JP2001076075A - 賛否投票集計システム - Google Patents

賛否投票集計システム

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JP2001076075A
JP2001076075A JP25194799A JP25194799A JP2001076075A JP 2001076075 A JP2001076075 A JP 2001076075A JP 25194799 A JP25194799 A JP 25194799A JP 25194799 A JP25194799 A JP 25194799A JP 2001076075 A JP2001076075 A JP 2001076075A
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Haruhiro Kurosawa
治弘 黒澤
Koudo Moriai
光道 盛合
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投票者が会場を移動するような状況でも記名
投票することができ、しかも投票者の賛否の集計が正確
に行える賛否投票集計システムを作る。 【解決手段】 資格者に無線投票端末9を渡して総会に
出席してもらう。そして賛否投票に際しては、各出席者
が自分の所持する無線投票端末それぞれの賛成又は反対
の投票ボタンを操作してもらう。この投票操作により、
各無線投票端末は賛成又は反対を示す投票内容を示す信
号と自機のID番号を示す信号とを送信する。そしてア
クセスポイント10は無線投票端末それぞれからの送信
信号を受信し、集計サーバ1に中継する。集計サーバ1
はあらかじめ作成されたID番号・所持者対照データベ
ース11を備えていて、ID番号・所持者対照データベ
ースに基づき、送られてきたID番号に対応する所持者
を特定し、かつ投票内容を識別し、賛成及び反対の集計
結果をプロジェクタ6によって表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線端末を利用して
賛否投票を行い、それを自動集計する賛否投票集計シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ある総会が開催され、そこで議題
ごとに投票資格者の賛否をとる場合、議長が出席者に挙
手を求め、その挙手の数を人為的に数えて議題の採択、
否決を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように総会で議題
ごとに出席者の賛否を挙手の数を数えることによって確
認するのでは、有資格者が多数に上る場合にカウントミ
スが起りやすく、賛否を正確に数えられない問題点があ
った。そして、総会の出席者に応じて賛否に重み付けを
して集計しようとする場合、さらに不正確になってしま
う問題点があった。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みな
されたもので、投票者が会場を動き回るような状況でも
投票することができ、しかも投票者の賛否の集計が正確
に行え、さらには事前の投票も当日の賛否の集計に統合
することができる賛否投票集計システムを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の賛否投
票集計システムは、自機を他と区別するID番号を有
し、かつ賛成及び反対の投票ボタンと無線信号送信手段
とを備え、前記賛成又は反対の投票ボタンの操作を受け
て、前記無線信号送信手段によって賛成又は反対を示す
投票内容を示す信号と前記ID番号を示す信号とを送信
する複数の無線投票端末と、前記複数の無線投票端末そ
れぞれからの送信信号を受信して中継する中継手段と、
ID番号・所持者対照データベースを備え、前記中継手
段による中継信号に対して、ID番号・所持者対照デー
タベースに基づき、前記ID番号に対応する所持者を特
定し、かつ前記投票内容を示す信号を識別し、当該投票
内容を示す信号を賛成及び反対に分類して保存する集計
手段と、前記集計手段の集計した集計結果を表示する集
計結果表示手段とを備えたものである。
【0006】請求項1の発明の賛否投票集計システムで
は、投票有資格者に無線投票端末を渡して総会に出席し
てもらう。そして賛否投票に際しては、各出席者が自分
の所持する無線投票端末それぞれの賛成又は反対の投票
ボタンを操作してもらう。この投票操作により、各無線
投票端末は無線信号送信手段によって賛成又は反対を示
す投票内容を示す信号と自機のID番号を示す信号とを
送信する。そして中継手段は無線投票端末それぞれから
の送信信号を受信し、集計手段に中継する。
【0007】集計手段はID番号・所持者対照データベ
ースを備えていて、中継手段からの中継信号に対して、
ID番号・所持者対照データベースに基づき、ID番号
に対応する所持者を特定し、かつ投票内容を示す信号を
識別し、当該投票内容を示す信号を賛成及び反対に分類
して集計して保存し、集計結果を集計結果表示手段によ
って表示する。
【0008】これにより、総会で1つあるいは複数の議
題それぞれに対する出席者の賛成、反対の投票の集計を
自動的に行って表示することができるようになる。しか
も、自機のID番号を有する無線端末によって出席者各
自が投票するので、会場内を自由に移動しながら投票す
ることができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の賛否投票集
計システムは、事前に受付けた賛成及び反対の投票デー
タを登録する事前投票データ記憶手段を備え、前記集計
手段は、前記事前投票データ記憶手段に登録されている
事前投票データを当日の投票データに統合して集計する
ようにしたものであり、不在者投票も出席者投票と集計
して表示することができる。
【0010】請求項3の発明の賛否投票集計システム
は、請求項1又は2において、前記ID番号・所持者対
照データベースは、所持者ごとに投票の重み値を登録
し、前記集計手段は、前記賛成及び反対の集計時に前記
ID番号をキーにして前記ID番号・所持者対照データ
ベースから重み値を読み出し、当該ID番号の賛成又は
反対の投票に重みを付けて集計するようにしたものであ
り、株主総会、教授会のように投票資格者ごとに投票の
重みが異なる場合でも自動的にその重みを考慮した賛
成、反対の集計ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の賛否投票集計システ
ムの1つの実施の形態のシステム構成を示している。こ
の賛否投票集計システムは、賛否投票システムサーバ
(表示出力用のディスプレイも含む)1、出力用のプリ
ンタ2、総会会場に設置される受付端末3、賛否投票結
果を登録する登録端末4、総会運用を司る運用端末5、
プロジェクタ6に対して議題、投票開始、終了、投票結
果報告などの必要な情報を表示させるプロジェクタ表示
端末7、そして各機器間を接続するLAN(Local Area
Network)8を備えている。賛否投票集計システムはま
た、総会に出席した投票有資格者各人に手渡される投票
用の無線端末9、この無線端末9との間で無線投票に必
要な無線信号のやり取りを行う中継手段としてのアクセ
スポイント10を備えていて、このアクセスポイント1
0もLAN8に接続されている。なお、これらの賛否投
票システムサーバ1、端末3,4,5,7それぞれは、
各機能を実行するために必要な記憶装置、メモリ、通信
装置を内蔵し、また後述する各機能を実行するためのプ
ログラムのすべてが登録されたコンピュータで構成され
る。
【0012】賛否投票システムサーバ1は、総会データ
ベース11を備え、また賛否投票集計サーバ12と集計
エージェント13を備えている。集計エージェント13
は無線投票機能の一部である。
【0013】賛否投票集計サーバ12は、図2に示すよ
うにLAN8を介しての各端末との間で通信を行う通信
機能12A、データベース11に対して種々の情報の登
録/更新を行うデータベース登録/更新機能12B、無
線端末9をLAN8、アクセスポイント10を通じて制
御する無線端末制御機能12C、図4に示すように賛否
投票の結果を集計する投票結果集計機能12Dを備えて
いる。無線端末制御機能12Cは運用端末5からの投票
要求を集計エージェント13に伝える機能であり、投票
結果集計機能12Dは集計エージェント13からの投票
結果に、資格定数の重みを付加し運用端末5に伝える機
能である。
【0014】図2に示すように登録端末4はローカルフ
ァイル41を備え、またオンライン登録機能4A、オフ
ライン登録機能4B、ローカルデータ登録機能4C、印
刷機能4Dそして通信機能4Eを有している。
【0015】図3に示すように受付端末3はバーコード
リーダ(BR)31を備え、またこのバーコードリーダ
制御機能3A、バーコードリーダ制御機能3Aがバーコ
ードリーダ31から取り込んだデータを受け付ける受付
機能3B、データ編集を行う編集機能3C、印刷機能3
Dそして通信機能3Eを有している。
【0016】図4に示すように運用端末5は、プロジェ
クタ(PJ)表示端末7を制御するプロジェクタ表示端
末制御機能5A、賛否データを集計する賛否データ集計
機能5B、無線端末9を制御する無線端末制御機能5
C、あらかじめ設定されている複数の議題の中から討論
・賛否投票に関わる議題を選択してプロジェクタ6に表
示させる議題選択機能5Dそして通信機能5Eを有して
いる。
【0017】プロジェクタ表示端末7及びプロジェクタ
6は一対になり、運用端末5からの指示により投票結果
を表示する投票結果表示機能7Aを有している。また運
用端末5と切り離された状態で、表示設定(位置、色、
フォント)の確認のための試験データによるシミュレー
ション機能、つまり設定確認表示機能7B、そして通信
機能7Cを有している。
【0018】本実施の形態のシステムは、総会以前に運
用される部分と、総会当日に運用される部分に分けられ
る。前者は「事前登録機能」であり、後者は「受付機
能」、「運用機能」、そして「無線投票機能」である。
【0019】<事前登録機能>図2により事前登録機能
を説明する。事前登録機能は、登録端末4から入力され
た総会事前データTB1をシステムサーバ1のデータベ
ース11に登録する機能である。この事前登録データに
は次のものがある。
【0020】・期末データ:期末の総資格定数等を登録
する。
【0021】・議題データ:議題番号、議題名、議題タ
イトルを登録する。
【0022】・賛否投票行使書賛否サマリーデータ:返
送されてきた賛否投票行使書の賛否データを収集し、整
理した賛否サマリーデータであり、議題ごとの賛成票
数、反対票数、棄権票数、合計票数を登録する。
【0023】これらのデータの登録にはオンライン登録
とオフライン登録とがある。前者は登録端末4のオンラ
イン登録機能4Aとシステムサーバ1側の集計サーバ1
2のデータベース登録/更新機能12Bとが連携し、総
会データベース11に登録する機能である。後者のオフ
ライン登録は、登録端末4のオフライン登録機能4Bに
より入力することによってローカルファイル41に一時
的に書込み、LAN8でシステムサーバ1と接続された
際にローカルデータ登録機能4Cがシステムサーバ1側
の総会データベース11に登録する機能である。なお、
登録内容は登録端末4側で確認することができ、印刷機
能4Dによって印刷出力することもできる。
【0024】<受付機能>図3により受付機能を説明す
る。受付機能は受付端末3により、総会当日に出席者の
出席者データTB2を総会データベース11に登録する
機能である。受付所には出席者各人に手渡すための無線
端末9(これには無線端末のID番号とMACアドレス
のバーコードが添付されている)と出席票番号が登録さ
れたバーコードの添付された図8に示すような出席票S
H2が用意されていて、出席者各人にこの無線端末9を
出席票SH2と共に手渡す。
【0025】出席票SH2と無線端末9を手渡された出
席者各人は、図9に示したように、持参した賛否投票行
使書SH1に対して出席票SH2から切り離したバーコ
ード32を貼り付けて受付係に返す。受付係は、この賛
否投票行使書SH1を受け取ると、受付端末3を使用し
て出席者データTB2を作成する。
【0026】つまり、受付端末3では、バーコード制御
機能3Aの制御の下にバーコードリーダ31により賛否
投票行使書SH1に添付されたバーコード32から出席
票番号を読み取らせ、また無線端末9に添付されている
バーコードからID番号、MACアドレスを読み取ら
せ、受付機能3Bで受け付けてシステムサーバ1に送信
し、そのデータベース登録/更新機能12Bによって総
会データベース11に出席者データTB2として登録さ
せる。
【0027】また編集機能3Cでは、データ受付機能3
Bで受け付けた出席者データTB2をデータベース登録
/更新機能12Bにより総会データベース11から呼び
出し、賛否投票行使書SH1に登録されている資格者番
号、資格者名、資格定数等の必要な情報を付加して再度
データベース11に登録する。さらに印刷機能3Dによ
り、出席者データTB2を総会データベース11から呼
び出し、印刷出力させることができる。
【0028】<運用機能>図4により運用機能を説明す
る。運用機能は運用端末5、システムサーバ1、プロジ
ェクタ表示端末7及びプロジェクタ6の連携によって働
き、総会中の議事運営の補佐と、議題ごとの賛否の投票
の開始から投票結果の表示までを統括する。
【0029】運用端末5は投票に先立ち、事前登録機能
で登録された議題より投票を行う議題の選択、無線端末
9に対しての「投票受付開始」、「投票受付終了」、
「投票完了」の制御、無線端末9より集計サーバ12が
得た賛否データの収集、収集したデータを事前登録した
データTB1に加算して集計すると共に賛成率の計算、
プロジェクタ表示端末7に対して表示する画面/データ
の指示を行う。
【0030】<無線投票機能>図5により無線投票機能
を説明する。無線投票機能は、システムサーバ1の集計
エージェント13、複数のアクセスポイント10、それ
ぞれにID番号とMACアドレスの付与された多数の無
線端末9によって働く。
【0031】集計エージェント13は集計サーバ12と
アクセスポイント10とのインタフェースであり、集計
サーバ12からの投票要求をアクセスポイント10に伝
える無線端末制御機能13Aとアクセスポイント10か
らの投票結果を集計サーバ12に伝える投票結果集計機
能13Bを有している。なお、通信機能12Aは集計サ
ーバ12側のものを共用している。
【0032】アクセスポイント10は自己管理する無線
端末9に投票コマンド(投票受付開始、投票受付終了、
投票完了)を送信し、無線端末9からの賛否結果を収集
して集計エージェント13に送る。またアクセスポイン
ト10は、投票に先立ち、自己の通信エリア(ドメイ
ン)に存在する無線端末9を確定し(ドメイン確定)、
そのMACアドレスをアクセスポイント管理テーブルT
B4に登録する。ドメイン確定は、アクセスポイント1
0ごとにマルチキャストを無線端末9に送信し、無線端
末9よりそのアンサーを受信することにより行われる。
【0033】無線端末9は「賛成」、「反対」、「確
定」のLED付きボタン9A,9B,9Cを有し、アク
セスポイント10からの投票コマンドにより制御され
る。無線端末9ばドメイン確定の際に、無線端末管理テ
ーブルTB4へ賛否結果を送信すべきドメインNO(ア
クセスポイント10ごとにドメインNOが付けられてい
る)を登録する。
【0034】次に、上記構成の賛否投票集計システムの
動作を説明する。以下では、総会はABC大学における
基本運営方針を決定するための総会であり、この総会の
投票有資格者として各学部の教授(1000票)、助教
授(500票)、講師(250票)、助手(100票)
がある議題について賛否投票を行い、その結果により基
本方針を決定する場合に、賛否投票集計処理を本実施の
形態の賛否投票集計システムによってどのように行うか
を説明する。なお、上記のカッコ内の数値はそれらの有
資格者の資格定数(重み)を示したものである。
【0035】本システムは上述したように総会以前に運
用される部分と、総会当日に運用される部分とに分ける
ことができ、前者は「事前登録」であり、後者は「受付
処理」、「運用処理」そして「無線投票処理」である。
【0036】<事前登録処理>総会期日に先立って、投
票有資格者各々に総会案内書と共に図7に示した賛否投
票行使書SH1が郵送される。総会に参加できない有資
格者は、賛否投票行使書SH1に掲載されている議題に
対する賛否の欄に議題ごとの賛否を記入し、切取線で切
り取り、左部分だけを返送する。
【0037】返送されてきた不在者票は事前に登録端末
4を利用して集計され、その集計結果がシステムサーバ
1の総会データベース11に図2(b)に示した事前登
録データTB1中に「賛否投票行使書賛否サマリー」と
して登録される。この賛否サマリーは、議題ごとの賛成
票数、反対票数、棄権票数、合計票数などから成る。
【0038】これ以外にも、事前登録データTB1には
期末の総資格定数、議題番号、議題名、議題タイトルな
どがある。
【0039】そして登録端末4にはオンライン登録機能
4Aとオフライン登録機能4Bとがあるが、LAN8に
よってシステムサーバ1にこの登録端末4が接続されて
いるときには、オンライン登録機能4Aによって入力さ
れるデータが直ちにシステムサーバ1の総会データベー
ス11に登録される。そしてLAN8によって接続され
ていないときには、オフライン登録機能4Bが入力され
るデータを一時的にローカルファイル41に格納し、L
AN8によってシステムサーバ1と接続されたときにこ
のローカルファイル41のデータがローカルデータ登録
機能4Cによってシステムサーバ1の総会データベース
11に書き込まれる。
【0040】データベース11に登録された事前登録デ
ータTB1は登録端末4によって呼び出して編集し、ま
た印刷機能4Dによって印刷出力することができる。
【0041】<受付処理>総会当日、受付係は出席者が
持参している図7に示した賛否投票行使書SH1と引き
替えに図8に示した出席票SH2とこれと対になった無
線端末9を手渡す。その際、出席票SH2のバーコード
32を切り取り、図9に示したように賛否投票行使書S
H1の右部に貼り付ける。そしてバーコード32から出
席票番号のデータを、また無線端末9に貼ってあるバー
コードから無線端末のID番号とMACアドレスを示す
データをバーコードリーダ31によって読み取り、受付
端末3に入力する。受付係はこれらのバーコードからの
データと共に、賛否投票行使書SH1を見て出席者の資
格者番号、資格者氏名、資格定数を手入力する。これに
より、システムサーバ1の総会データベース11には、
図3(b)に示す出席者データTB2が登録される。
【0042】この受付処理では、出席者が退場した場合
の退場登録、再入場したときの再入場登録も出席者票を
媒介にして行う。
【0043】なお、図3(b)の出席者データTB2に
は各議題の賛否のデータも加えて示してある。またいっ
たんデータベース11に登録したデータについても、受
付端末3の編集機能3Cによって呼び出し、データの追
加、削除、変更などの編集が可能である。
【0044】<運用・無線投票集計処理>総会では総会
運用処理と無線投票集計処理とが合わせて実行される。
議長より議題の説明が終り、その議題に対する賛否投票
が行われるシーンを考える。アクセスポイント10それ
ぞれにはあらかじめドメインNOが付けられている。そ
してアクセスポイント10それぞれは、総会が始まり、
出席者それぞれが任意の座席に着席して場所が確定され
ると、自己の管理する無線端末を確定(ドメイン確定)
し、そのMACアドレスを図6(b)に示すようなアク
セスポイント管理テーブルTB4に登録する。図6
(b)では、アクセスポイント管理テーブルTB4の一
例として、ドメインNO1がMACアドレス111…
…,122……,……の無線端末9を管理していること
を示している。
【0045】ドメイン確定の際には、無線端末9は自己
の投票結果を送信すべきドメインNOを図6(c)に示
すような無線端末管理テーブルTB5に登録しておく。
この無線端末管理テーブルTB5の例では、MACアド
レス111……の無線端末9はドメインNO1に投票結
果を送信することを示している。
【0046】賛否投票に入ると、運用端末5により投票
対象の議題が選択される。次に、出席者に投票開始のア
ナウンスと共に、運用端末5から投票受付開始を指示す
る。この指示はシステムサーバ1の集計サーバ12、集
計エージェント13の無線端末制御機能13Aを介して
アクセスポイント10に伝えられる。アクセスポイント
10は自己の管理する無線端末9にこの指示を伝える。
【0047】アクセスポイント10からこの指示を受け
取ると、出席者の所持する無線端末9の「賛成」、「反
対」のボタン9A,9Bが点滅し、出席者に対して投票
を促す。
【0048】そこで出席者がどちらかのボタンを選択す
ると、選択されたボタンのみが点滅し、他は消灯する。
また消灯したボタンを選択し直すと、選択されたボタン
が点滅し、それまで点滅していた方のボタンは消灯する
ことになる。この後、出席者が「確定」ボタン9Cを押
すと、選択されて点滅していたボタンが連続点灯に変わ
る。このとき、選択されたデータは無線端末管理テーブ
ルTB5に格納されると共に自己管理しているアクセス
ポイント(登録ドメインNO)へ自己のMACアドレス
を付けて送信する。
【0049】アクセスポイント10はアクセスポイント
管理テーブルTB4に無線端末9からの投票結果とMA
Cアドレスを格納し、タイミングを見計らって集計エー
ジェント13にこれらのデータをLAN8を通じて送信
する。
【0050】投票受付開始アナウンスの後、ある時間が
経過したなら、出席者への投票終了アナウンスと共に運
用端末5から「投票受付終了」の指示を出す。この指示
は前述の「投票受付開始」の指示と同じ経路を通って各
無線端末9に伝えられる。
【0051】このとき、全無線端末の賛成/反対の選択
操作が行えなくなる。そしてシステムサーバ1の集計エ
ージェント13は、各アクセスポイント10から送られ
てきた無線端末9ごとの投票結果及びMACアドレスを
図6(a)に示すような投票結果テーブルTB3にいっ
たん格納する。
【0052】この図6(a)に示した投票結果テーブル
TB3の例では、ドメインNO1からのデータがMAC
アドレス111……,122……で賛成、ドメインNO
2からはMACアドレス211……で反対のデータが格
納されていることを示している。
【0053】これらのデータは集計サーバ12に送ら
れ、集計サーバ12では賛成票を投じたMACアドレス
をキーに総会データベース11を検索し、その出席者の
資格定数を得てこれを運用端末5に送る。
【0054】運用端末5では、事前に登録してある賛否
票数をデータベース11から抽出し、無線端末9からの
賛否票数と併せて賛成率などの必要な計算を行い、その
結果をプロジェクタ6に表示させる。
【0055】これに続いて、運用端末5から「投票完
了」の指示を出すと、上と同じ経路を通り、その指示が
各無線端末9に伝えられ、点灯していたボタンが消灯
し、無線端末9がリセットされる。
【0056】このようにして、この実施の形態の賛否投
票集計システムでは、賛否投票の事前登録と共に、総会
会場の受付ではバーコードを利用した受付処理を行い、
さらには無線端末を用いて出席者ごとに投票を行わせ、
これを集計するので賛否票のカウントが短時間で、かつ
正確に行え、また受付処理が単純化でき、さらに投票結
果をプロジェクタに表示させることによって出席者各自
がその内容を確認しやすい。加えて、無線端末による投
票であるので、有線の投票方式の場合のように配線の煩
わしさがなく、出席者が席を移動するのも比較的自由に
できるメリットがある。
【0057】なお、上記の実施の形態では大学の総会の
場合について説明したが、本システムはこれに限定され
ることはなく、株主総会、労働組合総会、国際会議、そ
の他、出席者に賛否投票が求められる大規模な会議に広
く採用することができるものである。
【0058】また、上記の実施の形態では事前登録機能
も含めたものとして説明したが、事前登録機能を削除
し、総会当日の会場での受付と賛否投票に対する集計を
行うシステムとして単純化することもできる。
【0059】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
ある総会で1つあるいは複数の議題それぞれに対する出
席者の賛成、反対の投票の集計を自動的に行って表示す
ることができ、しかも無線端末によって出席者各自が投
票するので、会場内を自由に移動しながら投票すること
ができる。
【0060】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、事前に受付けた賛成及び反対の投票デ
ータを登録する事前投票データ記憶手段を備え、この事
前投票データ記憶手段に登録されている事前投票データ
を当日の投票データに統合して集計するようにしたの
で、不在者投票も出席者投票と集計して表示することが
できる。
【0061】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
の発明の効果に加えて、ID番号・所持者対照データベ
ースが所持者ごとに投票の重み値を登録し、集計手段が
賛成及び反対の集計時にID番号をキーにしてID番号
・所持者対照データベースから重み値を読み出し、当該
ID番号の賛成又は反対の投票に重みを付けて集計する
ようにしたので、投票資格者ごとに投票の重みが異なる
場合でも自動的にその重みを考慮した賛成、反対の集計
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態のシステム構成を示
すブロック図。
【図2】上記の実施の形態における事前登録機能を示す
ブロック図及びそれによって作成された事前登録データ
テーブルの説明図。
【図3】上記の実施の形態における受付機能を示すブロ
ック図及びそれによって作成された出席者データテーブ
ルの説明図。
【図4】上記の実施の形態における運用機能を示すブロ
ック図。
【図5】上記の実施の形態における無線投票機能を示す
ブロック図。
【図6】上記の無線投票機能によって作成された投票結
果データテーブル、アクセスポイント管理テーブル及び
無線端末管理テーブルそれぞれの説明図。
【図7】上記の実施の形態で使用される賛否投票行使書
を示す説明図。
【図8】上記の実施の形態で使用される出席票を示す説
明図。
【図9】上記の実施の形態で使用される総会出席受付後
の賛否投票行使書を示す説明図。
【符号の説明】
1 システムサーバ 2 プリンタ 3 受付端末 4 登録端末 5 運用端末 6 プロジェクタ 7 プロジェクタ表示端末 8 LAN 9 無線端末 10 アクセスポイント 11 データベース 12 集計サーバ 13 集計エージェント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 BB36 CC01 DD01 EE02 EE05 EE23 FF02 FF03 FF04 GG03 GG04 GG06 GG07 5K033 AA09 BA11 CB01 DA01 DA19 DB12 DB14 DB18 EA07 EC04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自機を他と区別するID番号を有し、か
    つ賛成及び反対の投票ボタンと無線信号送信手段とを備
    え、前記賛成又は反対の投票ボタンの操作を受けて、前
    記無線信号送信手段によって賛成又は反対を示す投票内
    容を示す信号と前記ID番号を示す信号とを送信する複
    数の無線投票端末と、 前記複数の無線投票端末それぞれからの送信信号を受信
    して中継する中継手段と、 ID番号・所持者対照データベースを備え、前記中継手
    段による中継信号に対して、ID番号・所持者対照デー
    タベースに基づき、前記ID番号に対応する所持者を特
    定し、かつ前記投票内容を示す信号を識別し、当該投票
    内容を示す信号を賛成及び反対に分類して保存する集計
    手段と、 前記集計手段の集計した集計結果を表示する集計結果表
    示手段とを備えて成る賛否投票集計システム。
  2. 【請求項2】 事前に受付けた賛成及び反対の投票デー
    タを登録する事前投票データ記憶手段を備え、 前記集計手段は、前記事前投票データ記憶手段に登録さ
    れている事前投票データを当日の投票データに統合して
    集計することを特徴とする請求項1に記載の賛否投票集
    計システム。
  3. 【請求項3】 前記ID番号・所持者対照データベース
    は、所持者ごとに投票の重み値を登録し、 前記集計手段は、前記賛成及び反対の集計時に前記ID
    番号をキーにして前記ID番号・所持者対照データベー
    スから重み値を読み出し、当該ID番号の賛成又は反対
    の投票に重みを付けて集計することを特徴とする請求項
    1又は2に記載の賛否投票集計システム。
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