JP2001078953A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2001078953A
JP2001078953A JP26042499A JP26042499A JP2001078953A JP 2001078953 A JP2001078953 A JP 2001078953A JP 26042499 A JP26042499 A JP 26042499A JP 26042499 A JP26042499 A JP 26042499A JP 2001078953 A JP2001078953 A JP 2001078953A
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Hirota Okada
裕太 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、洗浄用ノズルによる視野ケラレを防
いだまま、内視鏡先端部をさらに細径化して体腔内の挿
入性を向上させることができる内視鏡を提供することを
目的とする。 【解決手段】本発明は、略円柱形状をした内視鏡先端部
に、観察用レンズ32と、洗浄用ノズル33を有する内
視鏡2において、内視鏡先端部の外周部分に、観察用レ
ンズ32と洗浄用ノズル33を結ぶ線上付近に位置し、
他の外周部分の円の径より外側へ突き出す異形部46を
設けた。観察用レンズ32と洗浄用ノズル33とを結ぶ
対角線が内視鏡先端部の最大の径となるが、他の内蔵物
が配置される部分は上記異径部46の径より小さい径の
円となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡先端部の先
端構成部材に複数の内蔵物を配し、上記先端構成部材の
後端に接続された湾曲部を湾曲することにより内視鏡先
端部の向きを変えることができる内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】特願平10−23302号でも知られる
ように、従来の内視鏡は、先端部の硬質な構成部材に複
数の内蔵物を配し、その先端構成部材の後端に接続され
た湾曲部を湾曲することにより内視鏡先端部の向きを変
えることができるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡先端部の細径化
を行うには、これに組み込まれる内視鏡内蔵物の小径化
のみならず、各内蔵物間の距離を小さくする必要があ
る。また、観察用レンズの先端面を洗浄するノズルを有
する場合、上記観察用レンズに上記洗浄用ノズルを近接
させなければならない。
【0004】しかし、洗浄用ノズルと観察用ノズルを近
接させると、洗浄用ノズルが観察視野内に入ってしま
う、いわゆる視野ケラレの現象が発生してしまうので、
一定の距離以上は近づけることができない。
【0005】そこで、特願平10−23302号のもの
では、内視鏡先端部の円柱状の硬質な構成部材の円中心
を中心点として、略点対称に観察用レンズと洗浄用ノズ
ルとを配置すると共に、観察用レンズと洗浄用ノズル
が、内視鏡先端部の外周円内の最外側に位置する部材と
なるようにして、内視鏡の先端部の細径化を図ってい
る。
【0006】しかし、これだけでは、他の内蔵物との間
の間隔をできるだけ狭めるようにしても、前述の観察用
レンズと洗浄用ノズルの設置スペースの幅を直径とした
円より細径化する事ができなかった。
【0007】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、洗浄用ノズルによる視野
ケラレを防いだまま、内視鏡先端部をさらに細径化して
体腔内の挿入性を向上させることができる内視鏡を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
略円柱形状をした内視鏡の先端部に、観察用レンズと、
この観察用レンズの先端面を洗浄する洗浄用ノズルを有
する内視鏡において、内視鏡先端部の外周部分に、観察
用レンズと洗浄用ノズルを結ぶ線上付近に位置し、他の
外周部分の円の径より外側へ突き出す異形部を設けたこ
とを特徴する内視鏡である。
【0009】請求項2に係る発明は、観察用レンズと洗
浄用ノズルを内視鏡挿入軸を中心として略点対称に位置
させたことを特徴とした請求項1に記載の内視鏡であ
る。
【0010】請求項3に係る発明は、観察用レンズと洗
浄用ノズルを結ぶ線上付近に位置する異形部が、洗浄用
ノズル側に位置する内視鏡先端部の外周部分に設けたこ
とを特徴とする請求項1に記載の内視鏡である。
【0011】請求項4に係る発明は、内視鏡先端部にお
ける先端周縁角部から洗浄用ノズルの外周面にかけての
部分を連続的に連なる滑らかな形に変化する外面形状と
したことを特徴とした請求項3に記載の内視鏡である。
【0012】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>図1乃至図3を
参照して本発明の第1実施形態に係る内視鏡ついて説明
する。
【0013】(構成)図1はビデオ式内視鏡システムの
構成を概念的に示す説明図である。内視鏡システム1
は、内視鏡2、光源装置3及びビデオプロセッサ4を有
する。ビデオプロセッサ4にはモニタ5、VTRデッキ
6、ビデオプリンタ7及びビデオディスク8が接続され
ている。
【0014】上記内視鏡2は、挿入部11、操作部1
2、及びユニバーサルコード13から成り、挿入部11
は、先端部15、湾曲部16、可撓管17が、その順番
に接続されて構成されている。
【0015】上記内視鏡2のユニバーサルコード13の
コネクター18は、上記光源装置3に接続され、コネク
ター18のライトガイド管部19は、光源装置3の光源
ランプ21に集光レンズ22を介して対向する。また、
ユニバーサルコード13のコネクター18は、信号ケー
ブル23およびコネクタ24を通じてビデオプロセッサ
4に接続される。
【0016】図3で示すように、内視鏡2の先端部15
は、硬質な先端構成部材25を有してなり、この先端構
成部材25には、電気的絶縁性の先端カバー26が取り
付けられている。先端構成部材25と先端カバー26の
両者には、その両者にわたり貫通して連通する複数の孔
27が形成され、各孔27には後述する如くの、各種の
内蔵物が内嵌している。
【0017】図2で示すように、先端部15の先端面に
は、照明用レンズ31、観察用レンズ32、観察用レン
ズ32の先端外面の洗浄を行う洗浄用ノズル33、処置
具挿通管路(チャンネル)の先端開孔34が配設されて
いる。
【0018】図3で示すように、上記洗浄用ノズル33
には、観察用レンズ32の先端外表面に向けて開口した
噴出口35が設けられている。洗浄用ノズル33は、先
端構成部材25に形成した孔27を利用した通孔36を
介して、図示しないチューブ状部材にて形成された送気
送液管路に接続されている。送気送液管路は、同じく図
示しない、分岐接続部を介して、送液管路を形成するチ
ューブと、送気管路を形成するチューブに接続されてい
る。送液管路用チューブ及び送気管路用チューブは、操
作部12およびユニバーサルコード13内を経てコネク
ター18に導かれて、送液管路用チューブは図示しない
送液源に接続され、送気管路用チューブは図示しない送
気源に接続されている。
【0019】送液管路用チューブ及び送気管路用チュー
ブの途中部分は共に操作部12に設けられた送気送液切
換え弁の送気送液シリンダに接続されている。そして、
術者が送気送液切換え弁の操作ボタン41を操作するこ
とにより、送気送液切換え弁の切換え動作が行われ、選
択的に送液管路及び送気管路を通じて、上記洗浄用ノズ
ル33より観察用レンズ32の先端表面に向けての送液
または送気が行われるようになっている。
【0020】上記操作部12には、処置具挿通管路(チ
ャンネル)に通じる挿入口部42、処置具挿通管路(チ
ャンネル)を利用して吸引を行う吸引操作弁の操作ボタ
ン43、スイッチ操作部44および湾曲操作ノブ45な
どが設けられている。
【0021】上記挿入部11の先端部15に設けられる
観察用レンズ32と洗浄用ノズル33は、図2で示す如
く、内視鏡挿入軸を中心として、略点対称に位置して配
置されている。そして、観察用レンズ32の中心と、洗
浄用ノズル33の中心は、先端部15の略中心を通る線
Lの上に位置する関係で配置されている。上記洗浄用ノ
ズル33の噴出口35は、その線Lに沿って観察用レン
ズ32の外表面に向いている。図3は、観察用レンズ3
2の中心と、洗浄用ノズル33の中心を通る線Lに沿っ
て縦断した断面を示す図である。
【0022】また、照明用レンズ31と、処置具挿通管
路の先端開孔34も、内視鏡挿入軸を中心として、略点
対称に位置している。さらに、ここでは、照明用レンズ
31の中心と、先端開孔34の中心を通る線は、先端部
15の略中心を通り、先端部15の略中心において上記
線Lと略直交する関係で交差する。
【0023】一方、先端部15の本体は、前述した硬質
な先端構成部材25と先端カバー26とからなり、全体
として略円柱状に形成される。そして、図2で示すよう
に前方より見た際には概略的には円形をなしている。つ
まり、内視鏡挿入軸方向に垂直な断面形状は略円形とな
っている。
【0024】しかも、上記観察用レンズ32の中心と上
記洗浄用ノズル33の中心を結んだ線L上のうち、洗浄
用ノズル33側に位置する付近の先端カバー26の一側
部分を外側へ膨らませてあり、この部分を他の部分の円
の径より外側へ突き出す先端カバー異形部(異形部)4
6とした。また、この先端カバー異形部46の径(先端
部15の中心からの半径)は、内視鏡挿入方向の前方よ
り見たとき、洗浄用ノズル33以外の内蔵物を包括する
包絡円の径(半径)よりも大きい。
【0025】また、照明用レンズ31の位置する側の先
端カバー26の側部にも他の内蔵物が位置する側の先端
カバー26の側部よりも大きな径を有する異形部47が
設けられているが、上記洗浄用ノズル33側に設けられ
た先端カバー異形部46の方が、上記照明用レンズ31
の位置する側の異形部47よりも大きな径を有し、大き
く突き出している。つまり、略円筒状の先端カバー26
を形成する径のうち、上記洗浄用ノズル33が位置する
側の先端カバー異形部46の部分が最大の径を有してい
る。
【0026】しかし、ここでは、先端カバー異形部46
および他の異形部47とも、円柱状の先端部15の本体
の形状を大きく実質的に変えるものでなく、いずれも部
分的に形成されたものである。
【0027】なお、径が最大の異形部とする部分は観察
用レンズ32と洗浄用ノズル33を結んだ線上であれば
よく、本実施形態では洗浄用ノズル33が位置する側の
部分を異形としているが、これとは反対側の観察用レン
ズ32が位置する側の先端カバー26の側部に径が最大
の異形部を設けても良い。また、本実施形態では内蔵物
の個数は4つであるが、さらに多くの内蔵物があっても
良い。
【0028】図3で示す断面上では、上記先端カバー異
形部46は、内視鏡挿入軸より外側に向かって膨出する
膨出部48を形成しているが、内視鏡挿入軸方向の断面
において、上記先端カバー異形部46の角部49と、上
記洗浄用ノズル33の上面部50とは、連続的に連なる
滑らかな外面形状に変化する、いわゆるR形状が付けら
れ、各外面が滑らかにつながっている。
【0029】(作用)通常、洗浄用ノズル33を観察用
レンズ32に近接させ過ぎると、観察視野内に洗浄用ノ
ズル33の部分が入ってしまう、いわゆる視野ケラレの
現象が起きる。これを避けるには、ある程度、上記洗浄
用ノズル33と観察用レンズ32の距離を大きくとる必
要がある。
【0030】一方、内視鏡先端部15は各内蔵物を小型
化して、より細径化していく傾向にある。しかし、いく
ら各内蔵物を小型化しても、先の視野ケラレを防ぐため
に洗浄用ノズル33と観察用レンズ32の距離を、ある
程度、大きくとらなくてはならないので、内視鏡先端部
15の細径化には限界があった。
【0031】本実施形態では、洗浄用ノズル33と観察
用レンズ32を内視鏡先端部15に内視鏡挿入軸を挟ん
で略点対称の位置、つまり内視鏡先端部15を前方より
見たときに形作られる円の略直径上に上記両者が配置し
ている。そして、この直径上の内視鏡先端部15の側部
には他の部分の径よりも大きな径を有する先端カバー異
形部46を設けたため、その分、洗浄用ノズル33を外
側に配置する余裕ができる。従って、洗浄用ノズル33
と観察用レンズ32の距離を十分大きく取れ、観察用レ
ンズ32の視野内に洗浄用ノズル33が入る、いわゆる
視野ケラレの現象が起こる事が無い。
【0032】また、他の内蔵物の位置する部分の先端カ
バー26の径は、上記洗浄用ノズル33が位置する部分
の径よりも小さく、洗浄用ノズル33以外の内蔵物を包
括する径であれば良いため、全ての内蔵物を包括する径
よりも小さくて済み、結果として内視鏡先端部15の外
径を小さくできる。円の直径は円弧上の任意の2点間の
距離のうち最大である。視野ケラレを防ぐように洗浄用
ノズル33と観察用レンズ32の間隔を離すためには、
他の内蔵物が包括される円の直径より必要な距離分、先
端カバー異形部46を設ける必要があるが、先端部15
の略直径上に洗浄用ノズル33と観察用レンズ32を配
しているので、包括円からの先端カバー異形部46の径
の増分を最小で済ませる事ができる。
【0033】また、洗浄用ノズル33は通常、観察用レ
ンズ32のレンズ面に洗浄用流体を噴出するため、内視
鏡挿入軸方向においては、先端カバー26の前面より突
き出して設けられる。そのため、あまり先端カバー外周
側に位置させると、内視鏡を患者体腔内に挿入した際に
体壁に洗浄用ノズル33が接触し、体壁を損傷しやす
い。
【0034】しかし、本実施形態のように、洗浄用ノズ
ル33の位置する付近の先端カバー26には、他の内蔵
物が位置する部分より大きい径を有した異形部46と、
それに伴う膨出部48を設けてあるため、その膨出部4
8によって洗浄用ノズル33と先端カバー側部との距離
が大きくなる。このため、内視鏡挿入時に体壁に洗浄用
ノズル33が接触しづらい。また、膨らまされた先端カ
バー異形部46の側部の形状と洗浄用ノズル33上面の
形状を、滑らかにつないでいるので、洗浄用ノズル33
で体壁を傷つける事もない。
【0035】尚、ここでは、先端カバー26に異形部4
6を形成したので、洗浄用ノズル33を嵌め込む先端構
成部材25に形成した孔27を外側に寄せてその先端構
成部材25の側面に孔27の一部が開口したり側壁が薄
くなったりするようなことがあってもその部分を上記異
形部46で覆うので、支障がない。
【0036】(効果)本実施形態によれば、視野ケラレ
を起こさずに、内視鏡先端部15を細径化することがで
きる。
【0037】<第2実施形態>図4および図5を参照し
て本発明の第2実施形態に係る内視鏡ついて説明する。
【0038】(構成)図4は、上記内視鏡先端部の挿入
軸方向に沿うと共に、照明用レンズ31と観察用レンズ
32の中心に沿う部分の縦断面図である。図5は、図4
中のC−Cに沿う縦断面図である。
【0039】前述したように、先端部15の先端構成部
材25には複数の孔27が形成されており、これらの孔
27には上記照明用レンズ31や観察用レンズ32等の
内蔵物が嵌め込んで取り付けられている。図4で示すよ
うに、上記照明用レンズ31は、ライトガイド(光伝送
ファイバー)51の先端部分と共にその前端に位置して
同じ孔27内に嵌め込まれている。上記観察用レンズ3
2は後述する撮像ユニットの前端部と共にその前端に位
置して同じ孔27内に嵌め込まれている。上記洗浄用ノ
ズル33を嵌め込む孔27は、図示しない送気・送水用
チューブが接続される通孔36を形成している(図5を
参照)。また、上記処置具挿通管路(チャンネル)の先
端開孔34を形成する孔27には図示しないチャンネル
形成用チューブを接続する管53が接続されている。
【0040】図4で示すように、上記撮像ユニット54
は固体撮像素子55を有してなり、固体撮像素子55の
前方には上記観察用レンズ32に対向する撮像レンズ5
6が設けられ、固体撮像素子55の後方にはケーブル5
7が接続されている。そして、上記撮像レンズ56の後
端付近から上記ケーブル57の前端付近にかけて接着剤
58を塗布し、その上から熱収縮チューブ59で覆って
一体的な撮像ユニット54を構成している。また、上記
撮像ユニット54の後端部は、孔27から後方へ突き出
し、先端構成部材25の内腔60内に位置する。そし
て、内腔60内に封入したシール材を兼ねた接着剤61
を挿入用孔27の隙間からケーブル57の前端部分にか
けて充填し、撮像ユニット54を封止する。この封止状
態で、その撮像ユニット54は先端部15の先端構成部
材25に接着固定されている。
【0041】前述したように、先端部15の本体は、硬
質な先端構成部材25と先端カバー26とからなり、そ
して、全体として略円柱状に形成されると共に、内視鏡
挿入軸方向に垂直な断面形状は略円形となっている。し
かし、先端構成部材25において撮像ユニット54の固
体撮像素子55が位置する挿入用孔27付近の部分、つ
まり観察用レンズ32側の外周部分は上記断面形状の円
の径より大きい径を有した先端構成部材異形部65とな
っている。
【0042】上記先端構成部材異形部65は上記先端構
成部材25が上記撮像ユニット54の周囲を囲む様に、
上記先端構成部材25の側部から突き出た形状をしてお
り、これにより上記撮像ユニット54を設置した挿入用
孔27は先端構成部材25側部に開口部を有さず、周方
向に閉じられている。
【0043】上記撮像ユニット54を配置する挿入孔2
7付近の先端構成部材25の後端面は、上記固体撮像素
子55に後続するケーブル57の前端付近に位置してい
る。
【0044】また、前述のように、上記撮像ユニット5
4における撮像レンズ56からケーブル57の前端部分
にかけて充填した接着剤61で、先端構成部材25に撮
像ユニット54を一体に固定しているが、撮像ユニット
54の周辺の先端構成部材25の側部には開口部がない
ので、上記接着剤61を充填した際にもその接着剤61
が側部からはみ出すことはない。
【0045】一方、先端構成部材25の後端には、各々
が回動可能な複数の短管状の湾曲駒66からなる湾曲部
16が接続されている。
【0046】図5で示す如く、この湾曲部16の最先端
の湾曲駒66の、上記先端構成部材25との嵌合部にお
いて、湾曲駒66の一部には上記先端構成部材25の先
端構成部材異形部65と対向する位置に切り欠き部67
が設けられており、先端構成部材25と湾曲部16の湾
曲駒66とを接続した際には、上記先端構成部材異形部
65と上記切り欠き部67とが互いに嵌まり合う。上記
先端構成部材異形部65と上記切り欠き部67とが互い
に嵌まり合うが、このとき、先端構成部材25の先端構
成部材異形部65の外周面と、湾曲駒66の外周面とが
略同一面になっている。
【0047】また、湾曲部16の最先端の湾曲駒66
の、上記先端構成部材25に嵌合する部分には、先端構
成部材25に植設されたピン68が嵌まり込む係止孔6
9が形成されていて、ピン68が係止孔69に嵌まり込
むことにより上記先端構成部材25に対する最先端の湾
曲駒66の位置決めがなされている。
【0048】(作用)先端構成部材25に設けられた異
形部65により、撮像ユニット54、つまり固体撮像素
子55の周囲が硬質部材で形成された先端構成部材25
で囲まれ、さらに接着剤61にて先端構成部材25に一
体に接着固定される。そのため、内視鏡湾曲時に先端構
成部材25にかかる力は先端構成部材25で受け止めら
れて固体撮像素子55にかかる力は軽減され、上記固体
撮像素子55の破損を防ぐ事ができる。
【0049】一方、他の内蔵物が位置する外周部分の先
端構成部材25の外形状は、他の内蔵物を包括するよう
な上記異形部65より径の小さい略真円状となっている
ため、その先端構成部材25の外径を小さくでき、結果
として内視鏡先端部15を細径化することができる。
【0050】また、先端構成部材25に設けられた上記
異形部65の外周は、湾曲部16の湾曲駒66の外径と
略同一である。このため、異形部65を設けても、内視
鏡先端部15の外径は細いままで良い。
【0051】また、先端構成部材25と固体撮像素子5
5は接着剤61で一体になっているが、それ以外の内蔵
物が破損した場合は先端構成部材25から破損した内蔵
物を取り外すことにより、先端構成部材25と固体撮像
素子55を一体として再利用することができる。
【0052】(効果)本実施形態によれば、内視鏡2の
先端部15を太くせず、内蔵物の破損を防止できる。
【0053】尚、上記先端構成部材異形部65は固体撮
像素子55の挿入用孔27に限定されず、ライトガイド
51や図示しないイメージガイド等の外力により破損し
やすい内蔵物の周囲又は鉗子チャンネルチューブ等の水
漏れし易い部材の周囲に設けても良く、この部分に切り
欠き部67を嵌め合わせることで、同様に先端部15を
太くせずに内蔵物の破損を防ぐ効果を奏する。
【0054】<第3実施形態>図6を参照して本発明の
第3実施形態に係る内視鏡について説明する。本実施形
態は内視鏡先端部における固体撮像素子の固定方法に関
するものである。
【0055】(構成)図6は、内視鏡先端部の内視鏡挿
入軸方向の断面図である。内視鏡先端部は先端構成部材
25とその前面に取り付けられた先端カバー26からな
り、先端構成部材25の孔27には各々内蔵物が挿入さ
れて固定されている。内蔵物としては、例えば、図示し
ない光源装置3からの光を先端部15まで伝送するライ
トガイド51、及びそのガイド光を先端部前方に出射す
る照明用レンズ31、図示しないチャンネル形成用チュ
ーブを接続する管53(図5参照)、内視鏡前方の光を
取り入れて結像させる観察用レンズ32、上記観察用レ
ンズ32を通過した像を電気信号に変換する固体撮像素
子55、上記観察用レンズ32の前面を洗浄するための
洗浄用ノズル33及び洗浄用流体管路などがある。
【0056】図6において示すように、上記固体撮像素
子55は前方で上記観察用レンズ32を含む撮像用レン
ズ56に連結され、後方では電気信号を伝達する為の回
路基板71及びケーブル57に接続され、いわゆる撮像
ユニット54を構成している。そして、ここでの固体撮
像素子55の周囲は金属枠など硬質枠は設けられておら
ず、上記観察用レンズ32からケーブル57にかけて熱
収縮チューブ72で覆われている。熱収縮チューブ72
内には接着剤58が充填され、硬化して固体撮像素子5
5を保護するようになっている。
【0057】上記撮像ユニット54を取り付ける孔27
の後端孔部73は比較的大きな径に形成されているた
め、上記先端構成部材25に撮像ユニット54を取り付
けた際、固体撮像素子55、回路基板71、ケーブル5
7を覆う熱収縮チューブ72と後端孔部73の間の部分
には隙間74が設けられている。この隙間74のうち、
ケーブル57と後端孔部73との間の部分のみが、弾性
部材、例えばRTVシリコーンゴムなどの弾性接着剤7
5で埋められている。
【0058】(作用)この実施形態では、固体撮像素子
55、回路基板71、ケーブル57の周りには金属の保
護部材がなく、代わりに接着剤58の層と熱収縮チュー
ブ72で覆われている。熱収縮チューブ72内に充填さ
れた接着剤58は硬質化し、湾曲部16を湾曲させた際
に、内視鏡先端部に発生する固体撮像素子55にかかる
力を軽減する。
【0059】内視鏡先端部が湾曲した際には、各内蔵物
も曲げられる力を受ける。観察用レンズ32は先端構成
部材25に固定されており、固体撮像素子55、回路基
板71を含む形で観察用レンズ32からケーブル57の
先端にかけて熱収縮チューブ72及びその内部に充填さ
れた接着剤58により硬質部が形成されているため、内
視鏡先端部が湾曲させられてケーブル57に曲げの力が
発生した際に、上記硬質部と軟質性であるケーブル57
との境に大きな力がかかる。この部位において、先端構
成部材25とケーブル57の間に弾性接着剤75を設け
る事により、この力は軽減される。
【0060】また、弾性接着剤75はケーブル57の前
端と先端構成部材25との間にしか存在しないので、修
理時に固体撮像素子55や回路基板71を先端構成部材
25より引き抜く際に、大きな力を必要とせず、修理の
時間短縮、あるいは作業がし易いなどの利点がある。
【0061】(効果)固体撮像素子55の周りに金属な
どの硬質の枠がなくても、弾性接着剤75で先端構成部
材25とケーブル57の前端付近を埋める事により、内
視鏡湾曲時に固体撮像素子55、回路基板71及びケー
ブル57にかかる力を軽減し、これらの破損を防ぐ事が
できる。
【0062】また、ケーブル57の前端付近にのみ弾性
接着剤58が存在するので、固体撮像素子55や回路基
板71などを先端構成部材25より引き抜く事が簡単で
あり、修理性を損ねる事が無い。
【0063】<第4実施形態>図7及び図8を参照して
本発明の第4実施形態に係る内視鏡について説明する。
【0064】(構成)前述した第3実施形態と同様に、
撮像ユニット54の内部の固体撮像素子55の周囲は、
金属枠など硬質枠は設けられておらず、撮像用レンズ5
6からケーブル57までにかけて熱収縮チューブ72に
より覆われている。さらに熱収縮チューブ72の外周に
はコイル81が巻き付けられている。コイル81の先端
部と後端部は接着剤などで熱収縮チューブ72に強固に
固定されている。
【0065】また、撮像ユニット54の周囲を覆う部材
が、図8で示すように金属などの硬質部材の素線が編ま
れたブレード82であっても良い。このブレード82は
上記熱収縮チューブ72を覆うように設けられている。
それ以外の構成については図7のものと同様である。
【0066】(作用)コイル81やブレード82は金属
枠と異なり、撮像ユニット54の外形状に沿わせて形成
することが可能である。撮像ユニット54の周囲に金属
製のコイル81またはブレード82を撮像ユニット54
の形状に合わせて設ける事により、撮像ユニット54の
外形を金属枠などで覆われた場合よりも小さく形成でき
る。また、撮像ユニット54の内部を外部から電気的に
遮断しやすく、外部からの電磁波により撮像ユニット5
4内の電気信号が乱されたり、撮像ユニット54内で発
生した電磁波が外部機器に誤動作を与えたりすることを
防ぐことができる。
【0067】さらに、コイル81またはブレード82を
熱収縮チューブ72の周りに設けることにより、撮像ユ
ニット54を強度的に補強することができ、撮像ユニッ
ト54内の、例えば、固体撮像素子55や回路基板71
などの破損を防ぐことができる。
【0068】(効果)撮像ユニット54の形状にあわせ
てこれの外周にコイル81またはブレード82を巻き付
けることにより、より撮像ユニット54を小型化でき
る。また、撮像ユニット54を電気的に外部と遮断し易
く、外部からの力に対しても補強となり、撮像ユニット
54の破損を防ぐことができる。
【0069】<第5実施形態>図9を参照して本発明の
第5実施形態に係る内視鏡について説明する。本実施形
態は撮像ユニットの固定方法に関する実施形態を示す。
【0070】(構成)内視鏡2の先端部15には、照明
用レンズ31や、観察用レンズ32や固体撮像素子55
等を備えた撮像ユニット54が配置されている。ここで
は観察用レンズ32及び撮像用レンズ56が略筒状のレ
ンズ枠85に収納固定されている。レンズ枠85にはフ
ランジ部86が設けられており、上記撮像ユニット54
が、先端構成部材25に設けられた孔27に挿入された
際には、このフランジ部86が先端構成部材25の孔2
7に形成された段差端87に突き当たり、レンズ先端面
の位置を決定する。
【0071】通常レンズ先端面は、先端カバー26の先
端面よりわずかに前方に突出するように位置決めされ
る。上記フランジ部86後方には、このフランジ部86
より大きな径を有すフランジ状のストッパー88が取り
付けられている。このストッパー88の外径は上記フラ
ンジ部86の外径よりも大きいだけでなく、先端構成部
材25上に設けられた撮像ユニット54を嵌め込む挿入
用孔27の部分よりも大きな径となっている。また、ス
トッパー88は弾性部材で形成されており、その前側端
には内視鏡先方から後方にかけて径が大きくなるように
テーパ部89が設けられている。
【0072】(作用)先端構成部材25に設けられた撮
像ユニット54の挿入用孔27の径は、上記ストッパー
88の径より小さく作られているが、弾性部材にて形成
されているため、撮像ユニット54を挿入する際には上
記ストッパー88が変形して挿入される。この時、上記
ストッパー88の前側にはテーパ部89が設けられてい
るため、撮像ユニット54は先端構成部材25に設けら
れた挿入用孔27に容易に挿入することができる。
【0073】撮像ユニット54が先端構成部材25に挿
入された後は上記フランジ部86は自然状態、すなわち
撮像ユニット54の挿入用孔27よりも径が大きい状態
に復帰するので、撮像ユニット54が後ろ側に引っ張ら
れる状況であっても、このストッパー88により、抜け
を防止できる。通常、内視鏡先端部を湾曲させる際に
は、撮像ユニット54の後部に接続された図示しないケ
ーブル57が後方へ引っ張りの力を受け、それを受けて
上記撮像ユニット54が後方ヘ抜けようとするが、上記
ストッパー88によりこれを防止できる。
【0074】(効果)この実施形態によれば、撮像ユニ
ット54の後方への抜けの防止ができる。
【0075】本発明は前述した各実施形態のものに限定
されない。上記各実施形態の説明によれば、少なくとも
以下に列記する事項のものが得られる。
【0076】<付記> 1.複数の内蔵物を、硬質部材にて形成された先端構成
部材内に配し、上記先端構成部材の後端に接続された湾
曲部により内視鏡先端部を自由に湾曲できる内視鏡にお
いて、上記先端構成部材上の上記内蔵物の挿入孔付近
に、上記先端構成部材の側部に径方向に突出した異形部
を設け、上記先端構成部材の異形部と対向する上記湾曲
部を形成する湾曲駒の一部を切り欠いたことを特徴とし
た内視鏡。
【0077】2.固体撮像素子の挿入孔付近の先端構成
部材の側部に径方向に突出した異形部を設けたことを特
徴とした第1項に記載の内視鏡。
【0078】3.鉗子チャンネルあるいは流体管路の位
置する付近の先端構成部材の側部に径方向に突出した異
形部を設けたことを特徴とした第1項に記載の内視鏡。
【0079】4.光伝送ファイバーの位置する付近の先
端構成部材の側部に径方向に突出した異形部を設けたこ
とを特徴とした第1項に記載の内視鏡。
【0080】5.先端構成部材上に設けられた内蔵物の
挿入孔は、上記先端構成部材の側部には開口部を有しな
いことを特徴とした第1、2、3、4項に記載の内視
鏡。
【0081】6.先端構成部材の異形部の外周と、先端
構成部材と嵌合する湾曲部の先端の湾曲駒の外周とを略
同面としたことを特徴とした第1、2、3、4、5項に
記載の内視鏡。
【0082】(付記の従来例・課題)付記の発明に対す
る従来技術は、実公平3−42882号公報がある。こ
の実公平3−42882号公報のものでは、内視鏡先端
部の先端構成部材に接続される湾曲駒に切り欠きを設
け、各内蔵物の最大部を、この切り欠き部より膨出さ
せ、それにより先端構成部材と湾曲駒接続部における内
視鏡の外径を細径化することを可能にしている。
【0083】しかし、固体撮像素子やイメージガイド等
強度が弱く外部からの力により破損しやすい内蔵物や、
鉗子チャンネル等の水漏れしては困る内蔵物の周りは、
金属などの硬質部材で覆って、内視鏡湾曲時に内蔵物に
大きな力がかかることを避ける事が望ましい。内視鏡先
端部が湾曲する際の曲げの力、あるいは先端部に加わる
外部よりの衝撃力により、固体撮像素子などは破損しや
すく、流体管路などは接続部に力が加わると、そこから
水漏れが生じ易いからである。
【0084】また、先端構成部材に設けられた固体撮像
素子の挿入孔には、固体撮像素子を保護する目的から接
着剤などを充填することが望ましいが、孔の側部に切り
欠きがあると、上記接着剤を充填する際、上記切り欠き
部より外部に漏れ作業しづらい。
【0085】上記付記の目的は、固体撮像素子等の破損
しやすい内蔵物の破損を防いだり、鉗子チャンネルや流
体管路からの水漏れを防いだまま、先端構成部材と湾曲
駒接続部における内視鏡先端部の外径を細径化すること
である。
【0086】(付記の作用・効果)内視鏡の先端部を構
成する硬質の先端構成部材に設けられた固体撮像素子等
の破損し易い内蔵物、あるいは流体管路等、水漏れを防
ぐ必要のある内蔵物の挿入孔の付近のみ、上記先端構成
部材の側部を突出させて異形部としている。他の内蔵物
の位置する部分の先端構成部材は、上記異形部よりも小
さい径を有し、略真円上に形成されている。
【0087】上記固体撮像素子等、破損し易い内蔵物の
周辺は上記異形部を設けたことにより、硬質の先端構成
部材により囲まれているので、内視鏡湾曲時にそれらに
かかる力は小さくて済み、また、先端部が外部から衝撃
力を受けた際にも直接力が及ぶことが無く、上記固体撮
像素子等の強度の弱い内蔵物の破損を防げる。同様に、
流体管路などの接続部に直接力が及ぶことを避けて、こ
れらからの水漏れも防ぐことができる。また、上記異形
部を設ける事により、上記固体撮像素子等破損しやすい
内蔵物、流体管路など水漏れを防ぎたい内蔵物の周辺の
先端構成部材を切り欠くことなく、他の内蔵物の位置す
る先端構成部材の径を小さくできるので、内視鏡先端部
を細径化できる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、洗
浄用ノズルと観察用レンズを内視鏡挿入軸の中心に対し
略点対称の位置に配置し、洗浄用ノズルと観察用レンズ
を結ぶ線上の先端部の一側部を膨らませて異形にするこ
とにより、視野ケラレ等がなく、内視鏡先端部を細径化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るビデオ式内視鏡システムの
構成を概念的に示す説明図。
【図2】上記内視鏡先端部を前方より見た正面図。
【図3】上記内視鏡先端部の縦断面図。
【図4】第2実施形態に係る内視鏡先端部の縦断面図。
【図5】図4中C−C線に沿う縦断面図。
【図6】第3実施形態に係る内視鏡先端部の縦断面図。
【図7】第4実施形態に係る内視鏡先端部の縦断面図。
【図8】第4実施形態に係る他の内視鏡先端部の縦断面
図。
【図9】第5実施形態に係る内視鏡先端部の縦断面図。
【符号の説明】
2…内視鏡、15…先端部、25…先端構成部材、26
…先端カバー、31…照明用レンズ、32…観察用レン
ズ、33…洗浄用ノズル、34…先端開孔、46…先端
カバー異形部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略円柱形状をした内視鏡の先端部に、観察
    用レンズと、この観察用レンズの先端面を洗浄する洗浄
    用ノズルを有する内視鏡において、内視鏡先端部の外周
    部分に、観察用レンズと洗浄用ノズルを結ぶ線上付近に
    位置し、他の外周部分の円の径より外側へ突き出す異形
    部を設けたことを特徴とする内視鏡。
  2. 【請求項2】観察用レンズと洗浄用ノズルを内視鏡挿入
    軸を中心として略点対称に位置させたことを特徴とした
    請求項1に記載の内視鏡。
  3. 【請求項3】観察用レンズと洗浄用ノズルを結ぶ線上付
    近に位置する異形部が、洗浄用ノズル側に位置する内視
    鏡先端部の外周部分に設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の内視鏡。
  4. 【請求項4】内視鏡先端部における先端周縁角部から洗
    浄用ノズルの外周面にかけての部分を連続的に連なる滑
    らかな形に変化する外面形状としたことを特徴とした請
    求項3に記載の内視鏡。
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