JP2001075163A - 電子カメラ用撮影レンズ装置 - Google Patents
電子カメラ用撮影レンズ装置Info
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- JP2001075163A JP2001075163A JP24867899A JP24867899A JP2001075163A JP 2001075163 A JP2001075163 A JP 2001075163A JP 24867899 A JP24867899 A JP 24867899A JP 24867899 A JP24867899 A JP 24867899A JP 2001075163 A JP2001075163 A JP 2001075163A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】折り曲げ光学系を構成する電子カメラ用撮影レ
ンズ部において、カメラ筐体内の空間を有効に利用す
る。 【解決手段】電子カメラ用撮影レンズ装置１２は、水平
な第１光軸ＯＡ１に沿って被写体からの光束を取込み、
これをミラー３３により垂直な第２光軸ＯＡ２に沿って
折り曲げた後、ＣＣＤ９２に対して結像する折り曲げ光
学系を構成する。焦点調整手段、シャッタ手段５４、及
び絞り手段６４を夫々駆動するため、モータ及びプラン
ジャ３４、５６、６６が配設される。これ等のモータ及
びプランジャ３４、５６、６６は、第１及び第２光軸Ｏ
Ａ１、ＯＡ２により規定される平面と、光量調整手段５
４、６４により規定される光量調整面とにより区切られ
る４つの空間内の３つの空間内に夫々分けて配置され
る。
ンズ部において、カメラ筐体内の空間を有効に利用す
る。 【解決手段】電子カメラ用撮影レンズ装置１２は、水平
な第１光軸ＯＡ１に沿って被写体からの光束を取込み、
これをミラー３３により垂直な第２光軸ＯＡ２に沿って
折り曲げた後、ＣＣＤ９２に対して結像する折り曲げ光
学系を構成する。焦点調整手段、シャッタ手段５４、及
び絞り手段６４を夫々駆動するため、モータ及びプラン
ジャ３４、５６、６６が配設される。これ等のモータ及
びプランジャ３４、５６、６６は、第１及び第２光軸Ｏ
Ａ１、ＯＡ２により規定される平面と、光量調整手段５
４、６４により規定される光量調整面とにより区切られ
る４つの空間内の３つの空間内に夫々分けて配置され
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は折り曲げ光学系を構
成する電子カメラ用撮影レンズ装置に関する。
成する電子カメラ用撮影レンズ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＣＣＤ素子等の光電変換撮像素子を用い
た電子カメラでは、銀塩フィルムカメラのようにフィル
ムの制約がないので撮像光軸を途中で屈折させることが
容易である。そこで、撮影レンズ光学系の途中にミラー
等の光軸変換手段を設けた折り曲げ光学系を搭載するこ
とにより、厚み方向を薄くした電子カメラやＶＴＲが提
案されている。例えば特開平９−１６３２０６号公報や
特開平９−２８１５７８号公報に開示されるＶＴＲにお
いては、ＶＴＲの小型化を図るため、折り曲げ光学系を
構成する撮影レンズ装置がＶＴＲ機構部の前面に配置さ
れる。
た電子カメラでは、銀塩フィルムカメラのようにフィル
ムの制約がないので撮像光軸を途中で屈折させることが
容易である。そこで、撮影レンズ光学系の途中にミラー
等の光軸変換手段を設けた折り曲げ光学系を搭載するこ
とにより、厚み方向を薄くした電子カメラやＶＴＲが提
案されている。例えば特開平９−１６３２０６号公報や
特開平９−２８１５７８号公報に開示されるＶＴＲにお
いては、ＶＴＲの小型化を図るため、折り曲げ光学系を
構成する撮影レンズ装置がＶＴＲ機構部の前面に配置さ
れる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】電子カメラの小型化へ
の要請はますます強いものとなっており、カメラ筐体内
の限られたスペースをいかに有効に使うかということが
課題となっている。
の要請はますます強いものとなっており、カメラ筐体内
の限られたスペースをいかに有効に使うかということが
課題となっている。
【０００４】この点について撮影レンズ装置の場合を考
慮すると、光束に対して焦点、シャッタ、絞り、ズーム
等の操作を夫々行うための操作手段の駆動部材、即ちモ
ータをどのように配置するかが問題となる。特に、折り
曲げ光学系を構成する撮影レンズ装置では、装置自体が
特殊な形状となるので、モータを有効に配置するのは容
易なことではない。また、このようなモータの配置を考
える上で、各機構部分との位置関係やモータ制御配線と
の関係も考慮しなければならない。
慮すると、光束に対して焦点、シャッタ、絞り、ズーム
等の操作を夫々行うための操作手段の駆動部材、即ちモ
ータをどのように配置するかが問題となる。特に、折り
曲げ光学系を構成する撮影レンズ装置では、装置自体が
特殊な形状となるので、モータを有効に配置するのは容
易なことではない。また、このようなモータの配置を考
える上で、各機構部分との位置関係やモータ制御配線と
の関係も考慮しなければならない。
【０００５】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、折り曲げ光学系を構成する電子カメラ用撮
影レンズ装置において、光束に対して操作を夫々行うた
めの操作手段の駆動部材をバランスよく配置し、カメラ
筐体内の空間を有効に利用できるようにすることを目的
とする。
れたもので、折り曲げ光学系を構成する電子カメラ用撮
影レンズ装置において、光束に対して操作を夫々行うた
めの操作手段の駆動部材をバランスよく配置し、カメラ
筐体内の空間を有効に利用できるようにすることを目的
とする。
【０００６】本発明はまた、折り曲げ光学系を構成する
電子カメラ用撮影レンズ装置において、光束に対して操
作を夫々行うための操作手段の駆動部材に対して、制御
配線を効率的に配置できるようにすることを目的とす
る。
電子カメラ用撮影レンズ装置において、光束に対して操
作を夫々行うための操作手段の駆動部材に対して、制御
配線を効率的に配置できるようにすることを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の第１の視点は、
電子カメラ用撮影レンズ装置において、第１光軸に沿っ
て被写体からの光束を取込むための第１群レンズと、前
記第１群レンズを通過した光束を前記第１光軸と交差す
る第２光軸に沿って折り曲げるための光軸変換手段と、
前記光軸変換手段により前記第２光軸に沿って折り曲げ
られた光束を撮像素子に対して結像するための第２群レ
ンズと、前記第１及び第２光軸に沿って進行する光束に
対して操作を夫々行うための第１及び第２操作手段と、
前記第１及び第２操作手段を夫々駆動するための第１及
び第２駆動部材と、を具備し、前記第１及び第２駆動部
材は、前記第１及び第２光軸により規定される平面を間
に挟むように配置されることを特徴とする。
電子カメラ用撮影レンズ装置において、第１光軸に沿っ
て被写体からの光束を取込むための第１群レンズと、前
記第１群レンズを通過した光束を前記第１光軸と交差す
る第２光軸に沿って折り曲げるための光軸変換手段と、
前記光軸変換手段により前記第２光軸に沿って折り曲げ
られた光束を撮像素子に対して結像するための第２群レ
ンズと、前記第１及び第２光軸に沿って進行する光束に
対して操作を夫々行うための第１及び第２操作手段と、
前記第１及び第２操作手段を夫々駆動するための第１及
び第２駆動部材と、を具備し、前記第１及び第２駆動部
材は、前記第１及び第２光軸により規定される平面を間
に挟むように配置されることを特徴とする。
【０００８】本発明の第２の視点は、第１の視点の電子
カメラ用撮影レンズ装置において、前記第１操作手段は
前記第１群レンズを焦点調整のために移動させるための
焦点調整手段であり、前記第１駆動部材の駆動軸は前記
第１光軸と実質的に平行に配向されることを特徴とす
る。
カメラ用撮影レンズ装置において、前記第１操作手段は
前記第１群レンズを焦点調整のために移動させるための
焦点調整手段であり、前記第１駆動部材の駆動軸は前記
第１光軸と実質的に平行に配向されることを特徴とす
る。
【０００９】本発明の第３の視点は、電子カメラ用撮影
レンズ装置において、第１光軸に沿って被写体からの光
束を取込むための第１群レンズと、前記第１群レンズを
通過した光束を前記第１光軸と交差する第２光軸に沿っ
て折り曲げるための光軸変換手段と、前記光軸変換手段
により前記第２光軸に沿って折り曲げられた光束を撮像
素子に対して結像するための第２群レンズと、前記第１
及び第２光軸に沿って進行する光束に対して焦点、シャ
ッタ、絞り、及びズームの操作を夫々行うための第１乃
至第４操作手段と、前記第１乃至第４操作手段を夫々駆
動するための第１乃至第４駆動部材と、を具備し、前記
第１乃至第４駆動部材の２個ずつは、前記第１及び第２
光軸により規定される平面を間に挟むように配置される
ことを特徴とする。
レンズ装置において、第１光軸に沿って被写体からの光
束を取込むための第１群レンズと、前記第１群レンズを
通過した光束を前記第１光軸と交差する第２光軸に沿っ
て折り曲げるための光軸変換手段と、前記光軸変換手段
により前記第２光軸に沿って折り曲げられた光束を撮像
素子に対して結像するための第２群レンズと、前記第１
及び第２光軸に沿って進行する光束に対して焦点、シャ
ッタ、絞り、及びズームの操作を夫々行うための第１乃
至第４操作手段と、前記第１乃至第４操作手段を夫々駆
動するための第１乃至第４駆動部材と、を具備し、前記
第１乃至第４駆動部材の２個ずつは、前記第１及び第２
光軸により規定される平面を間に挟むように配置される
ことを特徴とする。
【００１０】本発明の第４の視点は、電子カメラ用撮影
レンズ装置において、第１光軸に沿って被写体からの光
束を取込むための第１群レンズと、前記第１群レンズを
通過した光束を前記第１光軸と交差する第２光軸に沿っ
て折り曲げるための光軸変換手段と、前記光軸変換手段
により前記第２光軸に沿って折り曲げられた光束を撮像
素子に対して結像するための第２群レンズと、前記第１
及び第２光軸に沿って進行する光束に対して操作を夫々
行うための第１及び第２操作手段と、前記第１及び第２
操作手段を夫々駆動するための第１及び第２駆動部材
と、を具備し、前記第１及び第２操作手段の一方は、前
記光軸変換手段により前記第２光軸に沿って折り曲げら
れた光束に対する開口を調整するため、前記光軸変換手
段と前記第２群レンズとの間に配設された光量調整手段
であることと、前記第１及び第２駆動部材は、前記光量
調整手段により規定される光量調整面を間に挟むように
配置されることと、を特徴とする。
レンズ装置において、第１光軸に沿って被写体からの光
束を取込むための第１群レンズと、前記第１群レンズを
通過した光束を前記第１光軸と交差する第２光軸に沿っ
て折り曲げるための光軸変換手段と、前記光軸変換手段
により前記第２光軸に沿って折り曲げられた光束を撮像
素子に対して結像するための第２群レンズと、前記第１
及び第２光軸に沿って進行する光束に対して操作を夫々
行うための第１及び第２操作手段と、前記第１及び第２
操作手段を夫々駆動するための第１及び第２駆動部材
と、を具備し、前記第１及び第２操作手段の一方は、前
記光軸変換手段により前記第２光軸に沿って折り曲げら
れた光束に対する開口を調整するため、前記光軸変換手
段と前記第２群レンズとの間に配設された光量調整手段
であることと、前記第１及び第２駆動部材は、前記光量
調整手段により規定される光量調整面を間に挟むように
配置されることと、を特徴とする。
【００１１】本発明の第５の視点は、電子カメラ用撮影
レンズ装置において、第１光軸に沿って被写体からの光
束を取込むための第１群レンズと、前記第１群レンズを
通過した光束を前記第１光軸と交差する第２光軸に沿っ
て折り曲げるための光軸変換手段と、前記光軸変換手段
により前記第２光軸に沿って折り曲げられた光束を撮像
素子に対して結像するための第２群レンズと、前記第１
及び第２光軸に沿って進行する光束に対して焦点、シャ
ッタ、絞り、及びズームの操作を夫々行うための第１乃
至第４操作手段と、前記第１乃至第４操作手段を夫々駆
動するための第１乃至第４駆動部材と、を具備し、絞り
の操作を行うための前記第３操作手段は、前記光軸変換
手段と前記第２群レンズとの間に配設されることと、前
記第１乃至第４駆動部材は、前記第１及び第２光軸によ
り規定される平面と、前記第３操作手段により規定され
る絞り面とにより区切られる４つの空間内に夫々配置さ
れることと、を特徴とする。
レンズ装置において、第１光軸に沿って被写体からの光
束を取込むための第１群レンズと、前記第１群レンズを
通過した光束を前記第１光軸と交差する第２光軸に沿っ
て折り曲げるための光軸変換手段と、前記光軸変換手段
により前記第２光軸に沿って折り曲げられた光束を撮像
素子に対して結像するための第２群レンズと、前記第１
及び第２光軸に沿って進行する光束に対して焦点、シャ
ッタ、絞り、及びズームの操作を夫々行うための第１乃
至第４操作手段と、前記第１乃至第４操作手段を夫々駆
動するための第１乃至第４駆動部材と、を具備し、絞り
の操作を行うための前記第３操作手段は、前記光軸変換
手段と前記第２群レンズとの間に配設されることと、前
記第１乃至第４駆動部材は、前記第１及び第２光軸によ
り規定される平面と、前記第３操作手段により規定され
る絞り面とにより区切られる４つの空間内に夫々配置さ
れることと、を特徴とする。
【００１２】本発明の第６の視点は、電子カメラ用撮影
レンズ装置において、第１光軸に沿って被写体からの光
束を取込むための第１群レンズと、前記第１群レンズを
通過した光束を前記第１光軸と交差する第２光軸に沿っ
て折り曲げるための光軸変換手段と、前記光軸変換手段
により前記第２光軸に沿って折り曲げられた光束を撮像
素子に対して結像するための第２群レンズと、前記第１
群レンズを焦点調整のために移動させるための焦点調整
手段と、前記焦点調整手段を駆動するための駆動部材
と、を具備し、前記駆動部材は、前記第１及び第２光軸
により規定される平面からシフトされ、前記第１群レン
ズの後方で且つ前記光軸変換手段の側部に配置されるこ
とを特徴とする。
レンズ装置において、第１光軸に沿って被写体からの光
束を取込むための第１群レンズと、前記第１群レンズを
通過した光束を前記第１光軸と交差する第２光軸に沿っ
て折り曲げるための光軸変換手段と、前記光軸変換手段
により前記第２光軸に沿って折り曲げられた光束を撮像
素子に対して結像するための第２群レンズと、前記第１
群レンズを焦点調整のために移動させるための焦点調整
手段と、前記焦点調整手段を駆動するための駆動部材
と、を具備し、前記駆動部材は、前記第１及び第２光軸
により規定される平面からシフトされ、前記第１群レン
ズの後方で且つ前記光軸変換手段の側部に配置されるこ
とを特徴とする。
【００１３】本発明の第７の視点は、電子カメラ用撮影
レンズ装置において、第１光軸に沿って被写体からの光
束を取込むための第１群レンズと、前記第１群レンズを
通過した光束を前記第１光軸と交差する第２光軸に沿っ
て折り曲げるための光軸変換手段と、前記光軸変換手段
により前記第２光軸に沿って折り曲げられた光束を撮像
素子に対して結像するための第２群レンズと、前記光軸
変換手段により前記第２光軸に沿って折り曲げられた光
束に対する開口を調整するため、前記光軸変換手段と前
記第２群レンズとの間に配設された光量調整手段と、前
記光量調整手段を駆動するための駆動部材と、を具備
し、前記駆動部材は、前記第１及び第２光軸により規定
される平面からシフトされ、前記第２光軸の側部に配置
されることを特徴とする。
レンズ装置において、第１光軸に沿って被写体からの光
束を取込むための第１群レンズと、前記第１群レンズを
通過した光束を前記第１光軸と交差する第２光軸に沿っ
て折り曲げるための光軸変換手段と、前記光軸変換手段
により前記第２光軸に沿って折り曲げられた光束を撮像
素子に対して結像するための第２群レンズと、前記光軸
変換手段により前記第２光軸に沿って折り曲げられた光
束に対する開口を調整するため、前記光軸変換手段と前
記第２群レンズとの間に配設された光量調整手段と、前
記光量調整手段を駆動するための駆動部材と、を具備
し、前記駆動部材は、前記第１及び第２光軸により規定
される平面からシフトされ、前記第２光軸の側部に配置
されることを特徴とする。
【００１４】本発明の第８の視点は、第７の視点の電子
カメラ用撮影レンズ装置において、前記光量調整手段
は、光束に対するシャッタ及び絞りの操作を行うための
シャッタ手段及び絞り手段を具備し、前記駆動部材は前
記シャッタ手段及び絞り手段を夫々駆動するための２個
の駆動部材を具備することと、前記２個の駆動部材は、
前記第１及び第２光軸により規定される平面を間に挟む
ように配置されることと、を特徴とする。
カメラ用撮影レンズ装置において、前記光量調整手段
は、光束に対するシャッタ及び絞りの操作を行うための
シャッタ手段及び絞り手段を具備し、前記駆動部材は前
記シャッタ手段及び絞り手段を夫々駆動するための２個
の駆動部材を具備することと、前記２個の駆動部材は、
前記第１及び第２光軸により規定される平面を間に挟む
ように配置されることと、を特徴とする。
【００１５】本発明の第９の視点は、電子カメラ用撮影
レンズ装置において、第１光軸に沿って被写体からの光
束を取込むための第１群レンズと、前記第１群レンズを
通過した光束を前記第１光軸と交差する第２光軸に沿っ
て折り曲げるための光軸変換手段と、前記光軸変換手段
により前記第２光軸に沿って折り曲げられた光束を撮像
素子に対して結像するための第２群レンズと、前記第１
及び第２光軸に沿って進行する光束に対して焦点、シャ
ッタ、及び絞りの操作を夫々行うための第１乃至第３操
作手段と、前記第１乃至第３操作手段を夫々駆動するた
めの第１乃至第３駆動部材と、を具備し、前記第１乃至
第３駆動部材は、前記第１及び第２光軸により規定され
る平面の一方の側に配置されることを特徴とする。
レンズ装置において、第１光軸に沿って被写体からの光
束を取込むための第１群レンズと、前記第１群レンズを
通過した光束を前記第１光軸と交差する第２光軸に沿っ
て折り曲げるための光軸変換手段と、前記光軸変換手段
により前記第２光軸に沿って折り曲げられた光束を撮像
素子に対して結像するための第２群レンズと、前記第１
及び第２光軸に沿って進行する光束に対して焦点、シャ
ッタ、及び絞りの操作を夫々行うための第１乃至第３操
作手段と、前記第１乃至第３操作手段を夫々駆動するた
めの第１乃至第３駆動部材と、を具備し、前記第１乃至
第３駆動部材は、前記第１及び第２光軸により規定され
る平面の一方の側に配置されることを特徴とする。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て、略同一の機能及び構成を有する構成要素について
は、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行
う。
て図面を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て、略同一の機能及び構成を有する構成要素について
は、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行
う。
【００１７】図１及び図２は夫々本発明の実施の形態に
係る撮影レンズ装置を組込んだ電子カメラを示す正面図
及び平面図である。
係る撮影レンズ装置を組込んだ電子カメラを示す正面図
及び平面図である。
【００１８】図１及び図２図示の如く、本電子カメラの
筐体１１の正面側には光学系の操作リング１４、ストロ
ボ１５が配設され、上側にはレリーズボタン１６が配設
される。また、筐体１１の背面側には液晶（ＬＣＤ）パ
ネル１７が配設され、これは、筐体１１の背面上に撮影
画像や再生画像を表示するために使用される。更に、筐
体１１の左側内部には、内部システムの電源となる電池
１８が配置される。
筐体１１の正面側には光学系の操作リング１４、ストロ
ボ１５が配設され、上側にはレリーズボタン１６が配設
される。また、筐体１１の背面側には液晶（ＬＣＤ）パ
ネル１７が配設され、これは、筐体１１の背面上に撮影
画像や再生画像を表示するために使用される。更に、筐
体１１の左側内部には、内部システムの電源となる電池
１８が配置される。
【００１９】操作リング１４の中心に被写体からの光束
を取込むための光軸が整一するように、筐体１１内に撮
影レンズ装置１２が配設される。図３は図１図示の電子
カメラの内部及び撮影レンズ装置１２の光学系を示す側
面図であり、図４は図１図示の電子カメラの内部及び撮
影レンズ装置１２の外観を示す側面図である。
を取込むための光軸が整一するように、筐体１１内に撮
影レンズ装置１２が配設される。図３は図１図示の電子
カメラの内部及び撮影レンズ装置１２の光学系を示す側
面図であり、図４は図１図示の電子カメラの内部及び撮
影レンズ装置１２の外観を示す側面図である。
【００２０】図３図示の如く、撮影レンズ装置１２は、
レンズ２４ａ、２４ｂから水平な第１光軸ＯＡ１に沿っ
て被写体からの光束を取込み、これをミラー３３等の光
軸変換手段により垂直な第２光軸ＯＡ２に沿って９０°
折り曲げた後、ＣＣＤ９２等の光電変換撮像素子に対し
て結像する折り曲げ光学系を構成する。図４図示の如
く、この撮影レンズ装置１２は、互いに別個のユニット
として作成された第１光学ユニット２０、光軸変換ユニ
ット３０、光量調整ユニット５０及び第２光学ユニット
８０を組立てることにより構成される。
レンズ２４ａ、２４ｂから水平な第１光軸ＯＡ１に沿っ
て被写体からの光束を取込み、これをミラー３３等の光
軸変換手段により垂直な第２光軸ＯＡ２に沿って９０°
折り曲げた後、ＣＣＤ９２等の光電変換撮像素子に対し
て結像する折り曲げ光学系を構成する。図４図示の如
く、この撮影レンズ装置１２は、互いに別個のユニット
として作成された第１光学ユニット２０、光軸変換ユニ
ット３０、光量調整ユニット５０及び第２光学ユニット
８０を組立てることにより構成される。
【００２１】第１光学ユニット２０はリング状の前鏡枠
２２を有し、前鏡枠２２内に第１群レンズ２４ａ、２４
ｂが固定される（図３参照）。第１群レンズ２４ａ、２
４ｂは、第１光軸ＯＡ１（水平方向に配向）に沿って被
写体からの光束を取込むように配置される。
２２を有し、前鏡枠２２内に第１群レンズ２４ａ、２４
ｂが固定される（図３参照）。第１群レンズ２４ａ、２
４ｂは、第１光軸ＯＡ１（水平方向に配向）に沿って被
写体からの光束を取込むように配置される。
【００２２】前鏡枠２２の両側には夫々フランジ２６、
２７が付設され（図２参照）、フランジ２６には上下に
雌ネジ部及び軸受け孔が、また、フランジ２７には軸受
け孔が配設される。これらのフランジ２６、２７は、後
述の態様で光軸変換ユニット３０に配設された水平なス
クリューシャフト３５及び２本のガイドシャフト３６、
３７に取付けられ（図１参照）、これにより、第１光学
ユニット２０が光軸変換ユニット３０に移動可能に保持
される。
２７が付設され（図２参照）、フランジ２６には上下に
雌ネジ部及び軸受け孔が、また、フランジ２７には軸受
け孔が配設される。これらのフランジ２６、２７は、後
述の態様で光軸変換ユニット３０に配設された水平なス
クリューシャフト３５及び２本のガイドシャフト３６、
３７に取付けられ（図１参照）、これにより、第１光学
ユニット２０が光軸変換ユニット３０に移動可能に保持
される。
【００２３】光軸変換ユニット３０は、撮影レンズ装置
１２の第１及び第２光軸ＯＡ１、ＯＡ２に対して４５°
をなす傾斜面を形成するミラー鏡枠３２を有し、ミラー
鏡枠３２のこの４５°傾斜面に、反射手段即ち光軸変換
手段であるミラー３３が接着される（図４参照）。第１
群レンズ２４ａ、２４ｂを通過した光束は、ミラー３３
により反射され、第２光軸ＯＡ２（垂直方向に配向）に
沿って９０°折り曲げられる。
１２の第１及び第２光軸ＯＡ１、ＯＡ２に対して４５°
をなす傾斜面を形成するミラー鏡枠３２を有し、ミラー
鏡枠３２のこの４５°傾斜面に、反射手段即ち光軸変換
手段であるミラー３３が接着される（図４参照）。第１
群レンズ２４ａ、２４ｂを通過した光束は、ミラー３３
により反射され、第２光軸ＯＡ２（垂直方向に配向）に
沿って９０°折り曲げられる。
【００２４】光軸変換ユニット３０にはまた、ＡＦ（オ
ートフォーカス）用の回転モータ３４が配設される（図
２及び図４参照）。ＡＦモータ３４のスクリューシャフ
ト３５は第１光軸ＯＡ１に対して平行に延び、その先端
の雄ネジ部が第１光学ユニット２０の前鏡枠２２のフラ
ンジ２６の上側に配設された雌ネジ部に螺合する。従っ
て、シャフト３５の回転に伴って前鏡枠２２が前後に移
動される。また、光軸変換ユニット３０には第１光軸Ｏ
Ａ１に対して平行な２本のガイドシャフト３６、３７が
配設され、これ等は前鏡枠２２の対応のフランジ２６、
２７に配設された軸受け孔に夫々挿通される。即ち、Ａ
Ｆモータ３４の駆動により、前鏡枠２２が第１群レンズ
２４ａ、２４ｂと共にシャフト３６、３７に沿って第１
光軸ＯＡ１に対して平行に移動され、これにより焦点調
整が行われる。
ートフォーカス）用の回転モータ３４が配設される（図
２及び図４参照）。ＡＦモータ３４のスクリューシャフ
ト３５は第１光軸ＯＡ１に対して平行に延び、その先端
の雄ネジ部が第１光学ユニット２０の前鏡枠２２のフラ
ンジ２６の上側に配設された雌ネジ部に螺合する。従っ
て、シャフト３５の回転に伴って前鏡枠２２が前後に移
動される。また、光軸変換ユニット３０には第１光軸Ｏ
Ａ１に対して平行な２本のガイドシャフト３６、３７が
配設され、これ等は前鏡枠２２の対応のフランジ２６、
２７に配設された軸受け孔に夫々挿通される。即ち、Ａ
Ｆモータ３４の駆動により、前鏡枠２２が第１群レンズ
２４ａ、２４ｂと共にシャフト３６、３７に沿って第１
光軸ＯＡ１に対して平行に移動され、これにより焦点調
整が行われる。
【００２５】ミラー鏡枠３２の下部には、光軸変換ユニ
ット３０を第２光学ユニット８０上の所定の位置に固定
するための係合手段（図示せず）が配設される。
ット３０を第２光学ユニット８０上の所定の位置に固定
するための係合手段（図示せず）が配設される。
【００２６】光量調整ユニット５０は、ミラー３３によ
り第２光軸ＯＡ２に沿って折り曲げられた光束を通過さ
せるための開口５３が形成された平坦な枠５２を有する
（図３及び図４参照）。開口５３を開閉すると共にその
開口面積を調整するため、開口５３に臨んで枠５２には
シャッタ手段５４及び絞り手段６４が配設される。シャ
ッタ手段５４を駆動するため、枠５２上側にプランジャ
５６が配設される一方、絞り手段６４を駆動するため、
枠５２の下側にステッピングモータ６６が配設される。
り第２光軸ＯＡ２に沿って折り曲げられた光束を通過さ
せるための開口５３が形成された平坦な枠５２を有する
（図３及び図４参照）。開口５３を開閉すると共にその
開口面積を調整するため、開口５３に臨んで枠５２には
シャッタ手段５４及び絞り手段６４が配設される。シャ
ッタ手段５４を駆動するため、枠５２上側にプランジャ
５６が配設される一方、絞り手段６４を駆動するため、
枠５２の下側にステッピングモータ６６が配設される。
【００２７】シャッタ手段５４は、軸６１を中心に回転
可能に枠５２に軸支されたＬ型の回転レバー６２の回転
に伴って開閉するように構成される（図２参照）。回転
レバー６２の一方の腕はシャッタ手段５４に接続され、
他方の腕はプランジャ５６の鉄芯５７に取付けられた一
対のフランジ５８ａ、５８ｂ間に挟まれる。シャッタ手
段５４のプランジャ５６は、鉄芯５７を高速に前後運動
させるソレノイドコイルからなる。また、モータとフラ
ンジ５８ｂとの間で鉄芯５７にはコイルスプリング５９
が装着される。従って、プランジャ５６の鉄芯５７の高
速往復運動により回転レバー６２が回転され、これによ
り、シャッタ手段５４が開閉される。
可能に枠５２に軸支されたＬ型の回転レバー６２の回転
に伴って開閉するように構成される（図２参照）。回転
レバー６２の一方の腕はシャッタ手段５４に接続され、
他方の腕はプランジャ５６の鉄芯５７に取付けられた一
対のフランジ５８ａ、５８ｂ間に挟まれる。シャッタ手
段５４のプランジャ５６は、鉄芯５７を高速に前後運動
させるソレノイドコイルからなる。また、モータとフラ
ンジ５８ｂとの間で鉄芯５７にはコイルスプリング５９
が装着される。従って、プランジャ５６の鉄芯５７の高
速往復運動により回転レバー６２が回転され、これによ
り、シャッタ手段５４が開閉される。
【００２８】光量調整ユニット５０の枠５２には、光量
調整ユニット５０を第２光学ユニット８０上の所定の位
置に固定するための係合手段（図示せず）が配設され
る。
調整ユニット５０を第２光学ユニット８０上の所定の位
置に固定するための係合手段（図示せず）が配設され
る。
【００２９】第２光学ユニット８０は、カメラ筐体に１
２に取付けられる円筒状の後鏡枠８２を有し、後鏡枠８
２内に第２群レンズ８４ａ〜８４ｄが固定される（図３
参照）。第２群レンズ８４ａ〜８４ｄは、ミラー３３に
より第２光軸ＯＡ２（垂直方向）に沿って反射され且つ
光量調整ユニット５０の開口５３を通過した光束を、光
電変換撮像素子、即ちＣＣＤ９２に対して結像するよう
に配置される。
２に取付けられる円筒状の後鏡枠８２を有し、後鏡枠８
２内に第２群レンズ８４ａ〜８４ｄが固定される（図３
参照）。第２群レンズ８４ａ〜８４ｄは、ミラー３３に
より第２光軸ＯＡ２（垂直方向）に沿って反射され且つ
光量調整ユニット５０の開口５３を通過した光束を、光
電変換撮像素子、即ちＣＣＤ９２に対して結像するよう
に配置される。
【００３０】後鏡枠８２の頂部には、ミラー３３により
第２光軸ＯＡ２に沿って折り曲げられた光束を通過させ
るための開口（図示せず）が形成された平坦な上部枠８
３が配設される（図４参照）。上部枠８３の上面には、
光軸変換ユニット３０及び光量調整ユニット５０を第２
光学ユニット８０上の所定の位置に固定するための係合
手段（図示せず）が配設される。
第２光軸ＯＡ２に沿って折り曲げられた光束を通過させ
るための開口（図示せず）が形成された平坦な上部枠８
３が配設される（図４参照）。上部枠８３の上面には、
光軸変換ユニット３０及び光量調整ユニット５０を第２
光学ユニット８０上の所定の位置に固定するための係合
手段（図示せず）が配設される。
【００３１】図１図示の撮影レンズ装置１２が組立てら
れた状態において、ＡＦモータ３４及び絞り手段用モー
タ６６と、シャッタ手段用プランジャ５６とは、第１及
び第２光軸ＯＡ１、ＯＡ２により規定される平面を互い
の間に挟むように配置される。また、ＡＦモータ３４及
びシャッタ手段用プランジャ５６と、絞り手段用モータ
６６とは、光量調整手段（シャッタ手段５４及び絞り手
段６４）により規定される光量調整面（シャッタ面及び
絞り面）を互いの間に挟むように配置される。換言すれ
ば、ＡＦモータ３４、シャッタ手段用プランジャ５６、
及び絞り手段用モータ６６は、第１及び第２光軸ＯＡ
１、ＯＡ２により規定される平面と、光量調整手段５
４、６４により規定される光量調整面とにより区切られ
る４つの空間内の３つの空間内に夫々分けて配置され
る。
れた状態において、ＡＦモータ３４及び絞り手段用モー
タ６６と、シャッタ手段用プランジャ５６とは、第１及
び第２光軸ＯＡ１、ＯＡ２により規定される平面を互い
の間に挟むように配置される。また、ＡＦモータ３４及
びシャッタ手段用プランジャ５６と、絞り手段用モータ
６６とは、光量調整手段（シャッタ手段５４及び絞り手
段６４）により規定される光量調整面（シャッタ面及び
絞り面）を互いの間に挟むように配置される。換言すれ
ば、ＡＦモータ３４、シャッタ手段用プランジャ５６、
及び絞り手段用モータ６６は、第１及び第２光軸ＯＡ
１、ＯＡ２により規定される平面と、光量調整手段５
４、６４により規定される光量調整面とにより区切られ
る４つの空間内の３つの空間内に夫々分けて配置され
る。
【００３２】なお、シャッタ手段５４及び絞り手段６４
が光軸変換手段であるミラー３３の近傍に配設されるた
め、ミラー３３を小さくできる。この点を考慮し、ＡＦ
モータ３４及びシャッタ手段用プランジャ５６は、第１
及び第２光軸ＯＡ１、ＯＡ２により規定される平面から
シフトされ、第１群レンズ２４ａ、２４ｂの後方で且つ
ミラー３３の両側部に配置される。更に、絞り手段６４
の直後は光束が細くなるため第２群レンズ８４ａ〜８４
ｄの側部に空きスペースができる。この点を考慮し、絞
り手段用モータ６６は、第１及び第２光軸ＯＡ１、ＯＡ
２により規定される平面からシフトされ、第２群レンズ
８４ａ〜８４ｄの側部に配置される。
が光軸変換手段であるミラー３３の近傍に配設されるた
め、ミラー３３を小さくできる。この点を考慮し、ＡＦ
モータ３４及びシャッタ手段用プランジャ５６は、第１
及び第２光軸ＯＡ１、ＯＡ２により規定される平面から
シフトされ、第１群レンズ２４ａ、２４ｂの後方で且つ
ミラー３３の両側部に配置される。更に、絞り手段６４
の直後は光束が細くなるため第２群レンズ８４ａ〜８４
ｄの側部に空きスペースができる。この点を考慮し、絞
り手段用モータ６６は、第１及び第２光軸ＯＡ１、ＯＡ
２により規定される平面からシフトされ、第２群レンズ
８４ａ〜８４ｄの側部に配置される。
【００３３】このようなモータ及びプランジャ３４、５
６、６６の配置により、カメラ筐体１１内の空間の有効
利用すると共に、撮影レンズ装置１２全体の構成バラン
スを図って、装置の一部分が大きく突出することを防止
できる。このため、設計の自由度が増し効率的な部品配
置がしやすくなるので、カメラの小型化が容易となる。
また、第１群レンズ２４ａ、２４ｂを焦点調整のために
移動可能としたため、接写（マクロ撮影）に有利とな
る。
６、６６の配置により、カメラ筐体１１内の空間の有効
利用すると共に、撮影レンズ装置１２全体の構成バラン
スを図って、装置の一部分が大きく突出することを防止
できる。このため、設計の自由度が増し効率的な部品配
置がしやすくなるので、カメラの小型化が容易となる。
また、第１群レンズ２４ａ、２４ｂを焦点調整のために
移動可能としたため、接写（マクロ撮影）に有利とな
る。
【００３４】図５及び図６は夫々本発明の別の実施の形
態に係る撮影レンズ装置を組込んだ電子カメラを示す正
面図及び電子カメラの内部及び撮影レンズ装置の外観を
示す側面図である。
態に係る撮影レンズ装置を組込んだ電子カメラを示す正
面図及び電子カメラの内部及び撮影レンズ装置の外観を
示す側面図である。
【００３５】本実施の形態に係る撮影レンズ装置１２Ａ
は、図１図示の撮影レンズ装置１２と概ね同じ構成を有
するが、その第２光学ユニット８０Ａが、第２群レンズ
８４ａ〜８４ｄの幾つかを移動してズーミングを行うた
めのズーム手段９７を更に具備する点において図１図示
の撮影レンズ装置１２と異なる。また、ズーム手段９７
を駆動するため、円筒状の後鏡枠８２を挟んで、絞り手
段用モータ６６と概ね対称的な位置にズーム手段用モー
タ９８が配設される。
は、図１図示の撮影レンズ装置１２と概ね同じ構成を有
するが、その第２光学ユニット８０Ａが、第２群レンズ
８４ａ〜８４ｄの幾つかを移動してズーミングを行うた
めのズーム手段９７を更に具備する点において図１図示
の撮影レンズ装置１２と異なる。また、ズーム手段９７
を駆動するため、円筒状の後鏡枠８２を挟んで、絞り手
段用モータ６６と概ね対称的な位置にズーム手段用モー
タ９８が配設される。
【００３６】図５図示の撮影レンズ装置１２が組立てら
れた状態において、ＡＦモータ３４及び絞り手段用モー
タ６６と、シャッタ手段用プランジャ５６及びズーム手
段用モータ９８とは、第１及び第２光軸ＯＡ１、ＯＡ２
により規定される平面を互いの間に挟むように配置され
る。また、ＡＦモータ３４及びシャッタ手段用プランジ
ャ５６と、絞り手段用モータ６６及びズーム手段用モー
タ９８とは、光量調整手段（シャッタ手段５４及び絞り
手段６４）により規定される光量調整面（シャッタ面及
び絞り面）を互いの間に挟むように配置される。換言す
れば、ＡＦモータ３４、シャッタ手段用プランジャ５
６、絞り手段用モータ６６、及びズーム手段用モータ９
８は、第１及び第２光軸ＯＡ１、ＯＡ２により規定され
る平面と、光量調整手段５４、６４により規定される光
量調整面とにより区切られる４つの内に夫々分けて配置
される。
れた状態において、ＡＦモータ３４及び絞り手段用モー
タ６６と、シャッタ手段用プランジャ５６及びズーム手
段用モータ９８とは、第１及び第２光軸ＯＡ１、ＯＡ２
により規定される平面を互いの間に挟むように配置され
る。また、ＡＦモータ３４及びシャッタ手段用プランジ
ャ５６と、絞り手段用モータ６６及びズーム手段用モー
タ９８とは、光量調整手段（シャッタ手段５４及び絞り
手段６４）により規定される光量調整面（シャッタ面及
び絞り面）を互いの間に挟むように配置される。換言す
れば、ＡＦモータ３４、シャッタ手段用プランジャ５
６、絞り手段用モータ６６、及びズーム手段用モータ９
８は、第１及び第２光軸ＯＡ１、ＯＡ２により規定され
る平面と、光量調整手段５４、６４により規定される光
量調整面とにより区切られる４つの内に夫々分けて配置
される。
【００３７】このようなモータ及びプランジャ３４、５
６、６６、９８の配置により、カメラ筐体１１内の空間
の有効利用すると共に、撮影レンズ装置１２全体の構成
バランスを図って、装置の一部分が大きく突出すること
を防止できる。このため、設計の自由度が増し効率的な
部品配置がしやすくなるので、カメラの小型化が容易と
なる。
６、６６、９８の配置により、カメラ筐体１１内の空間
の有効利用すると共に、撮影レンズ装置１２全体の構成
バランスを図って、装置の一部分が大きく突出すること
を防止できる。このため、設計の自由度が増し効率的な
部品配置がしやすくなるので、カメラの小型化が容易と
なる。
【００３８】図７は本発明の更に別の実施の形態に係る
電子カメラ用撮影レンズ装置を示す正面図である。
電子カメラ用撮影レンズ装置を示す正面図である。
【００３９】本実施の形態に係る撮影レンズ装置１２Ｂ
は、図１図示の撮影レンズ装置１２と概ね同じ構成を有
するが、シャッタ手段用プランジャ５６が、図１図示の
撮影レンズ装置１２のそれとは、ミラー３３に対して反
対側に配置される点において図１図示の撮影レンズ装置
１２と異なる。即ち、ＡＦモータ３４、シャッタ手段用
プランジャ５６、及び絞り手段用モータ６６は、第１及
び第２光軸ＯＡ１、ＯＡ２により規定される平面の一方
の側に集められて配置される。
は、図１図示の撮影レンズ装置１２と概ね同じ構成を有
するが、シャッタ手段用プランジャ５６が、図１図示の
撮影レンズ装置１２のそれとは、ミラー３３に対して反
対側に配置される点において図１図示の撮影レンズ装置
１２と異なる。即ち、ＡＦモータ３４、シャッタ手段用
プランジャ５６、及び絞り手段用モータ６６は、第１及
び第２光軸ＯＡ１、ＯＡ２により規定される平面の一方
の側に集められて配置される。
【００４０】このようなモータ及びプランジャ３４、５
６、６６の配置により、モータ及びプランジャ３４、５
６、６６への制御配線を効率的に配置できるようにな
る。但し、このモータ及びプランジャ配置の場合、撮影
レンズ装置１２の全体の構成バランスは崩れるため、カ
メラの小型化の観点からは有利とはいえない。
６、６６の配置により、モータ及びプランジャ３４、５
６、６６への制御配線を効率的に配置できるようにな
る。但し、このモータ及びプランジャ配置の場合、撮影
レンズ装置１２の全体の構成バランスは崩れるため、カ
メラの小型化の観点からは有利とはいえない。
【００４１】
【発明の効果】本発明によれば、折り曲げ光学系を構成
する電子カメラ用撮影レンズ装置において、光束に対し
て操作を夫々行うための操作手段の駆動部材をバランス
よく配置することにより、カメラ筐体内の空間を有効に
利用できるようになる。
する電子カメラ用撮影レンズ装置において、光束に対し
て操作を夫々行うための操作手段の駆動部材をバランス
よく配置することにより、カメラ筐体内の空間を有効に
利用できるようになる。
【００４２】また、本発明によれば、折り曲げ光学系を
構成する電子カメラ用撮影レンズ装置において、光束に
対して操作を夫々行うための操作手段の駆動部材を集め
て配置することにより、これ等の駆動部材に対する制御
配線を効率的に配置できるようになる。
構成する電子カメラ用撮影レンズ装置において、光束に
対して操作を夫々行うための操作手段の駆動部材を集め
て配置することにより、これ等の駆動部材に対する制御
配線を効率的に配置できるようになる。
【図１】本発明の実施の形態に係る撮影レンズ装置を組
込んだ電子カメラを示す正面図。
込んだ電子カメラを示す正面図。
【図２】図１図示の電子カメラを示す平面図。
【図３】図１図示の電子カメラの内部及び撮影レンズ装
置の光学系を示す側面図。
置の光学系を示す側面図。
【図４】図１図示の電子カメラの内部及び撮影レンズ装
置の外観を示す側面図。
置の外観を示す側面図。
【図５】本発明の別の実施の形態に係る撮影レンズ装置
を組込んだ電子カメラを示す正面図。
を組込んだ電子カメラを示す正面図。
【図６】図５図示の電子カメラの内部及び撮影レンズ装
置の外観を示す側面図。
置の外観を示す側面図。
【図７】本発明の更に別の実施の形態に係る電子カメラ
用撮影レンズ装置を示す正面図。
用撮影レンズ装置を示す正面図。
１１：カメラ筐体 １２、１２Ａ、１２Ｂ：撮影レンズ装置 ２０：第１光学ユニット ２２：前鏡枠 ２４ａ、２４ｂ：第１群レンズ ３０：光軸変換ユニット ３２：ミラー鏡枠 ３３：ミラー ３４：ＡＦモータ ３５：モータシャフト ３６、３７：ガイドシャフト ５０：光量調整ユニット ５２：光量調整ユニットの枠 ５３：開口 ５４：シャッタ手段 ５６：シャッタ手段用プランジャ ６４：絞り手段 ６６：絞り手段用モータ ８０：第２光学ユニット ８２：後鏡枠 ８４ａ〜８４ｄ：第２群レンズ ８３：第２光学ユニットの上部枠 ９２：ＣＣＤ ９７：ズーム手段 ９８：ズーム手段用モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 5/232 Ｈ０４Ｎ 5/238 Ｚ 5/238 Ｇ０２Ｂ 7/04 Ｄ (72)発明者 藤井 尚樹 東京都渋谷区幡ヶ谷２丁目43番２号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Ｆターム(参考） 2H044 BE02 BE06 EF04 2H054 AA01 BB02 2H101 DD65 5C022 AA13 AB02 AB12 AB15 AB22 AB66 AC03 AC31 AC32 AC33 AC42 AC51 AC52 AC54 AC56 AC73 AC74 AC77 AC78
Claims (9)
- 【請求項１】第１光軸に沿って被写体からの光束を取込
むための第１群レンズと、 前記第１群レンズを通過した光束を前記第１光軸と交差
する第２光軸に沿って折り曲げるための光軸変換手段
と、 前記光軸変換手段により前記第２光軸に沿って折り曲げ
られた光束を撮像素子に対して結像するための第２群レ
ンズと、 前記第１及び第２光軸に沿って進行する光束に対して操
作を夫々行うための第１及び第２操作手段と、 前記第１及び第２操作手段を夫々駆動するための第１及
び第２駆動部材と、を具備し、前記第１及び第２駆動部
材は、前記第１及び第２光軸により規定される平面を間
に挟むように配置されることを特徴とする電子カメラ用
撮影レンズ装置。 - 【請求項２】前記第１操作手段は前記第１群レンズを焦
点調整のために移動させるための焦点調整手段であり、
前記第１駆動部材の駆動軸は前記第１光軸と実質的に平
行に配向されることを特徴とする請求項１に記載の電子
カメラ用撮影レンズ装置。 - 【請求項３】第１光軸に沿って被写体からの光束を取込
むための第１群レンズと、 前記第１群レンズを通過した光束を前記第１光軸と交差
する第２光軸に沿って折り曲げるための光軸変換手段
と、 前記光軸変換手段により前記第２光軸に沿って折り曲げ
られた光束を撮像素子に対して結像するための第２群レ
ンズと、 前記第１及び第２光軸に沿って進行する光束に対して焦
点、シャッタ、絞り、及びズームの操作を夫々行うため
の第１乃至第４操作手段と、 前記第１乃至第４操作手段を夫々駆動するための第１乃
至第４駆動部材と、を具備し、前記第１乃至第４駆動部
材の２個ずつは、前記第１及び第２光軸により規定され
る平面を間に挟むように配置されることを特徴とする電
子カメラ用撮影レンズ装置。 - 【請求項４】第１光軸に沿って被写体からの光束を取込
むための第１群レンズと、 前記第１群レンズを通過した光束を前記第１光軸と交差
する第２光軸に沿って折り曲げるための光軸変換手段
と、 前記光軸変換手段により前記第２光軸に沿って折り曲げ
られた光束を撮像素子に対して結像するための第２群レ
ンズと、 前記第１及び第２光軸に沿って進行する光束に対して操
作を夫々行うための第１及び第２操作手段と、 前記第１及び第２操作手段を夫々駆動するための第１及
び第２駆動部材と、を具備し、前記第１及び第２操作手
段の一方は、前記光軸変換手段により前記第２光軸に沿
って折り曲げられた光束に対する開口を調整するため、
前記光軸変換手段と前記第２群レンズとの間に配設され
た光量調整手段であることと、前記第１及び第２駆動部
材は、前記光量調整手段により規定される光量調整面を
間に挟むように配置されることと、を特徴とする電子カ
メラ用撮影レンズ装置。 - 【請求項５】第１光軸に沿って被写体からの光束を取込
むための第１群レンズと、 前記第１群レンズを通過した光束を前記第１光軸と交差
する第２光軸に沿って折り曲げるための光軸変換手段
と、 前記光軸変換手段により前記第２光軸に沿って折り曲げ
られた光束を撮像素子に対して結像するための第２群レ
ンズと、 前記第１及び第２光軸に沿って進行する光束に対して焦
点、シャッタ、絞り、及びズームの操作を夫々行うため
の第１乃至第４操作手段と、 前記第１乃至第４操作手段を夫々駆動するための第１乃
至第４駆動部材と、を具備し、絞りの操作を行うための
前記第３操作手段は、前記光軸変換手段と前記第２群レ
ンズとの間に配設されることと、前記第１乃至第４駆動
部材は、前記第１及び第２光軸により規定される平面
と、前記第３操作手段により規定される絞り面とにより
区切られる４つの空間内に夫々配置されることと、を特
徴とする電子カメラ用撮影レンズ装置。 - 【請求項６】第１光軸に沿って被写体からの光束を取込
むための第１群レンズと、 前記第１群レンズを通過した光束を前記第１光軸と交差
する第２光軸に沿って折り曲げるための光軸変換手段
と、 前記光軸変換手段により前記第２光軸に沿って折り曲げ
られた光束を撮像素子に対して結像するための第２群レ
ンズと、 前記第１群レンズを焦点調整のために移動させるための
焦点調整手段と、 前記焦点調整手段を駆動するための駆動部材と、を具備
し、前記駆動部材は、前記第１及び第２光軸により規定
される平面からシフトされ、前記第１群レンズの後方で
且つ前記光軸変換手段の側部に配置されることを特徴と
する電子カメラ用撮影レンズ装置。 - 【請求項７】第１光軸に沿って被写体からの光束を取込
むための第１群レンズと、 前記第１群レンズを通過した光束を前記第１光軸と交差
する第２光軸に沿って折り曲げるための光軸変換手段
と、 前記光軸変換手段により前記第２光軸に沿って折り曲げ
られた光束を撮像素子に対して結像するための第２群レ
ンズと、 前記光軸変換手段により前記第２光軸に沿って折り曲げ
られた光束に対する開口を調整するため、前記光軸変換
手段と前記第２群レンズとの間に配設された光量調整手
段と、 前記光量調整手段を駆動するための駆動部材と、を具備
し、前記駆動部材は、前記第１及び第２光軸により規定
される平面からシフトされ、前記第２光軸の側部に配置
されることを特徴とする電子カメラ用撮影レンズ装置。 - 【請求項８】前記光量調整手段は、光束に対するシャッ
タ及び絞りの操作を行うためのシャッタ手段及び絞り手
段を具備し、前記駆動部材は前記シャッタ手段及び絞り
手段を夫々駆動するための２個の駆動部材を具備するこ
とと、前記２個の駆動部材は、前記第１及び第２光軸に
より規定される平面を間に挟むように配置されること
と、を特徴とする請求項７に記載の電子カメラ用撮影レ
ンズ装置。 - 【請求項９】第１光軸に沿って被写体からの光束を取込
むための第１群レンズと、 前記第１群レンズを通過した光束を前記第１光軸と交差
する第２光軸に沿って折り曲げるための光軸変換手段
と、 前記光軸変換手段により前記第２光軸に沿って折り曲げ
られた光束を撮像素子に対して結像するための第２群レ
ンズと、 前記第１及び第２光軸に沿って進行する光束に対して焦
点、シャッタ、及び絞りの操作を夫々行うための第１乃
至第３操作手段と、 前記第１乃至第３操作手段を夫々駆動するための第１乃
至第３駆動部材と、を具備し、前記第１乃至第３駆動部
材は、前記第１及び第２光軸により規定される平面の一
方の側に配置されることを特徴とする電子カメラ用撮影
レンズ装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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