JP2001084612A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2001084612A
JP2001084612A JP25760499A JP25760499A JP2001084612A JP 2001084612 A JP2001084612 A JP 2001084612A JP 25760499 A JP25760499 A JP 25760499A JP 25760499 A JP25760499 A JP 25760499A JP 2001084612 A JP2001084612 A JP 2001084612A
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data
address
optical disc
sector
optical disk
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JP25760499A
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English (en)
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Shinichiro Arakawa
信一郎 荒川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アドレス部PIDが1つしか読めない場合にお
いても、そのセクタの物理アドレスを確定する。 【解決手段】アドレス検出回路71がアドレス信号から
アドレス情報(アドレス部PID1〜PID4)を再生
し、アドレス情報の中のファーストセクタビット(Firs
t Sector Bit)を検出した場合に極性切替要求信号をC
PU25に送出し、CPU25が極性切替要求信号を受
信した際、トラッキング極性切替信号をトラッキング制
御回路60の切替スイッチ62に送出してトラッキング
極性を切り替えて現在のサーボ極性を反転させ、アドレ
ス判定回路72が前記アドレス情報のアドレス部PID
と前記トラッキング極性切替信号をもとに所定の判定基
準によりアドレスを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、 DVD−RA
M等の光ディスクに対してデータを記録したり、記録さ
れているデータを再生する光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光学ヘッド(光ピックアップ)に
搭載された半導体レーザ発振器から出力されるレーザ光
により、記録トラックを有する光ディスクにデータを記
録したり、あるいは光ディスクに記録されているデータ
を再生する光ディスク装置が実用化されている。
【0003】最近、光ディスクとしてDVD−RAMが
開発されている。
【0004】このようなDVD−RAMの場合、1周の
トラックごと(交互)にランドとグルーブが切り替わる
ようになっており、この1トラックに複数存在するセク
タ単位にヘッダ部がプリフォーマットされている。この
ヘッダ部は、PLLの引き込みを行うための同期コード
とアドレスとしての物理セクタ番号が記録されている。
【0005】上記光ディスクは、複数のトラックからな
る複数のゾーンに、光ディスクの半径方向に分割されて
おり、それぞれのゾーンについての1トラック当たりの
セクタ数が同一のものとなっている(ゾーンCLVフォ
ーマット)。
【0006】このようなDVD−RAMを扱う光ディス
ク装置では、光ディスクの特性によりほぼ固定の線速
(光学ヘッドのレーザ光による光ディスク上のトラック
の移動速度がほぼ等速)での記録、再生が行われるよう
になっている。このため、ゾーンごとに異なった回転数
で回転する(スピンドルモータの回転制御により)よう
になっている。すなわち、記録、再生を行う半径方向の
位置にしたがって回転数を変化させている。
【0007】また、上記光ディスクのアドレス再生にお
いては、CAPAの前後半IDの大小比較により物理ア
ドレスの判別を行っていた。
【0008】しかしながら、光ディスクの欠陥などによ
り、ヘッダ部のアドレス部PIDが1つ、もしくは前半
IDまたは後半IDのみしか判読できないときは、当該
セクタの物理アドレスを判別することができない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、光デ
ィスクの欠陥などにより、ヘッダ部のアドレス部PID
が1つ、もしくは前半IDまたは後半IDのみしか判読
できないときは、当該セクタの物理アドレスを判別する
ことができないという問題があった。
【0010】そこで、この発明は、 アドレス部PID
が1つしか読めない場合においても、そのセクタの物理
アドレスを確定することができる光ディスク装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク装
置は、うずまき状又は同心円状のデータを記録するグル
ーブおよびランドのトラックを有し、一定長のグルーブ
およびランドからなりアドレスデータからなるヘッダ部
とデータが記録される記録領域とからなる複数のセクタ
を有し、上記複数のトラックずつの複数のゾーンからな
る光ディスクを各ゾーンごとに異なった回転数で回転し
た状態で、上記光ディスクに対してデータを記録した
り、この光ディスクに記録されているデータを再生する
光ディスク装置において、上記光ディスク上に光を集光
させる集光手段と、上記光ディスクからの光が検出され
る第1の検出手段と、この第1の検出手段からの検出信
号に基づいてアドレスデータを再生し、このアドレスデ
ータから上記トラックにおける最初のセクタを示すファ
ーストセクタビットを検出した際に極性切替要求信号を
出力する第2の検出手段と、この第2の検出手段から出
力される極性切替要求信号を受信した際、トラッキング
極性切替信号を出力し、トラッキング極性を切り替えて
サーボ極性を反転させる制御を行う制御手段と、この制
御手段から出力されたトラッキング極性切替信号と上記
第2の検出手段で再生されたアドレスデータとから所定
の判定基準によりアドレスを判定する判定手段とから構
成されている。
【0012】この発明の光ディスク装置は、うずまき状
又は同心円状のデータを記録するグルーブおよびランド
のトラックを有し、一定長のグルーブおよびランドから
なり4つのアドレスデータからなるヘッダ部とデータが
記録される記録領域とからなる複数のセクタを有し、上
記複数のトラックずつの複数のゾーンからなる光ディス
クを各ゾーンごとに異なった回転数で回転した状態で、
上記光ディスクに対してデータを記録したり、この光デ
ィスクに記録されているデータを再生する光ディスク装
置において、上記光ディスク上に光を集光させる集光手
段と、上記光ディスクからの光が検出される第1の検出
手段と、この第1の検出手段からの検出信号に基づいて
アドレスデータを再生し、このアドレスデータから上記
トラックにおける最初のセクタを示すファーストセクタ
ビットを検出した際に極性切替要求信号を出力する第2
の検出手段と、この第2の検出手段から出力される極性
切替要求信号を受信した際、トラッキング極性切替信号
を出力し、トラッキング極性を切り替えてサーボ極性を
反転させる制御を行う制御手段と、この制御手段から出
力されたトラッキング極性切替信号と上記第2の検出手
段で4つのアドレスデータのうちの少なくても1つ再生
されたアドレスデータとからアドレスを判定する判定手
段とから構成されている。
【0013】この発明の光ディスク装置は、うずまき状
又は同心円状のデータを記録するグルーブおよびランド
のトラックを有し、一定長のグルーブおよびランドから
なりアドレスデータからなるヘッダ部とデータが記録さ
れる記録領域とからなる複数のセクタを有し、上記複数
のトラックずつの複数のゾーンからなる光ディスクを各
ゾーンごとに異なった回転数で回転した状態で、上記光
ディスクに対してデータを記録したり、この光ディスク
に記録されているデータを再生する光ディスク装置にお
いて、上記光ディスク上に光を集光させる集光手段と、
上記光ディスクからの光が検出される第1の検出手段
と、この第1の検出手段からの検出信号に基づいてアド
レスデータを再生し、このアドレスデータから上記トラ
ックにおける最初のセクタを示すファーストセクタビッ
トを検出した際に極性切替要求信号を出力する第2の検
出手段と、この第2の検出手段から出力される極性切替
要求信号を受信した際、トラッキング極性切替信号を出
力する第1の制御手段と、この第1の制御手段から出力
されたトラッキング極性切替信号によりトラッキング極
性を切り替えてサーボ極性を反転させる制御を行う第2
の制御手段と、上記第1の制御手段から出力されたトラ
ッキング極性切替信号と上記第2の検出手段で再生され
たアドレスデータとから所定の判定基準によりアドレス
を判定する判定手段とから構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0015】図1は、光ディスク装置を示すものであ
る。この光ディスク装置は、光ディスク(DVD−RA
M)1へのデータの記録及びこの光ディスク1からデー
タを再生するものである。
【0016】この光ディスク装置は、DVD−RAMの
みならず他のDVDディスクやCDディスクからもデー
タの読み出しが可能で、書換可能なDVDディスクに対
してデータの書き込みが可能な装置として構成されてい
る。
【0017】したがって、光ピックアップ2は、DVD
用の対物レンズ3及びCD用の対物レンズ4を有してい
る。光ピックアップ2内には、DVD用の対物レンズ3
及びCD用の対物レンズ4に対応してDVD用及びCD
用の半導体レーザユニット(図示せず)が設けられ、装
填された光ディスク1がDVDディスク或いはCDディ
スクかに応じてこの半導体レーザユニットの一方が選択
され、レーザ制御ユニット5によって付勢され、それぞ
れ対応する波長のレーザビームを発生する。DVD用及
びCD用の半導体レーザユニットのいずれかが選択され
て付勢されると、光ディスク1に対応するレーザビーム
が対応する対物レンズ3、4に向けられ、この対物レン
ズ3、4によって光ディスク1に収束される。この収束
されたレーザビームで光ディスク1にデータが書き込ま
れ、或いは、再生される。
【0018】レーザ制御ユニット5は、DVDデータ処
理ユニット6によってその設定がセットされるが、その
設定は、再生信号を得る再生モード、データを記録する
記録モード及びデータを消去する消去モード並びにDV
Dディスクに対するデータ処理を実行するDVDモード
及びCDディスクに対するデータ処理を実行するCDモ
ードで異なっている。即ち、DVDモードでは、DVD
用の半導体レーザユニットが選択されて付勢され、ま
た、CDモードでは、CD用の半導体レーザユニットが
選択されて付勢される。DVD用或いはCD用のレーザ
ビームは、再生モード、記録モード及び消去モードの3
つのモードでそれぞれ異なるレベルのパワーを有し、そ
のモードに対応したパワーのレーザビームが発生される
ように半導体レーザユニットがレーザ制御ユニット5に
よって付勢される。なお、 DVDデータ処理ユニット
6には、詳しくは後述するがアドレス再生部70が設け
られている。
【0019】DVD用の対物レンズ3及びCD用の対物
レンズ4に対向してDVDディスク1或いはCDディス
クが配置されるように、このDVDディスク或いはCD
ディスクは、直接或いはディスクカートリッジ1aに収
納されてトレー7によって装置内に搬送される。このト
レー7を駆動する為のトレーモータ8が装置内に設けら
れている。また、装填されたDVDディスク1或いはC
Dディスクは、スタンパ9によって回転可能にスピンド
ルモータ10上に保持され、このスピンドルモータ10
によって回転される。
【0020】光ピックアップ2は、その内にレーザビー
ムを検出する光検出器(図示せず)を有している。この
光検出器は、光ディスク1で反射されて対物レンズ3、
4を介して戻されたレーザビームを検出している。光検
出器からの検出信号(電流信号)は、電流/電圧変換器
(I/V)12で電圧信号に変換され、この信号は、リ
ファレンスアンプ(RFアンプ)13及びサーボアンプ
14に供給される。リファレンスアンプ13からは、後
述するヘッダ部51のデータの再生用としてのトラッキ
ングエラー信号と記録領域58のデータの再生用として
の加算信号がDVDデータ処理ユニット6に出力され
る。サーボアンプ14からのサーボ信号(トラッキング
誤差信号、フォーカス信号)は、DVDモードでは、D
VDサーボシーク制御ユニット15に出力され、CDモ
ードでは、CDサーボシーク制御並びにCDデータ処理
ユニット16に出力される。なお、 DVDサーボシー
ク制御ユニット15には、詳しくは後述するがトラッキ
ング制御回路60が設けられている。
【0021】フォーカスずれ量を光学的に検出する方法
としては、たとえば次のようなものがある。
【0022】[非点収差法] 光ディスク1の光反射膜
または光反射性記録膜で反射されたレーザ光の検出光路
に非点収差を発生させる光学素子(図示せず)を配置
し、光検出器上に照射されるレーザ光の形状変化を検出
する方法である。光検出領域は対角線状に4分割されて
いる。各検出領域から得られる検出信号に対し、DVD
サーボシーク制御ユニット15内で対角和間の差を取っ
てフォーカスエラー検出信号(フォーカス信号)を得
る。
【0023】[ナイフエッジ法] 光ディスク1で反射
されたレーザ光に対して非対称に一部を遮光するナイフ
エッジを配置する方法である。光検出領域は2分割さ
れ、各検出領域から得られる検出信号間の差を取ってフ
ォーカスエラー検出信号を得る。
【0024】通常、上記非点収差法あるいはナイフエッ
ジ法のいずれかが採用される。
【0025】光ディスク1はスパイラル状または同心円
状のトラックを有し、トラック上に情報が記録される。
このトラックに沿って集光スポットをトレースさせて情
報の再生または記録/消去を行う。安定して集光スポッ
トをトラックに沿ってトレースさせるため、トラックと
集光スポットの相対的位置ずれを光学的に検出する必要
がある。
【0026】トラックずれ検出方法としては一般に、次
の方法が用いられている。
【0027】[位相差検出(Differential Phase Detec
tion)法] 光ディスク201の光反射膜または光反射
性記録膜で反射されたレーザ光の光検出器上での強度分
布変化を検出する。光検出領域は対角線上に4分割され
ている。各検出領域から得られる検出信号に対し、DV
Dサーボシーク制御ユニット15内で対角和間の差を取
ってトラックエラー検出信号(トラッキング信号)を得
る。
【0028】[プッシュプル(Push-Pull)法] 光デ
ィスク1で反射されたレーザ光の光検出器上での強度分
布変化を検出する。光検出領域は2分割され、各検出領
域から得られる検出信号間の差を取ってトラックエラー
検出信号を得る。
【0029】[ツインスポット(Twin-Spot)法] 半
導体レーザ素子と光ディスク1間の送光系に回折素子な
どを配置して光を複数に波面分割し、光ディスク1上に
照射する±1次回折光の反射光量変化を検出する。再生
信号検出用の光検出領域とは別に+1次回折光の反射光
量と−1次回折光の反射光量を個々に検出する光検出領
域を配置し、それぞれの検出信号の差を取ってトラック
エラー検出信号を得る。
【0030】DVDモードでは、DVDサーボシーク制
御ユニット15からフォーカス信号、トラッキング誤差
信号及び送り信号がフォーカス及びトラッキングアクチ
ュエータドライバ並びに送りモータドライバ17に送ら
れ、このドライバ(駆動回路)17によって対物レンズ
3、4がフォーカスサーボ制御され、また、トラッキン
グサーボ制御される。
【0031】更に、アクセス信号に応じてドライバ(駆
動回路)17から付勢信号が送りモータ11に供給され
光ピックアップ2が搬送制御される。
【0032】このDVDサーボシーク制御ユニット15
は、DVDデータ処理ユニット6によって制御される。
例えば、DVDデータ処理ユニット6からアクセス信号
がDVDサーボシーク制御ユニット15に供給されて送
り信号が生成される。
【0033】また、DVDデータ処理ユニット6からの
制御信号でスピンドルモータドライバ18及びトレーモ
ータドライバ19が制御され、スピンドルモータ10及
びトレーモータ8が付勢され、スピンドルモータ10が
所定回転数で回転され、トレーモータ8がトレーを適切
に制御することとなる。
【0034】DVDデータ処理ユニット6に供給された
ヘッダ部51のデータに対応する再生信号は、後述する
CPU25に供給される。これにより、上記CPU25
は、その再生信号によりヘッダ部51のアドレスとして
のセクタ番号を判断し、アクセスする(データを記録す
るあるいは記録されているデータを再生する)アドレス
としてのセクタ番号との比較を行うようになっている。
【0035】DVDデータ処理ユニット6に供給された
記録領域58のデータに対応する再生信号は、RAM2
0に必要なデータが格納され、再生信号がこのDVDデ
ータ処理ユニット6で処理されてバッファとしてのRA
M21を有するSCSIインタフェース制御部並びにC
D−ROMデコーダ22に供給され、SCSIを介して
他の装置、例えば、パーソナルコンピュータに再生処理
信号が供給される。
【0036】CDモードでは、CDサーボシーク制御並
びにCDデータ処理ユニット16からフォーカス信号、
トラッキング信号及び送り信号がフォーカス及びトラッ
キングアクチュエータドライバ並びに送りモータドライ
バ17に送られ、このドライバ17によって対物レンズ
3、4がフォーカスサーボ制御され、また、トラッキン
グサーボ制御される。
【0037】更に、アクセス信号に応じてドライバ17
から付勢信号が送りモータ11に供給され光ピックアッ
プ2が搬送制御される。このCDサーボシーク制御並び
にCDデータ処理ユニット16からの制御信号でスピン
ドルモータドライバ18及びトレーモータドライバ19
が制御され、スピンドルモータ10が付勢され、スピン
ドルモータ10が所定回転数で回転されることとなる。
CDデータ処理ユニット16に供給された再生信号は、
この処理ユニット16で処理されてCDデータ出力アン
プ23を介して出力される。
【0038】図1に示す各部は、ROM24に格納され
た手順に従って、CPU25によって制御される。RA
M26はCPU25のメモリとして用いられる。
【0039】次に、上記作成されたDVD−RAMの光
ディスク1の構造について説明する。
【0040】上記光ディスク1は、例えば厚さ0.6m
mのポリカーボネイトあるいはアクリル等の透明樹脂か
らなる円盤状基板、相変化形の記録膜、反射膜、保護膜
および張り合わせのためのシートや接着剤から構成され
る。透明基板に凹凸形状で溝やヘッダ情報を記録し、凹
凸面に記録膜などを成膜したのち凹凸面どうしを張り合
わせ、両面において記録再生が可能な構成とする。
【0041】上記光ディスク1は、図2、図3に示すよ
うに、あらかじめトラッキング用のウォブルされている
グルーブとトラックアドレス等を示すプリピット(エン
ボスピット)列からなるヘッダ部51から構成されてい
る。
【0042】すなわち、データ記録時の基準となる信号
を得るため、トラッキング用のグルーブを一定周期でウ
ォブルさせている。この時、ヘッダ部51とトラッキン
グ用のグルーブを一定周期でウォブルさせる信号の位相
は概略合うようにする。
【0043】ヘッダ部51はまず外側にウォブルし、次
に内側にウォブルし、トラッキング用のグルーブのウォ
ブルもまず外側にウォブルし、次に内側にウォブルする
ようになっている。
【0044】上記光ディスク1は、図4、図5に示すよ
うに、内側から順に、リードインエリア42のエンボス
データゾーン45と書換え可能なデータゾーン46、デ
ータエリア43のゾーン43a、…43x、およびリー
ドアウトエリア44のデータゾーンからなり、それぞれ
のゾーンに対するクロック信号は同一であり、各ゾーン
に対する光ディスク1の回転数(速度)と1トラックず
つのセクタ数とがそれぞれ異なったものとなっている。
【0045】リードインエリア42は、複数(189
6)のトラックからなるエンボスデータゾーン45と複
数のトラックからなる書換え可能なデータゾーン46と
からなる。エンボスデータゾーン45は、ブランクゾー
ン、リファレンスシグナルゾーン、ブランクゾーン、コ
ントロールデータゾーン、ブランクゾーンからなる。エ
ンボスデータゾーン45には、リファレンスシグナルや
コントロールデータが製造時に記録されている。書換え
可能なデータゾーン46は、ガードトラック用のゾー
ン、ディスクテスト用のゾーン、ドライブテスト用のゾ
ーン、ディスク識別データ用のゾーン、および交替管理
エリアとしての交替管理ゾーンにより構成されている。
【0046】データエリア43は、半径方向に複数(1
888)のトラックからなる複数たとえば24のゾーン
43a、…43xにより構成されている。ただし、ゾー
ン43aだけは書換え可能なデータゾーン46を含めて
1888トラックとなっている。
【0047】リードアウトエリア44は、複数(144
6)のトラックからなり、上記書換え可能なデータゾー
ン46と同様に、書換え可能なデータゾーンであり、デ
ータゾーン46の記録内容と同じものが記録できるよう
になっている。
【0048】データエリア43のゾーン43a、…43
xでは、光ディスク1の内周側から外周側に向かうのに
したがって、回転数(速度39.78〜16.91H
z)が遅くなり、1トラックずつのセクタ数(17〜4
0)が増加するようになっている。
【0049】上記データエリア43のゾーン43a、…
43xのトラックには、図4、図5に示すように、デー
タの記録の単位としてのECC(error correction cod
e )ブロックデータ単位(たとえば38688バイト)
ごとに、データが記録されるようになっている。
【0050】ECCブロックは、2Kバイトのデータが
記録される16個のセクタからなり、各セクタごとにア
ドレスデータとしての4バイト(32ビット)構成のセ
クタID(識別データ)1〜ID16が2バイト構成の
エラー検知コード(IED:IDエラーディテクション
コード)とともにメインデータ(セクタデータ)に付与
され、ECCブロックに記録されるデータを再生するた
めのエラー訂正コードとしての横方向のECC(error
correction code )1と縦方向のECC2が記録される
ようになっている。このECC1、2は、光ディスク1
の欠陥によりデータが再生できなくなることを防止する
ために冗長語としてデータに付与されるエラー訂正コー
ドである。
【0051】各セクタは、172バイトで12行のデー
タにより構成され、各行(ライン)ごとに10バイト構
成の横方向のECC1が付与されているとともに、18
2バイト構成の1行分の縦方向のECC2が付与されて
いる。これにより、後述するエラー訂正回路92は、横
方向のECC1を用いて各ラインごとのエラー訂正処理
を行うとともに、縦方向のECC2を用いて各列ごとの
エラー訂正処理を行うようになっている。
【0052】上記ECCブロックが光ディスク1に記録
される際には、各セクタの所定のデータ量ごと(所定デ
ータ長さ間隔ごとたとえば91バイト:1456チャネ
ルビットごと)にデータを再生する際にバイト同期を取
るための同期コード(2バイト:32チャネルビット)
が付与されている。
【0053】各セクタは、第0フレームから第25フレ
ームの26個のフレームから構成され、各フレームごと
に付与されている同期コード(フレーム同期信号)が、
フレーム番号を特定するための特定コード(1バイト:
16チャネルビット)と、各フレーム共通の共通コード
(1バイト:16チャネルビット)とから構成されてい
る。
【0054】上記データエリア43のゾーン43a、…
43xのトラックには、図4、図5に示すように、各セ
クタごとに、それぞれアドレスとしてのセクタ番号等が
記録されているヘッダ部51、…があらかじめプリフォ
ーマッティングされている。
【0055】上記ヘッダ部51は、グルーブの形成時
に、形成されるようになっている。このヘッダ部51
は、図6、図7に示すように、複数のピットからなる複
数のヘッダ領域52により構成されており、グルーブ5
3に対して図のようにプリフォーマットされており、ピ
ットの中心はグルーブ53とランド54の境界線の振幅
の中心の同一線上の位置に存在する。図6は、各トラッ
クの先頭のセクタに付与されるヘッダ部51であり、図
7は、各トラックの途中のセクタに付与されるヘッダ部
51である。
【0056】この場合、グルーブ用のヘッダ部とランド
用のヘッダ部とが交互(千鳥状)に形成されている。
【0057】上記1セクタごとのフォーマットが、図8
に示されている。
【0058】図8において、1セクタは、2697バイ
ト(bytes)で構成され、128バイトのヘッダ領域(ヘ
ッダ部51に対応)51、2バイトのミラー領域57、
2567バイトの記録領域58から構成されている。
【0059】上記セクタに記録されるチャネルビット
は、8ビットのデータを16ビットのチャネルビットに
8−16コード変調された形式になっている。
【0060】ヘッダ領域51は、光ディスク1を製造す
る際に所定のデータが記録されているエリアである。こ
のヘッダ領域51は、4つのヘッダ1領域、ヘッダ2領
域、ヘッダ3領域、ヘッダ4領域により構成されてい
る。
【0061】ヘッダ1領域〜ヘッダ4領域は、46バイ
トあるいは18バイトで構成され、36バイトあるいは
8バイトの同期コード部VFO(Variable Frequency O
scillator )、3バイトのアドレスマークAM(Addres
s Mark)、4バイトのアドレス部PID(Position Ide
ntifier )、2バイトの誤り検知コードIED(ID Err
or Detection Code)、1バイトのポストアンブルPA
(Postambles)により構成されている。
【0062】ヘッダ1領域、ヘッダ3領域は、36バイ
トの同期コード部VFO1を有し、ヘッダ領域2、ヘッ
ダ4領域は、8バイトの同期コード部VFO2を有して
いる。
【0063】同期コード部VFO1、2は、PLLの引
き込みを行うための領域で、同期コード部VFO1はチ
ャネルビットで“00010001…”の連続を“3
6”バイト(チャネルビットで576ビット)分記録
(一定間隔のパターンを記録)したものであり、同期コ
ード部VFO2はチャネルビットで“00010001
…”の連続を“8”バイト(チャネルビットで128ビ
ット)分記録したものである。同期コード部VFO1は
いわゆる4Tの連続パターンとなっている。
【0064】アドレスマークAMは、どこからセクタア
ドレスが始まるかを示す“3”バイトの同期コードであ
る。このアドレスマークAMの各バイトのパターンは
“000100010000000000000100
010001000000000000010001”
というデータ部分には現れない特殊なパターンが用いら
れる。
【0065】アドレス部PID1〜4は、4バイトのア
ドレスとしてのセクタ番号が記録されている領域であ
る。セクタ番号は、光ディスク1のトラック上における
物理的な位置を示す物理アドレスとしての物理セクタ番
号であり、この物理セクタ番号はマスタリング工程で記
録されるため、書き換えることはできないようになって
いる。
【0066】上記アドレス部PID(1〜4)は、1バ
イト(8ビット)のセクタ情報と、3バイトのセクタ番
号(トラック上における物理的な位置を示す物理アドレ
スとしての物理セクタ番号)から構成されている。セク
タ情報は、2ビットのリザーブ領域、2ビットの物理I
D番号領域、3ビットのセクタタイプ領域、1ビットの
レイヤ番号領域により構成されている。
【0067】物理ID番号は、例えばPID1の場合は
“1”で、1つのヘッダ部51で4回重ね書きしている
内の何番目かを表す番号である。
【0068】セクタタイプ領域には、トラックにおける
最初のセクタ、最後のセクタ等を示すコードが記録され
ている。セクタタイプは、トラックにおける最初のセク
タを示すファーストセクタ(First Sector)、トラック
における最後のセクタを示すラストセクタ(Last Secto
r)、トラックにおける最後のセクタの1つ前のセクタ
を示すビフォアラストセクタ(Before Last Sector)、
その他のセクタを示すアザーセクタ(Other Sector)等
がある。
【0069】誤り検知コードIEDは、セクタアドレス
(ID番号含む)に対するエラー(誤り)検知符号で、
読み込まれたPID内のエラーの有無を検知することが
できる。
【0070】ポストアンブルPAは、復調に必要なステ
ート情報を含んでおり、ヘッダ部51がスペースで終了
するよう極性調整の役割も持つ。
【0071】ミラー領域57は、トラッキングエラー信
号のオフセット補正、ランド/グルーブ切り替え信号の
タイミング発生等に利用される。
【0072】記録領域58は、10〜26バイトのギャ
ップ領域、20〜26のガード1領域、35バイトのV
FO3領域、3バイトのプレ−シンクロナスコード(P
S)領域、2418バイトのデータ領域、1バイトのポ
ストアンブル3(PA3)領域、48〜55バイトのガ
ード2領域、および9〜25バイトのバッファ領域によ
り構成されている。
【0073】ギャップ領域は、何も書かない領域であ
る。
【0074】ガード1領域は、相変化記録媒体特有の繰
り返し記録時の終端劣化がVFO3領域にまで及ばない
ようにするために設けられた領域である。
【0075】VFO3領域もPLLロック用の領域で、
チャネルビットで“10001000…”の連続を“3
5”バイト(チャネルビットで560ビット)分記録す
るものである。
【0076】PS(pre-synchronous code)領域は、デ
ータ領域につなぐための同調用の領域である。
【0077】データ領域は、データID、データIDエ
ラー訂正コードIED(Data ID Error Detection Cod
e)、同期コード、ECC(Error Correction Code
)、EDC(Error Detection Code)、ユーザデータ
等から構成される領域である。データIDは、各セクタ
の4バイト(32チャネルビット)構成のセクタID1
〜ID16である。データIDエラー訂正コードIED
は、データID用の2バイト(16ビット)構成のエラ
ー訂正コードである。
【0078】PA(postamble )3領域は、復調に必要
なステート情報を含んでおり、前のデータ領域の最終バ
イトの終結を示す領域である。
【0079】ガード2領域は、相変化記録媒体特有の繰
り返し記録時の終端劣化がデータ領域にまで及ばないよ
うにするために設けられた領域である。
【0080】バッファ領域は、データ領域が次のヘッダ
部51にかからないように、光ディスク1を回転するモ
ータの回転変動などを吸収するために設けられた領域で
ある。
【0081】ギャップ領域が、10〜11バイトという
表現になっているのは、ランダムシフトを行うからであ
る。ランダムシフトとは相変化記録媒体の繰り返し記録
劣化を緩和するため、データの書き始めの位置をずらす
ことである。ランダムシフトの長さはデータ領域の最後
尾に位置するバッファ領域の長さで調整され、1つのセ
クタ全体の長さは2697バイト一定である。
【0082】上記データエリア43のゾーン43a、…
43xには、それぞれ上述したようにスペアセクタが用
意されており、同一ゾーン内で、セクタ単位のスリップ
交替処理(スリッピング リプレースメント アルゴリ
ズム)を行った際の、最終的なスペアとして利用される
ものである。
【0083】図9は、この発明に係るアドレス判別の構
成を示すものである。すなわち、トラッキング制御回路
60は、極性反転回路61、切替スイッチ62、及び位
相補償回路62とから構成されている。極性反転回路6
1は、CPU25から出力されるトラッキング極性切替
信号による切替スイッチ62によって切り替えられる。
また、アドレス再生部70は、アドレス検出回路71と
アドレス判定回路72とから構成されている。
【0084】次に、この発明のアドレス判別を図9を参
照して説明する。
【0085】アドレス検出回路71は、アドレス信号か
らアドレス情報(アドレス部PID1〜PID4)を再
生してアドレス判定回路72へ送出する。また、アドレ
ス検出回路71は、アドレス情報(アドレス部PID1
〜PID4)の中のセクタタイプ領域でファーストセク
タ・ビット(First Sector Bit)を検出した場合に極性
切替要求信号をCPU25に送出する。
【0086】CPU25は、アドレス検出回路71から
極性切替要求信号を受信した際、トラッキング極性切替
信号をトラッキング制御回路60の切替スイッチ62に
送出してトラッキング極性を切り替え、現在のサーボ極
性を反転させる。
【0087】アドレス判定回路72は、前記アドレス検
出回路71からのアドレス情報のアドレス部PIDと前
記CPU25からのトラッキング極性切替信号をもと
に、図10に示す判定基準によりアドレスを判定する。
例えば、トラッキングサーボ極性がランドでアドレス部
PID1が読めた場合、そのセクタの物理アドレスPI
Dに現在のゾーンにおけるトラック1周当たりのセクタ
数Nを加えたものが、アドレス部PID1のアドレスに
なる。したがって、アドレス部PID1からNを減算す
るとそのセクタの物理アドレスが確定する。
【0088】以上説明したように上記発明の実施の形態
によれば、トラッキングサーボの極性をアドレス判定回
路が参照することにより、アドレス部PIDが1つしか
読めない場合においても、そのセクタの物理アドレスを
確定することが可能になる。
【0089】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
アドレス部PIDが1つしか読めない場合においても、
そのセクタの物理アドレスを確定することができる光デ
ィスク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の光ディスク装置の概略構
成を示すブロック図。
【図2】光ディスクの概略構成を示す平面図。
【図3】光ディスクのヘッダ部とグルーブ部のウォブル
状況を示す図。
【図4】光ディスクの概略構成を示す平面図。
【図5】光ディスクの概略構成を示す平面図。
【図6】光ディスクのヘッダ部のプリフォーマットデー
タと周辺のグルーブとランドの状態を説明するための
図。
【図7】光ディスクのヘッダ部のプリフォーマットデー
タと周辺のグルーブとランドの状態を説明するための
図。
【図8】1セクタごとのセクタフォーマットを示す図。
【図9】この発明に係るアドレス判別の構成を示すブロ
ック図。
【図10】アドレス判定基準を示す図。
【符号の説明】
1…光ディスク 6…DVDデータ処理ユニット 13…RFアンプ 14…サーボアンプ 15…DVDサーボシーク制御ユニット 17…駆動回路 24…ROM 25…CPU(制御手段) 26…RAM 60…トラッキング制御回路(第2の制御手段) 61…極性反転回路 62…切替スイッチ 63…位相補償回路 70…アドレス再生部 71…アドレス検出回路(第2の検出手段) 72…アドレス判定回路(判定手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 うずまき状又は同心円状のデータを記録
    するグルーブおよびランドのトラックを有し、一定長の
    グルーブおよびランドからなりアドレスデータからなる
    ヘッダ部とデータが記録される記録領域とからなる複数
    のセクタを有し、上記複数のトラックずつの複数のゾー
    ンからなる光ディスクを各ゾーンごとに異なった回転数
    で回転した状態で、上記光ディスクに対してデータを記
    録したり、この光ディスクに記録されているデータを再
    生する光ディスク装置において、 上記光ディスク上に光を集光させる集光手段と、 上記光ディスクからの光が検出される第1の検出手段
    と、 この第1の検出手段からの検出信号に基づいてアドレス
    データを再生し、このアドレスデータから上記トラック
    における最初のセクタを示すファーストセクタビットを
    検出した際に極性切替要求信号を出力する第2の検出手
    段と、 この第2の検出手段から出力される極性切替要求信号を
    受信した際、トラッキング極性切替信号を出力し、トラ
    ッキング極性を切り替えてサーボ極性を反転させる制御
    を行う制御手段と、 この制御手段から出力されたトラッキング極性切替信号
    と上記第2の検出手段で再生されたアドレスデータとか
    ら所定の判定基準によりアドレスを判定する判定手段
    と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 上記判定手段は、上記第2の検出手段で
    検出されるアドレスデータのPID1、PID2、 P
    ID3、 PID4の4つのうち1つが再生できれば、
    そのセクタの物理アドレスを確定できることをことを特
    徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 上記判定手段で判定される判定基準は、
    トラッキングサーボ極性と、上記光ディスクに記録され
    ているアドレスデータのPID1、PID2、 PID
    3、 PID4のうちの少なくとも1つが再生されれば
    判定できることをことを特徴とする請求項1記載の光デ
    ィスク装置。
  4. 【請求項4】 うずまき状又は同心円状のデータを記録
    するグルーブおよびランドのトラックを有し、一定長の
    グルーブおよびランドからなり4つのアドレスデータか
    らなるヘッダ部とデータが記録される記録領域とからな
    る複数のセクタを有し、上記複数のトラックずつの複数
    のゾーンからなる光ディスクを各ゾーンごとに異なった
    回転数で回転した状態で、上記光ディスクに対してデー
    タを記録したり、この光ディスクに記録されているデー
    タを再生する光ディスク装置において、 上記光ディスク上に光を集光させる集光手段と、 上記光ディスクからの光が検出される第1の検出手段
    と、 この第1の検出手段からの検出信号に基づいてアドレス
    データを再生し、このアドレスデータから上記トラック
    における最初のセクタを示すファーストセクタビットを
    検出した際に極性切替要求信号を出力する第2の検出手
    段と、 この第2の検出手段から出力される極性切替要求信号を
    受信した際、トラッキング極性切替信号を出力し、トラ
    ッキング極性を切り替えてサーボ極性を反転させる制御
    を行う制御手段と、 この制御手段から出力されたトラッキング極性切替信号
    と上記第2の検出手段で4つのアドレスデータのうちの
    少なくても1つ再生されたアドレスデータとからアドレ
    スを判定する判定手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 うずまき状又は同心円状のデータを記録
    するグルーブおよびランドのトラックを有し、一定長の
    グルーブおよびランドからなりアドレスデータからなる
    ヘッダ部とデータが記録される記録領域とからなる複数
    のセクタを有し、上記複数のトラックずつの複数のゾー
    ンからなる光ディスクを各ゾーンごとに異なった回転数
    で回転した状態で、上記光ディスクに対してデータを記
    録したり、この光ディスクに記録されているデータを再
    生する光ディスク装置において、 上記光ディスク上に光を集光させる集光手段と、 上記光ディスクからの光が検出される第1の検出手段
    と、 この第1の検出手段からの検出信号に基づいてアドレス
    データを再生し、このアドレスデータから上記トラック
    における最初のセクタを示すファーストセクタビットを
    検出した際に極性切替要求信号を出力する第2の検出手
    段と、 この第2の検出手段から出力される極性切替要求信号を
    受信した際、トラッキング極性切替信号を出力する第1
    の制御手段と、 この第1の制御手段から出力されたトラッキング極性切
    替信号によりトラッキング極性を切り替えてサーボ極性
    を反転させる制御を行う第2の制御手段と、 上記第1の制御手段から出力されたトラッキング極性切
    替信号と上記第2の検出手段で再生されたアドレスデー
    タとから所定の判定基準によりアドレスを判定する判定
    手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
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