JP2001084690A - 光ディスクへの記録方法 - Google Patents

光ディスクへの記録方法

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JP2001084690A
JP2001084690A JP25893099A JP25893099A JP2001084690A JP 2001084690 A JP2001084690 A JP 2001084690A JP 25893099 A JP25893099 A JP 25893099A JP 25893099 A JP25893099 A JP 25893099A JP 2001084690 A JP2001084690 A JP 2001084690A
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optical disk
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JP25893099A
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Mikio Yamamuro
美規男 山室
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、記録中に光ディスク上でアクセ
ス動作がほとんどはいらず、高速に記録することができ
る。 【解決手段】 この発明は、ホスト装置から供給される
複数のファイルデータをドライブ装置により光ディスク
にまとめて記録する際に、ファイルデータは一度に記録
され、つまり読取りによる確認処理なしで記録され、か
つ管理データはファイルデータの記録後にまとめて光デ
ィスクに記録されるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホスト装置から
の複数のファイルデータをDVD−RAM等の光ディス
クに連続記録する光ディスクへの記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、DVD−RAM等の光ディスクに
対してデータを記録したり、記録されているデータを再
生する光ディスク装置が実用化されている。
【0003】このような光ディスク(DVD−RAM)
としては、その記憶が大容量(2.6GB、5.2G
B)のため、ホスト装置としてのパソコン(PC)等の
外部記憶手段として用いられるようになってきている。
【0004】上記DVD−RAMは実データが記録され
るデータ領域とこのデータ領域に記録される実データの
アドレス等からなる管理データが記録される管理領域と
を有している。
【0005】しかし、PC等により供給される複数のフ
ァイルを、DVD−RAMに登録する際に、1つのファ
イル(一単位)ごとにデータ領域に記録した後、正しく
記録されたかの確認を読取り(ベリファイ機能)により
行い、正しいと確認された際に、対応する管理データを
管理領域に記録するようになっている。
【0006】このように、1つのファイルごとに、ファ
イルデータの記録、この記録したファイルデータの読取
り、管理データの記録が行われ、光学ヘッドによるアク
セス動作が頻繁に行われる。
【0007】したがって、ホスト装置からの複数のファ
イルデータを光ディスクに連続記録する際に、時間が掛
かってしまうものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ホスト装
置からの複数のファイルデータを光ディスクに連続記録
する際に、時間が掛かってしまうという欠点を除去する
もので、ホスト装置からの複数のファイルデータを光デ
ィスクに連続記録する際に、時間を短縮できる光ディス
クへの記録方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスクへ
の記録方法は、複数のファイルデータを出力するホスト
装置と、このホスト装置から出力されるファイルデータ
を光ディスクに記録するドライブ装置とからなり、上記
光ディスクにファイルデータと、このファイルデータの
ファイル名と光ディスクの論理的な位置を示す論理アド
レス等の管理データとが記録され、上記ドライブ装置が
データを正しく光ディスクに記録できなかった際に、光
ディスクの物理的な位置を示す物理アドレスが異なる別
な記録位置に記録する交替処理を有するものにおいて、
上記ホスト装置が、複数のファイルデータの連続記録の
指示と記録するファイルデータを上記ドライブ装置に出
力し、この出力により、上記ドライブ装置が、上記ホス
ト装置からの複数のファイルデータを順次交替処理無し
で光ディスクに記録し、この記録後、上記ドライブ装置
が、上記ホスト装置からの複数のファイルデータのファ
イル名と上記光ディスクにファイルデータを記録した論
理アドレスとの管理データを順次交替処理ありで光ディ
スクに記録するようにしたものである。
【0010】この発明の光ディスクへの記録方法は、複
数のファイルデータを出力するホスト装置と、このホス
ト装置から出力されるファイルデータを光ディスクに記
録するドライブ装置とからなり、上記光ディスクにファ
イルデータと、このファイルデータのファイル名と光デ
ィスクの論理的な位置を示す論理アドレス等の管理デー
タとが記録され、上記ドライブ装置がデータを正しく光
ディスクに記録できなかった際に、光ディスクの物理的
な位置を示す物理アドレスが異なる別な記録位置に記録
する交替処理を有するものにおいて、上記ホスト装置
が、複数のファイルデータの連続記録の指示と記録する
ファイルデータを上記ドライブ装置に出力し、この出力
により、上記ドライブ装置が、上記ホスト装置からの複
数のファイルデータを順次交替処理無しで光ディスクに
記録し、この記録後、上記ドライブ装置が、上記ホスト
装置からの複数のファイルデータのファイル名と上記光
ディスクにファイルデータを記録した論理アドレスとの
管理データを順次交替処理ありで光ディスクに記録し、
この記録後、上記ドライブ装置が、上記光ディスクに記
録したファイルデータを連続して再生し、この再生時に
再生できないファイルデータがあった際に、上記ホスト
装置が、再生できなかったファイルデータと論理アドレ
スを記憶し、この記憶に基づいて、上記ホスト装置が、
再生できなかったファイルデータと論理アドレスを上記
ドライブ装置に出力し、この出力により、上記ドライブ
装置が、上記ホスト装置からのファイルデータを交替処
理ありで論理アドレスに基づいて光ディスクに記録する
ようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態に係わる光ディスク装置を説明する。
【0012】図1は、光ディスク装置(ドライブ装置)
30を示すものである。この光ディスク装置30は、光
ディスク(DVD−RAM)1へのデータの記録及びこ
の光ディスク1からデータを再生するものである。
【0013】この光ディスク装置は、うずまき状又は同
心円状のデータを記録するグルーブおよびランドのトラ
ックを有し、一定長のグルーブおよびランドからなりア
ドレスデータからなる後述するヘッダ部51とデータが
記録される記録領域58とからなる複数のセクタを有
し、上記複数のトラックずつの複数のゾーンからなる光
ディスク1を各ゾーンごとに異なった回転数で回転した
状態で、上記光ディスク1に対してデータを記録した
り、この光ディスク1に記録されているデータを再生す
るものである。
【0014】この光ディスク装置30は、DVD−RA
Mのみならず他のDVDディスクからもデータの読み出
しが可能で、書換可能なDVDディスクに対してデータ
の書き込みが可能な装置として構成されている。
【0015】したがって、光ピックアップ2は、対物レ
ンズ3を有している。光ピックアップ2内には、対物レ
ンズ3に対応して半導体レーザユニット(図示せず)が
設けられ、レーザ制御ユニット5によって付勢され、対
応する波長のレーザビームを発生する。半導体レーザユ
ニットが付勢されると、光ディスク1に対応するレーザ
ビームが対応する対物レンズ3に向けられ、この対物レ
ンズ3によって光ディスク1に収束される。この収束さ
れたレーザビームで光ディスク1にデータが書き込ま
れ、或いは、再生される。
【0016】レーザ制御ユニット5は、データ処理ユニ
ット6によってその設定がセットされるが、その設定
は、再生信号を得る再生モード、データを記録する記録
モード及びデータを消去する消去モードで異なってい
る。レーザビームは、再生モード、記録モード及び消去
モードの3つのモードでそれぞれ異なるレベルのパワー
を有し、そのモードに対応したパワーのレーザビームが
発生されるように半導体レーザユニットがレーザ制御ユ
ニット5によって付勢される。
【0017】対物レンズ3に対向して光ディスク1が配
置されるように、この光ディスクは1、直接或いはディ
スクカートリッジ1aに収納されてトレー7によって装
置内に搬送される。このトレー7を駆動する為のトレー
モータ8が装置内に設けられている。また、装填された
光ディスク1は、スタンパ9によって回転可能にスピン
ドルモータ10上に保持され、このスピンドルモータ1
0によって回転される。
【0018】光ピックアップ2は、その内にレーザビー
ムを検出する光検出器(図示せず)を有している。この
光検出器は、光ディスク1で反射されて対物レンズ3を
介して戻されたレーザビームを検出している。光検出器
からの検出信号(電流信号)は、電流/電圧変換器(I
/V)12で電圧信号に変換され、この信号は、リファ
レンスアンプ(RFアンプ)13及びサーボアンプ14
に供給される。リファレンスアンプ13からは、後述す
るヘッダ部51のデータの再生用としてのトラッキング
エラー信号と記録領域58のデータの再生用としての加
算信号がDVDデータ処理ユニット6に出力される。サ
ーボアンプ14からのサーボ信号(トラックエラー信
号、フォーカス信号)は、サーボシーク制御ユニット1
5に出力される。
【0019】フォーカスずれ量を光学的に検出する方法
としては、たとえば次のようなものがある。
【0020】[非点収差法] 光ディスク1の光反射膜
または光反射性記録膜で反射されたレーザ光の検出光路
に非点収差を発生させる光学素子(図示せず)を配置
し、光検出器上に照射されるレーザ光の形状変化を検出
する方法である。光検出領域は対角線状に4分割されて
いる。各検出領域から得られる検出信号に対し、DVD
サーボシーク制御ユニット15内で対角和間の差を取っ
てフォーカスエラー検出信号(フォーカス信号)を得
る。
【0021】[ナイフエッジ法] 光ディスク1で反射
されたレーザ光に対して非対称に一部を遮光するナイフ
エッジを配置する方法である。光検出領域は2分割さ
れ、各検出領域から得られる検出信号間の差を取ってフ
ォーカスエラー検出信号を得る。
【0022】通常、上記非点収差法あるいはナイフエッ
ジ法のいずれかが採用される。
【0023】光ディスク1はスパイラル状または同心円
状のトラックを有し、トラック上に情報が記録される。
このトラックに沿って集光スポットをトレースさせて情
報の再生または記録/消去を行う。安定して集光スポッ
トをトラックに沿ってトレースさせるため、トラックと
集光スポットの相対的位置ずれを光学的に検出する必要
がある。
【0024】トラックずれ検出方法としては一般に、次
の方法が用いられている。
【0025】[位相差検出(Differential Phase Detec
tion)法] 光ディスク1の光反射膜または光反射性記
録膜で反射されたレーザ光の光検出器上での強度分布変
化を検出する。光検出領域は対角線上に4分割されてい
る。各検出領域から得られる検出信号に対し、DVDサ
ーボシーク制御ユニット15内で対角和間の差を取って
トラックエラー検出信号(トラッキング信号)を得る。
【0026】[プッシュプル(Push-Pull)法] 光デ
ィスク1で反射されたレーザ光の光検出器上での強度分
布変化を検出する。光検出領域は2分割され、各検出領
域から得られる検出信号間の差を取ってトラックエラー
検出信号を得る。
【0027】[ツインスポット(Twin-Spot)法] 半
導体レーザ素子と光ディスク1間の送光系に回折素子な
どを配置して光を複数に波面分割し、光ディスク1上に
照射する±1次回折光の反射光量変化を検出する。再生
信号検出用の光検出領域とは別に+1次回折光の反射光
量と−1次回折光の反射光量を個々に検出する光検出領
域を配置し、それぞれの検出信号の差を取ってトラック
エラー検出信号を得る。
【0028】DVDモードでは、DVDサーボシーク制
御ユニット15からフォーカス信号、トラッキング信号
及び送り信号がフォーカス及びトラッキングアクチュエ
ータドライバ並びに送りモータドライバ17に送られ、
このドライバ17によって対物レンズ3がフォーカスサ
ーボ制御され、また、トラッキングサーボ制御される。
【0029】更に、アクセス信号に応じてドライバ17
から付勢信号が送りモータ11に供給され光ピックアッ
プ2が搬送制御される。
【0030】このサーボシーク制御ユニット15は、デ
ータ処理ユニット6によって制御される。例えば、デー
タ処理ユニット6からアクセス信号がサーボシーク制御
ユニット15に供給されて送り信号が生成される。
【0031】また、データ処理ユニット6からの制御信
号でスピンドルモータドライバ18及びトレーモータド
ライバ19が制御され、スピンドルモータ10及びトレ
ーモータ8が付勢され、スピンドルモータ10が所定回
転数で回転され、トレーモータ8がトレーを適切に制御
することとなる。
【0032】データ処理ユニット6に供給されたヘッダ
部51のデータに対応する再生信号は、後述するCPU
25に供給される。これにより、上記CPU25は、そ
の再生信号によりヘッダ部51のアドレスとしてのセク
タ番号を判断し、アクセスする(データを記録するある
いは記録されているデータを再生する)アドレスとして
のセクタ番号との比較を行うようになっている。
【0033】データ処理ユニット6に供給された記録領
域58のデータに対応する再生信号は、RAM20に必
要なデータが格納され、再生信号がこのデータ処理ユニ
ット6で処理されてバッファとしてのRAM21を有す
るSCSIインタフェース制御部22に供給され、SC
SI32を介して他の装置、例えば、パーソナルコンピ
ュータ(ホスト装置、PC)31に再生処理信号が供給
される。
【0034】図1に示す各部は、ROM24に格納され
た手順に従って、CPU25によって制御される。RA
M26はCPU25のメモリとして用いられる。
【0035】次に、上記作成されたDVD−RAMの光
ディスク1の構造について説明する。
【0036】図1は、光ディスク装置30を示すもので
ある。この光ディスク装置30は記録媒体としての光デ
ィスク(DVD−RAM)1に対し集束光を用いてデー
タ(データ)の記録、あるいは記録されているデータの
再生を行うものである。
【0037】上記光ディスク1は、例えばガラスあるい
はプラスチックス等で円形に形成された基板の表面に金
属被膜層がドーナツ型にコーティングされて構成され、
同心円状あるいはスパイラル状のグルーブおよびランド
の両方を用いてデータの記録あるいは記録されているデ
ータの再生が行われ、マスタリング工程で記録マークに
より所定間隔ごとにアドレスデータが記録されている相
変化形で書換え形のディスクである。
【0038】上記光ディスク1は、あらかじめトラッキ
ング用のウォブルされているグルーブとトラックアドレ
ス等を示すプリピット(エンボスピット)列からなるヘ
ッダ部51から構成されている。
【0039】すなわち、データ記録時の基準となる信号
を得るため、トラッキング用のグルーブを一定周期でウ
ォブルさせている。この時、ヘッダ部51とトラッキン
グ用のグルーブを一定周期でウォブルさせる信号の位相
は概略合うようにする。
【0040】ヘッダ部51はまず外側にウォブルし、次
に内側にウォブルし、トラッキング用のグルーブのウォ
ブルもまず外側にウォブルし、次に内側にウォブルする
ようになっている。
【0041】上記光ディスク1は、図2、図3に示すよ
うに、リードインエリア42、データエリア43、リー
ドアウトエリア44が構成されている。
【0042】リードインエリア42は、複数のトラック
からなるエンボスデータゾーン45と複数のトラックか
らなる書換え可能なデータゾーン46とからなる。エン
ボスデータゾーン45には、リファレンスシグナルやコ
ントロールデータが製造時に記録されている。書換え可
能なデータゾーン46は、ガードトラック用のゾーン、
ディスクテスト用のゾーン、ドライブテスト用のゾー
ン、ディスク識別データ用のゾーン、欠陥管理エリアと
しての欠陥管理ゾーン46a、および交替処理エリアと
しての交替処理管理ゾーン46bにより構成されてい
る。
【0043】欠陥管理ゾーン46aには、初期欠陥や二
次欠陥により生じた欠陥セクタの物理セクタ番号(ヘッ
ダ領域のアドレス部PIDに記録される物理セクタアド
レスに対応)からなる欠陥データが記録されている。こ
の欠陥データ内には、欠陥セクタの物理セクタ番号に対
応する代替セクタの物理セクタ番号が付与されるように
しても良い。
【0044】セクタ番号管理ゾーン46bには、論理セ
クタ番号に対応する物理セクタ番号が記録されるように
なっている。この論理セクタ番号と物理セクタ番号の関
係は、交替処理により生じるようになっている。
【0045】データエリア43は、図2に示すように、
半径方向に複数のトラックからなる複数たとえば24の
ゾーン43a、…43xにより構成されている。
【0046】データエリア43は、図2に示すように、
管理データ記録エリア43aと実データ記録エリア43
bとに分けられている。実データ記録エリア43bは、
外部から供給されるファイルデータ等が記録されるよう
になっている。管理データ記録エリア43aは、実デー
タ記録エリア43bに記録したファイルデータごとのフ
ァイル名と記録位置としての記録開始の論理セクタ番号
とセクタ数等の管理データが記録されるようになってい
る。
【0047】リードアウトエリア44は、複数のトラッ
クからなり、上記書換え可能なデータゾーン46と同様
に、書換え可能なデータゾーンであり、データゾーン4
6の記録内容と同じものが記録できるようになってい
る。
【0048】上記光ディスク1は、図3に示すように、
内側から順に、リードインエリア42のエンボスデータ
ゾーン45と書換え可能なデータゾーン46、データエ
リア43のゾーン43a、…43x、およびリードアウ
トエリア44のデータゾーンからなり、それぞれのゾー
ンに対するクロック信号は同一であり、各ゾーンに対す
る光ディスク1の回転数(速度)と1トラックずつのセ
クタ数とがそれぞれ異なったものとなっている。
【0049】データエリア43のゾーン43a、…43
xでは、光ディスク1の内周側から外周側に向かうのに
したがって、回転数(速度)遅くなり、1トラックずつ
のセクタ数が増加するようになっている。
【0050】上記各ゾーン43a、…43x、44、4
5、46に対する、回転数としての速度データと1トラ
ックずつのセクタ数との関係は、上記ROM24の対応
テーブルに記録されている。
【0051】上記データエリア43のゾーン43a、…
43xのトラックには、図2、図3に示すように、デー
タの記録の単位としてのECC(error correction cod
e )ブロックデータ単位ごとに、データが記録されるよ
うになっている。
【0052】各ゾーン43a、…43xは、それぞれユ
ーザエリアとスペアエリアとから構成されている。スペ
アエリアは対応するユーザエリアの外周側に設けられて
いる。ユーザエリアには所定数のECCブロックが記録
され、同一ゾーン内のスペアエリアに代替ECCブロッ
クが記録されるようになっている。
【0053】ECCブロックは、2Kバイトのデータが
記録される16個のセクタからなり、図4に示すよう
に、各セクタごとにアドレスデータとしての4バイト
(32チャネルビット)構成のセクタID(識別デー
タ)1〜ID16が2バイト構成のエラー検出コード
(IED:IDエラーディテクションコード)とともに
メインデータ(セクタデータ)に付与され、ECCブロ
ックに記録されるデータを再生するためのエラー訂正コ
ードとしての横方向のECC(error correction cod
e)1と縦方向のECC2が記録されるようになってい
る。このECC1、2は、光ディスク1の欠陥によりデ
ータが再生できなくなることを防止するために冗長語と
してデータに付与されるエラー訂正コードである。
【0054】上記セクタID(1〜16)は、1バイト
(8ビット)のセクタ情報と、3バイトのセクタ番号
(トラック上における論理的な位置を示す論理アドレス
としての論理セクタ番号)から構成されている。
【0055】各セクタは、172バイトで12行のデー
タにより構成され、各行ごとに10バイト構成の横方向
のECC1が付与されているとともに、182バイト構
成の1行分の縦方向のECC2が付与されている。これ
により、上記データ処理ユニット6内のエラー訂正回路
(図示しない)は、横方向のECC1を用いて各ライン
ごとのエラー訂正処理を行うとともに、縦方向のECC
2を用いて各列ごとのエラー訂正処理を行うようになっ
ている。
【0056】上記ECCブロックが光ディスク1に記録
される際には、各セクタの所定のデータ量ごと(所定デ
ータ長さ間隔ごとたとえば91バイト:1456チャネ
ルビットごと)にデータを再生する際にバイト同期を取
るための同期コード(2バイト:32チャネルビット)
が付与されている。
【0057】各セクタは、第0フレームから第25フレ
ームの26個のフレームから構成され、各フレームごと
に付与されている同期コード(フレーム同期信号)が、
フレーム番号を特定するための特定コード(1バイト:
16チャネルビット)と、各フレーム共通の共通コード
(1バイト:16チャネルビット)とから構成されてい
る。
【0058】上記データエリア43のゾーン43a、…
43xのトラックには、図2に示すように、各セクタご
とに、それぞれアドレス等が記録されているヘッダ部5
1、…があらかじめプリフォーマッティングされてい
る。
【0059】上記1セクタごとのフォーマットが、図5
に示されている。
【0060】図5において、1セクタは、2697バイ
ト(bytes)で構成され、128バイトのヘッダ領域(ヘ
ッダ部51に対応)51、2バイトのミラー領域57、
2567バイトの記録領域58から構成されている。
【0061】上記セクタに記録されるチャネルビット
は、8ビットのデータを16ビットのチャネルビットに
8−16コード変調された形式になっている。
【0062】ヘッダ領域51は、光ディスク1を製造す
る際に所定のデータが記録されているエリアである。こ
のヘッダ領域51は、4つのヘッダ1領域、ヘッダ2領
域、ヘッダ3領域、ヘッダ4領域により構成されてい
る。
【0063】ヘッダ1領域〜ヘッダ4領域は、46バイ
トあるいは18バイトで構成され、36バイトあるいは
8バイトの同期コード部VFO(Variable Frequency O
scillator )、3バイトのアドレスマークAM(Addres
s Mark)、4バイトのアドレス部PID(Position Ide
ntifier )、2バイトの誤り検出コードIED(ID Err
or Detection Code)、1バイトのポストアンブルPA
(Postambles)により構成されている。
【0064】ヘッダ1領域、ヘッダ3領域は、36バイ
トの同期コード部VFO1を有し、ヘッダ2、ヘッダ4
領域は、8バイトの同期コード部VFO2を有してい
る。
【0065】同期コード部VFO1、2は、PLLの引
き込みを行うための領域で、同期コード部VFO1はチ
ャネルビットで“0001…”の連続を“36”バイト
(チャネルビットで576ビット)分記録(一定間隔の
パターンを記録)したものであり、同期コード部VFO
2はチャネルビットで“0001…”の連続を“8”バ
イト(チャネルビットで128ビット)分記録したもの
である。
【0066】アドレスマークAMは、どこからセクタア
ドレスが始まるかを示す“3”バイトの同期コードであ
る。このアドレスマークAMの各バイトのパターンはデ
ータ部分には現れない特殊なパターンが用いられる。
【0067】アドレス部PID1〜4は、4バイトのア
ドレス情報としてのセクタアドレス(ID番号を含む)
が記録されている領域である。セクタアドレスは、トラ
ック上における物理的な位置を示す物理アドレスとして
の物理セクタ番号であり、この物理セクタ番号はマスタ
リング工程で記録されるため、書き換えることはできな
いようになっている。
【0068】ID番号は、例えばPID1の場合は
“1”で、1つのヘッダ部11で4回重ね書きしている
内の何番目かを表す番号である。
【0069】誤り検出コードIEDは、セクタアドレス
(ID番号含む)に対するエラー(誤り)検出符号で、
読み込まれたPID内のエラーの有無を検出することが
できる。
【0070】ポストアンブルPAは、復調に必要なステ
ート情報を含んでおり、ヘッダ部51がスペースで終了
するよう極性調整の役割も持つ。
【0071】ミラー領域57は、トラッキングエラー信
号のオフセット補正、ランド/グルーブ切り替え信号の
タイミング発生等に利用される。
【0072】記録領域58は、10〜11バイトのギャ
ップ領域、20〜27のガード1領域、35バイトのV
FO3領域、3バイトのプレ−シンクロナスコード(P
S)領域、2418バイトのデータ領域、1バイトのポ
ストアンブル3(PA3)領域、48〜55バイトのガ
ード2領域、および24〜25バイトのバッファ領域に
より構成されている。
【0073】ギャップ領域は、何も書かない領域であ
る。
【0074】ガード1領域は、相変化記録媒体特有の繰
り返し記録時の終端劣化がVFO3領域にまで及ばない
ようにするために設けられた領域である。
【0075】VFO3領域もPLLロック用の領域では
ある。
【0076】PS(pre-synchronous code)領域は、デ
ータ領域につなぐための同調用の領域である。
【0077】データ領域は、上述したセクタデータが記
録される領域である。
【0078】PA(postamble )3領域は、復調に必要
なステート情報を含んでおり、前のデータ領域の最終バ
イトの終結を示す領域である。
【0079】ガード2領域は、相変化記録媒体特有の繰
り返し記録時の終端劣化がデータ領域にまで及ばないよ
うにするために設けられた領域である。
【0080】バッファ領域は、データ領域が次のヘッダ
部51にかからないように、光ディスク1を回転するモ
ータの回転変動などを吸収するために設けられた領域で
ある。
【0081】ギャップ領域が、10〜11バイトという
表現になっているのは、ランダムシフトを行うからであ
る。ランダムシフトとは相変化記録媒体の繰り返し記録
劣化を緩和するため、データの書き始めの位置をずらす
ことである。ランダムシフトの長さはデータ領域の最後
尾に位置するバッファ領域の長さで調整され、1つのセ
クタ全体の長さは2697バイト一定である。
【0082】また、上記RAM26には、光ディスク1
の欠陥管理ゾーン46aに記録されている欠陥データが
記憶される欠陥管理テーブル26a、光ディスク1のセ
クタ番号管理ゾーン46bに記録されている論理セクタ
番号に対応する物理セクタ番号が記憶されるセクタ番号
管理テーブル26b、光ディスク1のデータ管理ゾーン
46cに記録されているデータエリア43に記録したフ
ァイルデータごとのファイル名と記録位置としての記録
開始の論理セクタ番号とセクタ数等が記憶されるデータ
管理テーブル26cが設けられている。
【0083】上記光ディスク1が光ディスク装置30に
装填された際、光ディスク1の欠陥管理ゾーン46aに
記録されている欠陥データが再生されて上記欠陥データ
テーブル26aに記憶され、光ディスク1のセクタ番号
管理ゾーン46bに記録されている論理セクタ番号に対
応する物理セクタ番号が再生されて上記セクタ番号管理
テーブル26bに記憶されるようになっている。
【0084】また、上記光ディスク1が光ディスク装置
30から取り外される際、上記欠陥データテーブル26
aに記憶されている欠陥データにより光ディスク1の欠
陥管理ゾーン46aの記録内容が更新記録され、上記セ
クタ番号管理テーブル26bに記憶されている論理セク
タ番号に対応する物理セクタ番号により光ディスク1の
セクタ番号管理ゾーン46bの記録内容が更新記録され
る。
【0085】また、CPU25は、図示しない不揮発性
のメモリによって記録終了位置等により、データエリア
43における記録開始位置(記録開始する物理セクタ番
号)を記憶しているようになっている。
【0086】次に、PC31からの複数のファイルを光
ディスク1に記録する際の処理を、図6、図7、図8に
示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0087】たとえば今、PC31はハードディスク
(図示しない)に記録されている複数のファイルの光デ
ィスク1への交替処理なしの記録の指示をSCSI32
を介して光ディスク装置30のCPU25へ通知する
(ST1)。また、PC31はハードディスクから読取
ったファイルデータとファイル名を光ディスク装置30
のCPU25へ出力する(ST2)これにより、光ディ
スク装置30のCPU25は、複数のファイルの光ディ
スク1への交替処理なしの記録を判断し(ST3)、供
給されるファイルデータを順次受入れる(ST4)。ま
た、CPU25は、光ディスク1におけるデータエリア
43の実データ記録エリア43b内の記録開始位置を判
断し、この記録開始位置のセクタから順に、上記ファイ
ルデータをセクタデータ単位に分割したデータを記録す
る(ST5)。このファイルデータ単位のデータが光デ
ィスク1に記録されると、CPU25はファイル名に対
応して記録したファイルデータの記録位置としての記録
開始の論理セクタ番号とセクタ数をRAM26に記憶す
る(ST6)。
【0088】このようにして、PC1からの複数のファ
イルのファイルデータが、順次連続して光ディスク1に
記録される。
【0089】上記複数のファイルのファイルデータは、
光ディスク1の論理セクタ番号順に記録される。
【0090】そして、上記PC31から供給された全て
のファイルが光ディスク1に記録された際、CPU25
は記録の終了をPC31へ通知する(ST7、8)。
【0091】この記録終了の通知の受信により、PC3
1は光ディスク1への交替処理ありの記録の指示と管理
データの記録(更新)の指示を光ディスク装置30のC
PU25へ通知する(ST9、10、11)。
【0092】これにより、光ディスク装置30のCPU
25は、光ディスク1への交替処理ありの記録を判断し
(ST12)、管理データの記録(更新)を判断する
(ST13)。また、CPU25は、上記RAM26に
記憶されている各ファイルごとのファイル名に対応して
記録したファイルデータの記録位置としての記録開始の
論理セクタ番号とセクタ数からなる管理データを、光デ
ィスク1におけるデータエリア43の管理データ記録エ
リア43aに更新記録する(ST14)。
【0093】この記録後、CPU25は管理データ記録
エリア43aに更新記録した管理データを再生し、再生
エラーが発生していなかったか否か、あるいは再生した
管理データが記録した管理データと一致するか否かによ
り、正しく記録されたか否かを判断する(ST15)。
【0094】この判断の結果、正しく記録されなかった
場合、CPU25は上記管理データを管理データ記録エ
リア43aの別のエリア(セクタ)に更新記録する(S
T16)。
【0095】そして、上記PC31から供給された全て
のファイルに対する管理データが光ディスク1に記録さ
れた際、CPU25は記録の終了をPC31へ通知する
(ST17、18)。
【0096】この記録終了の通知の受信により、PC3
1は記録したファイルデータの再生を光ディスク装置3
0のCPU25へ通知する(ST19、20)。
【0097】このファイルデータの再生の通知の受信に
より、CPU25は、光ディスク1に記録された各ファ
イルデータを再生し(ST21、22)、このデータの
再生が正常に行われているか否(再生エラー)かを、デ
ータ内に付与されているチェックデータに基づいて判断
する(ST23)。この結果、所定のファイルに対する
再生エラーが判断された際に、CPU25は、再生エラ
ーとなったファイルとその記録されている論理アドレス
とを上記PC31へ通知する(ST24)。
【0098】この通知の受信により、PC31は再生エ
ラーとなったファイルの再記録の指示を光ディスク装置
30のCPU25へ通知する(ST25、26)。つい
で、PC31は再記録を行うファイルデータと論理アド
レスとを光ディスク装置30のCPU25へ出力する
(ST27)。
【0099】これにより、CPU25は、再生エラーと
なったファイルの再記録を判断し(ST28)、供給さ
れるファイルデータを供給される論理アドレスに基づい
て記録する(ST29)。
【0100】上記PC31から再記録が指示されたファ
イルデータを、上記エラーとなったファイルが記録され
た位置とは異なる物理セクタ番号の位置に交替記録す
る。
【0101】上記ファイルデータの記録時、CPU25
は、光ディスク1に記録されたファイルデータを再生し
(ST30)、このデータの再生が正常に行われている
か否かを、データ内に付与されているチェックデータに
基づいて判断したり、再生できたか否かにより判断する
(ST31)。
【0102】この際、CPU25は、再生エラーとなっ
たセクタ単位の記録位置の交替処理を行い、物理アドレ
スとして異なった位置にファイルデータを記録する(S
T32)。つまり、論理セクタ番号に対する物理セクタ
番号が変更される。
【0103】この交替処理は、ファイルデータ単位の交
替処理、ECCブロック単位の交替処理、セクタ単位の
交替処理のいずれであっても良い。
【0104】この後、CPU25は、全てのファイルに
対する検証終了か否かを判断し(ST33)、終了を判
断しない場合はステップ21に戻り、終了を判断した場
合は処理を終了するとともに、その終了をホスト装置3
1へ通知する(ST34)。この通知により、ホスト装
置31も処理を終了する(ST35)。
【0105】また、セクタ単位のエラーをあらかじめ登
録(欠陥セクタを欠陥データテーブル26aに記憶)し
ておくことにより、上記ステップ29によるファイルの
再記録時に、上記エラーとなっているセクタに記録され
るデータを他のセクタに記録する交替処理を行うように
しても良い。この場合も、論理セクタ番号は変更され
ず、論理セクタ番号に対する物理セクタ番号が変更され
る。したがって、上記管理データの更新は行われない。
【0106】上記実施例では、複数のファイルを記録し
た際に、全てのファイルを再生して検証する場合につい
て説明したが、これに限らず、ステップ20により再生
を指示する前に、記録した全てのファイルの検証、選択
したファイルのみの検証、検証を行わないがPC31に
より選択されるようにしても良い。
【0107】なお、上記選択したファイルのみの検証が
選択された場合には、検証を行うファイルの選択画面が
ディスプレイに表示され、この表示により、検証を行う
ファイルを選択する。
【0108】すなわち、ステップ19による記録終了の
通知の受信により、PC31は図示しないディスプレイ
に検証の選択画面を表示する。たとえば、全てのファイ
ルの検証、全てのファイルを検証しない、選択したファ
イルのみの検証の選択画面が表示される。
【0109】この際、時間があって信頼性を確保したい
場合には、全てのファイルの検証が選択され、信頼性を
重視しない場合には、全てのファイルを検証しないが選
択され、一部のファイルに対して信頼性を確保したい場
合には、選択したファイルのみの検証が選択される。
【0110】また、上記選択がなされた際に、検証方法
は2通りあり、PC31のディスプレイに検証方法の選
択画面が表示される。
【0111】たとえば、再生エラーによる検証方法と、
再生したファイルデータが記録したファイルデータと一
致するか否かによる検証方法との選択画面が表示され
る。
【0112】上記したように、ホスト装置から供給され
る複数のファイルデータを光ディスクにまとめて記録す
る際に、ファイルデータは一度に記録され、つまり読取
りによる確認処理なしで記録され、かつ管理データはフ
ァイルデータの記録後にまとめて光ディスクに記録され
るため、記録中に光ディスク上でアクセス動作がほとん
どはいらず、高速に記録することができる。
【0113】また、管理データは確認処理を行って記録
されるため、信頼性を確保できる。
【0114】また、ファイルデータの信頼性が必要な時
のみ、記録したファイルデータの確認処理(検証)を行
える。
【0115】さらに、記録したファイルデータの確認処
理を行った後、再記録が必要な場合は、確認処理を行っ
てファイルデータを記録できるので、ファイルデータの
信頼性が確保できる。
【0116】ファイルシステムに乗っ取って記録を行う
ので、一連の動作が完了後も、ファイルデータの追加、
更新が容易にできる。
【0117】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、ホスト装置からの複数のファイルデータを光ディス
クに連続記録する際に、時間を短縮できる光ディスクへ
の記録方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係わる光ディスク装置の
概略構成を示すブロック図。
【図2】光ディスクの概略構成を示す平面図。
【図3】光ディスクの概略構成を示す平面図。
【図4】光ディスクのECCブロックの構成と各セクタ
の構成を説明するための図。
【図5】1セクタごとのセクタフォーマットを示す図。
【図6】複数のファイルを光ディスクに記録する際の処
理を説明するためのフローチャート。
【図7】複数のファイルを光ディスクに記録する際の処
理を説明するためのフローチャート。
【図8】複数のファイルを光ディスクに記録する際の処
理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…光ディスク 2…光ピックアップ 3…対物レンズ 6…データ処理ユニット 10…スピンドルモータ 11…送りモータ 13…RFアンプ 14…サーボアンプ 15…サーボシーク制御ユニット 17…ドライバ 25…CPU 30…光ディスク装置(ドライブ装置) 31…PC(ホスト装置) 43…データエリア 43a…管理データ記録エリア(第1の記録エリア) 43b…実データ記録エリア(第2の記録エリア) 46a…欠陥管理ゾーン 46b…セクタ番号管理ゾーン 51…ヘッダ部 58…記録領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のファイルデータを出力するホスト
    装置と、このホスト装置から出力されるファイルデータ
    を光ディスクに記録するドライブ装置とからなり、上記
    光ディスクにファイルデータと、このファイルデータの
    ファイル名と光ディスクの論理的な位置を示す論理アド
    レス等の管理データとが記録され、上記ドライブ装置が
    データを正しく光ディスクに記録できなかった際に、光
    ディスクの物理的な位置を示す物理アドレスが異なる別
    な記録位置に記録する交替処理を有するものにおいて、 上記ホスト装置が、複数のファイルデータの連続記録の
    指示と記録するファイルデータを上記ドライブ装置に出
    力し、 この出力により、上記ドライブ装置が、上記ホスト装置
    からの複数のファイルデータを順次交替処理無しで光デ
    ィスクに記録し、 この記録後、上記ドライブ装置が、上記ホスト装置から
    の複数のファイルデータのファイル名と上記光ディスク
    にファイルデータを記録した論理アドレスとの管理デー
    タを順次交替処理ありで光ディスクに記録する、 ことを特徴とする光ディスクへの記録方法。
  2. 【請求項2】 上記交替処理が、光ディスクに記録した
    データを再生することにより正しく記録されているか否
    かを確認し、この確認により正しく記録されていないと
    判断した際に、光ディスクの別の物理アドレスに上記デ
    ータを記録しするものであり、この交替処理に伴う論理
    アドレスと物理アドレスの関係が光ディスクに記録され
    るものであることを特徴とする請求項1に記載の光ディ
    スクへの記録方法。
  3. 【請求項3】 複数のファイルデータを出力するホスト
    装置と、このホスト装置から出力されるファイルデータ
    を光ディスクに記録するドライブ装置とからなり、上記
    光ディスクにファイルデータと、このファイルデータの
    ファイル名と光ディスクの論理的な位置を示す論理アド
    レス等の管理データとが記録され、上記ドライブ装置が
    データを正しく光ディスクに記録できなかった際に、光
    ディスクの物理的な位置を示す物理アドレスが異なる別
    な記録位置に記録する交替処理を有するものにおいて、 上記ホスト装置が、複数のファイルデータの連続記録の
    指示と記録するファイルデータを上記ドライブ装置に出
    力し、 この出力により、上記ドライブ装置が、上記ホスト装置
    からの複数のファイルデータを順次交替処理無しで光デ
    ィスクに記録し、 この記録後、上記ドライブ装置が、上記ホスト装置から
    の複数のファイルデータのファイル名と上記光ディスク
    にファイルデータを記録した論理アドレスとの管理デー
    タを順次交替処理ありで光ディスクに記録し、 この記録後、上記ドライブ装置が、上記光ディスクに記
    録したファイルデータを連続して再生し、 この再生時に再生できないファイルデータがあった際
    に、上記ホスト装置が、再生できなかったファイルデー
    タと論理アドレスを記憶し、 この記憶に基づいて、上記ホスト装置が、再生できなか
    ったファイルデータと論理アドレスを上記ドライブ装置
    に出力し、 この出力により、上記ドライブ装置が、上記ホスト装置
    からのファイルデータを交替処理ありで論理アドレスに
    基づいて光ディスクに記録する、 ことを特徴とする光ディスクへの記録方法。
  4. 【請求項4】 上記光ディスクが、うずまき状又は同心
    円状のデータを記録するトラックを有し、一定長からな
    り上記光ディスク上の物理的位置を示す物理セクタ番号
    が記録されているヘッダ部と、データが記録されるとと
    もに上記光ディスクの論理的位置を示す論理セクタ番号
    が記録される記録領域とからなる複数のセクタを有する
    データエリアと、上記論理セクタ番号と上記物理セクタ
    番号との関係を記録するセクタ番号記録エリアとを有
    し、上記データエリアが、ファイルデータが記憶される
    第1の記録エリアと、この第1のエリアに記録したファ
    イルデータを管理する管理データが記録される第2の記
    録エリアとからなり、 上記ドライブ装置が、 上記ホスト装置からの複数のファイルデータを連続記録
    する際に、上記光ディスクにおける上記データエリアの
    第1の記録エリアに連続してファイルデータを記録し、 この複数のファイルデータの記録後、上記第1のエリア
    に記録した各ファイルデータごとの記録位置としての論
    理セクタ番号を管理データとして上記データエリアの第
    2の記録エリアの所定の物理セクタ番号のセクタに記録
    し、 この記録した管理データを再生し、 この再生した管理データにより上記管理データが正しく
    記録されたか否かを判断し、 この判断により上記管理データが正しく記録されなかっ
    たと判断された際に、上記論理セクタ番号としての管理
    データを、上記データエリアの第2の記録エリア内の別
    な物理セクタ番号のセクタに記録する、 ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスクへの記録
    方法。
  5. 【請求項5】 上記光ディスクが、うずまき状又は同心
    円状のデータを記録するトラックを有し、一定長からな
    り上記光ディスク上の物理的位置を示す物理セクタ番号
    が記録されているヘッダ部と、データが記録されるとと
    もに上記光ディスクの論理的位置を示す論理セクタ番号
    が記録される記録領域とからなる複数のセクタを有する
    データエリアと、上記論理セクタ番号と上記物理セクタ
    番号との関係を記録するセクタ番号記録エリアとを有
    し、上記データエリアが、ファイルデータが記憶される
    第1の記録エリアと、この第1のエリアに記録したファ
    イルデータを管理する管理データが記録される第2の記
    録エリアとからなり、 上記ドライブ装置が、 上記ホスト装置からの複数のファイルデータを連続記録
    する際に、上記光ディスクにおける上記データエリアの
    第1の記録エリアに連続してファイルデータを記録し、 この複数のファイルデータの記録後、上記第1のエリア
    に記録した各ファイルデータごとの記録位置としての論
    理セクタ番号を管理データとして上記データエリアの第
    2の記録エリアの所定の物理セクタ番号のセクタに記録
    し、 この記録した管理データを再生し、 この再生した管理データにより上記管理データが正しく
    記録されたか否かを判断し、 この判断により上記管理データが正しく記録されなかっ
    たと判断された際に、上記論理セクタ番号としての管理
    データを、上記データエリアの第2の記録エリア内の別
    な物理セクタ番号のセクタに記録し、 この記録後、上記第1のエリアに記録した各ファイルデ
    ータを再生してホスト装置へ出力し、 上記ホスト装置からの再生できなかったファイルデータ
    と記録アドレスとが供給された際に、上記第1のエリア
    における上記記録時の物理セクタ番号と異なる物理セク
    タ番号のセクタにファイルデータを順次交替記録し、 この交替記録による論理セクタ番号に対する物理セクタ
    番号の変更を上記セクタ番号記録エリアに更新記録す
    る、 ことを特徴とする請求項3に記載の光ディスクへの記録
    方法。
  6. 【請求項6】 上記ホスト装置が、上記光ディスクに連
    続記録したファイルデータの検証を選択でき、上記光デ
    ィスクに記録した全てのファイルデータの検証する、全
    てのファイルデータを検証しない、選択したファイルデ
    ータのみを検証するのいずれかを選択することを特徴と
    する請求項3に記載の光ディスクへの記録方法。
  7. 【請求項7】 上記ファイルデータの検証は、再生エラ
    ーが生じているか否かにより行われることを特徴とする
    請求項3に記載の光ディスクへの記録方法。
  8. 【請求項8】 上記ファイルデータの検証は、記録され
    るファイルデータと再生されたファイルデータとの比較
    により行われることを特徴とする請求項3に記載の光デ
    ィスクへの記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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