JPH1146215A - 通信相手情報検索装置及びそれを用いた通信支援システム - Google Patents

通信相手情報検索装置及びそれを用いた通信支援システム

Info

Publication number
JPH1146215A
JPH1146215A JP9201558A JP20155897A JPH1146215A JP H1146215 A JPH1146215 A JP H1146215A JP 9201558 A JP9201558 A JP 9201558A JP 20155897 A JP20155897 A JP 20155897A JP H1146215 A JPH1146215 A JP H1146215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication partner
user
communication
information
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9201558A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3760581B2 (ja
Inventor
Yasuhide Matsumoto
安英 松本
Satoshi Okuyama
敏 奥山
Sumiyo Okada
純代 岡田
Noriyuki Fukuyama
訓行 福山
Ai Manabe
愛 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP20155897A priority Critical patent/JP3760581B2/ja
Priority to US08/994,997 priority patent/US6446043B1/en
Publication of JPH1146215A publication Critical patent/JPH1146215A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3760581B2 publication Critical patent/JP3760581B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • G06Q10/109Time management, e.g. calendars, reminders, meetings or time accounting
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management
    • G06Q10/0631Resource planning, allocation, distributing or scheduling for enterprises or organisations
    • G06Q10/06311Scheduling, planning or task assignment for a person or group
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • G06Q10/107Computer-aided management of electronic mailing [e-mailing]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • G06Q10/109Time management, e.g. calendars, reminders, meetings or time accounting
    • G06Q10/1093Calendar-based scheduling for persons or groups

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に通信すべき相手を特定し、通信に必要
な情報である通信相手情報の検索を行うことができる通
信相手情報検索装置、及びこれを用いた通信支援システ
ムを提供すること。 【解決手段】 各々のユーザの居場所を管理する居場所
情報管理サーバ1、各々のユーザの通信相手情報を管理
するディレクトリサーバ2、各々のユーザのスケジュー
ルを管理するスケジュール管理サーバ3を備え、クライ
アント4を介して、ユーザからの、場所と時刻の範囲の
入力を受け付けた場合に、指定された場所に、指定され
た時刻に存在していたユーザを、居場所管理サーバ1か
ら検索し、さらに、当該ユーザに通信を行うために必要
な通信相手情報をディレクトリサーバ2から検索すると
ともに、検索された通信相手情報を用いて、通信制御部
423が実際に通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信に必要な情
報、例えば、電話番号、電子メールアドレス、FAX番
号等の情報(以下、「通信相手情報」という。)を検索
する通信相手情報検索装置、及びそれを用いた通信支援
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各ユーザのスケジュールを電子的
に管理し、例えば、ある会議に参加する予定のユーザに
対して、同時に電子メールを送信することができるスケ
ジュール管理システムが実用化されている(例えば、マ
イクロソフト社の Schedule+(商標))。
【0003】また、各ユーザのスケジュールを管理する
ことにより、会議等のスケジューリングを支援するとと
もに、各ユーザの居場所をリアルタイムで管理し、各場
所に対応した連絡方法を記憶しておくことにより、各ユ
ーザへの連絡が可能か否かを判定し、連絡可能な場合に
は、連絡方法を表示するシステムも考案されている。例
えば、特開平6−274495号公報に開示されている
システムでは、そのような機能に加え、予定された会議
の開始時刻が近付いた際に、連絡可能な参加者に開始時
刻が近付いた旨を告知することを可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシステムにおいては、例えばある会議に参加したユ
ーザに対して、会議後に議事録を送付するといったよう
な場合に対応できないため、そのような場合には、参加
者全員について、前記通信相手情報を調査した上で、通
常の処理により通信を行う必要がある。具体的には、例
えば、電子メールを送信するためには、図30に示すよ
うに画面上に各々の参加者の電子メールアドレスを入力
する必要があった。
【0005】従って、例えば当該会議に多人数が参加し
ていたような場合には、事後の連絡のために非常に繁雑
な作業が必要となるという問題点を有していた。本発明
は、上記の問題点に鑑み、容易に通信すべき相手を特定
し、通信すべき相手の通信相手情報を検索することがで
きる通信相手情報検索装置及びそれを用いた通信支援シ
ステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の通信相手情報検索装置は、各々のユーザか
らの居場所を通知する出力を受け、各ユーザの居場所を
管理する居場所管理手段と、操作者からの、場所を指定
する入力を受け付ける入力受付手段と、それぞれのユー
ザとの通信に必要となる通信相手情報を保持する通信相
手情報保持手段と、前記居場所管理手段が管理する情報
を参照し、前記入力受付手段が受け付けた入力により指
定された場所に、その時点において存在するユーザを検
索するユーザ検索手段と、前記ユーザ検索手段が検索し
たユーザについて、前記通信相手情報保持手段から通信
相手情報を検索する通信相手情報検索手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0007】前記居場所管理手段はさらに、管理してい
る各ユーザの居場所を表す居場所情報の履歴を保持する
居場所履歴情報保持部を備え、前記入力受付手段はさら
に、操作者から時刻の範囲の入力を受け付け、前記ユー
ザ検索手段は、前記居場所履歴情報保持部に保持された
情報を参照し、前記入力受付手段が受け付けた入力によ
り指定された場所に、指定された時刻の範囲内において
存在するユーザを検索することもできる。この場合に
は、時刻の指定を行うことによって、指定された場所
に、指定された時刻の範囲内に存在するユーザの検索を
行うことができるため、その時点だけなく、過去におけ
る一定の時刻において存在したユーザを容易に検索する
ことができる。
【0008】また、本発明の通信相手情報検索装置はさ
らに、各々のユーザからスケジュールの入力を受け付け
るスケジュール入力受付手段と、前記スケジュール入力
受付手段が受け付けたスケジュールを保持するスケジュ
ール保持手段とを備え、前記ユーザ検索手段は、前記入
力受付手段が受け付けた入力により指定された時刻の範
囲に入力を受け付けた時点以後の時刻が含まれている場
合に、前記スケジュールを参照して、前記入力受付手段
が受け付けた入力により指定された場所に、指定された
時刻の範囲内において存在するユーザを検索することも
できる。この場合には、スケジュール保持手段が未来に
おけるユーザのスケジュールを管理しているため、現在
又は過去だけではなく、未来を含む時刻の指定があった
場合でも、指定された場所に存在する、又は存在が予定
されているユーザを容易に検索することができる。
【0009】また、前記入力受付手段はさらに、操作者
から、検索すべきユーザの最低滞在時間の入力を受け付
け、前記ユーザ検索手段はさらに、前記居場所履歴情報
保持部及び前記スケジュール保持手段の少なくとも一方
を参照して、検索されたユーザの滞在時間を算出する滞
在時間算出部を備え、前記通信相手情報検索手段は、前
記滞在時間算出部によって算出された滞在時間が、前記
入力手段が受け付けた最低滞在時間より長いユーザにつ
いて通信相手情報を検索することもできる。入力された
最低滞在時間より長いユーザについてのみ検索対象とす
ることにより、偶然その場所に短期間存在しただけで、
当該場所で作業を行っていたわけではないユーザを検索
対象から除外することが容易にできるようになる。
【0010】また、前記入力受付手段はさらに、検索対
象とすべきユーザの属性値を指定する入力を受け付け、
前記通信相手情報保持手段はさらに、各ユーザの属性値
を保持し、前記通信相手情報検索手段は、前記入力によ
り指定された属性値を有するユーザについて通信相手情
報を検索することもできる。属性値の入力を受け付ける
ことにより、検索対象とするユーザをさらにフィルタリ
ングすることが可能となる。
【0011】また、本発明に係る通信支援システムは、
本発明に係る通信相手情報検索装置と、前記通信相手情
報検索装置により検索された通信相手情報を用いて通信
を行う通信制御部を備えることを特徴とする。
【0012】前記通信支援システムはさらに、前記通信
相手情報検索装置により検索された通信相手を表示する
表示手段と、操作者からの通信相手に関する修正の入力
を受け付ける修正入力受付手段と、前記修正入力受付手
段が受け付けた入力に基づいて、通信相手情報を修正す
る修正手段とを備え、前記通信制御手段は、前記修正手
段により修正された通信相手情報を用いて通信を行うこ
ともできる。本発明に係る通信相手情報検索装置によっ
て検索された通信相手が、いかなる場合においても適切
であるとは限らないことから、検索された内容を修正す
ることを可能とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る通信相手情報検索装置及びそれを
用いた通信支援システムの全体像について説明するため
の図である。
【0014】同図において、1は居場所情報管理サー
バ、20はセンサである。同図に示される如く、本実施
の形態の通信相手情報検索装置においては、各々の部屋
にセンサ20が設置されており、それぞれのセンサによ
り検出することが可能な、例えばIDバッジを各々のユ
ーザが常時携帯していることが前提となる。もっとも、
各ユーザの居場所を検出する手段としては、センサとI
Dバッジに限定されるものではなく、例えば、携帯電話
又はPHSを用いたり、あるいは無線LANと携帯パソ
コンの組み合わせ等を用いることも可能である。
【0015】それぞれのセンサは、一定時間ごとにそれ
ぞれのセンサの範囲内で検出することが可能なIDバッ
ジを検出し、検出されたバッジのIDを居場所情報管理
サーバ1に送信する。居場所情報管理サーバ1は、どの
センサがどのバッジのIDを検出したかを管理している
ため、バッジのIDとユーザとの対応、及びセンサと設
置場所との対応から、各々のユーザがどの場所にいるの
かが管理できる。このような構成において、時間の経過
に伴い、各ユーザについて後述の居場所履歴情報を取得
することにより、所定時間に居場所を共通にするユーザ
を抽出して必要な情報伝達を行うことを可能とすること
が本発明の骨子である。
【0016】図2は、本実施の形態の通信相手情報検索
装置を用いた通信支援システムのシステム構成を示す図
である。同図に示されるように、本実施の形態の通信支
援システムにおいては、上述の居場所情報管理サーバ
1、ディレクトリサーバ2、スケジュール管理サーバ
3、及び一つ又は複数のクライアント4がLAN5を介
して接続されている。
【0017】居場所情報管理サーバ1は、居場所管理手
段として居場所情報を管理する。図3に、居場所情報管
理サーバ1で管理される居場所情報のデータ構造の一例
を示す。同図に示されるように、居場所情報には、ディ
レクトリ名と、居場所とが含まれる。ここで、ディレク
トリ名とは、ディレクトリサーバ2にて管理される各々
のユーザに関する情報(以下、「ディレクトリ情報」と
いう。)の検索キーとなっているものであり、本実施の
形態では各ユーザの氏名をディレクトリ名としている。
【0018】尚、居場所情報管理サーバ1には、図4に
示される、センサIDと居場所との対応関係を示すテー
ブル(i)と、図5に示される、バッジIDとディレク
トリ名との対応関係を示すテーブル(ii)とが格納され
ている。前記したように、居場所情報管理サーバ1に
は、各々のセンサから、検出したセンサのセンサID
と、検出されたバッジのバッジIDとの対応関係が随時
送信されてくるので、上記二つのテーブルを参照するこ
とにより、図3のようなフォーマットで居場所情報を管
理することができる。同一のセンサに複数のユーザが検
出された場合には、当該複数のユーザのディレクトリ名
が、居場所情報として登録されることとなる。
【0019】なお、ディレクトリ名は、各々のユーザを
特定できるものであれば、氏名でなくとも、従業員番号
などの任意の番号としてもよい。居場所情報管理サーバ
1には、また、図3に示した居場所情報を一定時刻ごと
に保存したデータが、居場所履歴情報として格納され
る。
【0020】図6は、居場所履歴情報のデータ構造の一
例を示す図である。同図に示されるように居場所履歴情
報は、一定時間間隔ごとに採取された居場所情報の履歴
(iii)の形で保持される。
【0021】図7は、居場所情報管理サーバ1のモジュ
ール構成の一例を示す図である。同図に示されるよう
に、本実施の形態の居場所情報管理サーバ1は、センサ
から送信されてくる情報の入力に従い、その時点におけ
る各々のユーザの居場所を示す最新居場所情報、及び居
場所履歴情報を更新する居場所情報更新部11、検索キ
ーの入力を伴う検索要求に対して検索結果を返す居場所
情報検索部12、最新居場所情報を格納する最新居場所
情報格納部13、居場所履歴情報を格納する居場所履歴
情報格納部14を備える。
【0022】居場所情報管理サーバ1においては、各々
のセンサからの情報を居場所情報更新部11が受信す
る。居場所情報更新部11は、最新居場所情報格納部1
3の内容を更新するとともに、定期的に居場所履歴情報
格納部14に居場所履歴情報を追加する。なお、図示は
していないが、図4及び図5に示したテーブルは、本実
施の形態では、居場所情報更新部11に保持されてい
る。
【0023】また、居場所情報検索部12を介して、外
部からの居場所情報の検索が可能となっている。本実施
の形態では、検索パタンとして、最新居場所情報からの
情報検索と、居場所履歴情報からの情報検索の2つがあ
る。もちろん、両者を組み合わせることも可能である。
【0024】ディレクトリサーバ2は、通信相手情報保
持手段として、各々のユーザについて、上述のディレク
トリ情報を管理する。ディレクトリ情報には、通信相手
情報が含まれる。なお、本実施の形態におけるディレク
トリ情報としては、通信相手情報だけでなく、その他の
個人情報、例えば、入社日、部署、性別、年齢等の情報
を保持する。
【0025】図8は、本実施の形態におけるディレクト
リ情報のデータ構造の一例を示す図である。同図に示さ
れるように、本実施の形態におけるディレクトリ情報に
はディレクトリ名と、通信相手情報、即ち、電子メール
アドレス、電話番号、FAX番号等が含まれる。
【0026】図9は、ディレクトリサーバ2のモジュー
ル構成の一例を示す図である。ディレクトリサーバ2と
しては、キーワードによるデータ検索が可能なものを用
いる必要がある。キーワードによるデータ検索とは、例
えば同図に示されるように検索キーとして(ディレクト
リ名、「佐藤 誠」)と入力すれば、そのディレクトリ
名に対応するユーザに関するディレクトリ情報のエント
リー(以下、ディレクトリ情報の1エントリーを「デー
タセット」と称する。)が検索できる機能をいう。
【0027】従って、本実施の形態のディレクトリサー
バ2は、ユーザからの入力によりディレクトリ情報を設
定するディレクトリ情報設定部21、ディレクトリ情報
を検索し、検索結果を返すディレクトリ情報検索部2
2、ディレクトリ情報を格納するディレクトリ情報格納
部23を備える。
【0028】スケジュール管理サーバ3は、スケジュー
ル保持手段として、各ユーザのスケジュールを入力し、
管理している。図10は、本実施の形態におけるスケジ
ュール情報のデータ構造の一例を示す図である。同図に
示されるように、本実施の形態のスケジュール情報に
は、作成者のディレクトリ名、開始日時、終了日時、内
容、場所、参加者のディレクトリ名等が含まれる。
【0029】図11は、スケジュール管理サーバ3のモ
ジュール構成の一例を示す図である。本実施の形態のス
ケジュール管理サーバ3は、ユーザからの入力によりス
ケジュール情報を設定するスケジュール情報設定部3
1、スケジュール情報を検索し、検索結果を返すスケジ
ュール情報検索部32、スケジュール情報を格納するス
ケジュール情報格納部33を備える。
【0030】同図に示されるような構成を有するスケジ
ュール管理サーバ3に対し、各ユーザは、クライアント
4を介して各々のスケジュール情報を設定する。即ち、
スケジュール情報の設定要求が、スケジュール情報設定
部31に入力され、入力されたスケジュール情報がスケ
ジュール情報格納部33に格納される。
【0031】また、検索キーを用いた検索要求に対して
は、スケジュール情報検索部32が検索を行い、検索結
果として出力する。図12は、ユーザ検索手段ならびに
通信相手情報検索手段としてのクライアント4のモジュ
ール構成の一例を示す図である。
【0032】同図に示されるように、本実施の形態のク
ライアント4は、各々のサーバに対する情報検索を制御
する検索制御部41と、ヒューマンインターフェース
(以下、「HI」という。)42を備えている。HI4
2には、ユーザからの検索キーの指定を受け付ける検索
キー指定部421、検索結果を表示する検索結果表示部
422、実際に通信処理を行う場合に通信処理の制御を
行う通信制御部423が含まれる。
【0033】検索制御部41は、居場所情報管理サーバ
1およびスケジュール管理サーバ3に対して、検索キー
指定部421を介して指定された居場所と時刻を検索キ
ーとして送信し、それぞれのサーバから検索キーに合致
するユーザのディレクトリ名を手に入れる。これは、具
体的には、ユーザから検索キーとして指定された場所
に、検索キーとして指定された時刻において、存在して
いたユーザのディレクトリ名を取得することを意味す
る。
【0034】その後、検索制御部41を介して、ディレ
クトリサーバ2に対してディレクトリ名を検索キーとし
た検索要求を行い、その検索結果より、当該ディレクト
リ名を有するユーザの通信相手情報を取得する。さら
に、実際に通信を行う場合には、通信制御部423に対
し、通信相手情報を送信し、通信処理を開始する。
【0035】図13に、クライアント4において、検索
キーとして、居場所及び時刻の指定をするために表示す
る画面の一例を示す。これは、図12における検索キー
指定部421の一部をなすものである。図13に示され
る画面上の、開始時刻指定部421a及び終了時刻指定
部421bにおいて、ユーザが検索したい時刻の範囲を
指定する。
【0036】ここで、時刻を指定していない場合には、
その時点において、画面上部の場所指定部421cによ
り指定されている場所に存在するユーザの情報を検索の
対象とする。
【0037】本実施の形態では、場所の指定は、同図1
3に示される場所指定部421cの如く、実際の屋内図
を表示し、マウス等のポインティングデバイスを用いる
ことによって選択することとしている。もちろん、文字
列によって指定するようにすることも、他の方法、例え
ば記号などを用いることも可能である。また、入力され
た開始時刻、終了時刻、場所については、それぞれ、修
正が可能である。
【0038】図13には表示されていないが、さらに、
通信手段を指定する手段を設けることもできる。その場
合には、ユーザが、検索の結果をどの通信手段に用いる
かを指定する。そのようにすることによって、指定され
た通信手段に必要な通信相手情報のみを取得しするよう
にすること、及び、指定された通信手段に対して、実際
に通信を行うように起動をかけることも可能となる。
【0039】図14は、クライアント4において、指定
された開始時刻、終了時刻、場所を検索キーとして、通
信相手情報を検索してくるまでの処理内容を示すフロー
チャートである。
【0040】クライアント4は、まず、検索キー指定部
421からの入力情報を取得し(S1401)、開始時
刻、終了時刻、場所の三つの検索キーが全て指定されて
いるか否かを判定する(S1402)。三つのキーが全
て指定されている場合(S1402:Yes)には、ク
ライアント4は、指定された時刻の範囲が、全範囲にお
いて過去の時刻であるか、現在の時刻を含んでいるか、
全範囲において未来の時刻であるかを判定する(S14
03)。
【0041】全範囲において未来の時刻が指定されてい
る場合には、指定された時刻において、指定された場所
に存在するユーザを検索するには、スケジュール管理サ
ーバ3において管理されているスケジュール情報を検索
する必要がある。従って、この場合には、スケジュール
管理サーバ3に対して、指定された時刻と、指定された
場所を検索キーとして送信することにより、通信を行う
べき相手のディレクトリ名等を取得する(S140
4)。ここで、ディレクトリ名等としているのは、本実
施の形態では、スケジュール情報に含まれている、その
場所からの移動予定時刻、即ち、図10に示すスケジュ
ール情報における終了日時も取得するからである。その
情報の利用方法については後述する。
【0042】一方、指定された時刻の範囲が、全範囲に
おいて過去の時刻である場合には、指定された時刻にお
いて、指定された場所に存在するユーザを検索するに
は、居場所情報管理サーバ1において管理されている居
場所履歴情報を検索すれば足りる。従って、この場合に
は、居場所情報管理サーバ1に対して、指定された時刻
と、指定された場所を検索キーとして送信することによ
り、通信を行うべき相手のディレクトリ名を取得する
(S1405)。
【0043】指定された時刻の範囲に、現在の時刻を含
んでいる場合には、居場所情報管理サーバ1とスケジュ
ール管理サーバ3の両方から検索する必要がある。従っ
て。この場合は、まず、居場所情報管理サーバ1におい
て管理されている居場所履歴情報を検索し(S140
6)、次いで、スケジュール管理サーバ3において管理
されているスケジュール情報を検索することにより(S
1407)、通信を行うべき相手ユーザのディレクトリ
名、及び前述のスケジュール情報に含まれている終了日
時を取得する。
【0044】図15は、ステップS1405及びS14
06における「居場所情報管理サーバ1からの通信相手
ディレクトリ名取得」の処理において、居場所情報管理
サーバ1が行う処理の内容を示すフローチャートであ
る。
【0045】同図に示されるように、居場所情報管理サ
ーバ1は、検索キーとしてクライアント4から送信され
た、開始時刻、終了時刻、場所を取得する(S150
1)。次に、居場所履歴情報を検索し、検索キーとして
指定された時刻の範囲内に該当する情報を全て抽出する
(S1502)。
【0046】次に、居場所情報管理サーバ1は、抽出さ
れた居場所履歴情報における各ユーザの出現回数から、
各ユーザの当該場所における滞在時間を算出する(S1
503)。本実施の形態では、下記の式を用いて、各ユ
ーザの滞在時間を算出している。
【0047】 (滞在時間)=(出現回数)*(履歴間隔) ここで、「履歴間隔」とは、居場所履歴情報を追加する
時間の間隔を意味し、本実施の形態では10分である。
【0048】以上の処理が終了すると、居場所管理サー
バ1は、ディレクトリ名と滞在時間とをペアにして、ク
ライアント4に対して送信する(S1504)。ステッ
プS1404、S1407における「スケジュール管理
サーバ3からの通信相手ディレクトリ名等取得」につい
ては、既存のスケジュール管理ソフトに備えられている
検索機能を使用することにより実現するので、ここでの
詳細な説明は省略する。
【0049】ここで、図14のフローチャートに戻り、
上述の処理により、通信相手のディレクトリ名を取得し
たクライアント4は、ディレクトリ名を検索キーとし
て、ディレクトリサーバ2から、通信相手情報を取得す
る(S1408)。「ディレクトリサーバ2からの通信
相手情報の取得」の処理についても、ディレクトリ名を
検索キーとして、既存のスケジュール管理ソフトに備え
られている検索機能を用いた情報検索を行うので、ここ
での詳細な説明は省略する。
【0050】一方、ステップS1402において、開始
時刻、終了時刻、場所の三つの検索キーの全てが指定さ
れていない場合(S1402:No)には、クライアン
ト4は、少なくとも検索キーとして場所が指定されてい
るか否かを判定する(S1409)。
【0051】場所が指定されていなければ(S140
9:No)、通信相手とすべきユーザの検索が意味をな
さないものとなるため、処理を行わずにそのまま終了す
る。場所が指定されており、時刻の指定がない場合には
(S1409:Yes)、その時点の時刻が指定されて
いるものとみなし、居場所情報管理サーバ1において管
理されている最新居場所情報より、その時点でその場所
に存在するユーザのディレクトリ名を取得する(S14
10)。さらに、取得されたディレクトリ名を検索キー
としてディレクトリサーバ2を検索することにより通信
相手情報を取得する(S1408)。
【0052】図16は、上記の処理内容について具体的
に説明するための事例を示す図である。本事例では、検
索キーとして、開始時刻が96年10月23日14時、
終了時刻が同日14時30分、場所としては会議室Aが
指定されている(図16(a))。また、本事例では入
力された時刻は全て過去の時刻であるものとする。
【0053】従って、この事例においては、クライアン
ト4は、居場所情報管理サーバ1に対して検索要求を出
力し、居場所情報管理サーバ1は、居場所履歴情報を検
索することとなる。その結果、該当する時間帯の居場所
履歴情報から、当該時間帯において会議室Aに存在した
ユーザとして、「佐藤 誠」、「井上 純一」、「加藤
広一」の3名のユーザが検索される(図16
(b))。
【0054】各々のユーザの居場所履歴情報における出
現回数から、滞在時間が算出されディレクトリ名とペア
でクライアント4に送信される(図16(c))。次
に、取得した情報のクライアント4への表示について説
明する。
【0055】図17は、上述の検索において取得された
情報を、クライアント4において表示する画面の一例を
示す図である。同図に示されるように、本実施の形態の
例では、検索結果を、現在までの滞在時間で並び変えて
表示している。また、ユーザの利便を考慮し、指定され
た時刻の範囲が現在の時刻を含んでいるか、又は全範囲
において未来の時刻である場合には、前述の如くスケジ
ュール管理サーバ3より取得した終了時刻を移動予定時
刻として表示するようにしている。但し、移動予定時刻
については、表示を省略するようにしてもよい。この場
合において、指定された時刻の範囲が全範囲において過
去の時刻である場合には、前記終了時刻を取得しないの
で、処理内容に変更はないが、その他の場合において
は、図14のフローチャートで説明した内容のうち、ス
テップS1404及びS1407において、相手ディレ
クトリ名のみを取得すれば良いこととなる。
【0056】もちろん、この例の他にも種々の表示方法
が可能である。例えば、スケジュール情報から取得した
移動予定時刻、即ち、予定されているイベント(例えば
「会議」)の終了時刻を用い、当該時刻から現在の時刻
を減算した時間を、現在までの滞在時間に加算すること
により算出される予定総滞在時間を基に並び変えて表示
する方法も考えられるし、ディレクトリ名等で並び変え
て表示しても構わない。
【0057】しかし、現在までの滞在時間、もしくは予
定総滞在時間でソートして表示する場合には、滞在時間
が極めて短い人物、即ち、その時点でセンサがたまたま
検知したにすぎず、その場所に滞在して作業をしていた
わけではないユーザを識別することが容易になり、不要
な通信を防止することが可能となる。
【0058】尚、ディレクトリサーバ2を持たずに、ク
ライアント4にディレクトリ情報を保持しておき、クラ
イアント4の内部において通信相手情報の検索を行う構
成とすることにより、サーバとクライアントとの間にお
ける検索要求及び検索結果の送信に要するオーバーヘッ
ドを少なくすることも可能である。図18に、クライア
ント4の内部にディレクトリ情報格納部43を設けた場
合の、クライアント4のモジュール構成の一例を示す。
【0059】次に、本発明の一適用例として、通信手段
として電子メールを使用した場合の、本発明に係る通信
支援システムについて、図面を参照しながら説明する。
図19は、図2に示したシステム構成に、通信手段とし
て、電子メールサーバ6を追加した場合のシステム構成
を示す図である。
【0060】本発明は電話、電子メール、FAX、テレ
ビ会議など、各種の通信手段に適用することが可能であ
るが、まず、通信手段として電子メールを用いる場合に
ついて詳細に説明する。
【0061】前述の如く、従来の電子メールシステムで
は、電子メールの送信時に、図30に示すような画面を
用いて送信相手の電子メールアドレスを指定する必要が
あった。
【0062】本実施の形態の通信支援システムは、例え
ば、図20に示すような画面を表示して、検索キーとし
て場所、及び時刻を指定することとし、本発明の通信相
手情報検索装置を用いることにより、各ユーザの電子メ
ールアドレスを入力することなく、通信すべき相手を特
定し、実際に電子メールの送信を行うことを可能とする
ものである。
【0063】ここで、同図20においてオプションとし
て設けられている部分について説明する。まず、最低滞
在時間を指定しておくと、最低滞在時間よりも短い時間
しか指定された場所に滞在していなかったユーザを通信
相手情報の検索対象から除外することができる。これ
は、極めて短い時間しかその場所に存在しなかったユー
ザ、即ち、偶然その場所に居合わせたにすぎないユーザ
に対する電子メールの送信を省略することを可能とする
ものである。
【0064】また、属性値条件の指定を行うことによ
り、通信すべき相手をさらに限定することもできる。同
図に示される例では、「○○営業所」に所属する旨のデ
ィレクトリ情報を有するユーザのみが通信相手として特
定されることとなる。
【0065】さらに、通信開始時刻をあらかじめ設定し
ておけば、検索キーとして指定された時刻とは無関係
に、任意の時刻に電子メールの送信をすることもでき
る。「送信時確認」とは、実際の電子メールの送信時に
送信すべき相手の確認処理をするか否かを指定するもの
である。通信相手確認処理の内容については後述する。
【0066】なお、実際に電子メールを送信する場合に
は、通信相手情報として、通信相手の電子メールアドレ
スを取得することが必要となる。先に説明した通信相手
情報検索装置においては、検索キーとしての場所及び時
刻を指定した後、クライアント4がディレクトリサーバ
2より通信相手の電子メールアドレスを取得するように
しているが、当該処理は、クライアント4ではなく、電
子メールサーバ6で行うようにすることも可能である。
【0067】例えば、クライアント4としてモーバイル
端末を使用するような場合には、クライアント4の電源
を常にオンにしておくことや、クライアント4を常にネ
ットワークに接続しておくことが困難な場合が有り得
る。そのような場合、特にクライアント4が移動中で電
源をオンにできない時刻に電子メールの送信を行いたい
ような場合には、通信相手情報の検索処理や、通信手段
を用いる実際の通信処理をクライアント4ではなく、サ
ーバ側で行うようにすることが有効である。
【0068】図21は、場所及び時刻を検索キーとし
て、通信相手の電子メールアドレスを取得し、各々のユ
ーザへ電子メールを送信するまでの処理を、電子メール
サーバ6の側で行わせるようにした場合における、電子
メールサーバ6のモジュール構成の一例を示す図であ
る。
【0069】同図のモジュール構成は、クライアント側
から、検索キーとして場所及び時刻を指定し、電子メー
ル本文とともに、電子メールサーバ6に送信しておくこ
とにより、電子メールサーバ6の側において、指定した
時刻に通信相手情報の検索を行い、電子メールの送信を
行うようにすることを可能としたものである。
【0070】同図に示される例では、電子メールアドレ
ス検索部61にタイマ制御部65を接続し、指定された
時刻に電子メールアドレスの検索処理が開始されるよう
にしている。また、電子メール送信制御部64には、送
信メールスプール66を備え、クライアント4から送信
されてきた電子メール本体を、実際に送信する時刻まで
保持しておく構成となっている。
【0071】図22は、図21に示したモジュール構成
を有する電子メールサーバ6の処理内容を示すフローチ
ャートである。電子メールサーバ6は、検索キーとして
ユーザから指定された開始時刻、終了時刻及び場所、及
びオプションの設定を示すパラメータを、入力情報とし
て取得すると(S2201)、まず、通信開始時刻の設
定があるか否かを判定する(S2202)。通信開始時
刻の設定がある場合(S2202:Yes)は、設定さ
れた通信開始時刻を電子メールの送信時刻として設定す
る(S2203)。開始時刻の設定がない場合(S22
02:No)は、検索キーの一部としての終了時刻の設
定がされているか否かを判定し(S2204)、終了時
刻の設定がされている場合は(S2204:Yes)、
設定されている終了時刻を、通信開始時刻として設定す
る(S2205)。即ち、この場合には、検索キーとし
て指定された終了時刻に電子メールの送信がなされるこ
とになる。
【0072】その後、電子メールサーバ6は、ディレク
トリサーバ2から、通信相手情報を検索する(S220
6)。図23は、ステップS2206における「通信相
手情報検索処理」の詳細な処理内容を示すフローチャー
トである。なお、本実施の形態においては,通信手段と
して電子メールを用いているため、電子メールの例につ
いて説明するが、この処理内容は、他の通信手段を用い
る場合にに適用することも可能である。即ち、本実施の
形態では、通信相手情報は電子メールアドレスである
が、例えば、FAXを用いる場合ならFAX番号を通信
相手情報とすればよい。
【0073】同図23に示される処理内容は、図14に
おいて説明した内容とほぼ等しいが(S2301〜S2
309)、図20に示した如く、本実施の形態では、入
力情報のオプションとして、最低滞在時間や、属性値条
件の設定が可能となっているため、ディレクトリサーバ
2から通信相手情報の取得をする際のディレクトリサー
バ2の検索範囲をより限定することができるようになっ
ている(S2310〜S2314)。
【0074】即ち、ステップS2309までの処理にお
いて、通信を行うべき相手のディレクトリ名を取得した
後、最低滞在時間の設定があるか否かを判定し(S23
10)、最低滞在時間の設定があれば(S2310:Y
es)、最低滞在時間に満たないユーザを検索対象から
除外する(S2311)。
【0075】また、属性値条件の指定があるか否かの判
定を行い(S2312)、属性値条件の指定がある場合
には(S2312:Yes)、指定された検索値条件
を、ディレクトリ検索時の検索条件に追加する(S23
13)。
【0076】次に図22のフローチャートに戻って、電
子メールサーバ6は、入力情報として通信開始時刻の設
定がなされているか否かを判定する(S2207)。通
信開始時刻の設定があれば(S2207:Yes)、設
定された時刻になるまで待って(S2208)、通信処
理を行うことになる。設定された通信開始時刻になった
場合(S2208:Yes)、若しくは、通信開始時刻
の設定がされていない場合(S2207:No)には、
電子メールサーバ6は、通信相手確認処理を行う旨の設
定がなされているか否かの判定を行う(S2209)。
通信相手確認処理を行う旨の設定がなされている場合と
は、具体的には、図20の画面において、オプションの
位置に表示されている、送信時確認の部分がチェックさ
れている場合をいう。また、通信相手確認処理とは、具
体的には、本実施の形態の通信相手情報検索装置により
特定された通信相手が適切であるか否かを、送信時に確
認する処理である。
【0077】図24は、通信相手確認処理における電子
メールサーバ6の詳細な処理内容を示すフローチャート
である。通信相手確認処理において、電子メールサーバ
6は、まず、通信相手、通信相手情報及び滞在時間を画
面に表示する(S2401)。前述の如く、通信相手情
報とは、本実施の形態では電子メールアドレスを意味
し、「通信開始」とは、電子メールの送信を意味する。
図25は、通信相手確認処理を行う際にクライアント4
に表示する画面の一例を示す図である。
【0078】電子メールサーバ6は、まず、再検索ボタ
ンが押されたか否かを判定する(S2402)。再検索
とは、例えば図20に示したような画面を再度表示し、
検索条件の入力をやりなおすことをいう。即ち、再検索
ボタンが押された場合には(S2402:Yes)、再
度検索条件を設定する処理を行い、ステップS2401
へと戻る(S2403)。
【0079】次に、電子メールサーバ6は、ディレクト
リ検索ボタンが押されたか否かを判定する(S240
4)。ディレクトリ検索ボタンとは、ディレクトリ検索
用クライアントを起動し、ディレクトリ情報の検索を行
うためのボタンである。
【0080】ディレクトリ検索ボタンが押された場合に
は(S2404:Yes)、ディレクトリ検索用クライ
アントを介して、ディレクトリサーバを検索し(S24
05)、検索結果を通信相手に追加して、ステップS2
401へと戻る。
【0081】再検索ボタンも、ディレクトリ検索ボタン
も押されなければ(S2404:No)、電子メールサ
ーバ6は、送信ボタンが押されたか否かを判定する(S
2406)。送信ボタンが押された場合には、電子メー
ルサーバ6は、まず、通信相手が選択されているか否か
を判定する(S2407)。通信相手が選択されている
場合とは、表示画面上で通信すべき相手が、例えば、マ
ウス等の入力装置を用いて選択されている場合をいう。
即ち、選択されていない相手には送信する必要がないこ
とを意味するため、電子メールサーバ6は、通信相手が
選択されている場合には(S2407:Yes)、選択
された相手以外を通信相手から除外する(S240
8)。
【0082】通信相手が選択されていない場合には、電
子メールサーバ6は、表示画面上の通信相手が変更され
ているか否かを判定する(S2409)。表示画面上で
通信相手が変更されている場合とは、画面上のディレク
トリ名等の情報が、例えば、キーボード等の入力装置を
用いて変更されている場合をいう。この場合には、通信
相手の変更に伴い、通信相手情報を取得する必要がある
ため、ディレクトリ情報を検索し、変更を通信相手情報
に反映させる(S2410)。
【0083】通信相手の選択や、通信相手の変更がいず
れも行われなかった場合(S2409:No)には、通
信相手確認処理は終了する。一方、本実施の形態では、
ステップS2406において、一定時間送信ボタンが押
されなかった場合も(S2411:Yes)、通信相手
確認処理を終了させるようにしている。
【0084】以上のように、通信相手確認処理が終了す
ると、図22のフローチャートに戻って、通信処理が行
われる(S2211)。この場合の通信処理とは電子メ
ールの送信である。
【0085】さて、以上の説明では、通信相手情報、即
ち、電子メールアドレスの取得及び電子メールの送信を
電子メールサーバ6にて行う場合について説明したが、
電子メールアドレスの取得、及び電子メールの送信をク
ライアント4で行うようにすることも可能である。この
場合のクライアント4のモジュール構成の一例を図26
に示す。
【0086】クライアント4の電源が常に入力されてお
り、また、常にクライアント4がネットワークと接続さ
れているような環境においては、このような構成として
もよい。このような構成とすれば、電子メールサーバ6
に、居場所情報管理サーバ1やディレクトリサーバ2と
の連携機能を備える必要がなくなる。
【0087】また、同図のような構成は、クライアント
の台数の増加等に伴い、電子メールサーバ6の処理能力
のみでメール送信の頻度に対処できないような場合の改
善策としても有効である。
【0088】ただし、通信開始時刻の設定に対応し、指
定された時刻に電子メールの送信を行うようにするため
には、クライアント4に、通信開始時刻を検知するタイ
マ制御部45及びメール本体を格納しておく送信メール
スプール46を備えておく必要がある。電子メール送信
制御部44とは、図12における送信制御部423を意
味する。この場合には、電子メール送信制御部44から
電子メールサーバ6に通知を行うことにより電子メール
の送信が行われることとなる。
【0089】なお、このような構成とした場合でも、電
子メールアドレスの検索処理及び電子メールの送信処理
における処理の内容は図22、図23、図24において
説明したものと同様であるので、ここでの詳細な説明は
省略する。但し、電子メールサーバ6で行われていた処
理が、クライアント4にて行われるようになっている点
で、処理を行う場所は異なっている。
【0090】次に本発明の第3の実施の形態として、通
信手段としてFAXを用いた場合について説明する。通
信手段としてFAXを用いた場合には、図2において説
明した構成にFAX送信サーバ7を加え、FAX送信サ
ーバ7にFAXゲートウェイ及びモデムを接続すること
により、電子メールを用いた場合と同様の通信処理を行
うことが可能となる。ここで、FAXゲートウェイと
は、ユーザから入力された文章等をFAX送信に適した
フォーマットに変換する部分をいう。
【0091】図27は、FAX送信サーバ7のモジュー
ル構成の一例を示す図である。このようにFAXモデム
等をサーバに備えた構成は、クライアント4に、モデム
発信の機能がない場合や、モーバイル端末の場合に有効
である。なお、この場合の通信相手情報としてのFAX
番号の検索や、FAX送信の処理内容については、図2
2、図23、図24において説明したものと同様の方法
が適用可能であるので、ここでの詳細な説明は省略す
る。
【0092】また、通信手段としてFAXを用いた場合
においても、電子メールを用いた場合と同様、クライア
ント4にFAX送信処理を行う機能を備えるような構成
とすれば、FAX送信サーバ7は不要となる。
【0093】クライアント4にFAX送信処理を行う機
能を備えた場合のクライアント4のモジュール構成の一
例を図28に示す。このような構成は、FAX発信がサ
ーバに集中しないようにクライアントに処理を分散した
い場合に実益がある。FAX番号の検索及びFAX送信
の処理内容は図22、図23、図24において説明した
ものと同様であるので、ここでの詳細な説明は省略す
る。
【0094】なお、上記図21から図27を用いて説明
した処理内容について、電子メール送信処理はサーバ、
FAX送信処理はクライアントが行うようにすること
も、その逆に、FAX送信処理をサーバが、電子メール
送信処理をクライアントが行うようにすることも可能で
ある。
【0095】また、電子メール送信処理、FAX送信処
理の両方をサーバ側で処理する、あるいは両方をクライ
アント側で処理するようにすることも可能である。上記
したいずれの構成としても、本発明の効果、即ち、容易
に通信相手の特定及び通信処理を行うことを可能とする
という効果に何等影響を与えるものではない。本発明の
通信支援システムは、設置されるシステム環境、使用状
況等により、処理効率等が変化する可能性があるが、サ
ーバ及びクライアントのモジュール構成を種々変更する
ことができるということは、本発明の通信支援システム
を用いる場合に、種々の環境に対応することが可能なこ
とを意味するものである。
【0096】また、居場所情報管理サーバ1への検索要
求はクライアントが行い、ディレクトリサーバ2への検
索要求はサーバが行うようにすることも、その逆にする
ことも可能であるし、居場所情報管理サーバ1への検索
要求及びディレクトリサーバ2への検索要求の両方をサ
ーバが行う、あるいは両方をクライアントが行うように
することも可能である。
【0097】また、本実施の形態では、通信手段とし
て、電子メール及びFAXを用いる場合について説明し
たが、通信手段として電話を用いるばあいでも、複数の
電話機に対して同時に発呼処理を行うことが可能な場合
として、複数の回線をミキシングしての電話会議システ
ムがある。この場合には交換機をサーバとみたてて、図
29に示すようなモジュール構成とすることにより、本
発明を適用することが可能である。この場合には、通信
を開始すべき時刻に、クライアントとして接続された複
数の電話機に同時に発呼がかかり、複数の電話機を用い
た電話会議を開始することが可能となる。
【0098】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係る通
信相手情報検索装置は、各々のユーザからの居場所を通
知する出力を受け、各ユーザの居場所を管理する居場所
管理手段と、操作者からの、場所を指定する入力を受け
付ける入力受付手段と、それぞれのユーザとの通信に必
要となる通信相手情報を保持する通信相手情報保持手段
と、前記居場所管理手段が管理する情報を参照し、前記
入力受付手段が受け付けた入力により指定された場所
に、その時点において存在するユーザを検索するユーザ
検索手段と、前記ユーザ検索手段が検索したユーザにつ
いて、前記通信相手情報保持手段から通信相手情報を検
索する通信相手情報検索手段とを備えることを特徴とす
るものであるから、例えば、指定した場所に存在するユ
ーザに対して通信を行いたいというような場合に、その
場所に存在するユーザを調査することなく、通信を行う
べき相手を特定することができ、かつ、当該通信相手に
ついての通信相手情報を容易に検索することが可能にな
るという効果を奏する。
【0099】また、前記居場所管理手段にさらに、管理
している各ユーザの居場所を表す居場所情報の履歴を保
持する居場所履歴情報保持部を備え、前記入力受付手段
はさらに、操作者から時刻の範囲の入力を受け付け、前
記ユーザ検索手段は、前記居場所履歴情報保持部に保持
された情報を参照し、前記入力受付手段が受け付けた入
力により指定された場所に、指定された時刻の範囲内に
おいて存在するユーザを検索するようにした場合には、
場所と時刻の範囲を指定することにより、通信を行うべ
き相手を容易に特定することができ、かつ、当該通信相
手についての通信相手情報を容易に検索することができ
るという効果を奏する。
【0100】また、上記通信相手情報検索装置において
さらに、各々のユーザからスケジュールの入力を受け付
けるスケジュール入力受付手段と、前記スケジュール入
力受付手段が受け付けたスケジュールを保持するスケジ
ュール保持手段とを備え、前記ユーザ検索手段は、前記
入力受付手段が受け付けた入力により指定された時刻の
範囲に入力を受け付けた時点以後の時刻が含まれている
場合に、前記スケジュールを参照して、前記入力受付手
段が受け付けた入力により指定された場所に、指定され
た時刻の範囲内において存在するユーザを検索すること
により、時刻の範囲の入力時点より以後の時刻について
も、場所と時刻の範囲を指定することにより、通信を行
うべき相手を容易に特定することができ、かつ、当該通
信相手についての通信相手情報を容易に検索することが
できるという効果を奏する。
【0101】また、前記入力受付手段はさらに、操作者
から、検索すべきユーザの最低滞在時間の入力を受け付
け、前記ユーザ検索手段はさらに、前記居場所履歴情報
保持部及び前記スケジュール保持手段の少なくとも一方
を参照して、検索されたユーザの滞在時間を算出する滞
在時間算出部を備え、前記通信相手情報検索手段は、前
記滞在時間算出部によって算出された滞在時間が、前記
入力手段が受け付けた最低滞在時間より長いユーザにつ
いて通信相手情報を検索することにより、偶然その場所
に短期間存在しただけで、当該場所で作業を行っていた
わけではないユーザを検索対象から除外することが容易
にできるようになるという効果を奏する。
【0102】また、前記入力受付手段はさらに、検索対
象とすべきユーザの属性値を指定する入力を受け付け、
前記通信相手情報保持手段はさらに、各ユーザの属性値
を保持し、前記通信相手情報検索手段は、前記入力によ
り指定された属性値を有するユーザについて通信相手情
報を検索することにより、検索対象とするユーザをさら
にフィルタリングすることが可能となり、検索効率を上
げることが可能になるという効果を奏する。
【0103】また、本発明に係る通信支援システムは、
本発明に係る通信相手情報検索装置と、前記通信相手情
報検索装置により検索された通信相手情報を用いて通信
を行う通信制御部を備えることを特徴とするものである
から、本発明の通信相手情報検索装置により、容易に検
索した通信相手情報を用いて実際に通信処理を行うこと
が可能になるという効果を奏する。
【0104】前記通信支援システムはさらに、前記通信
相手情報検索装置により検索された通信相手を表示する
表示手段と、操作者からの通信相手に関する修正の入力
を受け付ける修正入力受付手段と、前記修正入力受付手
段が受け付けた入力に基づいて、通信相手情報を修正す
る修正手段とを備え、前記通信制御手段は、前記修正手
段により修正された通信相手情報を用いて通信を行うこ
とにより、本発明の通信相手情報検索装置によって検索
された通信相手が適切でない場合に、内容の修正を行う
ことが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る通信相手情報検
索装置及びそれを用いた通信支援システムの全体構成に
ついて説明するための図である。
【図2】 本発明の一実施の形態に係る通信相手情報検
索装置及びそれを用いた通信支援システムのシステム構
成を示す図である。
【図3】 居場所情報のデータ構造の一例を示す図であ
る。
【図4】 センサIDと居場所との対応関係を保持する
テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
【図5】 バッジIDとディレクトリ名との対応関係を
保持するテーブルのデータ構造の一例を示す図である。
【図6】 居場所履歴情報のデータ構造の一例を示す図
である。
【図7】 居場所情報管理サーバのモジュール構成の一
例を示す図である。
【図8】 ディレクトリ情報のデータ構造の一例を示す
図である。
【図9】 ディレクトリサーバのモジュール構成の一例
を示す図である。
【図10】 スケジュール情報のデータ構造の一例を示
す図である。
【図11】 スケジュール管理サーバのモジュール構成
の一例を示す図である。
【図12】 クライアントのモジュール構成の一例を示
す図である。
【図13】 検索キーとして場所及び時刻の指定をする
ために、表示する画面の一例を示す図である。
【図14】 場所及び時刻を検索キーとして、通信相手
情報を検索する際の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図15】 居場所情報管理サーバからの通信相手のデ
ィレクトリ名取得処理の詳細な処理内容を示すフローチ
ャートである。
【図16】 ディレクトリ名取得の処理について説明す
るための事例を示す図である。
【図17】 検索された通信相手情報を表示する画面の
一例を示す図である。
【図18】 ディレクトリ情報格納部をクライアントの
側に設けた場合のクライアントのモジュール構成の一例
を示す図である。
【図19】 通信手段として電子メールを用いる場合の
システム構成の一例を示す図である。
【図20】 検索キーの指定のために表示する画面の一
例を示す図である。
【図21】 電子メールサーバのモジュール構成の一例
を示す図である。
【図22】 通信相手情報の検索を行う際の詳細な処理
内容を示すフローチャートである。
【図23】 通信相手情報検索処理の詳細な処理内容を
示すフローチャートである。
【図24】 通信相手確認処理の詳細な処理内容を示す
フローチャートである。
【図25】 通信相手確認処理の際に表示する画面の一
例を示す図である。
【図26】 電子メール送信制御部をクライアント側に
設けた場合の、クライアントのモジュール構成の一例を
示す図である。
【図27】 FAX送信サーバのモジュール構成の一例
を示す図である。
【図28】 FAX送信機能をクライアント側に備えた
場合のクライアントのモジュール構成の一例を示す図で
ある。
【図29】 交換機をサーバにみたて、複数の電話機を
用いた電話会議システムを通信手段とした場合のモジュ
ール構成の一例を示す図である。
【図30】 従来の電子メールシステムにおいて電子メ
ールアドレスを入力するために表示する画面の一例を示
す図である。
【符号の説明】
1 居場所情報管理サーバ 11 居場所情報更新部 12 居場所情報検索部 13 最新居場所情報格納部 14 居場所履歴情報格納部 2 ディレクトリサーバ 21 ディレクトリ情報設定部 22 ディレクトリ情報検索部 23 ディレクトリ情報格納部 3 スケジュール管理サーバ 31 スケジュール情報設定部 32 スケジュール情報検索部 33 スケジュール情報格納部 4 クライアント 41 検索制御部 42 ヒューマンインターフェース 421 検索キー指定部 421a 開始時刻指定部 421b 終了時刻指定部 421c 場所指定部 422 検索結果表示部 423 通信制御部 43 ディレクトリ情報格納部 44a 電子メール送信制御部 44b FAX送信制御部 47 FAXモデム 45 タイマ制御部 46 送信メールスプール 5 LAN 6 電子メールサーバ 61 電子メールアドレス検索部 64 電子メール送信制御部 65 タイマ制御部 66 送信メールスプール 7 FAX送信サーバ 71 FAX番号検索部 74 FAX送信制御部 75 タイマ制御部 76 FAXデータスプール 77 FAXモデム 8 交換機 81 電話番号検索部 84 電話会議制御部 85 タイマ制御部 86 電話会議スプール 20 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 純代 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 福山 訓行 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 真鍋 愛 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々のユーザからの居場所を通知する出
    力を受け、各ユーザの居場所を管理する居場所管理手段
    と、操作者からの、場所を指定する入力を受け付ける入
    力受付手段と、それぞれのユーザとの通信に必要となる
    通信相手情報を保持する通信相手情報保持手段と、前記
    居場所管理手段が管理する情報を参照し、前記入力受付
    手段が受け付けた入力により指定された場所に、その時
    点において存在するユーザを検索するユーザ検索手段
    と、前記ユーザ検索手段が検索したユーザについて、前
    記通信相手情報保持手段から通信相手情報を検索する通
    信相手情報検索手段とを備えることを特徴とする通信相
    手情報検索装置。
  2. 【請求項2】 前記居場所管理手段はさらに、管理して
    いる各ユーザの居場所を表す居場所情報の履歴を保持す
    る居場所履歴情報保持部を備え、前記入力受付手段はさ
    らに、操作者から時刻の範囲の入力を受け付け、前記ユ
    ーザ検索手段は、前記居場所履歴情報保持部に保持され
    た情報を参照し、前記入力受付手段が受け付けた入力に
    より指定された場所に、指定された時刻の範囲内におい
    て存在するユーザを検索する請求項1記載の通信相手情
    報検索装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の通信相手情報検索装置は
    さらに、各々のユーザからスケジュールの入力を受け付
    けるスケジュール入力受付手段と、前記スケジュール入
    力受付手段が受け付けたスケジュールを保持するスケジ
    ュール保持手段とを備え、前記ユーザ検索手段は、前記
    入力受付手段が受け付けた入力により指定された時刻の
    範囲に入力を受け付けた時点以後の時刻が含まれている
    場合に、前記スケジュールを参照して、前記入力受付手
    段が受け付けた入力により指定された場所に、指定され
    た時刻の範囲内において存在するユーザを検索する通信
    相手情報検索装置。
  4. 【請求項4】 前記入力受付手段はさらに、操作者か
    ら、検索すべきユーザの最低滞在時間の入力を受け付
    け、前記ユーザ検索手段はさらに、前記居場所履歴情報
    保持部及び前記スケジュール保持手段の少なくとも一方
    を参照して、検索されたユーザの滞在時間を算出する滞
    在時間算出部を備え、前記通信相手情報検索手段は、前
    記滞在時間算出部によって算出された滞在時間が、前記
    入力手段が受け付けた最低滞在時間より長いユーザにつ
    いて通信相手情報を検索する請求項2又は3に記載の通
    信相手情報検索装置。
  5. 【請求項5】 前記入力受付手段はさらに、検索対象と
    すべきユーザの属性値を指定する入力を受け付け、前記
    通信相手情報保持手段はさらに、各ユーザの属性値を保
    持し、前記通信相手情報検索手段は、前記入力により指
    定された属性値を有するユーザについて通信相手情報を
    検索する請求項2から4のいずれかに記載の通信相手情
    報検索装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の通信
    相手情報検索装置と、前記通信相手情報検索装置により
    検索された通信相手情報を用いて通信を行う通信制御部
    を備えることを特徴とする通信支援システム。
  7. 【請求項7】 前記通信支援システムはさらに、前記通
    信相手情報検索装置により検索された通信相手を表示す
    る表示手段と、操作者からの通信相手に関する修正の入
    力を受け付ける修正入力受付手段と、前記修正入力受付
    手段が受け付けた入力に基づいて、通信相手情報を修正
    する修正手段とを備え、前記通信制御手段は、前記修正
    手段により修正された通信相手情報を用いて通信を行う
    請求項6に記載の通信支援システム。
JP20155897A 1997-07-28 1997-07-28 通信相手情報検索装置及びそれを用いた通信支援システム Expired - Fee Related JP3760581B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20155897A JP3760581B2 (ja) 1997-07-28 1997-07-28 通信相手情報検索装置及びそれを用いた通信支援システム
US08/994,997 US6446043B1 (en) 1997-07-28 1997-12-19 Communication parameter search apparatus and communication support apparatus using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20155897A JP3760581B2 (ja) 1997-07-28 1997-07-28 通信相手情報検索装置及びそれを用いた通信支援システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1146215A true JPH1146215A (ja) 1999-02-16
JP3760581B2 JP3760581B2 (ja) 2006-03-29

Family

ID=16443050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20155897A Expired - Fee Related JP3760581B2 (ja) 1997-07-28 1997-07-28 通信相手情報検索装置及びそれを用いた通信支援システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6446043B1 (ja)
JP (1) JP3760581B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001062133A (ja) * 1999-08-24 2001-03-13 Glory Ltd 遊技場システム
JP2001076001A (ja) * 1999-09-09 2001-03-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> イベント情報提供方法
US7039668B2 (en) 2000-04-05 2006-05-02 Nec Corporation Directory server system for storing history information
JP2012022701A (ja) * 1999-12-14 2012-02-02 Imahima Inc モバイルインターネットユーザの間で現在及び将来の行動情報を調整するための改良されたシステム及びその方法
JP2012093797A (ja) * 2010-10-22 2012-05-17 Chugoku Electric Power Co Inc:The メール送信支援システム及び方法
US8423622B2 (en) 1999-12-14 2013-04-16 Neeraj Jhanji Systems for communicating current and future activity information among mobile internet users and methods therefor

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6539379B1 (en) * 1999-08-23 2003-03-25 Oblix, Inc. Method and apparatus for implementing a corporate directory and service center
FR2805059A1 (fr) * 2000-02-10 2001-08-17 Bull Cp8 Procede de chargement d'une piece de logiciel dans une carte a puce, notamment du type dit "applet"
FR2805108B1 (fr) * 2000-02-10 2002-04-05 Bull Cp8 Procede d'enregistrement d'un usager sur un serveur d'annuaire d'un reseau de type internet et/ou de localisation d'un usager sur ce reseau, et carte a puce pour la mise en oeuvre du procede
AU767534B2 (en) * 2000-06-29 2003-11-13 Ntt Docomo, Inc. Method and apparatus for setting communication parameter in information terminal
US7108173B1 (en) * 2000-09-30 2006-09-19 Intel Corporation Method, apparatus, and system for distributed meeting scheduling based on autonomous multi-agent
US7212837B1 (en) * 2002-05-24 2007-05-01 Airespace, Inc. Method and system for hierarchical processing of protocol information in a wireless LAN
US7715857B2 (en) * 2003-07-30 2010-05-11 Local.Com Corporation Methods and systems for enhanced directory assistance using wireless messaging protocols
US7200413B2 (en) * 2002-07-31 2007-04-03 Interchange Corporation Methods and system for enhanced directory assistance using wireless messaging protocols
US7457841B2 (en) * 2003-12-02 2008-11-25 International Business Machines Corporation Method and system for excluding recipients in an electronic communication system
US8355363B2 (en) * 2006-01-20 2013-01-15 Cisco Technology, Inc. Intelligent association of nodes with PAN coordinator
JP4433057B2 (ja) * 2008-01-30 2010-03-17 ソニー株式会社 クライアント装置、サーバ装置、会合設定システム及び会合設定方法
TWI381693B (zh) * 2008-12-05 2013-01-01 Sentec E & E Co Ltd Wireless communication method for low - speed wireless personal network
JP2017167823A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5375161A (en) * 1984-09-14 1994-12-20 Accessline Technologies, Inc. Telephone control system with branch routing
US4752951A (en) * 1985-12-23 1988-06-21 Konneker Lloyd K Method of providing location dependent person locator service
US5124912A (en) * 1987-05-15 1992-06-23 Wang Laboratories, Inc. Meeting management device
US5111391A (en) * 1989-10-05 1992-05-05 Mrs. Fields, Inc. System and method for making staff schedules as a function of available resources as well as employee skill level, availability and priority
JPH03270453A (ja) * 1990-03-20 1991-12-02 Fujitsu Ltd 自動追い掛け電話装置
US5197000A (en) * 1990-07-09 1993-03-23 International Business Machines Corporation Method of scheduling meetings
US5303145A (en) * 1990-12-26 1994-04-12 International Business Machines Corporation Method and apparatus for meeting confirmation in a data processing system
US5428678A (en) * 1992-12-30 1995-06-27 International Business Machines Corporation Telephone calling method and apparatus
US5774867A (en) * 1993-03-25 1998-06-30 International Business Machines Corporation Meeting conflict resolution for electronic calendars
US5493692A (en) * 1993-12-03 1996-02-20 Xerox Corporation Selective delivery of electronic messages in a multiple computer system based on context and environment of a user
US5515426A (en) * 1994-02-28 1996-05-07 Executone Information Systems, Inc. Telephone communication system having a locator
JP3468868B2 (ja) * 1994-09-26 2003-11-17 株式会社日立製作所 通信ネットワークシステムおよび情報処理端末
US5659596A (en) * 1995-04-12 1997-08-19 International Business Machines Corporation System for location of communication end users
JP3549035B2 (ja) * 1995-11-24 2004-08-04 シャープ株式会社 情報管理装置
US5930700A (en) * 1995-11-29 1999-07-27 Bell Communications Research, Inc. System and method for automatically screening and directing incoming calls
US6134454A (en) * 1995-12-18 2000-10-17 At&T Corp. System and method for maintaining personal communications information in a mobile communications system
US5867822A (en) * 1996-06-26 1999-02-02 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for management of electronic calendars throughout an enterprise and management of events in a distributed system
US5899979A (en) * 1996-07-22 1999-05-04 International Business Machines Corporation Method and system for automatically integrating scheduled work items onto an electronic calendar
US6016478A (en) * 1996-08-13 2000-01-18 Starfish Software, Inc. Scheduling system with methods for peer-to-peer scheduling of remote users
US5930702A (en) * 1996-10-22 1999-07-27 At&T Corp. Personal mobility communication system
US5930471A (en) * 1996-12-26 1999-07-27 At&T Corp Communications system and method of operation for electronic messaging using structured response objects and virtual mailboxes
US5963913A (en) * 1997-02-28 1999-10-05 Silicon Graphics, Inc. System and method for scheduling an event subject to the availability of requested participants

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001062133A (ja) * 1999-08-24 2001-03-13 Glory Ltd 遊技場システム
JP2001076001A (ja) * 1999-09-09 2001-03-23 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> イベント情報提供方法
US8572198B2 (en) 1999-12-14 2013-10-29 Neeraj Jhanji Systems for targeting advertising based on status or location of mobile internet users and methods therefor
JP2012022701A (ja) * 1999-12-14 2012-02-02 Imahima Inc モバイルインターネットユーザの間で現在及び将来の行動情報を調整するための改良されたシステム及びその方法
US8423622B2 (en) 1999-12-14 2013-04-16 Neeraj Jhanji Systems for communicating current and future activity information among mobile internet users and methods therefor
US8832209B2 (en) 1999-12-14 2014-09-09 Facebook, Inc. Communicating information describing current or activity of computer system users among computer system users
US9246864B2 (en) 1999-12-14 2016-01-26 Facebook, Inc. Communicating user location information among users of communication devices
US9584459B2 (en) 1999-12-14 2017-02-28 Facebook, Inc. Communicating information describing activity of computer system users among computer system users
US9584460B2 (en) 1999-12-14 2017-02-28 Facebook, Inc. Communicating information describing activity of computer system users among computer system users
US9614806B2 (en) 1999-12-14 2017-04-04 Facebook, Inc. Communicating information describing activity of computer system users among computer system users
US9614805B2 (en) 1999-12-14 2017-04-04 Facebook, Inc. Communicating information describing activity of computer system users among computer system users
US10104032B2 (en) 1999-12-14 2018-10-16 Facebook, Inc. Presenting commercial offers to mobile computing devices based on activity of mobile computing device users
US7039668B2 (en) 2000-04-05 2006-05-02 Nec Corporation Directory server system for storing history information
JP2012093797A (ja) * 2010-10-22 2012-05-17 Chugoku Electric Power Co Inc:The メール送信支援システム及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6446043B1 (en) 2002-09-03
JP3760581B2 (ja) 2006-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1146215A (ja) 通信相手情報検索装置及びそれを用いた通信支援システム
CN100382010C (zh) 回想过去事件的细节的方法和系统
EP2873204B1 (en) Method and system for delivering reminder information
KR101075994B1 (ko) 예약접수 시스템
EP1916607A1 (en) Communication control method, computer system, conference management server, communication method, and mobile terminal
US20040054729A1 (en) Communication system, communication server and communication method
US20040064355A1 (en) Method and apparatus for scheduling a meeting
CN100595721C (zh) 用于管理存取现状属性信息的方法和系统
KR20080042828A (ko) 프리젠스 서비스 시스템 및 프리젠스 정보 발급 방법
US6480711B1 (en) Method and system for wireless data communication over the internet
US7466811B2 (en) Method and system for automatic update of a location profile
CN102348023A (zh) 使能时区敏感应用的世界时钟
JP2004112119A (ja) 携帯電話における電話帳情報の共有方式
US20050059413A1 (en) Method and apparatus for managing presence information on terminal device in a network
JP2021177359A (ja) 予約システム、プログラム、端末装置、利用開始方法
JP2003006370A (ja) 集会支援装置、集会支援方法、及び集会支援プログラム
US20020198884A1 (en) Method for providing a service for organizing meetings for users of a communication network, and communication network, service computer and program madule therefore
JP4339192B2 (ja) 交換装置及び交換システム
JP4168762B2 (ja) バディリストの動的生成方法、クライアント、サーバ、システム、プログラム
WO2002023309A2 (en) Interactive wireless information and communications agent
KR102053344B1 (ko) 이동통신 시스템에서 컨퍼런스콜 서비스를 제공하기 위한 장치 및 방법
JP4894206B2 (ja) 交換装置及び交換方法
KR20120051260A (ko) 사용자간 상황 정보를 이용한 스케줄링 방법 및 시스템
CN204832798U (zh) 一种智能家居控制系统及路由器
JPH06326733A (ja) 電子メール送信方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050927

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120120

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130120

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140120

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees