JP2001075520A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2001075520A
JP2001075520A JP24701299A JP24701299A JP2001075520A JP 2001075520 A JP2001075520 A JP 2001075520A JP 24701299 A JP24701299 A JP 24701299A JP 24701299 A JP24701299 A JP 24701299A JP 2001075520 A JP2001075520 A JP 2001075520A
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淳司 小池
Nobukazu Hosoya
信和 細矢
Toshiyuki Okino
俊行 沖野
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、水平有効ドット数が既知であり
水平総ドット数が異なる複数種類の映像信号に対して適
切な映像を表示できるようになる表示装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 カーソル映像が画面の左端側の所定位置
に停止している状態において検出された水平映像開始位
置のうち、水平同期信号によって特定される水平期間開
始位置に最も近い水平映像開始位置と、カーソル映像が
画面の右端側の所定位置に停止している状態において検
出された水平映像終了位置のうち、水平同期信号によっ
て特定される水平期間開始位置から最も遠い水平映像終
了位置とに基づいて、入力映像信号の水平映像開始位置
と水平映像終了位置までの距離に相当するサンプリング
クロック数を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、表示装置に関
し、特に、入力映像信号の水平総ドット数に係わらず映
像を適切に表示することができる液晶表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置では、1水平走査期間にお
いて、入力映像信号が有するドットデータの1ドット
と、液晶パネルの1画素との同期が取られて画像が表示
される。また、入力映像信号が1垂直走査期間内に有す
る任意数のラインデータにおける1本の水平走査線のラ
インデータが、液晶パネルにおける垂直方向の1ライン
に対応して表示される。このラインデータは、ドットデ
ータの集合体である。
【0003】近年においては、多種多様な仕様のコンピ
ュータが製造されている。各種コンピュータから出力さ
れるXGA映像信号であっても、たとえば、図10
(a)に示す映像信号と図10(b)に示す映像信号と
では、水平期間内のドット数(水平総ドット数)が異な
る。ただし、XGA映像信号においては水平映像有効期
間内のドット数(水平有効ドット数)は共通している。
つまり、XGA映像信号の水平有効ドット数は、102
4ドットである。
【0004】入力されたXGA映像信号の水平映像有効
期間の1024ドットをサンプリングするためのサンプ
リングクロックは、入力されたXGA映像信号の水平同
期信号に基づいて生成される。したがって、入力された
XGA映像信号の水平総ドット数に応じて、サンプリン
グクロックの生成方法を変える必要がある。このため、
サンプリングクロックを生成するためには、入力された
XGA映像信号の水平総ドット数を認識する必要があ
る。
【0005】従来は、XGA映像信号の各種類毎に水平
総ドット数が記憶されたテーブルを用意しておき、コン
ピュータから入力されるXGA映像信号の特性から、X
GA映像信号の種類を判別し、判別された種類に対する
水平総ドット数をテーブルの中から選ぶことにより、入
力されたXGA映像信号の水平総ドット数を認識してい
る。しかしながら、この方法では、新しい仕様のコンピ
ュータによって生成されたXGA映像信号に対して、対
応することができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本出願人は、
水平有効ドット数が既知であり水平総ドット数が異なる
複数種類の映像信号に対して適切なサンプリングクロッ
クを生成する方法を開発し、特許出願した(特願平10
−119641号)。
【0007】つまり、各水平ライン毎に、水平映像開始
位置および水平映像終了位置を検出する。1フィールド
内において検出された水平映像開始位置のうち、水平同
期信号によって特定される水平期間開始位置に最も近い
水平映像開始位置と、1フィールド内において検出され
た水平映像終了位置のうち、水平同期信号によって特定
される水平期間開始位置から最も遠い水平映像終了位置
とに基づいて、1フィールド毎に入力映像信号の水平映
像開始位置と水平映像終了位置までの距離に相当するサ
ンプリングクロック数を算出する。
【0008】入力映像信号の水平映像開始位置と水平映
像終了位置までの距離に相当するサンプリングクロック
数と、予め設定された値(既知の水平有効ドット数であ
り、たとえば1024)とを比較し、その比較結果に基
づいて、サンプリングクロックの周波数を制御する。具
体的には、入力映像信号の水平映像開始位置と水平映像
終了位置までの距離に相当するサンプリングクロック数
が1024より大きければ、周波数が小さくなるように
サンプリングクロックの周波数を制御する。逆に、入力
映像信号の水平映像開始位置と水平映像終了位置までの
距離に相当するサンプリングクロック数が1024より
小さければ、周波数が大きくなるようにサンプリングク
ロックの周波数を制御する。
【0009】しかしながら、この方法では、いずれかの
水平ラインにおいて水平映像有効期間の前端に有効デー
タが存在し、かついずれかの水平ラインにおいて水平映
像有効期間の後端に有効データが存在しなければ、入力
映像信号の水平映像開始位置と水平映像終了位置とを正
確に検出することができない。
【0010】いずれの水平ラインにおいても水平映像有
効期間の前端に有効データが存在しない場合またはいず
れの水平ラインにおいても水平映像有効期間の後端に有
効データが存在しない場合には、検出された水平映像開
始位置と検出された水平映像終了位置までの距離に相当
するサンプリングクロック数は、実際の値より小さくな
ってしまうので、入力映像信号に適した周波数のサンプ
リングクロックを得ることができなくなる。
【0011】この発明は、水平有効ドット数が既知であ
り水平総ドット数が異なる複数種類の映像信号に対して
サンプリングクロックを調整する場合において、入力画
像に係わらず適切なサンプリングクロックを生成でき、
この結果、水平有効ドット数が既知であり水平総ドット
数が異なる複数種類の映像信号に対して適切な映像を表
示できるようになる表示装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明による表示装置
は、入力映像信号の水平同期信号に基づいてサンプリン
グクロックを発生させ、かつ所与の周波数制御値に基づ
いてサンプリングクロックの周波数が制御されるクロッ
ク発生回路、入力映像信号をクロック発生回路から発生
したサンプリングクロックに基づいてサンプリングする
A/D変換器、サンプリングクロック調整時において、
入力映像に含まれるカーソル映像を画面の左端側の所定
の停止位置まで移動させて所定期間停止させる第1カー
ソル制御と、カーソル映像を画面の右端側の所定の停止
位置まで移動させて所定期間停止させる第2カーソル制
御とを、繰り返し行うカーソル制御手段、A/D変換器
から出力される映像データを所定のしきい値と比較する
ことにより、映像データの水平映像開始位置および水平
映像終了位置を検出する検出手段、1回分の第1カーソ
ル制御と1回分の第2カーソル制御とからなる1サイク
ル分のカーソル制御が行われる毎に、カーソル映像が画
面の左端側の所定位置に停止している状態において検出
された水平映像開始位置のうち、水平同期信号によって
特定される水平期間開始位置に最も近い水平映像開始位
置と、カーソル映像が画面の右端側の所定位置に停止し
ている状態において検出された水平映像終了位置のう
ち、水平同期信号によって特定される水平期間開始位置
から最も遠い水平映像終了位置とに基づいて、入力映像
信号の水平映像開始位置と水平映像終了位置までの距離
に相当するサンプリングクロック数を算出するための算
出手段、1サイクル分のカーソル制御が行われる毎に、
算出手段による算出結果と、所与の基準値とが一致する
か否かを判別する判別手段、算出手段による算出結果と
基準値とが一致しないと判別されたときには、算出手段
による算出結果と、基準値と、クロック発生回路に現在
設定されている周波数制御値とに基づいて、新たな周波
数制御値を算出してクロック発生回路に与える周波数制
御値調整手段、ならびに算出手段による算出結果と基準
値とが一致すると判別されたときには、クロック発生回
路に現在設定されている周波数制御値を適切な周波数制
御値として決定する手段を備えていることを特徴とす
る。
【0013】クロック発生回路としては、たとえば、サ
ンプリングクロックを出力するVCO、VCOから出力
されたサンプリングクロックを分周する分周回路、分周
回路の出力と入力映像信号の水平同期信号とが入力し、
両入力信号の位相差に応じた検波信号を出力する位相検
波手段、および位相検波手段から出力される検波信号を
積分してVCOに出力するフィルタ手段を備えているも
のが用いられる。
【0014】このようなクロック発生回路が用いられて
いる場合には、分周回路の分周値が周波数制御値として
用いられる。また、周波数制御値調整手段としては、
(基準値×現在設定されている分周値÷算出手段による
算出結果)を演算することによって新たな分周値を算出
するものが用いられる。
【0015】カーソル映像の左端側の停止位置は、たと
えば、画面の左上端から水平方向に2番目の画素にカー
ソル映像の白画素が位置するように設定され、カーソル
映像の右端側の停止位置は、たとえば、画面の右端の画
素にカーソル映像の白画素が位置するように設定され
る。
【0016】つまり、カーソル映像が画面の左端側の所
定位置に停止している状態において、カーソル映像の白
画素に基づいて水平映像開始位置が検出された後に、水
平同期信号によって特定される水平期間開始位置により
近い水平映像開始位置が検出された場合には、基準値は
入力映像信号の水平有効ドット数に設定される。カーソ
ル映像が画面の左端側の所定位置に停止している状態に
おいて、カーソル映像の白画素に基づいて水平映像開始
位置が検出された後に、水平同期信号によって特定され
る水平期間開始位置により近い水平映像開始位置が検出
されなかった場合には、基準値は入力映像信号の水平有
効ドット数より1だけ小さい値に設定される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
を、液晶表示装置に適用した場合の実施の形態について
説明する。
【0018】図1は、液晶表示装置の全体的な構成を示
している。
【0019】コンピュータ(以下PCという)10から
送られてきたXGA映像信号R、G、Bは、レベル調整
部1R、1G、1Bによって、後段のA/D変換器2
R、2G、2Bの入力条件に合うようにレベル調整され
る。レベル調整が行われた映像信号R、G、Bは、A/
D変換器2R、2G、2Bによってデジタルの映像デー
タR、G、Bに変換された後、走査変換回路3R、3
G、3Bに送られる。
【0020】走査変換回路3R、3G、3Bでは、液晶
パネル7R、7G、7Bに適合するように、映像データ
R、G、Bが走査変換される。走査変換回路3R、3
G、3Bの出力は、D/A変換器4R、4G、4Bによ
ってアナログの映像信号R、G、Bに変換される。
【0021】D/A変換器4R、4G、4Bから出力さ
れる映像信号R、G、Bは、色信号ドライバ5およびサ
ンプルホールド回路6R、6G、6Bを介して液晶パネ
ル7R、7G、7Bに送られる。
【0022】走査変換回路3R、3G、3B、色信号ド
ライバ5、サンプルホールド回路6R、6G、6Bおよ
び液晶パネル7R、7G、7Bには、タイミングコント
ローラ30からタイミング信号が送られる。A/D変換
器2R、2G、2BおよびD/A変換器4R、4G、4
Bに送られるサンプリングクロックは、サンプリングク
ロック調整回路40によって生成される。タイミングコ
ントローラ30およびサンプリングクロック調整回路4
0は、CPU20によって制御される。
【0023】図2は、サンプリングクロック調整回路4
0の構成を示している。
【0024】サンプリングクロック調整回路40は、コ
ンピュータ10から入力される入力映像信号の水平同期
信号(H信号)に基づいてサンプリングクロックを出力
するPLL回路50、PLL回路50から出力されるサ
ンプリングクロックの周波数を調整する水平総ドット数
検出回路60およびPLL回路50から出力されるサン
プリングクロックの位相を制御するための位相制御回路
70によって構成されている。
【0025】位相制御回路70は、入力映像信号の水平
同期信号が入力するディレイ回路71およびディレイ回
路71を制御するディレイデータ作成部72を備えてい
る。
【0026】PLL回路50は、よく知られているよう
に、位相検波部51、LPF52、VCO53および分
周回路54を備えている。位相検波部51には、ディレ
イ回路71を介して送られてきた水平同期信号と、分周
回路54の出力とが入力する。LPF52には、位相検
波部51の出力が入力する。VCO53には、LPF5
2の出力が入力する。分周回路54には、VCO53か
ら出力されるサンプリングクロックと水平総ドット数検
出回路60からの分周値データ(水平総ドット数検出デ
ータ)とが入力する。
【0027】水平総ドット数検出回路60は、水平映像
開始終了検出回路61、Hカウンタ62、最大ホールド
部63、減算器64、コンパレータ65およびCPU6
6、基準値判定部67、カーソル制御部68およびタイ
ミング変換部69を備えている。
【0028】この水平総ドット数検出回路60の特徴
は、液晶パネルに表示されるカーソルを利用して水平映
像開始位置と水平映像終了位置とを正確に検出すること
にある。そこで、まず、カーソル制御部68およびタイ
ミング変換部69の動作について説明する。以下の説明
において、トータルドットとは、水平総ドット数を意味
している。
【0029】サンプリングクロックの周波数の調整を開
始するための指令がCPU66に入力されると、CPU
66はトータルドット検出開始指令を出力する。トータ
ルドット検出開始指令は、コンパレータ65に送られ
る。コンパレータ65は、トータルドット開始指令を受
信すると、入力映像信号の垂直同期信号(V信号)に同
期したタイミングで、トータルドット検出中信号をアク
ティブ(Lレベル)にさせる。トータルドット検出中信
号は、カーソル制御部68およびタイミング変換部69
に送られれる。カーソル制御部68は、トータルドット
検出中信号がアクティブになると、図3および図4に示
すように、カーソルを左上位置に移動させるためのカー
ソル移動指令をPC10に送る。
【0030】ここでは、液晶表示器としてXGA対応の
表示器が用いられているものとする。したがって、カー
ソルを、X方向の最大画像数1024だけ左方向に、Y
方向の最大画像数768だけ上方向に移動させるための
カーソル移動指令をPC10に送る。
【0031】そして、カーソルが画面上のどの位置にあ
っても、左上位置に移動させるのに必要な時間以上の所
定時間が経過すると、カーソル制御部68は、入力映像
信号に同期した1垂直走査期間に相当する時間だけカー
ソルを左上位置で停止させるためのカーソル停止信号を
タイミング変換部69に出力する。タイミング変換部6
9は、トータルドット検出中信号がアクティブになった
後、最初にカーソル停止信号を受信すると、入力映像信
号の垂直同期信号に同期した1垂直期間分のカーソル左
上停止信号を出力する。
【0032】カーソル制御部68は、カーソル停止信号
を出力した後、所定時間が経過すると、カーソルを、右
下位置に移動させるためのカーソル移動指令をPC10
に送る。つまり、カーソルを、X方向の最大画像数10
24だけ右方向に、Y方向の最大画像数768だけ下方
向に移動させるためのカーソル移動指令をPC10に送
る。
【0033】そして、カーソルを左上位置から右下位置
に移動させるのに必要な時間以上の所定時間が経過する
と、カーソルを左方向に2画素、上方向に5画素、だけ
移動させるためのカーソル移動指令をPC10に送る。
カーソルを右下位置に移動させた後に、左方向に2画
素、上方向に5画素だけ、さらにカーソルを移動させて
いる理由について説明する。
【0034】カーソルを左上位置から右下位置に移動さ
せると、図5に示すように、カーソルの頂点の黒画素し
か表示されなくなる。そこで、カーソルを、左方向に2
画素、上方向に5画素、だけ移動させることによって、
図6および図7に示すように、右端に白データ(有効デ
ータ)が存在するようにしているのである。以後、図6
および図7のカーソル位置をカーソル右下位置というこ
とにする。
【0035】この後、入力映像信号に同期した1垂直走
査期間に相当する時間だけカーソルを右下位置で停止さ
せるためのカーソル停止信号をタイミング変換部69に
出力する。タイミング変換部69は、カーソル停止信号
を受信すると、入力映像信号の垂直同期信号に同期した
1垂直期間分のカーソル右下停止信号を出力する。
【0036】カーソル制御部68は、カーソル停止信号
を出力した後、所定時間が経過すると、カーソルを、左
上位置に移動させるためのカーソル移動指令をPC10
に送り、上記と同様な処理を繰り返して行う。そして、
トータルドット検出中信号が非アクティブ(Hレベル)
になると、カーソル制御を終了する。
【0037】水平総ドット数検出回路60では、カーソ
ルが左上位置に停止しているときに水平映像開始位置が
検出され、カーソルが右下位置に停止しているときに水
平映像終了位置が検出される。
【0038】カーソルが左上位置に停止している場合に
は、カーソルの左端は黒画素であるため、画面の2画素
目からが有効データとなる。このため、カーソルが左上
位置に停止しているときに水平映像開始位置を検出し、
カーソルが右下位置に停止しているときに水平映像終了
位置を検出すると、サンプリングクロックの周波数が適
正である場合には、減算器64の減算結果は正規の水平
有効ドット数1024より1だけ小さい値”1023”
となる。
【0039】しかしながら、カーソルが左上位置に停止
しているときに、画面の左端が有効データとなるような
映像信号が入力されている場合には、サンプリングクロ
ックの周波数が適正であれば、減算器64の減算結果は
正規の水平有効ドット数1024となる。そこで、水平
総ドット数検出回路60には、画面の左端が有効データ
となるような映像信号が入力されている場合と、画面の
左端が有効データとなるような映像信号が入力されてい
ない場合とを判別するために、基準値判定部67が設け
られている。基準値判定部67の動作については、後述
する。
【0040】A/D変換器2R、2G、2Bに対するサ
ンプリングクロックは、PLL回路50によって生成さ
れる。PLL回路50には、位相制御回路70内のディ
レイ回路71を介して入力映像信号に対する水平同期信
号が送られている。PLL回路50は、ディレイ回路7
1から出力される水平同期信号を基準にサンプリングク
ロックを発生させる。サンプリングクロックの周波数
は、水平総ドット数検出回路60内のCPU66からの
分周値データによって調整される。サンプリングクロッ
クの位相は、ディレイ回路71の遅延量を変化させるこ
とによって調整される。
【0041】A/D変換器2R、2G、2Bによって得
られたデジタルのR、G、Bデータは、水平映像開始終
了検出回路61に送られる。水平映像開始終了検出回路
61は、A/D変換器2R、2G、2Bの出力データに
基づいて、各水平ライン毎に水平映像開始位置と水平映
像終了位置とを検出するために設けられたものである。
【0042】つまり、水平映像開始終了検出回路61
は、入力されたR、G、Bデータが所定のしきい値(映
像スライスレベル)より低いレベルから、しきい値より
高いレベルに変化したときに、サンプリングクロック1
個分のパルス信号からなる水平映像開始信号を出力す
る。ただし、入力データが、しきい値より低いレベルか
ら、しきい値より高いレベルに変化することによって水
平映像開始信号が出力された後において、入力データが
しきい値より高いレベルを維持している場合には、水平
映像開始信号は出力されない。水平映像開始信号が出力
された後において、入力データがしきい値より低くな
り、その後にしきい値を再度越えた場合には、水平映像
開始信号が再度出力される。
【0043】また、水平映像開始終了検出回路61は、
入力されたR、G、Bデータが所定のしきい値より高い
レベルからしきい値より低いレベルに変化したときに、
サンプリングクロック1個分のパルス信号からなる水平
映像終了信号を出力する。水平映像開始終了検出回路6
1から出力された水平映像開始信号および水平映像終了
信号は、Hカウンタ62に送られる。
【0044】しきい値として大きな値を設定すると輝度
の低いデータは読み取れなくなり、しきい値として小さ
な値を設定するとノイズをデータとして読み取る可能性
があるので、しきい値としてはノイズを拾わない程度の
低い値が設定される。
【0045】Hカウンタ62は、ディレイ回路71から
水平同期信号が入力される毎にリセットされる。Hカウ
ンタ62は、Hカウンタ62に入力されるサンプリング
クロックの数をカウントする。Hカウンタ62は、水平
映像開始終了検出回路61から水平映像開始信号が送ら
れてくると、そのときのカウント値(ディレイ回路71
からの水平同期信号が入力された時点から水平映像開始
信号が入力された時点までのサンプリングクロック数)
を水平映像開始カウント値(11ビット)として最大ホ
ールド部63に送る。
【0046】また、Hカウンタ62は、水平映像開始終
了検出回路61から水平映像終了信号が送られてくる
と、そのときのカウント値(ディレイ回路71からの水
平同期信号が入力された時点から水平映像終了信号が入
力された時点までのサンプリングクロック数)を水平映
像終了カウント値(11ビット)として最大ホールド部
63に送る。
【0047】最大ホールド部63は、タイミング変換部
69からカーソル左上停止信号が出力されている間(カ
ーソル左上停止信号がアクティブ(Hレベル)となって
いる間)において、最大ホールド部63に入力される水
平映像開始カウント値のうちの最小のものを保持する。
この動作を最小値ホールド動作ということにする。最大
ホールド部63に保持されている水平映像開始カウント
値は、カーソル左上停止信号がアクティブになったとき
に、初期値(たとえば、”2047”)に初期化され
る。
【0048】また、最大ホールド部63は、タイミング
変換部69からカーソル右下停止信号が出力されている
間(カーソル右下停止信号がアクティブ(Hレベル)と
なっている間)において、水平映像終了カウント値のう
ちの最大のものを保持する。この動作を最大値ホールド
動作ということにする。最大ホールド部63に保持され
ている水平映像終了カウント値は、カーソル右下停止信
号がアクティブになったときに、初期値(たとえば、”
0”)に初期化される。
【0049】さらに、最大ホールド部63は、水平映像
開始カウント値が更新されたとき(初期値から更新され
た場合も含む)に最小値ホールド信号を基準値判定部6
7に送る。基準値判定部67は、カーソル左上停止信号
がアクティブ(Hレベル)となっている間において、最
小値ホールド信号を2回以上受信した場合(水平映像開
始カウント値が2回以上更新されたとき)には、画面の
左端が有効データとなるような映像信号が入力されてい
ると判別し、コンパレータ65に出力される基準値判定
信号をHレベルとする。そして、次のカーソル左下停止
信号がアクティブ(Hレベル)となるまで、Hレベルを
維持させる。
【0050】基準値判定部67は、カーソル左上停止信
号がアクティブ(Hレベル)となっている間において、
最小値ホールド信号を1回しか受信しなかった場合(水
平映像開始カウント値が1回だけ更新されたとき)に
は、画面の左端が有効データとなるような映像信号が入
力されていないと判別し、コンパレータに出力される基
準値判定信号をLレベルとする。そして、次のカーソル
左下停止信号がアクティブ(Hレベル)となるまで、L
レベルを維持させる。
【0051】最大ホールド部63は、保持している水平
映像開始カウント値と水平映像終了カウント値とを、減
算器64に送る。減算器64は、タイミング変換部69
からのカーソル右下停止信号がHレベル(アクティブ)
からLレベル(非アクティブ)に変化した時点で、最大
ホールド部63から送られてきている水平映像開始カウ
ント値と水平映像終了カウント値との差(水平映像終了
カウント値−水平映像開始カウント値)を算出し、その
演算結果αをコンパレータ65に送る。
【0052】コンパレータ65は、減算器65から送ら
れてきた減算結果αが、基準値βと一致するか、基準値
βより小さいか、または基準値βより大きいかを判別す
る。基準値βは、基準値判定部67からの基準値判定信
号に基づいて決定される。つまり、基準値判定信号がH
レベルである場合には、基準値βはXGA映像信号の水
平有効ドット数1024に決定され、基準値判定信号が
Lレベルである場合には、基準値βは1023に決定さ
れる。
【0053】減算結果αが基準値βと一致していない場
合には、コンパレータ65は一致・不一致判別信号をL
レベルにし、減算結果が基準値βと一致している場合に
は、コンパレータ65は一致・不一致判別信号をHレベ
ルにする。
【0054】減算器64による減算結果αは、コンパレ
ータ65を介してCPU66に送られる。CPU66に
は、コンパレータ65からの一致・不一致判別信号も送
られる。
【0055】CPU66は、次の数式1に基づいて、水
平総ドット値を算出する。
【0056】
【数1】
【0057】CPU66によって算出された水平総ドッ
ト値は、分周値データとして、分周回路54に入力され
る。水平総ドット値のデフォルト値は、初期設定時にお
いて設定される。このデフォルト値としては、XGA映
像信号の一般的な水平総ドット数に近い値、たとえ
ば、”1225”が設定される。
【0058】図8は、画面の左端が有効データとなるよ
うな映像信号が入力されていない場合の図2の各部の信
号を示している。
【0059】この例では、入力映像信号の水平有効ドッ
ト数が”1024”であり、水平総ドット数が”140
0”である場合について説明する。ただし、水平有効ド
ット数は既知であるが、水平総ドット数は不明である。
【0060】サンプリングクロックの周波数の調整を開
始するための指令がCPU66に入力されると、CPU
66からトータルドット検出開始指令が出力されるとと
もに、分周値データがCPU66によって初期化され
る。この例では、初期値は”1225”である。また、
最大ホールド部63の水平映像開始カウント値の初期値
として、”2047”が設定され、水平映像終了カウン
ト値の初期値として、”0”が設定される。
【0061】トータルドット検出開始指令に基づいて、
コンパレータ65から出力されるトータルドット検出中
信号がアクティブ(Lレベル)になると、カーソル制御
部68によってカーソルが左上端に向かって移動し始め
る。ただし、最大ホールド部63による最小値ホールド
動作および最大値ホールド動作ならびにコンパレータ6
5による一致判別動作は禁止状態にあり、分周値データ
もそのまま保持されている。
【0062】カーソルが左上位置に停止され、タイミン
グ変換部69からのカーソル左上停止信号がアクティブ
(Hレベル)になると、最大ホールド部63は水平映像
開始カウント値の最小値を保持するための最小値ホール
ド動作を行う。最大ホールド部63による最小値ホール
ド動作によって、水平映像開始カウント値が初期値”2
047”から、たとえば、”176”に変化したとす
る。
【0063】カーソル左上停止期間が終了すると、カー
ソルは右下位置に向かって移動し始める。この場合に
も、最大ホールド部63による最小値ホールド動作およ
び最大値ホールド動作ならびにコンパレータ65による
一致判別動作は禁止状態とされ、分周値データもそのま
ま保持される。
【0064】カーソルが右下位置に停止され、タイミン
グ変換部69からのカーソル右下停止信号がアクティブ
(Hレベル)になると、最大ホールド部63は水平映像
終了カウント値の最大値を保持するための最大値ホール
ド動作を行う。最大ホールド部63による最大値ホール
ド動作によって、水平映像終了カウント値が初期値”
0”から、たとえば、”1071”に変化したとする。
【0065】カーソル右下停止信号がLレベルになる
と、減算器64によって、水平映像終了カウント値”1
071”から水平映像開始カウント値”176”を減算
する計算が行われ、その演算結果α=895がコンパレ
ータ65に送られる。コンパレータ65は、演算結果”
895”と基準値βとを比較する。この場合には、基準
値判定信号はLレベルとなっているので、基準値βとし
ては”1023”が用いられる。
【0066】演算結果”895”は基準値”1023”
と一致していないので、一致・不一致判別信号はLレベ
ルのままとなる。また、演算結果”895”は基準値”
1023”と一致していないので、演算結果”895”
がCPU66に送られ、上記数式1に基づいて、水平総
ドット値が算出される。この場合には、水平総ドット値
は、1023×(1225−895)=1400.19
5…となるので、四捨五入した値”1400”が分周値
データとして分周回路54に送られる。この結果、分周
値データが”1225”から”1400”に更新され
る。
【0067】この後、カーソルが再度左上端に向かって
移動し始める。この場合にも、最大ホールド部63によ
る最小値ホールド動作および最大値ホールド動作ならび
にコンパレータ65による一致判別動作は禁止状態とさ
れ、分周値データもそのまま保持される。
【0068】カーソルが左上位置に停止され、タイミン
グ変換部69からのカーソル左上停止信号がアクティブ
(Hレベル)になると、最大ホールド部63に保持され
ている水平映像開始カウント値が初期値”2047”に
初期化された後、最大ホールド部63による最小値ホー
ルド動作が開始される。最大ホールド部63による最小
値ホールド動作によって、水平映像開始カウント値が”
2047”から”201”に変化したとする。
【0069】カーソル左上停止期間が終了すると、カー
ソルは右下位置に向かって移動し始める。この場合に
も、最大ホールド部63による最小値ホールド動作およ
び最大値ホールド動作ならびにコンパレータ65による
一致判別動作は禁止状態とされ、分周値データもそのま
ま保持される。
【0070】カーソルが右下位置に停止され、タイミン
グ変換部69からのカーソル右下停止信号がアクティブ
(Hレベル)になると、最大ホールド部63に保持され
ている水平映像終了カウント値が初期値”0”に初期化
された後、最大ホールド部63による最大値ホールド動
作が開始される。最大ホールド部63による最大値ホー
ルド動作によって、水平映像終了カウント値が”0”か
ら、”1224”に変化したとする。
【0071】カーソル右下停止信号がLレベルになる
と、減算器64によって、水平映像終了カウント値”1
224”から水平映像開始カウント値”201”を減算
する計算が行われ、その演算結果α=1023がコンパ
レータ65に送られる。コンパレータ65は、演算結
果”1023”と基準値”1023”とを比較する。
【0072】演算結果”1023”は基準値”102
3”と一致しているので、一致・不一致判別信号はHレ
ベルに変化する。
【0073】一致・不一致判別信号はHレベルに変化す
ると、ディレイデータ作成部72は、後述するような微
調整を行うために、カーソルを左上に移動させてから一
致判別を行うまでの1周期間隔毎に、数ナノ単位で水平
同期信号をディレイさせるようにディレイ回路71を制
御する。この場合にも、カーソル制御部68、最大ホー
ルド部63、減算器64、コンパレータ65等の動作は
同じ動作が繰り返されている。
【0074】この微調整時においては、コンパレータ6
5は、減算器64の演算結果が、基準値βまたは基準値
βより1だけ大きい値(β+1)と一致するか否かを判
定する。減算器64の演算結果が、基準値βおよび基準
値より1だけ大きい値(β+1)のいずれかと一致した
場合には、分周値データはそのまま保持される。減算器
64の演算結果が、基準値βおよび基準値より1だけ大
きい値(β+1)のいずれとも一致しない場合には、C
PU66により、上記数式1に基づいて、水平総ドット
値が算出され、分周値データが更新される。
【0075】そして、ディレイ値のトータルが、1サン
プリングクロック分以上の所定値となったときに、ディ
レイデータ作成部72は、ディレイ制御を停止させると
ともに、水平総ドット検出終了命令をCPU66に送
る。CPU66は、水平総ドット検出終了命令を受信す
ると、分周値データが変化しないように保存するととも
に、コンパレータ65に水平総ドット検出終了命令をC
PU66に送る。コンパレータ65は、水平総ドット検
出終了命令を受信すると水平総ドット検出中信号を非ア
クティブ(Hレベル)にする。これにより、カーソル制
御が停止せしめられるとともに、サンプリングクロック
の調整が終了する。
【0076】図9は、画面の左端が有効データとなるよ
うな映像信号が入力されている場合の図2の各部の信号
を示している。
【0077】画面の左端が有効データとなるような映像
信号が入力されている場合には、タイミング変換部69
からのカーソル左上停止信号がアクティブ(Hレベル)
になている場合に、水平映像開始カウント値が2回更新
される。つまり、水平映像開始カウント値は、左上端の
カーソル画像に基づいて更新された後、入力映像信号に
おける画面の左端に存在する有効データに基づいて、再
度更新される。したがって、基準値判定信号はHレベル
となるので、基準値βとしては1024が用いられる。
【0078】以下、減算器64の減算結果が基準値βと
一致した後に、微調整を行っている理由について説明す
る。映像信号をサンプリング(A/D変換)する前のア
ナログ信号は波形なまり等があるため、水平映像開始カ
ウント値と水平映像終了カウント値との差が、画像の左
端に有効データがある場合には1024ドットより若干
多くなる傾向があり、画像の左端に有効データがない場
合には1023ドットより若干多くなる傾向がある。
【0079】そうすると、サンプリングクロックの周波
数が正しくても、水平同期信号を基準としたサンプリン
グクロックの位相によっては、画像の左端に有効データ
がある場合には、水平映像開始カウント値と水平映像終
了カウント値との差が、画像の左端に有効データがある
場合には1024となる場合と1025となる場合があ
ると考えられる。同様に、画像の左端に有効データがな
い場合には、水平映像開始カウント値と水平映像終了カ
ウント値との差が、1023となる場合と1024とな
る場合があると考えられる。
【0080】そこで、微調整時においては、画像の左端
に有効データがある場合には水平映像開始カウント値と
水平映像終了カウント値との差が1024または102
5のときにサンプリングクロックの周波数が適切である
とみなしている。同様に、画像の左端に有効データがな
い場合には、微調整時において、水平映像開始カウント
値と水平映像終了カウント値との差が1023または1
024のときにサンプリングクロックの周波数が適切で
あるとみなしている。
【0081】しかしながら、画像の左端に有効データが
ある場合には、水平映像開始カウント値と水平映像終了
カウント値との差が1025であると判別されたときに
おいて、サンプリングクロックの位相を変化させると、
水平映像開始カウント値と水平映像終了カウント値との
差が1026となる可能性がある。同様に、画像の左端
に有効データがある場合には、水平映像開始カウント値
と水平映像終了カウント値との差が1024であると判
別されたときにおいて、サンプリングクロックの位相を
変化させると、第2映像開始カウント値と第2映像終了
カウント値との差が1025となる可能性がある。
【0082】そこで、画像の左端に有効データがある場
合には、水平映像開始カウント値と水平映像終了カウン
ト値との差が1024であると判別された後において、
サンプリングクロックの位相を一定範囲内で変化させ、
水平映像開始カウント値と水平映像終了カウント値との
差が仮に1026となったとしても、サンプリングクロ
ックの周波数が小さくなるように微調整を行っているの
である。
【0083】同様に、画像の左端に有効データがない場
合には、水平映像開始カウント値と水平映像終了カウン
ト値との差が1023であると判別された後において、
サンプリングクロックの位相を一定範囲内で変化させ、
水平映像開始カウント値と水平映像終了カウント値との
差が仮に1025となったとしても、サンプリングクロ
ックの周波数が小さくなるように微調整を行っているの
である。
【0084】
【発明の効果】この発明によれば、水平有効ドット数が
既知であり水平総ドット数が異なる複数種類の映像信号
に対してサンプリングクロックを調整する場合におい
て、入力画像に係わらず適切なサンプリングクロックを
生成でき、この結果、水平有効ドット数が既知であり水
平総ドット数が異なる複数種類の映像信号に対して適切
な映像を表示できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶表示装置の全体的な構成を示すブロック図
である。
【図2】図1のサンプリングクロック調整回路の構成を
示すブロック図である。
【図3】カーソルを左上停止位置に停止させた状態を示
す模式図である。
【図4】図3の拡大図である。
【図5】カーソルを右下端に移動させた状態を示す模式
図である。
【図6】カーソルを右下停止位置に停止させた状態を示
す模式図である。
【図7】図6の拡大図である。
【図8】画面の左端が有効データとなるような映像信号
が入力されていない場合の図2の各部の信号を示すタイ
ムチャートである。
【図9】画面の左端が有効データとなるような映像信号
が入力されている場合の図2の各部の信号を示すタイム
チャートである。
【図10】水平総ドット数が異なる2種類のXGA映像
信号を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
2R、2G、2B A/D変換器 10 コンピュータ 40 サンプリングクロック調整回路 50 PLL回路 51 位相検波部 52 LPF 53 VCO 54 分周回路 60 水平総ドット数検出回路 61 水平映像開始終了検出回路 62 Hカウンタ 63 最大ホールド部 64 減算器 65 コンパレータ 66 CPU 67 基準値判定部 68 カーソル制御部 69 タイミング変換部 70 位相制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沖野 俊行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5C056 KA05 KA09 KA20 5C080 AA10 BB05 CC03 DD01 DD13 EE26 EE29 EE30 FF09 GG10 JJ01 JJ02 JJ04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号の水平同期信号に基づいて
    サンプリングクロックを発生させ、かつ所与の周波数制
    御値に基づいてサンプリングクロックの周波数が制御さ
    れるクロック発生回路、 入力映像信号をクロック発生回路から発生したサンプリ
    ングクロックに基づいてサンプリングするA/D変換
    器、 サンプリングクロック調整時において、入力映像に含ま
    れるカーソル映像を画面の左端側の所定の停止位置まで
    移動させて所定期間停止させる第1カーソル制御と、カ
    ーソル映像を画面の右端側の所定の停止位置まで移動さ
    せて所定期間停止させる第2カーソル制御とを、繰り返
    し行うカーソル制御手段、 A/D変換器から出力される映像データを所定のしきい
    値と比較することにより、映像データの水平映像開始位
    置および水平映像終了位置を検出する検出手段、 1回分の第1カーソル制御と1回分の第2カーソル制御
    とからなる1サイクル分のカーソル制御が行われる毎
    に、カーソル映像が画面の左端側の所定位置に停止して
    いる状態において検出された水平映像開始位置のうち、
    水平同期信号によって特定される水平期間開始位置に最
    も近い水平映像開始位置と、カーソル映像が画面の右端
    側の所定位置に停止している状態において検出された水
    平映像終了位置のうち、水平同期信号によって特定され
    る水平期間開始位置から最も遠い水平映像終了位置とに
    基づいて、入力映像信号の水平映像開始位置と水平映像
    終了位置までの距離に相当するサンプリングクロック数
    を算出するための算出手段、 1サイクル分のカーソル制御が行われる毎に、算出手段
    による算出結果と、所与の基準値とが一致するか否かを
    判別する判別手段、 算出手段による算出結果と基準値とが一致しないと判別
    されたときには、算出手段による算出結果と、基準値
    と、クロック発生回路に現在設定されている周波数制御
    値とに基づいて、新たな周波数制御値を算出してクロッ
    ク発生回路に与える周波数制御値調整手段、ならびに算
    出手段による算出結果と基準値とが一致すると判別され
    たときには、クロック発生回路に現在設定されている周
    波数制御値を適切な周波数制御値として決定する手段、 を備えている表示装置。
  2. 【請求項2】 クロック発生回路は、 サンプリングクロックを出力するVCO、 VCOから出力されたサンプリングクロックを分周する
    分周回路、 分周回路の出力と入力映像信号の水平同期信号とが入力
    し、両入力信号の位相差に応じた検波信号を出力する位
    相検波手段、および位相検波手段から出力される検波信
    号を積分してVCOに出力するフィルタ手段を備えてお
    り、 分周回路の分周値が周波数制御値として用いられている
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 周波数制御値調整手段は、{基準値×現
    在設定されている分周値÷算出手段による算出結果}を
    演算することによって新たな分周値を算出するものであ
    る請求項2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 カーソル映像の左端側の停止位置は、画
    面の左上端から水平方向に2番目の画素にカーソル映像
    の白画素が位置するように設定されており、カーソル映
    像の右端側の停止位置は、画面の右端の画素にカーソル
    映像の白画素が位置するように設定されており、 カーソル映像が画面の左端側の所定位置に停止している
    状態において、カーソル映像の白画素に基づいて水平映
    像開始位置が検出された後に、水平同期信号によって特
    定される水平期間開始位置により近い水平映像開始位置
    が検出された場合には、基準値は入力映像信号の水平有
    効ドット数に設定され、 カーソル映像が画面の左端側の所定位置に停止している
    状態において、カーソル映像の白画素に基づいて水平映
    像開始位置が検出された後に、水平同期信号によって特
    定される水平期間開始位置により近い水平映像開始位置
    が検出されなかった場合には、基準値は入力映像信号の
    水平有効ドット数より1だけ小さい値に設定される請求
    項3に記載の表示装置。
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