JP2001081186A - ケトン基を有する重合体、その製造方法、ビルダ−および洗剤組成物 - Google Patents

ケトン基を有する重合体、その製造方法、ビルダ−および洗剤組成物

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JP2001081186A
JP2001081186A JP25539999A JP25539999A JP2001081186A JP 2001081186 A JP2001081186 A JP 2001081186A JP 25539999 A JP25539999 A JP 25539999A JP 25539999 A JP25539999 A JP 25539999A JP 2001081186 A JP2001081186 A JP 2001081186A
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mol
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Shigeru Matsuo
松尾  茂
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キレ−ト能力と生分解性に富んだケトン基
を有する重合体、その製造方法、当該重合体からなるビ
ルダ−および当該ビルダ−を含有した洗剤組成物を提供
すること。 【解決手段】アクリル酸系単位、ケトン基およびマレイ
ン酸系単位からなる重合体、ラジカル発生剤の存在下、
アクリル酸系化合物、マレイン酸系化合物とおよびホル
ムアルデヒドを反応させることからなる当該重合体の製
造方法、当該重合体からなるビルダ−および当該ビルダ
−を含有する洗剤組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケトン基を有する
重合体、その製造方法、ビルダ−および洗剤組成物に関
し、さらに詳しくは、キレ−ト能力と生分解性に富んだ
ケトン基を有する重合体、その製造方法、当該重合体か
らなる濃厚液体洗剤にも溶解し得るビルダ−および当該
ビルダ−を含有する洗剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】界面活性剤を主成分とする洗剤において
は、界面活性剤の補助成分としてビルダーが配合され、
洗浄能力を高めることが行われる。このビルダーとして
は、これまでに、ナトリウムもしくはカリウムの炭酸
塩、炭酸水素塩、燐酸塩、ポリ燐酸塩またはゼオライト
等の無機化合物、ポリアクリル酸、ポリマレイン酸、ポ
リイタコン酸等の有機化合物が知られている。
【0003】これらビルダーの中でも、洗浄効果、経済
性および作業性等の面から、上記無機化合物が多用され
ているが、燐酸塩やポリ燐酸塩は、湖沼や河川の栄養富
化の原因となり、ゼオライトは、自然界に堆積するな
ど、環境保護の上から問題を有していた。また、ポリア
クリル酸等の有機化合物は、ビルダーとして要求される
キレート能力(カルシウムイオン捕捉能)において、満
足すべきレベルに達していないものであった。
【0004】ところで、液体洗剤は一般に粉末洗剤に比
べ、水への溶解性に優れ、汚染部に直接塗布できる等の
利点を有し、全自動洗濯機に好適に用いられるためにそ
の需要が大きい洗剤である。しかし、液体洗剤には粉末
洗剤にはない相分離や沈殿濁りといった安定性の問題が
あり、この問題を解消するために、界面活性剤の種類と
その組合せを選択したり、アルカリ剤の種類と量、水分
量等を制御する必要があった。
【0005】特に、ゼオライトのような水不溶性物質を
ビルダ−として使用した場合、液体洗剤の安定性はさら
に阻害されることとなっていた。この液体洗剤の安定性
を向上させるために、これまでに、p−トルエンスルホ
ン塩等のハイドロトロ−プ剤やエチレングリコ−ル、プ
ロピレングリコ−ルまたはエタノ−ル等の溶媒を配合す
ることが提案されているが、粉末洗剤に比して、十分な
量のビルダ−を配合することは困難であった。
【0006】さらに最近、界面活性剤の濃度を上げた濃
厚液体洗剤が出現しているが、この濃厚液体洗剤は従来
に増して十分な量のビルダ−の配合を困難なものとして
いるのが現状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点を克服し、キレ−ト能力と生分解性に
富んだ化合物としての重合体、その製造方法、当該重合
体からなる濃厚液体洗剤にも溶解し得るビルダ−および
当該ビルダ−を含有する洗剤組成物、特に安定的液体洗
剤組成物を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するため、化合物として特定の重合体に着目し鋭意
検討を重ねた結果、ケトン基を有するアクリル酸系重合
体によって上記目的が達成できるということを見出し、
この知見に基づいて本発明を完成するに到った。
【0009】すなわち、本発明は、 1.式(1)
【0010】
【化6】
【0011】(式中、Rは水素またはメチル基を示し、
Mは水素、アルカリ金属またはアンモニウム基を示
す。)で表されるアクリル酸系単位、式(2)
【0012】
【化7】
【0013】で表されるケトン基単位、および式(3)
【0014】
【化8】
【0015】(式中、Mは水素、アルカリ金属またはア
ンモニウム基を示す。)で表されるマレイン酸系単位を
構成単位とする重合体であって、アクリル酸系単位が
0.1〜0.9モル、ケトン基単位が0.05〜0.5
モルおよびマレイン酸系単位が0〜0.5モル(ただ
し、これら二者または三者の単位の合計を1モルとす
る。)であることを特徴とする重合体 2.ラジカル発生剤の存在下、式(4)
【0016】
【化9】
【0017】(式中、Rは水素またはメチル基を示し、
Mは水素、アルカリ金属またはアンモニウム基を示
す。)で表されるアクリル酸系化合物所望により、式
(5)
【0018】
【化10】
【0019】(式中、Mは水素、アルカリ金属またはア
ンモニウム基を示す。)で表されるマレイン系化合物
と、ホルムアルデヒドとを反応させることを特徴とする
上記1に記載の重合体の製造方法 3.上記1に記載の重合体からなることを特徴とするビ
ルダ−および 4.上記3に記載のビルダ−を含有することを特徴とす
る洗剤組成物を提供するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】本願における第1の発明は、式
(1)
【0021】
【化11】
【0022】(式中、Rは水素またはメチル基を示し、
Mは水素、アルカリ金属またはアンモニウム基を示
す。)で表されるアクリル酸系単位、式(2)
【0023】
【化12】
【0024】で表されるケトン基単位、および式(3)
【0025】
【化13】
【0026】(式中、Mは水素、アルカリ金属またはア
ンモニウム基を示す。)で表されるマレイン酸系単位を
構成単位とする重合体であって、アクリル酸系単位が
0.1〜0.9モル、ケトン基単位が0.05〜0.5
モルおよびマレイン酸系単位が0〜0.5モル(ただ
し、これら二者または三者の単位の合計を1モルとす
る。)であることを特徴とする重合体である。
【0027】アルカリ金属としては、リチウム、ナトリ
ウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、フランシウム
が挙げられるが、ナトリウム、カリウムは好ましいアル
カリ金属である。この重合体の構成単位の割合として
は、通常、アクリル酸系単位が0.1〜0.9モル、ケ
トン基単位が0.05〜0.5モルおよびマレイン酸単
位が0〜0.5モルであり、好ましくは、アクリル酸系
単位が0.3〜0.4モル、ケトン基単位が0.2〜
0.4モル、およびマレイン酸系単位が0.3〜0.4
モルである。
【0028】この場合、二者または三者の単位の合計を
1モルとする。すなわち、この重合体においては、アク
リル酸系単位とケトン基単位は必須の構成単位である
が、マレイン酸系単位は所望の構成単位となる。構成単
位の割合が、上記範囲を逸脱したものである重合体は、
キレ−ト能力や生分解性に劣るものとなることがある。
【0029】また、この重合体の分子量としては、通
常、数平均分子量が500〜1000000であり、好
ましくは、1000〜50000である。数平均分子量
が500未満では、キレ−ト能力が得られず、1000
000を超える場合は、粘度が過大に高くなり、取扱い
が困難となるので好ましくない。本願における第2の発
明は、ラジカル発生剤の存在下、式(4)
【0030】
【化14】
【0031】(式中、Rは水素またはメチル基を示し、
Mは水素、アルカリ金属またはアンモニウム基を示
す。)で表されるアクリル酸系化合物所望により、式
(5)
【0032】
【化15】
【0033】(式中、Mは水素、アルカリ金属またはア
ンモニウム基を示す。)で表されるマレイン酸系化合物
と、ホルムアルデヒドとを反応させることを特徴とする
第1の発明に係る重合体の製造方法である。上記式
(4)および(5)におけるアルカリ金属としては、リ
チウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウムが挙げられ
るが、ナトリウム、カリウムは好ましいアルカリ金属で
ある。
【0034】本発明において使用するラジカル発生剤と
しては、過酸化水素、フェントン試薬(過酸化水素と
鉄、銅、亜鉛、コバルト、バナジウム等の金属イオンと
の混合物)、過酸化水素と還元糖、アスコルビン酸等の
還元剤との混合物、アゾビスイソブチロニトリル、2,
2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)2塩酸塩、
2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミド)2
塩酸塩、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンア
ミドキシム)、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロ
ニトリル)等のアゾ化合物を挙げることができ、中でも
過酸化水素、フェントン試薬、過酸化水素と還元剤との
混合物が好適である。
【0035】上記のラジカル発生剤は、全モノマ−に対
し、通常は、1〜30重量%、好ましくは、2〜20重
量%使用される。ラジカル発生剤が1重量%未満では、
未反応モノマ−が多くなることがあり、30重量%を超
えたとしても増量の効果は期待できず、経済的にも好ま
しいことではない。
【0036】この重合反応に当たっては、通常は、溶媒
として水が用いられ、アクリル酸、所望によりマレイン
酸の塩を水に溶解し、この水溶液にホルムアルデヒドを
加え、昇温してラジカル発生剤を添加しながら重合反応
が実施される。ホルムアルデヒドは、通常、使用する全
モノマ−に対し、通常は、5〜50モル%、好ましく
は、20〜40モル%使用される。
【0037】ホルムアルデヒドの使用量が、5モル%未
満では、生分解性に劣る重合体となり、50モル%を超
えると、キレ−ト能力に劣る重合体となることがあるの
で望ましくない。重合反応温度は、用いるラジカル発生
剤の種類によって一律ではないが、通常は、30〜12
0°C、好ましくは、70〜100°Cである。
【0038】温度が30°C未満では、反応が遅く、1
20°Cを超えると、ホルムアルデヒドが分解すること
があるのでで望ましくない。反応時間としては、通常
は、1〜12時間、好ましくは、3〜10時間が採用さ
れる。時間が、1時間未満では、反応が不十分となり、
12時間を超えると、重合体に着色を生じることがあ
る。
【0039】本願における第3の発明は、第1の発明に
係る重合体からなることを特徴とするビルダ−である。
界面活性剤を主成分とする洗剤においては、界面活性剤
の補助成分としてビルダーが配合され、洗浄能力を高め
ることが行われている。このビルダーは、ビルダーとし
ての性能、特にキレート能力(カルシウムイオン捕捉
能)に優れたものであると同時に、洗浄効果、経済性、
作業性にも優れ、また、湖沼や河川の富栄養化の原因と
ならないビルダーの開発が望まれている。
【0040】さらには、環境保護の面から重要性の高い
生分解性に富み、自然界に長期間残存することのないビ
ルダーの開発も緊急課題である。本願における第3の発
明によれば、キレ−ト能力と生分解性に富み、しかも濃
厚液体洗剤にも溶解し得るビルダ−が提供される。本願
における第4の発明は、第3の発明に係るビルダ−を含
有することを特徴する洗剤組成物である。
【0041】この洗剤組成物は、ビルダーに界面活性
剤、所望により他の成分を配合してなるものである。界
面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性
界面活性剤、非イオン性界面活性剤または両性界面活性
剤が使用される。陰イオン性界面活性剤としては、例え
ば脂肪酸石ケン、アルキルエーテルカルボン酸塩、N−
アシルアミノ酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ア
ルキルナフタレンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハ
ク酸エステル塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級ア
ルコール硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸塩、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、脂
肪酸アルキロールアミドの硫酸エステル塩、アルキルエ
ーテルリン酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩等
が挙げられる。
【0042】また、陽イオン性界面活性剤としては、脂
肪族アミン塩、脂肪族四級アンモニウム塩、ベンザルコ
ニウム塩、塩化ベンゼトニウム、ピリジニウム塩、イミ
ダゾリニウム塩等が好適である。さらに、非イオン性界
面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマ
ー、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
トール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸
エステル、脂肪酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪
酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸アルカ
ノールアミド、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリ
オキシエチレンアルキルアミン、アルキルアミンオキシ
ド等が好ましい。
【0043】そして、両性界面活性剤としては、カルボ
キシベタイン型化合物、アミノカルボン酸塩、イミダゾ
リニウムベタイン等が挙げられる。ビルダーと界面活性
剤との配合割合は、洗剤組成物全量に対し、両者共10
〜40重量%とすることが好ましく、残部の20〜80
重量%として、他の成分を適宜配合して洗剤組成物が調
製される。
【0044】この他の成分としては、たとえば、洗剤組
成物の安定性および洗浄力を損なわない限り、ポリエチ
レングリコ−ル、カルボキシメチルセルロ−ス等の高分
子化合物からなる分散剤、ポリビニルピロリドン等の色
移り防止剤、クエン酸、ジグリコ−ル酸、燐酸等の金属
捕捉剤、アルカリ炭酸塩、アルカリ金属珪酸塩、アルカ
ノ−ルアミン等のアルカリ剤、プロテア−ゼ、セルラ−
ゼ、リパ−ゼ等の酵素、塩化カルシウム、蟻酸、ホウ酸
等の酵素安定剤、シリコ−ン等の消泡剤、ベンゼンスル
ホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等のアルキルベン
ゼンスルホン酸塩からなる流動性改良剤、固結防止剤、
ポリプロピレングリコ−ル、ポリエチレングリコ−ル等
のグリコ−ルからなる増粘剤、低級アルコ−ル、安息香
酸、尿素等の可溶化剤、ブチルヒドロキシトルエン、ジ
スチレン化クレゾ−ル、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素
ナトリウム等の酸化防止剤、蛍光染料、香料、抗菌防腐
剤等を配合することができる。
【0045】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれら実施例になんら限定さ
れるものではない。
【0046】実施例1 撹拌装置、熱電対および還流冷却器を備えた500ml
のセパラブルフラスコに、無水マレイン酸98.0g、
水酸化ナトリウム40g、水50gおよび塩化第一鉄4
水和塩100mgを採取し撹拌した。ついで、アクリル
酸72.0gと38%ホルムアルデヒド水溶液78.9
gとの混合溶液と、水酸化ナトリウム40gを含む水溶
液と60%過酸化水素水84.9gを、100°Cで撹
拌しながら、8時間に亘ってそれぞれ滴下した。滴下終
了後、さらに1時間、加熱撹拌した。重合反応終了後、
凍結乾燥して白色固体の重合体を得た。
【0047】得られた重合体は、次のとおりであった。 収量:262g(収率:100%) 数平均分子量:2680 重量平均分子量:7580 カルシウム捕捉能:250mg/g (重合体20mgを、内容積200mlのビ−カ−に採
り、これに塩化カルシウム、塩化カリウムおよびアンモ
ニアを含むカルシウムイオン濃度40ppmの水溶液1
00gを添加して重合体水溶液を調製し、カルシウム電
極を用いて、重合体の水溶液中の二価カルシウムイオン
濃度を測定して、この重合体1gによっ て捕捉される
炭酸カルシウムに換算し、カルシウムイオン捕捉能を求
めた。以下、同じである。) 生分解率:80% (内容積1000mlのガラスシリンダ−に、重合体1
00mg、活性汚泥1000mgおよびJISK695
0に記載の塩を含有する水溶液200mlを採り、散気
管によって空気を28日間、吹き込み続けて、その後、
エチレンジアミン4ナトリウム塩400mgを加え、そ
の水溶液部分を凍結乾燥してGPCにより、分解前後の
ピ−ク面積に基づいて生分解率を求めた。以下、同じで
ある。) この重合体の同定は、核磁気共鳴スペクトル(13C−N
MR)の測定と元素分析によって行った。
【0048】NMRチャ−トを図1に示す。図1のNM
Rチャ−トにおいて、182〜187ppmにカルボキ
シル基に由来する吸収、180ppmにカルボニル基に
由来する吸収、45〜60ppmにカルボキシル基の結
合したメチン炭素に由来する吸収、36〜45ppmに
カルボキシル基の結合したメチレン炭素に由来する吸収
が確認された。
【0049】このNMRチャ−トと元素分析により、重
合体は、式(6)
【0050】
【化16】
【0051】式(2)
【0052】
【化17】
【0053】および式(7)
【0054】
【化18】 を構成単位とし、(6)のモル分率が0.33、(2)
のモル分率が0.33、(7)のモル分率が0.33で
あることが判明した。
【0055】実施例2 撹拌装置、熱電対および還流冷却器を備えた500ml
のセパラブルフラスコに、無水マレイン酸98.0g、
アクリル酸72.0g、水酸化ナトリウム80g、水5
0gおよび塩化第一鉄4水和塩100mgを採取し撹拌
した。
【0056】20分後、38%ホルムアルデヒド水溶液
31.6gを入れ、室温で30分間撹拌した後、100
°Cに昇温し撹拌しながら、60%過酸化水素水56.
6gを8時間に亘って滴下した。滴下終了後、さらに1
時間、加熱撹拌し、以下、実施例1と同様にして重合体
を得た。
【0057】得られた重合体は、次のとおりであった。 収量:244.5g(収率:100%) 数平均分子量:2880 重量平均分子量:5700 カルシウム捕捉能:296mg/g 生分解率:46% 核磁気共鳴スペクトル(13C−NMR)の測定と元素分
析により、重合体は、式(6)
【0058】
【化19】
【0059】式(2)
【0060】
【化20】
【0061】および式(7)
【0062】
【化21】
【0063】を構成単位とし、(6)のモル分率が0.
42、(2)のモル分率が0.16、(7のモル分率が
0.42であることが判明した。 実施例3 38%ホルムアルデヒド水溶液を118.4g、60%
過酸化水素水を113.2gとした以外は、実施例1と
同様にして実施した。
【0064】得られた重合体は、次のとおりであった。 収量:277g(収率:100%) 数平均分子量:1230 重量平均分子量:4140 カルシウム捕捉能:190mg/g 生分解率:85% 核磁気共鳴スペクトル(13C−NMR)の測定と元素分
析により、重合体は、式(6)
【0065】
【化22】
【0066】式(2)
【0067】
【化23】
【0068】および式(7)
【0069】
【化24】 を構成単位とし、(6)のモル分率が0.28、(2)
のモル分率が0.44、(7)のモル分率が0.28で
あることが判明した。
【0070】実施例4 38%ホルムアルデヒド水溶液を157.8g、60%
過酸化水素水を141.5gとした以外は、実施例1と
同様にして実施した。
【0071】得られた重合体は、次のとおりであった。 収量:292g(収率:100%) 数平均分子量:1100 重量平均分子量:6360 カルシウム捕捉能:145mg/g 生分解率:85% 核磁気共鳴スペクトル(13C−NMR)の測定と元素分
析により、重合体は、式(6)
【0072】
【化25】
【0073】式(2)
【0074】
【化26】
【0075】および式(7)
【0076】
【化27】 を構成単位とし、(6)のモル分率が0.25、(2)
のモル分率が0.50、(7)のモル分率が0.25で
あることが判明した。
【0077】実施例5 撹拌装置、熱電対および還流冷却器を備えた500ml
のセパラブルフラスコに、アクリル酸72.0g、水酸
化ナトリウム40.0g、38%ホルムアルデヒド水溶
液39.5gおよび水30gを採取し撹拌した。
【0078】ついで、100°Cに昇温し撹拌しなが
ら、60%過酸化水素水28.3gをを8時間に亘って
滴下し、以下、実施例1と同様にして重合体を得た。得
られた重合体は、次のとおりであった。 収量:105.7g(収率:97%) 数平均分子量:23800 重量平均分子量:197200 カルシウム捕捉能:140mg/g 生分解率:55% 核磁気共鳴スペクトル(13C−NMR)の測定と元素分
析により、重合体は、式(6)
【0079】
【化28】
【0080】式(2)
【0081】
【化29】 を構成単位とし、(6)のモル分率が0.67、(2)
のモル分率が0.33であることが判明した。
【0082】実施例6 実施例1により得られた重合体を含有する下記洗剤組成
物を調製した。 ビルダ− 実施例1により得られた重合体 20wt% 界面活性剤 アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 25wt% 界面活性剤 アルキル硫酸ナトリウム 10wt% 汚垢解膠剤 ケイ酸ナトリウム 10wt% 再汚染防止剤 ポリエチレングリコ−ル 2wt% PH調製剤 炭酸ナトリウム 15wt% 増量剤 硫酸ナトリウム 5wt% 水 13wt% この洗剤組成物の洗浄力を下記により評価した。
【0083】まず、人工汚垢として下記組成のものを調
製した。 有機汚垢成分 69.7重量部 焼成粘土 29.8重量部 カ−ボンブラック 0.5重量部 この有機汚垢成分としては、下記各物質を下記割合で含
有するものを用いた。
【0084】 ついで、この人工汚垢を用い、水溶媒湿式法にて清浄布
から汚染布を作製し、これを5×5cmに裁断して、反
射率が38〜43%のものを作製し、洗浄前の表面反射
率を測定した後、下記条件において洗浄試験を実施し
た。
【0085】 試験機 Terg-O-Tometer 回転数 120rpm 水の硬度 90ppm(CaCO3 換算) 洗液量 900ml 洗浄温度 30°C 洗浄濃度 0.067% 浴比 30倍 洗浄時間 20分間 濯ぎ時間 3分×2回 乾燥 濾紙に挟んでアイロン乾燥 つぎに、洗浄後の布の表面反射率を測定し、次式から洗
浄力を求めた。
【0086】洗浄力(%)=〔(汚染布のK/S−洗浄
布のK/S)/(汚染布のK/S−清浄布のK/S)〕
×100 〔この式において、K/S=(1−R)2 /2R(Kube
lka-Munkの式)であり、Rは、布の表面反射率を示
す。〕この洗剤組成物の洗浄力は、61%であった。
【0087】実施例7 実施例2により得られた重合体を含有する下記洗剤組成
物を調製した。 ビルダ− 実施例2により得られた重合体 20wt% 界面活性剤 アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 20wt% 界面活性剤 アルキル硫酸ナトリウム 10wt% 界面活性剤 ノニオン界面活性剤 5wt% 汚垢解膠剤 ケイ酸ナトリウム 10wt% 再汚染防止剤 ポリエチレングリコ−ル 2wt% PH調製剤 炭酸ナトリウム 15wt% 増量剤 硫酸ナトリウム 5wt% 水 13wt% この洗剤組成物の洗浄力を、実施例6と同様にして評価
した。
【0088】この洗剤組成物の洗浄力は、63%であっ
た。 実施例8 実施例3により得られた重合体を含有する下記洗剤組成
物を調製した。 ビルダ− 実施例3により得られた重合体 20wt% 界面活性剤 アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 25wt% 界面活性剤 アルキル硫酸ナトリウム 10wt% 汚垢解膠剤 ケイ酸ナトリウム 10wt% 再汚染防止剤 ポリエチレングリコ−ル 2wt% PH調製剤 炭酸ナトリウム 15wt% 増量剤 硫酸ナトリウム 5wt% 水 13wt% この洗剤組成物の洗浄力を、実施例6と同様にして評価
した。この洗剤組成物の洗浄力は、59%であった。
【0089】実施例9 実施例4により得られた重合体を含有する下記洗剤組成
物を調製した。 ビルダ− 実施例4により得られた重合体 20wt% 界面活性剤 アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 20wt% 界面活性剤 アルキル硫酸ナトリウム 10wt% 界面活性剤 ノニオン界面活性剤 5wt% 汚垢解膠剤 ケイ酸ナトリウム 10wt% 再汚染防止剤 ポリエチレングリコ−ル 2wt% PH調製剤 炭酸ナトリウム 15wt% 増量剤 硫酸ナトリウム 5wt% 水 13wt% この洗剤組成物の洗浄力を、実施例6と同様にして評価
した。
【0090】この洗剤組成物の洗浄力は、58%であっ
た。 実施例10 実施例5により得られた重合体を含有する下記洗剤組成
物を調製した。 ビルダ− 実施例1により得られた重合体 20wt% 界面活性剤 アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 25wt% 界面活性剤 アルキル硫酸ナトリウム 10wt% 汚垢解膠剤 ケイ酸ナトリウム 10wt% 再汚染防止剤 ポリエチレングリコ−ル 2wt% PH調製剤 炭酸ナトリウム 15wt% 増量剤 硫酸ナトリウム 5wt% 水 13wt% この洗剤組成物の洗浄力を、実施例6と同様にして評価
した。この洗剤組成物の洗浄力は、64%であった。
【0091】比較例1 下記洗剤組成物を調製した。 ビルダ− A型ゼオライト 20wt% 界面活性剤 アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 25wt% 界面活性剤 アルキル硫酸ナトリウム 10wt% 汚垢解膠剤 ケイ酸ナトリウム 10wt% 再汚染防止剤 ポリエチレングリコ−ル 2wt% PH調製剤 炭酸ナトリウム 15wt% 増量剤 硫酸ナトリウム 5wt% 水 13wt% この洗剤組成物の洗浄力を、実施例6と同様にして評価
した。この洗剤組成物の洗浄力は、50%であった。
【0092】比較例2 下記洗剤組成物を調製した。 ビルダ− A型ゼオライト 20wt% 界面活性剤 アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 20wt% 界面活性剤 アルキル硫酸ナトリウム 10wt% 界面活性剤 ノニオン界面活性剤 5wt% 汚垢解膠剤 ケイ酸ナトリウム 10wt% 再汚染防止剤 ポリエチレングリコ−ル 2wt% PH調製剤 炭酸ナトリウム 15wt% 増量剤 硫酸ナトリウム 5wt% 水 13wt% この洗剤組成物の洗浄力を、実施例6と同様にして評価
した。この洗剤組成物の洗浄力は、52%であった。
【0093】実施例11 撹拌装置、熱電対および還流冷却器を備えた500ml
のセパラブルフラスコに、無水マレイン酸98.0g、
アクリル酸72.0g、水酸化ナトリウム80.0g、
水50gおよび塩化第一鉄4水和塩100mgを採取し
撹拌した。
【0094】ついで、20分後、38%ホルムアルデヒ
ド水溶液79gを入れ、室温で30分間撹拌した後、1
00°Cに昇温して60%過酸化水素水56.6gを8
時間に亘って滴下した。滴下終了後、さらに1時間、加
熱撹拌した。重合反応終了後、凍結乾燥して白色固体の
重合体を得た。
【0095】得られた重合体は、次のとおりであった。 収量:306g(収率:100%) 数平均分子量:2200 重量平均分子量:23100 カルシウム捕捉能:255mg/g NMRチャ−トと元素分析により、重合体は、式(6)
【0096】
【化30】
【0097】式(2)
【0098】
【化31】
【0099】および式(7)
【0100】
【化32】 を構成単位とし、(6)のモル分率が0.33、(2)
のモル分率が0.33、(7)のモル分率が0.33で
あることが判明した。
【0101】実施例12 実施例11により得られた重合体を含有する下記洗剤組
成物を調製した。 ビルダ− 実施例11により得られた重合体 2.0wt% 界面活性剤 ポリオキシエチレンアルキルエ−テル 50.0wt% 界面活性剤 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 6.0wt% 可溶化剤 モノエタノ−ルアミン 4.0wt% 可溶化剤 エタノ−ル 3.0wt% 可溶化剤 プロピレングリコ−ル 3.0wt% 酸化防止剤 亜硫酸ナトリウム 0.1wt% 水 31.9wt% この洗剤組成物を100mlのガラス容器に採取して密
栓し、5°Cの恒温槽中に7日間静置し、安定性を評価
した(以下、同じである。)ところ、分離、沈殿、白濁
は生じなかった。また、洗浄力は62%であった。
【0102】実施例13 実施例11により得られた重合体を含有する下記洗剤組
成物を調製した。 ビルダ− 実施例11により得られた重合体 3.0wt% 界面活性剤 ポリオキシエチレンアルキルエ−テル 50.0wt% 界面活性剤 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 6.0wt% 可溶化剤 モノエタノ−ルアミン 4.0wt% 可溶化剤 エタノ−ル 3.0wt% 可溶化剤 プロピレングリコ−ル 3.0wt% 酸化防止剤 亜硫酸ナトリウム 0.1wt% 水 30.9wt% 安定性を評価したところ、分離、沈殿、白濁は生じなか
った。また、洗浄力は62%であった。
【0103】実施例14 実施例11により得られた重合体を含有する下記洗剤組
成物を調製した。 ビルダ− 実施例11により得られた重合体 3.0wt% 界面活性剤 ポリオキシエチレンアルキルエ−テル 60.0wt% 界面活性剤 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 6.0wt% 可溶化剤 モノエタノ−ルアミン 4.0wt% 可溶化剤 エタノ−ル 3.0wt% 可溶化剤 プロピレングリコ−ル 3.0wt% 酸化防止剤 亜硫酸ナトリウム 0.1wt% 水 20.9wt% 安定性を評価したところ、分離、沈殿、白濁は生じなか
った。また、洗浄力は65%であった。
【0104】比較例3 下記洗剤組成物を調製した。 ビルダ− アクリル酸−マレイン酸共重合体 3.0wt% 界面活性剤 ポリオキシエチレンアルキルエ−テル 50.0wt% 界面活性剤 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 6.0wt% 可溶化剤 モノエタノ−ルアミン 4.0wt% 可溶化剤 エタノ−ル 3.0wt% 可溶化剤 プロピレングリコ−ル 3.0wt% 酸化防止剤 亜硫酸ナトリウム 0.1wt% 水 30.9wt% 安定性を評価したところ、分離、沈殿、白濁が認められ
た。また、洗浄力は58%であった。
【0105】比較例4 下記洗剤組成物を調製した。 ビルダ− アクリル酸−マレイン酸共重合体 3.0wt% 界面活性剤 ポリオキシエチレンアルキルエ−テル 60.0wt% 界面活性剤 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 6.0wt% 可溶化剤 モノエタノ−ルアミン 4.0wt% 可溶化剤 エタノ−ル 3.0wt% 可溶化剤 プロピレングリコ−ル 3.0wt% 酸化防止剤 亜硫酸ナトリウム 0.1wt% 水 20.9wt% 安定性を評価したところ、分離、沈殿、白濁が認められ
た。また、洗浄力は60%であった。
【0106】
【発明の効果】本発明によれば、キレ−ト能力と生分解
性に富んだケトン基を有する重合体、その製造方法、当
該重合体からなる濃厚液体洗剤にも溶解し得るビルダ−
および当該ビルダ−を含有する洗剤組成物にが提供さ
れ、洗剤製造工業分野に多大の寄与をなすと共に、環境
保護に大きく貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られた化合物のNMRチャ−トで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08F 222/02 C08F 222/02 C08K 5/00 C08K 5/00 C08L 33/02 C08L 33/02 35/00 35/00 C11D 3/37 C11D 3/37 17/08 17/08 Fターム(参考) 4H003 AB19 AB27 BA12 BA13 EA12 EA15 EA16 EB32 EB36 ED02 FA03 FA04 FA07 FA16 FA35 4J002 BG011 BH021 CH022 CH052 CJ001 EG016 EH056 EN116 EP016 EU116 EV186 EV256 FD070 FD200 FD312 FD316 GB00 4J005 AB01 BB02 4J015 AA03 AA04 BA03 CA03 4J100 AJ02P AJ08Q AJ09Q AK03P AK08P AK19Q AK20Q CA04 DA01 FA03 JA60

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(1) 【化1】 (式中、Rは水素またはメチル基を示し、Mは水素、ア
    ルカリ金属またはアンモニウム基を示す。)で表される
    アクリル酸系単位、式(2) 【化2】 で表されるケトン基単位、および式(3) 【化3】 (式中、Mは水素、アルカリ金属またはアンモニウム基
    を示す。)で表されるマレイン酸系単位を構成単位とす
    る重合体であって、アクリル酸系単位が0.1〜0.9
    モル、ケトン基単位が0.05〜0.5モルおよびマレ
    イン酸系単位が0〜0.5モル(ただし、これら二者ま
    たは三者の単位の合計を1モルとする。)であることを
    特徴とする重合体。
  2. 【請求項2】数平均分子量が500〜1000000で
    ある請求項1に記載の重合体。
  3. 【請求項3】ラジカル発生剤の存在下、式(4) 【化4】 (式中、Rは水素またはメチル基を示し、Mは水素、ア
    ルカリ金属またはアンモニウム基を示す。)で表される
    アクリル酸系化合物、および所望により、式(5) 【化5】 (式中、Mは水素、アルカリ金属またはアンモニウム基
    を示す。)で表されるマレイン酸系化合物と、ホルムア
    ルデヒドとを反応させることを特徴とする請求項1に記
    載の重合体の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載の重合体からなる
    ことを特徴とするビルダ−。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のビルダ−を含有すること
    を特徴とする洗剤組成物。
  6. 【請求項6】洗剤が、液体洗剤である請求項5に記載の
    洗剤組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006193684A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Kao Corp 医療用殺菌洗浄剤組成物
JP4633482B2 (ja) * 2005-01-17 2011-02-16 花王株式会社 医療用殺菌洗浄剤組成物

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