JP4250578B2 - 音声オーディオ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル信号処理による音声処理及び音楽処理を行う音声オーディオ装置に関し、特に携帯電話装置において複数系統のサンプリング周波数でサンプリングされた信号をデジタル演算処理して受話音声信号及び音楽等のオーディオ信号の相互間処理を行う音声オーディオ装置に関する。
近年、LSIの集積度向上と共に携帯電話装置における機能集積が進んでおり、電話機能と音楽再生機能を一台で利用することができる携帯電話装置、並びに電話機能、音楽再生機能、動画録画機能及び音楽録音機能を一台で利用することができる携帯電話装置が普及している。このような携帯電話装置では、搭載されたLSI内部、又はディスクリート部品にて、必要に応じてマイク等の音声入力手段からの音声信号と再生された音楽信号との混合、受信復調された相手側音声信号と再生された音楽信号との混合が行われていた。このような混合処理された信号は、携帯電話装置内の送信処理ブロック又はスピーカ及びヘッドフォン等の出力手段へそれぞれ伝送される。
図6は、従来の携帯電話装置内の音に関する処理を行う音声オーディオ装置の例を示したブロック図である(例えば、特許文献1参照。)。
図6の音声オーディオ装置では、受信復調されたデジタル音声信号SDVaは音声D/A変換器101でアナログ信号に変換され、アナログ処理回路104内で音量調整処理等が行われた後、第1スピーカSPa等の音声出力手段から出力される。また、再生されたデジタルオーディオ信号SDMはオーディオD/A変換器103でアナログオーディオ信号に変換された後、アナログ処理回路106で前記アナログ音声信号との加減算処理や音量調整処理が行われて、第2スピーカSPbやヘッドフォンHP等のオーディオ出力手段から出力される。
一方、マイクMIC等の音声入力手段からのアナログ音声信号は、アナログ処理回路105内で音量調整処理やアナログオーディオ信号との加減算処理等が行われた後、音声A/D変換器102でデジタル音声信号SDVbに変換され送信変調処理ブロックに伝送される。なお、図6に示した音声信号、オーディオ信号の混合信号経路は一例であり、実際の混合信号経路は携帯電話装置により種々存在する。しかし、従来技術ではアナログ信号処理、具体的にはオペアンプを用いて加減算処理や音量調整処理を行っていたため、プロセス変動によるアナログ信号特性の劣化、携帯電話装置内の高周波ノイズの注入による聴感ノイズの発生等の問題があった。
そこで、スピーカ等の出力手段の直前にD/A変換器を配置すると共に、マイク等の音声入力手段の直後にA/D変換器を配置し、アナログ信号に変換される前段のデジタル信号及びデジタル信号に変換された後段のデジタル信号に対して、デジタル信号処理を行って加減算や音量調整等の処理及び制御を行えるようにし、入力されたデジタル音声信号及びデジタルオーディオ信号をアナログ信号に変換せず直接デジタル領域でミキシング等のデジタル演算を行い、アナログ信号への変換による信号特性の劣化を防止する技術があった。
図7は、このような音声オーディオ装置の例を示したブロック図である。
図7において、受信されたデジタル音声信号をサンプリング周波数fsでサンプリングして受信復調し生成されたデジタル音声信号SDVaは、第1のオーバサンプリング処理回路Scでサンプリング周波数fsの逓倍、例えば4倍の周波数4・fsでオーバサンプリング処理が行われ、第1のデジタル処理回路Da及び第2のサンプリング周波数変換処理回路Sbへ伝送される。該オーバサンプリング処理が行われたデジタル音声信号SDVaは、第1のデジタル処理回路Daで音量調整処理や所望の信号帯域制限処理等が行われた後、音声D/A変換器Caでアナログ音声信号に変換され、外部音声出力手段である第1スピーカSPaから出力される。第2のサンプリング周波数変換処理回路Sbでは、デジタル音声信号のサンプリング周波数がデジタルオーディオ信号のサンプリング周波数に変換される。
一方、サンプリング周波数Fsでサンプリングされて再生されたデジタルオーディオ信号SDMaは、第2のオーバサンプリング処理回路Sdでサンプリング周波数Fsの逓倍、例えば4倍の周波数4・Fsでオーバサンプリング処理が行われ、第3のデジタル処理回路Dc及び第1のサンプリング周波数変換処理回路Saへ伝送される。該オーバサンプリング処理が行われたデジタルオーディオ信号SDMaは、第3のデジタル処理回路Dcにおいて、前記第2のサンプリング周波数変換処理回路Sbでサンプリング周波数変換されたデジタル音声信号との加減算処理、加減算比率設定処理、音量設定処理、及びあらかじめ所定のプログラミング設定の行われた信号帯域制限処理での聴感音色調整がそれぞれ行われた後、オーディオD/A変換器Ccでアナログオーディオ信号SAMaに変換され、第2スピーカSPbやヘッドフォンHP等から出力される。第1のサンプリング周波数変換処理回路Saでは、デジタルオーディオ信号のサンプリング周波数がデジタル音声信号のサンプリング周波数に変換される。
一方、マイクMIC等の音声入力手段からのアナログ音声信号SAVbは、音声A/D変換器Cbでデジタル音声信号SDVbに変換される。変換されたデジタル音声信号SDVbは、第2のデジタル処理回路Dbでデジタルオーディオ信号との加算若しくは減算処理、該加算若しくは減算比率設定処理、並びに音量設定処理等が行われた後、ダウンサンプリング処理回路Seでサンプリング周波数4・fsの1/4倍の周波数fsでサンプリングが行われて、送信変調処理が行われる回路ブロック(図示せず)に伝送される。
特開2000−299718号公報
しかし、前記のように異なる周波数でサンプリングした信号に変換する際、その変換後の周波数によっては信号の音質劣化が発生する場合があった。具体的には、広帯域から狭帯域への異なる周波数でサンプリングした信号に変換する際、サンプリング周波数変換処理でのデジタルフィルタ処理によって狭帯域のナイキスト周波数に元信号の帯域が制限されるため、その後のデジタル演算によって得られる信号の音質は、アナログ信号で処理した場合と比較して音質の劣化を招くという問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、異なる周波数でサンプリングした信号に変換する際、できるだけ高い周波数でサンプリングした信号に変換することにより、デジタル演算によって得られる信号の音質の劣化を防止することができ、スピーカ等の外部負荷を駆動する増幅器としてD級アンプを使用してすべてデジタル信号処理を行うことでアナログ信号を排除するようにし、更なる音質劣化を防止することができると共に、サンプリング周波数変換処理の共通化によってD級アンプを使用することによって生じる回路規模の増大を防止することができる音声オーディオ装置を得ることを目的とする。
この発明に係る音声オーディオ装置は、入力された音声信号及びオーディオ信号に対して所定の信号処理を行って、音声出力手段及び該オーディオ信号に応じた音を出力するオーディオ出力手段に対応して出力する音声オーディオ装置において、
所定の第1のサンプリング周波数fsでサンプリングされたデジタル音声信号を、該第1のサンプリング周波数fsのn(n>1)倍の周波数n・fsでサンプリングした信号に変換して出力する第1のサンプリング周波数変換処理回路部と、
所定の第2のサンプリング周波数Fsでサンプリングされたデジタルオーディオ信号を、該第2のサンプリング周波数FsのN(N>1)倍の周波数N・Fsでサンプリングした信号に変換して出力する第2のサンプリング周波数変換処理回路部と、
前記第1のサンプリング周波数変換処理回路部から出力された信号を、前記サンプリング周波数N・Fsでサンプリングした信号に変換して出力し、前記第2のサンプリング周波数変換処理回路部から出力された信号を、前記サンプリング周波数n・fsでサンプリングした信号に変換して出力する第3のサンプリング周波数変換処理回路部と、
前記第1のサンプリング周波数変換処理回路部によってサンプリング周波数n・fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタル音声信号と、前記第3のサンプリング周波数変換処理回路部によってサンプリング周波数n・fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタルオーディオ信号に対して、所定のミキシング処理を行う第1のデジタル処理回路部と、
前記第2のサンプリング周波数変換処理回路部によってサンプリング周波数N・Fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタルオーディオ信号と、前記第3のサンプリング周波数変換処理回路部によってサンプリング周波数N・Fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタル音声信号に対して、所定のミキシング処理を行う第2のデジタル処理回路部と、
を備えるものである。
また、前記第1のデジタル処理回路部からの出力信号に対して所定のD/A変換を行って前記音声出力手段に出力する、ΔΣ変調器を使用した第1のD/A変換回路部と、
前記第2のデジタル処理回路部からの出力信号に対して所定のD/A変換を行って前記オーディオ出力手段に出力する、ΔΣ変調器を使用した第2のD/A変換回路部と、
を備えるようにした。
また、前記第1のデジタル処理回路部からの出力信号を増幅して前記音声出力手段に出力する、ΔΣ変調器を使用したD級アンプで構成された第1のD級増幅回路部と、
前記第2のデジタル処理回路部からの出力信号を増幅して前記オーディオ出力手段に出力する、ΔΣ変調器を使用したD級アンプで構成された第2のD級増幅回路部と、
を備えるようにした。
本発明の音声オーディオ装置によれば、第1のサンプリング周波数変換処理回路部によって周波数n・fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタル音声信号と、第3のサンプリング周波数変換処理回路部によって周波数n・fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタルオーディオ信号に対して、所定のデジタル信号処理で演算を行い、第2のサンプリング周波数変換処理回路部によって周波数N・Fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタルオーディオ信号と、前記第3のサンプリング周波数変換処理回路部によって周波数N・Fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタル音声信号に対して、所定のデジタル信号処理で演算を行うようにした。このことから、異なる周波数でサンプリングした信号に変換する際、できるだけ高い周波数でサンプリングした信号に変換することによって音質の劣化を防止することができる。
また、スピーカ等の外部負荷を駆動する増幅器としてD級アンプで構成されたD級増幅回路部を備えたことから、すべてデジタル信号処理を行うことでアナログ信号を排除するようにして、更なる音質の劣化を防止することができると共に、サンプリング周波数変換処理の共通化により、D級アンプを使用することによって生じる回路規模の増大を低減することができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における音声オーディオ装置の例を示したブロック図である。なお、図1では、携帯電話装置における音声オーディオ装置に使用した場合を例にして示しており、音声の送受信を行う部分、並びに音声及び音楽を再生する部分は省略している。
図1において、音声オーディオ装置1は、第1から第3の各サンプリング周波数変換処理回路S0〜S2からなるサンプリング周波数変換回路2、第4のサンプリング周波数変換処理回路S3、第1から第3の各D/A変換回路C0〜C2、第1及び第2の各デジタル処理回路D0,D1、音声出力手段をなす音声スピーカSP1、並びにオーディオ出力手段をなすLCHオーディオスピーカSPL及びRCHオーディオスピーカSPRを備えている。
なお、第1のサンプリング周波数変換処理回路S0は第1のサンプリング周波数変換処理回路部を、第2のサンプリング周波数変換処理回路S1は第2のサンプリング周波数変換処理回路部を、第3のサンプリング周波数変換処理回路S2は第3のサンプリング周波数変換処理回路部をそれぞれなし、第1のデジタル処理回路D0は第1のデジタル処理回路部を、第2のデジタル処理回路D1は第2のデジタル処理回路部をそれぞれなす。また、第1から第4の各サンプリング周波数変換処理回路S0〜S3、第1及び第2の各デジタル処理回路D0,D1並びに第1から第3の各D/A変換回路C0〜C2は1つのICに集積するようにしてもよい。
ここで、通常、デジタル受話音声信号SDVに対するサンプリング周波数fsは、8kHz、16kHzが使用される。一方、デジタルオーディオ信号SDMに対するサンプリング周波数Fsは、一般的に32kHz、44.1kHz、48kHzがよく使用される。なお、サンプリング周波数fsは第2サンプリング周波数を、サンプリング周波数Fsは第1サンプリング周波数をそれぞれなす。アナログ信号は連続信号でありサンプリング(標本化)の概念が存在しないため、そのまま加算又は減算処理を行うことができるが、デジタル信号はサンプリングされた離散時間信号のため異なるサンプリング周波数の信号同士の加算又は減算を行うことはできない。
このため、第1のサンプリング周波数変換処理回路S1は、デジタルオーディオ信号SDMをデジタル受話音声信号SDVのサンプリング周波数fsでサンプリングされた信号に変換するものである。また、第2のサンプリング周波数変換処理回路S2は、デジタル受話音声信号SDVをデジタルオーディオ信号SDMのサンプリング周波数Fsでサンプリングされた信号に変換するものである。
このように、サンプリング周波数を同一化することで、デジタル受話音声信号SDVへのデジタルオーディオ信号SDMの加算又は減算、デジタルオーディオ信号SDMへのデジタル受話音声信号SDVの加算又は減算がそれぞれ可能になる。
前記の例では、サンプリング周波数fs及びFsの各周波数の組み合わせから、12通りのサンプリング周波数変換処理が必要になる。これらの内、音声デジタル信号SDV及び音楽デジタル信号SDMは、それぞれの使用条件により定められたサンプリング周波数にしたがって、例えば、8kHz→44.1kHz、44.1kHz→8kHzといったような2通りのサンプリング周波数変換処理がその都度選択される。なお、サンプリング周波数変換処理の回路技術は公知であり、例えば「Interpolation and Decimation of Digital Signal-A tutorial Review」 Lawrence R.Rabiner, Proceeding of The IEEE, vol.69, No.3 March 1981で紹介されている。
図1において、サンプリング周波数fsでサンプリングされて受信復調されたデジタル受話音声信号SDVは、第1のサンプリング周波数変換処理回路S0により、サンプリング周波数fsの逓倍、例えばn(nは、n>1の整数)倍の周波数n・fsでオーバサンプリング処理が行われた後、第1のデジタル処理回路D0及び第3のサンプリング周波数変換処理回路S2へそれぞれ伝送される。また、サンプリング周波数Fsでサンプリングされて再生されたデジタルオーディオ信号SDMは、第2のサンプリング周波数変換処理回路S1でサンプリング周波数Fsの逓倍、例えばN(Nは、N>1の整数)倍の周波数N・Fsでサンプリング処理が行われた後、第2のデジタル処理回路D1及び第3のサンプリング周波数変換処理回路S2へそれぞれ伝送される。
第3のサンプリング周波数変換処理回路S2は、第1のサンプリング周波数変換処理回路S0で周波数n・fsでオーバサンプリング処理が行われたデジタル受話音声信号を、デジタルオーディオ信号SDMのサンプリング周波数N・Fsでサンプリングされた信号に変換し、該変換した信号を第2のデジタル処理回路D1に出力する。更に、第3のサンプリング周波数変換処理回路S2は、第2のサンプリング周波数変換処理回路S1で周波数N・fsでオーバサンプリング処理が行われたデジタルオーディオ信号を、デジタル受話音声信号SDVのサンプリング周波数n・Fsでサンプリングされた信号に変換し、該変換した信号を第1のデジタル処理回路D0に出力する。
第1のデジタル処理回路D0は、第1のサンプリング周波数変換処理回路S0から入力された信号と第3のサンプリング周波数変換処理回路S2から入力された信号に対して所定のミキシング処理を行い、該ミキシング処理を行って得られた信号を第4のサンプリング周波数変換処理回路S3に出力する。第4のサンプリング周波数変換処理回路S3は、第1のデジタル処理回路D0から入力された、サンプリング周波数n・fsでサンプリングされた信号に対して、ΔΣ変調器を用いた第1のD/A変換回路C0の変調処理に必要な周波数までサンプリング周波数の変換処理を行い、第1のD/A変換回路C0に出力する。第1のD/A変換回路C0は、第4のサンプリング周波数変換処理回路S3から入力された信号をアナログ信号に変換し、音声スピーカSP1を駆動する。
また、第2のデジタル処理回路D1は、第2のサンプリング周波数変換処理回路S1から入力された信号と第3のサンプリング周波数変換処理回路S2から入力された信号に対して所定のミキシング処理を行い、該ミキシング処理を行って得られた信号を第2及び第3の各D/A変換回路C1,C2にそれぞれ出力する。第2のD/A変換回路C1は、第2のデジタル処理回路D1から入力された信号をアナログ信号に変換し、LCHオーディオスピーカSPLを駆動する。第3のD/A変換回路C2は、第2のデジタル処理回路D1から入力された信号をアナログ信号に変換し、RCHオーディオスピーカSPRを駆動する。
ここで、ΔΣ変調器を用いた第1から第3の各D/A変換回路C0〜C2は、いわゆる1ビットDACと呼ばれるものであり、入力されたデジタルデータ信号を帯域外の高い周波数にオーバサンプリング処理を行った後、1〜4ビット程度に量子化し帯域内の量子化ノイズをフィルタリングすることで帯域外に移動させ、緩やかなフィルタ特性をもつアナログフィルタで必要帯域のみ抽出して高分解能を得るものである。
このような構成において、サンプリング周波数Fsでサンプリングされたデジタルオーディオ信号SDMは、第2のサンプリング周波数変換処理回路S1で周波数N・Fsでサンプリングされた信号に変換される。第2のサンプリング周波数変換処理回路S1は、デジタルフィルタを用いた方式を利用し、零補間後フィルタリングすることでイメージ成分(スプリアス成分)を除去し、元信号と同じ周波数スペクトルを得るものである。
一方、デジタルオーディオ信号SDMよりも狭帯域のデジタル受話音声信号SDVは、サンプリング周波数fsでサンプリングされており、第1のサンプリング周波数変換処理回路S0でn・fsの周波数でサンプリングされた信号に変換される。
サンプリング周波数N・Fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタルオーディオ信号は、第3のサンプリング周波数変換処理回路S2で、サンプリング周波数n・fsでサンプリングされた信号に変換される。例えば、Fs=44.1kHz、fs=8kHz、n=N=5の場合、5×44.1kHzのサンプリング周波数でサンプリングされた信号は、第3のサンプリング周波数変換処理回路S2によって(80/441)倍の5×8kHzのサンプリング周波数でサンプリングされた信号に変換される。サンプリング周波数を(80/441)倍する処理は、第2のサンプリング周波数変換処理回路S1と同様の処理で80倍にオーバサンプリングされた後、1/441倍にデシメーションされる。デシメーション処理もオーバサンプリング処理と同様、デジタルフィルタを用いた方式を利用し、デシメーション処理後のナイキスト周波数以上の成分をフィルタであらかじめ除去した後、サンプリングデータを444サンプル周期ごとに443回間引くことで実現することができる。
第1のデジタル処理回路D0は、第3のサンプリング周波数変換処理回路S2によってサンプリング周波数5・fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタルオーディオ信号と、第1のサンプリング周波数変換処理回路S0によってサンプリング周波数5・fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタル受話音声信号とのデジタル演算処理、ここではミキシング処理を行う。第1のデジタル処理回路D0で該ミキシング処理が行われた信号は、ΔΣ変調器を用いた第1のD/A変換回路C0の変調処理に必要な周波数まで第4のサンプリング周波数変換処理回路S3でサンプリング周波数変換処理が行われた後、第1のD/A変換回路C0でアナログ信号に変換され、音声スピーカSP1を駆動する。ΔΣ変調器を用いたD/A変換回路は、いわゆる1ビットDACと呼ばれるものでデジタルデータを帯域外の高い周波数にオーバサンプリングした後、1〜4ビット程度に量子化し、帯域内の量子化ノイズをフィルタリングすることで帯域外に移動させ、緩やかなフィルタ特性をもつアナログフィルタで必要帯域のみ切り出して高分解能を得るものである。
同様に、第2のデジタル処理回路D1は、第3のサンプリング周波数変換処理回路S2によってサンプリング周波数5・Fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタル受話音声信号と、第2のサンプリング周波数変換処理回路S1によってサンプリング周波数5・Fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタルオーディオ信号とのデジタル演算処理、ここではミキシング処理を行う。第2のデジタル処理回路D1で該ミキシング処理が行われた信号は、ΔΣ変調器を用いた第2及び第3の各D/A変換回路C1,C2でアナログ信号に変換され、対応するLCHオーディオスピーカSPL及びRCHオーディオスピーカSPRをそれぞれ駆動する。
このように、異なるサンプリング周波数でサンプリングされた信号に対してデジタル演算処理を行う場合、n倍又はN倍の異なる周波数でサンプリングした信号に変換した後、デジタル演算処理を行うようにすることで、元信号の周波数帯域が確保され音質の劣化を防止することが可能になる。
ここで、デジタル受話音声信号SDVのサンプリング周波数fsへのサンプリング周波数変換ではなく、サンプリング周波数n・fsにサンプリング周波数変換することによって、音質劣化を防止するしくみについてもう少し詳細に説明する。
通常、デジタル受話音声信号SDVのサンプリング周波数fsは、8kHzが使用される。これに対して、デジタルオーディオ信号SDMのサンプリング周波数Fsには、32kHz、44.1kHz、48kHzが使用される。以下、44.1kHzの場合を例にして説明する。
図2は、デジタル受話音声信号をD/A変換したアナログ受話音声信号と、デジタルオーディオ信号をD/A変換したアナログオーディオ信号がアナログ演算によりミキシング処理された信号のスペクトルを示す。
図2から分かるように、スペクトルは音声、オーディオそれぞれのスペクトルが重畳されたものとなっており、すなわち、受話音声信号はDC〜4kHz、オーディオ信号はDC〜20kHzの帯域を有している。
一方、図3は、デジタルオーディオ信号SDMのサンプリング周波数Fsをデジタル受話音声信号SDVのサンプリング周波数fs(n=N=1の場合)へ変換した後、デジタル演算によってミキシング処理された信号のスペクトルを示した図である。図3(a)は、サンプリング周波数変換回路2が図3(b)のような構成である場合のスペクトルを示している。なお、図3(a)では、1点鎖線は図3(b)のサンプリング周波数変換処理回路内における帯域制限フィルタで制限されたオーディオ帯域を示しており、音声帯域とほぼ同じであることを示している。
図3(b)の構成の場合、デジタルオーディオ信号SDMのサンプリング周波数Fsを、それより狭帯域のデジタル受話音声信号SDVのサンプリング周波数fsへ変換する際、該変換後の折り返し成分が生じないよう、サンプリング周波数変換処理内の帯域制限フィルタでサンプリング周波数fsのナイキスト周波数まで帯域制限が行われる。
したがって、図3(a)から分かるように、ミキシング処理後に得られる信号スペクトルのオーディオ信号成分は、図2のアナログ信号の場合と比較して帯域が狭くなっているのが分かる。すなわち、オーディオ信号は受話音声信号と同じDC〜4KHzの帯域しか有していない。
図2及び図3から明らかなように、デジタルオーディオ信号SDMのサンプリング周波数Fsを、それより狭帯域のデジタル受話音声信号SDVのサンプリング周波数fsへ変換すると、オーディオ信号の4kHz〜20kHzの成分が損なわれる。このことが、アナログ信号でミキシング処理を行った場合と比較して音質の劣化となり聴感上影響を及ぼす。
n=N=5としたとき、すなわち、デジタルオーディオ信号SDMのサンプリング周波数Fsをデジタル受話音声信号SDVのサンプリング周波数fsの5倍に周波数変換した後、デジタル演算によってミキシング処理を行った信号のスペクトルを図4に示す。
図4において、オーディオ信号成分は、DC〜20kHzの帯域を有しており、信号成分の損失が発生していない。すなわち、アナログ信号の場合と同一スペクトルとなりデジタル処理による信号劣化を防止することができる。
図5は、本発明の第1の実施の形態における音声オーディオ装置の他の例を示したブロック図である。なお、図5では、図1と同じもの又は同様のものは図1と同じ符号で示し、ここではその説明を省略すると共に図1との相違点のみ説明する。また、図5では、n=N=4の場合を例にして示しており、音声スピーカSP1、LCHオーディオスピーカSPL及びRCHオーディオスピーカSPRに加えて、ステレオヘッドフォンHPを駆動する回路を有する場合を例にして示している。
図5における図1との相違点は、図1の第4のサンプリング周波数変換処理回路S3をなくすと共に、図1の第1から第3の各D/A変換回路D0〜D2の代わりにデジタル信号を入力とする第1から第5の各D級アンプAMP0〜AMP4を使用したことにある。なお、第1のD級アンプAMP0は第1のD級増幅回路部を、第2から第5の各D級アンプAMP1〜AMP4は第2のD級増幅回路部をそれぞれなす。また、第1から第3の各サンプリング周波数変換処理回路S0〜S2、第1及び第2の各デジタル処理回路D0,D1並びに第1から第5の各D級アンプAMP0〜AMP4は1つのICに集積するようにしてもよい。
ΔΣ変調器を用いたD級アンプは一般的に、サンプリング周波数変換回路、ΔΣ変調器、並びにPWMパターン生成及びドライバ回路から構成される。高い分解能を実現するためにΔΣ変調を行う周波数を元信号のナイキスト周波数の整数比倍に設定する。このためのサンプリング周波数変換処理が前記サンプリング周波数変換回路2で行われる。
第1から第5の各D級アンプAMP0〜AMP4において、前記ΔΣ変調器は、高分解能の入力信号を1ビット(又は、数ビット)に量子化して出力すると共に、発生する量子化ノイズに対して、ハイパスフィルタを作用させることで高分解能の信号を再現させるものである。ΔΣ変調器の出力信号を変調周波数より高い周波数でPWMパターン化してドライバをオン又はオフさせる信号を生成し、該信号でドライバをスイッチングさせて最終出力信号を得る。
このように、D/A変換回路の代わりにΔΣ変調器を用いたD級アンプを使用することで、入力から出力までの各処理をすべてデジタル処理で行うことができ、アナログ信号の介在による音質の劣化を防止することができる。ここで、複数のD級アンプを使用する際、前述のように複数のサンプリング周波数変換処理が必要となるが、図5では、デジタル演算処理を行うためのサンプリング周波数変換処理の一部をD級アンプに必要なサンプリング周波数変換処理と共有し、各ΔΣ変調器に分岐させることで、複数系統の外部負荷を駆動することによる回路規模の増大を低減することができる。
このように、本第1の実施の形態における音声オーディオ装置は、異なるサンプリング周波数でサンプリングされた信号に対してデジタル演算処理を行う場合、サンプリング周波数変換回路2によって、n倍又はN倍のサンプリング周波数でサンプリングされた信号に変換された後、デジタル演算処理を行うようにしたことから、元信号の周波数帯域を確保することができ、音質の劣化を防止することができる。
本発明の第1の実施の形態における音声オーディオ装置の例を示したブロック図である。 アナログ受話音声信号とアナログオーディオ信号をアナログ演算によってミキシング処理した信号のスペクトルの従来例を示した図である。 サンプリング周波数Fsをサンプリング周波数fsに変換した後、デジタル演算によってミキシング処理された信号のスペクトルを示した図である。 サンプリング周波数Fsをサンプリング周波数fsの5倍に周波数変換した後、デジタル演算によってミキシング処理された信号のスペクトルを示した図である。 本発明の第1の実施の形態における音声オーディオ装置の他の例を示したブロック図である。 従来の携帯電話装置内の音に関する処理を行う音声オーディオ装置の例を示したブロック図である。 音声オーディオ装置の従来例を示したブロック図である。
符号の説明
1 音声オーディオ装置
2 サンプリング周波数変換回路
S0 第1のサンプリング周波数変換処理回路
S1 第2のサンプリング周波数変換処理回路
S2 第3のサンプリング周波数変換処理回路
S3 第4のサンプリング周波数変換処理回路
D0 第1のデジタル処理回路
D1 第2のデジタル処理回路
C0 第1のD/A変換回路
C1 第2のD/A変換回路
C2 第3のD/A変換回路
SP1 音声スピーカ
SPL LCHオーディオスピーカ
SPR RCHオーディオスピーカ
AMP0 第1のD級アンプ
AMP1 第2のD級アンプ
AMP2 第3のD級アンプ
AMP3 第4のD級アンプ
AMP4 第5のD級アンプ
HP ヘッドフォン

Claims (3)

  1. 入力された音声信号及びオーディオ信号に対して所定の信号処理を行って、音声出力手段及び該オーディオ信号に応じた音を出力するオーディオ出力手段に対応して出力する音声オーディオ装置において、
    所定の第1のサンプリング周波数fsでサンプリングされたデジタル音声信号を、該第1のサンプリング周波数fsのn(n>1)倍の周波数n・fsでサンプリングした信号に変換して出力する第1のサンプリング周波数変換処理回路部と、
    所定の第2のサンプリング周波数Fsでサンプリングされたデジタルオーディオ信号を、該第2のサンプリング周波数FsのN(N>1)倍の周波数N・Fsでサンプリングした信号に変換して出力する第2のサンプリング周波数変換処理回路部と、
    前記第1のサンプリング周波数変換処理回路部から出力された信号を、前記サンプリング周波数N・Fsでサンプリングした信号に変換して出力し、前記第2のサンプリング周波数変換処理回路部から出力された信号を、前記サンプリング周波数n・fsでサンプリングした信号に変換して出力する第3のサンプリング周波数変換処理回路部と、
    前記第1のサンプリング周波数変換処理回路部によってサンプリング周波数n・fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタル音声信号と、前記第3のサンプリング周波数変換処理回路部によってサンプリング周波数n・fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタルオーディオ信号に対して、所定のミキシング処理を行う第1のデジタル処理回路部と、
    前記第2のサンプリング周波数変換処理回路部によってサンプリング周波数N・Fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタルオーディオ信号と、前記第3のサンプリング周波数変換処理回路部によってサンプリング周波数N・Fsでサンプリングされた信号に変換されたデジタル音声信号に対して、所定のミキシング処理を行う第2のデジタル処理回路部と、
    を備えることを特徴とする音声オーディオ装置。
  2. 前記第1のデジタル処理回路部からの出力信号に対して所定のD/A変換を行って前記音声出力手段に出力する、ΔΣ変調器を使用した第1のD/A変換回路部と、
    前記第2のデジタル処理回路部からの出力信号に対して所定のD/A変換を行って前記オーディオ出力手段に出力する、ΔΣ変調器を使用した第2のD/A変換回路部と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の音声オーディオ装置。
  3. 前記第1のデジタル処理回路部からの出力信号を増幅して前記音声出力手段に出力する、ΔΣ変調器を使用したD級アンプで構成された第1のD級増幅回路部と、
    前記第2のデジタル処理回路部からの出力信号を増幅して前記オーディオ出力手段に出力する、ΔΣ変調器を使用したD級アンプで構成された第2のD級増幅回路部と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の音声オーディオ装置。
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