JP2001081531A - 耐へたり性と耐衝撃疲労性に優れた強靭窒化用鋼 - Google Patents

耐へたり性と耐衝撃疲労性に優れた強靭窒化用鋼

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧ブレーカー用ピストンのような建設機
械、産業機械用の機械部品用に最適な、優れた耐摩耗
性、耐ヘたり性と同時に耐衝撃疲労性を有する高強度高
靭性の窒化用鋼を提供する。 【解決手段】 重量%で、C:0.35〜0.45%、
Si:0.50%以下、Mn:0.30〜1.00%、
Ni:1.50〜2.50%、Cr:1.50〜2.5
0%、Mo:0.30〜1.00%、V:0.05〜
0.30%、Al:0.010〜0.030%、O:1
0ppm以下、N:80〜150ppmを含有し、残部
はFeおよび不可避的不純物からなる鋼、あるいは同鋼
の化学成分に、さらにNb:0.03〜0.20%およ
びTi:0.03〜0.20%から選んだ1種又は2種
を含有する鋼で、心部400HV以上の硬さと窒化後の
表面硬さ700HV以上の鋼である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ブレーカー用
ピストン等のような建設機械、産業機械用の機械部品に
対して、優れた耐摩耗性、耐へたり性と同時に耐衝撃疲
労性を有する高強度高靭性窒化用鋼に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】油圧ブレーカー用ピストン等のような建
設機械、産業機械用の各種機械部品に対しては、ー般に
SNCM420、SCM415等の浸炭材が多く用いら
れている。また、特に靭性が問題にされる場合には、S
NCM616、SNCM815といった、高Niの肌焼
鋼も便用されている。しかし、これらの浸炭材では摺動
部での耐焼付き性や耐軟化性が十分でないため、そのよ
うな用途に使用する場合には、SCM435やSNCM
439といった強靭鋼に窒化をして使用されることもあ
る。しかし、これらの鋼種による窒化材では、耐軟化性
は浸炭材よりも優れているものの、表面硬さが十分でな
いために耐摩耗性に問題が有り、また、繰り返し負荷さ
れる衝撃的荷重に対する破壊抵抗、すなわち衝撃疲労特
性や耐へたり性が十分ではなかった。
【0003】これらに対しては、特公平9−10121
6号公報には、Vを添加した迅速窒化鋼が提案されてい
るが、耐摩耗性、耐疲労性には優れているものと考えら
れるものの、耐衝撃性に対する考慮がされていない。ま
た、特開平8−193242号公報には耐摩耗性、心部
での衝撃値規制による耐衝撃性については考慮されてい
るものの、耐へたり性や表面の窒化層そのものの破壊抵
抗性については何ら考慮されておらず、実施例を見る限
り、機械部品として長期にわたる使用上から特に重要
な、耐へたり性は全く実用化の領域に達していないと判
断される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、油圧
ブレーカー用ピストン等のような建設機械、産業機械用
の機械部品用に最適な鋼材を、これらの部品の使用条件
と材料特性との関係を明らかにすることにより、優れた
耐摩耗性、耐ヘたり性と同時に耐衝撃疲労性を有する高
強度高靭性窒化用鋼を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を達成するために、検討を進めた結果、次の結論を得
た。 耐摩耗性を有するには、表面硬さが700HV以上の
硬さであり、さらに出来るだけ深い硬化深さを有し、こ
のための鋼成分を有していること。
【0006】部品の機能を十分に果たすには、打撃部
分の変形が出来るだけ少ないことが必要であり、このた
めには耐へたり性が重要な特性として位置づけられ、十
分なへたり性を確保するには、心部の硬さが400HV
以上の硬さを確保する必要が有ること。
【0007】内部の靭性すなわち衝撃値は高いほうが
望ましいが、一般に衝撃値は硬さが低いほど高くなる傾
向にある。しかし、硬さが低くなると、繰り返し負荷さ
れる衝撃的な荷重に対しては逆に耐えられなくなり、実
部品においては衝撃疲労強度がより重要であり、これに
対しては最適な硬さ範囲が有ること。
【0008】十分な耐へたり性と衝撃疲労性を確保で
きる400HV以上の硬さ領域において、出来るだけ高
い衝撃値を確保できること。
【0009】実部品での亀裂発生に対する抵抗性評価
のためには、窒化した試験片における衝撃値が重要であ
ること。さらに、この場合、通常の焼入焼戻し状態での
心部の衝撃値には反映され難い、窒化による500〜5
50℃程度の再加熱により発生する焼戻し脆化に対する
抵抗性が重要な特性であること。
【0010】上記の理由により、衝撃疲労特性につい
ても、窒化材での評価が重要であること。
【0011】これらの知見より、上記の課題を解決する
ための本発明の手段は、請求項1の発明は、重量%で、
C:0.35〜0.45%、Si:0.50%以下、M
n:0.30〜1.00%、Ni:1.50〜2.50
%、Cr:1.50〜2.50%、Mo:0.30〜
1.00%、V:0.05〜0.30%、Al:0.0
10〜0.030%、O:10ppm以下、N:80〜
150ppmを含有し、残部はFeおよび不可避的不純
物からなることを特徴とする、焼入焼戻し後の窒化処理
により、700HV以上の高い表面硬さと深い硬化深さ
を有することにより、土砂や他の機械部品との間での優
れた耐摩耗性を有し、合わせて衝撃的な繰り返し高負荷
による、へたり、亀裂発生および伝播性に優れた高強度
高靭性の機械部品用窒化用鋼である。
【0012】請求項2の発明は、重量%で、C:0.3
5〜0.45%、Si:0.50%以下、Mn:0.3
0〜1.00%、Ni:1.50〜2.50%、Cr:
1.50〜2.50%、Mo:0.30〜1.00%、
V:0.05〜0.30%、Al:0.010〜0.0
30%、O:10ppm以下、N:80〜150ppm
を含有し、さらに、Nb:0.03〜0.20%および
Ti:0.03〜0.20%から選んだ1種又は2種を
含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなること
を特徴とする、焼入焼戻し後、窒化処理により、700
HV以上の高い表面硬さと深い硬化深さが得られること
により、土砂や他の機械部品との間での優れた耐摩耗性
を有し、合わせて衝撃的な繰り返し高負荷による、へた
り、亀裂発生および伝播性に優れた高強度高靭性の機械
部品用窒化用鋼である。
【0013】次に、本発明の鋼の化学成分の限定理由に
ついて説明する。以下、化学成分は重量%で示す。C
は、焼入性を向上させ、部品の強度を向上させる上で必
須の元素である。しかし、その反面靭性を低下させるた
めに、添加量の最適化が重要なポイントとなる。すなわ
ち、部品としての強度を確保する上で、また、特に本発
明鋼では耐へたり性を確保する上では、Cは0.35%
以上添加する必要が有るので、下限を0.35%とす
る。多すぎると靭性を害し、窒化性も低下させるので、
上限を0.45%とする。
【0014】Siは、脱酸剤として、さらに焼入性向上
のために添加される元素である。その効果は0.15%
未満では十分ではないため、下限を0.15%とする。
また、多すぎると焼戻し軟化性を向上させるものの、靭
性や加工性、窒化性を阻害する。本発明鋼では摺動など
による表面層の軟化を防ぐ方法として窒化を行うため
に、上記の特性バランスを総合的に考慮して、上限を
0.50%とする。
【0015】Mnは、Siと同様に脱酸剤として、焼入
性、強度向上のために添加される元素であるが、0.3
0%未満ではその効果が十分ではなく、また、多すぎる
場合は被削性、熱間加工性、靭性を低下させるため、上
限を1.00%とする。
【0016】Niは、靭性を向上させるために必須の元
素である。特に高硬度の状態で使用する本発明鋼は、不
安定破壊を防止する上で、積極的に添加する。1.50
%未満ではその効果が十分ではないため、下限を1.5
0%とする。多すぎると加工性を阻害し、さらに窒化性
も阻害するため、上限を2.50%とする。
【0017】Crは、焼入性を向上させ、強度を確保す
る上で効果が大きく、さらに窒化性すなわち表面硬さを
上昇させ、硬化層の深さを増大させるためにも必須の元
素である。1.50%未満ではその効果が十分ではない
ため、下限を1.50%とする。多すぎる場合には、そ
の効果が飽和し、さらに焼入温度が上昇して経済的では
なくなるため、上限を2.50%とする。
【0018】Moは、焼入性、強度、靭性および窒化性
を向上させるために有効な元素であり、本発明鋼では積
極的に添加する。0.30%未満ではその効果が十分で
ないため、下限を0.30%とする。また、多すぎても
その効果が飽和し、経済的でなくなるため、上限を1.
00%とする。
【0019】Vは、焼戻し軟化性を向上させ、適当な添
加量では焼入性や強度、靭性を向上させ、窒化性に対し
ても、特に硬化層の深さを向上させる効果の大きな元素
である。さらに、本発明鋼ではへたり性を向上させるた
めにも、必須の元素である。0.05%未満では、その
効果が十分ではないので、下限を0.05%とする。さ
らに0.30%を超えると、その効果が飽和し、また、
焼入温度が上昇して、添加量とも合わせて経済的ではな
くなるために、上限を0.30%とする。
【0020】Alは、脱酸剤および結晶粒度コントロー
ルのために添加され、窒化性に対しても大きな役割を果
たす元素である。0.010%未満では、その効果が十
分ではないため、下限を0.010%とする。さらに、
多すぎる場合にも逆に靭性を低下させ、疲労特性に有害
なアルミナや巨大AlN析出物等の出現確率が高くな
り、疲労強度を低下させるため、上限を0.050%と
する。
【0021】Oは、鋼中に酸化物系の介在物として存在
する元素で、鋼材特性とくに疲労強度に対しては、出来
るだけ少ないほうが好ましい。10ppm以下であれば
鋼材を経済的にかつ特性としても十分なレベルの鋼材を
製造することが可能なため、上限を10ppmとする。
【0022】Nは、不可避的に鋼中に存在する元素であ
り、AlとAlNを形成して結晶粒度の微細化、ひいて
は靭性の向上に寄与する。80ppm未満ではその効果
が十分ではなく、また、150ppmを超えると、逆に
靭性の低下や鋼塊の健全性を損なうため、下限を80p
pm、上限を150ppmとする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。重量%で示す、C:0.35〜0.45
%、Si:0.50%以下、Mn:0.30〜1.00
%、Ni:1.50〜2.50%、Cr:1.50〜
2.50%、Mo:0.30〜1.00%、V:0.0
5〜0.30%、Al:0.010〜0.030%、
O:10ppm以下、N:80〜150ppmを含有
し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる鋼、ある
いは同鋼の化学成分に、さらにNb:0.03〜0.2
0%およびTi:0.03〜0.20%から選んだ1種
又は2種を含有する鋼は、通常の製鋼方法で溶製された
後、この鋳片を得て、さらに圧延ないし鍛伸により鋼材
に加工される。さらに、同鋼材を焼なましなどを施した
上で、油圧ブレーカー用ピストンなどの適用部品の粗形
状に加工した後、焼入焼戻しを実施し、さらに中間加工
後に窒化処理を行って、最終仕上げ研摩等を行って油圧
ブレーカー用ピストンなどの適用部品の最終製品に仕上
げられる。以上において、焼入れは、通常850〜90
0℃程度の温度から行われ、したがって工具鋼のような
950℃を超える高温からの焼入れは不要であるので経
済的である。さらに、焼戻しは、窒化温度と目標とする
硬さレベルにより設定され、耐へたり性を確保するため
に心部の硬度400HV以上を目標として通常550〜
600℃程度で行なう。そして窒化は、ガス窒化やその
他の方法で行い、窒化処理温度は一般に500〜570
℃程度である。
【0024】
【表1】
【0025】
【実施例】本発明鋼の特性を実施例を用いて説明する。
表1に示す化学成分を100kgVIMにより溶製して
供試材とした。ここで、発明鋼のNo.1は請求項1に
係る発明の鋼であり、発明鋼のNo.2あるいはNo.
3は請求項2に係る発明の鋼である。一方、比較鋼のN
o.4、No.5、No.6は、それぞれSCM44
0、SNCM439、SACM645である。
【0026】これらの本発明鋼および比較鋼の供試材
は、それぞれ焼入温度860℃で焼入れ、600℃で焼
戻した後、500℃×20h+530℃×40hのガス
二段窒化法により窒化処理した。供試材からはそれぞれ
試験片を得て、焼入焼戻し材の硬さおよび窒化処理材の
硬さを測定した。さらに母材および窒化材の衝撃値をシ
ャルピー2mmUノッチ試験片により測定し、窒化前後
の衝撃値を比較することにより靱性の指標とした。ま
た、図1に示す形状の窒化試験片を用いて、打撃エネル
ギー20kg・cmで松村式衝撃疲労試験により衝撃疲
労特性を、さらに図2に示す形状のφ8mm切欠き試験
片による小野式回転曲げ疲労試験での107疲労限によ
り回転曲げ疲労特性をそれぞれ求めた。
【0027】表2に本発明鋼と比較鋼を対比して窒化
性、耐へたり性、靱性および疲労特性を示す。本発明の
心部の硬さはいずれも400HVを超え、耐へたり性に
優れ、窒化後の表面硬さも700HVを超え、その有効
硬化層の深さも0.40mmと深く、窒化性にも優れて
いることがわかる。また、本発明鋼は、窒化による衝撃
値の低下が少なく靱性に優れており、衝撃疲労および回
転曲げ疲労特性においても優れている。
【0028】
【表2】
【0029】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の窒化用鋼
は、心部の硬さが400HV以上で十分な耐へたり性を
有し、かつ窒化処理後の表面硬さも700HV以上でか
つ表面硬化層深さも深く優れた耐摩耗性を有し、さらに
衝撃疲労強度、回転疲労曲げ疲労限も高く、衝撃的な繰
り返し高負荷によるへたりや亀裂発生および伝搬性など
の破壊特性に優れた高強度高靱性の機械部品用鋼であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】松村式衝撃疲労試験片を示す図である。
【図2】(a)は小野式回転曲げ疲労試験片(切欠)を
示す図で、(b)は(a)のA部拡大図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、C:0.35〜0.45%、
    Si:0.50%以下、Mn:0.30〜1.00%、
    Ni:1.50〜2.50%、Cr:1.50〜2.5
    0%、Mo:0.30〜1.00%、V:0.05〜
    0.30%、Al:0.010〜0.030%、O:1
    0ppm以下、N:80〜150ppmを含有し、残部
    はFeおよび不可避的不純物からなり、焼入焼戻し後の
    窒化処理による700HV以上の高い表面硬さと深い硬
    化深さを有することを特徴とする耐へたり性および耐衝
    撃疲労性に優れた高強度高靭性の機械部品用窒化用鋼。
  2. 【請求項2】 重量%で、C:0.35〜0.45%、
    Si:0.50%以下、Mn:0.30〜1.00%、
    Ni:1.50〜2.50%、Cr:1.50〜2.5
    0%、Mo:0.30〜1.00%、V:0.05〜
    0.30%、Al:0.010〜0.030%、O:1
    0ppm以下、N:80〜150ppmを含有し、さら
    にNb:0.03〜0.20%およびTi:0.03〜
    0.20%から選んだ1種又は2種を含有し、残部はF
    eおよび不可避的不純物からなり、焼入焼戻し後の窒化
    処理による700HV以上の高い表面硬さと深い硬化深
    さを有することを特徴とする耐へたり性および耐衝撃疲
    労性に優れた高強度高靭性の機械部品用窒化用鋼。
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