JP2001075539A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】 ２枚の基板間に液晶を狭持し複数のデータ線と複数の走査線を有する液晶パネルと、前記複数のデータ線に接続するデータ線駆動回路と、前記複数の走査線を駆動する走査線駆動回路と、を備える液晶表示装置において、前記走査線駆動回路に入力する対称な値を持つ正負の電圧値ＶＡ、ＶＢを生成する電圧生成回路を備え、該電圧生成回路は、スイッチング素子と、前記電圧値ＶＡの電位を生成する第１の整流回路と、前記電圧値ＶＢの電位を生成するクランプ回路及び第２の整流回路と、前記第１の整流回路の電圧に応じて前記スイッチング素子を制御する制御回路と、を含むことを特徴とする液晶表示装置。
【請求項２】 前記第１の整流回路で生じる電圧降下と、クランプ回路及び第２の整流回路で生ずる電圧降下の絶対値が等しいことを特徴とする請求項１に記載の液晶表示装置。
【請求項３】 前記第１の整流回路は２個のダイオードを有し、前記クランプ回路は１個のコンデンサを有し、前記第２の整流回路は１個のダイオードを有し、前記第１の整流回路の電圧降下が前記ダイオード２段分であり、前記クランプ回路の電圧降下と前記第２の整流回路との電圧降下がそれぞれ前記ダイオード１個分であることを特徴とする請求項１または請求項２に記載の液晶表示装置。
【請求項４】 前記電圧生成回路は、予め定められる電圧Ｖ１と基準電圧ＶＳにおいてＶＭ＝（Ｖ１−ＶＳ）／２で定義される電圧値ＶＭと、前記走査線駆動回路に入力する電圧群ＶＡ、ＶＢが、（ＶＡ−ＶＭ）＝（ＶＭ−ＶＢ）で定義される電圧値を生成することを特徴とする請求項１に記載の液晶表示装置。
【請求項５】 前記制御回路は、２つの入力される電位線を比較して２値電圧を出力する電圧比較器と、外部からの電圧を分圧して前記電圧比較器に入力する分圧回路と、基準電圧を発生して前記電圧比較器の他方に入力する基準電源と、前記電圧比較器の出力に応じて周波数またはデューティを変化せしめるスイッチング制御信号を生成する発振制御回路から構成することを特徴とする請求項１記載の液晶表示装置。
【請求項６】 前記走査線駆動回路には、前記電圧値ＶＡを前記制御回路に帰還させるための帰還抵抗を含むことを特徴とする請求項１記載の液晶表示装置。
【請求項７】 前記制御回路の前記分圧回路には、外部からのデジタル信号に応じて抵抗値を変化せしめる電子可変抵抗素子を含むことを特徴とする請求項５記載の液晶表示装置。