JP2001080450A - 乗員保護装置の制御装置 - Google Patents

乗員保護装置の制御装置

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JP2001080450A
JP2001080450A JP26100699A JP26100699A JP2001080450A JP 2001080450 A JP2001080450 A JP 2001080450A JP 26100699 A JP26100699 A JP 26100699A JP 26100699 A JP26100699 A JP 26100699A JP 2001080450 A JP2001080450 A JP 2001080450A
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drive circuit
driving
drive
deceleration
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Kenji Ikegami
賢二 池上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、2つ以上のエアバッグを備えた乗
員保護装置の制御装置において、部品点数を少なくする
と共に、従来と同等の定格の駆動回路によって、共通回
路を構成することで、コストアップを避けることのでき
る乗員保護装置の制御装置を提供することにある。 【解決手段】 Gセンサ15により検出された減速度g
に基づいて、車両の衝突と判断された場合に、重量セン
サ17により検出された乗員状態に基づいて、第1駆動
回路および第2駆動回路を駆動させると共に、第1駆動
回路と第2駆動回路との駆動時間が重なる場合には、第
1駆動回路への駆動を終了してから、第2駆動回路への
駆動を行うようにCPU19により制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗員保護装置の制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗員保護装置としては、車両の加
速度(減速度)に基づいて、運転席・助手席などに設け
たエアバッグ袋を展開させて、乗員を保護するものが知
られている。
【0003】さらに、例えば助手席用にエアバッグ袋を
2つ設けておき、ダッシュボードなどに設けた近接セン
サによって乗員位置を検出しておき、車両が衝突した場
合には、検出した乗員位置に基づいて、助手席乗員がダ
ッシュボードから所定以上の距離だけ離れている場合に
は、2つのエアバッグ袋の展開時期を同時に展開させる
と共に、助手席乗員がダッシュボードから所定距離以内
の場合には、2つのエアバッグ袋の展開タイミングをず
らして展開させるという技術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
乗員保護装置にあっては、2つ以上のエアバッグ袋およ
びその駆動を制御しているので、装置を構成する部品と
して、スパイラルケーブル、ハーネス、コネクタ等を複
数有していた。特に、運転席に適用した場合には、これ
らの部品をステアリングホイール内に格納することが望
まれるが、多くの部品をステアリングホイール内に格納
することができないといった問題があった。
【0005】この解決方法の一つとして、スクイブのプ
ラス側またはマイナス側を共通に結線することにより、
回路数を低減することが考えられる。
【0006】しかしながら、この場合、2つのエアバッ
グ袋を同時に展開させるには、共通回路に従来に比べて
2倍の電流を流す必要がある。このため、共通回路をこ
の2倍の電流が流れても断線しないように、定格の高い
ものを用いなければならず、コストアップの要因となっ
てしまうことが考えられる。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、乗員保護装置の制御装置において、
部品点数を少なくすると共に、従来と同等の定格の駆動
回路によって、共通回路を構成することで、コストアッ
プを避けることのできる乗員保護装置の制御装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、少なくとも第1の保護手段と
第2の保護手段を有する乗員保護手段と、この乗員保護
手段によって車両乗員を保護する乗員保護装置を制御す
る制御手段と、を備えた乗員保護装置の制御装置におい
て、車両に加わる減速度を検出する減速度検出手段と、
前記減速度検出手段により検出された減速度に基づい
て、車両の衝突の度合いを判断する衝突判断手段と、前
記第1の保護手段を駆動させる第1の駆動回路と、この
第1の駆動回路に上流または下流が共通結線されると共
に、第2の保護手段を展開させる第2の駆動回路とを備
え、前記制御手段は、前記衝突判断手段により判断され
た車両の衝突の度合いに基づいて、前記第1の駆動回路
および第2の駆動回路を駆動させると共に、前記第1の
駆動回路と第2の駆動回路との駆動時間が重なる場合に
は、第1の駆動回路への駆動を終了してから、第2の駆
動回路への駆動を行うように制御することを要旨とす
る。
【0009】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、第1の
保護手段を駆動させる第1の駆動回路と、この第1の駆
動回路に上流または下流が共通結線されると共に、第2
の保護手段を展開させる第2の駆動回路とを備える。そ
して、判断された車両の衝突の度合いに基づいて、第1
の駆動回路および第2の駆動回路を駆動させると共に、
第1の駆動回路と第2の駆動回路との駆動時間が重なる
場合には、第1の駆動回路への駆動を終了してから、第
2の駆動回路への駆動を行うように制御することで、第
1の駆動回路と第2の駆動回路の駆動時期をずらすよう
に制御する。
【0010】この結果、従来と同等の定格の駆動回路に
よって、共通回路を構成して部品点数を少なくすること
ができ、コストアップを避けることができると共に、乗
員保護装置を構成する複数の部品(例えば、エアバッグ
袋、スパイラルケーブル、ハーネス、コネクタなど)を
例えばステアリングホイール内に格納することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施の形態に係る乗員
保護装置の制御装置のシステム構成を示す図である。
【0013】電源11,13は、それぞれCPU19、
駆動回路UD,LD1,LD2へ電源を供給する。
【0014】Gセンサ15は、車両に加わる減速度を検
出してCPU19へ出力する。
【0015】CPU19は、後述するフラグ状態を記憶
するとともに制御データを記憶する内部RAMと、制御
プログラムを記憶する内部ROM、時間を計時するタイ
マとから構成され、制御プログラムに従って装置全体を
制御する。
【0016】駆動回路UD,LD1,LD2は、CPU
19からの制御信号によってオン−オフ制御されるトラ
ンジスタを有し、オン制御時にスパイラルケーブル21
を介してデュアルステージインフレータ23内のスクイ
ブSQへ電流を流す。
【0017】なお、図1において、簡略化のために、駆
動回路UD,LD1,LD2としてトランジスタのみを
示しているが、後述するような定電流制御装置などスク
イプSQ1/SQ2の駆動に必要な回路、装置が、駆動
回路UD1,LD1,LD2には設けられている。
【0018】スクイブSQ1,SQ2は、所定電流(I
[A])で所定時間(t[msec])の通電により発
生した熱エネルギーを近傍のガス発生剤に着火する。こ
うして急激に発生したガスがエアバッグ袋を膨張させ
る。スクイブSQ1,SQ2の作動タイミングをずらす
ことにより、エアバッグ袋の膨張力を調整することがで
きる。
【0019】なお、図1は、デュアルステージインフレ
ータ23内のスクイブSQ1,SQ2の上流側を共通結
線するように構成した乗員保護装置の制御装置の適応例
である。
【0020】図1において、スクイブSQ1/SQ2に
安定した電流を供給するため、少なくとも下流側の両方
の駆動回路LD1,LD2は、展開電流を一定に保つた
めに図示しない定電流制御装置が設けられている。
【0021】駆動回路UD,LD1,LD2を見かけ上
同一タイミングで作動させる場合は、上流側駆動回路U
Dの電流値が下流側駆動回路の2倍になるのを避けるた
め、最初に、上流側駆動回路UDと下流側駆動回路LD
1とをONさせてスクイブSQ1に通電させた後に、上
流側駆動回路UDと下流側駆動回路LD2とをONさせ
てスクイブSQ2に通電させる。
【0022】次に、図2は、スクイブSQ1,SQ2の
下流側を共通結線するように構成した乗員保護装置の制
御装置の適応例である。
【0023】図2において、スクイブSQ1/SQ2に
安定した電流を供給するため、少なくとも上流側の両方
の駆動回路UD1,UD2は、展開電流を一定に保つた
めに図示しない定電流制御装置が設けられている。駆動
回路UD1,UD2,LDを見かけ上同一タイミングで
作動させる場合は、下流側駆動回路LDの電流値が上流
側駆動回路の2倍になるのを避けるため、最初に、上流
側駆動回路UD1と下流側駆動回路LDとをONさせて
スクイブSQ1に通電させた後に、上流側駆動回路UD
2と下流側駆動回路LDとをONさせてスクイブSQ2
に通電させる。
【0024】ここで、本実施の形態に係る乗員保護装置
の制御装置の動作内容の概略を説明する。
【0025】乗員保護装置は、Gセンサ15により衝突
の度合いを減速度から検出する。このGセンサ15によ
って検出された減速度の積分値ΔVと第1しきい値g1
とを比較し、減速度の積分値ΔVが第1しきい値g1以
上の場合に、デュアルステージインフレータ23の第1
スクイブSQ1を動作させるために、駆動回路UD2,
LDを所定時間駆動させる。
【0026】ここで、第1スクイブSQ1を動作させる
ために駆動回路UD2,LDを駆動させている間に、G
センサ15による減速度の積分値ΔVがしきい値g2未
満で、所定時間が経過した場合には、検出減速度gがし
きい値g2以上となった時点で、第2スクイブSQ2を
動作させるために駆動回路UD1,LDを所定時間駆動
させる。
【0027】また、第1スクイブSQ1を動作させるた
めに駆動回路UD2,LDを駆動させている間で、所定
時間経過する前に、Gセンサ15による減速度の積分値
ΔVがしきい値g2以上となった場合には、フラグをオ
ンしておき、第1スクイブSQ1への駆動時間(所定時
間)の経過を待ってから、第2スクイブSQ2を動作さ
せるために駆動回路UD1,LDを所定時間駆動させ
る。
【0028】ここで、図3,4に示すフローチャートを
参照して、図2に示す乗員保護装置の制御装置の動作内
容を詳細に説明する。なお、図1に示す乗員保護装置の
制御装置の動作は、以下の説明に準ずるために、詳細な
説明を省略する。
【0029】本フローチャートは、ステップS10〜S
50に示すスクイブの動作要否を判断するフローチャー
ト部分と、ステップS60〜S160に示す判断された
動作要否を実行するフローチャート部分からなってお
り、以下説明を行う。
【0030】本フローチャートは、図1に図示しないイ
グニッションスイッチがオンされることで、電源11か
らCPU19へ電力が供給されて、スタートする。
【0031】ステップS10において、フラグFLG_
FIRE(SQ2)が0であるかどうかを判断し、FL
G_FIRE(SQ2)が0であればステップS20
へ、FLG_FIRE(SQ2)が0でなければステッ
プS60へ進む。このフラグFLG_FIRE(SQ
2)については後述する。
【0032】次いでステップS20において、Gセンサ
15によって検出される減速度から、この減速度の積分
値ΔVを演算する。
【0033】次いでステップS30において、第1スク
イブSQ1の動作要否を判断するために、ステップS2
0で演算した減速度の積分値ΔVと予め定めされた第1
のしきい値g1とを比較し、減速度の積分値ΔVが第1
しきい値g1以上となった場合には、ステップS40へ
進み、そうでない場合にはステップS10へ戻り、ステ
ップS10〜S30の処理を繰り返す。
【0034】ステップS40では、第2スクイブSQ2
の動作要否を判断するために、ステップS20で演算し
た減速度の積分値ΔVと予め定められた第2のしきい値
g2とを比較し、減速度の積分値ΔVが第2しきい値g
2以上となった場合には、ステップS50へ進み、そう
でない場合にはステップS60へ進む。
【0035】ステップS50では、ステップS40によ
って減速度の積分値ΔVが第2しきい値g2以上となっ
たことより、第2スクイブSQ2の動作要求が出された
ことを示すフラグFLG_FIRE(SQ2)をセット
する。
【0036】次にステップS60にて、スクイブSQ2
を動作させるために、第1スクイブの駆動回路UD2,
LDの駆動が完了しているかどうかを示すフラグFLG
_FIRED(SQ1)が0かどうかを判断する。第1
スクイブSQ1の駆動が完了していない場合(フラグF
LG_FIRED(SQ1)が0の場合)にはステップ
S70へ進み、第1スクイブSQ1の駆動が完了してい
る場合(フラグFLG_FIRED(SQ1)が1の場
合)にはステップS110へ進む。
【0037】次いでステップS70において、第1スク
イブSQ1を動作させる駆動回路UD2,LDを駆動さ
せているが(駆動回路へ通電中か)どうかを示すフラグ
FLG_TR(SQ1)が0かどうかを判断する。ここ
で、FLG_TR(SQ1)=0、すなわち駆動回路へ
通電を行っていない場合にはステップS80へ進み、F
LG_TR(SQ1)=1、すなわち駆動回路へ通電を
行っている場合にはステップS90へ進む。
【0038】次いでステップS80では、スクイブSQ
1への駆動時間を計測するためにタイマをスタートさ
せ、スクイブSQ1の駆動回路UD2,LDに通電を開
始し、その通電中であることを示すフラグFLG_TR
(SQ1)を1にセットする。
【0039】ステップS90においては、ステップS8
0で計測を開始したタイマが所定時間T1[msec]
経過したかを判断し、所定時間経過した場合には、ステ
ップS100へ進み、そうでない場合はステップS11
0へ進む。
【0040】ステップS100では、ステップS80で
スタートさせたタイマをリセットすると共に、スクイブ
SQ1への駆動回路UD2,LDへの通電を終了し、そ
の通電を示すフラグFLG_TR(SQ1)を0にし、
スクイブSQ1を動作させたことを示すフラグFLG_
FIRED(SQ1)を1として、ステップS110へ
進む。
【0041】ステップS110では、ステップS50で
設定される第2スクイブSQ2への動作要求フラグFL
G_FIRE(SQ2)が1かどうかを判断し、フラグ
FLG_FIRE(SQ2)が0の場合には、ステップ
S10へ戻り、フラグFLG_FIRE(SQ2)が1
の場合には、ステップS120へ進む。
【0042】ステップS120では、第1スクイブSQ
1の動作を行うための駆動回路UD2,LDへの通電が
終了したかどうかを判断するために、フラグFLG_T
R(SQ1)が0かどうかを判断する。フラグFLG_
TR(SQ1)が0の場合には、ステップS130へと
進み、フラグFLG_TR(SQ1)が1の場合にはス
テップS10へ戻る。
【0043】ステップS130では、スクイブSQ2を
動作させるための駆動回路UD1,LDが駆動されてい
るかどうかを示すフラグFLG_TR(SQ2)が0か
どうかを判断する。フラグFLG_TR(SQ2)が0
の場合には、ステップS140へ進み、フラグFLG_
TR(SQ2)が0でない場合には、ステップS150
へ進む。
【0044】ステップS140では、スクイブSQ2へ
の駆動時間を計測するためにタイマをスタートさせ、ス
クイブSQ2の駆動回路UD1,LDに通電を開始し、
その通電中であることを示すフラグFLG_TR(SQ
2)を1にセットする。
【0045】ステップS150では、ステップS140
でスタートさせたタイマが所定時間T2[msec]経
過したかを判断し、所定時間経過した場合には、ステッ
プS160へ進み、そうでない場合にはステップS10
へ戻る。
【0046】ステップS160では、ステップS140
でスタートさせたタイマをリセットすると共に、スクイ
ブSQ2への駆動回路UD1,LDへの通電を終了し、
その通電を示すフラグFLG_TR(SQ2)を0にし
て、ステップS10へ戻る。
【0047】このように図3,4に示されたフローチャ
ートは、車両が衝突した場合に基づいて説明すると以下
のようになる。
【0048】イグニッションスイッチの投入に伴い、電
源11が入り、CPU19のプログラム(フローチャー
ト)が動作する。現時点では衝突は起こっていないもの
とすると、ステップS20で演算する減速度の積分値は
しきい値g1以上ではないために、ステップS30でN
Oとおなり、ステップS10へ戻る。その後、車両が衝
突して、ステップS30で積分値ΔVが第1スクイブS
Q1を動作させる第1しきい値g1以上となった場合に
は、ステップS40に進み、積分値が第2スクイブSQ
2を動作させる第2しきい値g2以上となったかどうか
を判断する。今回、積分値が第1しきい値以上で第2し
きい値未満である衝突であるとすると、ステップS40
でNOとなり、ステップS60に進む。ステップS60
で、フラグFLG_FIRED(SQ1)=0であるの
でステップS70に進み、ステップS70でフラグFL
G_TR(SQ1)=0であるので、ステップS80で
スクイブSQ1の駆動回路UD2,LDへ通電時間を計
測するためのタイマをスタートさせ、スクイブSQ1の
駆動回路UD2,LDへの通電を開始し、通電中である
ことを示すフラグFLG_TR(SQ1)を1にセット
する。次いでステップS110で、第2スクイブSQ2
への動作要求を示すフラグFLG_FIRE(SQ2)
が1かどうかを判断するが、今回はステップS40でN
Oであるので、ステップS10へ戻る。
【0049】再び、ステップS10〜S30で積分値Δ
Vと第1しきい値とを比較し、YESでステップS40
へ進み、積分値ΔVが第2しきい値以上かどうかを比較
し、まだ第1しきい値以上で第2しきい値未満であると
して、ステップS60に進む。前回と同様に、ステップ
S60では第1スクイブSQ1への通電が完了していな
いので、ステップS70に進む。ステップS70では、
駆動回路UD2,LDが通電中であるか判断し、今回は
通電中であるので、ステップS90に進む。ステップS
90で設定された時間T1以上かどうかを判断し、今回
時間が経過していないとして、ステップS110に進
み、ステップS110でNOとなり、ステップS10に
戻る。
【0050】再び、ステップS10〜S30の処理を行
い、今回は積分値ΔVが第2しきい値以上となったとす
ると、ステップS40でYESとなり、ステップS50
で第2スクイブSQ2の動作要求を示すフラグFLG_
FIRE(SQ2)を1にセットする。そして、ステッ
プS60でYESとなり、ステップS70ではNOとな
り、設定されたタイマ時間T1がまだ経過していないと
してステップS110に進む。ステップS110では、
第2スクイブSQ2への動作要求フラグFLG_FIR
E(SQ2)がセットされているので、ステップS12
0に進むが、ステップS120で第1スクイブSQ1の
通電が完了していないのでNOとなり、ステップS10
に戻る。再び、ステップS10〜S70を繰り返し、今
回ステップS90で設定されたタイマ時間T1を経過し
たとして、ステップS100に進み、タイマをリセット
し、スクイブSQ1の駆動回路UD2,LDへの通電を
オフし、スクイブSQ1への通電中を示すフラグFLG
_TR(SQ1)をリセットし、第1スクイブの動作を
完了したことを示すフラグFLG_FIRED(SQ
1)をセットする。
【0051】次いでステップS110でYESとなり、
ステップS120で第1スクイブSQ1への動作が完了
しているので、ステップS130に進み、ステップS1
40〜S160を行う。ステップS140〜S160に
ついては、ステップS80〜S100に準ずるので、説
明を省略する。
【0052】このように、減速度の積分値ΔVが第2ス
クイブSQ2の動作要求であるしきい値g2以上となっ
た場合でも、第1スクイブSQ1の駆動回路UD2,L
Dへの通電が完了するまで、第2スクイブSQ2の駆動
回路UD1,LDへの駆動を行わないようにしたので、
第1スクイブの駆動回路UD2,LDと第2スクイブS
Q2の駆動回路UD1,LDへの駆動を同時に行わない
ようにしている。
【0053】ここで、2つのスクイブを見かけ上同時に
展開させる場合に、2つのスクイブの駆動タイミングに
ついて検討しておく。
【0054】スクイブの展開は、駆動回路を駆動させて
から、実際にインフレータの着火剤に着火し、エアバッ
グ袋が広がるまでに約30msecの時間がかかる。こ
れに対して、駆動回路への通電(トランジスタをオン)
している時間、すなわち、電流経路へ電流が流れている
時間は、3msec程度としてよい。
【0055】従って、乗員保護装置として見た場合に
は、第1スクイブSQ1の駆動が終了してエアバッグ袋
が展開中に、第2スクイブSQ2を駆動させてエアバッ
グ袋が展開する過程では、大部分の時間が重なることに
なり、エアバッグ袋に対する圧力は、この駆動タイミン
グのずれによる影響をそれほど受けずに、乗員を効果的
に保護することが可能となる。
【0056】ここで、図5,6に示すタイミングチャー
トを参照して、各スクイブSQ1,SQ2の作動タイミ
ングについて説明する。
【0057】まず、図5を参照して、減速度の積分値Δ
Vが第1しきい値g1以上の場合には、第1スクイブS
Q1を駆動させるための指令要求があると判断し、スク
イブSQ1の展開が決定された場合は直ちにスクイブS
Q1にI[A]をt[msec]間通電する。
【0058】そして、時間T[msec]後、減速度の
積分値ΔVが第2しきい値g2以上となった場合には、
第2スクイブSQ2を駆動させるための指令要求がある
と判断し、スクイブSQ2の展開が決定された場合は直
ちにスクイブSQ2にI[A]をt[msec]間通電
する。
【0059】次に、図6を参照して、スクイブSQ1,
SQ2を連続して通電する通電タイミングについて説明
する。
【0060】減速度の積分値ΔVが第1しきい値g1以
上であり、かつ、第2しきい値g2以上である場合に
は、第1スクイブSQ1、第2スクイブSQ2を駆動さ
せるための指令要求があると判断し、スクイブSQ1の
展開が決定された場合は直ちにスクイブSQ1にI
[A]をt[msec]間通電する。そして、この通電
の直後に、すなわち、スクイブSQ1への通電の完了
後、直ちにスクイブSQ2にI[A]をt[msec]
間通電することで、共通となる駆動回路LDの電流量が
倍増することを防ぐことができる。
【0061】このように、スクイブSQ1と、このスク
イブSQ1に上流または下流が共通結線されるスクイブ
SQ2を備えておくことで、従来と同等の定格のスクイ
ブによって、共通回路を構成して部品点数を少なくする
ことができ、コストアップを避けることができる。
【0062】そして、衝突と判断された場合に、検出さ
れた乗員状態に基づいて、スクイブSQ1およびスクイ
ブSQ2を駆動させると共に、スクイブSQ1とスクイ
ブSQ2との駆動時間が重なる場合には、スクイブSQ
1への駆動を終了してから、スクイブSQ2への駆動を
行うように制御することで、スクイブSQ1とスクイブ
SQ2の駆動時期をずらすように制御することができ
る。
【0063】この結果、コストアップを避けて、2つ以
上のエアバッグ袋、スパイラルケーブル、ハーネス、コ
ネクタ、駆動回路等の部品を例えばステアリングホイー
ル内に格納することができる。
【0064】また上述した実施の形態では、減速度の積
分値が第2しきい値以上となるまで第2スクイブSQ2
を駆動させないようにしたが、減速度の積分値が第1し
きい値以上となってから所定時間以内に第2しきい値を
超えない場合には、第1しきい値以上となってから所定
時間後に強制的にスクイブSQ2を駆動させるために、
駆動回路UD1,LDへ通電を行っても良い。
【0065】また上述した実施の形態では、減速度に基
づいてスクイブの駆動要否を決定するようにしたが、重
量センサや超音波センサ等を用いて、乗員の存在、位置
を検出し、この乗員の存在、位置と車両に加わる減速度
に基づいて、スクイブの駆動を制御するようにしても良
い。また、この乗員の存在、位置と車両に加わる減速度
に基づいて、スクイブの駆動を制御するようにしても良
い。
【0066】また本実施の形態は、エアバック袋が2つ
設けられているもので、1つ設けられているものでも良
いことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る乗員保護装置の制
御装置のシステム構成を示す図である。
【図2】スクイブSQ1,SQ2の下流側を共通結線す
るように構成した乗員保護装置の制御装置の適応例であ
る。
【図3】乗員保護装置の制御装置の動作内容を詳細に説
明するためのフローチャートの一部である。
【図4】乗員保護装置の制御装置の動作内容を詳細に説
明するためのフローチャートの他の一部である。
【図5】スクイブSQ1に通電した後、遅延時間Tを設
けてからスクイブSQ2を通電する通電タイミングを示
す図である。
【図6】スクイブSQ1,SQ2を連続して通電する通
電タイミングを示す図である。
【符号の説明】
11,13 電源 15 Gセンサ 19 CPU 21 スパイラルケーブル 23 デュアルステージインフレータ SQ1,SQ2 スクイブ UD,LD1,LD2 駆動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1の保護手段と第2の保護
    手段を有する乗員保護手段と、 この乗員保護手段によって車両乗員を保護する乗員保護
    装置を制御する制御手段と、を備えた乗員保護装置の制
    御装置において、 車両に加わる減速度を検出する減速度検出手段と、 前記減速度検出手段により検出された減速度に基づい
    て、車両の衝突の度合いを判断する衝突判断手段と、 前記第1の保護手段を駆動させる第1の駆動回路と、 この第1の駆動回路に上流または下流が共通結線される
    と共に、第2の保護手段を展開させる第2の駆動回路と
    を備え、 前記制御手段は、 前記衝突判断手段により判断された車両の衝突の度合い
    に基づいて、前記第1の駆動回路および第2の駆動回路
    を駆動させると共に、前記第1の駆動回路と第2の駆動
    回路との駆動時間が重なる場合には、第1の駆動回路へ
    の駆動を終了してから、第2の駆動回路への駆動を行う
    ように制御することを特徴とする乗員保護装置の制御装
    置。
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