JP2001075684A - 自動車のマルチメディア・システム用電力異常管理方法 - Google Patents

自動車のマルチメディア・システム用電力異常管理方法

Info

Publication number
JP2001075684A
JP2001075684A JP2000214609A JP2000214609A JP2001075684A JP 2001075684 A JP2001075684 A JP 2001075684A JP 2000214609 A JP2000214609 A JP 2000214609A JP 2000214609 A JP2000214609 A JP 2000214609A JP 2001075684 A JP2001075684 A JP 2001075684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
state
microprocessor
main
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000214609A
Other languages
English (en)
Inventor
Douglas Brian Gillespie
ブライアン ギルスピー ダグラス
John Frank Konstantine
フランク コンスタンティン ジョン
David P Wright
ピー.ライト ディヴィッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ford Motor Co
Original Assignee
Ford Motor Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ford Motor Co filed Critical Ford Motor Co
Publication of JP2001075684A publication Critical patent/JP2001075684A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 異常状態の検出と適切な動作状態への復帰が
行える、車載のマルチメディア/パーソナル・コンピュ
ーターシステムの電力管理方法を提供する。 【解決手段】 該システムが複雑命令セット演算(CI
SC)プロセッサー・システムの使用を可能とする態様
で電力消費と起動時間を低減する電源管理ロジックを用
いる。電力異常管理ロジックが、ユーザーの介在なし
に、異常状態を検出し、適切な動作への復帰を行う。主
マザーボード10から離れた省電力マイクロプロセッサー
25が、主マザーボード及び他の装置へ複数の制限電圧を
切替える。主マザーボード10上の主利用マイクロプロセ
ッサー13が省電力マイクロプロセッサー25に周期的な状
態メッセージを送る。状態メッセージの間隔が所定時間
を超えた場合、マザーボードに供給される制限電圧の遮
断を行うなどの修正動作を省電力マイクロプロセッサー
25が行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本出願は、1999年7月14日に出願されここ
で引用により本明細書に組み込まれる、名称が“ Power
Management for Automotive Multimedia System ”で
ある係属中の米国特許出願09/ 353,685号に関連する。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、概略的には自動車
用マルチメディア/パーソナル・コンピューター(P
C)システムへの電力供給の方法及び装置に関し、より
詳細には、ユーザーの介在しない異常状態の検出及び適
切な状態への復帰のための電力異常管理方法に関する。
【0003】
【従来の技術】携帯演算装置においては、電力管理は重
要な課題である。これは、バッテリー容量が限られ電流
値が厳しく制限される自動車において、特に当てはま
る。より大きなマイクロプロセッサーの使用及び、より
多数の周辺機器の使用により、マイクロプロセッサーを
ベースとしたシステムがより高性能になるにつれ、電力
需要が増大している。内燃機関及びオルタネーターを持
つ車両において、電力発生量は大きな困難なしに作動す
るのに充分なものとなり得る。他の動力源を用いる車両
や、エンジン停止中の内燃機関車両においては、マルチ
メディア/PCシステムの電流消費(通常作動状態の電
流及び静止電流の両方)における顕著な限界が生じるこ
とがあり得る。
【0004】自動車においては、利用可能電力の限界に
一部起因して、必要電力の低いマイクロプロセッサーが
使用されるのが、一般的である。移動体での演算機能が
車両に導入されるにつれ、縮小命令セット演算(reduce
d instruction set computing略してRISC)マイク
ロプロセッサーが、小型で省電力であることを理由とし
て、使用されるようになってきた。それゆえ、Intel Pe
ntium (x86)マイクロプロセッサーや、Motorola 680x0
シリーズのマイクロプロセッサーなどの複雑命令セット
演算(complex instruction set computing略してCI
SC)マイクロプロセッサーの使用は控えられてきた。
しかしながら、RISCマイクロプロセッサーでは、C
ISCマイクロプロセッサー向けに作成されたソフトウ
ェアを実行することができない。デスクトップ型および
ラップトップ型のパーソナル・コンピューターの普及に
より、オペレーティング・システム及びアプリケーショ
ン・ソフトウェアの可用性がCISCマイクロプロセッ
サーについての極めて大きな特徴となっている。それ
で、自動車においてCISCマイクロプロセッサーを使
用することは、非常に有益であると思われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】自動車における、マル
チメディア/パーソナル・コンピューターベースのシス
テムについて重要な性能上の課題は、起動完了時間であ
る。マルチメディア・システムは、車両ユーザーがイグ
ニッション・スイッチをオンにしてすぐに利用可能とな
ることを期待する場合がある情報、通信、娯楽などの機
能を提供し得るものである。例を挙げると、マルチメデ
ィア・システムにはナビゲーション機能が含まれる場合
があり、ドライバーが車両のイグニッション・スイッチ
を入れてすぐに所望の目的地の入力開始を望むことがあ
り得る。マルチメディア・システムに対し完全な又は部
分的な電力供給を維持することにより、起動完了時間を
短縮又は無くすことができるが、これは電力消費を最小
化する要求と矛盾してしまう。Pentium(登録商標)の
様なCISCマイクロプロセッサーは、メモリーの状態
及び内部のマイクロプロセッサーの状態が記憶されたま
まで処理動作が一時停止(サスペンド)される低電力状
態を持つのが一般的である。その様な低電力状態へは、
マイクロプロセッサーにより監視される種々の条件に応
じて、入ることが出来る。しかしながら、マイクロプロ
セッサーは、完全にスリープ状態に入ることはできず、
なおウェークアップすべき状態を監視している。更にま
た、マイクロプロセッサーが単独で自身の電力管理の実
行を全て負担する場合には、エラー時の復旧能力は限ら
れたものとなる。
【0006】係属中の米国特許出願09/ 353,685号に
は、主利用マイクロプロセッサーのための電力を管理す
る省電力マイクロプロセッサーを使用する車両の入力/
出力プロセッサー(vehicle input/output processor略
してVIOP)が記載されている。主利用マイクロプロ
セッサーと省電力マイクロプロセッサーの種々の動作状
態は、車両のイグニッションがオフの間の消費電力の低
減、イグニッション・スイッチがオンである際の起動完
了の迅速性及び、イグニッション・スイッチがオフとさ
れていた(しかし例えば24時間のような長い期間オフ
とされていたわけではない)場合の起動完了時間の適切
さ、を実現する。しかしながら、主利用プロセッサーの
異常の際に、適切な動作状態を得られない可能性があ
り、そして許容できない電力消費を招く可能性がある。
【0007】本発明は、車載のマルチメディア/パーソ
ナル・コンピューターをベースとするシステムの効率的
で安定性のある電力管理方法を提供しながら、一方でユ
ーザーの介在なしに異常状態の検出と適切な動作状態へ
の復帰が行える、ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の観点の一つにお
いては、車両の情報通信娯楽システムへの電源供給方法
が、車両内の情報装置、通信装置及び娯楽装置のモバイ
ル動作のために提供される。上記車両は、電力被供給車
両状態及び非電力被供給車両状態を持つ。上記方法は、
主マザーボードに載置された主利用マイクロプロセッサ
ー及びランダム・アクセス・メモリーに電源を供給する
ために、上記主マザーボードに載置された電力管理チッ
プセットを動作させる工程を、含む。複数の制限電圧
が、電力制御レギュレーターから上記電力管理チップセ
ットに供給される。ユーザー制御部及び、上記車両が上
記電力被供給車両状態か上記非電力被供給車両状態のい
ずれにあるかに応じて、省電力マイクロプロセッサーの
制御下で、上記制限電圧の印加と切断が行われる。上記
主利用マイクロプロセッサーの通常の完全電源供給状態
の間に、上記主利用マイクロプロセッサーから上記省電
力マイクロプロセッサーに周期的に状態メッセージが送
信される。上記省電力マイクロプロセッサーに、上記主
利用マイクロプロセッサーからの状態メッセージの受信
が予測される所定期間が設定される。上記所定期間内に
上記状態メッセージが受信されない場合に、上記省電力
マイクロプロセッサーから上記主利用マイクロプロセッ
サーにリセット信号が送信される。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、マザーボード
10は、ビデオ・プロセッサー・カード11及び車両の入力
/出力プロセッサー(vehicle input/output processo
r、略してVIOP)ボード12に接続されている。マザ
ーボード10は、例えばIntel(登録商標)Celleron(商
標)プロセッサーから構成され得る複雑命令セット演算
(complexinstruction set computing略してCISC)
プロセッサー13を含む。サポート・チップ・セット14は
プロセッサー13に接続され、特にマイクロプロセッサー
13と共に機能する様に適応されている。サポート・チッ
プ・セット14は1つ又はそれより多い集積回路とするこ
とが出来、好ましくはIntel Banister Bridgeのノース
・ブリッジ及びサウス・ブリッジからなることとし得
る。
【0010】チップ・セット14はプロセッサー13と種々
の他の装置との間のインターフェースとなり、またプロ
セッサー13に対する局所的な電力調整と管理を行う。サ
ポート・チップ・セット14は、DRAMメモリー15を制
御するためのDRAMメモリー制御器を含む。チップ・
セット14はまた、ディスク・ドライブ16やCD−ROM
ドライブ17のような、大容量記憶装置のインターフェイ
ス制御器も含んでいる。プロセッサー13は、主利用プロ
セッサーであり、ディスク・ドライブ16及び/又はCD
−ROMドライブ17に含まれるオペレーティング・シス
テム・ソフトウェアやアプリケーション・プログラムを
実行する。
【0011】時刻(time of day、略してTOD)ユニ
ット18は、チップ・セット14と接続され、一般的な態様
で時刻を把握する。小型のオンボード・バッテリー(不
図示)が、マザーボード10の電力がオフである場合で
も、TODユニット18の作動を維持するために、設けら
れているのが好ましい。
【0012】チップ・セット14は、以下に述べるよう
に、VIOP12から数種の制限された電圧を受ける。チ
ップ・セット14は制限電圧を使用し、自身の一般的な電
力管理方法に従いプロセッサー13とDRAM15に電力を
供給する。マザーボード10はさらに、VIOP12から供
給されない値の制限電圧を作るために、チップ・セット
14により駆動されるコア電力供給部19を含んでも良い。
【0013】スーパー入出力(I/O)インターフェイ
ス20は、チップ・セット14と接続されまたVIOP12と
接続されるシリアル通信ポートCOM1を与える。シリ
アル接続リンクは、プロセッサー13とVIOP12との間
で、電力管理に関するメッセージ及び、入出力データと
制御信号に関するメッセージを、伝達する。
【0014】マザーボード10は、BIOSユニットなど
の不図示の他の一般的な装置及びISA,PCI及びU
SBインターフェイスなどの標準バス・インターフェイ
スを含む。ビデオ・カード11は、例えばPCI拡張スロ
ットに接続されても良い。ビデオ・カード11は、VIO
P12の制御下で、外部レギュレーター22により電力供給
されるディスプレイ21へ接続されるビデオ出力部を含
む。
【0015】VIOP12は、例えば読出専用メモリー
(read-only memory、略してROM)に格納されたプロ
グラム命令を実行する省電力マイクロプロセッサー25を
含む。省電力マイクロプロセッサー25は、例えばMotoro
la 68 HC 912プロセッサーなどの自動車用に使用される
場合が多い形式の低電力プロセッサーからなるものとす
ることが出来る。プロセッサー25の基本的な役割は、切
替形及び非切替形の制限電圧出力を複数持つ電力制御レ
ギュレーター27を制御することである。例えば、3.3
V,5V及び10Vの切替形出力が、3.3Vの非切替
形(つまり連続的な)出力と共に、設けられる。これら
の、制限電圧のそれぞれは、主マザーボード10に供給さ
れ、そしてそれらの電圧を使用するチップ・セット14を
含む各種装置に分配される。これらの電圧は、マイクロ
プロセッサー13を作動させるため、記憶内容を更新そし
てそれにアクセスするのにメモリー15に電力を与えるた
め、そして、チップ・セット14そのものの各部に電力を
与えるために、使用される。加えて、電力が、ディスク
・ドライブ16、CD−ROM17及びTODユニット18に
直接供給されても良い。
【0016】電力制御レギュレーター27はまた、マザー
ボード10及びVIOP12から離れた位置にある装置に制
限電圧を供給する場合もある。例えば、別個の遠隔モジ
ュールには、電力制御レギュレーター27からGPS用電
力(GPS PWR)及び送受信電力(XCVR PW
R)をそれぞれ受けるGPS受信機及び無線データ送受
信器が、含まれ得る。
【0017】VIOP12は、マイクロプロセッサー25が
マザーボード10のCOM1ポートと通信するシリアル・
ポート接続を提供するために、物理的なインターフェイ
ス28を含む。加えて、マザーボード10とマイクロプロセ
ッサー25との間で接続された数本の直接通信線がある。
マイクロプロセッサー25は、ユーザーにより操作される
オン/オフ・スイッチ30に応答してマルチメディア・シ
ステムを使用状態にすべき時期を示すパワー・ボタン信
号及び、主利用プロセッサー13を再起動させるリセット
信号を発する。チップ・セット14は、チップ・セット14
の電力管理ロジックが自身が動作中のサスペンド電力状
態を特定する、識別可能な3つの信号SUS A,SU
S B及びSUS Cを発する。
【0018】マイクロプロセッサー25はまた、車両が電
力被供給状態か非電力被供給状態であるかを特定するた
めに、イグニッション・スイッチ31からの信号を受信す
る。イグニッション・スイッチ31とオン/オフ・スイッ
チ30の状態に基づいて、マイクロプロセッサー25及びマ
イクロプロセッサー13はそれぞれ主利用プロセッサー13
及びチップ・セット14に対する適切な電力供給状態を決
定する。マイクロプロセッサー13及びチップ・セット14
の最新状態及び次に要求される状態に応じて、マイクロ
プロセッサー25は、正常な状態がチップ・セット14によ
り実行されていたことを確認したり、シリアル通信リン
クを介して別の状態を命令したり、あるいは主マザーボ
ード10に異なる制限電圧を与えるために電力制御レギュ
レーター27の状態を切り替えたりすることが出来る。ま
た種々のスイッチや他の入力の状態に基づいて、マイク
ロプロセッサー25が、適切にディスプレイ21に電力を与
えるために、外部レギュレーター22のオンとオフの切り
替えを制御する場合がある。
【0019】ネットワーク・インターフェイス32はVI
OP12に含まれマイクロプロセッサー25に接続される。
ネットワーク・インターフェイス32は、マザーボード13
と車両の通信つまり多重通信ネットワークとの間でデー
タ及び制御信号のやりとりをするために(マザーボード
10とVIOP12との間のシリアル通信も使用しながら)
車両ネットワークに接続することが出来る。
【0020】マルチメディア・システム用電力管理方法
の動作を、図2の状態図と組み合わせて以下に説明す
る。何らかの電力が供給される前には、マルチメディア
・システムは非電力供給状態40をとる。非電力供給状態
40において、主バッテリーの電力は切断されており、全
てのユニットはオフ状態である。電力が供給されると、
マルチメディア・システムはスリープ状態41に移行す
る。スリープ状態41は、以下の状態で特徴づけられる。
つまり、イグニッション・スイッチがオフ、VIOPユ
ニットがスリープ状態、主マイクロプロセッサー及びチ
ップ・セットがオフ状態、ディスプレイがオフ状態、遠
隔無線ユニット及びGPSユニットがオフ状態、CD−
ROMユニットがオフ状態、そして、ディスプレイのバ
ックライト(バックライトとは液晶ディスプレイの背景
照明で、ユニットそのものがオフであっても微光状態の
間車両のダッシュボードの全体的なパネル照明を行うこ
とが要求される)がオフ状態、である。スリープ状態41
の間に、ヘッドランプなどの車両の外部照明がオンにさ
れた場合には、ディスプレイに対してバックライト用電
力を供給するのが望ましい。それで、ライト・オンの状
態が、VIOPユニットが起動されディスプレイに対す
るバックライト用電力を制御可能な電力節約状態42への
移行を起こす。ライトがオフされると、スリープ状態41
へ戻る移行が起こされる。
【0021】VIOPのメッセージに自身を応答させな
くする主マイクロプロセッサーのエラー又はロックアッ
プ状態により起こされるシャットダウン中には、他のい
かなる状態からもスリープ状態41への移行がなされ得
る。その場合には、主マザーボード10へ切替えられてい
た全ての電力をVIOPプロセッサーが遮断し、それに
よりスリープ状態41へ初期化する。
【0022】電力節約状態42は、以下の状態により特徴
づけられる。つまり、イグニッション・スイッチがオ
フ、VIOPユニットが起動状態、主マイクロプロセッ
サー及びチップ・セットがディスクへのサスペンド状態
(Intel CelleronプロセッサーではD3状態に相当)、
ディスプレイがオフ状態、遠隔無線ユニット及びGPS
ユニットがオフ状態、CD−ROMユニットがオフ状
態、そして、ディスプレイのバックライトが車両の状態
(ヘッドライトなど)に応じてオン又はそうでない状
態、である。イグニッション・スイッチが入ったときに
は、マルチメディア・ユニットそのもののパワー・ボタ
ンのオン/オフ状態に応じて、電力節約状態42からの移
行が行われることになる。パワー・ボタンがオフのとき
には、スタンバイ+状態43への移行が行われる。パワー
・ボタンがオンのときには、完全電力供給状態44への移
行が行われる。スタンバイ+状態43は、以下の状態によ
り特徴づけられる。つまり、イグニッションがオン状
態、VIOPユニットが起動状態、主マイクロプロセッ
サーとチップ・セットがオン状態、ディスプレイがオフ
状態、遠隔無線ユニットがオフ状態、GPSユニットが
オン状態、CD−ROMユニットがオフ状態にあり、そ
してディスプレイのバックライトが他のランプの状態に
依存している。スタンバイ+状態43にある間には、パワ
ー・ボタンのオン操作、マルチメディア・システムの他
のいずれかのボタンの適切な操作、又は、CDオーディ
オ・ディスクの様なメディアの挿入に応じて、完全電源
供給状態44に移行され得る。スタンバイ+状態43にある
間にイグニッション・スイッチがオフになった場合、ス
タンバイ状態45への移行がなされる。
【0023】スタンバイ状態45は、以下の状態により特
徴づけられる。つまり、イグニッションがオフ状態、V
IOPユニットが起動状態、主マイクロプロセッサーと
チップ・セットがRAMに対するサスペンド状態(Inte
l Celleronの電力管理ロジックではS3状態に相当)で
のスリープ状態、ディスプレイがオフ状態、遠隔無線ユ
ニット及びGPSユニットがオフ状態、CD−ROMユ
ニットがオフ状態にあり、そしてディスプレイのバック
ライトが車両のランプに依存している。スタンバイ状態
45にある時に、暗電流の消費量を極めて低く約100mA
とすることが出来る。この電流はかなり低いものの、内
燃機関を始動するため主バッテリーに頼らねばならない
車両において、極めて長時間維持することが許容される
値よりは大きな値である。それで、スタンバイ状態45
は、それが経過した後に電力節約状態42に移行する所定
の期間を検出するために、時刻タイマーの作動を含んで
いる。電力節約状態42においては、主プロセッサー及び
チップ・セットがディスクへのサスペンド状態に切り替
わり、DRAMメモリーが継続的に更新される必要がな
いため、電力消費量を約4mAまで低下し得る。
【0024】好ましい実施形態においては、所定の期間
は約24時間である。車両が24時間以内に再始動された場
合、メモリーの最新状態はまだDRAMに記憶されてお
り、システムの起動完了時間をはるかに速くすることが
出来る(起動完了時間は、ディスクへのサスペンド状態
からであれば6から10秒であるのに対し約1から2秒
になる)。スタンバイ状態45にある間にイグニッション
・スイッチがオンにされた場合、パワー・ボタンの位置
に応じてスタンバイ+状態43又は完全電力供給状態44へ
の移行がなされる。
【0025】完全電力供給状態44において、全てのユニ
ットはオン状態であり完全に起動している。完全電力供
給状態44にある間にパワー・ボタンがオフにされた場
合、スタンバイ+状態43への移行がなされる。完全電力
供給状態44にある間にイグニッション・スイッチがオフ
にされた場合、スタンバイ状態45への移行がなされる。
【0026】主マイクロプロセッサー及びチップ・セッ
トが、多くの異なるサスペンドすなわち低電力状態を持
っていても良い。本発明の好ましい実施形態において
は、RAMに対するサスペンド及びディスクに対するサ
スペンドの電力状態が使用されるのが好ましい。RAM
に対するサスペンド(S3)の電力状態においては、1
から2秒の瞬間的なオン及び起動時間が得られる。この
ような電力状態の間は、DRAMは自己更新モードにあ
る。Intel Celleronプロセッサー及び430Tx Bannister
Bridgeチップ・セットを用いる好ましい実施形態におい
ては、チップ・セットは、その約80%がオフとなるよ
うに構成される。具体的には、ノース・ブリッジのPCI/
ACPI wellに電力供給され、DRAMラインが更新モー
ドに設定され、そして、サウスブリッジの割込み制御器
及び電力制御器が電力を持ち、一方で、Celleronプロセ
ッサーはオフである。RAMに対するサスペンド状態は
50から100mAの電流を引き出すが、その状態から
は、イグニッション・スイッチがオンである間にパワー
・ボタンを押すこと、VIOPからのリセット信号又
は、他のプログラムされたレジューム事象により、出る
ことが出来る。
【0027】ディスクに対するサスペンド(D3)の電
力状態において、DRAMの記憶内容のうちイメージ又
はスナップショットがディスク(好ましくは小型フラッ
シュ・ドライブ)に記憶される。チップ・セットのノー
ス・ブリッジの電源が落とされ、そしてサウス・ブリッ
ジは電力制御を持つ部分を除いて電源が落とされる。こ
の電力状態において、1から2mAの電流が引かれる。電
流値は、主制御器及びチップ・セットの電力状態を知ら
せるためにSUS A,SUS B及びSUS Cを駆動
する必要性に一部起因している。
【0028】マイクロプロセッサー13と25との間のシリ
アル通信リンクは、種々の周辺機器のための入出力デー
タや制御信号を伝送する。加えて、省電力マイクロプロ
セッサー25がマルチメディア・システムの適切な作動を
保証可能とするために、異常管理及び状態メッセージが
通信される。それで、主利用マイクロプロセッサーが
「ロック・アップ」つまり「フリーズ」状態となったと
きには、その状態が省電力マイクロプロセッサーにより
検出され、ユーザーの介入を要求することなく適切な状
態への復帰のための作動が行われる。さらに、主利用マ
イクロプロセッサーが電源管理ロジックにより要求され
ているもの以外の電力状態であると判断した場合には、
その状態が検出され、そして、修正できない場合には、
省電力マイクロプロセッサーは主利用マイクロプロセッ
サーに供給される電力のほとんどを遮断して、潜在的な
過剰電力消費を回避する。
【0029】本発明の異常管理ロジックは、主利用マイ
クロプロセッサーが動作しているときは常に(つまり完
全電源供給状態かあるいはスタンバイ+状態にて作動し
ている時に)、主利用マイクロプロセッサーにより省電
力マイクロプロセッサーに周期的に送られるようプログ
ラムされた、状態メッセージ(つまり「ハートビート」
メッセージ)を使用する。プロセッサーが最初に起動完
了したとき、最初のハートビート・メッセージが送信可
能となる前に多少の遅延時間が生じることになる。その
後で、主利用プロセッサーは通常のハートビート・メッ
セージを(例えば5秒毎に)生成する様に、プログラム
されている。この所定期間内に、省電力マイクロプロセ
ッサーが送られてくるはずのハートビート・メッセージ
を受信しない場合には、主利用プロセッサーに故障が生
じていると判断されて修正動作が行われる。
【0030】図3に、異常管理ロジックのこの部分が、
より詳細に示されている。主利用プロセッサーの起動の
開始後、異常管理ロジックは、そこで省電力マイクロプ
ロセッサーに待機期間が設定される60秒間の状態50に
入る。この60秒の間に、通常動作状態への起動が完了
した場合に主利用プロセッサーからハートビート・メッ
セージが送られてくることが予測される。予測どおり
に、その60秒間にハートビート・メッセージが受信さ
れる場合には、状態51において5秒間のより短い待機時
間が設定される。この短い待機時間内にハートビート・
メッセージが受信される場合には、異常管理ロジックは
5秒間の待機時間を再開しながら状態51にとどまる。5
秒間の待機時間内に省電力マイクロプロセッサーにより
ハートビート・メッセージが検出されない場合には、状
態52に移行して主利用プロセッサーを再起動させるため
にリセット信号を送信する。その後、省電力マイクロプ
ロセッサーは60秒間の待機時間を設定するため状態50
に戻る。
【0031】状態50において60秒の間にハートビート
・メッセージが受信されない場合には、状態53乃至58に
て、次の60秒の待機時間が続く一連のリセット動作が
実行される。状態54, 56又は58において、ハートビート
・メッセージが受信された場合には、状態51の通常動作
に入る。状態58における最後の待機状態においてハート
ビート・メッセージが受信されない場合には、主利用プ
ロセッサーを適切な動作に復帰させる意図で、VIOP
電源制御レギュレーターにより主マザーボードに供給さ
れる制限電圧が周期的に切断そして再接続される。その
際に主利用マイクロプロセッサーが再始動つまり再起動
を試み、異常管理ロジックは状態50に戻る。
【0032】ディスクに対するサスペンド状態(OFFあ
るいはD3)又はRAMに対するサスペンド状態(SUSPE
NDあるいはS3)からの主利用プロセッサーの起動(ウ
ェークアップ)を意図する際にアクティブとなる本発明
の異常管理ロジックの一部が、図4に示されている。最
初の状態60において、主利用マイクロプロセッサーがSU
SPEND又はOFF状態にある。ウェーク・アップ命令に応答
して状態61への移行がなされる。その様なウェーク・ア
ップ命令は、ユーザー制御部のプッシュ・ボタン(例え
ばパワー・ボタン)、車両のイグニッション・スイッ
チ、あるいはメディア(例えばCD−ROM、CDオー
ディオ、あるいはカセット・テープ)の挿入などの、シ
ステム中のいずれかの装置により発生される信号であり
得る。主マザーボードが、直接これらの信号に反応しウ
ェーク・アップ命令自体を生成する場合もある。加え
て、省電力マイクロプロセッサーはこれらの状態を監視
するとともに、これらの状態が主利用プロセッサーを完
全電源供給状態に起動させるべき時間を決定する。その
後、状態61において、主利用プロセッサーの電力状態を
決定するために状態ラインSUS A,SUS B及びS
US Cのチェックが行われる。これらのラインが動作
状態であることを示す場合、それ以降の処理は行われな
い。しかしながら、これらラインがOFF又はSUSPEND状態
を示す場合は、状態62において、省電力マイクロプロセ
ッサーがシリアル通信リンクを介してそれ自体のウェー
ク・アップ命令を送信する。その命令が不成功の場合、
さらに2回までウェーク・アップ命令が(充分な待機時
間の後)再送信される。最後の送信の後、車両のイグニ
ッション・スイッチの状態が判定される。イグニッショ
ン・スイッチがオフの場合、それ以上の電力消費は望ま
しくなく、状態63にて制限電圧が遮断される。一方で、
イグニッション・スイッチがオンの場合、状態64におい
て、適切なシステム動作に復帰させる意図で、制限電圧
が周期的に切断そして再接続される。その後、別のウェ
ーク・アップ命令が送信され、状態61への復帰が行われ
る。
【0033】完全電源供給状態からRAMに対するサス
ペンド状態(SUSPENDあるいはS3)に向けて、主利用プ
ロセッサーのシャットダウンを意図する間にアクティブ
な本発明の異常管理ロジックの一部が、図5に示されて
いる。SUSPEND状態への適切なシャットダウンは、非使
用状態での電流消費の制限を確実にし、次に車両のイグ
ニッション・スイッチが入る時の(つまり24時間以内
の)起動完了時間を制限するために、重要である。
【0034】状態70において、主利用プロセッサーは完
全電源供給状態つまり動作状態にある。状態71への移行
は、シャットダウン命令に応答して行われる。そのよう
なシャットダウン命令は、オフ位置になされた車両のイ
グニッション・スイッチにより生成される信号とするこ
とができる。主マザーボードが、その信号に直接反応し
てシャットダウン命令そのものを発するのが好ましい。
さらに、省電力マイクロプロセッサーが、イグニッショ
ン・スイッチを監視し、主利用プロセッサーが動作サス
ペンド状態に移行するべき時間を決定する。その後、状
態71において、主利用プロセッサーの電力状態を決定す
るために状態ラインSUS A,SUS B及びSUS
Cのチェックが行われる。これらのラインがSUSPEND状
態であることを示す場合、それ以降の動作は行われな
い。しかしながら、これらのラインが動作状態を示す場
合は、状態72において、省電力マイクロプロセッサー
が、シリアル通信リンクを介してそれ自体のシャットダ
ウン命令を送信する。その最初の命令が不成功の場合、
さらに2回までシャットダウン命令が(充分な待機時間
の後)再送信される。最後の試行の後、まだSUSPEND状
態に移行していない場合は、状態73にてリセット信号が
主利用マイクロプロセッサーに送信される。リセット
後、さらにシャットダウン命令が送信され、状態74にお
いてラインSUS A,SUS B及びSUS Cが再度
チェックされる。それでもSUSPEND状態に移行していな
い場合、状態75において制限電圧が遮断される。
【0035】RAMに対するサスペンド(SUSPEND)状
態からディスクに対するサスペンド状態(OFFあるいは
D3)への、主利用プロセッサーをシャットダウンする
意図がある間にアクティブな本発明の異常管理ロジック
の一部が、図6に示されている。OFF状態への適切なシ
ャットダウンは、次に車両のイグニッション・スイッチ
が入る時の長期の起動完了時間と引き換えに、長時間の
非使用期間中の電力消費が最小からゼロになることを保
証するために、重要である。
【0036】状態80において、主利用プロセッサーはR
AMに対するサスペンド(SUSPEND)状態にある。主利
用マイクロプロセッサーと省電力マイクロプロセッサー
は両方とも、長い所定時間(つまり24時間)の経過を
検知する。主利用マイクロプロセッサーが適切に機能し
ている場合は、それ自身でディスクに対するサスペンド
動作(つまりRAMの記憶内容の小型フラッシュ・ドラ
イブへの移動)を実行することになる様に、省電力マイ
クロプロセッサーにより測定される期間が少し長めであ
ることが好ましい。省電力マイクロプロセッサーにより
測定される僅かに長めの期間が経過すると、主利用プロ
セッサーの電力状態を判定するために状態ラインSUS
A,SUS B及びSUS Cのチェックが行われる状
態81への、移行が行われる。これらのラインがOFF状態
であることを示す場合、ディスクに対するサスペンド
(OFF)状態はすでにとられており、それ以降の動作は
行われない。しかしながら、これらのラインがSUSPEND
状態を示す場合は、主利用プロセッサーによりディスク
に対するシャットダウン命令が実行される様に、状態82
において省電力マイクロプロセッサーがシリアル通信リ
ンクを介してウェーク・アップ命令を送信する。状態ラ
インSUS A,SUS B及びSUS Cは状態83にお
いて、完全電源供給状態つまり動作状態に入っているか
を照合するために、チェックされる。動作状態に入って
いる場合、状態84にてディスクに対するサスペンド(su
spend-to-disk略してSTD)命令が送信される。そう
でない場合は、状態85においてさらに3回までウェーク
・アップ命令が(充分な待機時間の後)再送信される。
最後の送信の後、まだ動作状態に移行していない場合、
状態86において主利用マイクロプロセッサーへの制限電
圧が遮断される。
【0037】動作状態がとられて状態84にてSTD命令
が送信されると、状態87において、状態ラインSUS
A,SUS B及びSUS Cが、OFF状態に入っている
かを照合するために、チェックされる。そうでない場
合、状態88においてさらに3回までSTD命令が再送信
される。OFF状態にまだ移行していない場合、状態89に
おいてリセット信号が送信され、状態90にて再度STD
命令が送信され、そして状態91にて状態ラインSUS
A,SUS B及びSUS Cの最後の状態チェックが行
われる。それでもOFF状態に移行していない場合、状態9
2にて主利用マイクロプロセッサーへの電力が遮断され
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきた様に、本発明は、車載
のマルチメディア/パーソナル・コンピューターをベー
スとするシステムの効率的で安定性のある電力管理方法
を提供しながら、一方でユーザーの介在なしに異常状態
の検出と適切な動作状態への復帰を行なうことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力管理方法を用いるマルチメディア
・システムを示すブロック図である。
【図2】図1のシステムの状態遷移を示す状態図であ
る。
【図3】完全電源供給動作中のハートビート・メッセー
ジの監視方法を示す状態図である。
【図4】主利用マイクロプロセッサーがウェーク・アッ
プ状態にある時の異常管理ロジックを示す状態図であ
る。
【図5】主利用マイクロプロセッサーがRAMに対する
サスペンド状態にシャットダウンされる間の異常管理ロ
ジックを示す状態図である。
【図6】主利用マイクロプロセッサーがディスクに対す
るサスペンド状態にシャットダウンされる間の異常管理
ロジックを示す状態図である。
【符号の説明】
10 主マザーボード 13 主利用マイクロプロセッサー 14 電力管理チップ・セット 15 ランダム・アクセス・メモリー 25 省電力マイクロプロセッサー 27 電力制御レギュレーター 30 ユーザー制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン フランク コンスタンティン アメリカ合衆国 ミシガン州 48128,デ ィアボーン ハイヴュー 460 (72)発明者 ディヴィッド ピー.ライト アメリカ合衆国 ミシガン州 48239,レ ッドフォード キンロック 9550

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内での情報装置、通信装置及び娯楽
    装置にモバイル作動をさせる車両情報通信娯楽システム
    の電源供給方法であって、上記車両が電力被供給車両状
    態と非電力被供給車両状態を持ち、 主マザーボードに載置された主利用マイクロプロセッサ
    ー及びランダム・アクセス・メモリーに電力を供給する
    ために、上記主マザーボードに載置された電力管理チッ
    プセットを動作させる工程、 電力制御レギュレーターから上記電力管理チップセット
    に複数の制限された電圧を供給する工程、 ユーザー制御部及び、上記車両が上記電力被供給車両状
    態か上記非電力被供給車両状態のいずれにあるかに応じ
    て、省電力マイクロプロセッサーの制御下で、上記制限
    電圧の印加と切断を行う工程、 上記主利用マイクロプロセッサーの通常の完全電源供給
    状態の間に、上記主利用マイクロプロセッサーから上記
    省電力マイクロプロセッサーに周期的に状態メッセージ
    を送信する工程、 上記省電力マイクロプロセッサーに、上記主利用マイク
    ロプロセッサーからの状態メッセージの受信が予測され
    る所定期間を設定する工程、及び上記所定期間内に上記
    状態メッセージが受信されない場合に、上記省電力マイ
    クロプロセッサーから上記主利用マイクロプロセッサー
    にリセット信号を送信する工程、 を有する方法。
JP2000214609A 1999-07-14 2000-07-14 自動車のマルチメディア・システム用電力異常管理方法 Pending JP2001075684A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/353684 1999-07-14
US09/353,684 US6367022B1 (en) 1999-07-14 1999-07-14 Power management fault strategy for automotive multimedia system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001075684A true JP2001075684A (ja) 2001-03-23

Family

ID=23390116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000214609A Pending JP2001075684A (ja) 1999-07-14 2000-07-14 自動車のマルチメディア・システム用電力異常管理方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6367022B1 (ja)
EP (1) EP1069495A2 (ja)
JP (1) JP2001075684A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015122051A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 明泰科技股▲分▼有限公司 自動リセット式電子装置及びその自動リセット方法
JP2015185159A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 フジツウ テクノロジー ソリューションズ インタレクチュアル プロパティ ゲーエムベーハー コンピュータシステム及びその動作方法
US9411704B2 (en) 2013-11-20 2016-08-09 Fujitsu Technology Solutions Intellectual Property Gmbh Computer systems and methods of detecting AC failure
CN107346129A (zh) * 2016-05-06 2017-11-14 大陆汽车电子(长春)有限公司 一种车身控制器及其断电应急处理方法
WO2019235286A1 (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 住友電装株式会社 通信装置及び制御方法
JP2019214353A (ja) * 2018-06-08 2019-12-19 住友電装株式会社 通信装置及び制御方法

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6944779B2 (en) * 1999-07-14 2005-09-13 Visteon Global Technologies, Inc. Power management fault strategy for automotive multimedia system
US6598168B1 (en) * 2000-05-09 2003-07-22 Power Digital Communications Co. Ltd Computer auto shut-off control method
US6981161B2 (en) * 2001-09-12 2005-12-27 Apple Computer, Inc. Method and apparatus for changing a digital processing system power consumption state by sensing peripheral power consumption
US7203846B2 (en) * 2001-10-31 2007-04-10 Hewlett-Packard Development Company, Lp. System and method for intelligent control of power consumption of distributed services during periods of reduced load
US7043650B2 (en) * 2001-10-31 2006-05-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System and method for intelligent control of power consumption of distributed services during periods when power consumption must be reduced
US6934864B2 (en) * 2002-01-11 2005-08-23 International Business Machines Corporation System and method for co-operative thermal management of electronic devices within a common housing
DE10201958A1 (de) * 2002-01-19 2003-07-31 Bosch Gmbh Robert Verfahren zur Überwachung der Betriebsbereitschaft mindestens eines einer elektronischen Einheit zugeordneten Speicherelements
CN100481786C (zh) * 2002-08-09 2009-04-22 爱信艾达株式会社 通信装置电源管理系统
TW588236B (en) * 2002-10-18 2004-05-21 Culture Com Technology Macao L Energy-saving electronic device and energy-saving method for use with the same
US7210009B2 (en) 2003-09-04 2007-04-24 Advanced Micro Devices, Inc. Computer system employing a trusted execution environment including a memory controller configured to clear memory
CN100349097C (zh) * 2004-02-25 2007-11-14 英特维数位科技股份有限公司 计算机系统的电源管理架构及方法
EP1596270A1 (en) * 2004-05-10 2005-11-16 Dialog Semiconductor GmbH Micro-controller controlled power management chip
US7286859B2 (en) * 2004-11-19 2007-10-23 Lear Corporation Adaptive radio frequency wakeup detection
US20060277555A1 (en) * 2005-06-03 2006-12-07 Damian Howard Portable device interfacing
CA2654867C (en) 2005-06-13 2018-05-22 E-Lane Systems Inc. Vehicle immersive communication system
US7132822B1 (en) 2006-02-28 2006-11-07 Watlow Electric Manufacturing Company Multi-processor restart stabilization system and method
US9976865B2 (en) 2006-07-28 2018-05-22 Ridetones, Inc. Vehicle communication system with navigation
US7933696B2 (en) * 2006-08-31 2011-04-26 GM Global Technology Operations LLC Distributed arithmetic logic unit security check
US20080147308A1 (en) * 2006-12-18 2008-06-19 Damian Howard Integrating Navigation Systems
EP1950642A1 (en) * 2007-01-26 2008-07-30 Giga-Byte Technology Co., Ltd. Apparatus and method for energizing a computer in a vehicle
US20080310337A1 (en) * 2007-06-18 2008-12-18 Gainspan, Inc. Periodic heartbeat communication between devices and a control point
US7931505B2 (en) * 2007-11-15 2011-04-26 Bose Corporation Portable device interfacing
JP2009146061A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Canon Inc 情報処理装置及び前記装置の起動方法
CN101470182B (zh) * 2007-12-24 2013-07-03 卡特彼勒公司 一种省电的管理移动实体通讯的系统和方法
CN101187830B (zh) * 2007-12-27 2012-05-23 成都市华为赛门铁克科技有限公司 掉电保护方法、装置、逻辑器件及存储系统
US8856009B2 (en) 2008-03-25 2014-10-07 Intelligent Mechatronic Systems Inc. Multi-participant, mixed-initiative voice interaction system
WO2009152614A1 (en) * 2008-06-19 2009-12-23 E-Lane Systems Inc. Communication system with voice mail access and call by spelling functionality
US9652023B2 (en) * 2008-07-24 2017-05-16 Intelligent Mechatronic Systems Inc. Power management system
US7977813B2 (en) * 2008-12-11 2011-07-12 Caterpillar Inc. System and method for reducing quiescent power draw and machine using same
EP2436224A4 (en) * 2009-05-28 2012-12-05 Intelligent Mechatronic Sys COMMUNICATION SYSTEM WITH PERSONAL INFORMATION MANAGEMENT AND REMOTE VEHICLE MONITORING AND CONTROL CHARACTERISTICS
US9978272B2 (en) * 2009-11-25 2018-05-22 Ridetones, Inc Vehicle to vehicle chatting and communication system
US9052919B2 (en) 2010-01-15 2015-06-09 Apple Inc. Specialized network fileserver
US8335935B2 (en) * 2010-03-29 2012-12-18 Intel Corporation Power management based on automatic workload detection
US9866277B2 (en) * 2011-08-15 2018-01-09 Adam James Wang Vehicle wireless hub
TWI439854B (zh) * 2011-11-25 2014-06-01 Inventec Corp 開機錯誤處理方法
US9026842B2 (en) * 2012-03-20 2015-05-05 Blackberry Limited Selective fault recovery of subsystems
JP5880192B2 (ja) * 2012-03-23 2016-03-08 スズキ株式会社 記憶制御装置、記憶制御方法およびプログラム
DE102012017386B4 (de) 2012-09-01 2020-10-15 Volkswagen Aktiengesellschaft Verfahren zum Überwachen einer mit einem Kommunikationskanal verbundenen Vorrichtung
US11786146B1 (en) 2012-09-25 2023-10-17 Micro Mobio Corporation Wireless hub system and method
JP6003925B2 (ja) * 2014-02-26 2016-10-05 株式会社デンソー 車両用電子制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10177504A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Denso Corp 電子制御装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4698748A (en) 1983-10-07 1987-10-06 Essex Group, Inc. Power-conserving control system for turning-off the power and the clocking for data transactions upon certain system inactivity
US5457629A (en) * 1989-01-31 1995-10-10 Norand Corporation Vehicle data system with common supply of data and power to vehicle devices
US5595121A (en) * 1994-04-15 1997-01-21 The Walt Disney Company Amusement ride and self-propelled vehicle therefor
US5560022A (en) 1994-07-19 1996-09-24 Intel Corporation Power management coordinator system and interface
US5680308A (en) 1995-05-01 1997-10-21 Borg-Warner Automotive, Inc. Automobile transfer case system and control circuit therefor
DE19628223A1 (de) * 1996-07-15 1998-01-22 Bosch Gmbh Robert Vorrichtung zur Spannungsversorgung in einem Kraftfahrzeug
US6181118B1 (en) * 1999-06-24 2001-01-30 Analog Devices, Inc. Control circuit for controlling a semi-conductor switch for selectively outputting an output voltage at two voltage levels

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10177504A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Denso Corp 電子制御装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9411704B2 (en) 2013-11-20 2016-08-09 Fujitsu Technology Solutions Intellectual Property Gmbh Computer systems and methods of detecting AC failure
JP2015122051A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 明泰科技股▲分▼有限公司 自動リセット式電子装置及びその自動リセット方法
JP2015185159A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 フジツウ テクノロジー ソリューションズ インタレクチュアル プロパティ ゲーエムベーハー コンピュータシステム及びその動作方法
US10025595B2 (en) 2014-03-25 2018-07-17 Fujitsu Technology Solutions lntellectual Property GmbH Computer system and operating method
CN107346129A (zh) * 2016-05-06 2017-11-14 大陆汽车电子(长春)有限公司 一种车身控制器及其断电应急处理方法
CN107346129B (zh) * 2016-05-06 2020-08-21 大陆汽车电子(长春)有限公司 一种车身控制器及其断电应急处理方法
WO2019235286A1 (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 住友電装株式会社 通信装置及び制御方法
JP2019214353A (ja) * 2018-06-08 2019-12-19 住友電装株式会社 通信装置及び制御方法
CN113169907A (zh) * 2018-06-08 2021-07-23 住友电装株式会社 通信装置及控制方法
CN113169907B (zh) * 2018-06-08 2022-06-07 住友电装株式会社 通信装置及控制方法
JP7147525B2 (ja) 2018-06-08 2022-10-05 住友電装株式会社 通信装置及び制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US6367022B1 (en) 2002-04-02
EP1069495A2 (en) 2001-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001075684A (ja) 自動車のマルチメディア・システム用電力異常管理方法
US6944779B2 (en) Power management fault strategy for automotive multimedia system
US6393573B1 (en) Power management for automotive multimedia system
EP1083475B1 (en) Power management in automotive computer systems during engine ignition
US7430673B2 (en) Power management system for computing platform
US5754869A (en) Method and apparatus for managing power consumption of the CPU and on-board system devices of personal computers
US7383453B2 (en) Conserving power by reducing voltage supplied to an instruction-processing portion of a processor
JPH0934601A (ja) コンピュータ・システムの電力を管理する方法およびそのコンピュータ・システム
US20030070065A1 (en) Suspending to nonvolatile storage
JPH09282056A (ja) ネットワークハイバネーションシステムおよびその制御方法
JP5915733B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US20120117364A1 (en) Method and System for Operating a Handheld Calculator
JPH11288334A (ja) コンピュータ・システムのパワーダウン方法及び装置
US6477655B1 (en) System and method to set PME—status bit and wake up the system, and selectively load device driver by searching who set the bit without requiring clock
US6065125A (en) SMM power management circuits, systems, and methods
CN115756622B (zh) 芯片控制方法及芯片
US20030231171A1 (en) Electronic apparatus and suspend/resume method
JPH08297530A (ja) コンピュータシステム、そのサスペンド方法およびそのレジューム方法
JP2000020182A (ja) パワーマネージメント方法
CN109857237B (zh) 工业车载显示屏低功耗控制的方法及工业车载显示装置
JPH0588790A (ja) 電源制御方式
JPH0588775A (ja) クロツク切替え方式
JP2000305673A (ja) 消費電力を管理する方法及び装置
CN118426846A (zh) 一种基于多核的应用核控制系统及方法
CN116414467A (zh) 一种低功耗快速唤醒的方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091222