JP2001081826A - 水切り部を具備する流し構造並びにゴミかご用水切り重 - Google Patents

水切り部を具備する流し構造並びにゴミかご用水切り重

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JP2001081826A
JP2001081826A JP28246199A JP28246199A JP2001081826A JP 2001081826 A JP2001081826 A JP 2001081826A JP 28246199 A JP28246199 A JP 28246199A JP 28246199 A JP28246199 A JP 28246199A JP 2001081826 A JP2001081826 A JP 2001081826A
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garbage
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drain
garbage basket
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Tadamasa Tao
忠昌 田尾
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ASAHI SEKKEI KOGYO KK
Asahi Sekkei Kogyo KK
Original Assignee
ASAHI SEKKEI KOGYO KK
Asahi Sekkei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流し台において発生する生ゴミ等を効果的に
捕集することができると共に、十分に水切りすることが
でき、生ゴミ等によって排水管を詰まらせることなく、
しかも衛生的に生ゴミ等を処理することができる水切り
部を具備する流し構造を提供する。 【解決手段】 シンク12の排水口14のゴミかご収納
部15に収納されている第1のゴミかご18と同様な第
2のゴミかご19をもう一つ備え、このゴミかご19
を、シンク12から離隔した位置、例えば、ワークトッ
プ13の上面を開口して設けた水切り用ゴミかご収納部
17内に収納し、その後、第1及び第2のゴミかご1
8、19を交互に入れ替えることにより、生ゴミ等31
の捕集と水切りを同時に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンクに設けた排
水口で捕集した生ゴミやその他の雑片(以下、生ゴミ等
という。)を水切りすることができる水切り部を具備す
る流し構造及びゴミかご用重(おもし)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流し台のシンクの底部には、野菜
や食器等を洗浄した後の水を排水管に流出するための排
水口が設けられている。また、この排水口には、野菜等
の洗浄時や切断時に発生する生ゴミ等を捕集すると共
に、ある程度水切りするためのゴミかごが装着されてい
る。そして、一定量以上の生ゴミ等が捕集されると、ゴ
ミかごを排水口から取り出し、これを捨てる時は、ゴミ
かごを早く回転させたり強く振ったりして、あるいは、
多数の孔の明いたビニール製のゴミ袋等に移した後に、
シンクの片隅に設置した、同様に多数の孔を有する容器
に入れて、一定時間放置することによって水切りを行っ
たり、ゴミかごに最初から別の水切り袋をゴミかごにか
ぶせるように装着して、その袋にゴミを溜めて前記ビニ
ール製のゴミ袋を使用したときと同じような手順で処理
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な流し台における水切り構造においては、水切り時間を
短縮するために、ゴミかごを早く回転させたり強く振っ
たりすると、外部に水が飛散し、周囲を汚すことにな
る。また、生ゴミ等の場合、ある程度時間をかけない
と、内部の水分が外部に流出せず、単に、ゴミかごを早
く回転させたり強く振ったりするだけでは、十分な水切
りを行うのは困難であった。また、ゴミかごを早く回転
させたり強く振ったりする作業は煩雑でもあった。そし
て、水切りが十分でないと、水切りした後に、ごみ回収
車に搭載される大型のゴミ袋に移し替えた際、このゴミ
袋内に水滴が溜まったり、ゴミ袋に大きな穴が明いてい
ると、水が生ゴミ等と共に外部に流出するおそれがあ
る。特に生ゴミの再利用等のため分別収集を行う場合
は、ビニール袋の使用が困難な為、より十分な水切りが
必要になるが、従来の流し台構造では十分に対応できな
かった。しかも、シンクでゴミかごそのものを洗う場
合、ゴミかごに付着した汚物がそのまま排水口を通して
排水管に流出するおそれがあった。本発明は、このよう
な事情に鑑みなされたもので、流し台において発生する
生ゴミ等を効果的に捕集することができると共に、十分
に水切りすることができ、水切りされた生ゴミ等の一定
量のストックをすることも出来、生ゴミ等によって排水
管を詰まらせることなく、しかも衛生的に生ゴミ等を処
理することができる水切り部を具備する流し構造を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】そして、上記の課題を達成
するための第1の本発明に係る水切り部を具備する流し
構造は、表面に載置面を形成するワークトップと、ワー
クトップの一部を凹設することによって一体的に形成さ
れるシンクと、上端開口部が前記シンクの底部に開口
し、内部にゴミかご収納部を具備すると共に下端がトラ
ップ及び主排水管に連通連結される排水口を備えた流し
台において、シンクから離隔した位置に配置され、内部
に箱状又は筒状の水切り用ゴミかご収納部を具備すると
共に下端部が水切り排水管に連通連結される蓋付きの水
切り部と、ゴミかご収納部及び水切り用ゴミかご収納部
には、それぞれ第1のゴミかごとゴミの水切りとゴミの
ストックを兼ねた別のゴミかごを具備する。ここで、シ
ンクから離隔した位置とは、具体的には、ワークトップ
の載置面、あるいは、流し台後部にワークトップに一体
的に形成されワークトップの載置面より高い段差をもっ
た流し台後部高台部の上面や前面、あるいは、流し台の
側部又は後部に流し台に連設される棚の表面や載置面を
いう。また、ワークトップの載置面は、単一の載置面か
ら形成される場合のみならず、段を付けることによって
高さを異にする複数の載置面から形成される場合を含む
ものである。
【0005】次に、第2の本発明に係る水切り部を具備
する流し構造は、ゴミかご収納部及び水切り用ゴミかご
収納部に交換可能に収納される第1及び第2のゴミかご
を具備する。なお、第1のゴミかごとは排水口部のゴミ
かご収納部内に最初にセットされたゴミかごのことであ
り、その後水切りなどの為に他に移したり動かしても呼
び方は変わらないものとする。また、第2のゴミかごと
は、水切り用ゴミかご収納部内に最初にセットされたゴ
ミかごをいう。
【0006】次に第3の本発明に係る水切り部を具備す
る流し構造は、水切り用ゴミかご収納部には、水切り用
の第2のゴミかごとゴミのストックと水切りを兼ねた別
のゴミかごと、排水口のゴミかご収納部にはゴミ捕集用
の第1のゴミかごをそれぞれ具備すると共に、第2及び
第1のゴミかごは交換可能に収納されている。
【0007】このように第1の発明にかかる水切り部を
具備する流し構造において、排水口のゴミかご収納部内
に収納されている第1のゴミかご内に溜まった生ゴミ等
を水切りするに際しては、第1のゴミかごを、シンクか
らの飛散水が入りにくい位置に設置した蓋付きの水切り
用ゴミかご収納部内に収納されているゴミかごに移し、
一定時間、自然排水(流下)による水切りを行う。空の
第1のゴミかごは、洗浄後元のゴミかご収納部内に収納
する。また別の使用の仕方として、ゴミかご収納部内に
収納する前に第1のゴミかごに水切り用の別の袋をかぶ
せて設置してゴミかご収納部内に収納して、袋内に生ゴ
ミ等を溜め、そのゴミの溜まった袋を水切り用ゴミかご
収納部内のゴミかごに移し水切りを行う。そして水切り
された生ゴミ等を捨てる。そして、水切り用ゴミかご収
納部とそれに収納されるゴミかごをより大きくすること
により、より多くの生ゴミ等の水切り及び水切りされた
生ゴミ等のストックができることとなる。
【0008】次に、第2及び第3の発明に係る水切り部を
具備する流し構造において、排水口のゴミかご収納部内
に収納されている第1のゴミかご内に溜まった生ゴミ等
を水切りするに際しては、第1のゴミかごを、シンクか
らの飛散水が入りにくい位置に設置した蓋付きの水切り
用ゴミかご収納部内に収納されている空状態の第2のゴ
ミかごと入れ替える。そして一定時間、自然排水(流
下)による水切りを行った後、第1のゴミかご内の生ゴ
ミ等を捨てて、第1のゴミかごを蛇口から吐出する水で
洗浄する。排水口におけるゴミかご収納部内に収納され
て生ゴミなどが溜まっている第2のゴミかごを取り出
し、先に洗った第1のゴミかごをゴミかご収納部内に収
納すると共に、第2のゴミかごを水切り用ゴミかご収納
部内に収納する。このように、生ゴミ等の水切り状態、
溜まり状態、及び捨てる時期を見計らって、第1及び第2
のゴミかごを順次入れ替えて、生ゴミ等の捕集動作と水
切り動作を並行して行う事が出来る。そして、第3の発
明の水切り用ゴミかご収納部に収納されているゴミのス
トックと水切りを兼ねた別のゴミかごに前記の水切りさ
れた生ゴミ等を入れてなお、十分な水切りを行うととも
に一定量の生ゴミ等のストックをすることができる。な
お、第2、第3の発明のゴミかごの使用の仕方においても
第1の発明の別の使用の仕方と同じ生ゴミ等の捕集を行
うゴミかごに水切り用の別の袋をかぶせて設置し、その
袋にゴミを溜めて一定量溜まった袋を水切り用ゴミかご
収納部内の交換可能のゴミかごに入れ、水切りを兼ねた
別のゴミかごに移してより十分な水切りと一定量のスト
ックをすることができる。
【0009】また、本発明は、上記した構成を有する水
切り部を具備する流し構造を以下の構成としたことにも
特徴を有する。トラップはゴミかご収納部の底部と主排
水管の上端開口部が連通連結されている部分に設けられ
た構造において、水切り用ゴミかご収納部の底部に連通
連結された水切り排水管の下端部はゴミかご収納部に連
通連結される。トラップの他の構造として、トラップは
主排水管中途に設けられた構造において、水切り用ゴミ
かご収納部の底部に連通連結された水切り排水管の下端
部はトラップを設けた主排水管の上流側をなす個所に連
通連結されている。トラップは水切り用ゴミかご収納部
の底部と水切り排水管の上端開口部が連通連結されてい
る部分に設けられ、水切り排水管の下端部は、ゴミかご
収納部の底部に設けられたトラップの下流側をなす主排
水管に連通連結されている。トラップの他の構造とし
て、トラップは水切り排水管の中途に設けられ、水切り
排水管の下端部は前記ゴミかご収納部の底部に設けられ
たトラップの下流側の主排水管の中途に連通連結されて
いる。水切り排水管の中途に設けられたトラップの下流
側の水切り排水管の下端部は、ゴミかご収納部の底部に
連通連結されている主排水管の中途に設けられているト
ラップの下流側をなす個所に連通連結されている。
【0010】水切り部を形成する水切り用ゴミかご収納
部の任意の位置に下端部を連通連結して換気管(換気ダ
クト)を設け、換気管の上流側の上端部は換気扇に連通
連結されている。あるいは換気管の中途には昇温装置が
設けられ、上端部は屋外に放出状態に連通して設けられ
ている。
【0011】水切り部を形成する上端開口部がワークト
ップの載置面に開口し、水切り部に設けられた蓋は、閉
蓋状態においてワークトップの載置面と面一状態に設け
られ、食器などの載置を安定させる構造となっている。
【0012】水切り部は、流し台奥側(後部)に前記ワ
ークトップを形成する載置面より高い段差をもった流し
台後部高台部が前記ワークトップの載置面に連設して設
けてあり、前記流し台後部高台部の上面を前記水切り用
ゴミかご収納部の上端開口部の位置とした前記水切り部
が、水の飛散の少ない場所で前記シンク周りの載置面の
広さを妨げないところに設けられている。
【0013】水切り部は、流し台後部高台部を形成する
前面の垂直あるいは傾斜した立上り面部に上端開口部を
開口して設けられ、斜め状態に設けられた水切り用ゴミ
かご収納部内に同じく斜め状態に第2のゴミかごが納置
されて水切り部が食器などの載置の邪魔にならない場所
に設けられている。あるいは、立上り面は流し台後部に
設けられている棚に連設され、立上り面部に上端開口部
が設けられて具備された水切り部の一部は棚の下方に設
けられた構成となっている。
【0014】水切り部は、前記流し台後部高台部を形成
する前面の垂直あるいは傾斜した立上り面部に角状の蓋
の付いた角状の横開口からなる側面開口部を設け、前記
開口部を略一側面とする前記水切り用ゴミかご収納部を
垂直状態に設け、中に収納されるゴミかごの出し入れを
横方向から行う構造にして、食器などの載置や他の使用
の邪魔にならない場所に水切り部を設けている。あるい
は、前記立上り面は流し台後部に設けられている棚に連
設され、前記立上り面部に側面開口部が設けられて具備
された水切り部の一部は前記棚の下方に設けられた構成
となっている。
【0015】さらに、前記水切り部は、流し台の側部あ
るいは奥部(後部)に設けられている棚の載置面に、水
切り用ゴミかご収納部の上端開口部を開口して水切り部
が設けられている。従って、水切り部を、ほとんど水の
飛散がなく、かつ食器などの載置等の使用頻度の少ない
場所に位置することができる。
【0016】いずれも水切り部に設けた蓋は閉蓋状態に
おいてワークトップなどの載置面又は他の開口面と面一
状態もしくはそれに近い面一状態になっている。以下、
この構成の変容例について説明する。
【0017】水切り部の上端開口部周りに環状隆起部が
形成され、この環状隆起部の周りに環状の蓋取付け溝部
が形成され、蓋の下面周縁部に突設した鍔部が一体構造
で設けられ、あるいは鍔部が他の弾力材等で設けられ、
鍔部が蓋取付け溝部に当接されている。また、蓋取付け
溝部の一部が水切り溝を介して、シンク上端部あるいは
他の水の流出側の端部に連通連結されている。
【0018】水きり部の別の上端開口部において、上端
開口部周りであって前記蓋が設けられている鍔部が当接
される上面に、環状突起部が形成されている。
【0019】また、上記した上端開口部形状に代えて、
水切り部に設けた閉蓋状態の蓋の上面と面一状態になる
上面部に環状くぼみ部を設け、環状くぼみ部の上面に開
口してなる上端開口部が設けられ、環状くぼみ部に蓋が
当接されている。
【0020】次に、水切り部の上端開口部周り縁は、流
しのワークトップの載置面等又は他の上面に面一状態に
設けられ、開口上面の一部に蓋が当接され、蓋の下方に
開口部に出し入れ自在になるようにリング状の突起が設
けられている。
【0021】また、ゴミかご内の生ゴミ等の上部表面に
被せて乗せた状態でゴミかご用重を設けることができ
る。
【0022】
【本発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しな
がら本発明を具体化した実施の形態に基き説明し、本発
明の理解に供する。図1〜図6を参照して本発明の実施
の形態に係る水切り部を具備する流し構造Aの全体構成
を説明する。まず、図1、 図2に示すように、流し台
11aは、ワークトップ(流し台上面)13と、ワーク
トップ13の一部を凹設することによって一体的に形成
された任意の深さのシンク12とを具備する。シンク1
2の底部の最深部には排水口14が設けられており、排
水口14の内部には筒状のゴミかご収納部15が形成さ
れている。そして、ゴミかご収納部15内には、ある一
定以上の大きさの生ゴミ等31を捕集することができる
と共に良好な水切り機能を有する網製のゴミ収集かご
(第1のゴミかご)18が収納載置されている。ゴミか
ご収納部15の底部23aと主排水管20aの上端開口部
が連通連結される個所に臭気や虫などがゴミかご収納部
15および水切り用ゴミかご収納部17内に進入するの
を防ぐトラップ(水封弁)22aが設けられている。前
記主排水管20aの下端部は排水溝(下水管)35に連
通されている。
【0023】図1及び図2に示すように、洗浄時におい
てシンク12からの飛散水を受けにくいワークトップ1
3の載置面上の所定位置には、蓋24を具備する水切り
部30が設けられている。水切り部30の内部には筒状
の水切り用ゴミかご収納部17が形成されている。そし
て、この水切り用ゴミかご収納部17内には、ある一定
以上の大きさの生ゴミ等31を捕集することができると
共に良好な水切り機能を有する網製の水切り用ゴミかご
(第2のゴミかご)19が収納載置されている。
【0024】図2に示すように、水切り用ゴミかご収納
部17の下部は水切り排水管21aの上端部に連通して
接続されており、水切り排水管21aの下端部はゴミか
ご収納部15の底部23aに設けられているトラップ2
2aより上流側をなす個所のゴミかご収納部15に連通
連結されている。このような構成とすることによって、
シンク12内に発生した汚水と水切り用ゴミかご収納部
17で発生した汚水を共に主排水管20aを通して排水
溝(下水管)35に流出することができる。従って、シ
ンク12の下方に位置する空間(例えば、流し台の内部
空間)を最大限に有効利用することができることにな
る。
【0025】また、図3に示すように、水切り用ゴミか
ご収納部17の下部に設けられている水切り排水管21
cの下端部は、ゴミかご収納部15aの下部に連通連結さ
れて設けられ任意の位置(中途部)にS字状のトラップ
22cを具備する主排水管20cの前記トラップ22cの
上流側をなす個所に連通連結される構造とすることもで
きる。
【0026】さらに、図4に示すように、ゴミかご収納
部15の底部23aと水切り用ゴミかご収納部17aの底
部23bには、それぞれ主排水管20b及び水切り排水管
21bが連通連結される個所にトラップ(水封弁)22
a、22bが設けられ、水切り排水管21bの下端部は、
主排水管20bの上端部に設けられているトラップ22a
の下流側をなす個所に連通連結される構成又は前記水切
り排水管21bの下端部を排水溝(下水管)35に直接
連通する構成とすることができる。
【0027】さらに、図5に示すように、水切り用ゴミ
かご収納部17の下部に接続された水切り排水管21d
の任意の位置(中途部)にはトラップ22dが設けられ
ており、水切り排水管21dの下端部は、ゴミかご収納
部15の底部23aに設けられているトラップ22aの下
流側をなす主排水管20bの中途に連通連結される構成
又は水切り排水管21dの下端部が排水溝(下水管)3
5に直接連通される構成とすることもできる。
【0028】さらに、図6に示すように、水切り排水管
21dの任意の位置(中途部)に設けたトラップ22d
の下流側の下端部は、主排水管20dの任意の位置(中
途部)に設けたトラップ22cの下流側をなす個所に連
通連結される構成、または、前記水切り排水管21dの
下端は排水溝(下水管)35に直接連通される構成とす
ることもできる。なお、トラップの構造の違いによる組
み合わせを変えた他の構成とすることもできるが、上記
の構成も含めて臭気や虫などの進入を防ぐ効果に変わり
はない。
【0029】図2に示すように、水切り部30に設けた
蓋24は、閉蓋状態において、ワークトップ13の載置
面と面一状態になるようにワークトップ13の載置面上
に載置されている。このような構成とすることによっ
て、蓋24は、第2のゴミかご19内の生ゴミ等31か
らの臭いを遮断することができると共に、蓋24の上面
をワークトップ13の載置面と同様に鍋などを載置する
為の載置面として利用することができる。また、図1及
び図2に示すように、水切り部30の上端開口部16の
周りには環状隆起部27が形成されており、環状隆起部
27の周りには環状の蓋取付け溝部25が形成されてい
る。また、蓋取付け溝部25の一部が水切り溝26を介
してシンク12の上端部に連通連結され、蓋24の下面
周縁部に突設した鍔部が蓋取付け溝部25に当接されて
いる。このような構成とすることによって、ワークトッ
プ13に水が飛散した場合であっても、水切り用ゴミか
ご収納部17内に浸入するのを防ぐことができると共
に、水切り溝26を通して水をシンクに還流することが
できる。また、環状隆起部27と蓋取付け溝部25との
協働によって、蓋24をワークトップ13上に容易かつ
安定状態に載置する事ができる。
【0030】次に、図7、図8に、図1〜図6に示すい
ずれかの図に記載の水切り部を具備する流し構造Aの排
水管部を省略した水切り部30を他の位置、すなわち、
ワークトップ13以外の位置に設けた本発明の一実施の
形態の変形例に係る水切り部を具備する流し構造A1を示
す。図7及び図8に示すように、流し台11bの奥側
(後部)には、ワークトップ13を形成する載置面に一
体的に連設され、かつ前面に垂直又は傾斜した立上り面
部33を有する流し台後部高台部32aが設けられてい
る。この流し台後部高台部32aは、ワークトップ13
の載置面より高い段差の任意の幅と奥行きを有する。そ
して、流し台後部高台部32aの上面には、開口してな
る上端開口部16が設けられており、図8に示すように
蓋24が取付けられている水切り部30を具備する。従
って、水切り部30に飛散水がかかりにくく、又、ワー
クトップ13の載置面を広く確保してシンク12周辺の
作業性を妨げない構成となっている。
【0031】次に、図9、図10に、図1〜図6に示す
いずれかの図に記載の水切り部を具備する流し構造Aの
排水管部を省略した水切り部30を他の位置に設けた本
発明の一実施の形態における他の変形例に係る水切り部
を具備する流し構造A2を示す。図9及び図10に示す
ように、流し台11cに設けた上記流し台後部高台部3
2bを形成する前面が垂直又は傾斜した立上り面部33
の任意の位置に上端開口部16を設け、内部に水切り用
ゴミかご(第2のゴミかご)19を収納載置した水切り
用ゴミかご収納部17bが傾斜状態に設けられ、図10
に示すように、蓋24が取付けられた水切り部30が具
備された構成となっている。従って、水が飛散しても水
切りが容易な構造で邪魔にならない場所で、食器や鍋な
どを載置する載置面又は他の平面以外の所に水切り部3
0が設けられる利点を有している。なお、図9及び図1
0の仮想線で示すように、流し台後部高台部32bに代
えて、流し台後部に設けられた前面がワークトップ13
に連設する段差をもった立上り面部33の上端部が前記
流し台に隣接した後部に設けられている載置面をもった
棚34に連設し、立上り面部33に開口してなる上端開
口部16を設けた水切り部30の一部が棚34の載置面
の下方に設けられた構造とすることもできる。
【0032】次に、図11、図12に、図1〜図6に示
すいずれかの図に記載の水切り部を具備する流し構造A
の排水管部を省略した水切り部30を他の位置に設けた
本発明の一実施の形態における他の変形例に係る水切り
部を具備する流し構造A3を示す。図11及び図12に
示すように、流し台11dに設けた流し台後部高台部3
2bを形成する前面に垂直又は傾斜した立上り面部33
を有し立上り面部33に水切り用ゴミかご収納部17c
の一側面部に連設してなる側面開口部36を設け、図1
2に示すように蓋24を取付けた構造の水切り部30が
設けられ、飛散水の影響を受けない他の使用の邪魔にな
らない取付け位置となっている。なお、図11及び図12
の仮想線図に示すように、流し台後部高台部32bに代
えて、流し台後部に設けられた前面がワークトップ13
に連設する垂直又は傾斜して段差をもった立上り面部3
3を備え、立上り面部33の上端は流し台11d後部に
隣接して設けられた載置面を備えた棚34に連結してい
る。立上り面部33を開口してなる側面開口部36が設
けられ、内部に側面開口部36を一側面として形成され
る水切り用ゴミかご収納部17cの一部が棚34の下方
に設けられた構造となっている。
【0033】次に、図13,図14に、図1〜図6に示
すいずれかの図に記載の水切り部を具備する流し構造A
の排水管部を省略した他の水切り部30の位置を示した
本発明の一実施の形態の他の変形例に係る水切り部を具
備する流し構造A4を示す。
【0034】図13及び図14に示すように、流し台1
1eに隣接して側方あるいは後側に表面に載置面を形成
する棚34が設けられ、棚34の任意の位置に、載置面
を開口してなる上端開口部16を設け図14に示すよう
に蓋24を取付けた水切り部30を設けた構造であるか
ら、流し台11eの表面側の構造を変えない位置に水切
り部30が設けられているので、流し台11eの使い勝
手の邪魔にならず、飛散水の心配も全くない取付け位置
となっている。
【0035】次に、図15〜図19に、図1〜図14に
示すいずれかの図に記載の水切り部を具備する流し構造
A、A1〜A4の蓋24の構造と蓋24取付け側の構造
図を示している。
【0036】まず、図15に示すように、水切り部30
の上端開口部16の周りに環状隆起部27が形成され、
この環状隆起部27の周りに環状の蓋取付け溝部25が
形成され、蓋24の下面周縁部に突設した鍔部が蓋取付
け溝部25に当接されて取付けられる。蓋24は閉蓋状
態においてワークトップ13等の載置面又は他の上面3
7と面一状態に取付けられる。
【0037】次に、図16に示すように、水切り部30
の上端開口部16の周りに環状隆起部27が形成され、
この環状隆起部27の周りに環状の蓋取付け溝部25が
形成され、この蓋取付け溝部25の一部が水切り溝26
を介してシンク12の上端部又は他の流出側端部39に
連設され、蓋24の下面周縁部に突設した鍔部が蓋取付
け溝部25に当接され、蓋24は、閉蓋状態で蓋24の
周りのワークトップ13等の載置面又は他の上面37と
面一状態になっている。
【0038】次に、図17に示すように、水切り部30
の上端開口部16の周りが環状突起部28で形成され、
環状突起部28に連設されるワークトップ13等の載置
面又は他の上面37に蓋24の下面周縁部に突設した鍔
部が当接されている。
【0039】次に図18に示すように、水切り部30の
上端開口部16の周りに外周辺を凹設してなる環状の蓋
取付けくぼみ面部29を設け、蓋24が蓋取付けくぼみ
面部29に当接され外周辺に連設するワークトップ13
等の載置面又は他の上面37に面一状態に蓋24が取付
けられている。
【0040】次に、図19に示すように、水切り部30
の上端開口部16の周縁部はワークトップ13等の載置
面又は他の上面37に面一状態に設けられ、上端開口部
16の周りのワークトップ13の載置面又は他の上面3
7の一部に蓋24が当接され、蓋24の下面側には、水
切り用ゴミかご収納部17を形成する内径に出し入れ自
在にするリング状の突起が設けられている。
【0041】以上、図15〜図19の水切り部30の構
成を、上端開口部16及び蓋24のそれぞれの構造の違
いとして説明してきたが、上端開口部16が斜め状態で
あっても図15〜図19に示す構成で対応できるもので
ある。なお、上端開口部16が平面又は傾斜面以外の略
垂直状態の場合にあっては、上端開口部16に代わり側
面開口部36に設けられてあっても、図15〜図19に
記載の開口部構造と蓋24の構造のいずれかに記載の構
造で対応することができる。
【0042】次に図20に示すように、水切り部30a
は交換可能に収納される第2のゴミかご19と、水切り
された生ゴミ等31のストックとストック中にさらなる
水切りを行うストックと水切りを兼ねた別のゴミかご1
9aが納置された水切り用のゴミかご収納部17dと、こ
の水切り用ゴミかご収納部17dを密閉状態にする蓋2
4aを設けている。なお、蓋24aの構造と蓋24aの取
付け側の構造は、図15〜図19で示したものと同じ概
念である。
【0043】次に、図21に示すように、水切り用ゴミ
かご収納部17、17a〜17dの任意の位置に、下端部
を連通連結して換気管(換気ダクト)40を設け、上端
部は屋外42に連通して設けられている換気扇41に連
通連結することもできる。あるいは、換気管(換気ダク
ト)40の上端部は屋外42に放出状態に連通すること
もできる。この場合、仮想線で示すように、換気扇のつ
いてない換気管40の中途に電熱器等の昇温装置46を
取り付けた構成とすることもできる。この場合、換気扇
を用いることなく、昇温装置46によって空気を昇温し
て換気管40を通して上昇させ大気に放出することがで
きる。従って、下流側の水切り用ゴミかご収納部及びシ
ンク内のゴミかご収納部内の臭気を含んだ空気は、騒音
を発生させることなく、図に示すような矢印方向の流れ
で吸い上げられることになる。従って、臭気が各収納部
内より室内等に流出するのを効果的に防止することがで
きる。
【0044】図22に、水切り部30の開口部における
遮蔽蓋の取り外し方の一実施の形態を示しており、鍔部
のついた蓋24、24aを横方向に滑らせて蓋取付け溝
部25から取り外し、蓋24、24aを開けることがで
きる。
【0045】図23に示すように、水切り用ゴミかご収
納部17aの底部23bと水切り排水管21bが連通連結
される個所にトラップ(水封弁)22bを設けることも
できる。
【0046】図24に示すように、ゴミかご収納部15
の底部23aと主排水管20aが連通連結される個所にト
ラップ(水封弁)22aが設けられた構造において、水
切り排水管21aの下端部をトラップ22aの上流側のゴ
ミかご収納部の任意の個所に連通連結することもでき
る。
【0047】図25は本発明の第2の発明に係る水切り
部を具備する流し構造の生ゴミ等31の捕集と水切り作
業の手順を示した一概念的説明図である。
【0048】図26は、ゴミの捕集かごに水切り可能な
別の袋43をかぶせた場合の断面図である。図27は、
別の発明に係るゴミかごに水切り促進の為の生ゴミ等3
1を押えるゴミかご用重44を、ゴミの溜まったゴミか
ご内の生ゴミ等31の上に乗せた場合の断面図である。
【0049】次に、上記した構成を有する水切り部を具
備する流し構造の一実施の形態に係る水切り部を具備す
る流し構造Aを用いた生ゴミ等の捕集作業及び水切り作
業について、特に図25を参照して説明する。まず、シ
ンク12の底部に設けられたゴミかご収納部15内に収
納されている第1のゴミかご18内に生ゴミ等31が一
定量溜まったとき、図22に示すように、鍔部のついた
蓋24を横方向(水平方向)に滑らせて蓋取付け溝部2
5から取り外し、水切り用ゴミかご収納部17の上端開
口部16を開け、第2のゴミかご19を取り出す。そし
て、ゴミかご収納部15から第1のゴミかご18を取り
出し、水切り用ゴミかご収納部17内に収納し、前記第
1のゴミかご18内の生ゴミ等31の上にゴミかご用重4
4を乗せて再度、水切り用ゴミかご収納部17を蓋24
で密閉状態にカバーする。
【0050】次に、図25に示すように、水切り用ゴミ
かご収納部17内でゴミかご用重44で水切りを促進し
ながら自然排水(流下)によって第1のゴミかご18内
の生ゴミ等31の水切りを完了後、第1のゴミかご18
を水切り用ゴミかご収納部17から取り出し、生ゴミ等
31をゴミ袋38に捨てる。(図25A)空になった第
1のゴミかご18とゴミかご用重44を蛇口から吐出さ
れる水で洗浄する(図25B)。その時、第1のゴミか
ご18に付着し、水で洗い落とされた生ゴミ等31は、
排水口14のゴミかご収納部15に収納されている第2
のゴミかご19によって捕集される。そして、再度、生
ゴミ等31が第2のゴミかご19内に溜まったときは、
第2のゴミかご19をゴミかご収納部15より取り出
し、水切り用ゴミかご収納部17内にゴミかご用重44
を乗せて収納し、水切りを行う。(図25C)洗った第
1のゴミかご18を排水口14におけるゴミかご収納部
15に収納しゴミ捕集を行う(図25D)上記作業の手
順の中で、ゴミかご収納部15より取り出したゴミの溜
まったゴミかごを、水切り用ゴミかご収納部17に移す
前に、ゴミを捨てて洗った交換可能なもう一つのゴミか
ごを先にゴミかご収納部15に納置して、ゴミの溜まっ
たゴミかごの水切りを促進し悪臭を減少させるために、
蛇口から吐出される水でゴミの溜まったゴミかごをよく
すすいで目詰まりやぬめりを除去して水通しを良くす
る。その時洗い出される小片のゴミ等は、ゴミかご収納
部15内のゴミかごで捕集される。そしてすすいだゴミ
かごを水切り用ゴミかご収納部17に納置して水切りを
行う。しかも網目状の第1及び第2のゴミかご18、19
の底部を漏斗状又は円錐状もしくは斜めの形状の一体構
造もしくは胴体部と底部をセパレート構造にして一層水
切りを良くすると共にセパレート構造だとゴミかごにこ
びりついたゴミの除去とゴミかごの洗浄を容易にするこ
とができる。
【0051】なお、第1及び第2のゴミかご18,19
の入れ替えの時期は、上記した第1及び第2のゴミかご
18、19の入れ替えの順序にかかわらず、水切り具合
による生ゴミ等31を捨てる時期と生ゴミ等31の溜ま
り具合により、適宜変更することができることはいうま
でもない。また、本発明の第1の発明に係る水切りと捕
集用の2つのゴミかごの使い方は、ゴミかご収納部15内
の第1のゴミかご18に溜まった生ゴミ等31を水切り
用ゴミかご収納部17内の水切りとストックを兼ねた別
のゴミかご19aに移し水切りを行う。空になった第1の
ゴミかご18は洗浄して元のゴミかご収納部15内に戻
して納置する。別のゴミかご19aはある一定量のゴミ
が入るような大きさであるから前記動作を何回か行い、
水切りしてストック状態の生ゴミ等31が溜まっている
別のゴミかご19aを水切り用ゴミかご収納部17より
取り出し、他のゴミ袋38等に捨てる。空になった別の
ゴミかご19aは洗浄後水切り用ゴミかご収納部17内
に戻す。また、第1の発明の水切り(ストック)と捕集
用の2つのゴミかごの別の使い方として、ゴミ捕集を行
うとき、第1のゴミかご18に網目状の水切り可能な市
販品の別の袋43をかぶせて取付け、第1のゴミかご1
8内の別の袋43に生ゴミ等31の捕集を行うことによ
り、ゴミの溜まった別の袋43だけをゴミかご収納部1
5より取り出し水切り用ゴミかご収納部17内に納置さ
れている水切りとゴミのストックを兼ねた別のゴミかご
19aにゴミの溜まった別の袋43を納置して水切りを
行う。こうして、ゴミの溜まった別の袋43を数個水切
りをしながら別のゴミかご19aにストックすることが
できる。そして水切りされた別の袋43を水切り用ゴミ
かご収納部17より取り出し、袋のまま捨てるか又は袋
の中のゴミだけを捨てる。このような使い方をすると、
2つのゴミかごは別の袋43を介してゴミの捕集と水切
りを行うのでゴミかごの汚れが少なくかごの洗浄が非常
に楽になる。また第3の発明では交換可能な第2のゴミか
ご19とゴミの水切りとストックを兼ねた別のゴミかご
19aが載置されているので本発明の第1と第2の発明の
使い方がどちらでもできることになる。また、上記水切
りを早く、より確実に行う為にゴミかご用重44を生ゴ
ミ等31の上に乗せて水切りを促進する。例えば、より
早く水切りを行う為にゴミかご収納部15より取り出し
たゴミの溜まったゴミかごを水切り用ゴミかご収納部1
7に移さずに前記ゴミかご用重44を使って短時間で簡
易的に水切りを行うこともできる。また、別の袋43を
水切り用ゴミかご収納部17内のゴミかごに入れて水切
りを行う場合であってもゴミかご用重44を乗せて水切
りを促進し、より確実に水切りを行うこともできる。
【0052】そして水切りで出たしずくは、図2に示す
ように水切り排水管21aを通ってゴミかご収納部15
内に排出され、トラップ22aを通り主排水管20aによ
り排水溝(下水管)35に流される。また図3によれ
ば、水切り排水管21cを通り主排水管20cのトラップ
22cを通って排水溝(下水管)35に流される。そし
て、図4によれば、水切り排水管21bの上端部のトラ
ップ22bから水切り排水管21bを通って主排水管20
bに排出され主排水管20bを通って排水溝(下水管)3
5に流される。又、主排水管20bを通らず直接排水溝
(下水管)35に流すこともできる。次に、図5によれ
ば、水切り排水管21dの中途に設けられているトラッ
プ22dを経由して主排水管20bに排出され主排水管2
0bを通って排水溝(下水管)35に流される。又は、
主排水管20bを通らず直接排水溝(下水管)35に流
すこともできる。次に図6によれば、水切り排水管21
dの中途に設けられているトラップ22dを経由して主排
水管20dの中途に設けられているトラップ22cの下流
側に排出され、主排水管20dを通って排水溝(下水
管)35に流される。又、主排水管20dを通らず直接
排水溝(下水管)35に流すこともできる。しかも網目
状の第1及び第2のゴミかご18、19の底部を漏斗状又
は円錐状もしくは斜めの形状の一体構造もしくはセパレ
ート構造にして一層水切りを良くすると共に、セパレー
ト構造だとゴミかごにこびりついたゴミの除去とゴミか
ごの洗浄を容易にすることができる。
【0053】以上、本発明を、一実施の形態を参照して
説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記
載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施
の形態や変形例も含むものである。たとえば、水切り部
の取付け位置による上端開口部16又は側面開口部36
の構造や蓋24、24aの構造、さらに、ゴミかご収納部
15、15aと水切り部30、30aの水切り用ゴミかご
収納部17、17a〜17dの下部トラップ22a〜22d
の形状や取付け位置及び、それに伴う主排水管20a〜
20dと水切り排水管21a〜21dの構造、及び水切り
排水管の下端部接続形状は、上記した構成のみならず、
上記した構造や構成を他のさまざまな組み合わせにする
ことを含むものである。
【0054】
【発明の効果】請求項1乃至16記載の水切り部を具備
する流し構造では、排水口のゴミかご収納部に収納され
るゴミかご(第1のゴミかご)と同じもう一つのゴミか
ご(第2のゴミかご)を収納できる水きり用ゴミかご収
納部を、吐出水や飛散水の影響を受けないワークトップ
の載置面等のシンクから離隔した位置に設けることによ
り、生ゴミ等の捕集と水切りを同時に行い、水切りの手
間がかからず、確実に水切りを行うことができる。そし
て水切りを兼ねた一定量の水切りされた生ごみ等のスト
ックをすることのできる別のゴミかごを設けると、水切
りされたゴミを処分する為にそのつど他の袋等に移す手
間を減少させることが出来る。また、生ゴミ等を捨てる
場合、水切りが十分に行われているので、専用のビニー
ル等の生ゴミ袋に入れなくても他の一般ゴミと一緒の袋
に入れることもできる。また、水切り用ゴミかご収納部
内の悪臭を緩和する為、換気ダクトを設けて換気を行う
と、ゴミの水切りをより容易に快適に行うことが出来
る。
【0055】特に、近年では、環境への配慮やコスト及
び資源の再利用の観点から、生ゴミを分別収集して、肥
料などに再利用する自治体や企業などもある。このよう
な用途に用いられる場合、ビニール袋などの使用はでき
にくくなっている。しかし、本発明で得られる、確実に
水切りされた生ゴミ等であれば、紙袋なども十分に使用
できる。また、生ゴミ等の見た目の汚さや、臭気や重量
が軽減できて、家庭内の処理や回収運搬が容易である。
さらに、ゴミかごそのものを洗浄する際、もう一方のゴ
ミかごが排水口のゴミかご収納部に収納されているの
で、ゴミかごの付着物が直接下水管に流れ出ることもな
く、安心して洗うことができ、常に、両ゴミかごを清潔
にすることにより、水切りの目つまりと悪臭の発生を防
止することができる。又、請求項17記載のゴミかご用
重によれば、ゴミかご用重を乗せて水切りを促進し、よ
り確実に水切りを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る水切り部を具備する
流し構造の蓋を取り外した状態の平面図である。
【図2】蓋を取付けた状態の図1のI−I線による断面
図である。
【図3】本発明の実施の形態のトラップと排水管の変形
例に係る水切り部を具備する流し構造の立面の一断面図
である。
【図4】本発明の実施の形態のトラップと排水管の他の
変形例に係る水切り部を具備する流し構造の立面の一断
面図である。
【図5】本発明の実施の形態のトラップと排水管の他の
変形例に係る水切り部を具備する流し構造の立面の一断
面図である。
【図6】本発明の実施の形態のトラップと排水管の他の
変形例に係る水切り部を具備する流し構造の立面の一断
面図である。
【図7】本発明の一実施の形態の変形例に係る蓋を取り
外した状態の水切り部の取付け位置のみを示した水切り
部を具備する流し構造の略平面図である。
【図8】蓋を取付けた状態の図7のII−II線による
排水管を略した断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態の他の変形例に係る蓋を
取り外した状態の水切り部の取付け位置のみを示した水
切り部を具備する流し構造の略平面図である。
【図10】蓋を取付けた状態の図9のIII−III線
による排水管を略した断面図である。
【図11】本発明の一実施の形態の他の変形例に係る蓋
を取り外した状態の水切り部の取付け位置のみを示した
水切り部を具備する流し構造の略平面図である。
【図12】蓋を取付けた状態の図11のIV−IV線に
よる排水管を略した断面図である
【図13】本発明の一実施の形態の他の変形例に係る蓋
を取り外した状態の水切り部を他の棚に取付けた位置の
みを示した水切り部を具備する流し構造の略平面図であ
る。
【図14】蓋を取付けた状態の図13のV−V線による
排水管を略した断面図である
【図15】本発明の一実施の形態の水切り部の上端開口
部又は側面開口部周りに係る蓋及び蓋の取付け構造を示
した断面図である。
【図16】本発明の一実施の形態の水切り部の上端開口
部又は側面開口部周りの変形例に係る蓋及び蓋の取付け
構造を示した断面図である。
【図17】本発明の一実施の形態の水切り部の上端開口
部又は側面開口部周りの他の変形例に係る蓋及び蓋の取
付け構造を示した断面図である。
【図18】本発明の一実施の形態の水切り部の上端開口
部又は側面開口部周りの他の変形例に係る蓋及び蓋の取
付け構造を示した断面図である。
【図19】本発明の一実施の形態の水切り部の上端開口
部又は側面開口部周りの他の変形例に係る蓋及び蓋の取
付け構造を示した断面図である。
【図20】本発明の一実施の他の形態の水切り部の水切
り用ゴミかご収納部にゴミかごが2個収納された蓋の取
り付いた構造を示した断面図である。
【図21】本発明の一実施の他の形態の水切り部の水切
り用ゴミかご収納部に換気用の換気扇並びに昇温装置
(仮想線)の付いた換気ダクトを設けた断面図である。
【図22】本発明の一実施の形態における蓋の取り外し
要領を説明する説明図である。
【図23】本発明の一実施の変形例に係る水切り用ゴミ
かご収納部の下部にトラップを設けた場合の断面図であ
る。
【図24】本発明の一実施の変形例に係るゴミかご収納
部の下部にトラップを設けたゴミかご収納部に水切り排
水管と連通連結(仮想線)した場合の断面図である。
【図25】本発明の一実施の形態における生ゴミ等の捕
集及び水切り作業の手順を示した一概念的説明図であ
る。
【図26】本発明の使用の仕方に係るゴミかご収納部に
収納する前のゴミかごに水切り可能な別の袋をかぶせた
場合の断面図である。
【図27】本発明のゴミの溜まったゴミかごにゴミかご
用重を乗せた場合の断面図である。
【符号の説明】
A:水切り部を具備する流し構造 A1〜A4:水切り部を具備する流し構造 11a〜11e:流し台、12:シンク、13:ワークト
ップ、14:排水口、15:ゴミかご収納部、15a:
ゴミかご収納部、16:上端開口部、17:水切り用ゴ
ミかご収納部、17a〜17d:水切り用ゴミかご収納
部、18:第1のゴミかご、19:第2のゴミかご、1
9a:別のゴミかご、20a〜20d:主排水管、21a〜
21d:水切り排水管、22a〜22d:トラップ(水封
弁)、23a・23b:底部、24・24a:蓋、25:
蓋取付け溝部、26:水切り溝、27:環状隆起部、2
8:環状突起部、29:蓋取付けくぼみ面部、30・3
0a:水切り部、31:生ゴミ等、32a・32b:流し
台後部高台部、33:立上り面部、34:棚、35:排
水溝(下水管)、36:側面開口部、37:他の上面、
38:ゴミ袋、39:流出側端部、40:換気管(換気
ダクト)41:換気扇、42:屋外、43:別の袋、4
4:ゴミかご用重、45:取っ手、46:昇温装置

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に載置面を形成するワークトップと、
    前記ワークトップの一部を凹設することによって一体的
    に形成されるシンクと、上端開口部が前記シンクの底部
    に開口し、内部にゴミかご収納部を具備すると共に下端
    部がトラップ及び主排水管に連通連結される排水口を備
    えた流し台において、前記シンクから離隔した位置に配
    置され、内部に箱状又は筒状の水切り用ゴミかご収納部
    を具備すると共に下端部が水切り排水管に連通連結され
    る蓋付きの水切り部と、前記ゴミかご収納部及び前記水
    切り用ゴミかご収納部にそれぞれ第1のゴミかごと別の
    ゴミかごが収納されることを特徴とする水切り部を具備
    する流し構造。
  2. 【請求項2】表面に載置面を形成するワークトップと、
    前記ワークトップの一部を凹設することによって一体的
    に形成されるシンクと、上端開口部が前記シンクの底部
    に開口し、内部にゴミかご収納部を具備すると共に下端
    部がトラップ及び主排水管に連通連結される排水口を備
    えた流し台において、前記シンクから離隔した位置に配
    置され、内部に箱状又は筒状の水切り用ゴミかご収納部
    を具備すると共に下端部が水切り排水管に連通連結され
    る蓋付きの水切り部と、前記ゴミかご収納部及び水切り
    用ゴミかご収納部に交換可能に第1及び第2のゴミかご
    が収納されることを特徴とする水切り部を具備する流し
    構造。
  3. 【請求項3】表面に載置面を形成するワークトップと、
    前記ワークトップの一部を凹設することによって一体的
    に形成されるシンクと、上端開口部が前記シンクの底部
    に開口し、内部にゴミかご収納部を具備すると共に下端
    部がトラップ及び主排水管に連通連結される排水口を備
    えた流し台において、 前記シンクから離隔した位置に
    配置され、内部に箱状又は筒状の2つのゴミかごが収納
    される水切り用ゴミかご収納部を有すると共に下端部が
    水切り排水管に連通連結される蓋付きの水切り部を具備
    し、前記水切り用ゴミかご収納部には前記ゴミかご収納
    部に収納されている第1のゴミかごと交換可能に収納さ
    れる第2のゴミかごとゴミの水切りと一定量のストック
    を兼ねた別のゴミかごが収納されることを特徴とする水
    切り部を具備する流し構造。
  4. 【請求項4】前記トラップは前記ゴミかご収納部の底部
    と前記主排水管の上端開口部が連通連結される部分に設
    けられた構造において、前記水切り排水管の下端部は前
    記ゴミかご収納部に連通連結されていることを特徴とす
    る請求項1乃至3のうちいずれかに記載の水切り部を具
    備する流し構造。
  5. 【請求項5】前記トラップは前記主排水管の中途に設け
    られた構造において、前記水切り排水管の下端部は前記
    主排水管の前記トラップより上流側をなす個所に連通連
    結されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちい
    ずれかに記載の水切り部を具備する流し構造。
  6. 【請求項6】前記水切り用ゴミかご収納部の底部と前記
    水切り排水管の上端開口部が連通連結される部分にトラ
    ップが設けられ、前記水切り排水管の下流部は、前記主
    排水管の上端開口部に設けられているトラップの下流側
    の主排水管の中途に連通連結されていることを特徴とす
    る請求項1乃至3のうちいずれかに記載の水切り部を具
    備する流し構造。
  7. 【請求項7】前記水切り用ゴミかご収納部の下部に連通
    連結された水切り排水管の中途にトラップが設けられ、
    前記水切り排水管の下端部は、前記主排水管の上端開口
    部に設けられているトラップの下流側の主排水管の中途
    に連通連結されていることを特徴とする請求項1乃至3
    のうちいずれかに記載の水切り部を具備する流し構造。
  8. 【請求項8】前記水切り用ゴミかご収納部の下部に連通
    連結された水切り排水管の中途にトラップが設けられ、
    前記水切り排水管の下端部は、前記主排水管の中途に設
    けられているトラップの下流側をなす個所に連通連結さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれ
    かに記載の水切り部を具備する流し構造。
  9. 【請求項9】前記水切り用ゴミかご収納部の任意の位置
    に下端部を連通連結して換気管(換気ダクト)を設け、
    前記換気管の上流側の上端部は換気扇に連通連結されて
    いる、あるいは、前記換気管の中途には昇温装置が設け
    られ、前記換気管の上端部は屋外に放出状態に連通して
    設けられていることを特徴とした請求項1乃至8のうち
    いずれかに記載の水切り部を具備する流し構造。
  10. 【請求項10】前記水切り部を形成する上端開口部が前
    記ワークトップの載置面に開口して設けられ、前記水切
    り部に設けた前記蓋は、閉蓋状態において前記ワークト
    ップの載置面と面一状態になることを特徴とする請求項
    1乃至9のうちいずれかに記載の水切り部を具備する流
    し構造。
  11. 【請求項11】流し台後部に前記ワークトップを形成す
    る載置面より高い段差を持った流し台後部高台部が連設
    され、前記流し台後部高台部の前面側は、前記載置面に
    連続する垂直あるいは傾斜してなる立上り面部を形成
    し、前記流し台後部高台部の上面に前記水切り部を形成
    する上端開口部が設けられていることを特徴とする請求
    項1乃至9のうちいずれかに記載の水切り部を具備する
    流し構造。
  12. 【請求項12】前記流し台後部高台部を形成する前面が
    垂直あるいは傾斜してなる立上り面部で形成され、前記
    立上り面部に前記水切り部を形成する開口を面直角にし
    た上端開口部を設けて水切り部が傾斜状態に設けられる
    ことを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれかに記載
    の水切り部を具備する流し構造。
  13. 【請求項13】前記流し台後部高台部を形成する前面が
    垂直あるいは傾斜してなる立上り面部で形成され、前記
    立上り面部に前記水切り部を形成する側面開口部を設け
    て水切り部が設けられたことを特徴とする請求項1乃至
    9のうちいずれかに記載の水切り部を具備する流し構
    造。
  14. 【請求項14】前記流し台後部高台部を形成する立上り
    面部の上端が流し台の後部に隣接して設けられている棚
    に連設された構成において、前記立上り面部に開口して
    設けた水切り部の一部が前記棚の載置面の下方に設けら
    れていることを特徴とする請求項12又は13記載の水
    切り部を具備する流し構造。
  15. 【請求項15】前記流し台の側部あるいは後部に隣接す
    る側に表面に載置面を形成する棚を設け、前記水切り部
    を形成する上端開口部が前記棚の載置面に開口して前記
    水切り部が設けられていることを特徴とする請求項1乃
    至9のうちいずれかに記載の水切り部を具備する流し構
    造。
  16. 【請求項16】前記水切り部の上端開口部の周りに環状
    隆起部が形成され、該環状隆起部の周りに環状の蓋取付
    け溝部が形成され、該蓋取付け溝部の一部が水切り溝を
    介してシンクの上端部あるいは他の流出側端部に連通連
    結され、前記蓋の下面周縁部に突設した鍔部が前記蓋取
    付け溝部に当接されることを特徴とする請求項1乃至1
    5記載のうちいずれかに記載の水切り部を具備する流し
    構造。
  17. 【請求項17】請求項1〜16に記載されている水切り
    部を具備する流し台構造における前記ゴミ捕集用のゴミ
    かご及び水切り用のゴミかご内の生ゴミ等の上に出し入
    れ自由に乗せられるゴミかご用重。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008075268A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Yamaha Livingtec Corp 排水構造
CN109680768A (zh) * 2018-12-29 2019-04-26 浙江机电职业技术学院 一种厨房水槽排水管用储渣器

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