JP2001076001A - イベント情報提供方法 - Google Patents

イベント情報提供方法

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JP2001076001A
JP2001076001A JP25504599A JP25504599A JP2001076001A JP 2001076001 A JP2001076001 A JP 2001076001A JP 25504599 A JP25504599 A JP 25504599A JP 25504599 A JP25504599 A JP 25504599A JP 2001076001 A JP2001076001 A JP 2001076001A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが明示的な検索を行わなくても,本人
のスケジュールに応じた広告などのイベント情報の提供
を可能にする。 【解決手段】 ネットワーク2を介して,ユーザが個人
やグループのスケジュールを登録し,参照することが可
能なサービスを提供するカレンダーサービス提供装置1
において,アクション対象抽出部103 は,ユーザの入力
したスケジュールからユーザの行動を抽出する。広告選
択部104 は,抽出した行動に基づいて送信する広告デー
タを,あらかじめ広告の表示条件の記載されている広告
選択表106から選択する。広告送信部105 は,選択した
広告データまたはその広告データへのURLをユーザ端
末3へ送信する。スケジュールから抽出する行動とし
て,アクションと対象という複数の単語を抽出し,これ
らの複数のキーワードを用いて広告選択表106 を検索す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ネットワークを介
してスケジュール情報を入力・参照するカレンダーサー
ビスにおける情報の提供方法であって,特にユーザのス
ケジュールにマッチした広告等のイベント情報を,ユー
ザに知らせることができるようにしたイベント情報提供
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットにより個人が様々な情報
を利用できるようになった。現在では,新聞・雑誌・テ
レビ・情報誌などから得られるのと同様の情報が,イン
ターネットから得られる。
【0003】インターネットにおける情報配信の仕組み
の多くが,プル型と呼ばれるユーザからの何らかの行動
をトリガとして情報を配信する方法である。そのため,
インターネットにおいて情報を得るためには,ユーザか
ら明示的に情報を要求する必要がある。
【0004】例えば,WWWでブラウズする際には,
「ユーザがあるページへのリンクをクリックする」とい
う行動がトリガとなり,ユーザのブラウザがそのページ
を保存するサーバに対してページのデータを要求するリ
クエストを送信し,目的とするページのデータを受信す
ることによって,ブラウザの画面にページが表示され
る。
【0005】また,インターネットのホームページを広
告メディアとして利用し,バナー広告などを表示するサ
ービスが行われている。しかし,ユーザの属性・興味・
嗜好に応じた広告が表示されるのではない。ほとんどの
場合は,時間帯やページの内容に応じて表示する広告が
変更されるが,それらはユーザに応じた広告ではなかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】インターネットにおい
て,ユーザは求める情報の場所(例えばWWWではUR
L:Uniform Resource Locator)を常に把握しているわ
けではない。把握していない場合には,検索エンジンな
どを利用して情報のある場所を探す。つまり,ユーザが
自分の情報要求を満たすために,自ら明示的な情報要求
をせずに情報を入手することはできなかった。
【0007】また,検索エンジンなどで従来行われてい
るバナー広告は,より広告の効果を上げるために,ユー
ザの入力したキーワードに応じてバナーを切り替えてい
る。しかし,単一のキーワードのみを認識しているの
で,複数のキーワードが指定されると認識できなかっ
た。例えば,ユーザが「車」という単語を入力したとき
に,「車に乗りたい」のか「車を買いたい」のかが判断
できないため,目的に応じた広告を行うことができなか
った。
【0008】本発明は上記問題点の解決を図り,ユーザ
が明示的な検索を行わなくても,本人のスケジュールに
応じた情報の提供を可能にすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記課題を解
決するため,ユーザの登録したスケジュール情報から行
動を抽出し,その行動自体を示す「アクション」と,そ
の行動の「対象」とを認識する。あらかじめ登録されて
いるイベント情報から,認識した行動と対象に応じたも
のを選択してユーザに配信し,カレンダーの該当する日
時の箇所に表示する。
【0010】スケジュールさえ登録しておけば,ユーザ
は検索行動を実行することなくその日のイベントに関す
る情報を得られる。また,複数のキーワードに応じたイ
ベント情報の配信によって,情報発信者は,ユーザの目
的に合致した広告や催物,その他の広報を行うことが可
能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について,図
面を参照して説明する。以下の実施の形態では,提供す
るイベント情報の代表的なものとして,広告データを例
に説明するが,本発明は広告に限らず,催物,事件その
他の広義のイベント情報の提供に利用することができ
る。
【0012】図1に,本発明の実施の形態のブロック図
を示す。図中,1は個人やグループがスケジュールを入
力したり参照したりすることができるカレンダーサービ
スを提供するカレンダーサービス提供装置,2はネット
ワーク,3はカレンダーサービスを利用するユーザが使
用するユーザ端末を表す。
【0013】カレンダーサービス提供装置1において,
入出力部101は,ユーザ端末3とネットワーク2を経
由してデータの受け渡しを行う。受け渡すデータは,カ
レンダーに入力したり参照したりするスケジュールデー
タやスケジュールから抽出した行動に応じて提供する広
告データである。スケジュールデータベース102は,
ユーザの登録したスケジュールを保存する。
【0014】アクション対象抽出部103は,スケジュ
ールデータベース102に保存されているユーザのデー
タから,行動を抽出する。広告選択部104は,広告選
択表106の中に記載された広告データから,ユーザに
配信する広告データを選択する。広告送信部105は,
ユーザに対して広告データを送信する。
【0015】この図1に示す実施の形態では,カレンダ
ーサービスを提供するサーバと広告データを保存するサ
ーバが同一であるが,別のサーバにすることももちろん
可能である。この場合には,広告データの場所を指定す
るURLで,別の広告データのあるサーバおよびサーバ
内のデータの位置を指定すればよい。
【0016】広告選択表106は,広告データをどのよ
うな条件で指定するかが記載されているものである。広
告データ記憶部107は,例えばバナー広告の画像など
の広告データを保存している。
【0017】広告選択表106の例を,図2に示す。広
告選択表106には,広告番号であるID,広告を表示
する期間の最初と最後である開始日時と終了日時,表示
する条件としてアクション(行動)と対象,表示する広
告データのURLであるソースURL,広告をクリック
したときにジャンプするURLである参照先URL,広
告を表示する回数である最大impression,現在までに表
示した回数であるimpression数,広告がクリックされる
回数である最大click ,現在までにクリックされた回数
であるclick 数,が含まれる。
【0018】impression数やclick 数は,それぞれ広告
が表示されたとき,クリックされたときに1ずつ増加す
る。そして,impression数が最大impression数に達した
とき,または,click 数が最大click 数に達したときに
は,その広告データの行が広告選択表106から消去さ
れ,表示されなくなる。
【0019】ユーザがカレンダーサービスを利用し,あ
る日のスケジュールを表示する度に,図3に示す概要フ
ローに従った処理が起動され,その日のスケジュールに
応じた広告が表示される。ステップ301では,ユーザ
がカレンダーサービスを利用し,ある日のスケジュール
の表示要求を出すと,その日のスケジュールをスケジュ
ールデータベース102から取り出す。ステップ302
では,表示したスケジュールからアクションと対象を抽
出する。次に,ステップ303では,抽出したアクショ
ンと対象をもとに,広告選択表106により広告を選択
し,ステップ304において,広告データ記憶部107
から選択した広告データを取り出し,スケジュールと同
時にユーザへ送信する。
【0020】アクションと対象の抽出は,図4に示す手
順で行う。図4に示す手順は,図3のステップ302の
内容をさらに詳細にしたものである。まず,ステップ4
01では,スケジュール文を形態素解析し,単語に分割
し,その単語の品詞を決定する。なお,形態素解析につ
いての参考文献としては,例えば「InfoBee テキスト情
報検索技術, NTT R&D, Vol.46 No.10, 1997, pp.93-98
」があり,これに記載されている技術を利用すること
ができる。
【0021】ステップ402では,スケジュール文から
得られた単語の数を判定し,単語の数が0であれば,ス
テップ403へ進み,アクション・対象ともになしとす
る。単語の数が1であれば,ステップ404へ進み,そ
の単語をアクションとする。このとき,対象はなしとす
る。単語の数が2以上の場合には,ステップ405へ進
む。
【0022】ステップ405では,各単語について,あ
らかじめ用意された図5に示すような行動抽出用辞書を
用いて,アクション得点,対象得点を付与する。この行
動抽出用辞書は,形態素解析に利用する単語辞書にアク
ション得点と対象得点の欄を加えたものである。図5の
行動抽出用辞書において,IDは辞書内で利用する単語
の管理番号である。単語,よみ,品詞,コストについて
は形態素解析に用いる辞書と同一である。
【0023】アクション得点は,その単語が行動自身を
表す「アクション」になりやすいかどうかを示す値であ
る。0ならば,行動にはなり得ないことを示し,行動に
なりやすいと思われる単語ほど大きい値(1以上の整
数)を持つ。この例では,「朝」という名詞は,行動に
はなり得ないので「0」になっているが,「食べる」と
いう動詞は行動になり得るので「9」,「食事」はサ変
名詞で「食事する」という使われ方をする場合があるの
で,「8」という値になっている。
【0024】対象得点は,その単語がアクションに対す
る「対象」になりやすいかどうかを示す値である。0な
らば,対象にはなり得ないことを示し,対象になりやす
いと思われる単語ほど大きい値(1以上の整数)を持
つ。「朝」や「食事」は,「食事に行く」のように何ら
かの行動の対象になりうるので,それぞれ4と6という
値になっている。「食べる」は本来は動詞であるが,
「食べること」のような形で対象を表すことがあるの
で,小さい得点1になっている。
【0025】ステップ406では,ステップ401でス
ケジュール文を分割した単語の中で,品詞が動詞または
サ変名詞の単語を選択し,ステップ407では,その選
択した単語の中でアクション得点のもっとも大きい単語
を,広告データを選択するときのキーワードとなる「ア
クション」とする。
【0026】また,ステップ408では,ステップ40
1でスケジュール文を分割した単語からステップ407
でアクションとして選択した単語を除き,品詞が名詞の
単語を選択する。次のステップ409では,ステップ4
08で選択した単語の中で,対象得点のもっとも大きい
単語を,広告データを選択するときのキーワードとなる
「対象」とする。
【0027】広告選択部104による広告選択の処理に
ついて,図5および図6に詳細フローを示す。
【0028】アクション対象抽出部103によって,ユ
ーザが表示した日のスケジュールから図4の手順でアク
ションと対象を取り出し,広告選択部104は,その結
果から表示する広告を選択する。この処理のため,広告
選択表106の各行の広告データについて,以下の処理
を繰り返す(ステップ601)。ステップ602では,
広告選択表106の先頭から順番に一つの広告データを
選択する。次に,ステップ603では,表示期間内の広
告データを選択するため,広告データ中の開始日時およ
び終了日時と,現在日時とを比較し,現在日時が開始日
時以降で終了日時以前であるかどうかを判定する。も
し,現在日時が開始日時以降で終了日時以前でなけれ
ば,表示期間外であるので,ステップ602へ戻り,広
告選択表106中の次の行の広告データを処理対象とし
て選択する。
【0029】表示期間内の広告データであれば,ステッ
プ604へ進み,スケジュールから抽出したアクション
と,広告選択表106内の広告データのアクションとを
比較する。両者が同一の単語である場合には,その広告
データにアクション一致度として10を設定する(ステ
ップ605)。単語の一致を調べる際に,広告選択表1
06中の「*」マークについては,どのような単語に対
しても一致するものとする。
【0030】両者が同一の単語でない場合,ステップ6
06により,スケジュールから抽出したアクションと,
広告選択表106内の広告データのアクションとが類義
語であるかどうかを判定する。両者が類義語辞書により
類義語であると判断された場合には,アクション一致度
として5を設定する(ステップ607)。類義語辞書に
は,例えば図8のように類似する単語群が各行に掲載さ
れている。ある2つの単語が同一の行にあれば,その2
つは意味の近い類義語であるということがわかる。図8
の例では,「インターネット」と「イントラネット」は
類義語であるが,「インターネット」と「LAN」は類
義語ではない。
【0031】スケジュールから抽出したアクションと,
広告選択表106内の広告データのアクションとが同一
の単語でも類義語でもない場合,ステップ608によ
り,アクション一致度を0とする。
【0032】次に,ステップ609では,スケジュール
から抽出した対象と,広告選択表106内の広告データ
の対象とを比較する。両者が同一の単語である場合に
は,その広告データに対象一致度として10を設定する
(ステップ610)。単語の一致を調べる際に,広告選
択表106中の「*」マークについては,アクションの
場合と同様に,どのような単語に対しても一致するもの
とする。
【0033】両者が同一の単語でない場合,ステップ6
11により,スケジュールから抽出した対象と,広告選
択表106内の広告データの対象とが類義語であるかど
うかを判定する。両者が類義語辞書により類義語である
と判断された場合には,対象一致度として5を設定する
(ステップ612)。
【0034】スケジュールから抽出した対象と,広告選
択表106内の広告データの対象とが同一の単語でも類
義語でもない場合,ステップ613により,対象一致度
を0とする。
【0035】次のステップ614では,開始日時から現
在日時までの時間を「経過時間」とする。また,ステッ
プ615では,現在日時から終了日時までの時間を「残
時間」とする。その後,図7のステップ701へ進む。
【0036】ステップ701では,広告選択表106内
の広告データにおける最大impression(広告を表示する
回数)とimpression(現在までに表示した回数)との差
を「残impression」とする。同様に,ステップ702で
は,広告選択表106内の広告データにおける最大clic
k(広告がクリックされる回数)と click(現在までにク
リックされた回数)との差を「残click 」とする。
【0037】ステップ703では,以上の処理で求めた
アクション一致度,対象一致度,経過時間,残時間,残
impression,残click から広告データの得点を計算す
る。すなわち,得点は,「アクション一致度,対象一致
度,経過時間,残時間,残impression,残click 」を入
力とする,f(アクション一致度,対象一致度,経過時
間,残時間,残impression,残click )の関数で決定す
る。典型的な関数としては,上記入力値に適当な重みを
掛け合わせて和をとる関数が考えられる。
【0038】f(アクション一致度,対象一致度,経過
時間,残時間,残impression,残click )=w1 ×アク
ション一致度+w2 ×対象一致度+w3 ×経過時間+w
4 ×残時間+w5 ×残impression+w6 ×残click である。ここで,重みw1 〜w6 は,0の値をとること
もある。
【0039】この得点の算出において,種々の重み値が
異なる関数式を選択的に利用することができ,関数式ご
とに,それぞれ情報提供に関する異なる効果を得ること
ができる。利用する関数によって,アクションや対象に
一致しときに表示するだけではなく,期間の中で広告の
表示頻度を変えたり,クリック数やインプレッション数
で表示頻度を変えたりすることを容易に実現することが
できる。例えば広告主は,イベントの直前に広告を集中
させたいこともあるし,最初は少なく,イベントの直前
になるに従って,徐々に表示頻度の増える広告を行いた
い場合もある。
【0040】また,どのように表示頻度を分布させるか
を,広告データごとに決めたい場合もある。このような
場合には,すべての広告に対して同一の関数で得点を決
めるのではなく,広告の対象となるイベントに応じて得
点を計算し表示することもできる。具体的ないくつかの
関数の例を以下に挙げる。
【0041】 得点=アクション一致度+対象一致度 アクションや対象が一致したもののみを表示したいとき
には,この式のように他の入力値の重みを0にすればよ
い。
【0042】 得点=経過時間+impression数+click 数 この関数の場合,広告が開始されたときには得点が小さ
く,表示されることは少なく,広告期間が終了に近づく
につれて大きくなるという得点が与えられる。つまり,
この得点の設定の方法により,広告期間内でその広告の
表示される頻度を変更し,広告期間の最後になるに従
い,広告の表示を増やすことができる。
【0043】 得点=3×残時間+残impression+残click 例えば,広告の開始時期に多く表示するには,この式の
ように残時間の係数を1より大きくして重みを付けれ
ば,広告開始時に多く表示させ,広告終了時に近づくに
つれて表示を少なくすることができる。
【0044】以上の方法で,広告データに得点を付与し
た後,ステップ704では,広告選択表106の全ての
広告データについて処理が終了したかどうかを判定し,
広告選択表106中に未処理の広告データがある場合,
図6のステップ502へ戻って同様に処理を繰り返す。
全ての広告データについて処理が終了したならば,ステ
ップ705では,得点が最大の広告データの数を調べ,
得点が最大の広告データの数が1つであれば,ステップ
706により,その得点が最大の広告データを表示用の
データとして選択する。一方,得点が最大の広告データ
の数が2以上あれば,得点が最大の広告データの中で,
例えばIDが最小のものを表示用のデータとして選択す
る。以上の処理によって,表示する広告データを選択す
る。
【0045】本実施の形態が,従来技術と大きく異なる
点は,以下の2点である。第1は,利用者がカレンダー
(スケジュール表)へ登録した,例えば「テニスの練
習」というようなメモ文という制限された自然言語を入
力とする形態素解析の出力をもとに,図4に示すような
アクション対象抽出部103の処理によって{アクショ
ン:練習,対象:テニス}という複数のキーワードを決
定し,これらを利用したイベントマッチングによって,
広告などのイベント情報を選択する点である。
【0046】第2は,上記{アクション,対象}という
少なくとも2つをキーワードとして,イベント情報(広
告データ)を検索し,この検索により得られたイベント
情報(広告データ)の中から,イベント(広告)の目的
に沿って決定した関数式により得点を算出し,得点の高
い順にイベント情報(広告データ)を提供する点であ
る。得点算出の関数式ごとに,それぞれ異なる情報提供
の効果が期待される。
【0047】以上,広告データを選択してスケジュール
とともに表示する例を説明したが,本発明は広告に限ら
ず,ユーザに知らせたい各種のイベント情報について同
様に適切なものを選択して表示することができることは
言うまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
例えば広告主などの情報発信者に対しては,ユーザから
スケジュールの入力が得られるので,そこからユーザの
行動を抽出し,行動に応じた確度の高い広告などのイベ
ント情報の発信を行うことで,効果の高い広告などの情
報提供が可能になる。
【0049】また,カレンダーの利用者にとっては,ス
ケジュール情報を入れておくだけで,明示的な情報要求
などを行わずに情報を得ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のブロック図である。
【図2】広告選択表の例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の概要フローチャートであ
る。
【図4】アクション対象抽出部の処理フローチャートで
ある。
【図5】行動抽出用辞書の例を示す図である。
【図6】広告選択部の処理フローチャートである。
【図7】広告選択部の処理フローチャートである。
【図8】類義語辞書の例を示す図である。
【符号の説明】
1 カレンダーサービス提供装置 2 ネットワーク 3 ユーザ端末 101 入出力部 102 スケジュールデータベース 103 アクション対象抽出部 104 広告選択部 105 広告送信部 106 広告選択表 107 広告データ記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 大二郎 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 田中 一男 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B049 CC32 FF01 GG02 5B075 KK07 ND20 PQ70 PQ76 PR08 QM05 UU08 UU40

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して,ユーザが個人や
    グループのスケジュールを登録し,参照することが可能
    なサービスを提供する装置におけるイベント情報提供方
    法であって,ユーザの入力したスケジュールからユーザ
    の行動を抽出する過程と,抽出した行動に基づいて送信
    するイベント情報を,あらかじめイベント情報の表示条
    件の記載されているイベント情報選択表から選択する過
    程と,選択したイベント情報またはそのイベント情報に
    対してアクセスするための情報を,ユーザ端末へ送信す
    る過程とを有することを特徴とするイベント情報提供方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のイベント情報提供方法に
    おいて,前記イベント情報を選択する過程では,イベン
    ト情報を選択するためにユーザのスケジュールから抽出
    した複数のキーワードを用いて,前記イベント情報選択
    表を検索することを特徴とするイベント情報提供方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のイベント
    情報提供方法において,前記ユーザの行動を抽出する過
    程では,ユーザの行動を抽出する際に,スケジュール文
    から行動自体を示すアクションとその対象を抽出するこ
    とを特徴とするイベント情報提供方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のイベント情報提供方法に
    おいて,アクションとその対象を抽出する際に,スケジ
    ュール文から取り出した単語をもとに行動抽出用辞書を
    用いてアクション得点と対象得点を付与し,それぞれの
    得点が最大となる単語をアクションと対象の単語とする
    ことを特徴とするイベント情報提供方法。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4記載のイベント
    情報提供方法において,前記イベント情報を選択する過
    程では,スケジュールに応じたイベント情報を選択する
    ために,前記抽出したアクションおよびその対象と,前
    記イベント情報選択表内の条件との一致度合いにより,
    出力するイベント情報を選択することを特徴とするイベ
    ント情報提供方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれかに
    記載のイベント情報提供方法において,前記イベント情
    報選択表は,各イベント情報の表示条件として,期間,
    アクション,対象,データの場所,イベント情報クリッ
    ク時のジャンプ先,イベント情報の最大クリック数,最
    大インプレッション数,現在のクリック数および現在の
    インプレッション数を持つことを特徴とするイベント情
    報提供方法。
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