JP2001082413A - シリンダ装置 - Google Patents

シリンダ装置

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JP2001082413A
JP2001082413A JP25487499A JP25487499A JP2001082413A JP 2001082413 A JP2001082413 A JP 2001082413A JP 25487499 A JP25487499 A JP 25487499A JP 25487499 A JP25487499 A JP 25487499A JP 2001082413 A JP2001082413 A JP 2001082413A
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JP
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rod
protective cover
tube
roller
cover
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JP25487499A
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English (en)
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Kenzo Yanagibashi
憲三 柳橋
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/08Characterised by the construction of the motor unit
    • F15B15/14Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2264Arrangements or adaptations of elements for hydraulic drives
    • E02F9/2271Actuators and supports therefor and protection therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B15/00Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
    • F15B15/20Other details, e.g. assembly with regulating devices

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チューブから突出したロッドが損傷するのを
抑える。 【解決手段】 ロッド23先端側の取付アイ24にねじ
座25を介して防振ゴム26を取付け、この防振ゴム2
6に防護カバー31の先端側を固定すると共に、防護カ
バー31の後端側をチューブ22に設けたカバースライ
ド装置33によってスライド可能に案内する構成とす
る。これにより、防護カバー31がカバースライド装置
33に案内されつつロッド23の長さ方向に移動するの
で、チューブ22から突出したロッド23が岩石等の衝
突によって損傷するのを防護カバー31によって抑える
ことができる。また、防護カバー31に岩石等が衝突し
たときにロッド23に伝わる衝撃を、防振ゴム26によ
って吸収することができ、この衝撃によってロッド23
が損傷してしまうのを抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば産業機械、
建設機械等に用いられるシリンダ装置に関し、特に、チ
ューブから突出したロッドに対する防護機能を備えたシ
リンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設機械としての油圧ショベル
は、下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に搭載さ
れた上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可能に設けら
れた作業装置とにより構成されている。そして、作業装
置は、上部旋回体に俯仰動可能に取付けられたブーム
と、該ブームの先端側に回動可能に取付けられたアーム
と、該アームの先端側に回動可能に取付けられたバケッ
トとからなり、これらブーム、アーム、バケットは、そ
れぞれ油圧シリンダ等のシリンダ装置によって駆動され
る構成となっている。
【0003】そして、上述のシリンダ装置は、チューブ
と、該チューブ内に摺動可能に挿嵌されたピストンと、
基端側が該ピストンに固着され先端側が前記チューブの
外部に突出したロッドとにより構成されている。
【0004】ここで、シリンダ装置のロッドは、ロッド
ガイド、シール部材等を介して流体密にチューブの外部
に突出するものであるため、該ロッドの表面はクロムメ
ッキ等が施され、滑らかに仕上げられている。このた
め、例えば作業装置を用いた掘削作業時において、チュ
ーブから突出したロッドに岩石等が衝突し、ロッドの表
面が損傷した場合には、この損傷したロッドの表面がシ
ール部材に摺接することにより該シール部材が損傷し、
油漏れ等を生じるという問題がある。
【0005】これに対し、先端側がロッドの先端側に固
定され、該ロッドの先端側からチューブにかけてロッド
の長さ方向に伸長する防護カバーを備えたシリンダ装置
が知られている(例えば、実開平5−62706号公報
等)。
【0006】この種の防護カバーを備えたシリンダ装置
では、防護カバーの後端側が自由端となってロッドの長
さ方向に移動することにより、チューブから突出したロ
ッドを防護カバーによって覆い、この防護カバーによっ
てロッドの表面に岩石等が衝突するのを防止することが
できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術によるシリンダ装置では、掘削作業時に岩石等が防
護カバーに衝突すると、このときの衝撃が防護カバーを
介してロッドに伝わり易く、この衝撃によってロッドが
損傷してしまい、シリンダ装置を長期に亘って安定して
作動させることができなくなるという問題がある。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、チューブから突出したロッドを防護する
ことにより、長期に亘って安定して作動することができ
るシリンダ装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、チューブと、該チューブ内に摺動可能
に挿嵌されたピストンと、基端側が該ピストンに固着さ
れ先端側が前記チューブの外部に突出したロッドとから
なるシリンダ装置に適用される。
【0010】そして、請求項1の発明が採用する構成の
特徴は、前記ロッドの先端側にはゴム取付部材を用いて
防振ゴムを取付け、前記ロッドの先端側からチューブに
かけてロッドの長さ方向に伸長し先端側が前記防振ゴム
に固定され後端側が自由端となった防護カバーを設け、
前記チューブ側には前記防護カバーをスライド可能に案
内するローラが回転可能に支持されたカバースライド装
置を設けたことにある。
【0011】このように構成したことにより、ロッドが
チューブに対して伸縮するように移動すると、防護カバ
ーの後端側はカバースライド装置のローラに案内されて
いるので、ロッドのストロークを円滑に行うことがで
き、防護カバーはロッドの長さ方向に円滑に移動する。
このため、ロッドのうちチューブから突出した部分を防
護カバーによって常に覆うことができ、掘削作業にシリ
ンダ装置に向けて落下してくる岩石等からロッドを防護
することができる。この場合、防護カバーの先端側は防
振ゴムを介してロッドの先端側に固定されているので、
岩石等が防護カバーに衝突したときにロッドに伝わる衝
撃を防振ゴムによって吸収することができ、この衝撃に
よってロッドが損傷するのを抑えることができる。
【0012】請求項2の発明は、カバースライド装置に
は、チューブの外周側に長さ方向に位置調整可能に固定
される固定部材を設ける構成としたことにある。
【0013】このように構成したことにより、チューブ
に対するカバースライド装置の取付位置をロッドのスト
ローク等に応じて適宜に調整することができる。このた
め、最適な位置に取付けたカバースライド装置によって
防護カバーを案内することができ、防護カバーを円滑に
移動させることができる。
【0014】請求項3の発明は、カバースライド装置
は、固定部材に設けられローラを支持するローラ用ブラ
ケットと、該ローラ用ブラケットの近くに位置して前記
固定部材に設けられたガイド部材用ブラケットと、該ガ
イド部材用ブラケットに設けられ前記ローラとの間で前
記防護カバーを挟むように案内するガイド部材とにより
構成したことにある。
【0015】このように構成したことにより、防護カバ
ーは、ローラとガイド部材との間に挟まれるように案内
され、ロッドとほぼ正対した状態で該ロッドの長さ方向
に移動するので、防護カバーがローラ上で跳上がるよう
に振動するのを抑え、該防護カバーによってロッドを確
実に防護することができる。
【0016】請求項4の発明は、ガイド部材はガイド部
材用ブラケットに設けられたガイド板またはガイドロー
ラにより構成したことにある。
【0017】請求項5の発明は、防護カバーは、ロッド
の外周面に対向し該ロッドの外径寸法よりも広幅となっ
た平板部と、該平板部から互いに対向するように屈曲し
た一対の屈曲板部とによりほぼコ字状の断面形状をもっ
て形成し、前記防護カバーには複数の穴を設ける構成と
したことにある。
【0018】このように、防護カバーを平板部と屈曲板
部とによりほぼコ字状の断面形状をもって形成すること
により、防護カバーの強度を高めることができ、岩石等
の衝突による変形を抑えることができる。また、防護カ
バーに複数の穴を設けることにより、防護カバーの重量
を低減することができ、かつ、シリンダ装置に衝撃が作
用したときに、この衝撃によって防護カバーが振動を発
生するのを抑え、防護カバーとローラとの当接部等が破
損するのを抑えることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるシリンダ装置
の実施の形態を、油圧ショベルのバケットシリンダに適
用した場合を例に挙げ、図1ないし図6を参照しつつ詳
細に説明する。
【0020】まず、図1ないし図5は本発明による第1
の実施の形態を示し、図において、1は油圧ショベルの
下部走行体、2は下部走行体1上に旋回可能に搭載され
た上部旋回体で、該上部旋回体2は、旋回フレーム3、
キャブ4、建屋カバー5、カウンタウエイト6等により
大略構成されている。
【0021】7は上部旋回体2の前部に俯仰動可能に設
けられた作業装置で、該作業装置7は、上部旋回体2の
旋回フレーム3に俯仰動可能に取付けられたブーム8
と、該ブーム8の先端側に回動可能に取付けられたアー
ム9と、該アーム9の先端側に回動可能に取付けられた
バケット10とを備えている。そして、旋回フレーム3
とブーム8との間にはブームシリンダ11が設けられ、
ブーム8とアーム9との間にはアームシリンダ12が設
けられている。また、アーム9とバケット10との間に
はバケットリンク13が設けられ、該バケットリンク1
3とアーム9との間には後述のバケットシリンダ21が
設けられている。
【0022】21は本実施の形態によるシリンダ装置と
してのバケットシリンダで、該バケットシリンダ21
は、図2ないし図5に示すように、円筒状のチューブ2
2と、該チューブ22内に摺動可能に設けられたピスト
ン(図示せず)と、基端側が該ピストンに固着され、先
端側がチューブ22の外部に突出したロッド23とによ
り大略構成されている。そして、ロッド23の先端側に
は、バケットリンク13に連結ピン(図示せず)等を介
して取付けられる環状の取付アイ24が設けられてい
る。
【0023】25はロッド23の取付アイ24に設けら
れゴム取付部材として用いられるねじ座で、該ねじ座2
5は、図4に示すように、取付アイ24の外周面に溶接
等の手段によって固着されている。また、ねじ座25に
は、後述のボルト30が螺入される2個のねじ穴25
A,25Aが形成されている。
【0024】26はねじ座25に取付けられた防振ゴム
で、該防振ゴム26は、後述する防護カバー31の先端
側が固定されるものである。ここで、防振ゴム26は、
鋼板等により平板状に形成された一対の取付板27,2
8と、ゴム材料により円柱状に形成され各取付板27,
28間に焼付け、接着等の手段によって固着されたゴム
体29とにより構成されている。そして、一方の取付板
27は、ねじ座25のねじ穴25Aに螺入されたボルト
30,30によってねじ座25に締結されている。ま
た、他方の取付板28には防護カバー31の先端側が締
結される構成となっている。
【0025】31はロッド23の先端側からチューブ2
2にかけてロッド23の長さ方向に伸長した防護カバー
で、該防護カバー31は、その先端側がボルト32を用
いて防振ゴム26の取付板28に締結され、後端側は自
由端となってチューブ22側へと伸長し、後述のカバー
スライド装置33によってロッド23の長さ方向にスラ
イド可能に案内される構成となっている。
【0026】ここで、防護カバー31は、例えば溝型鋼
等を用いることにより、ロッド23の外周面に対向し該
ロッド23の外径寸法よりも広幅となった平板部31A
と、該平板部31Aから互いに対向するように屈曲した
一対の屈曲板部31B,31Bとにより、ほぼコ字状の
断面形状をもって形成され、岩石等の衝突に対する強度
が高められている。また、防護カバー31の各屈曲板部
31Bには、多数の穴31C,31C,…が長さ方向に
連続するように穿設され、これら各穴31Cを設けるこ
とにより、防護カバー31の重量を軽減すると共に、油
圧ショベルの作動時にバケットシリンダ21に衝撃が作
用したときに、この衝撃によってバケットシリンダ21
から防護カバー31に伝わる振動数と防護カバー31の
固有振動数とが一致するのを避け、防護カバー31に振
動が発生し共振するのを抑えることができる構成となっ
ている。
【0027】33はチューブ22側に設けられたカバー
スライド装置で、該カバースライド装置33は、後述の
クランプ部材34,35、ローラ用ブラケット38、ロ
ーラ39、ガイド部材用ブラケット43、ガイド板42
等により構成されている。そして、カバースライド装置
33は、防護カバー31がロッド23と共に移動すると
きに該防護カバー31をロッド23の長さ方向に案内す
るものである。
【0028】34,35はチューブ22の外周側にその
長さ方向に位置調整可能に固定された固定部材として用
いられる一対のクランプ部材で、該各クランプ部材3
4,35は、カバースライド装置33の一部を構成する
ものである。
【0029】ここで、各クランプ部材34,35は、図
5に示すように、例えば薄肉の鋼板等により、チューブ
22の外周面とほぼ等しい曲率をもった半円弧状に形成
されている。そして、クランプ部材34,35によって
チューブ22を径方向から挟込み、各クランプ部材3
4,35の両端側にボルト36を挿通し、該ボルト36
にナット37を締込むことにより、クランプ部材34,
35が一体となってチューブ22の外周側に固定されて
いる。従って、例えばナット37を緩めることにより、
クランプ部材34,35はチューブ22の長さ方向に移
動可能となり、チューブ22に対するカバースライド装
置33の取付位置を適宜に調整できる構成となってい
る。
【0030】38,38は固定部材34に突設された一
対のローラ用ブラケットで、該各ローラ用ブラケット3
8は、鋼板材等により長方形状に形成され、互いに一定
の間隔をもって対向する状態でクランプ部材34の外周
面に溶接等によって固着されている。
【0031】39は各ローラ用ブラケット38間に回転
可能に設けられた1個のローラで、該ローラ39は、防
護カバー31の平板部31Aを内周側から支持し、該防
護カバー31をスライド可能に案内するものである。こ
こで、ローラ39は、例えば金属材料により円筒状に形
成され、その内周側には一対のベアリング40,40を
介して軸41が挿通されている。そして、軸41を一対
のボルト42,42を用いて各ローラ用ブラケット38
に締結することにより、ローラ用ブラケット38間にロ
ーラ39が軸41を中心として回転可能に取付けられる
構成となっている。
【0032】43,43は各ローラ用ブラケット38の
近くに位置してクランプ部材34に立設された一対のガ
イド部材用ブラケットで、ガイド部材用ブラケット43
は、鋼板材等によりローラ用ブラケット38よりも大き
な長方形状に形成されている。そして、ガイド部材用ブ
ラケット43は、防護カバー31の幅方向の両側に位置
してクランプ部材34の外周面に溶接等によって固着さ
れ、防護カバー31を幅方向から挟むものである。
【0033】44は各ガイド部材用ブラケット43間に
設けられたガイド板で、該ガイド板44は、鋼板材等に
より長方形状に形成されている。そして、ガイド板44
は、ボルト45,45を用いて各ガイド部材用ブラケッ
ト43間に締結され、ローラ39との間で防護カバー3
1を上,下方向から挟むことにより、防護カバー31の
平板部31Aを外周側からスライド可能に案内するもの
である。
【0034】このように、防護カバー31は、先端側が
防振ゴム26およびねじ座25を介してロッド23の取
付アイ24に固定され、後端側がチューブ22に設けた
カバースライド装置33によってスライド可能に支持さ
れている。従って、防護カバー31は、ロッド23がチ
ューブ22に対して伸縮するように移動するのに伴って
ロッド23の長さ方向に移動し、チューブ22から突出
したロッド23を常に覆う。
【0035】この場合、防護カバー31の後端側は、ロ
ーラ39とガイド板44との間に挟まれるようにしてス
ライド可能に案内されているので、防護カバー31は、
ロッド23とほぼ正対した状態で該ロッド23の長さ方
向に円滑に移動することができ、かつ防護カバー31が
ローラ39上で跳ね上がるように振動するのを抑えるこ
とができ、油圧ショベルを用いた岩盤の掘削作業時に、
落下してくる岩石等からロッド23を確実に防護するこ
とができる構成となっている。
【0036】本実施の形態によるバケットシリンダ21
は上述の如き構成を有するもので、このバケットシリン
ダ21を備えた油圧ショベルを用いて岩盤等の掘削作業
を行う場合には、例えば図1に示すように、ブーム8お
よびアーム9を上方に持上げた状態で、バケットシリン
ダ21によってバケット10を回動させ、このバケット
10によって岩盤を掘削していく。
【0037】そして、上述の如き岩盤の掘削作業時に、
防護カバー31は、ロッド23と共に移動しつつチュー
ブ22から突出したロッド23を上側から覆う。このた
め、岩盤から落下してくる岩石等は防護カバー31に衝
突するので、これらの岩石等によってロッド23が損傷
するのを防止できる。これにより、バケットシリンダ2
1が油漏れ等を生じるのを抑え、該バケットシリンダ2
1を長期に亘って安定して作動させることができる。
【0038】この場合、防護カバー31の後端側は、カ
バースライド装置33のローラ39とガイド板44との
間に挟まれるように案内されるので、該防護カバー31
はロッド23とほぼ正対した状態でロッド23の長さ方
向に円滑に移動することができ、かつ防護カバー31が
ローラ39上で跳ね上がるように振動するのを抑えるこ
とができる。従って、バケットシリンダ21に向けて落
下してくる岩石等に対し確実にロッド23を防護するこ
とができる。
【0039】また、ロッド23先端側の取付アイ24に
ねじ座25を介して防振ゴム26を取付け、この防振ゴ
ム26に防護カバー31の先端側を固定する構成として
いるので、防護カバー31に岩石等が衝突したときに
は、防振ゴム26によってロッド23に伝わる衝撃を吸
収することができ、この衝撃によってロッド23が損傷
してしまうのを抑え、バケットシリンダ21を長期に亘
って円滑に作動させることができる。
【0040】また、防振ゴム26は、ロッド23先端側
の取付アイ24に固着したねじ座25に対して、ボルト
30を用いて着脱可能に取付ける構成としているので、
掘削作業時に落下してくる岩石の大きさ等に応じて最適
な硬さをもった防振ゴム26を選択してねじ座25に取
付けることができる。
【0041】また、本実施の形態では、クランプ部材3
4,35をチューブ22の長さ方向の任意の位置に固定
することにより、チューブ22に対するカバースライド
装置33の取付位置を、ロッド23のストローク等に応
じて適宜に調整することができる。従って、最適な位置
に取付けたカバースライド装置33によって防護カバー
31の後端側を案内することができ、該防護カバー31
を円滑に移動させることができる。
【0042】さらに、防護カバー31を、ロッド23の
外径寸法よりも広幅となってロッド23と対向する平板
部31Aと、該平板部31Aから互いに対向するように
屈曲した一対の屈曲板部31Bとによりほぼコ字状の断
面形状をもって形成したので、岩石等の衝突に対する防
護カバー31の強度を高めることができる。
【0043】しかも、防護カバー31の屈曲板部31B
には多数の穴31C,31C,…を設ける構成としたの
で、油圧ショベルの作動時にバケットシリンダ21に衝
撃が作用したときに、この衝撃によって防護カバー31
に振動が発生し共振するのを抑え、防護カバー31とロ
ーラ39との当接部等が破損するのを抑えることができ
る。
【0044】次に、図6は本発明による第2の実施の形
態を示し、本実施の形態の特徴は、ローラとの間で防護
カバーを挟むガイド部材をガイドローラにより構成した
ことにある。なお、本実施の形態では、上述した第1の
実施の形態と同一の構成要素に同一符号を付し、その説
明を省略するものとする。
【0045】図において、51は第1の実施の形態によ
るガイド板44に代えて本実施の形態に適用した1個の
ガイドローラで、該ガイドローラ51は、例えばゴム、
樹脂材料等により円筒状に形成され、その内周側には金
属材料により円筒状に形成されたブッシュ52が一体に
固着されている。
【0046】そして、ブッシュ52の内周側に円筒状の
内側ブッシュ53を回転可能に挿通した状態で、各ガイ
ド部材用ブラケット43間にガイドローラ51を配置
し、各ガイド部材用ブラケット43および内側ブッシュ
53に長尺ボルト54を挿通した後、この長尺ボルト5
4にナット55を螺着することにより、ガイドローラ5
1が、各ガイド部材用ブラケット43間に内側ブッシュ
53を中心として回転可能に取付けられている。
【0047】これにより、防護カバー31は、ローラ3
9とガイドローラ51との間に挟まれ、これらローラ3
9およびガイドローラ51によって案内されつつロッド
23の長さ方向に移動する構成となっている。
【0048】本実施の形態によるバケットシリンダ21
は上述の如きガイドローラ51を有するもので、その基
本的作動については第1の実施の形態によるものと格別
差異はない。
【0049】然るに、本実施の形態によれば、各ガイド
部材用ブラケット43間に回転可能にガイドローラ51
を設け、ローラ39とガイドローラ51との間で防護カ
バー31を挟んで案内する構成としたので、防護カバー
31がローラ39とガイドローラ51とによって案内さ
れた状態で移動するときの抵抗を低減することができ、
防護カバー31を一層円滑に移動させることができる。
また、防護カバー31をローラ39とガイドローラ51
とによって挟持することにより、防護カバー31の振動
を抑えることができる。
【0050】なお、上述した各実施の形態では、ローラ
39を金属材料により形成するものとして述べたが、本
発明はこれに限るものではなく、例えばゴム、樹脂材料
等によって形成してもよい。
【0051】また、上述した各実施の形態では、クラン
プ部材34に対して一対のローラ用ブラケット38,3
8を設けた場合を例に挙げたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば1枚のローラ用ブラケット38を設け、この
ローラ用ブラケット38に片持ち支持の状態でローラ3
9を取付ける構成としてもよい。
【0052】また、上述した各実施の形態では、クラン
プ部材34に対して一対のガイド部材用ブラケット4
3,43を設けた場合を例に挙げたが、本発明はこれに
限らず、例えば1枚のガイド部材用ブラケット43を設
け、このガイド部材用ブラケット43に片持ち支持の状
態でガイド板44またはガイドローラ51を取付ける構
成としてもよい。
【0053】また、上述した各実施の形態では、シリン
ダ装置としてバケットシリンダ21を例に挙げたが、本
発明はこれに限るものではなく、例えばブームシリンダ
11、アームシリンダ12等に適用してもよく、さら
に、排土作業用のブレードを備えたブレード付き建設機
械のブレードシリンダ等にも適用することができる。
【0054】さらに、上述した各実施の形態では、油圧
ショベルに装備されたシリンダ装置を例に挙げたが、本
発明はこれに限らず、例えばホイールローダ等の他の建
設機械、または産業機械等に装備されるシリンダ装置に
も広く適用することができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1の発明によ
れば、ロッドの先端側にはゴム取付部材を用いて防振ゴ
ムを取付け、ロッドの先端側からチューブにかけてロッ
ドの長さ方向に伸長し先端側が防振ゴムに固定され後端
側が自由端となった防護カバーを設け、チューブ側には
防護カバーをスライド可能に案内するローラが回転可能
に支持されたカバースライド装置を設ける構成としたの
で、ロッドがチューブに対して伸縮するように移動する
と、防護カバーは、その後端側がカバースライド装置の
ローラに案内された状態でロッドの長さ方向に円滑に移
動することができる。このため、ロッドのうちチューブ
から突出した部分を防護カバーによって常に覆い、掘削
作業時にシリンダ装置に向けて落下してくる岩石等がロ
ッドに衝突するのを抑えることができる。この場合、防
護カバーの先端側は防振ゴムを介してロッドの先端側に
固定されているので、岩石等が防護カバーに衝突したと
きにロッドに伝わる衝撃を防振ゴムによって吸収するこ
とができ、この衝撃によってロッドが損傷するのを抑え
ることができ、シリンダ装置を長期に亘って安定して作
動させることができる。
【0056】また、請求項2の発明によれば、カバース
ライド装置には、チューブの外周側に長さ方向に位置調
整可能に固定される固定部材を設ける構成としたので、
チューブに対するカバースライド装置の取付位置をロッ
ドのストローク等に応じて適宜に調整することができ
る。このため、最適な位置に取付けたカバースライド装
置によって防護カバーを案内することができ、防護カバ
ーを円滑に移動させることができる。
【0057】また、請求項3の発明によれば、カバース
ライド装置は、固定部材に設けられローラを支持するロ
ーラ用ブラケットと、該ローラ用ブラケットの近くに位
置して固定部材に設けられたガイド部材用ブラケット
と、該ガイド部材用ブラケットに設けられローラとの間
で防護カバーを挟むように案内するガイド部材とにより
構成したので、防護カバーは、ローラ上で跳ね上がるよ
うな振動を生じることなく、ロッドとほぼ正対した状態
で該ロッドの長さ方向に移動することができ、該防護カ
バーによってロッドを確実に防護することができる。
【0058】また、請求項4の発明によれば、ガイド部
材はガイド部材用ブラケットに設けられたガイド板また
はガイドローラにより構成したので、防護カバーを、ロ
ーラとガイド板またはガイドローラとの間に挟むように
案内することができ、該防護カバーを、ロッドとほぼ正
対した状態で該ロッドの長さ方向に移動させることがで
きる。
【0059】さらに、請求項5の発明によれば、防護カ
バーを、ロッドの外周面に対向し該ロッドの外径寸法よ
りも広幅となった平板部と、該平板部から互いに対向す
るように屈曲した一対の屈曲板部とによりほぼコ字状の
断面形状をもって形成し、防護カバーには複数の穴を設
ける構成としたので、防護カバーの強度を高めることが
でき、岩石等の衝突による変形を抑えることができる。
また、防護カバーに複数の穴を設けることにより、防護
カバーの重量を低減することができ、かつ、シリンダ装
置に衝撃が作用したときに、この衝撃によって防護カバ
ーに振動が発生し共振するのを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるシリンダ装置
が適用される油圧ショベルを示す正面図である。
【図2】図1中のバケットシリンダを示す一部破断の拡
大正面図である。
【図3】バケットシリンダを示す一部破断の拡大平面図
である。
【図4】取付アイ、防振ゴム、防護カバー等を図2中の
矢示IV−IV方向からみた拡大断面図である。
【図5】チューブ、カバースライド装置等を図2中の矢
示V−V方向からみた拡大断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態によるチューブ、カ
バースライド装置等を示す図5と同様位置の拡大断面図
である。
【符号の説明】
21 バケットシリンダ 22 チューブ 23 ロッド 24 取付アイ 25 ねじ座(ゴム取付部材) 26 防振ゴム 31 防護カバー 31A 平板部 31B 屈曲板部 31C 穴 33 カバースライド装置 34,35 クランプ部材(固定部材) 38 ローラ用ブラケット 39 ローラ 43 ガイド部材用ブラケット 44 ガイド板(ガイド部材) 51 ガイドローラ(ガイド部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブと、該チューブ内に摺動可能に
    挿嵌されたピストンと、基端側が該ピストンに固着され
    先端側が前記チューブの外部に突出したロッドとからな
    るシリンダ装置において、 前記ロッドの先端側にはゴム取付部材を用いて防振ゴム
    を取付け、前記ロッドの先端側からチューブにかけてロ
    ッドの長さ方向に伸長し先端側が前記防振ゴムに固定さ
    れ後端側が自由端となった防護カバーを設け、前記チュ
    ーブ側には前記防護カバーをスライド可能に案内するロ
    ーラが回転可能に支持されたカバースライド装置を設け
    る構成としたことを特徴とするシリンダ装置。
  2. 【請求項2】 前記カバースライド装置には、前記チュ
    ーブの外周側に長さ方向に位置調整可能に固定される固
    定部材を設ける構成としてなる請求項1に記載のシリン
    ダ装置。
  3. 【請求項3】 前記カバースライド装置は、前記固定部
    材に設けられ前記ローラを支持するローラ用ブラケット
    と、該ローラ用ブラケットの近くに位置して前記固定部
    材に設けられたガイド部材用ブラケットと、該ガイド部
    材用ブラケットに設けられ前記ローラとの間で前記防護
    カバーを挟むように案内するガイド部材とにより構成し
    てなる請求項2に記載のシリンダ装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部材は前記ガイド部材用ブラ
    ケットに設けられたガイド板またはガイドローラにより
    構成してなる請求項3に記載のシリンダ装置。
  5. 【請求項5】 前記防護カバーは、前記ロッドの外周面
    に対向し該ロッドの外径寸法よりも広幅となった平板部
    と、該平板部から互いに対向するように屈曲した一対の
    屈曲板部とによりほぼコ字状の断面形状をもって形成
    し、前記防護カバーには複数の穴を設ける構成としてな
    る請求項1,2,3または4に記載のシリンダ装置。
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