JP2001076438A - 光ディスク装置と再生クロック生成回路 - Google Patents

光ディスク装置と再生クロック生成回路

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JP2001076438A
JP2001076438A JP25169499A JP25169499A JP2001076438A JP 2001076438 A JP2001076438 A JP 2001076438A JP 25169499 A JP25169499 A JP 25169499A JP 25169499 A JP25169499 A JP 25169499A JP 2001076438 A JP2001076438 A JP 2001076438A
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、異なるゾーンへのアクセスが行
われる際に、PLLに対する周波数引き込みを早く行う
ことができ、高速アクセスが行える。 【解決手段】 この発明は、ゾーンCLVフォーマット
の光ディスクにおいて、異なるゾーンへのアクセス時
に、ヘッダ部のVFOに対応する入力パルスに基づい
て、PLL回路の位相及び周波数をチャージポンプのチ
ャージ及びディスチャージを用いて合わせることにより
再生クロックを生成するものにおいて、位相飛びを検出
した時に、チャージポンプのチャージ及びディスチャー
ジの信号を出しっ放しにして高速にPLL回路を動作状
態にするようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、DVD−RAM
等の光ディスクに対してデータを記録したり、記録され
ているデータを再生する光ディスク装置と、上記光ディ
スクのヘッダ部からデータを再生する際に用いる再生ク
ロックを生成する再生クロック生成回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学ヘッド(光ピックアップ)に
搭載された半導体レーザ発振器から出力されるレーザ光
により、記録トラックを有する光ディスクにデータを記
録したり、あるいは光ディスクに記録されているデータ
を再生する光ディスク装置が実用化されている。
【0003】最近、光ディスクとしてDVD−RAMが
開発されている。
【0004】このようなDVD−RAMの場合、1周の
トラックごと(交互)にランドとグルーブが切り替わる
ようになっており、この1トラックに複数存在するセク
タ単位にヘッダ部がプリフォーマットされている。この
ヘッダ部は、PLLの引き込みを行うための同期コード
とアドレスとしての物理セクタ番号が記録されている。
【0005】上記光ディスクは、複数のトラックからな
る複数のゾーンに、光ディスクの半径方向に分割されて
おり、それぞれのゾーンについての1トラック当たりの
セクタ数が同一のものとなっている(ゾーンCLVフォ
ーマット)。
【0006】このようなDVD−RAMを扱う光ディス
ク装置では、光ディスクの特性によりほぼ固定の線速
(光学ヘッドのレーザ光による光ディスク上のトラック
の移動速度がほぼ等速)での記録、再生が行われるよう
になっている。このため、ゾーンごとに異なった回転数
で回転する(スピンドルモータの回転制御により)よう
になっている。すなわち、記録、再生を行う半径方向の
位置にしたがって回転数を変化させている。
【0007】また、上記光ディスクのヘッダ部からデー
タを再生(復調)する際に用いる再生クロックがPLL
回路により生成されている。
【0008】しかしながら、上記PLL回路としては、
PLLの引き込み時、ヘッダ部の同期コードとVCOか
ら出力される再生クロックとの位相差をVCOにフィー
ドバックする一般的なものが用いられている。
【0009】このため、異なったゾーンに対するアクセ
スを行う際にPLLの引き込みに時間が掛かってしまう
という欠点があった。
【0010】通常のVFO用のPLL回路は、図13に
示すように、ヘッダ部のVFOに基づく入力パルスとV
CO120からの再生クロックを分周回路121により
分周した信号との位相差に基づいた充電パルスと放電パ
ルスとを位相比較器122により出力し、この出力され
る充電パルス、放電パルスに基づいてチャージポンプ1
23のスイッチSW1、SW2をオンすることによりコ
ンデンサC1、C2、抵抗Rに対する充電、放電が行わ
れ、このチャージポンプ123での充電電圧をVCOの
入力電圧として対応する周波数の再生クロックパルスを
VCO120から出力する構成となっている。
【0011】すなわち、上述した通常のVFO用のPL
L回路では、目標速度(fT:入力パルスに合った周波
数)に対して初期速度(f0)が大きく異なっていると
きは、位相飛びを起こしながら引き込まれるのでVCO
120の入力電圧が目標に到達してもコンデンサC1の
チャージ電圧は、図14に示すように、遅れているの
で、後はコンデンサC1と抵抗Rの時定数で引き込まれ
ることになる。
【0012】上記図14において、VFOの引き込み時
間は、時間T1、T2からなる。
【0013】時間T1は T1={C1(fT−f0)/
D・ID・β}−C1・R 時間T2は T2=C1・R・ln(KD・ID・R/f
i・△) (β:T1の平均駆動率 △:最終残差比 コンデンサ
C1の残差電圧は、K D・fi・△) 計算例としては、 KD=25MHz/V ID=0.6
mA C1=0.047μF R=220Ω fT=3
0MHz f0=20MHz △=0.02 β=0.
8となっている。
【0014】このような、通常のPLL回路において、
時間T1=28.9μs、時間T2=17.6μs、引
き込み時間=46.5μsとなっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ヘッダ部
を有する光ディスクに対して、データを記録したり、記
録されているデータを再生する光ディスク装置におい
て、異なるゾーンへのアクセスが行われる際に、PLL
の引き込みに時間が掛かってしまい、アクセス時間が掛
かるという欠点を除去し、異なるゾーンへのアクセスが
行われる際に、PLLに対する周波数引き込みを早く行
うことができ、アクセス時間の短縮化が図れる光ディス
ク装置と再生クロック生成回路を提供することを目的と
している。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク装
置は、うずまき状又は同心円状のデータを記録するグル
ーブおよびランドのトラックを有し、一定長のグルーブ
およびランドからなり先頭部分に付与される同期コード
とアドレスデータからなるヘッダ部とデータが記録され
る記録領域とからなる複数のセクタを有し、上記複数の
トラックずつの複数のゾーンからなる光ディスクを各ゾ
ーンごとに異なった回転数で回転した状態で、上記光デ
ィスクに対してデータを記録したり、この光ディスクに
記録されているデータを再生するものにおいて、上記光
ディスク上に光を集光させる集光手段と、上記光ディス
クからの光が検出される第1の検出手段と、この第1の
検出手段からの検出信号を2値化する2値化手段と、上
記第1の検出手段からの検出信号に基づいて、上記ヘッ
ダ部の先頭部分を検出する第2の検出手段と、この第2
の検出手段からの検出信号に基づいて、上記2値化手段
からの上記ヘッダ部の同期コードに対する2値化信号に
基づく再生クロックを生成する再生クロック生成手段
と、この再生クロック生成手段により生成される再生ク
ロックに基づいて、上記2値化手段からの上記ヘッダ部
のアドレスデータに対する2値化信号を復調する復調手
段とを具備し、上記再生クロック生成手段が、上記再生
クロックを上記所定周期に合わせて分周する分周手段
と、上記受信信号と上記再生クロックを分周した信号と
の位相差を比較し、この比較結果の位相差に基づいた充
電パルスと放電パルスを出力する出力手段と、この出力
手段により出力される充電パルスと放電パルスとにより
位相飛びを検知する検知手段と、上記出力手段により出
力される充電パルスと放電パルスとに基づいて充電と放
電とを行う充放電手段と、上記検知手段により位相飛び
を検知した際に、上記充放電手段による充電を継続させ
る継続手段と、この継続手段により上記充放電手段によ
る充電が継続している際に、上記検知手段により位相飛
びを検知した際に、上記充放電手段による充放電を停止
する停止手段と、上記充放電手段による充電電圧に比例
した周波数の再生クロックを生成する生成手段とからな
る。
【0017】この発明の光ディスク装置は、うずまき状
又は同心円状のデータを記録するグルーブおよびランド
のトラックを有し、一定長のグルーブおよびランドから
なり先頭部分に付与される同期コードとアドレスデータ
からなるヘッダ部とデータが記録される記録領域とから
なる複数のセクタを有し、上記複数のトラックずつの複
数のゾーンからなる光ディスクを各ゾーンごとに異なっ
た回転数で回転した状態で、上記光ディスクに対してデ
ータを記録したり、この光ディスクに記録されているデ
ータを再生するものにおいて、上記光ディスク上に光を
集光させる集光手段と、この集光手段を上記光ディスク
の半径方向へ移動する移動手段と、上記光ディスクから
の光が検出される第1の検出手段と、この第1の検出手
段からの検出信号を2値化する2値化手段と、上記光デ
ィスクに対する異なるゾーンでのアクセスの指示に応じ
て、上記ゾーンにおける回転数に光ディスクの回転を変
更する変更手段と、上記光ディスクに対する異なるゾー
ンでのアクセスの指示に応じて、上記移動手段により上
記集光手段が移動され、上記集光手段による光の集光位
置がアクセスの指示に対応した位置となった際に、上記
第1の検出手段からの検出信号に基づいて、上記ヘッダ
部の先頭部分を検出する第2の検出手段と、この第2の
検出手段からの検出信号に基づいて、上記2値化手段か
らの上記ヘッダ部の同期コードに対する2値化信号に基
づく再生クロックを生成する再生クロック生成手段と、
この再生クロック生成手段により生成される再生クロッ
クに基づいて、上記2値化手段からの上記ヘッダ部のア
ドレスデータに対する2値化信号を復調する復調手段と
を具備し、上記再生クロック生成手段が、上記再生クロ
ックを上記所定周期に合わせて分周する分周手段と、上
記受信信号と上記再生クロックを分周した信号との位相
差を比較し、この比較結果の位相差に基づいた充電パル
スと放電パルスを出力する出力手段と、この出力手段に
より出力される充電パルスと放電パルスとにより位相飛
びを検知する検知手段と、上記出力手段により出力され
る充電パルスと放電パルスとに基づいて充電と放電とを
行う充放電手段と、上記検知手段により位相飛びを検知
した際に、上記充放電手段による充電を継続させる継続
手段と、この継続手段により上記充放電手段による充電
が継続している際に、上記検知手段により位相飛びを検
知した際に、上記充放電手段による充放電を停止する停
止手段と、上記充放電手段による充電電圧に比例した周
波数の再生クロックを生成する生成手段とからなる。
【0018】この発明の再生クロック生成回路は、所定
周期の受信信号に同期した再生クロックを生成するもの
において、上記再生クロックを上記所定周期に合わせて
分周する分周手段と、上記受信信号と上記再生クロック
を分周した信号との位相差を比較し、この比較結果の位
相差に基づいた充電パルスと放電パルスを出力する出力
手段と、この出力手段により出力される充電パルスと放
電パルスとにより位相飛びを検知する検知手段と、上記
出力手段により出力される充電パルスと放電パルスとに
基づいて充電と放電とを行う充放電手段と、上記検知手
段により位相飛びを検知した際に、上記充放電手段によ
る充電を継続させる継続手段と、この継続手段により上
記充放電手段による充電が継続している際に、上記検知
手段により位相飛びを検知した際に、上記充放電手段に
よる充放電を停止する停止手段と、上記充放電手段によ
る充電電圧に比例した周波数の再生クロックを生成する
クロック生成手段とからなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態の光ディスク装置を説明する。
【0020】図1は、光ディスク装置を示すものであ
る。この光ディスク装置は、光ディスク(DVD−RA
M)1へのデータの記録及びこの光ディスク1からデー
タを再生するものである。
【0021】この光ディスク装置は、DVD−RAMの
みならず他のDVDディスクやCDディスクからもデー
タの読み出しが可能で、書換可能なDVDディスクに対
してデータの書き込みが可能な装置として構成されてい
る。
【0022】したがって、光ピックアップ2は、DVD
用の対物レンズ3及びCD用の対物レンズ4を有してい
る。光ピックアップ2内には、DVD用の対物レンズ3
及びCD用の対物レンズ4に対応してDVD用及びCD
用の半導体レーザユニット(図示せず)が設けられ、装
填された光ディスク1がDVDディスク或いはCDディ
スクかに応じてこの半導体レーザユニットの一方が選択
され、レーザ制御ユニット5によって付勢され、それぞ
れ対応する波長のレーザビームを発生する。DVD用及
びCD用の半導体レーザユニットのいずれかが選択され
て付勢されると、光ディスク1に対応するレーザビーム
が対応する対物レンズ3、4に向けられ、この対物レン
ズ3、4によって光ディスク1に収束される。この収束
されたレーザビームで光ディスク1にデータが書き込ま
れ、或いは、再生される。
【0023】レーザ制御ユニット5は、DVDデータ処
理ユニット6によってその設定がセットされるが、その
設定は、再生信号を得る再生モード、データを記録する
記録モード及びデータを消去する消去モード並びにDV
Dディスクに対するデータ処理を実行するDVDモード
及びCDディスクに対するデータ処理を実行するCDモ
ードで異なっている。即ち、DVDモードでは、DVD
用の半導体レーザユニットが選択されて付勢され、ま
た、CDモードでは、CD用の半導体レーザユニットが
選択されて付勢される。DVD用或いはCD用のレーザ
ビームは、再生モード、記録モード及び消去モードの3
つのモードでそれぞれ異なるレベルのパワーを有し、そ
のモードに対応したパワーのレーザビームが発生される
ように半導体レーザユニットがレーザ制御ユニット5に
よって付勢される。
【0024】DVD用の対物レンズ3及びCD用の対物
レンズ4に対向してDVDディスク1或いはCDディス
クが配置されるように、このDVDディスク或いはCD
ディスクは、直接或いはディスクカートリッジ1aに収
納されてトレー7によって装置内に搬送される。このト
レー7を駆動する為のトレーモータ8が装置内に設けら
れている。また、装填されたDVDディスク1或いはC
Dディスクは、スタンパ9によって回転可能にスピンド
ルモータ10上に保持され、このスピンドルモータ10
によって回転される。
【0025】光ピックアップ2は、その内にレーザビー
ムを検出する光検出器(図示せず)を有している。この
光検出器は、光ディスク1で反射されて対物レンズ3、
4を介して戻されたレーザビームを検出している。光検
出器からの検出信号(電流信号)は、電流/電圧変換器
(I/V)12で電圧信号に変換され、この信号は、リ
ファレンスアンプ(RFアンプ)13及びサーボアンプ
14に供給される。リファレンスアンプ13からは、後
述するヘッダ部51のデータの再生用としてのトラッキ
ングエラー信号と記録領域58のデータの再生用として
の加算信号がDVDデータ処理ユニット6に出力され
る。サーボアンプ14からのサーボ信号(トラックエラ
ー信号、フォーカス信号)は、DVDモードでは、DV
Dサーボシーク制御ユニット15に出力され、CDモー
ドでは、CDサーボシーク制御並びにCDデータ処理ユ
ニット16に出力される。
【0026】フォーカスずれ量を光学的に検出する方法
としては、たとえば次のようなものがある。
【0027】[非点収差法] 光ディスク1の光反射膜
または光反射性記録膜で反射されたレーザ光の検出光路
に非点収差を発生させる光学素子(図示せず)を配置
し、光検出器上に照射されるレーザ光の形状変化を検出
する方法である。光検出領域は対角線状に4分割されて
いる。各検出領域から得られる検出信号に対し、DVD
サーボシーク制御ユニット15内で対角和間の差を取っ
てフォーカスエラー検出信号(フォーカス信号)を得
る。
【0028】[ナイフエッジ法] 光ディスク1で反射
されたレーザ光に対して非対称に一部を遮光するナイフ
エッジを配置する方法である。光検出領域は2分割さ
れ、各検出領域から得られる検出信号間の差を取ってフ
ォーカスエラー検出信号を得る。
【0029】通常、上記非点収差法あるいはナイフエッ
ジ法のいずれかが採用される。
【0030】光ディスク1はスパイラル状または同心円
状のトラックを有し、トラック上に情報が記録される。
このトラックに沿って集光スポットをトレースさせて情
報の再生または記録/消去を行う。安定して集光スポッ
トをトラックに沿ってトレースさせるため、トラックと
集光スポットの相対的位置ずれを光学的に検出する必要
がある。
【0031】トラックずれ検出方法としては一般に、次
の方法が用いられている。
【0032】[位相差検出(Differential Phase Detec
tion)法] 光ディスク201の光反射膜または光反射
性記録膜で反射されたレーザ光の光検出器上での強度分
布変化を検出する。光検出領域は対角線上に4分割され
ている。各検出領域から得られる検出信号に対し、DV
Dサーボシーク制御ユニット15内で対角和間の差を取
ってトラックエラー検出信号(トラッキング信号)を得
る。
【0033】[プッシュプル(Push-Pull)法] 光デ
ィスク1で反射されたレーザ光の光検出器上での強度分
布変化を検出する。光検出領域は2分割され、各検出領
域から得られる検出信号間の差を取ってトラックエラー
検出信号を得る。
【0034】[ツインスポット(Twin-Spot)法] 半
導体レーザ素子と光ディスク1間の送光系に回折素子な
どを配置して光を複数に波面分割し、光ディスク1上に
照射する±1次回折光の反射光量変化を検出する。再生
信号検出用の光検出領域とは別に+1次回折光の反射光
量と−1次回折光の反射光量を個々に検出する光検出領
域を配置し、それぞれの検出信号の差を取ってトラック
エラー検出信号を得る。
【0035】DVDモードでは、DVDサーボシーク制
御ユニット15からフォーカス信号、トラッキング信号
及び送り信号がフォーカス及びトラッキングアクチュエ
ータドライバ並びに送りモータドライバ17に送られ、
このドライバ17によって対物レンズ3、4がフォーカ
スサーボ制御され、また、トラッキングサーボ制御され
る。
【0036】更に、アクセス信号に応じてドライバ17
から付勢信号が送りモータ11に供給され光ピックアッ
プ2が搬送制御される。
【0037】このDVDサーボシーク制御ユニット15
は、DVDデータ処理ユニット6によって制御される。
例えば、DVDデータ処理ユニット6からアクセス信号
がDVDサーボシーク制御ユニット15に供給されて送
り信号が生成される。
【0038】また、DVDデータ処理ユニット6からの
制御信号でスピンドルモータドライバ18及びトレーモ
ータドライバ19が制御され、スピンドルモータ10及
びトレーモータ8が付勢され、スピンドルモータ10が
所定回転数で回転され、トレーモータ8がトレーを適切
に制御することとなる。
【0039】DVDデータ処理ユニット6に供給された
ヘッダ部51のデータに対応する再生信号は、後述する
CPU25に供給される。これにより、上記CPU25
は、その再生信号によりヘッダ部51のアドレスとして
のセクタ番号を判断し、アクセスする(データを記録す
るあるいは記録されているデータを再生する)アドレス
としてのセクタ番号との比較を行うようになっている。
【0040】DVDデータ処理ユニット6に供給された
記録領域58のデータに対応する再生信号は、RAM2
0に必要なデータが格納され、再生信号がこのDVDデ
ータ処理ユニット6で処理されてバッファとしてのRA
M21を有するSCSIインタフェース制御部並びにC
D−ROMデコーダ22に供給され、SCSIを介して
他の装置、例えば、パーソナルコンピュータに再生処理
信号が供給される。
【0041】CDモードでは、CDサーボシーク制御並
びにCDデータ処理ユニット16からフォーカス信号、
トラッキング信号及び送り信号がフォーカス及びトラッ
キングアクチュエータドライバ並びに送りモータドライ
バ17に送られ、このドライバ17によって対物レンズ
3、4がフォーカスサーボ制御され、また、トラッキン
グサーボ制御される。
【0042】更に、アクセス信号に応じてドライバ17
から付勢信号が送りモータ11に供給され光ピックアッ
プ2が搬送制御される。このCDサーボシーク制御並び
にCDデータ処理ユニット16からの制御信号でスピン
ドルモータドライバ18及びトレーモータドライバ19
が制御され、スピンドルモータ10が付勢され、スピン
ドルモータ10が所定回転数で回転されることとなる。
CDデータ処理ユニット16に供給された再生信号は、
この処理ユニット16で処理されてCDデータ出力アン
プ23を介して出力される。
【0043】図1に示す各部は、ROM24に格納され
た手順に従って、CPU25によって制御される。RA
M26はCPU25のメモリとして用いられる。
【0044】次に、上記作成されたDVD−RAMの光
ディスク1の構造について説明する。
【0045】上記光ディスク1は、例えば厚さ0.6m
mのポリカーボネイトあるいはアクリル等の透明樹脂か
らなる円盤状基板、相変化形の記録膜、反射膜、保護膜
および張り合わせのためのシートや接着剤から構成され
る。透明基板に凹凸形状で溝やヘッダ情報を記録し、凹
凸面に記録膜などを成膜したのち凹凸面どうしを張り合
わせ、両面において記録再生が可能な構成とする。
【0046】上記光ディスク1は、図2、図3に示すよ
うに、あらかじめトラッキング用のウォブルされている
グルーブとトラックアドレス等を示すプリピット(エン
ボスピット)列からなるヘッダ部51から構成されてい
る。
【0047】すなわち、データ記録時の基準となる信号
を得るため、トラッキング用のグルーブを一定周期でウ
ォブルさせている。この時、ヘッダ部51とトラッキン
グ用のグルーブを一定周期でウォブルさせる信号の位相
は概略合うようにする。
【0048】ヘッダ部51はまず外側にウォブルし、次
に内側にウォブルし、トラッキング用のグルーブのウォ
ブルもまず外側にウォブルし、次に内側にウォブルする
ようになっている。
【0049】上記光ディスク1は、図4、図5に示すよ
うに、内側から順に、リードインエリア42のエンボス
データゾーン45と書換え可能なデータゾーン46、デ
ータエリア43のゾーン43a、…43x、およびリー
ドアウトエリア44のデータゾーンからなり、それぞれ
のゾーンに対するクロック信号は同一であり、各ゾーン
に対する光ディスク1の回転数(速度)と1トラックず
つのセクタ数とがそれぞれ異なったものとなっている。
【0050】リードインエリア42は、複数(189
6)のトラックからなるエンボスデータゾーン45と複
数のトラックからなる書換え可能なデータゾーン46と
からなる。エンボスデータゾーン45は、ブランクゾー
ン、リファレンスシグナルゾーン、ブランクゾーン、コ
ントロールデータゾーン、ブランクゾーンからなる。エ
ンボスデータゾーン45には、リファレンスシグナルや
コントロールデータが製造時に記録されている。書換え
可能なデータゾーン46は、ガードトラック用のゾー
ン、ディスクテスト用のゾーン、ドライブテスト用のゾ
ーン、ディスク識別データ用のゾーン、および交替管理
エリアとしての交替管理ゾーンにより構成されている。
【0051】データエリア43は、半径方向に複数(1
888)のトラックからなる複数たとえば24のゾーン
43a、…43xにより構成されている。ただし、ゾー
ン43aだけは書換え可能なデータゾーン46を含めて
1888トラックとなっている。
【0052】リードアウトエリア44は、複数(144
6)のトラックからなり、上記書換え可能なデータゾー
ン46と同様に、書換え可能なデータゾーンであり、デ
ータゾーン46の記録内容と同じものが記録できるよう
になっている。
【0053】データエリア43のゾーン43a、…43
xでは、光ディスク1の内周側から外周側に向かうのに
したがって、回転数(速度39.78〜16.91H
z)が遅くなり、1トラックずつのセクタ数(17〜4
0)が増加するようになっている。
【0054】上記データエリア43のゾーン43a、…
43xのトラックには、図4、図5に示すように、デー
タの記録の単位としてのECC(error correction cod
e )ブロックデータ単位(たとえば38688バイト)
ごとに、データが記録されるようになっている。
【0055】ECCブロックは、2Kバイトのデータが
記録される16個のセクタからなり、各セクタごとにア
ドレスデータとしての4バイト(32ビット)構成のセ
クタID(識別データ)1〜ID16が2バイト構成の
エラー検知コード(IED:IDエラーディテクション
コード)とともにメインデータ(セクタデータ)に付与
され、ECCブロックに記録されるデータを再生するた
めのエラー訂正コードとしての横方向のECC(error
correction code )1と縦方向のECC2が記録される
ようになっている。このECC1、2は、光ディスク1
の欠陥によりデータが再生できなくなることを防止する
ために冗長語としてデータに付与されるエラー訂正コー
ドである。
【0056】各セクタは、172バイトで12行のデー
タにより構成され、各行(ライン)ごとに10バイト構
成の横方向のECC1が付与されているとともに、18
2バイト構成の1行分の縦方向のECC2が付与されて
いる。これにより、後述するエラー訂正回路92は、横
方向のECC1を用いて各ラインごとのエラー訂正処理
を行うとともに、縦方向のECC2を用いて各列ごとの
エラー訂正処理を行うようになっている。
【0057】上記ECCブロックが光ディスク1に記録
される際には、各セクタの所定のデータ量ごと(所定デ
ータ長さ間隔ごとたとえば91バイト:1456チャネ
ルビットごと)にデータを再生する際にバイト同期を取
るための同期コード(2バイト:32チャネルビット)
が付与されている。
【0058】各セクタは、第0フレームから第25フレ
ームの26個のフレームから構成され、各フレームごと
に付与されている同期コード(フレーム同期信号)が、
フレーム番号を特定するための特定コード(1バイト:
16チャネルビット)と、各フレーム共通の共通コード
(1バイト:16チャネルビット)とから構成されてい
る。
【0059】上記データエリア43のゾーン43a、…
43xのトラックには、図4、図5に示すように、各セ
クタごとに、それぞれアドレスとしてのセクタ番号等が
記録されているヘッダ部51、…があらかじめプリフォ
ーマッティングされている。
【0060】上記ヘッダ部51は、グルーブの形成時
に、形成されるようになっている。このヘッダ部51
は、図6、図7に示すように、複数のピットからなる複
数のヘッダ領域52により構成されており、グルーブ5
3に対して図のようにプリフォーマットされており、ピ
ットの中心はグルーブ53とランド54の境界線の振幅
の中心の同一線上の位置に存在する。図6は、各トラッ
クの先頭のセクタに付与されるヘッダ部51であり、図
7は、各トラックの途中のセクタに付与されるヘッダ部
51である。
【0061】この場合、グルーブ用のヘッダ部とランド
用のヘッダ部とが交互(千鳥状)に形成されている。
【0062】上記1セクタごとのフォーマットが、図8
に示されている。
【0063】図8において、1セクタは、2697バイ
ト(bytes)で構成され、128バイトのヘッダ領域(ヘ
ッダ部51に対応)51、2バイトのミラー領域57、
2567バイトの記録領域58から構成されている。
【0064】上記セクタに記録されるチャネルビット
は、8ビットのデータを16ビットのチャネルビットに
8−16コード変調された形式になっている。
【0065】ヘッダ領域51は、光ディスク1を製造す
る際に所定のデータが記録されているエリアである。こ
のヘッダ領域51は、4つのヘッダ1領域、ヘッダ2領
域、ヘッダ3領域、ヘッダ4領域により構成されてい
る。
【0066】ヘッダ1領域〜ヘッダ4領域は、46バイ
トあるいは18バイトで構成され、36バイトあるいは
8バイトの同期コード部VFO(Variable Frequency O
scillator )、3バイトのアドレスマークAM(Addres
s Mark)、4バイトのアドレス部PID(Position Ide
ntifier )、2バイトの誤り検知コードIED(ID Err
or Detection Code)、1バイトのポストアンブルPA
(Postambles)により構成されている。
【0067】ヘッダ1領域、ヘッダ3領域は、36バイ
トの同期コード部VFO1を有し、ヘッダ領域2、ヘッ
ダ4領域は、8バイトの同期コード部VFO2を有して
いる。
【0068】同期コード部VFO1、2は、PLLの引
き込みを行うための領域で、同期コード部VFO1はチ
ャネルビットで“00010001…”の連続を“3
6”バイト(チャネルビットで576ビット)分記録
(一定間隔のパターンを記録)したものであり、同期コ
ード部VFO2はチャネルビットで“00010001
…”の連続を“8”バイト(チャネルビットで128ビ
ット)分記録したものである。同期コード部VFO1は
いわゆる4Tの連続パターンとなっている。
【0069】アドレスマークAMは、どこからセクタア
ドレスが始まるかを示す“3”バイトの同期コードであ
る。このアドレスマークAMの各バイトのパターンは
“000100010000000000000100
010001000000000000010001”
というデータ部分には現れない特殊なパターンが用いら
れる。
【0070】アドレス部PID1〜4は、4バイトのア
ドレスとしてのセクタ番号が記録されている領域であ
る。セクタ番号は、光ディスク1のトラック上における
物理的な位置を示す物理アドレスとしての物理セクタ番
号であり、この物理セクタ番号はマスタリング工程で記
録されるため、書き換えることはできないようになって
いる。
【0071】上記アドレス部PID(1〜4)は、1バ
イト(8ビット)のセクタ情報と、3バイトのセクタ番
号(トラック上における物理的な位置を示す物理アドレ
スとしての物理セクタ番号)から構成されている。セク
タ情報は、2ビットのリザーブ領域、2ビットの物理I
D番号領域、3ビットのセクタタイプ領域、1ビットの
レイヤ番号領域により構成されている。
【0072】物理ID番号は、例えばPID1の場合は
“1”で、1つのヘッダ部51で4回重ね書きしている
内の何番目かを表す番号である。
【0073】セクタタイプ領域には、トラックにおける
最初のセクタ、最後のセクタ等を示すコードが記録され
ている。
【0074】誤り検知コードIEDは、セクタアドレス
(ID番号含む)に対するエラー(誤り)検知符号で、
読み込まれたPID内のエラーの有無を検知することが
できる。
【0075】ポストアンブルPAは、復調に必要なステ
ート情報を含んでおり、ヘッダ部51がスペースで終了
するよう極性調整の役割も持つ。
【0076】ミラー領域57は、トラッキングエラー信
号のオフセット補正、ランド/グルーブ切り替え信号の
タイミング発生等に利用される。
【0077】記録領域58は、10〜11バイトのギャ
ップ領域、20〜27のガード1領域、35バイトのV
FO3領域、3バイトのプレ−シンクロナスコード(P
S)領域、2418バイトのデータ領域、1バイトのポ
ストアンブル3(PA3)領域、48〜55バイトのガ
ード2領域、および24〜25バイトのバッファ領域に
より構成されている。
【0078】ギャップ領域は、何も書かない領域であ
る。
【0079】ガード1領域は、相変化記録媒体特有の繰
り返し記録時の終端劣化がVFO3領域にまで及ばない
ようにするために設けられた領域である。
【0080】VFO3領域もPLLロック用の領域で、
チャネルビットで“10001000…”の連続を“3
5”バイト(チャネルビットで560ビット)分記録す
るものである。
【0081】PS(pre-synchronous code)領域は、デ
ータ領域につなぐための同調用の領域である。
【0082】データ領域は、データID、データIDエ
ラー検知コードIED(Data ID Error Detection Cod
e)、同期コード、ECC(Error Correction Code
)、EDC(Error Detection Code)、ユーザデータ
等から構成される領域である。データIDは、各セクタ
の4バイト(32チャネルビット)構成のセクタデータ
である。データIDエラー検知コードIEDは、データ
ID用の2バイト(16ビット)構成のエラー検知コー
ドである。
【0083】PA(postamble )3領域は、復調に必要
なステート情報を含んでおり、前のデータ領域の最終バ
イトの終結を示す領域である。
【0084】ガード2領域は、相変化記録媒体特有の繰
り返し記録時の終端劣化がデータ領域にまで及ばないよ
うにするために設けられた領域である。
【0085】バッファ領域は、データ領域が次のヘッダ
部51にかからないように、光ディスク1を回転するモ
ータの回転変動などを吸収するために設けられた領域で
ある。
【0086】ギャップ領域が、10+J/16バイトと
いう表現になっているのは、ランダムシフトを行うから
である。ランダムシフトとは相変化記録媒体の繰り返し
記録劣化を緩和するため、データの書き始めの位置をず
らすことである。ランダムシフトの長さはデータ領域の
最後尾に位置するバッファ領域の長さで調整され、1つ
のセクタ全体の長さは2697バイト一定である。
【0087】上記データエリア43のゾーン43a、…
43xには、それぞれ上述したようにスペアセクタが用
意されており、同一ゾーン内で、セクタ単位のスリップ
交替処理(スリッピング リプレースメント アルゴリ
ズム)を行った際の、最終的なスペアとして利用される
ものである。
【0088】次に、上記DVDデータ処理ユニット6内
には、図9に示すように、記録領域58のデータを復調
し、またヘッダ部51のデータを復調する復調部61が
設けられている。
【0089】復調部61は、RFアンプ13からの加算
信号(RF和信号)の波形を等化する波形等化回路7
1、RFアンプ13からのトラッキングエラー信号(R
F差信号)の波形を等化する波形等化回路72、波形等
化回路72からの波形等化された再生RF信号に基づい
てヘッダ部51を検知するヘッダ部検知回路73、ヘッ
ダ部検知回路73からの検知信号に基づいて波形等化回
路71からの波形等化された再生RF信号あるいは波形
等化回路72からの波形等化された再生RF信号を切換
えて出力する切換スイッチ74、切換スイッチ74を介
して供給される波形等化回路71により波形等化された
再生RF和信号あるいは波形等化回路72からの波形等
化された再生RF差信号を2値化する2値化回路75、
ヘッダ部検知回路73からの検知信号あるいはCPU2
5からの制御信号に基づいて、上記2値化回路75から
の信号に同期したPLLクロックを生成するPLL回路
76、このPLL回路76からのPLLクロックを用い
て2値化回路75からの2値化信号から同期信号を検出
しデータ分離、8−16復調、あるいはヘッダ部51に
対する2値化信号の復調を行う復調回路77により構成
されている。
【0090】ヘッダ部検知回路73は、コンパレータ等
からなるフィルタ回路とモノマルチバイブレータからな
るもの、あるいはバッファ領域(ギャップ部)からのヘ
ッダ部51によるエッジの検知を行うものにより構成さ
れている。ヘッダ部検知回路73からの検知信号は、切
換信号として切換スイッチ74に出力されるとともに、
VFOのスタート信号として、PLL回路74に供給さ
れている。
【0091】このような構成により、ヘッダ部検知回路
73からの検知信号がローレベルの際、切換スイッチ7
4が波形等化回路71に切換えられており、RFアンプ
13からのRF和信号が波形等化回路71により波形等
化された再生RF和信号が切換スイッチ74を介して2
値化回路75に導かれる。これにより、再生RF和信号
が2値化回路75により2値化されて8−16信号を
得、この8−16信号に同期したPLL回路76からの
PLLクロックを用いて2値化回路75からの8−16
信号から同期信号を検出し、データ分離し、復調回路7
7により8−16復調を行い、CPU25へ記録領域5
8の再生データが出力される。
【0092】また、ヘッダ部検知回路73からの検知信
号がハイレベルの際、切換スイッチ74が波形等化回路
72に切換えられており、RFアンプ13からのRF差
信号が波形等化回路72により波形等化された再生RF
差信号が切換スイッチ74を介して2値化回路75に導
かれる。これにより、RFアンプ13からの再生RF差
信号を2値化データに同期したPLL回路76からのP
LLクロック(再生クロック)を用いて2値化回路75
からの2値化データを復調回路77により復調すること
により、CPU25へヘッダ部51のアドレス部PID
等の再生データが出力される。
【0093】上記PLL回路76は、図10に示すよう
に、位相比較器91、位相飛び検知回路92、チャージ
ポンプ93、電圧制御発振器(VCO)94、分周回路
95により構成されている。
【0094】位相比較器91は、ヘッダ部検知回路73
からの検知信号としてのVFOスタート信号あるいはC
PU25からの制御信号が供給されている際に、2値化
回路75からの2値化パルス(入力パルス)と、VCO
94からの再生クロックを分周回路95により1/8分
周した分周信号との位相差に基づいた充電パルスと放電
パルスとを出力するものである。この位相比較器91
は、D形FF回路101、102、ナンド回路103に
より構成されている。
【0095】FF回路101、102のデータ入力端D
には、ヘッダ部検知回路73からのVFOスタート信号
あるいはCPU25からの制御信号が供給され、FF回
路101のクロック入力端CKには、2値化回路75か
らの2値化パルスが供給され、FF回路102のクロッ
ク入力端CKには、分周回路95からの信号が供給さ
れ、FF回路101、102のリセット入力端には、ナ
ンド回路103からの信号が供給され、FF回路10
1、102のセット出力は、それぞれナンド回路103
に供給される。また、FF回路101、102のセット
出力は、それぞれ位相飛び検知回路92に供給される。
【0096】位相比較器91は、位相差がある場合、通
常、FF回路101からの充電パルスと、FF回路10
2からの放電パルスとを交互に出力し、位相飛びの際、
どちらか一方のパルスが連続して出力される。
【0097】位相飛び検知回路92は、位相比較器91
からの位相差に基づいた充電パルスと放電パルスの一方
が連続して供給された際に、位相飛びを検知するもので
ある。この位相飛び検知回路92による位相飛びの検知
によりチャージポンプ93のチャージあるいはディスチ
ャージの信号を出しっ放しにするようにしたものであ
る。
【0098】位相飛び検知回路92は、D形FF回路1
04、105、オア回路106、107、108、10
9、ナンド回路110、アンド回路111、112によ
り構成されている。チャージポンプ93は、チャージ用
のスイッチSW1、ディスチャージ用のスイッチSW
2、コンデンサC1、C2、抵抗Rにより構成されてい
る。
【0099】位相飛び検知回路92は、位相比較器91
のFF回路101、102から交互に充電パルスと放電
パルスが供給されている際、FF回路104、105は
リセット状態に保たれ、アンド回路111、112のゲ
ートが開けられることにより、FF回路101からの充
電パルスがアンド回路111、オア回路108を介して
チャージポンプ93のスイッチSW1のオン信号として
出力され、FF回路102からの放電パルスがアンド回
路112、オア回路109を介してチャージポンプ93
のスイッチSW2のオン信号として出力される。
【0100】位相飛び検知回路92は、位相比較器91
のFF回路101から連続して充電パルスが供給された
際、位相飛びが検知され、FF回路104がセット状態
に保たれ、スイッチSW1がオンの状態に保たれ、チャ
ージポンプ93でのチャージが連続して行われる。この
状態において、位相比較器91のFF回路102から連
続して充電パルスが供給された際、逆方向の位相飛びが
検知され、FF回路105がセット状態に切換り、FF
回路104がリセットされ、スイッチSW1がオフさ
れ、スイッチSW2がオンされ、チャージポンプ93で
のディスチャージが行われる。
【0101】チャージポンプ93は、チャージ用のスイ
ッチSW1がオンされた際、コンデンサC1、C2に対
する充電が行われ、ディスチャージ用のスイッチSW2
がオンされた際、コンデンサC1、C2に対する放電が
行われる。
【0102】電圧制御発振器(VCO;voltage
control oscillator)94は、平
滑化回路93から供給される信号の電圧値(アナログ
値)に比例した周波数の2値の再生クロック(チャネル
クロック)を出力するものである。
【0103】この電圧制御発振器94の再生クロック
は、分周回路95を介して位相比較器91に供給され、
さらに復調回路77に出力される。
【0104】上記分周回路95は、ヘッダ部検知回路7
3からの検知信号としてのVFOスタート信号あるいは
CPU25からの制御信号が供給されている際に、電圧
制御発振器94の再生クロックをn(8)分周するもの
である。VCO94の出力を8分周する理由は、入力パ
ルスの周波数に合わせているものである。
【0105】また、上記CPU25は、復調部61の復
調回路77からのアドレス部PIDの復調出力によりヘ
ッダ部51のアドレスを判断し、アクセスするアドレス
か否かを判断する。また、復調部61の復調回路77か
らの記録領域58に対して復調したデータはPLL回路
76からのPLLクロックにより一旦DVD訂正メモリ
としてのRAM20に書き込んだ後DVDフォーマット
に応じた訂正処理を行い訂正完了後にRAM20からデ
ータを読み出しDVD同期信号と共にSCSIインタフ
ェース制御部並びにCD−ROMデコーダ22に出力す
る。
【0106】次に、上記のような構成において、異なっ
たゾーンへのアクセス時のヘッダ部51の再生動作につ
いて説明する。
【0107】たとえば今、光ピックアップ2によるレー
ザビームが所定のゾーンのトラックにトラッキングして
いる状態で、他のゾーンのトラックへのアクセスがCP
U25により判断された際、CPU25はDVDサーボ
シーク制御ユニット15を制御し、ドライバ17により
光ピックアップ2が移動される。
【0108】また、DVDデータ処理ユニット6からの
制御信号でスピンドルモータドライバ18が制御され、
スピンドルモータ10が付勢され、スピンドルモータ1
0が移動先のゾーンに対応する所定回転数に回転制御さ
れる。
【0109】また、光ピックアップ2がアクセス位置に
移動され、DVDサーボシーク制御ユニット15からの
フォーカス信号、トラッキング信号及び送り信号により
ドライバ17によって対物レンズ3、4がフォーカスサ
ーボ制御され、また、トラッキングサーボ制御される。
【0110】このサーボがオンした時点で、スピンドル
モータ10による回転が制定する前の状態で、RFアン
プ15からのトラッキングエラー信号としての再生RF
差信号によりヘッダ部検知回路73がヘッダ部51を検
知することにより、切換スイッチ74が波形等価回路7
2側に切換り、ヘッダ部検知信号としてVFOスタート
信号がPLL回路76に出力される。
【0111】これにより、PLL回路76は、ヘッダ部
検知回路73からのヘッダ部検知信号が供給されている
際、2値化回路75からの2値化信号に同期した再生ク
ロックを生成し、復調回路77に出力される。
【0112】この結果、復調回路77はPLL回路76
からの再生クロックに基づいて2値化回路75からの2
値化データを復調することにより、CPU25へヘッダ
部51の再生データが出力される。
【0113】上記PLL回路76では、図11に示すよ
うに、位相飛びを検知して、VCO入力電圧が従来のよ
うに割れないようにしてコンデンサC1のチャージを早
めると同時に逆方向の位相飛びが検知されるまでチャー
ジ電流を保持することにより、コンデンサC1のチャー
ジをさらに早めている。
【0114】すなわち、位相飛び検知回路92は、位相
比較器91のFF回路101から連続して充電パルスが
供給された際、位相飛びが検知され、FF回路104が
セット状態に保たれ、スイッチSW1がオンの状態に保
たれ、チャージポンプ93でのチャージが連続して行わ
れる。この状態において、位相比較器91のFF回路1
02から連続して充電パルスが供給された際、逆方向の
位相飛びが検知され、FF回路105がセット状態に切
換り、FF回路104がリセットされ、スイッチSW1
がオフされ、スイッチSW2がオンされ、チャージポン
プ93でのディスチャージが行われる。この結果、VO
C入力電圧は、図11に示すようになる。
【0115】上記図11において、VFOの引き込み時
間は、時間T1、T2からなる。
【0116】時間T1は T1={C1(fT−f0)/
D・ID}−C1・R 時間T2は T2=△t+C1・R・ln(R−△t/
C)・(KD・ID/fi・△) △t=√{2C1(8+α)/KD・ID} α:初期位相で0から8、平均4 計算例としては、 KD=25MHz/V ID=0.6
mA C1=0.047μF R=220Ω fT=3
0MHz f0=20MHz △=0.02 α=4と
なっている。
【0117】このような、改良型のPLL回路76にお
いて、時間T1=21.0μs、時間T2=8.7μ
s、引き込み時間=29.7μsとなっている。この際
の計算例では引き込み時間を、従来の図14の場合に比
べ、56%も早めている。
【0118】上記したように、ゾーンCLVフォーマッ
トの光ディスクにおいて、異なるゾーンへのアクセス時
に、ヘッダ部のVFOに対応する入力パルスに基づい
て、PLL回路の位相及び周波数をチャージポンプのチ
ャージ及びディスチャージを用いて合わせることにより
再生クロックを生成するものにおいて、位相飛びを検出
した時に、チャージポンプのチャージ及びディスチャー
ジの信号を出しっ放しにして高速にPLL回路を動作状
態にするようにしたものである。
【0119】また、位相飛び検知回路は早すぎ、遅すぎ
の両方を検知した時にリセットするようにして、さらに
高速引き込みを可能としている。
【0120】すなわち、VCOの入力電圧が割れないよ
うにしてコンデンサC1のチャージを早めると同時に、
逆方向の位相飛びが検出されるまでチャージ電流を保持
することにより、コンデンサC1のチャージをさらに早
める。計算例では引き込み時間を56%早めることがで
きる。
【0121】PLL回路におけるディジタル回路の追加
は、通常、PLL回路を含むDVDデータ処理ユニット
のLSI化が行われるため、全く問題とはならない。
【0122】これにより、異なるゾーンへのアクセスが
行われる際に、PLLに対する周波数引き込みを早く行
うことができ、高速アクセスが可能である。
【0123】PLLに対する周波数引き込みを行う際
に、大きな周波数差があっても引き込みを行うことがで
きる。
【0124】また、PLL回路76としては、図12に
示す改良型でも同様に実施できる。この場合、図10の
場合に比べ、幾分、周波数引き込み時間が掛かるが、図
10の場合に比べ、回路を簡単化することができる。
【0125】すなわち、位相飛び検知回路92を簡単化
することができる。例えば、図10の構成からオア回路
106、107、ナンド回路110を省略することがで
きる。
【0126】また、ゾーンごとの転送レートが一定の場
合について説明したが、ゾーンごとの回転数が変更され
るものであれば、ゾーンごとの転送レートが可変の場合
でも実施可能である。
【0127】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、ヘッダ部を有する光ディスクに対して、データを記
録したり、記録されているデータを再生するものにおい
て、異なるゾーンへのアクセスが行われる際に、PLL
に対する周波数引き込みを早く行うことができ、アクセ
ス時間の短縮化が図れる光ディスク装置と再生クロック
生成回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の光ディスク装置の概略構
成を示すブロック図。
【図2】光ディスクの概略構成を示す平面図。
【図3】光ディスクのヘッダ部とグルーブ部のウォブル
状況を示す図。
【図4】光ディスクの概略構成を示す平面図。
【図5】光ディスクの概略構成を示す平面図。
【図6】光ディスクのヘッダ部のプリフォーマットデー
タと周辺のグルーブとランドの状態を説明するための
図。
【図7】光ディスクのヘッダ部のプリフォーマットデー
タと周辺のグルーブとランドの状態を説明するための
図。
【図8】1セクタごとのセクタフォーマットを示す図。
【図9】DVDデータ処理ユニットの要部の概略構成を
示すブロック図。
【図10】PLL回路の概略構成を示すブロック図。
【図11】PLL回路におけるVCO入力電圧とコンデ
ンサC1のチャージ電圧の変化を示す図。
【図12】簡易型のPLL回路の概略構成を示すブロッ
ク図。
【図13】PLL回路の概略構成を示すブロック図。
【図14】PLL回路におけるVCO入力電圧とコンデ
ンサC1のチャージ電圧の変化を示す図。
【符号の説明】
1…光ディスク 2…光ピック・アップ(集光手段、検出手段) 3…対物レンズ 6…DVDデータ処理ユニット 10…スピンドルモータ(回転手段) 11…送りモータ(移動手段) 13…RFアンプ 14…サーボ・アンプ 15…DVDサーボ・シーク制御ユニット 17…ドライバ 25…CPU 61…復調部 73…ヘッダ部検知回路 74…切換えスイッチ 75…2値化回路(2値化手段) 76…PLL回路(再生クロック生成手段) 77…復調回路(復調手段) 91…位相比較器(出力手段) 92…位相飛び検知回路(検知手段) 93…チャージポンプ(充放電手段) 94…電圧制御発振器(生成手段) 95…分周回路(分周手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 うずまき状又は同心円状のデータを記録
    するグルーブおよびランドのトラックを有し、一定長の
    グルーブおよびランドからなり先頭部分に付与される同
    期コードとアドレスデータからなるヘッダ部とデータが
    記録される記録領域とからなる複数のセクタを有し、上
    記複数のトラックずつの複数のゾーンからなる光ディス
    クを各ゾーンごとに異なった回転数で回転した状態で、
    上記光ディスクに対してデータを記録したり、この光デ
    ィスクに記録されているデータを再生する光ディスク装
    置において、 上記光ディスク上に光を集光させる集光手段と、 上記光ディスクからの光が検出される第1の検出手段
    と、 この第1の検出手段からの検出信号を2値化する2値化
    手段と、 上記第1の検出手段からの検出信号に基づいて、上記ヘ
    ッダ部の先頭部分を検出する第2の検出手段と、 この第2の検出手段からの検出信号に基づいて、上記2
    値化手段からの上記ヘッダ部の同期コードに対する2値
    化信号に基づく再生クロックを生成する再生クロック生
    成手段と、 この再生クロック生成手段により生成される再生クロッ
    クに基づいて、上記2値化手段からの上記ヘッダ部のア
    ドレスデータに対する2値化信号を復調する復調手段と
    を具備し、 上記再生クロック生成手段が、 上記再生クロックを上記所定周期に合わせて分周する分
    周手段と、 上記受信信号と上記再生クロックを分周した信号との位
    相差を比較し、この比較結果の位相差に基づいた充電パ
    ルスと放電パルスを出力する出力手段と、 この出力手段により出力される充電パルスと放電パルス
    とにより位相飛びを検知する検知手段と、 上記出力手段により出力される充電パルスと放電パルス
    とに基づいて充電と放電とを行う充放電手段と、 上記検知手段により位相飛びを検知した際に、上記充放
    電手段による充電を継続させる継続手段と、 この継続手段により上記充放電手段による充電が継続し
    ている際に、上記検知手段により位相飛びを検知した際
    に、上記充放電手段による充放電を停止する停止手段
    と、 上記充放電手段による充電電圧に比例した周波数の再生
    クロックを生成する生成手段とからなる、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 うずまき状又は同心円状のデータを記録
    するグルーブおよびランドのトラックを有し、一定長の
    グルーブおよびランドからなり先頭部分に付与される同
    期コードとアドレスデータからなるヘッダ部とデータが
    記録される記録領域とからなる複数のセクタを有し、上
    記複数のトラックずつの複数のゾーンからなる光ディス
    クを各ゾーンごとに異なった回転数で回転した状態で、
    上記光ディスクに対してデータを記録したり、この光デ
    ィスクに記録されているデータを再生する光ディスク装
    置において、 上記光ディスク上に光を集光させる集光手段と、 この集光手段を上記光ディスクの半径方向へ移動する移
    動手段と、 上記光ディスクからの光が検出される第1の検出手段
    と、 この第1の検出手段からの検出信号を2値化する2値化
    手段と、 上記光ディスクに対する異なるゾーンでのアクセスの指
    示に応じて、上記ゾーンにおける回転数に光ディスクの
    回転を変更する変更手段と、 上記光ディスクに対する異なるゾーンでのアクセスの指
    示に応じて、上記移動手段により上記集光手段が移動さ
    れ、上記集光手段による光の集光位置がアクセスの指示
    に対応した位置となった際に、上記第1の検出手段から
    の検出信号に基づいて、上記ヘッダ部の先頭部分を検出
    する第2の検出手段と、 この第2の検出手段からの検出信号に基づいて、上記2
    値化手段からの上記ヘッダ部の同期コードに対する2値
    化信号に基づく再生クロックを生成する再生クロック生
    成手段と、 この再生クロック生成手段により生成される再生クロッ
    クに基づいて、上記2値化手段からの上記ヘッダ部のア
    ドレスデータに対する2値化信号を復調する復調手段と
    を具備し、 上記再生クロック生成手段が、 上記再生クロックを上記所定周期に合わせて分周する分
    周手段と、 上記受信信号と上記再生クロックを分周した信号との位
    相差を比較し、この比較結果の位相差に基づいた充電パ
    ルスと放電パルスを出力する出力手段と、 この出力手段により出力される充電パルスと放電パルス
    とにより位相飛びを検知する検知手段と、 上記出力手段により出力される充電パルスと放電パルス
    とに基づいて充電と放電とを行う充放電手段と、 上記検知手段により位相飛びを検知した際に、上記充放
    電手段による充電を継続させる継続手段と、 この継続手段により上記充放電手段による充電が継続し
    ている際に、上記検知手段により位相飛びを検知した際
    に、上記充放電手段による充放電を停止する停止手段
    と、 上記充放電手段による充電電圧に比例した周波数の再生
    クロックを生成する生成手段とからなる、 ことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 所定周期の受信信号に同期した再生クロ
    ックを生成する再生クロック生成回路において、 上記再生クロックを上記所定周期に合わせて分周する分
    周手段と、 上記受信信号と上記再生クロックを分周した信号との位
    相差を比較し、この比較結果の位相差に基づいた充電パ
    ルスと放電パルスを出力する出力手段と、 この出力手段により出力される充電パルスと放電パルス
    とにより位相飛びを検知する検知手段と、 上記出力手段により出力される充電パルスと放電パルス
    とに基づいて充電と放電とを行う充放電手段と、 上記検知手段により位相飛びを検知した際に、上記充放
    電手段による充電を継続させる継続手段と、 この継続手段により上記充放電手段による充電が継続し
    ている際に、上記検知手段により位相飛びを検知した際
    に、上記充放電手段による充放電を停止する停止手段
    と、 上記充放電手段による充電電圧に比例した周波数の再生
    クロックを生成するクロック生成手段と、 を具備したことを特徴とする再生クロック生成回路。
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