データ出力手段に記憶手段の内の1つの処
理ブロックを割り当て、1ブロック分のデータ出力終了
毎にカウンタを1つ進める第3のブロックカウンタと、
【0014】前記第1のブロックカウンタと第3のブロ
ックカウンタを比較し、両アドレスの差が所定の値とな
った時、前記データ入力手段に対してデータの書込みを
許可する制御信号を出力する第1の比較手段と、
【0015】前記第1のブロックカウンタと第2のブロ
ックカウンタを比較し、両アドレスの差が所定の値とな
った時、前記データ処理手段に対してデータの処理を許
可する制御信号を出力する第2の比較手段と、
【0016】前記第2のブロックカウンタと第3のブロ
ックカウンタを比較し、両アドレスの差が所定の値とな
った時、前記データ出力手段に対してデータの読出しを
許可する制御信号を出力する第3の比較手段とを設け、
【0017】前記各制御信号により処理ブロックを循環
させながら連続的にデータを処理する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるデータ処理
装置をDVD信号処理回路に適用した場合の実施の形態
を図を参照して説明する。
【0019】図1を用いて、本発明の第1の実施の形態
にかかるDVD信号処理回路の構成を説明する。
【0020】このDVD信号処理回路は、データ入力回
路1と、誤り訂正符号付加回路2と、データ出力回路3
と、データ入力回路用のブロックカウンタ4と、誤り訂
正符号付加回路用のブロックカウンタ5と、データ出力
回路用のブロックカウンタ6と、第1の比較回路7と、
第2の比較回路8と、第3の比較回路9と、アドレス生
成回路10と、メモリ制御回路11と、メモリ12と、
ORゲート13とを有して構成される。
【0021】データ入力回路1は、制御信号in_co
nt´が“H”のときに、例えば、ホストコンピュータ
などの外部装置から入力されたデータにスクランブルを
施してメモリ12に書き込み、制御信号in_cont
´が“L”のときに、書込みが禁止される機能を有して
いる。
【0022】誤り訂正符号付加回路2は、制御信号ec
c_contが“H”のときにメモリ12に書き込まれ
たデータを読み出し、誤り訂正符号を演算して誤り訂正
符号をメモリ12に書き込み、制御信号ecc_con
tが“L”のときに誤り訂正符号付加処理が禁止される
機能を有している。
【0023】データ出力回路3は、制御信号out_c
ontが“H”のときに誤り訂正符号が付加されたデー
タをメモリ12から読み出し、8/16変調を施して記
録装置へ出力し、制御信号out_contが“L”の
ときにデータ出力が禁止される機能を有している。
【0024】以上の、入力データにスクランブルを施し
てメモリ12に書き込む処理と、メモリ12に書き込ま
れたデータを再び読み出し、誤り訂正符号を演算して誤
り訂正符号をメモリ12に書き込む処理と、誤り訂正符
号が付加されたデータをメモリ12から読み出し、8/
16変調を施して記録装置へ出力する処理は、1ブロッ
ク単位で行われる。
【0025】データ入力回路用のブロックカウンタ4
は、データ入力回路1から出力される1ブロック単位の
処理をカウントする機能を有しており、1ブロック単位
の処理終了信号in_endが入力されると、カウント
値が1つ進められるカウンタである。
【0026】誤り訂正符号付加回路用のブロックカウン
タ5は、誤り訂正符号付加回路2から出力される1ブロ
ック単位の処理をカウントする機能を有しており、1ブ
ロック単位の処理終了信号ecc_endが入力される
と、カウント値が1つ進められるカウンタである。
【0027】データ出力回路用のブロックカウンタ6
は、データ出力回路3から出力される1ブロック単位の
処理をカウントする機能を有しており、1ブロック単位
の処理終了信号out_endが入力されると、カウン
ト値が1つ進められるカウンタである。
【0028】データ入力回路用のブロックカウンタ4
と、誤り訂正符号付加回路用のブロックカウンタ5と、
データ出力回路用のブロックカウンタ6は、それぞれ、
カウント値“1”→“2”→“3”→“4”→“1”の
ように所定のカウント値(例えば“4”)に達すると次
ぎの処理終了信号の入力によって初期値(例えば
“1”)に戻るように設定されている。
【0029】第1の比較回路7は、データ出力回路用ブ
ロックカウンタ6とデータ入力回路用ブロックカウンタ
4のカウント値を比較し、両者が一致したときには制御
信号in_contを“L”にしてデータ入力回路1に
対して書込みを禁止し、一致しないときには制御信号i
n_contを“H”にしてデータ入力回路1に対して
書込みを許可する機能を有している。
【0030】第2の比較回路8は、データ入力回路用ブ
ロックカウンタ4と誤り訂正符号付加回路用ブロックカ
ウンタ5のカウント値を比較し、両者が一致したときに
は制御信号ecc_contを“L”にして誤り訂正符
号付加回路2に対して読出しと書込みを禁止し、一致し
ないときには制御信号ecc_contを“H”にして
誤り訂正符号付加回路2に対して読出しと書込みを許可
する機能を有している。
【0031】第3の比較回路9は、誤り訂正符号付加回
路用ブロックカウンタ5とデータ出力回路用ブロックカ
ウンタ6のカウント値を比較し、両者が一致したときに
は制御信号out_contを“L”にしてデータ出力
回路3に対して読出しを禁止し、一致しないときには制
御信号out_contを“H”にしてデータ出力回路
3に対して読出しを許可する機能を有している。
【0032】アドレス生成回路10は、前記各ブロック
カウンタのカウント値からメモリ12に対するアドレス
を生成する機能を有している。
【0033】メモリ制御回路11は、メモリ12に対す
る書込みと読出しの制御とアドレス生成回路10がブロ
ック内のアドレス生成を行う際のタイミング制御を行う
機能を有している。
【0034】メモリ12は、アドレス(AD1)〜(A
D4)により内部を複数の処理ブロック(B1)〜(B
4)に分けられている。
【0035】ORゲート13は、比較回路7から出力さ
れる制御信号in_contにかかわらず、in_co
nt_Hにより制御信号in_cont´を強制的に書
込み許可“H”にすることができる。
【0036】以上の構成により、外部から入力されたデ
ータはデータ入力回路1でスクランブルが施されて一旦
メモリ12に書き込まれ、該データは、メモリ12から
読み出されて誤り訂正符号付加回路2で誤り訂正符号が
付加された後再度メモリ12に書き込まれ、さらに、再
びメモリから読み出され、データ出力回路3で8/16
変調が施されて順次、外部の記録装置に出力される。
【0037】図2を用いて、本発明の第1の実施の形態
にかかるDVD信号処理回路の動作を説明する。本実施
の形態ではメモリ12が4つの処理ブロック(B1〜B
4)に分けられ、データ(D1〜D7…)は各処理ブロ
ックに“D1:B1”→“D2:B2”→“D3:B
3”→“D4:B4”→“D5:B1” →“D6:B
2”→“D7:B3”…の態様で循環して順次書き込ま
れるとともに、各ブロックカウンタのカウント値が
“1”→“2”→“3”→“4”→“1” →“2”→
“3”…を循環する場合の動作を説明している。各制御
信号はデータの書込み読出し許可を“H”、禁止を
“L”としている。
【0038】データ処理を開始する前に各ブロックカウ
ンタのカウント値はすべて同じ値に設定されているもの
とする。ここでは“1”が設定されている例を用いて説
明する。
【0039】初期状態では、各ブロックカウンタのカウ
ント値はすべて等しいので、データ入力回路用ブロック
カウンタ4の制御信号in_cont、誤り訂正符号付
加回路用ブロックカウンタ5の制御信号ecc_con
t、データ出力回路用ブロックカウンタ6の制御信号o
ut_contは、すべて“L”となっている。
【0040】[データ入力処理]この状態で、in_c
ont_HをOR回路13に入力することによって、制
御信号in_cont´を強制的に“H”にしてデータ
入力回路1を書込み可能とし、データ入力回路1による
データの書込みを許可する。
【0041】データ入力回路1の書込みが許可される
と、例えば、外部装置からの1ブロック分のデータ(D
1)の入力を開始し、スクランブル処理されたデータが
メモリ12の第1のアドレスを有する処理ブロック(B
1)に書き込まれる。
【0042】メモリ12に1ブロック分のデータ(D
1)を書き込むと、データ入力回路1からデータ入力回
路用のブロックカウンタ4に処理終了信号in_end
が出力され、データ入力回路用のブロックカウンタ4の
カウント値が1つ進められて“2”となる。このとき、
制御信号in_cont´の強制“H”設定を解除す
る。
【0043】データ出力回路用ブロックカウンタ6のカ
ウント値が“1”の状態で、データ入力回路用ブロック
カウンタ4のカウント値が“2”となり両カウント値が
相違すると、制御信号in_contは“H”になり、
制御信号in_cont´が“H”となるので、データ
入力回路1によるデータの書込みが許可され、外部装置
からの1ブロック分のデータ(D2)の入力を開始し、
データ入力回路1からメモリ12の第2のアドレスを有
する処理ブロック(B2)にスクランブル処理されたデー
タ(D2)が書き込まれる。
【0044】メモリ12に1ブロック分のデータ(D
2)を書き込むと、データ入力回路1からデータ入力回
路用のブロックカウンタ4に処理終了信号in_end
が出力され、カウント値が1つ進められて“3”とな
る。
【0045】同様に、データ出力回路用のブロックカウ
ンタ6のカウント値が“1”の状態で、データ入力回路
用ブロックカウンタ4のカウント値が“3”となると、
制御信号in_contは“H”になり、制御信号in
_cont´が“H”となるので、データ入力回路1に
よるデータの書込みが許可され、外部装置からの1ブロ
ック分のデータ(D3)の入力を開始し、データ入力回
路1からメモリ12の第3のアドレスを有する処理ブロ
ック(B3)にスクランブル処理されたデータ(D3)
が書き込まれる。
【0046】さらに、データ出力回路用のブロックカウ
ンタ6のカウント値が“1”の状態で、データ入力回路
用ブロックカウンタ4のカウント値が“4”となると、
制御信号in_contは“H”になり、制御信号in
_cont´が“H”となるので、データ入力回路1に
よるデータの書込みが許可され、外部装置からの1ブロ
ック分のデータ(D4)の入力を開始し、データ入力回
路1からメモリ12の第4のアドレスを有する処理ブロ
ック(B4)にスクランブル処理されたデータ(D4)が書
き込まれる。
【0047】メモリ12に1ブロック分のデータ(D
4)を書き込むと、データ入力回路1からデータ入力回
路用のブロックカウンタ4に処理終了信号in_end
が出力され、カウント値は1つ進められて“1”に戻
る。
【0048】データ出力回路用のブロックカウンタ6の
カウント値が“1”の状態で、データ入力回路用ブロッ
クカウンタ4のカウント値が“1”となると、制御信号
in_contは“L”になり、制御信号in_con
t´が“L”となるので、データ入力回路1によるデー
タの書込みは禁止される。
【0049】その後、後述する処理の結果データ出力回
路用のブロックカウンタ6のカウント値が“2”になる
と、制御信号in_contは“H”になり、制御信号
in_cont´が“H”となるので、データ入力回路
1によるデータの書込みが許可され、外部装置からの1
ブロック分のデータ(D5)の入力を開始し、データ入
力回路1からメモリ12の第1のアドレスを有する処理
ブロック(B1)にスクランブル処理されたデータ(D
5)が書き込まれる。
【0050】メモリ12に1ブロック分のデータ(D
5)を書き込むと、データ入力回路1からデータ入力回
路用のブロックカウンタ4に処理終了信号in_end
が出力され、カウント値は1つ進められて“2”とな
る。
【0051】以下、データ出力回路用のブロックカウン
タ6のカウント値とデータ入力回路用ブロックカウンタ
4のカウント値が一致するときは、データ入力回路1に
よるデータの書込みは禁止される。その後、データ出力
回路用のブロックカウンタ6のカウント値が変化すると
データの入力を開始し、処理が終了した時点でデータ入
力回路用ブロックカウンタ4のカウント値を一つ進め
る。
【0052】このようにして、データ入力回路1は、制
御信号in_endが“H”となって書き込みが許可さ
れた時点で、外部からのデータをブロック単位毎にメモ
リ12の読出し処理が終了した処理ブロックに順次書き
込んで行く。
【0053】[誤り訂正符号付加処理]一方、誤り訂正
符号付加回路用のブロックカウンタ5のカウント値が
“1”の状態で、データ入力回路用のブロックカウンタ
4のカウント値が“2”となると、制御信号ecc_c
ontが“L”から“H”になり、誤り訂正符号付加回
路2はデータの読出し書込みが許可されるので、メモリ
12からデータ(D1)を順次読み出し、誤り訂正符号
を付加した後、メモリ12の元のアドレス(第1の処理
ブロックのアドレス)の処理ブロック(B1)へ書き込む
誤り訂正符号付加処理を開始する。
【0054】1ブロック分の誤り訂正符号付加処理が終
了すると、誤り訂正符号付加回路2から誤り訂正符号付
加回路用のブロックカウンタ5に処理終了信号ec_e
ndが出力され、誤り訂正符号付加回路用のブロックカ
ウンタ5のカウント値が1つ進められて“2”となる。
【0055】誤り訂正符号付加回路用のブロックカウン
タ5のカウント値が“2”となった時点で、データ入力
回路用のブロックカウンタ4のカウント値が“3”であ
るときには、制御信号ecc_contが“L”から
“H”になり、誤り訂正符号付加回路2はデータの読出
し書込みが許可されるので、メモリ12からデータ(D
2)を順次読み出し、誤り訂正符号を付加した後、メモ
リ12の元のアドレス(第2の処理ブロックのアドレス)
の処理ブロック(B2)へ書き込む誤り訂正符号付加処
理を開始する。
【0056】1ブロック分のデータ(D2)の誤り訂正
符号付加処理が終了すると、誤り訂正符号付加回路2か
ら誤り訂正符号付加回路用のブロックカウンタ5に処理
終了信号ecc_endが出力され、誤り訂正符号付加
回路用のブロックカウンタ5のカウント値が1つ進めら
れて“3”となる。
【0057】誤り訂正符号付加回路用のブロックカウン
タ5のカウント値が“3”となった時点で、データ入力
回路用のブロックカウンタ4のカウント値が“3”以外
の値例えば“4”であるときには、制御信号ecc_c
ontが“H”になり、誤り訂正符号付加回路2はデー
タの読出し書込みが許可されるので、メモリ12からデ
ータ(D3)を順次読み出し、誤り訂正符号を付加した
後、メモリ12の元のアドレス(第3のブロックのアド
レス)の処理ブロック(B3)へ書き込む誤り訂正符号付
加処理を開始する。
【0058】1ブロック分のデータ(D3)の誤り訂正
符号付加処理が終了すると、誤り訂正符号付加回路2か
ら誤り訂正符号付加回路用のブロックカウンタ5に処理
終了信号ecc_endが出力され、誤り訂正符号付加
回路用のブロックカウンタ5のカウント値が1つ進めら
れて“4”となる。
【0059】以下、データ入力回路用のブロックカウン
タ4のカウント値と誤り訂正符号付加回路用ブロックカ
ウンタ5のカウント値が一致するときは、誤り訂正符号
付加回路2によるデータの読出しおよび書込みならびに
誤り訂正符号付加処理は禁止される。その後、両カウン
ト値が相違した時点で誤り訂正符号付加回路2はメモリ
12からデータを読出し、誤り訂正符号付加処理とメモ
リ12へのデータの書込み処理を実行し、この処理が終
了した時点で訂正符号付加回路用ブロックカウンタ5の
カウント値を一つ進める。
【0060】このようにして、誤り訂正符号付加回路2
は、制御信号ecc_endが“H”となって書き込み
が許可された時点で、メモリ12内のデータをブロック
単位毎に順次誤り訂正符号付加処理する。
【0061】[データ出力処理]誤り訂正符号付加回路
用のブロックカウンタ5のカウント値が“1”の状態で
データ出力回路用ブロックカウンタ6のカウント値が
“1”の場合は、制御信号out_contが“L”で
あり、データ出力回路3によるデータの読出しが禁止さ
れている。
【0062】誤り訂正符号付加回路用のブロックカウン
タ5のカウント値が“1”の状態でデータ出力回路用ブ
ロックカウンタ6のカウント値が“2”となると、制御
信号out_contが“L”から“H”になり、デー
タ出力回路3によるデータの読出しが許可されるので、
メモリ12の第1のアドレスを有する処理ブロック(B
1)に書き込まれたデータ(D1)を読出し外部へ出力
するデータ出力処理を開始する。
【0063】メモリ12から1ブロック分のデータ(D
1)が読み出され、データ出力回路3から外部へデータ
が出力され終わると、データ出力回路用のブロックカウ
ンタ6に処理終了信号out_endが出力され、デー
タ出力回路用のブロックカウンタ6のカウント値が1つ
進められて“2”となる。この状態で、メモリ12の第
1のアドレスを有する処理ブロック(B1)は新たなデー
タの書き込みが可能な状態となる。
【0064】誤り訂正符号付加回路用ブロックカウンタ
5のカウント値が“3”の状態で、データ出力回路用の
ブロックカウンタ6のカウント値が“2”となると、制
御信号in_contが“H”になり、データ出力回路
3によるデータの読出しが許可されされるので、メモリ
12の第2のアドレスを有する処理ブロック(B2)に
書き込まれたデータ(D2)を読出し外部へ出力するデ
ータ出力処理を開始する。
【0065】メモリ12から1ブロック分のデータ(D
2)が読み出され、データ出力回路3から外部へデータ
が出力され終わると、データ出力回路用のブロックカウ
ンタ6に処理終了信号out_endが出力され、デー
タ出力回路用のブロックカウンタ6のカウント値が1つ
進められて“3”となる。この状態で、メモリ12の第
2のアドレスを有する処理ブロック(B2)は新たなデー
タの書き込みが可能な状態となる。
【0066】以下、同様にメモリ12処理ブロックから
順次データを読み出して外部に出力する処理が実行され
る。
【0067】このように、データ出力回路3によるメモ
リ12からのデータの出力は、誤り訂正符号付加回路用
ブロックカウンタ5とデータ出力回路用ブロックカウン
タ6のカウント値が一致した場合は処理が禁止され、両
カウント値が相違した時点で出力処理の開始が許可され
る。メモリ12のデータが出力された処理ブロックは、
次のデータの書き込みが可能な状態になる。
【0068】このようにして、各ブロックカウンタのカ
ウント値は1ブロック単位の処理終了毎に1つずつ進
み、次々とデータ処理を行う。ここで、図2のように例
えば7ブロック目のデータ(D7)を入力した時点でデ
ータ入力が終了すると、7ブロック目のデータの誤り訂
正符号付加処理(ECC B7)とデータ出力(OUTB
7)が終了した時点で自動的にすべての動作が終了す
る。
【0069】以上のように、発明の第1の実施の形態で
は、外部からデータを入力すると自動的に処理を行い、
データ入力が終了すると、データ処理完了次第、自動的
にすべての動作を終了する。
【0070】以下、本発明の第2の実施の形態にかかる
DVD信号処理回路の構成を図3を用いて説明する。
【0071】DVD信号処理回路は、データ入力回路1
と、誤り訂正符号付加回路2と、データ出力回路3と、
データ入力回路用のブロックカウンタ4と、誤り訂正符
号付加回路用のブロックカウンタ5と、データ出力回路
用のブロックカウンタ16と、第1の比較回路7と、第
2の比較回路8と、第3の比較回路9と、アドレス生成
回路10と、メモリ制御回路11と、メモリ12とを有
して構成される。
【0072】データ入力回路1は、制御信号in_co
ntが“H”のときに外部から入力されたデータにスク
ランブル処理を施してメモリ12に書き込む。
【0073】誤り訂正符号付加回路2は、メモリ12に
書き込まれたデータを再び読み出し、誤り訂正符号を演
算してメモリ12の元のアドレスに書き込む。
【0074】データ出力回路3は、誤り訂正符号が付加
されたデータをメモリ12から読み出し、8/16変調
を施して外部へ出力する。
【0075】以上のデータに対する処理は、いずれも1
ブロック単位で行う。
【0076】データ入力回路用のブロックカウンタ4
は、データ入力回路1から出力される1ブロック単位の
処理が終了したときに出力される処理終了信号in_e
ndによりカウント値が1つ進められる.
【0077】誤り訂正符号付加回路用のブロックカウン
タ5は、誤り訂正符号付加回路2から出力される1ブロ
ック単位の処理が終了したときに出力される処理終了信
号ecc_endによりカウント値が1つ進められる。
【0078】データ出力回路用のブロックカウンタ6
は、データ出力回路3から出力される1ブロック単位の
処理が終了したときに出力される処理終了信号out_
endによりカウント値が1つ進められる。このカウン
タ6は、外部からカウント値を設定できる機能を有して
いる。
【0079】第1の比較回路7は、データ出力回路用ブ
ロックカウンタ6とデータ入力回路用ブロックカウンタ
4のカウント値を比較し、一致したときには制御信号i
n_contを“L”にしてデータ入力回路1に対して
書込みを禁止し、一致しないときには制御信号in_c
ontを“H”にしてデータ入力回路1に対して書込み
を許可する。
【0080】第2の比較回路8は、データ入力回路用ブ
ロックカウンタ4と誤り訂正符号付加回路用ブロックカ
ウンタ5のカウント値を比較し、一致したときには制御
信号ecc_contを“L”にして誤り訂正符号付加
回路2に対して読出しと書込みを禁止し、一致しないと
きには制御信号ecc_contを“H”にして誤り訂
正符号付加回路2に対して読出しと書込みを許可する。
【0081】第3の比較回路9は、誤り訂正符号付加回
路用ブロックカウンタ5とデータ出力回路用ブロックカ
ウンタ16のカウント値を比較し、一致したときには制
御信号out_contを“L”にしてデータ出力回路
3に対して読出しを禁止し、一致しないときには制御信
号out_contを“H”にしてデータ出力回路3に
対して読出しを許可する。
【0082】アドレス生成回路10は、前記各ブロック
カウンタのカウント値からメモリ12に対するアドレス
を生成する。
【0083】メモリ制御回路11は、メモリ12に対す
る書込み、読出しの制御とアドレス生成回路10がブロ
ック内のアドレス生成を行う際のタイミング制御を行
う。
【0084】メモリ12は、アドレスにより内部を複数
の処理ブロックに分けられている。
【0085】以上の構成により、外部から入力されたデ
ータはスクランブルが施されて一旦メモリに書き込ま
れ、誤り訂正符号が付加された後メモリに書き込まれ、
再びメモリから読み出され、8/16変調が施されて順
次、外部に出力される。
【0086】図4のタイミングチャートを用いて、本発
明の第2の実施の形態であるDVD信号処理回路の動作
を説明する。本実施の形態ではメモリが4つの処理ブロ
ック(B1)〜(B4)に分けられ、ブロックカウンタの
カウント値が“1”→“2”→“3”→“4”→“1”
を循環する場合の動作を説明している。各制御信号はデ
ータの書込み読出し許可を“H”、禁止を“L”として
いる。
【0087】データ処理を開始する前に各ブロックカウ
ンタのカウント値が“1”に設定されているものとす
る。3つのブロックカウンタが同じ値に設定されていれ
ば“1”以外の値でも良いが、ここでは“1”が設定さ
れている例を示す。
【0088】DVD信号処理を行うに当たって、まず、
データ出力回路用ブロックカウンタ16のみに“1”以
外の値、ここでは“4”を設定する。
【0089】この状態では、制御信号in_contと
制御信号ecc_contと制御信号out_cont
のうち、制御信号in_contと制御信号out_c
ontが“H”となる。
【0090】制御信号in_contが“H”となるこ
とによって、データ入力回路1によるデータの書込みが
許可される。データ入力回路1は、外部装置から1ブロ
ック分のデータ(D1)の入力を開始し、メモリ12の
第1のアドレスを有する処理ブロック(B1)に1ブロ
ック分のデータが書き込まれると、データ入力回路1か
らデータ入力回路用ブロックカウンタ4に処理終了信号
in_endが出力され、データ入力回路用ブロックカ
ウンタ4のカウント値が1つ進められ“2”となる。
【0091】一方、制御信号out_contが“H”
となることによって、データ出力回路3によるデータの
出力が許可される。データ出力回路1は、データ出力回
路用ブロックカウンタ16のカウント値“4”に対応し
たメモリ12の第4のアドレスを有する処理ブロック
(B4)のデータを読み出して外部に出力する処理を実
行するが、この時点ではメモリ12の第4のアドレスを
有する処理ブロックにはデータが書き込まれていないの
で、データ出力回路3は出力処理を終了し、データ出力
回路用ブロックカウンタ6に処理終了信号out_en
dを出力して、データ出力回路用ブロックカウンタ6の
カウント値を1つ進めて“1”に戻す。
【0092】データ入力回路用ブロックカウンタ3のカ
ウント値が1つ進んで“2”となると、制御信号ecc
_contが“L”から“H”になり、誤り訂正符号付
加回路2によるデータの読出し書込みが許可されるの
で、誤り訂正符号付加を開始する。1ブロック分の誤り
訂正符号付加が終了すると、誤り訂正符号付加回路2か
ら誤り訂正符号付加回路用のブロックカウンタ5に処理
終了信号ec_endが出力され、誤り訂正符号付加回
路用のブロックカウンタ5のカウント値が1つ進んで
“2”となる。
【0093】誤り訂正符号付加回路用のブロックカウン
タ5のカウント値が1つ進んで“2”となると制御信号
out_contが“L”から“H”になり、データ出
力回路3によるデータの読出しが許可されるので、デー
タの出力を開始する。
【0094】1ブロック分のデータが読み出されると、
データ出力回路3からデータ出力回路用のブロックカウ
ンタ6に処理終了信号out_endが出力され、デー
タ出力回路用のブロックカウンタ6のカウント値が1つ
進んで“2”となる。
【0095】データ出力回路用のブロックカウンタ6の
カウント値が1つ進んで“2”となると制御信号in_
contが“L”から“H”になり、データ入力回路1
によるデータの書込みが許可される。
【0096】このように、データ入力回路によるデータ
の書込みは、メモリに空きが発生した時点で次々と許可
される。
【0097】このようにして、各ブロックカウンタのカ
ウント値は1ブロック単位の処理終了毎に1つずつ進
み、次々とデータ処理を行う。ここで、図4のように例
えば7ブロック目のデータを入力した時点でデータ入力
を終了すると、7ブロック目のデータの誤り訂正符号付
加とデータ出力が終了した時点で自動的にすべての動作
が終了する。
【0098】以上のような構成の本発明第2の実施の形
態では、第1の実施の形態と同様、外部からデータを入
力される状態でデータ出力回路用ブロックカウンタ6の
カウンタ値を設定すると、自動的に処理を行い、データ
入力が終了すると、データ処理完了次第、自動的にすべ
ての動作を終了する。
【0099】さらに、カウンタ値の設定手段を用意する
ことにより、本発明の第1の実施の形態に比べてORゲ
ートを減らすことができる。
【0100】本発明の第3の実施の形態であるDVD信
号処理回路の構成を図5を用いて説明する。
【0101】この実施の形態にかかるDVD信号処理回
路は、データ入力回路1と、誤り訂正符号付加回路2
と、データ出力回路3と、データ入力回路用のブロック
カウンタ4と、誤り訂正符号付加回路用のブロックカウ
ンタ5と、データ出力回路用のブロックカウンタ6と、
第1の比較回路7と、第2の比較回路8と、第3の比較
回路9と、アドレス生成回路10と、メモリ制御回路1
1と、メモリ12と、ORゲート15と、フリップフロ
ップ17とを有して構成される。
【0102】データ入力回路1は、入力されたデータに
スクランブルを施してメモリ12に書き込む。
【0103】誤り訂正符号付加回路2は、メモリ12に
書き込まれたデータを再び読出し、誤り訂正符号を演算
してメモリ12に書き込む。
【0104】データ出力回路3は、誤り訂正符号が付加
されたデータをメモリ12から読み出し、8/16変調
を施して出力する。以上の処理を1ブロック単位で行
う。
【0105】データ入力回路用のブロックカウンタ4
は、データ入力回路1から出力される1ブロック単位の
処理終了信号によりカウント値が1つ進む。
【0106】誤り訂正符号付加回路用のブロックカウン
タ5は、誤り訂正符号付加回路2から出力される1ブロ
ック単位の処理終了信号によりカウント値が1つ進む。
【0107】データ出力回路用のブロックカウンタ6
は、データ出力回路3から出力される1ブロック単位の
処理終了信号によりカウント値が1つ進む。
【0108】第1の比較回路7は、データ出力回路用ブ
ロックカウンタ6とデータ入力回路用ブロックカウンタ
4のカウント値を比較し、一致したときには制御信号i
n_contを“L”にしてデータ入力回路1に対して
書込みを禁止し、一致しないときには制御信号in_c
ontを“H”にしてデータ入力回路1に対して書込み
を許可する。
【0109】第2の比較回路8は、データ入力回路用ブ
ロックカウンタ4と誤り訂正符号付加回路用ブロックカ
ウンタ5のカウント値を比較し、一致したときには制御
信号ecc_contを“L”にして誤り訂正符号付加
回路2に対して読出しと書込みを禁止し、一致しないと
きには制御信号ecc_contを“H”にして誤り訂
正符号付加回路2に対して読出しと書込みを許可する。
【0110】第3の比較回路9は、誤り訂正符号付加回
路用ブロックカウンタ5とデータ出力回路用ブロックカ
ウンタ6のカウント値を比較し、一致したときには制御
信号out_contを“L”にしてデータ出力回路3
に対して読出しを禁止し、一致しないときには制御信号
out_contを“H”にしてデータ出力回路3に対
して読出しを許可する。
【0111】アドレス生成回路10は、前記各ブロック
カウンタのカウント値からメモリ12に対するアドレス
を生成する。
【0112】メモリ制御回路11は、メモリ12に対す
る書込み、読出しの制御とアドレス生成回路10がブロ
ック内のアドレス生成を行う際のタイミング制御を行
う。
【0113】メモリ12は、アドレスにより内部を複数
の処理ブロックに分けられている。
【0114】ORゲート15は、比較回路9から出力さ
れる制御信号out_contにかかわらず、out_
cont_Hによりout_cont´を強制的に書込
み許可“H”にすることができる。
【0115】フリップフロップ17は、制御信号out
_cont_Hを出力して制御信号out_contを
強制的に書込み許可“H”にすることができる。制御信
号out_cont_Hは制御信号ecc_endによ
り“H”にセットされ、out_endにより“L”に
リセットされる。
【0116】以上の構成により、外部から入力されたデ
ータはスクランブルが施されて一旦メモリに書き込ま
れ、誤り訂正符号が付加された後、再びメモリから読み
出され、8/16変調が施されて順次、外部に出力され
る。
【0117】図6のタイミングチャートを用いて、本発
明の第3の実施の形態であるDVD信号処理回路の動作
を説明する。
【0118】本実施の形態ではメモリが4つの処理ブロ
ックに分けられ、ブロックカウンタのカウント値が
“1”→“2”→“3”→“4”→“1”を循環する場
合の動作を説明している。各制御信号はデータの書込み
読出し許可を“H”、禁止を“L”としている。
【0119】第3の実施の形態は、第1、第2の実施の
形態に比べて出力回路のデータ転送レートが低い場合の
例である。
【0120】データが入力されて処理を開始すると、各
ブロックカウンタのカウント値は1ブロック単位の処理
終了毎に1つずつ進み、次々とデータ処理を行う。しか
し、図6では出力回路のデータ転送レートが低いため、
4ブロック目の誤り訂正符号付加が終了しても、まだ1
ブロック目のデータ出力が終了していない。
【0121】この時、第3のブロックカウンタ6の値に
第1のブロックカウンタ4の値が追いつくことにより、
制御信号out_contがデータ出力中であるにもか
かわらず“L”となり出力が中断されることとなる。こ
のような弊害をなくすため、制御信号out_cont
_Hにより制御信号out_cont’を強制的に
“H”にする。これにより、出力回路のデータ転送レー
トが低い場合でもデータ出力中に制御信号out_co
nt’が“L”になり出力が中断されることを防ぐこと
ができる。
【0122】このようにして、各ブロックカウンタのカ
ウント値は1ブロック単位の処理終了毎に1つづつ進
み、次々とデータ処理を行う。そして、データ入力を終
了すると、データの誤り訂正符号付加とデータ出力が終
了した時点で自動的にすべての動作が終了する。
【0123】以上のような構成の本発明第3の実施の形
態では、第1、第2の実施の形態と同様、外部からデー
タを入力すると自動的に処理を行い、データ入力が終了
すると、データ処理完了次第、自動的にすべての動作を
終了する。さらに、本発明の第1、第2の実施の形態に
比べて出力回路のデータ転送レートが低い場合でも途中
で停止することなく処理を行うことができる。
【0124】なお、上記各実施の形態では、本発明をD
VD信号処理回路に適用した場合を例として説明した
が、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではな
く、その主旨を逸脱しない範囲で種々に変形して実施す
ることができるものである。
【0125】さらに、上記の説明は、記録装置へデータ
をする記録する場合を例にして説明したが、データ入力
回路1を記録装置からのデータを復調するデータ入力回
路とし、データ出力回路3をデスクランブルする機能を
有するデータ出力回路とすることによって、記録装置か
らデータを再生する場合にも同様にデータ処理すること
ができる。
【0126】
【発明の効果】以上説明した構成により本発明は、メモ
リを使ったデータ処理装置において、データ処理を自動
的に行うことによりCPUの負担を軽減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のデータ処理装置の構成を示
すブロック図。
【図2】第1の実施の形態のデータ処理装置の動作を説
明するタイミングチャート。
【図3】第2の実施の形態のデータ処理装置の構成を示
すブロック図。
【図4】第2の実施の形態のデータ処理装置の動作を説
明するタイミングチャート。
【図5】第3の実施の形態のデータ処理装置の構成を示
すブロック図。
【図6】第3の実施の形態のデータ処理装置の動作を説
明するタイミングチャート。
【図7】DVD信号処理装置におけるメモリの使用態様
を説明する図。
【符号の説明】
1 データ入力回路 2 誤り訂正符号付加回路 3 データ出力回路 4 データ入力回路用ブロックカウンタ 5 誤り訂正符号付加回路用ブロックカウンタ 6 データ出力回路用ブロックカウンタ 7 第1の比較回路 8 第2の比較回路 9 第3の比較回路 10 アドレス生成回路 11 メモリ制御回路 12 メモリ 13 ORゲート 15 ORゲート 16 データ出力回路用ブロックカウンタ 17 フリップフロップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B018 GA02 GA10 HA14 HA35 MA16 RA11 5B065 BA03 CA12 CC08 CE12 EA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段を複数の処理ブロックに分け
    て、該処理ブロック単位でデータの処理を行うデータ処
    理装置において、 入力したデータを前記記憶手段に書き込むデータ入力手
    段と、書き込まれたデータの処理を行うデータ処理手段
    と、データ処理後のデータを前記記憶手段から読み出し
    て出力するデータ出力手段と、 前記データ入力手段に前記記憶手段の内の1つの処理ブ
    ロックを割り当て、1ブロック分のデータ入力終了毎に
    カウンタを1つ進める第1のブロックカウンタと、 前記データ処理手段に前記記憶手段の内の1つの処理ブ
    ロックを割り当て、1ブロック分のデータ処理終了毎に
    カウンタを1つ進める第2のブロックカウンタと、 前記データ出力手段に前記記憶手段の内の1つの処理ブ
    ロックを割り当て、1ブロック分のデータ出力終了毎に
    カウンタを1つ進める第3のブロックカウンタと、 前記第1のブロックカウンタの値と第3のブロックカウ
    ンタの値を比較し、両カウンタの値の差が所定の値とな
    った時、前記データ入力手段に対してデータの書込みを
    許可する制御信号を出力する第1の比較手段と、 前記第1のブロックカウンタの値と第2のブロックカウ
    ンタの値を比較し、両カウンタの値の差が所定の値とな
    った時、前記データ処理手段に対してデータの処理を許
    可する制御信号を出力する第2の比較手段と、 前記第2のブロックカウンタの値と第3のブロックカウ
    ンタの値を比較し、両カウンタの値の差が所定の値とな
    った時、前記データ出力手段に対してデータの読出しを
    許可する制御信号を出力する第3の比較手段とを有し、 前記処理ブロックを循環させながらデータを処理するこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のデータ処理装置において、 前記第1の比較手段による書込みを許可する制御信号を
    強制的に設定する設定手段を有することを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のデータ処理装置において、 前記第3のブロックカウンタに前記第1および第2のブ
    ロックカウンタの値以外の値を設定する設定手段を有す
    ることを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1のデータ処理装置において、 前記第3の比較手段による読出しを許可する制御信号を
    強制的に設定する設定手段を有し、前記第3のブロック
    カウンタの値に第1のブロックカウンタの値が追いつい
    た時は前記データ出力手段に対してデータの読出しを停
    止させないことを特徴とするデータ処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2013078092A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Fujitsu Ltd 符号化信号の繰り返し復号法及び符号化信号の繰り返し復号装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101383173B (zh) * 2007-08-29 2012-01-18 株式会社日立制作所 光盘装置及数据记录再现装置
CN102419993A (zh) * 2007-08-29 2012-04-18 株式会社日立制作所 光盘装置及数据记录再现装置
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