JPH0554342B2 - - Google Patents

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JPH0554342B2
JPH0554342B2 JP60009358A JP935885A JPH0554342B2 JP H0554342 B2 JPH0554342 B2 JP H0554342B2 JP 60009358 A JP60009358 A JP 60009358A JP 935885 A JP935885 A JP 935885A JP H0554342 B2 JPH0554342 B2 JP H0554342B2
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JP
Japan
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ultrasonic
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suction
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Kenichi Oohara
Makoto Tanho
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Pentax Corp
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 a 技術分野 本発明は、体腔内に挿入して使用される超音波
内視鏡に取り付けられるバルーンの改良に関す
る。
b 従来技術及びその問題点 超音波内視鏡は、超音波を伝播させるために超
音波診断断中は、内視鏡の挿入部先端に設けられ
た超音波送受信走査部を体腔壁に密着させる必要
がある。
この為、従来は、超音波送受信走査部を内部に
超音波伝播媒体液を満した膨張収縮自在なバルー
ンで包囲し、このバルーンを介して超音波を体腔
壁に伝達させるようにしている。
従つて、バルーンを被検体に空気層を介在させ
ることなく密着させて超音波の減衰を少なくする
と共に、大きな接触面積で密着させて走査範囲を
大きくする必要がある。
しかしながら、従来のバルーンを第7図の実線
に示すように超音波送受信走査部に取り付けて体
腔壁に密着させようとすると、体腔壁に密着させ
ようとしても密着しない部分ができて、空気層が
介在し易くなり、この空気層での超音波の減衰に
より確実な診断が行なえない不都合が生じる惧れ
がある。
この問題を解決する手段としては、超音波送受
信走査部をバルーンの両端に形成されたシール部
のほぼ中間に位置させることが考えられるが、こ
の場合には、内視鏡の挿入部先端が長くなり、体
腔内への挿入性が落ちるという問題が残る。
また、均一肉厚で作られたバレーンにおいて
も、膨み方は均一とはいかず膨み易い部分と膨み
にくい部分とに別れる。
このため、バルーンが始めから第7図の一点鎖
線のように膨んでしまう場合には、バルーンの入
れる方向を逆にして装着しなおさなければ十分な
断層像を得られないという不都合が生じる。
c 目 的 本発明は上記事情に基いてなされたものであ
り、内視鏡の挿入部先端を長くすることなくバル
ーンを被検体に確実に広い面積で密着させること
ができるようにして、超音波による診断を確実に
行なえるようにすると共に、バルーン取り付け時
においても、バルーン装着の為の方向性をもたせ
ることにより、バルーン装着作業も能率よく行な
えるようにしようとするものである。
d 実施例の構成 以下、図面に従つて本発明の一実施例を説明す
る。
第6図は、本超音波内視鏡の全体図であり、こ
の超音波内視鏡44は長尺な管状の体腔内挿入部
43と、該挿入部43の基端に順次連設された副
操作部30、主操作部31及び接眼部33並びに
長尺な管状のライトガイドケーブル部38及び電
気ケーブル部39とから成り、該ライトガイドケ
ーブル部38と電気ケーブル部39の基端は一ま
とめにされて主操作部31の側面に接続されてお
り、中途より二又に分かれた一方のライトガイド
ケーブル部38の先端には、図示しない光源装置
に接続するためのコネクタ40が設けられてお
り、他方の電気ケーブル部39の先端には図示し
ない電源装置に接続するためのコネクタ41が設
けられている。
前記挿入部43は、その基端から順に軟性部2
9、主操作部31に設けられた弯曲部操作ノブ3
2によつて弯曲操作される弯曲28及び先端部1
とから成り、該先端部1は第4図に示すように光
フアイバー束を介して被検部位を観察するための
内視鏡部3と該内視鏡部3に連結部材5によつて
螺子結合された超音波送受信走査部2とから成
る。内視鏡部3の側面には、被検部位を観察する
ための観察窓部20が配置されており、該観察窓
部20内には、観察に必要な対物レンズ系21が
装備されていて、該対物レンズ21には光フアイ
バー等を使用したイメージガイド24の入射端が
対向させてあり、このイメージガイド24は、挿
入部23、副操作部30及び主操作部31を通つ
てその出射端は接眼部33に導びかれている。
一方、図示しない照明窓も観察窓部20近辺に
設置され、該照明窓内には照明光学系が配備さ
れ、該照明光学系には、光フアイバー等を使用し
たライトガイドの出射端が臨んでおり、該ライト
ガイドは、挿入部23、副操作部30、主操作部
31、及びライトガイドケーブル38を通つて、
ライトガイドケーブルの先端に設けられたコネク
タ40にその入射端が接続されている。
ノズル端が上記観察窓部20に臨み、該観察窓
部20の曇に等を防止するための送気ノズル22
は、送気チユーブ23に接続されており、該送気
チユーブ23は、挿入部43、副操作部30、主
操作部31及びライトガイドケーブル38を介し
てライトガイドケーブル38のコネクタ40に設
けられた接続口42に連結されている。
また、観察窓部20に付着する汚物等を洗浄す
るための送水ノズル(図示せず)も、送気ノズル
と同様に図示しない送気チユーブを介して上記接
続口42に連結れており、上記送気及び送水ノズ
ルからは、主操作部31に設けられた送気送水切
換操作部35の切換操作により空気又は水が噴射
するように構成されている。
また、上記観察窓部20の近傍には、吸引口1
9が設けられており、該吸引口19には、吸引チ
ユーブ25が接続され、該吸引チユーブ25は、
挿入部43、副操作部30を通つて主操作部31
の吸引操作部34を介して主操作部31に連結さ
れたニツプル(図示せず)に接続されており、該
ニツプルに吸引装置を連結させて吸引操作部34
を手許操作することにより吸引口19から被検体
内に溜つた不要な液体等を吸引する。
更に、内視鏡部3と超音波送受信走査部2との
間には、第4図、第5図に示す如く環状の溝が2
条14,15形成されており、該環状の溝14と
15の間の凸部は第5図に示す如く一部が切欠さ
れ、環状溝14と15とを繋ぐ連通路27が形成
されている。
また、上記環状溝14には、脱気水等の超音波
伝播媒体液をバルーン45内に供給、排出するた
めの供給口17及び排出口18が開口しており、
供給口17は供給管26に接続され、該供給管2
6は、挿入部43を通つて副操作部30に設けら
れた送液口36に連通し、この送液口36には図
示せぬ送液機構として例えば送液シリンダーが接
続される。一方、排出口18も供給痕口17と同
様に図示しない排出管に接続され、該排出管は吸
引切換装置37を介して前記吸引チユーブ25と
一体となつて前記主操作部31のニツプルに連結
され、副操作部30に設けられた吸引切換装置3
7及び吸引操作部34の操作により吸引装置の吸
引力を吸引口19から排出口18へ切り換え、こ
のとき、連通路27を介して吸引装置からの吸引
力が上記2つの環状溝に分散し効果的にバルーン
内の空気を抜くようになつている。
上記機構を備えた内視鏡部3の先端側に螺子結
合させる超音波送受信走査部2は、樹脂等から成
る超音波窓部4、該超音波窓部内に収容される超
音波振動子10及び該超音波窓部4と上記内視鏡
部3とを螺子結合させる連結部材5とから成り、
超音波窓部4と連結部材5とは該超音波窓部4の
凹部6と連結部材5の凸部7とが嵌合することに
より一体化され、嵌合部の隙間は接着剤によりシ
ールされている。また、上記螺子結合された連結
部8にはシールを兼ねた接着剤が充填され液密が
保たれている。
上記超音波窓部4内には、超音波を送信及び受
信する超音波振動子10が取り付けられた固定部
11が配置され、該固定部11には副操作部30
に設けられた駆動源によつて回転駆動される駆動
軸13の先端が連結されると共に、上記超音波振
動子10には信号線12が接続され、該信号線1
2は駆動軸13内を通つて電気ケーブル部39の
コネクタ41に接続されている。
また、超音波窓部内には、油等からなる超音波
媒体が充填されており、円盤状のシール部材16
により超音波媒体が内視鏡部3内へ流入すること
を防ぐと共に、超音波窓部4が内方向へ縮むのを
防止しており、連結部材5との嵌合性の強化をも
図つている。
更に、上記超音波送受信走査部2は着脱自在に
装着されるバルーン45で覆われており、該バル
ーン45はゴムなどの伸縮する弾性材により両端
が開放した筒状に形成され、両方の開放端周縁に
はリング状のシール部46が形成され、該シール
部46は、超音波窓部4の先端及び環状溝15の
隣りに形成された環状のバルーン取付溝9に水密
に嵌合している。また、該バルーン45の形状
は、第1図に示すように、片方の開放端近辺が、
他方の開放端近辺に比べて大きく膨らむように外
周をテーパー状に形成している。
第2図及び第3図はバルーン45の第2実施例
であり、バルーン45の外周のテーパーの度合を
変えて形成し、テーパーの大きい方が特に膨むよ
うにしたものである。
e.実施例の作用 本発明は以上のように構成される所から、超音
波内視鏡を使用して被検体を観察診断する場合に
は、超音波内視鏡44の挿入部43を体腔内に挿
入し、先端部1が目的部位に達したならば送液シ
リンダーにより供給管26をへて供給口17から
バルーン45内に脱気水等の超音波伝播媒体液を
供給するが、この時、バルーン45内に入り込む
空気は、吸引切換装置37及び吸引操作部34の
操作により排出口18を介して外部へ排出され、
バルーン45の外周は上述した如くテーパー形状
となつているので第4図の一点鎖線で示されるよ
うに体腔壁に密着し空気層を介在することなく良
好な超音波断層像が得られる。
f 効 果 以上のことから明らかなように、本発明は、バ
ルーンの形状を一方の開放端近辺に比べ他方の開
放端近辺が大きく膨むように外周をテーパー形状
にした為、超音波送受信走査部の外周にあたる部
分が大きく膨らみ、超音波を送受信する被検体の
断層像を空気層を介在することなく診断できるた
め、超音波の減衰が少ない良好な診断が行なえ
る。
また、バルーン装着時においても、バルーンの
開放端近辺の形状が違うため装着方向をまちがえ
ることがない等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る超音波内視鏡のバルーン
の一実施例を示す断面図、第2図は本発明に係る
超音波内視鏡のバルーンの第2実施例を示す断面
図、第3図は第2実施例の側面図、第4図は第1
実施例のバルーンを超音波内視鏡の先端部に装着
して超音波媒体液を満した時の該先端部の断面
図、第5図はバルーンを装着しない状態における
超音波内視鏡の先端部の平面図、第6図は超音波
内視鏡の全体図、第7図は従来のバルーンを超音
波内視鏡の先端部に装着して超音波媒体液を満し
た時の該先端部断面図である。 45…バルーン、46…シール部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 両端が開放し、両方の開放端周縁に超音波内
    視鏡のバルーン取付溝に嵌合するリング状のシー
    ル部を具備し、一方の開放端近辺に比べて他方の
    開放端近辺が大きく膨むように外周をテーパー状
    に形成したことを特徴とする超音波内視鏡に取り
    付けられるバルーン。
JP60009358A 1985-01-22 1985-01-22 超音波内視鏡に取り付けられるバル−ン Granted JPS61168338A (ja)

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