JP2001083168A - 推進装置の回転検出装置 - Google Patents
推進装置の回転検出装置Info
- Publication number
- JP2001083168A JP2001083168A JP26164899A JP26164899A JP2001083168A JP 2001083168 A JP2001083168 A JP 2001083168A JP 26164899 A JP26164899 A JP 26164899A JP 26164899 A JP26164899 A JP 26164899A JP 2001083168 A JP2001083168 A JP 2001083168A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- gear
- teeth
- detection
- gears
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
車を別々に製作させて、製造コストを低減し、また、一
の歯が破損した場合には、全体を交換することなく、そ
の破損した歯の歯車のみを交換させ、廉価とすることに
ある。 【構成】 特定相の歯が備えられた特定相歯車を設け、
特定相とは異なる他の複数相の各歯が備えられた複数の
各相歯車を別々に設け、特定相歯車と複数の各相歯車と
を、合わせて一体としたり、分割して検出用歯車構成体
を構成している。
Description
検出装置に係り、特にエンジンや発電動機等の回転体の
回転角度を検出させる歯車を設けた推進装置の回転検出
装置に関する。
いては、推進装置としてエンジンや発電動機を備え、ま
た、この発電動機を制御するために、回転体の回転角度
を検出させる歯車や検出センサとしての磁気式センサを
有する回転検出装置を採用しているものがある。この回
転検出装置は、一般に、回転体に取り付けた一種の歯車
とこの歯車に対応して配置した磁気式センサとにより、
二相のA相、B相に対応する回転角度のみを検出させて
いる。
の発電動機の制御に必要な三相のU相、V相、W相につ
いても、同様な磁気式センサを採用する傾向があり、こ
のため、二相のA相、B相及び三相のU相、V相、W相
に対応できる磁気式センサをセットで一体化して構成し
ている。
転検出装置としては、例えば、特開平7−139969
号公報、特開平11−46477号公報、特開平8−8
4448号公報に開示されている。特開平7−1399
69号公報に記載のものは、エンコーダの変換テーブル
の記憶内容を作成する方法において、正弦波状のA相、
B相の周波数信号を、アナログからデジタルに変換する
ものである。特開平11−46477号公報に記載のも
のは、ハイブリッド自動車において、第1ロータと第2
ロータとの間でトルクの伝授が行われる電動機を構成し
たものである。特開平8−84448号公報に記載のも
のは、三相モータにおいて、ステータコイルのコイルエ
ンド部の外径を小型化したものである。
のA相、B相及び三相のU相、V相、W相に対応できる
磁気式センサを使用する場合に、異なる各相に対応した
各歯の歯車列を並べてセットする必要があるので、各歯
車列の各歯をフライス等の工作機械で削り落として成形
する必要等があり、その製作が困難となり、また、一の
歯が破損した場合等に、全体を交換する必要があり、高
価になるという不都合があった。
述の不都合を除去するために、回転体の回転角度に対応
する歯が備えられた歯車を設け、この歯車の歯の位置を
検出する検出用センサを設け、この検出用センサによっ
て前記回転体の回転角度を検出する推進装置の回転検出
装置において、特定相の歯が備えられた特定相歯車を設
け、前記特定相とは異なる他の複数相の各歯が備えられ
た複数の各相歯車を別々に設け、前記特定相歯車と前記
複数の各相歯車とを合わせて一体として検出用歯車構成
体を構成したことを特徴とする。
他の複数の各相歯車とを合わせて一体として検出用歯車
構成体を構成しているので、各相の歯車を別々に製作す
ることができ、製造コストを低減し、また、一の歯が破
損した場合には、全体の交換を不要とし、その破損した
歯の歯車のみを交換することができ、廉価とすることが
できる。
且つ具体的に説明する。図1〜9は、この発明の第1実
施例を示すものである。図1において、2はハイブリッ
ド自動車(図示せず)に搭載される一の推進装置である
エンジン、4はシリンダブロック、6はクランクロアケ
ース、8はオイルパン、10はオイルポンプケース(チ
ェーンカバー)、12はボディとしてのサイドメンバ、
14はモータロータ16とモータステータ(コイル)1
8とからなって他の推進装置としての同期形で交流の発
電動機、20は検出用歯車構成体22と検出用センサで
ある磁気式センサ24とからなる回転検出装置である。
従って、ハイブリッド自動車は、エンジン2と発電動機
18とからなる複合装置を備えている。磁気式センサ2
4は、二相交流のA相、B相及び三相交流のU相、V
相、W相に対応できるものであり、制御部(図示せず)
に連絡している。この制御部は、発電動機14に連絡し
ている。
6との間には、回転体としてのクランク軸26が回転自
在に支持されている。
ロック4の一側面から突出した軸端部26Aには、外周
面にスプライン28が形成され、このスプライン28に
オルタネータ用クランクプーリ30がスプライン係合し
て設けられている。また、クランク軸26の軸端部26
Aの端面には、軸心にボルトねじ穴32が形成され、セ
ンタボルト34が取り付けられる。このセンタボルト3
4は、軸部34Aがボルトねじ穴32に螺着され、頭部
34Bがオルタネータ用クランクプーリ30の側面を押
圧支持している。
発電機能を有するものであり、クランク軸26の変速機
(図示せず)側の他端側で、シリンダブロック4の一側
面と変速機側のクラッチ(図示せず)との間に設置され
ている。この発電動機14のモータロータ16は、クラ
ンク軸26に固定されている。
側面には、複数(例えば4本)の構成体取付ボルト36
によって検出用歯車構成体22とエアコン用クランクプ
ーリ38とが取り付けられる。構成体取付ボルト36を
取り付けるために、オルタネータ用クランクプーリ30
にはプーリ側ボルトねじ孔40が形成され、検出用歯車
構成体22には構成体側ボルト孔42が形成され、エア
コン用クランクプーリ38にはボルト挿通孔44が形成
されている。構成体取付ボルト36は、軸部36Aがボ
ルト挿通孔44と構成体側ボルト孔42とに挿通されて
プーリ側ボルトねじ孔40に螺着され、頭部36Bでエ
アコン用クランクプーリ38の側面を押圧支持してい
る。
クランク軸26には回転角度に対応する各歯を備えた検
出用歯車構成体22がクランク軸26に取り付けられて
いるとともに、各歯の位置を検出する磁気式センサ24
が検出用歯車構成体22に対応してオイルポンプケース
10に突出されたセンサ取付部46に取り付けられて、
クランク軸26の回転角度を検出させる。
歯車として、二相交流のA相とB相との回転角度を検出
させるA・B相歯車48−1が設けられ、また、他の複
数の相歯車として、U相の回転角度を検出させるU相歯
車48−2とV相の回転角度を検出させるV相歯車48
−3とW相の回転角度を検出するW相歯車48−4とか
ら別々に設けられ、更に、A・B相歯車48−1を挟む
ようにしてU相歯車48−2とV相歯車48−3とW相
歯車48−4とを合わせて一体に、つまり、図2、3に
示す如く、例えば、左側から順次に、U相歯車48−2
とA・B相歯車48−1とV相歯車48−3とW相歯車
48−4とを接合して一体に構成される。
く、中央部位にセンタボルト34の頭部34Bを挿通す
る第1ボルト孔50−1が形成されているとともに、第
1キー溝52−1が形成され、また、A・B相に対応す
る歯として所定の第1間隔θ1でインボリュート歯の第
1歯54−1が複数形成されている。これにより、第1
歯54−1の位置を検出した磁気式センサ24は、二相
のA・B相に対応する二相交流を発生させ、そして、制
御部は、図5に示す如く、クランク軸26の回転角度と
して所定のA・B相の方形波の信号波形を生成する。
中央部位にセンタボルト34の頭部34Bを挿通する第
2ボルト孔50−2が形成されているとともに、第2キ
ー溝52−2が形成され、また、U相に対応する歯とし
て所定の第2間隔θ2でインボリュート歯の第2歯54
−2が一群(4つ)となって所定の間隔θ3で設けられ
ている。これにより、第2歯54−2の位置を検出した
磁気式センサ24は、U相に対応するU相交流を発生さ
せ、そして、制御部は、図5に示す如く、クランク軸2
6の回転角度として所定の方形波のU相の信号波形を生
成する。
中央部位にセンタボルト34の頭部34Bを挿通する第
3ボルト孔50−3が形成されているとともに、第2キ
ー溝52−3が形成され、また、V相に対応する歯とし
て所定の第3間隔θ4でインボリュート歯の第3歯54
−3が形成されている。これにより、第3歯54−3の
位置を検出した磁気式センサ24は、V相に対応するV
相交流を発生させ、そして、制御部は、図5に示す如
く、クランク軸26の回転角度として所定の方形波のV
相の信号波形を生成する。
中央部位にセンタボルト34の頭部34Bを挿通する第
4ボルト孔50−4が形成されているとともに、第4キ
ー溝52−4が形成され、また、W相に対応する歯とし
て所定の第4間隔θ5でインボリュート歯の第4歯54
−4が一群(2つ)となって所定の間隔θ6で設けられ
ている。これにより、第4歯54−4の位置を検出した
磁気式センサ24は、W相に対応するW相交流を発生さ
せ、そして、制御部は、図5に示す如く、クランク軸2
6の回転角度として所定の方形波のW相の信号波形を生
成する。
4に示す如く、モータロータ16と歯車48の相対的な
位置関係を設定するキー56が挿入して設けられる。こ
の各歯車48の位置関係の設定においては、リーマボル
ト等の他の固定具(図示せず)を利用することができ
る。
相歯車48−1、U相歯車48−2、V相歯車48−
3、W相歯車48−4の回転によって、磁気式センサ2
4がA相、B相、U相、V相、W相に対応する各相の波
形を検出し、そして、制御部は、図5に示す如く、各相
の方形波の信号波形を生成する。そして、制御部は、こ
の信号波形によって発電動機14を制御する。
車48−2とV相歯車48−3とW相歯車48−4とが
合わされて一体にとした検出用歯車構成体22を構成し
ているので、各相の歯車48を別々に製作することがで
き、製造コストを低減し、また、一の歯54が破損した
場合には、全体の交換をすることなく、その破損した歯
54の歯車48みを交換することができ、廉価とするこ
とができる。
よってモータロータ16との位置関係が定められるの
で、その位置関係を容易に設定することができる。
歯車48−2とA・B相歯車48−1とV相歯車48−
3とW相歯車48−4とを合わせて一体にしているの
で、信号の確実性を要するA・B相歯車48−1を他の
U相歯車48−2とV相歯車48−3とW相歯車48−
4とで挟むことができ、誤作動(誤認識)の発生を防止
することができる。
ート歯で形成されているので、制御に適した波形を生成
することができる。
で、設計変更が容易となり、各種の検出部分を簡単に形
成することができる。
示すものである。
例と同一機能を果たす箇所には同一符号を付して説明す
る。
下の点にある。即ち、図10においては、検出用歯車構
成体22の各歯車48の並べを第1実施例と同一にする
ために、図1とは反対側から見た図面としている。発電
動機14は、シリンダブロック4の側面と変速機ケース
102との間に介在されたモータケース104内で、シ
リンダブロック4の側面と変速機側のクラッチ106と
の間に設置されている。
部材108の中央軸部110の一端側が取り付けられ
る。この中央軸部110の他端側は、クラッチ106の
入力軸112をボール軸受114で保持している。中央
軸部110の一端側で径方向に指向して連設した軸部材
フランジ部116は、第1フライホイール118と共
に、クランク軸26のクランクフランジ部120に固定
ボルト122で固定される。第1フライホイール118
の外周面には、スタータドリブン歯車124が固定され
ている。
軸方向に指向して他端側に到る保持管部126が連設さ
れている。この保持管部126には、径方向に指向して
クラッチ106に連結された第2フライホイール128
が連設されている。
動機14と回転検出装置22が設けられる。発電動機1
4においては、保持管部126の外周面にモータロータ
16が軸方向に指向するロータ取付ボルト130で取り
付けられ、また、モータステータ18がモータケース1
04内に突出する突設部132にステータ取付ボルト1
34で取り付けられる。
フライホイール118の外周面に検出用歯車構成体22
が例えば焼きばめの固定手段で固定されているととも
に、この検出用歯車構成体22に対応してモータケース
104に磁気式センサ24が固定されている。
歯車として、二相のA相とB相との回転角度を検出させ
るA・B相歯車48−1が設けられ、また、他の複数の
相歯車として、U相の回転角度を検出させるU相歯車4
8−2とV相の回転角度を検出させるV相歯車48−3
とW相の回転角度を検出させるW相歯車48−4とが設
けられ、更に、A・B相歯車48−1を挟むようにして
U相歯車48−2とV相歯車48−3とW相歯車48−
4とを合わせて一体に、つまり、図11、12に示す如
く、例えば、左側から順次に、U相歯車48−2とA・
B相歯車48−1とV相歯車48−3とW相歯車48−
4とを接合して一体に構成される。
2、V相歯車48−3、W相歯車48−4には、第1フ
ライホイール118の外周面に焼きばめ等の固定手段で
取り付けられるように、第1内周面136−1、第2内
周面136−2、第3内周面136−3、第4内周面1
36−4が形成されているとともに、第1実施例と同様
に、外周面に各歯54−1、54−2、54−3、54
−4が形成されている。。
1実施例と同様な効果を奏するとともに、モータケース
104内に検出用歯車構成体22を設置させ、レイアウ
トの自由度を大きくするとともに、コンパクトにするこ
とができる。
3実施例を示すものである。
下の点にある。即ち、各歯車48を位置決めして接合す
るために、例えば、A・B相歯車48−1の一面とU相
歯車48−2一面との間で第1径D1の第1突起150
−1A、第1係合穴150−1Bを形成するとともに、
A・B相歯車48−1の他面とV相歯車48−3の一面
との間に第1径D1よりも大径の第2径D2の第2突起
150−2A、第2係合穴150−2Bを形成し、ま
た、V相歯車48−3の他面とW相歯車48−4の一面
との間に第2径D2よりも大径の第3径D3の第3突起
150−3A、第3係合穴150−3Bを形成する。
8を組み付けるときに、各突起150−1を対応する各
係合穴150−2に挿入すれば、各歯車48の順番や位
置を間違えることなく組み付けることができ、組付性を
向上することができる。
4実施例を示すものである。
下の点にある。即ち、歯車48の歯54には、側面に貫
通する貫通孔160を形成するとともに、この貫通孔1
60に磁性部材からなる検出用部材162を挿通した。
歯車48を樹脂で成形し、そして、貫通孔160には磁
性部材からなる検出用部材162を挿着することによ
り、軽量化を図るとともに、センサ機能も確保させるこ
とができる。また、並べられる各歯車54の各貫通孔1
60に長いピン等を挿入することにより、各歯車54の
位置決めを行わせることができるとともに、各歯車54
の一体感を向上することができる。
5実施例を示すものである。
下の点にある。即ち、挟まれる歯車である例えばA・B
相歯車48−1には、複数の切除部170を形成する。
また、同様に、挟まれる歯車であるV相歯車48−3に
も、切除部170を形成する。
48−2とW相歯車48−4とに挟まれるA・B相歯車
48−1及びV相歯車48−3に切除部170を形成し
ているので、軽量化を図ることができる。
6実施例を示すものである。
下の点にある。即ち、クランク軸26側に取り付けられ
る支持部材180を設け、この支持部材180を径方向
に指向する側面部182と軸方向に指向する外周部18
4とから構成し、この外周部184にはU相歯車48−
2とA・B相歯車48−1とV相歯車48−3とW相歯
車48−4とを固定する。
8を支持部材180によって取り付けるので、全体的に
さらに軽量化を図ることができる。
示すものである。
下の点にある。即ち、図19において、202はエンジ
ン、204はシリンダブロック、206はクランクロア
ケース、208はオイルパン、210はクランク軸、2
12は発電動機、214はモータケース、216は変速
機ケース、218は回転検出装置である。
ック204の側面から突出した軸端部210Aには、オ
ルタネータ用クランクプーリ220がセンタボルト22
2で取り付けられている。オルタネータ用クランクプー
リ220には、エアコン用クランクプーリ224が複数
のプーリ取付ボルト226によって取り付けられてい
る。
ク軸210の他端側にモータ取付軸部材228がフライ
ホイール230と共に複数の固定ボルト232で取り付
けられている。発電動機212のモータロータ234
は、複数のロータ取付ボルト236でモータ取付軸部材
228の固定されている。発電動機212のモータステ
ータ238は、複数のステータ取付ボルト240でモー
タケース214に固定されている。
22と磁気式センサ24とからなる。検出用歯車構成体
22は、図20、21に示す如く、複数の例えば2つの
第1グループG1と第2グループG2とに分割して構成
される。第1グループG1には、A・B相歯車48−1
とU相歯車48−2とが設けられる。第2グループG2
には、V相歯車48−3とW相歯車48−4とが設けら
れる。
・B相歯車48−1とU相歯車48−2とは、エンジン
202に配設されるものであり、クランク軸210の軸
端部210Aでオルタネータ用クランクプーリ220と
エアコン用クランクプーリ224との間に挟持されてプ
ーリ取付ボルト226によって取り付けられている。こ
のエアコン用クランクプーリ224のオルタネータ用ク
ランクプーリ220側の側面には、A・B相歯車48−
1とU相歯車48−2とがエアコン用クランクプーリ2
24の側面から突出しないように、歯車収容段差242
が形成されている。また、第2グループG2のV相歯車
48−3とW相歯車48−4とは、発電動機212に配
設されるものであり、モータケース214内で、発電動
機212とフライホイール230との間の間隙Sに、モ
ータ取付軸部材228の歯車取付段部244に圧入して
固定される。
車48−1及びU相歯車48−2とに対応した第1磁気
式センサ24−1と、V相歯車48−3及びW相歯車4
8−4とに対応した第2磁気式センサ24−2とが設け
られる。第1磁気式センサ24−1は、第1センサ取付
ブラケット246を介してクランクロアケース206に
固定されている。第2磁気式センサ24−2は、第2セ
ンサ取付部248によっててモータケース214に固定
されている。
212からの磁束や電波等を遮蔽する遮蔽部材250が
固定されている。なお、図19において、符号252は
オイルレベルゲージガイドである。
ース214内で、発電動機212とフライホイール23
0との間の間隙Sを考慮して第2グループG2のV相歯
車48−3とW相歯車48−4とを配設しているので、
限られたスペースを利用して各歯車を配置してレイアウ
ト上で有利にするとともに、信号の確実性を要するA・
B相歯車48−1が磁束や電波等の影響を受けないオル
タネータ用クランクプーリ220とエアコン用クランク
プーリ224との間に挟持されて配置されるので、誤作
動(誤認識)の発生を効果的に防止することができる。
また、A・B相歯車48−1とU相歯車48−2とが、
エアコン用クランクプーリ224の側面から突出しない
ように、エアコン用クランクプーリ224の側面の歯車
収容段差に設けられているので、A・B相歯車48−1
とU相歯車48−2の取り付けのためにクランク軸21
0の軸方向長さを大きくする必要がなく、クランク軸2
10の軸方向長さを抑制させ、エンジン202全体のコ
ンパクト化を図ることができる。
示すものである。
下の点にある。即ち、検出用歯車構成体22において、
第1グループG1として、A・B相歯車48−1を挟む
ようにしてU相歯車48−2とV相歯車48−3とを設
ける一方、第2グループG2として、W相歯車48−4
をのみ設けた。
ース214内で、発電動機212とフライホイール23
0との間の間隙Sが狭い場合にも対処することができる
とともに、A・B相歯車48−1を挟むようにしてU相
歯車48−2とV相歯車48−3とを設けているので、
A・B相歯車48−1を保護するとともに、A・B相歯
車48−1によって検出される信号の信頼性をさらに向
上することができる。
に限定されず、種々応用可変が可能であることは勿論で
ある。
車を接合して一体としたが、レイアウトやスペースを考
慮し、各歯車を離間して設置し、レイアウト上、スペー
ス上有利とすることも可能である。
成体をオルタネータ用クランクプーリとエアコン用クラ
ンクプーリとの間に挟めて設置したが、検出用歯車構成
体をオルタネータ用クランクプーリとエアコン用クラン
クプーリとの間に挟めないで、検出用歯車構成体とオル
タネータ用クランクプーリとエアコン用クランクプーリ
とをセンタボルトで共締めすることも可能である。ま
た、検出用歯車構成体においては、左側からU相歯車と
V相歯車とA・B相歯車とW相歯車とを順次に合わせて
構成することも可能である。
成体を焼きばめで第1フライホイールの外周面に固定し
たが、検出用歯車構成体を第1フライホイールの外周面
に冷しばめ、圧入、接着剤、溶接等の他の固定手段で固
定することも可能である。
号をエンジン制御に利用する場合には、エンジン制御が
モータ制御よりも波形信号の精度を必要としないことか
ら、検出用歯車構成体をカム軸等の他の回転軸に取り付
けることも可能である。
成体を使用する場合には、この検出用歯車構成体にエン
ジン制御用歯車を追加したり、また、磁気式センサにモ
ータ制御用センサとエンジン制御用センサとを一体的に
組付け、これにより、省スペース、コストの低減を図る
ことができる。
重要な歯の円周方向の長さを大きくする等で、検出信号
の落としをなくし、検出能力を向上させることができ
る。
簡単に製作したり、軽量化を図ることができる。
スや信号の取り出し位置を考慮し、検出用歯車構成体の
第1グループG1の各歯車と第2グループG2の各歯車
とを、発電動機のモータロータの両側に配置したり、ま
たは、第1グループG1の各歯車と第2グループG2の
各歯車とを、発電動機ではなくエンジンだけに設けた
り、あるいは、検出用歯車構成体を、エンジンの制御を
するためのクランク角センサ等の他のセンサに対しても
利用させ、一のセンサに対して複数の信号を取り出すよ
うに、利用することができる。
発明によれば、特定相の歯が備えられた特定相歯車を設
け、特定相とは異なる他の複数相の各歯が備えられた複
数の各相歯車を別々に設け、特定相歯車と複数の各相歯
車とを合わせて一体として検出用歯車構成体を構成した
ことにより、各相の歯車を別々に製作することができ、
製造コストを低減し、また、一の歯が破損した場合に
は、全体の交換を不要とし、その破損した歯の歯車のみ
を交換することができ、廉価とし得る。
る。
他端側の断面図である。
図である。
図である。
図である。
る。
図である。
る。
ある。
正面図である。
る。
図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 回転体の回転角度に対応する歯が備えら
れた歯車を設け、この歯車の歯の位置を検出する検出用
センサを設け、この検出用センサによって前記回転体の
回転角度を検出する推進装置の回転検出装置において、
特定相の歯が備えられた特定相歯車を設け、前記特定相
とは異なる他の複数相の各歯が備えられた複数の各相歯
車を別々に設け、前記特定相歯車と前記複数の各相歯車
とを合わせて一体として検出用歯車構成体を構成したこ
とを特徴とする推進装置の回転検出装置。 - 【請求項2】 前記特定相歯車は二相のA相とB相に対
応する第1歯を備えたA・B相歯車であり、前記複数の
各相歯車は三相としてU相に対応する第2歯を備えたU
相歯車とV相に対応する第3歯を備えたV相歯車とW相
に対応した第4歯を備えたW相歯車とからなり、前記検
出用歯車構成体は前記A・B相歯車を挟むようにして前
記U相歯車と前記V相歯車とW相歯車とを合わせて一体
に構成したことを特徴とする請求項1に記載の推進装置
の回転検出装置。 - 【請求項3】 前記特定相歯車の歯及び前記複数の各相
歯車の各歯は、インボリュート歯であることを特徴とす
る請求項1に記載の推進装置の回転検出装置。 - 【請求項4】 回転体の回転角度に対応する歯が備えら
れた歯車を設け、この歯車の歯の位置を検出する検出用
センサを設け、この検出用センサによって前記回転体の
回転角度を検出する推進装置の回転検出装置において、
特定相の歯が備えられた特定相歯車を設けるとともに前
記特定相とは異なる他の複数相の各歯が備えられた複数
の各相歯車を別々に設けて検出用歯車構成体を構成し、
前記特定相歯車は二相のA相とB相に対応する第1歯を
備えたA・B相歯車であり、前記複数の各相歯車は三相
としてU相に対応する第2歯を備えたU相歯車とV相に
対応する第3歯を備えたV相歯車とW相に対応した第4
歯を備えたW相歯車とからなり、前記特定相歯車と前記
複数の各相歯車とを組み合わせて前記検出用歯車構成体
を複数のグループに分割して配設したことを特徴とする
推進装置の回転検出装置。 - 【請求項5】 前記推進装置は、エンジンと発電動機と
からなる複合装置であり、前記検出用歯車構成体の一の
グループを前記エンジンに配設し、前記検出用歯車構成
体の他のグループを前記発電動機に配設したことを特徴
とする請求項4に記載の推進装置の回転検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26164899A JP2001083168A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 推進装置の回転検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26164899A JP2001083168A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 推進装置の回転検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001083168A true JP2001083168A (ja) | 2001-03-30 |
Family
ID=17364835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26164899A Pending JP2001083168A (ja) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | 推進装置の回転検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001083168A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100722719B1 (ko) * | 2006-05-17 | 2007-05-31 | 이정락 | 복합 흙 막이 판 |
JP2009025310A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Cherry Gmbh | 誘導性の回転数および回転方向検出装置 |
TWI555307B (zh) * | 2011-12-22 | 2016-10-21 | Sharp Kk | Permanent magnet motor |
-
1999
- 1999-09-16 JP JP26164899A patent/JP2001083168A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100722719B1 (ko) * | 2006-05-17 | 2007-05-31 | 이정락 | 복합 흙 막이 판 |
JP2009025310A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-05 | Cherry Gmbh | 誘導性の回転数および回転方向検出装置 |
TWI555307B (zh) * | 2011-12-22 | 2016-10-21 | Sharp Kk | Permanent magnet motor |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1465326B1 (en) | Stator of two rotor single stator type electric motor | |
US7268451B2 (en) | Motor resolver assembly and method of measuring speed and position of a motor rotor | |
EP3484027B1 (en) | Apparatus comprising an electric motor | |
JP2005138670A (ja) | 電動パワーステアリング装置および電動モータの組立方法 | |
US6892588B2 (en) | Torque sensor | |
US6777843B2 (en) | Resolver integrated type motor | |
JP5138489B2 (ja) | レゾルバロータの固定構造及びブラシレスモータ | |
JP2010048775A (ja) | バリアブルリラクタンス型レゾルバロータ及びブラシレスモータ | |
JP2003083095A (ja) | エンジンのスロットル装置 | |
JP2003032989A (ja) | ブラシレスモータのレゾルバ固定構造 | |
US10418867B2 (en) | Switched reluctance motor | |
US9935522B2 (en) | Motor device | |
JP2000125525A (ja) | 車両用駆動装置 | |
JP2001083168A (ja) | 推進装置の回転検出装置 | |
EP0945650B1 (en) | Silk hat flexible engagement gear device | |
JPH09132040A (ja) | 減速機付きホイールモータ | |
JP4015752B2 (ja) | ハイブリッド車両用モータ | |
WO2011108522A1 (ja) | 電気自動車の駆動用モータ | |
JP3171082B2 (ja) | 車両用駆動装置 | |
JPH09117098A (ja) | 減速機付きブラシレスモータ | |
JPH09163695A (ja) | 車両用駆動装置 | |
JPH08116632A (ja) | 回転電機の固定子 | |
JP2004003537A (ja) | 電動アクチュエータ | |
WO2021145275A1 (ja) | 動力伝達機構 | |
JP4185746B2 (ja) | 相対回転状態検知装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040120 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051110 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060106 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060127 |