JP2001078239A - 加入者回路 - Google Patents

加入者回路

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JP2001078239A
JP2001078239A JP25373399A JP25373399A JP2001078239A JP 2001078239 A JP2001078239 A JP 2001078239A JP 25373399 A JP25373399 A JP 25373399A JP 25373399 A JP25373399 A JP 25373399A JP 2001078239 A JP2001078239 A JP 2001078239A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数回路の加入者を高収容(小型化)し、低
コストで実現できる加入者回路を提供する。 【解決手段】 1個の低耐圧LSI11を各回線ごとの
A/D5及びD/A6を含まない多重信号処理回路のみ
で構成する。これにより低耐圧LSI11の小型化及び
低コスト化を図る。又、高耐圧LSI1−1〜1−nと
低耐圧LSI11間を流れる信号はデジタル信号となる
ため各回線間のクロストークを減らすことも可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加入者回路に関し、
特に高耐圧のLSI(large scaleinte
gration)と低耐圧のLSIを使用して電子化し
た加入者回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の加入者回路の一例の構成図
である。同図を参照すると、従来のn人(nは2以上の
整数とする)の加入者を収容実現する加入者回路は、n
回線分の高耐圧LSI101−1〜101−nと、1個
の低耐圧LSI111とを含んで構成されていた。高耐
圧LSIは交換機の駆動電源(給電、呼出信号等)電圧
である−48V系で動作可能なLSIであり、そのよう
な電圧がかかる部分回路に使用される。低耐圧のLSI
はTTLレベルの+5V系の電源で動作するLSIであ
り、交換機の内部ロジック処理動作を行う部分の回路に
使用される。
【0003】そして、高耐圧LSI101−1は加入者
の電話機と接続されその電話機に電源を供給する給電回
路102と、電話機からの音声信号を給電回路102を
介して受け取り増幅する差動増幅回路103と、低耐圧
LSI111からの音声信号を受け取り給電回路102
を介して端子Tip,Ring(不図示)を駆動する駆
動回路104とを含む。この高耐圧LSI101−1は
アナログLSIで構成されている。なお、高耐圧LSI
101−nの構成も高耐圧LSI101−1と同様であ
るためその説明を省略する。
【0004】一方、低耐圧LSI111はn回線分のA
/D変換器(以下、A/Dという)112−1〜112
−nと、n回線分のD/A変換器(以下、D/Aとい
う)113−1〜113−nと、1組の多重回路11
4、分離回路115、デジタル信号処理回路116,1
17とを含む。この低耐圧LSI111はA/D変換器
112−1〜112−n及びD/A変換器113−1〜
113−nがアナログ回路で構成され、1組の多重回路
114、分離回路115、デジタル信号処理回路11
6,117がデジタル回路で構成されている。
【0005】回線1の差動増幅回路103からの音声信
号はA/D112−1にてアナログ信号からデジタル信
号に変換され、多重回路114でn回線分多重された
後、デジタル信号処理回路116にてデジタル信号処理
され、その後上位装置(不図示)へ出力される。一方、
上位装置からのn回線分のデジタル信号はデジタル信号
処理回路117にてデジタル信号処理された後、分離回
路115にて各回線ごとのデジタル信号に分離され、回
線1用のデジタル信号はD/A113−1に入力され
る。
【0006】そして、そのデジタル信号はD/A113
−1にてアナログ信号に変換された後、高耐圧LSI1
01−1の駆動回路104に入力される。なお、回線n
用の差動増幅回路103からの音声信号もA/D112
−nを介して多重回路114にて多重され、分離回路1
15にて分離された回線n用のデジタル信号もD/A1
13−nを介して回線n用の駆動回路104に入力され
る。即ち、回線n用の音声信号も低耐圧LSI111に
て回線1用の信号と同様に処理される。
【0007】前述したように、A/D112−1〜11
2−n及びD/A113−1〜113−nはアナログL
SIで構成されているため、高耐圧LSI101−1〜
101−nと低耐圧LSI111間の伝送線路121−
1〜121−n,122−1,122−nにはアナログ
信号が流れることになる。
【0008】次に、従来の加入者回路の具体的な構成に
ついて説明する。図10は従来の加入者回路の具体的な
構成図である。図10を参照すると、従来の加入者回路
は一対の電話加入者線131−1,132−1にTip
端子133−1及びRing端子134−1が接続され
るとともに、Tip端子133−1及びRing端子1
34−1にそれぞれ給電回路(不図示)と、駆動回路
(DRV)135と、2線の信号を差動で取り出す高耐
圧部の差動信号検出回路(diff)136と、その差
動信号から直流分を除去した後の交流の音声信号を低耐
圧回路に変換するレベルシフト回路(LVDNV)13
7と、駆動回路135の入力となる電圧電流変換回路
(Gm)138が接続され、この電圧電流変換回路13
8の入力は外部端子(不図示)に接続される構成を有す
る高耐圧回路のLSI141をn回路分141−1〜1
41−n(n=2〜4程度)と、n回路分のオーバーサ
ンプル型のA/D変換器(A/D)151とD/A変換
器(D/A)152とを有し、共通のDSP(デジタル
信号プロセッサ)153で時分割(マルチプレクサ(M
UX)165にて)にA/D変換器151の出力をダウ
ンサンプリングしながら間引きするデシメーション回路
(DCMT1)161と、終端インピダンス合成回路
(HZD)162を経由して受信PCM信号を復号し、
受信チャネルフィルタ(Rch)163を通った受信側
の信号と加算した信号を補間しながらアップサンプリン
グするインタポレータ回路(ITPL2)164の出力
をデマルチプレクサ(DMUX)166を介してD/A
変換器152に接続する構成を持つ低耐圧のLSI17
1(1/n個)とで構成されている。
【0009】又、低耐圧回路LSI171のデシメーシ
ョン回路161からの信号は、4線側から入力される信
号の回り込みを抑えるハイブリッド回路(HB)167
(減算回路)を通り、送信のCODEC機能(送信チャ
ネルフィルタ(Xch)168及びA/μ符号化部(C
omp)169)を経て、上位装置へのPCMインタフ
ェース出力信号となる。
【0010】ここに、図9の差動増幅回路103及び駆
動回路104は図10の差動信号検出回路(diff)
136及び駆動回路(DRV)135にそれぞれ対応
し、図9のA/D112、D/A113、多重回路11
4、分離回路115は図10のA/D151、D/A1
52、マルチプレクサ(MUX)165、デマルチプレ
クサ(DMUX)166にそれぞれ対応し、図9のデジ
タル信号処理回路116,117は図10のDSP15
3からMUX165とDMUX166とを除いた回路に
対応している。
【0011】又、この種の従来技術の他の例が特開昭6
0−72458号公報(以下、文献1という)、特開平
10−65838号公報(以下、文献2という)、特開
平10−336711号公報(以下、文献3という)、
特開平11−75226号公報(以下、文献4とい
う)、特開平4−39958号公報(以下、文献5とい
う)に開示されている。
【0012】文献1開示の技術は、個々に設置されてい
る検出器を時分割多重処理により少ないハードウエアで
実現する、というものである。文献2開示の技術は、回
路規模の増大を招くことなく、通話電流極性切替え回路
を内蔵させる、というものである。文献3開示の技術
は、アナログ加入者回路とデジタル加入者回路との主要
部を共用化する、というものである。文献4開示の技術
は、信号出力部を低耐圧アンプで構成し、バイアス部を
高耐圧アンプで構成する、というものである。文献5開
示の技術は、低耐圧集積回路で加入者回路を構成する、
というものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、図9
を参照すると、低耐圧LSI111にはA/D112及
びD/A113がn回線分設けられるため、CODEC
機能の多重化比率を上げようとすると、低耐圧LSI1
11のアナログ回路領域が大きくなり、小型化が困難で
ある事である。
【0014】第2の問題点は、特性面においてもアナロ
グ回路が増える事で、他回路からのクロストークによる
影響が無視できなくなる可能性がある事である。即ち、
図9を参照すると、高耐圧LSI101と低耐圧LSI
111間に接続される伝送線路121,122にはアナ
ログ信号が伝送されるため、各回線間でクロストークが
生じやすいという事である。そして、このクロストーク
回避の為には低耐圧LSI11の面積を大きくしなけれ
ばならず、このためあまり集積化が期待出来ないという
ことである。従って、n=2〜4程度が限度であり、n
=100程度の多重化度は期待できない。
【0015】そこで本発明の目的は、複数回路の加入者
を高収容(小型化)し、低コストで実現できる加入者回
路を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、電話機に電源を供給する通話用電源供給手
段と、前記電話機より出力されるアナログ音声信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換手段とを各回線ごとに
別個の第1集積回路で構成し、前記各第1集積回路のA
/D変換手段からの前記デジタル信号を多重する多重手
段と、この多重手段の出力をデジタル信号処理するデジ
タル信号処理手段とを1個の第2集積回路で構成したこ
とを特徴とする。
【0017】又、本発明による他の発明は、前段からの
アナログ音声信号を駆動し電話機へ送出する信号駆動手
段と、前段からのデジタル信号をアナログ音声信号に変
換し前記信号駆動手段へ送出するD/A変換手段とを各
回線ごとに別個の第1集積回路で構成し、前段からのデ
ジタル多重信号を各回線ごとの信号に分離し前記各D/
A変換手段へ送出する分離手段と、前段からのデジタル
多重信号をデジタル信号処理し前記分離手段へ送出する
デジタル信号処理手段とを1個の第2集積回路で構成し
たことを特徴とする。
【0018】本発明及び本発明による他の発明によれ
ば、第2集積回路から各回線ごとの処理を行う回路を排
除し、第2集積回路を多重信号を処理する回路のみで構
成したため、複数回路の加入者を高収容(小型化)し、
低コストで実現できる加入者回路を提供することが可能
となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係
る加入者回路の最良の実施の形態の構成図である。同図
を参照すると、本発明に係る加入者回路は、各回線ごと
に設けられた高耐圧LSI1−1〜1−nと、1個の低
耐圧LSI11とからなる。そして、高耐圧LSI1−
1〜1−nは各々が給電回路2と、差動増幅回路3と、
駆動回路4と、A/D5と、D/A6とを含んで構成さ
れるアナログLSIである。一方、1個の低耐圧LSI
11は1組の多重回路12、分離回路13、デジタル信
号処理回路14,15とを含んで構成されるデジタルL
SIである。
【0020】回線1の差動増幅回路3からの音声信号は
A/D5にてアナログ信号からデジタル信号に変換さ
れ、多重回路12でn回線分多重された後、デジタル信
号処理回路14にてデジタル信号処理され、その後上位
装置(不図示)へ出力される。一方、上位装置からのn
回線分のデジタル信号はデジタル信号処理回路15にて
デジタル信号処理された後、分離回路13にて各回線ご
とのデジタル信号に分離され、回線1用のデジタル信号
はD/A6に入力される。そして、そのデジタル信号は
D/A6にてアナログ信号に変換された後、駆動回路4
に入力される。
【0021】なお、回線n用の差動増幅回路3からの音
声信号も回線n用のA/D5を介して多重回路12にて
多重され、分離回路13にて分離された回線n用のデジ
タル信号も回線n用のD/A6を介して回線n用の駆動
回路104に入力される。即ち、回線n用の音声信号も
回線1用の信号と同様に処理される。
【0022】図1に示されるように、1個の低耐圧LS
I11は各回線ごとのA/D5及びD/A6を含まない
構成となるため、CODEC機能の多重化比率を上げて
も低耐圧LSI11が大型化するということはなくな
る。即ち、低耐圧LSI11の小型化を図ることが可能
となる。
【0023】さらに、図1に示されるように、高耐圧L
SI1−1〜1−nと低耐圧LSI11とを接続する伝
送線路21−1〜21−n,22−1〜22−nにはデ
ジタル信号が流れることになる。なぜならば、A/D5
と多重回路12間を流れる信号も、D/A6と分離回路
13間を流れる信号もともにデジタル信号であるからで
ある。このように、伝送線路21−1〜21−n,22
−1〜22−nにはデジタル信号が流れるため、低耐圧
LSI11内で他回線のアナログ回路からのクロストー
クの影響がほとんどない構成を実現することができる。
特に、低耐圧LSI(デジタルLSI)の処理能力向上
が著しいため、多重度nを100以上にすることも可能
であり、低耐圧LSI(デジタルLSI)の1回線あた
りの実現コストはほぼ1/100になる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。ま
ず、第1実施例について説明する。図2は本発明に係る
加入者回路の第1実施例の構成図である。同図を参照す
ると、加入者回路は各回線ごとの高耐圧LSI(アナロ
グLSI)31−1〜31−nと、1個の低耐圧LSI
(デジタルLSI)51とから構成されている。
【0025】高耐圧LSI31−1は一対の電話加入者
線に接続されるTip端子32−1及びRing端子3
3−1と、Tip端子32−1及びRing端子33−
1に通話用の電流を供給する高耐圧部の給電回路(不図
示)と、駆動回路(DRV)34と、2線の信号を差動
で取り出す高耐圧部の差動信号検出回路(diff)3
5と、その差動信号から直流分を除去した後の交流の音
声信号を低耐圧回路に変換するレベルシフト回路(LV
CNV)36と、レベルシフト回路36の出力のうちの
所定周波数成分を通過させるプレフィルタ(PRE)3
7と、プレフィルタ37の出力をA/D変換する低耐圧
部のオーバーサンプル型のA/D変換回路(A/D)3
8と、A/D変換回路38の出力をダウンサンプリング
しながら間引きするデシメーション回路(DCMT1)
39と、駆動回路34の入力となる電圧電流変換回路
(gm)40と、電圧電流変換回路(gm)40の入力
となるポストフィルタ(Post)41と、ポストフィ
ルタ41の入力となるD/A変換器42と、D/A変換
器42の入力となり外部端子から入力される信号を補間
しながらアップサンプリングするインタポレータ回路
(ITPL3)と、電圧電流変換回路40とポストフィ
ルタ41間に接続される加算回路44と、レベルシフト
回路36の出力と加算回路44間に接続される終端イン
ピーダンス合成フィルタ(HZA)45と、駆動回路3
4とTip端子32−1及びRing端子33−1間に
接続される抵抗(Rt)46及び抵抗(Rr)47とを
含んで構成される。なお、高耐圧LSI31−nの構成
も高耐圧LSI31−1と同様であるため説明を省略す
る。
【0026】低耐圧LSI51は高耐圧LSI31−1
〜31−nからの信号を多重化するマルチプレクサ(M
UX)52と、デシメーション回路(DCMT2)53
と、送信ゲイン調整回路(Xgain)54と、送信チ
ャネルフィルタ(Xch)55と、A/μ符号コンプレ
ッサ(Comp)56と、上位装置からの信号を復号化
するエキスパンダ(Exp)57と、受信ゲイン調整回
路(Rgain)58と、インタポレータ回路(ITP
L1)59と、受信チャネルフィルタ(Rch)60
と、インタポレータ回路(ITPL2)61と、周波数
特性補正回路フィルタ(HO)62と、多重信号を分離
するデマルチプレクサ(DMUX)63と、デマルチプ
レクサ63と周波数特性補正回路フィルタ62間に接続
される加算回路64と、マルチプレクサ52の出力と加
算回路201間に接続される終端インピーダンス合成フ
ィルタ(HZD)64と、デシメーション回路53と送
信ゲイン調整回路54間に接続される加算回路65と、
受信チャネルフィルタ60の出力と加算回路65間に接
続されるハイブリッドフィルタ(HB)66とを含んで
構成される。
【0027】この低耐圧LSI51はA/D38にてA
/D変換後の出力をn回路分多重化した入力とするDS
P(デジタル信号プロセッサ)であり、時分割処理でn
回路分の終端インピダンス合成回路(HZD)64、ハ
イブリッド回路(HB)66、送信ゲイン調整(Xga
in)54、受信ゲイン調整(Rgain)58、送受
信のCODEC機能(送信チャネルフィルタ(Xch)
55、受信チャネルフィルタ(Rch)60、A/μ符
号コンプレッサ(Comp)56、エキスパンダ(Ex
p)57をデジタルフィルタで構成し、上位装置への入
出力信号はPCMインタフェースの構成となる。
【0028】次に、第1実施例の動作について説明す
る。低耐圧のCMOSトランジスタ回路と高耐圧トラン
ジスタ回路を含んだミックスドテクノロジーを使用した
高耐圧LSI31をSOI(Silicon on I
nsulator)として説明する。第1の高耐圧のS
OI−LSI31−1に構成される回路を使って説明す
る。第nの高耐圧のSOI−LSI31−nで構成され
る回路も同様であるが、DSPに取り込む信号を制御す
る絶対タイミングが異なるだけで、取り込みタイミング
で正規化した相対タイミング動作は、n番目のどの回路
をとっても同じである。
【0029】図2を参照すると、差動信号検出回路(d
iff)35は、通常差動増幅器で構成される為、電話
機側に供給する通話電流に対応した直流電圧のオフセッ
トが乗った形で、音声信号の差動信号を取り出す。レベ
ルシフト回路(LVCNV)36は、ハイパスフィルタ
ーで直流を除去して音声信号だけを取り出し、A/D変
換器38の入力レベルに合わせると同時に加入者線の終
端インピーダンスの実数部の合成関数を帰還する終端イ
ンピーダンス合成フィルタ(HZA)45の入力にもな
る。A/D変換器38は、デルターシグマ型などのオー
バーサンプリングA/D変換器で構成される。このA/
D変換器38の出力は、1ビットで1Mbpsデータで
あり、デシメーション回路(DCMT1)39で、14
ビットの64KHzサンプルのデータに間引きする。
【0030】マルチプレクサ(MUX)52は、64K
Hzのn倍のタイミングでデシメーション回路(DCM
T1)39からの入力をDSPの入力に取り込む。DS
Pは、各種のデジタルフィルタ演算を時分割で実施す
る。DSPは加入者線の終端インピダンス合成フィルタ
(HZD)64のフィルタ演算を64KHzサンプリン
グで行いながら、ハイブリッド回路機能を実現するため
に、64KHzのデシメータ出力を更に32KHzまで
にダウンサンプリングし、8KHz周期で入力されるP
CM符号の受信信号をリニア変換して、受信ゲイン調整
回路(Rgain)58で所望の受信レベルに変換した
あとの信号をインタポレータ回路(ITPL1)59で
16KHzにアップサンプリングし、受信チャネルフィ
ルタ(Rch)60を通った後、ハイブリッドフィルタ
(HB)66を演算した結果と加算器65にて加算す
る。その加算結果は、送信ゲイン調整回路(Xgai
n)54で、所望の受信レベルに調整されて、送信チャ
ネルフィルタ(Xch)55を経て、コンプレッサ(C
omp)56でPCM符号に変換される。受信チャネル
フィルタ(Rch)60の出力は、一方インタポレータ
(ITPL2)61で64KHzにアップサンプリング
され、周波数特性補正回路(H0)62を経由して、イ
ンピダンス合成回路(HZD)64の出力と加算され
る。
【0031】上記加算結果は、デマルチプレクサ(DM
UX)63経由で、DSPから出力されるn回路分のデ
ータの中から、所定のタイミングで高耐圧LSI31−
1〜31−nのインタポレータ回路(ITPL3)43
に引き渡す。高耐圧LSI31−1〜31−nのインタ
ポレータ回路(ITPL3)43でアップサンプリング
(例えば、128KHz)され、D/A42に入力され
る。D/A42の出力は、ポストフィルタ(Post)
41でスムージングされて、終端インピーダンスの実数
部の合成関数を帰還する終端インピーダンス合成フィル
タ(HZA)45の出力と加算器44で加算し、電圧電
流変換回路(gm)40の入力に出力される。電圧電流
変換回路(gm)40の出力は、電流入力電圧出力型の
非反転出力と反転出力を持つ駆動回路(DRV)34に
入力される。駆動回路(DRV)34は、抵抗(Rt)
46,(Rr)47を経てTip端子32−1〜32−
n及びRing端子33−1〜33−nを駆動する。
【0032】なお、DSPは上位装置からPCM信号に
多重されて各種のデジタルフィルタの係数値を受け取
り、書き換え可能な構成になっており、実際の各回路対
応(各回線対応)の演算時に必要な係数を取り出し、演
算できる構成になっている。
【0033】ここに、図1の差動増幅回路3及び駆動回
路4は図2の差動信号検出回路(diff)35及び駆
動回路(DRV)34にそれぞれ対応し、図1のA/D
5、D/A6、多重回路12、分離回路13は図2のA
/D38、D/A42、マルチプレクサ(MUX)5
2、デマルチプレクサ(DMUX)63にそれぞれ対応
し、図1のデジタル信号処理回路14,15は図2の低
耐圧LSI51からMUX52とDMUX63とを除い
た回路に対応している。
【0034】図2の高耐圧LSI31−1〜31−nで
は給電回路2の図示が省略されていた。次に、この給電
回路2について説明する。図3は給電回路を含む加入者
回路の部分回路図である。図3を参照すると、加入者回
路は給電回路2と、終端・ハイブリッド回路71と、送
信レベル設定回路72と、受信レベル設定回路73と、
CODEC74とを含んで構成される。
【0035】これらのうち、図2に表示されていないの
は図3の給電回路2と電話機75である。図3の終端・
ハイブリッド回路71は図2のTip端子32−1及び
Ring端子33−1から差動信号検出回路(dif
f)35及び駆動回路(DRV)34までに相当し、図
3の送信レベル設定回路72は図2の送信ゲイン調整回
路(Xgain)54に相当し、図3の受信レベル設定
回路73は図2の受信ゲイン調整回路(Rgain)5
8に相当し、図3のCODEC74は図2の送信チャネ
ルフィルタ(Xch)55とA/μ符号コンプレッサ
(Comp)56と受信チャネルフィルタ(Rch)6
0とエキスパンダ(Exp)57とに相当する。より具
体的には図3のCODEC74はコード部76とデコー
ド部77とからなり、コード部76には送信チャネルフ
ィルタ(Xch)55とA/μ符号コンプレッサ(Co
mp)56とが含まれ、デコード部77には受信チャネ
ルフィルタ(Rch)60とエキスパンダ(Exp)5
7とが含まれる。図3において、その他の図2に記載の
構成部分は図示が省略されている。
【0036】図3を参照すると、終端・ハイブリッド回
路71は変圧器81と、インピーダンス素子82〜84
と、コンデンサ85とを含んで構成される。いま、便宜
上、変圧器81のコンデンサ85接続側を1次側、イン
ピーダンス素子82〜84接続側を2次側と称すること
にする。この変圧器81の1次側には給電回路2が接続
されており、給電回路2は電源86と、抵抗87及びコ
イル88の直列接続回路と、抵抗89及びコイル90の
直列接続回路とから構成されている。そして、コイル8
8の他端には電源86が接続され、コイル90の他端は
接地されている。又、抵抗87及びコイル88の直列接
続回路は変圧器81の1次側コイル及びコンデンサ85
を介して抵抗89及びコイル90の直列接続回路と直列
に接続されている。なお、コンデンサ85は直流阻止用
である。
【0037】そして、抵抗89及びコイル90の直列接
続回路、Tip端子32−1、電話機75、Ring端
子33−1、抵抗87及びコイル88の直列接続回路、
電源86の方向に電源電流が流れ、電話機75に電源が
供給される。一方、上位装置からの信号は変圧器81を
介して電話機75に伝送され、電話機75からの信号は
変圧器81を介して上位装置に伝送される。従って、電
話機75は給電を受けることと信号の送受の両者が可能
である。
【0038】次に、第2実施例について説明する。低耐
圧のCMOSトランジスタ回路と高耐圧トランジスタ回
路を含んだミックスドテクノロジーを使用した高耐圧L
SIは、SOI(Silicon on Insula
tor)の代わりにBiCMOS(Bipolar−C
MOS)や、BCD(Bipolar−CMOS−DM
OS)のプロセス技術を使用しても良い。
【0039】次に、第3実施例について説明する。図4
は第3実施例の構成図である。第1実施例(図2参照)
では高耐圧LSI31−1にデシメーション回路(DC
MT1)39を配置したが、図4に示すようにこのデシ
メーション回路(DCMT1)39を低耐圧LSI92
側に配置しても良い。又、インタポレータ回路(ITP
L3)43も同様に高耐圧LSI31−1側でなく低耐
圧LSI92側に配置しても良い。その理由は、A/D
38とデシメーション回路(DCMT1)39間及びD
/A42とインタポレータ回路(ITPL3)43間を
流れる信号はともにデジタル信号だからである。
【0040】次に、第4実施例について説明する。低耐
圧のCMOSトランジスタ回路と高耐圧トランジスタ回
路を含んだ高耐圧LSI31及び91と低耐圧LSI5
1及び92を同一のプリント基板に搭載配置するだけで
なく、別々のプリント基板に分けて配置する構成で使用
しても良い。
【0041】次に、第5実施例について説明する。低耐
圧LSI51及び92は、1個のLSI51及び92で
1個のDSPコアを持つ構成に限らず、1個のLSI5
1及び92にDSPコアブロック単位に入出力回路を持
ったDSPコアを複数個持ったマルチコアDSP−LS
Iの構成でも良い。図5は第5実施例の構成図である。
同図を参照すると、低耐圧LSI93は回線1〜n用の
DSPコア93−1と、回線(n+1)〜(n+m)用
のDSPコア93−2とを含んで構成されている。ただ
し、mは2以上の整数である。
【0042】次に、第6実施例について説明する。高耐
圧LSI51及び92で実現する回線側回路の入出力信
号の多重化回路として、マルチプレクサ(MUX)52
・デマルチプレクサ(DMUX)63でなく、バス構成
としても良い。図6は第6実施例の構成図である。同図
は低耐圧LSI31と高耐圧LSI51との接続がバス
構成となっている様子を示している。即ち、回線1〜n
用の高耐圧LSI31−1〜31−nのデシメーション
回路(DCMT1)39の出力は同一伝送線路95を介
して低耐圧LSI51のデシメーション回路(DCMT
2)53に入力され、低耐圧LSI51の加算器64の
出力は同一伝送線路96を介して回線1〜n用の高耐圧
LSI31−1〜31−nのインタポレータ回路(IT
PL3)43に入力される。
【0043】なお、このようなバス構成を実現するため
には、予めデジタル信号の伝送を次に示すように制御し
ておく必要がある。まず、高耐圧LSI31から低耐圧
LSI51方向に伝送されるデジタル信号に関しては、
回線1からのデジタル信号が時間t1に高耐圧LSI3
1−1から低耐圧LSI51方向に伝送され、回線nか
らのデジタル信号が時間tnに高耐圧LSI31−nか
ら低耐圧LSI51方向に伝送されるようにしておく。
ここに、t1<tnとする。
【0044】低耐圧LSI51から高耐圧LSI31方
向に伝送されるデジタル信号に関しては、時間t1に低
耐圧LSI51からのデジタル信号が高耐圧LSI31
−1に伝送され、時間tnに低耐圧LSI51からのデ
ジタル信号が高耐圧LSI31−nに伝送されるように
しておく。ここに、t1<tnとする。
【0045】次に、第7実施例について説明する。高耐
圧LSI31,91で実現する回線側回路は、加入者に
着信があることを知らせるための呼び出し信号送出のた
めに回線をオープンにするスイッチペアSW1t,SW
1rとそのスイッチペアSW1t,SW1rの回線側に
ブランチ接続となる呼び出し信号送出スイッチペアSW
2t,SW2rを追加した構成でも良い。図7は第7実
施例の構成図である。同図に示すように、高耐圧LSI
96−1の抵抗(Rt)46とTip端子32−1間に
は回線をオープンにするスイッチSW1tが、抵抗(R
r)47とRing端子33−1間には回線をオープン
にするスイッチSW1rがそれぞれ接続され、高耐圧L
SI96−1のTip端子32−1と端子98間には呼
び出し信号送出スイッチSW2tが、Ring端子33
−1と端子99間には呼び出し信号送出スイッチSW2
rがそれぞれ接続されている。
【0046】次に、第8実施例について説明する。第1
実施例の説明で「なお、DSPは上位装置からPCM信
号に多重されて各種のデジタルフィルタの係数値を受け
取り、書き換え可能な構成になっており、実際の各回路
対応(各回線対応)の演算時に必要な係数を取り出し、
演算できる構成になっている。」と記載したが、その具
体的構成を第8実施例として説明する。図8は第8実施
例の構成図である。これは低耐圧LSI51のエキスパ
ンダ(Exp)57の入力側に各回線ごとのn個のメモ
リ25−1〜25−nを接続したものである。そして、
メモリ25−1〜25−nとエキスパンダ(Exp)5
7とは1本のバス26で接続されている。一方、上位装
置からの各回線用のデジタル信号(即ち、PCM信号)
にはデジタルフィルタの係数値を書き換え可能なプログ
ラムコードが多重されている。例えば、回線1用のデジ
タル信号が低耐圧LSI51のエキスパンダ(Exp)
57に入力されると、そのデジタル信号に多重されたプ
ログラムコードにより回線1用のメモリ25−1が検索
され、回線1用の各種のデジタルフィルタの係数値が読
み出される。同様に、回線n用のデジタル信号が低耐圧
LSI51のエキスパンダ(Exp)57に入力される
と、そのデジタル信号に多重されたプログラムにより回
線n用のメモリ25−nが検索され、回線n用の各種の
デジタルフィルタの係数値が読み出される。そして、そ
の係数値が低耐圧LSI51のデジタルフィルタの各々
に設定される。このデジタルフィルタとは低耐圧LSI
51のマルチプレクサ(MUX)52とデマルチプレク
サ(DMUX)63を除く全ての構成部分を意味してい
る。従って、各回線ごとに特有のデジタル処理を低耐圧
LSI51にて行うことが可能となる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、電話機に電源を供給す
る通話用電源供給手段と、前記電話機より出力されるア
ナログ音声信号をデジタル信号に変換するA/D変換手
段とを各回線ごとに別個の第1集積回路で構成し、前記
各第1集積回路のA/D変換手段からの前記デジタル信
号を多重する多重手段と、この多重手段の出力をデジタ
ル信号処理するデジタル信号処理手段とを1個の第2集
積回路で構成することにより、第2集積回路から各回線
ごとの処理を行う回路を排除し、第2集積回路を多重信
号を処理する回路のみで構成したため、複数回路の加入
者を高収容(小型化)し、低コストで実現できる加入者
回路を提供することが可能となる。
【0048】又、本発明による他の発明によれば、前段
からのアナログ音声信号を駆動し電話機へ送出する信号
駆動手段と、前段からのデジタル信号をアナログ音声信
号に変換し前記信号駆動手段へ送出するD/A変換手段
とを各回線ごとに別個の第1集積回路で構成し、前段か
らのデジタル多重信号を各回線ごとの信号に分離し前記
各D/A変換手段へ送出する分離手段と、前段からのデ
ジタル多重信号をデジタル信号処理し前記分離手段へ送
出するデジタル信号処理手段とを1個の第2集積回路で
構成したため、上述の本発明と同様の効果を奏する。
【0049】具体的には、第1の効果は、高耐圧部の給
電回路と低耐圧部のA/D、D/A変換器を高耐圧LS
Iに同時に構成する事で、全てのアナログ回路部を回線
単位で高耐圧LSIに取り込む事が可能となり、低耐圧
の共通部のLSIで他回線のアナログ回路からのクロス
トークの影響が無い構成を実現でき、共通部のLSIは
デジタル回路だけになり、回路設計、レイアウト設計が
容易で小型化が可能になる。又、高耐圧LSIにアナロ
グ回路を集約した事で、LSI間のアナログ信号が無く
なり、デジタル化される事で、ノイズに対する感度が低
くなる。
【0050】第2の効果は、高耐圧の給電回路以上に高
耐圧を要求される呼び出し信号制御用スイッチも同一の
高耐圧LSI上に実現出来る事から、従来のリレーで構
成している呼び出し信号送出用のスイッチや、回線試験
などのテストリレー相当の機能も取り込める事で、加入
者回路のコストダウンの実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加入者回路の最良の実施の形態の
構成図である。
【図2】本発明に係る加入者回路の第1実施例の構成図
である。
【図3】給電回路を含む加入者回路の部分回路図であ
る。
【図4】第3実施例の構成図である。
【図5】第5実施例の構成図である。
【図6】第6実施例の構成図である。
【図7】第7実施例の構成図である。
【図8】第8実施例の構成図である。
【図9】従来の加入者回路の一例の構成図である。
【図10】従来の加入者回路の具体的な構成図である。
【符号の説明】
1−1〜1−n 高耐圧LSI 2 給電回路 3 差動増幅回路 4 駆動回路 5 A/D変換器 6 D/A変換器 11 低耐圧LSI 12 多重回路 13 分離回路 14,15 デジタル信号処理回路 31,91,96 高耐圧LSI 51,92,93 低耐圧LSI SW1t,SW1r スイッチペア SW2t,SW2r スイッチペア

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機に電源を供給する通話用電源供給
    手段と、前記電話機より出力されるアナログ音声信号を
    デジタル信号に変換するA/D変換手段とを各回線ごと
    に別個の第1集積回路で構成し、前記各第1集積回路の
    A/D変換手段からの前記デジタル信号を多重する多重
    手段と、この多重手段の出力をデジタル信号処理するデ
    ジタル信号処理手段とを1個の第2集積回路で構成した
    ことを特徴とする加入者回路。
  2. 【請求項2】 前記第1集積回路を高耐圧LSIで構成
    し、かつ前記第2集積回路を低耐圧LSIで構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の加入者回路。
  3. 【請求項3】 前記A/D変換手段はアナログ音声信号
    をデジタル信号に変換するA/D変換器と、このA/D
    変換器の出力をダウンサンプリングしながら間引きする
    デシメーション回路とにより構成されることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の加入者回路。
  4. 【請求項4】 前記A/D変換手段はアナログ音声信号
    をデジタル信号に変換するA/D変換器で構成され、前
    記多重手段は前記各第1集積回路のA/D変換器の出力
    をダウンサンプリングしながら間引きする回線ごとのデ
    シメーション回路と、この各デシメーション回路の出力
    を多重する多重回路とにより構成されることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の加入者回路。
  5. 【請求項5】 前記第2集積回路は前記多重手段と前記
    デジタル信号処理手段とを複数対含むことを特徴とする
    請求項1乃至4いずれかに記載の加入者回路。
  6. 【請求項6】 前記多重手段に代えて前記A/D変換手
    段と前記デジタル信号処理手段間の接続をバス構成とし
    たことを特徴とする請求項1記載の加入者回路。
  7. 【請求項7】 前記第1集積回路に回線をオープンにす
    るスイッチペアと、前記スイッチペアの前記回線側に分
    岐接続となる呼び出し信号送出スイッチペアとが設けら
    れることを特徴とする請求項1乃至6いずれかに記載の
    加入者回路。
  8. 【請求項8】 前段からのアナログ音声信号を駆動し電
    話機へ送出する信号駆動手段と、前段からのデジタル信
    号をアナログ音声信号に変換し前記信号駆動手段へ送出
    するD/A変換手段とを各回線ごとに別個の第1集積回
    路で構成し、前段からのデジタル多重信号を各回線ごと
    の信号に分離し前記各D/A変換手段へ送出する分離手
    段と、前段からのデジタル多重信号をデジタル信号処理
    し前記分離手段へ送出するデジタル信号処理手段とを1
    個の第2集積回路で構成したことを特徴とする加入者回
    路。
  9. 【請求項9】 前記第1集積回路を高耐圧LSIで構成
    し、かつ前記第2集積回路を低耐圧LSIで構成したこ
    とを特徴とする請求項8記載の加入者回路。
  10. 【請求項10】 前記D/A変換手段はデジタル信号を
    アナログ音声信号に変換するD/A変換器と、前記分離
    手段から出力される信号を補間しながらアップサンプリ
    ングし前記D/A変換器へ送出するインタポレータ回路
    とにより構成されることを特徴とする請求項8又は9記
    載の加入者回路。
  11. 【請求項11】 前記D/A変換手段はデジタル信号を
    アナログ音声信号に変換するD/A変換器で構成され、
    前記分離手段は前段から出力される信号を補間しながら
    アップサンプリングし前記D/A変換器へ送出するイン
    タポレータ回路と、前段からのデジタル多重信号を各回
    線ごとの信号に分離し前記インタポレータ回路へ送出す
    る分離回路とにより構成されることを特徴とする請求項
    8又は9記載の加入者回路。
  12. 【請求項12】 前記第2集積回路は前記分離手段と前
    記デジタル信号処理手段とを複数対含むことを特徴とす
    る請求項8乃至11いずれかに記載の加入者回路。
  13. 【請求項13】 前記分離手段に代えて前記D/A変換
    手段と前記デジタル信号処理手段間の接続をバス構成と
    したことを特徴とする請求項8記載の加入者回路。
  14. 【請求項14】 前記第1集積回路に回線をオープンに
    するスイッチペアと、前記スイッチペアの前記回線側に
    分岐接続となる呼び出し信号送出スイッチペアとが設け
    られることを特徴とする請求項8乃至13いずれかに記
    載の加入者回路。
  15. 【請求項15】 前記デジタル信号処理手段の前段には
    各回線ごとの記憶手段が接続され、それらの記憶手段に
    は前記デジタル信号処理手段で使用される各回線に特有
    の各種のデジタルフィルタの係数値が格納され、前段か
    らの信号にはその係数値を書き換え可能なプログラムコ
    ードが多重されていることを特徴とする請求項8乃至1
    4いずれかに記載の加入者回路。
  16. 【請求項16】 請求項1記載の加入者回路と、請求項
    8記載の加入者回路とを組み合わせてなる加入者回路。
  17. 【請求項17】 請求項2記載の加入者回路と、請求項
    9記載の加入者回路とを組み合わせてなる加入者回路。
  18. 【請求項18】 請求項3記載の加入者回路と、請求項
    10記載の加入者回路とを組み合わせてなる加入者回
    路。
  19. 【請求項19】 請求項4記載の加入者回路と、請求項
    11記載の加入者回路とを組み合わせてなる加入者回
    路。
  20. 【請求項20】 請求項5記載の加入者回路と、請求項
    12記載の加入者回路とを組み合わせてなる加入者回
    路。
  21. 【請求項21】 請求項6記載の加入者回路と、請求項
    13記載の加入者回路とを組み合わせてなる加入者回
    路。
  22. 【請求項22】 請求項7記載の加入者回路と、請求項
    14記載の加入者回路とを組み合わせてなる加入者回
    路。
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