JP2001073522A - 太陽電池パネルおよび太陽電池付屋根 - Google Patents

太陽電池パネルおよび太陽電池付屋根

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JP2001073522A
JP2001073522A JP25007999A JP25007999A JP2001073522A JP 2001073522 A JP2001073522 A JP 2001073522A JP 25007999 A JP25007999 A JP 25007999A JP 25007999 A JP25007999 A JP 25007999A JP 2001073522 A JP2001073522 A JP 2001073522A
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JP
Japan
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roof
solar cell
dimension
roof surface
ridge
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JP25007999A
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English (en)
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Hiromichi Kuroda
弘道 黒田
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】屋根面の余白部分が最小限となる太陽電池パネ
ルおよび太陽電池付屋根の提供。 【解決手段】妻側および桁側屋根面14,15に三角形
太陽電池パネル20および長方形太陽電池パネル30を
配列する。太陽電池パネル20,30の底辺寸法に対す
る高さ寸法の比をそれぞれ屋根面14,15の傾斜角度
に応じた寸法とする。これにより、三角形および長方形
太陽電池パネル20,30の底辺寸法をそれぞれ建物モ
ジュールに応じた寸法とすることで、太陽電池パネル2
0,30の高さ寸法が屋根面14,15の傾斜角度に応
じた寸法となり、屋根面に余白部分を生じさせることな
く太陽電池パネル20,30を配列できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寄棟式の屋根に配
列されて、太陽光を電力に変換する太陽電池パネルおよ
び太陽電池付屋根に関する。
【0002】
【背景技術】従来より、屋根面に縦横に配列された複数
の太陽電池パネルで太陽光を電力に変換する太陽電池付
屋根が利用されている。太陽電池パネルは、正方形状に
形成されたものが一般的であり、屋根面の傾斜方向に沿
って屋根面に取付けられたレール状の支持部材に固定さ
れている(特開平9−32206号公報等参照)。太陽
電池付屋根の形式としては、太陽電池パネルの形状から
屋根面の傾斜方向に沿って太陽電池パネルを配列しやす
い切妻式屋根に準じたものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のような太陽電池
付屋根では、寄棟式屋根とした場合、図14に示される
ように、二つの交差する屋根面の境界線となる下り棟1
3の上端aおよび下端cと、この上端aを通る軒先12
への垂線と当該軒先12との交点bとで囲まれる直角三
角形が形成され、この三角形の角隅には、正方形の太陽
電池パネルが配置できないので、大きな余白部分が生じ
てしまう。一方、正方形の太陽電池パネルに応じて形成
した単なる三角形状の太陽電池パネルを採用しても、大
きな余白部分は解消されない。すなわち、下り棟13を
平面視で屋根の点cを頂点とする角隅部の角度を二等分
する二等分線とするとともに、直角三角形a,b,cの
底面寸法Bを建物の基準寸法となる建物モジュールに応
じた寸法としても、その高さ寸法Aは、屋根面が傾斜し
ていることから、平面視で建物モジュールに応じた長さ
寸法よりも大きくなるので、正方形の太陽電池パネルを
対角線上で二分割した太陽電池パネルは、その斜辺寸法
が下り棟13の寸法に合わないうえ、三角形の太陽電池
パネルを設置した後の残りの部分に正方形の太陽電池パ
ネルを配列しても、直角三角形a,b,cの底辺側に大
きな余白部分が生じてしまう。
【0004】本発明の目的は、屋根面の余白部分が最小
限となる太陽電池パネルおよび太陽電池付屋根を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第一発明は、図
面をも参照して説明すると、水平に延びる棟と、この棟
の端部から斜め下方に延びる下り棟とを有する屋根に配
列されるとともに、太陽光を電力に変換する太陽電池パ
ネルであって、高さおよび底辺の長さ寸法の比が前記屋
根を形成する屋根面の傾斜角度に応じた直角三角形に形
成されていることを特徴とする。本第一発明をよりわか
りやすく説明すると、直角三角形の太陽電池パネルは、
屋根の下り棟に沿って配列されるものである。一方、屋
根は、平面視で、矩形状に形成され、周縁部分の妻方向
および桁方向に沿った長さ寸法が、それぞれ建物の基準
寸法となる建物モジュールに応じて設定されている。し
かし、屋根面の下り棟の長さ寸法および棟から軒先まで
の長さ寸法は、屋根面が傾斜していることから、屋根の
平面寸法がモジュール化されていても、必ずしも建物モ
ジュールに応じたものとなっていない。
【0006】このような屋根面に対して、前述のような
比で太陽電池パネルの長さ寸法を設定すれば、直角三角
形の底辺の長さ寸法を建物モジュールに応じた長さ寸法
とできるうえ、直角三角形の斜辺の長さ寸法を下り棟に
応じた長さ寸法にすることができる。すなわち、図1に
示されるように、棟11から軒先12までの長さ寸法
A、および、下り棟13の上端にある点aを通る軒先1
2への垂線と当該軒先12との交点bと下り棟13の下
端となる点cとの間の長さ寸法Bは、平面視で建物モジ
ュールに応じたものとなっている。しかし、実際には、
長さ寸法Aは、屋根面が傾斜していることから、平面視
で建物モジュールに応じた長さ寸法よりも大きくなって
いる。ここで、直角三角形状に形成された三角形太陽電
池パネル20の底辺寸法および高さ寸法を、平面視で、
建物モジュールに対応させれば、下り棟13に沿って切
れ目なく三角形太陽電池パネル20が配列できることが
わかる。そして、太陽電池パネル20の底辺寸法に対す
る高さ寸法の比を、屋根面の傾斜角度に応じて設定すれ
ば、当該太陽電池パネル20の斜辺寸法が傾斜した下り
棟に応じたものとなる。これにより、屋根面の下り棟に
沿って切れ目なく三角形太陽電池パネル20が屋根面に
配列されるようになる。
【0007】本発明の第二発明は、図面をも参照して説
明すると、水平に延びる棟と、この棟の端部から斜め下
方に延びる下り棟とを有する屋根に配列されるととも
に、太陽光を電力に変換する太陽電池パネルであって、
前記屋根を形成する屋根面の傾斜方向に沿って延びる高
さ、および、水平方向に延びる底辺の長さ寸法の比が前
記屋根面の傾斜角度に応じた長方形に形成されているこ
とを特徴とする。本第二発明をよりわかりやすく説明す
ると、長方形の太陽電池パネルは、前述した直角三角形
の太陽電池パネルが配列される下り棟に沿った部分以外
の屋根面に配列されるものである。ここで、屋根は、前
述したように、周縁部分の妻方向および桁方向に沿った
長さ寸法が、それぞれ建物モジュールに応じて設定され
ている。しかし、図1に示した棟11から軒先12まで
の長さ寸法Bは、屋根面が傾斜していることから、屋根
10の平面寸法がモジュール化されていても、必ずしも
建物モジュールに応じたものとなっていない。このよう
な屋根に対して、前述のような比で長方形状に形成され
た長方形太陽電池パネル30の各辺の長さ寸法を設定す
れば、底辺寸法を建物モジュールに応じた長さ寸法とで
きるうえ、高さ寸法を棟11から軒先12までの長さ寸
法Bに応じた寸法にすることができる。ここで、長方形
太陽電池パネル30の高さ寸法を、棟11から軒先12
までの長さ寸法Bに対応させれば、傾斜方向に沿って長
方形太陽電池パネル30を配列すると、余白部分が棟1
1から軒先12までの間に生じることがない。また、図
1に示されるように、点a,b,cで囲まれた直角三角
形の部分について、前述した三角形太陽電池パネル20
を下り棟13に沿って配列するとともに、残りの部分に
長方形状に形成された太陽電池パネル30を配列する
際、太陽電池パネル30の底辺寸法を、前述の三角形太
陽電池パネル20の底辺寸法と同じにすれば、太陽電池
パネル30の高さ寸法が太陽電池パネル20の高さ寸法
と同じとなる。これにより、点a,b,cで囲まれた部
分に余白部分がほとんど生じることなく太陽電池パネル
20,30を配列することができる。
【0008】本発明の第三発明は、図面をも参照して説
明すると、水平に延びる棟と、この棟の端部から斜め下
方に延びる下り棟とを有する屋根に配列されるととも
に、太陽光を電力に変換する太陽電池パネルであって、
長さ寸法の異なる上底および下底を有する台形状に形成
され、高さ寸法と、下底の寸法から上底の寸法を差し引
いた寸法との比が前記屋根を形成する屋根面の傾斜角度
に応じていることを特徴とする。本第三発明をよりわか
りやすく説明すると、台形状に形成された台形太陽電池
パネルは、桁方向の寸法が建物モジュールで割り切れ
ず、建物モジュールのn倍の寸法と、建物モジュール寸
法に達しない余り寸法とを足し合わせた寸法のものとな
っている半端な寸法の屋根に、太陽電池パネルを配列す
る際に利用され、当該屋根の下り棟に沿って配列される
ものである。ここで、台形太陽電池パネル40を、図2
に示されるように、直角三角形状部40Aと、長方形状
部40Bとに分けて考えると、直角三角形状部40Aが
前述した三角形太陽電池パネル20と同じ寸法を有する
ものとなる。そして、直角三角形状部40Aの底辺に対
する高さ寸法の比、つまり、台形太陽電池パネル40の
下底の寸法から上底の寸法を差し引いた寸法に対する高
さ寸法の比を、前述の三角形の太陽電池パネルと同様
に、屋根面の傾斜角度に応じて設定すれば、当該直角三
角形状部40Aの斜辺寸法が傾斜した下り棟13に応じ
たものとなる。これにより、屋根面の下り棟13に沿っ
て切れ目なく台形太陽電池パネル40が屋根面に配列さ
れるようになる。また、長方形状部40Bは、上底の寸
法Fを、前述した余り寸法の半分に設定すれば、屋根面
の桁方向の寸法に余り寸法が生じていても、棟11の両
側の下り棟13に沿って台形太陽電池パネル40を配列
すると、二つの太陽電池パネル40の間の寸法が建物モ
ジュールのn倍の寸法となる。そして、屋根面の残りの
部分に長方形の太陽電池パネルを縦横に配列すると、台
形および長方形の太陽電池パネル30,40が桁側屋根
面15に隙間なく配列されるようになる。以上のことか
ら、桁側屋根面15にその桁方向の寸法に余り寸法が生
じていても、当該桁側の屋根面に余白部分がほとんど生
じることなく台形および長方形の太陽電池パネルを配列
することができる。
【0009】本発明の第四発明は、図面をも参照して説
明すると、二等辺三角形に形成された妻側屋根面と、等
脚台形に形成された桁側屋根面とを有する寄棟式とさ
れ、これらの屋根面の上に縦横に配列された複数の太陽
電池パネルで太陽光エネルギを電力に変換する太陽電池
付屋根であって、前記太陽電池パネルとして、直角三角
形状に形成された三角形太陽電池パネル、長さ寸法の異
なる長辺および短辺を有し、長方形状に形成された長方
形太陽電池パネル、および、長さの異なる上底および下
底を有し、台形状に形成された台形太陽電池パネルの少
なくともいずれか二種類が採用され、当該屋根は、長さ
の異なる長辺および短辺を有する長方形状の平面形状を
備え、前記妻側屋根面と前記桁側屋根面との境界線とな
る下り棟が、平面視で当該屋根の角隅部の角度を二等分
する二等分線であり、前記三角形太陽電池パネルの高さ
および底辺の寸法比、前記長方形太陽電池パネルの長辺
および短辺の寸法比、ならびに、前記台形太陽電池パネ
ルの高さ寸法および下底の寸法から上底の寸法を差し引
いた寸法の比が、それぞれ前記屋根面の傾斜角度に応
じ、前記妻側屋根面には、下り棟に沿って、前記三角形
太陽電池パネルが配列されるとともに、その屋根面の残
りの部分に前記長方形太陽電池パネルが配列され、前記
桁側屋根面には、下り棟に沿って、前記三角形太陽電池
パネルおよび前記台形太陽電池パネルのいずれか一方が
配列されるとともに、その屋根面の残りの部分に前記長
方形太陽電池パネルが配列されていることを特徴とす
る。
【0010】このような本第四発明では、図1に示した
如く、下り棟13が屋根の点cを頂点とする角隅部の角
度を二等分する二等分線であるので、桁側屋根面の直角
三角形a,b,cが、妻側屋根面の直角三角形a,d,
cと同一形状かつ同一寸法となる。このため、屋根面の
妻側端縁および桁側端縁の長さ寸法が、建物の基準寸法
である建物モジュールの整数倍となっている場合には、
三角形および長方形太陽電池パネルを用いるとともに、
三角形太陽電池パネルの底辺寸法、および、長方形太陽
電池パネルの底辺寸法を建物モジュールに応じた寸法と
すれば、屋根面に余白を生じさせることなく三角形およ
び長方形太陽電池パネルが配列されるようになる。一
方、屋根面の桁側端縁の長さ寸法が建物モジュールの整
数倍とならない、すなわち、建物モジュールで割り切れ
ない余り寸法を有する場合には、台形太陽電池パネルを
用いるとともに、台形太陽電池パネルの上底の寸法を前
述の余り寸法に応じて設定すれば、屋根面に余白部分を
生じさせることなく台形および長方形太陽電池パネルが
配列されるようになる。このように、三角形、台形およ
び長方形太陽電池パネルを適宜用いれば、各屋根面に余
白部分がなるべく生じないような太陽電池パネルの配列
が図れ、受光面積の確保が容易となる。
【0011】以上において、前記妻側屋根面の軒先の端
縁は、その長さ寸法Lが L=2×n×M に設定され
ていることが望ましい。ここで、nは、正の整数を表
し、Mは、建物の基準寸法となる建物モジュールを表し
ている。このようにすれば、前述したように、妻側屋根
面の直角三角形a,d,cの底辺寸法が建物モジュール
の整数倍となっているので、直角三角形a,d,cに三
角形および長方形太陽電池パネルが隙間なく配列される
ようになる。また、桁側屋根面の直角三角形a,b,c
が、直角三角形a,d,cと同一形状かつ同一寸法とな
っているので、直角三角形a,b,cの底辺寸法が建物
モジュールの整数倍となる。そして、桁側屋根面の直角
三角形a,b,cの間に配置される長方形部分の桁方向
に沿った寸法も建物モジュールの整数倍となり、桁側屋
根面全体に三角形および長方形太陽電池パネルが隙間な
く配列されるようになる。
【0012】また、前記妻側屋根面の軒先の端縁は、そ
の長さ寸法Lが L=(2×n+1)×M に設定さ
れ、前記妻側屋根面には、前記長方形太陽電池パネルが
当該屋根の傾斜方向に沿って段違いに配列されているこ
とが望ましい。このようにすれば、妻側屋根面の直角三
角形a,d,cの底辺寸法が建物モジュールの整数倍と
ならない、すなわち、建物モジュールの整数倍と、建物
モジュールに達しない余り寸法とを足し合わせた寸法と
なるが、下り棟に沿って配列される三角形太陽電池パネ
ルとして、前述の三角形太陽電池パネルの高さおよび底
辺と同一寸法比のものを採用するとともに、屋根面に縦
横に配列される長方形太陽電池パネルとして、その高さ
寸法が三角形太陽電池パネルの高さ寸法よりも小さいも
のを採用すれば、三角形太陽電池パネルの下方により多
くの枚数の長方形太陽電池パネルが配列されるようにな
るので、直角三角形a,d,cに形成される余白部分が
最小限となる。一方、桁側屋根面に配列される長方形太
陽電池パネルとして、前述のように、その高さ寸法が三
角形太陽電池パネルの高さ寸法よりも小さいものを採用
すれば、桁側屋根面の直角三角形a,b,cに形成され
る余白部分が少なくなるうえ、その間の長方形部分に
も、長方形太陽電池パネルの底辺に対する高さ寸法の比
が屋根面の傾斜角度に応じているので、長方形太陽電池
パネルが隙間なく配列されるようになり、屋根面全体と
して、余白部分が最小限となる太陽電池パネルの配列が
可能となる。なお、長方形太陽電池パネルの高さ寸法を
小さくしすぎると、屋根面に設置すべき長方形太陽電池
パネルが多くなり、屋根葺作業が煩雑となるので、長方
形太陽電池パネルの高さ寸法の設定には、底辺寸法の1
/2以上が好ましい。
【0013】さらに、前記妻側屋根面の軒先の端縁は、
その長さ寸法Lが L=(2×n+0.5)×M に設
定され、前記妻側の屋根面の棟の頂点から軒先まで傾斜
面に沿って余白部分が形成されていることが望ましい。
このように、軒先の端縁の長さ寸法Lが、建物モジュー
ルの整数倍と、建物モジュールに達しない余り寸法0.
5Mとを足し合わせた寸法となる場合、三角形および長
方形太陽電池パネルを用いるとともに、妻側屋根面の中
央部分に水平方向の寸法が0.5Mとなる余白部分を棟
から軒先まで形成すれば、屋根面の残りの部分全面に三
角形および長方形太陽電池パネルが隙間なく配列される
ようになり、屋根面に形成される余白部分が最小限とな
る。
【0014】また、前記桁側屋根面の軒先の端縁は、そ
の長さ寸法Lが L=(n+0.5)×M に設定され
ていることが望ましい。このように、軒先の端縁の長さ
寸法Lが、建物モジュールで割り切れない余り寸法0.
5Mを有する場合、台形および長方形太陽電池パネルを
用い、台形太陽電池パネルの上底の寸法を0.25Mと
するとともに、台形太陽電池パネルの下底から上底を差
し引いた寸法、および、長方形太陽電池パネルの水平方
向に延びる辺の寸法を建物モジュールに応じた寸法とす
れば、長さ寸法Lに余り寸法0.5Mが生じていても、
棟の両側の下り棟に沿って台形太陽電池パネルを配列す
ると、二つの台形太陽電池パネルの間の寸法が建物モジ
ュールの整数倍となる。そして、屋根面の残りの部分に
長方形太陽電池パネルを縦横に配列すると、台形および
長方形太陽電池パネルが桁側屋根面に隙間なく配列され
るようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 [第一実施形態]図3には、本発明の第一実施形態に係
るユニット式建物1が示されている。このユニット式建
物1は、基礎2の上に構築されたものであり、箱状に形
成された複数の建物ユニット3と、これらの建物ユニッ
ト3の上に形成された屋根10とを備えている。このう
ち、建物ユニット3は、工場で製造されて、建築現場に
搬入されたものである。屋根10は、平面視で全体が矩
形状に形成され、水平に延びる棟11と、この棟11の
端部から斜め下方に延びる下り棟13とを有する寄棟式
の屋根である。この屋根10は、二等辺三角形に形成さ
れた妻側屋根面14と、等脚台形に形成された桁側屋根
面15とを有している。妻側屋根面14および桁側屋根
面15の軒先12A,12Bとなる端縁部分の長さ寸法
は、それぞれL5,L6とされている。なお、妻側およ
び桁側屋根面14,15の傾斜角度は、θとされてい
る。屋根面14,15の垂直高さ寸法は、L3とされ、
棟11から軒先12A,12Bまでの長さ寸法は、L4
とされている。
【0016】また、下り棟13は、図4および図5にも
示されるように、平面視で屋根10の点cを頂点とする
角隅の角度を二等分する二等分線であり、軒先12A,
12Bとのなす角度が平面視で45°となっている。こ
れにより、妻側屋根面14上の点a,d,cを頂点とす
る直角三角形と、桁側屋根面15上の点a,b,cを頂
点とする直角三角形とが同一形状かつ同一寸法となって
いる。妻側屋根面14上の直角三角形a,d,cの底辺
寸法、および、桁側屋根面15上の直角三角形a,b,
cの底辺寸法は、それぞれL1,L2とされている。妻
側および桁側屋根面14,15には、下り棟13に沿っ
て太陽光を電力に変換する三角形太陽電池パネル20が
配列されるとともに、その残りの部分に長方形太陽電池
パネル30が設けられている。これにより、屋根10
は、太陽電池付屋根となっている。三角形太陽電池パネ
ル20の底辺寸法および高さ寸法は、図6に示されるよ
うに、T1,H1とされ、長方形太陽電池パネル30の
底辺寸法および高さ寸法は、図7に示されるように、T
2,H2とされている。
【0017】ここで、屋根10の各部寸法は、以下のよ
うに設定される。すなわち、妻側屋根面14上の直角三
角形a,d,cの底辺寸法L1は、次式で表される。な
お、nは、任意の正の整数である。
【0018】
【数1】
【0019】桁側屋根面15上の直角三角形a,b,c
の底辺寸法L2は、下り棟13が平面視で点cを頂点と
する角隅の角度を二等分する二等分線となっていること
から、次式で表される。
【0020】
【数2】
【0021】また、妻側屋根面14の軒先12Aとなる
端縁部分の長さ寸法L5は、次式で表される。
【0022】
【数3】
【0023】桁側屋根面15の軒先12Bとなる端縁部
分の長さ寸法L6は、次式で表される。なお、mは、任
意の正の整数である。
【0024】
【数4】
【0025】屋根勾配は、妻側および桁側屋根面14,
15の傾斜角度がθとされていることから、次式で表さ
れる。
【0026】
【数5】
【0027】棟11から軒先12A,12Bまでの長さ
寸法L4は、次式で表される。
【0028】
【数6】
【0029】ここで、図4および図5に示されるよう
に、三角形太陽電池パネル20および長方形太陽電池パ
ネル30を屋根面14,15に隙間なく配列するには、
三角形太陽電池パネル20の底辺寸法T1および高さ寸
法H1とを、長方形太陽電池パネル30の底辺寸法T2
および高さ寸法H2とを、同一寸法するとともに、妻側
屋根面14の底辺寸法L1および高さ寸法L4の整数分
の1にすればよい。すなわち、底辺寸法T1,T2およ
び高さ寸法H1,H2を次式のように設定すればよい。
ただし、kは、任意の正の整数である。
【0030】
【数7】
【0031】三角形太陽電池パネル20の底辺寸法T1
に対する高さ寸法H1の比は、次式で表される。
【0032】
【数8】
【0033】従って、三角形太陽電池パネル20および
長方形太陽電池パネル30の底辺寸法T1,T2に対す
る高さ寸法H1,H2の比を、屋根傾斜角度に応じて設
定することにより、各屋根面14,15に太陽電池パネ
ル20,30が隙間なく配列されるようになる。
【0034】具体的には、屋根勾配がtanθ=1/2
に設定される場合、三角形太陽電池パネル20の底辺寸
法T1を1Mとすると、数8から、高さ寸法H1が次式
で表される。
【0035】
【数9】
【0036】なお、建物モジュールMは、M=610,
800,900,910,930,940,950,9
55,970,1000,1200のいずれかに設定さ
れている。
【0037】三角形太陽電池パネル20には、図6に示
されるように、太陽光を電力に変換するとともに、長方
形状に形成された太陽電池セル21が複数設けられてい
る。ここでは、三角形太陽電池パネル20には、太陽電
池セル21が10個設けられている。また、長方形太陽
電池パネル30には、図7に示されるように、長方形状
に形成された複数の太陽電池セル31が設けられてい
る。ここでは、長方形太陽電池パネル30には、太陽電
池セル31が30個設けられている。
【0038】このような本第一実施形態によれば、次の
ような効果がある。すなわち、太陽電池パネル20,3
0の底辺寸法T1,T2に対する高さ寸法H1,H2の
比を、屋根面14,15の傾斜角度に応じた寸法に設定
しているので、三角形太陽電池パネル20および長方形
太陽電池パネル30が隙間なく配列されるようになる。
これにより、屋根面14,15全体に太陽電池パネル2
0,30を隙間なく配列することができるうえ、受光面
積を容易に確保することができる。
【0039】[第二実施形態]図8ないし図10には、
本発明の第二実施形態が示されている。本第二実施形態
は、前述した第一実施形態における建物モジュールの偶
数倍とされた妻側屋根面14の軒先12Aとなる端縁部
分の長さ寸法L5を、建物モジュールの奇数倍としたも
のである。すなわち、妻側および桁側屋根面14、15
には、図8および図9に示されるように、下り棟13に
沿って三角形太陽電池パネル20が配列されるととも
に、残りの部分に、長方形太陽電池パネル30Aが配列
されている。妻側屋根面14上の直角三角形a,d,c
および桁側屋根面15上の直角三角形a,b,cには、
軒先12A,12Bの端縁に沿って余白部分16が形成
されている。長方形太陽電池パネル30Aの底辺寸法お
よび高さ寸法は、図10に示されるように、T3,H3
とされている。
【0040】ここで、屋根10の各部寸法は、以下のよ
うに設定される。すなわち、妻側屋根面14上の直角三
角形a,d,cの底辺寸法L1は、次式で表される。な
お、nは、任意の正の整数である。
【0041】
【数10】
【0042】桁側屋根面15上の直角三角形a,d,c
の底辺寸法L2は、次式で表される。
【0043】
【数11】
【0044】また、妻側屋根面14の軒先12Aとなる
端縁部分の長さ寸法L5は、次式で表される。
【0045】
【数12】
【0046】桁側屋根面15の軒先12Bとなる端縁部
分の長さ寸法L6は、次式で表される。mは、任意の正
の整数である。
【0047】
【数13】
【0048】ここで、桁側屋根面15上の直角三角形
a,b,cの底辺寸法L2が建物モジュールの整数倍
と、建物モジュールに達しない余り寸法0.5Mとを足
し合わせた寸法となっている。このように、桁側屋根面
15になるべく隙間なく長方形太陽電池パネル30Aを
配列するには、三角形太陽電池パネル20の底辺寸法T
1と、長方形太陽電池パネル30Aの底辺寸法T3とを
同一寸法するとともに、長方形太陽電池パネル30Aの
高さ寸法H3を、三角形太陽電池パネル20の高さ寸法
H1に対する長方形太陽電池パネル30Aの高さ寸法H
3の縮小率をα(=H3/H1)とすると、次式で表さ
れる。なお、αは、0.5〜0.8の範囲内で設定され
ている。
【0049】
【数14】
【0050】三角形太陽電池パネル20の底辺寸法T3
に対する高さ寸法H3の比は、次式で表される。
【0051】
【数15】
【0052】従って、長方形太陽電池パネル30Aの底
辺寸法T3に対する高さ寸法H3の比を、屋根傾斜角度
に応じて設定することにより、各屋根面14,15に形
成される余白部分16が最小限となる太陽電池パネル3
0Aの配列が可能となる。なお、建物モジュールに達し
ない余り寸法は、0.5Mに限らず、他の寸法でもよ
い。
【0053】具体的には、屋根勾配がtanθ=1/2
に設定される場合、長方形太陽電池パネル30Aの底辺
寸法T3を1Mとし、定数αを0.7とすると、高さ寸
法H3が次式で表される。
【0054】
【数16】
【0055】ここで、αの設定値を大きくしすぎると、
屋根面14,15に設置すべき長方形太陽電池パネル3
0Aの数が少なくなり、当該屋根面14,15に形成さ
れる余白部分16が大きくなってしまう。一方、αの設
定を小さくしすぎると、屋根面14,15に設置すべき
長方形太陽電池パネル30Aの数が多くなり、屋根葺作
業が煩雑となってしまう。また、長方形太陽電池パネル
30Aには、図10に示されるように、長方形状に形成
された複数の太陽電池セル31Aが設けられている。こ
こでは、長方形太陽電池パネル30Aには、太陽電池セ
ル31Aが20個設けられている。
【0056】このような本第二実施形態によっても、長
方形太陽電池パネル30Aとして、その底辺寸法T3に
対する高さ寸法H3の比を、屋根面14,15に応じた
寸法とし、当該高さ寸法H3が三角形太陽電池パネル2
0の高さ寸法よりも小さいものを採用し、妻側屋根面1
4の直角三角形a,d,cおよび桁側屋根面15の直角
三角形a,b,cにおいて、三角形太陽電池パネル20
の下方により多くの長方形太陽電池パネル30Aが配列
されるようになるので、直角三角形a,d,cおよび直
角三角形a,b,cに形成される余白部分16が最小限
となる。そのうえ、長方形太陽電池パネル30Aの高さ
寸法H3を、棟11から軒先12までの長さ寸法L4に
応じた寸法としているので、桁側屋根面15の長方形部
分に長方形太陽電池パネル30Aが隙間なく配列され、
屋根面全体として、余白部分が最小限となるように、太
陽電池パネル20,30Aを配列することができ、受光
面積を容易に確保することができる。
【0057】[第三実施形態]図11には、本発明の第
三実施形態が示されている。本第三実施形態は、前述し
た第一実施形態における建物モジュールの偶数倍とされ
た妻側屋根面14の軒先の端縁寸法Lを、建物モジュー
ルの整数倍とならない寸法としたものである。すなわ
ち、妻側屋根面14の軒先12Aとなる端縁部分の長さ
寸法L5は、図11に示されるように、建物モジュール
の整数倍と、建物モジュールに達しない余り寸法とを足
し合わせた寸法とされている。妻側屋根面14の中央部
分には、水平方向の寸法Yが0.5Mとなる余白部分1
7が棟11から軒先12まで形成されている。妻側屋根
面14の残りの部分は、前述した直角三角形a,d,c
となっており、この直角三角形a,b,cには、下り棟
13に沿って三角形太陽電池パネル20が配列されると
ともに、その残りの部分に長方形太陽電池パネル30が
配列されている。なお、余白部分16の水平方向の寸法
Yは、0.5Mに限らず、他の寸法でもよい。
【0058】また、屋根10の各部寸法は、妻側屋根面
14の軒先12Aとなる端縁の長さ寸法L5以外は、前
述した第一実施形態で設定した寸法と同一寸法となって
いる。従って、三角形太陽電池パネル20および長方形
太陽電池パネル30の底辺寸法T1,T2に対する高さ
寸法H1,H2の比を、屋根傾斜角度に応じて設定する
ことにより、各屋根面14,15に形成される余白部分
17が最小限となる太陽電池パネル20,30の配列が
可能となる。
【0059】このような本第三実施形態によっても、妻
側屋根面14の中央部分に水平方向の寸法が0.5Mと
なる余白部分17を棟11から軒先12まで形成すると
ともに、太陽電池パネル20,30の底辺寸法T1,T
2に対する高さ寸法H1,H2の比を、屋根面14,1
5の傾斜角度に応じた寸法としたので、妻側屋根面14
の軒先12Aとなる端縁の長さ寸法L5が建物モジュー
ルの整数倍とならない寸法とされても、屋根面14,1
5の残りの部分全面に太陽電池パネル20,30を隙間
なく配列でき、屋根面14,15に形成される余白部分
を最小限にすることができるうえ、受光面積を容易に確
保することができる。
【0060】[第四実施形態]図12および図13に
は、本発明の第四実施形態が示されている。本第四実施
形態は、前述した第一実施形態における建物モジュール
の整数倍とされた桁側屋根面15の軒先12の端縁寸法
L6を、建物モジュールの整数倍とならない寸法とした
ものである。すなわち、桁側屋根面15の軒先12Bと
なる端縁部分の長さ寸法L6は、図12に示されるよう
に、建物モジュールの整数倍と、建物モジュールに達し
ない余り寸法とを足し合わせた寸法とされている。桁側
屋根面15上の点a,c,e,fを頂点とする台形の上
底の長さ寸法、下底の長さ寸法、および、下底の寸法か
ら上底の寸法を差し引いた長さ寸法は、それぞれL7,
L8,L9とされている。なお、長さ寸法L9は、前述
した桁側屋根面15上の直角三角形a,b,cの底辺寸
法L2と同一寸法となっている。
【0061】桁側屋根面15には、下り棟13に沿って
長さの異なる上底および下底を有し、台形状に形成され
た台形太陽電池パネル40が配列されるとともに、その
残りの部分に長方形太陽電池パネル30が配列されてい
る。また、台形太陽電池パネル40を直角三角形状部4
0Aと、長方形状部40Bとに分けて考えると、直角三
角形状部40Aが三角形太陽電池パネル20と同じ寸法
を有するものとされている。台形太陽電池パネル40の
上底の寸法および下底の寸法、ならびに、下底の寸法か
ら上底の寸法を差し引いた寸法および高さ寸法は、図1
3に示されるように、それぞれD,T4,T5,H4と
されている。
【0062】ここで、桁側屋根面15の各部寸法は、以
下のように設定される。すなわち、桁側屋根面15上の
台形a,c,e,fの下底寸法L8は、建物モジュール
に達しない余り寸法2×L7を0.5Mとすると、次式
で表される。なお、nは、任意の正の整数である。
【0063】
【数17】
【0064】台形a,c,e,fの下底寸法L8から上
底寸法L7を差し引いた長さ寸法L9は、上底寸法L7
が余り寸法2×L7の半分の寸法とされていることか
ら、次式で表される。
【0065】
【数18】
【0066】また、桁側屋根面15の軒先12Bとなる
端縁部分の長さ寸法L6は、次式で表される。なお、m
は、任意の正の整数である。
【0067】
【数19】
【0068】棟11から軒先12Bまでの長さ寸法L4
は、長さ寸法L9が前述の長さ寸法L2と同一寸法とさ
れていることから、次式で表される。
【0069】
【数20】
【0070】一方、長方形および台形太陽電池パネル3
0,40を屋根面14,15に隙間なく配列するには、
桁側屋根面15上の台形a,c,e,fから、下底寸法
T4から上底寸法Dを差し引いた長さ寸法T5および高
さ寸法H4を次式のように設定する。なお、上底寸法D
は、当該台形a,c,e,fの上底寸法L7と同一寸法
となっている。また、jは、任意の正の整数である。
【0071】
【数21】
【0072】台形太陽電池パネル40の下底寸法T4か
ら上底寸法Dを差し引いた長さ寸法T5に対する高さ寸
法H4の比は、次式で表される。
【0073】
【数22】
【0074】従って、台形太陽電池パネル40の下底寸
法T4から上底寸法Dを差し引いた長さ寸法T5に対す
る高さ寸法H4の比を、屋根傾斜角度に応じて設定する
ことにより、各屋根面14,15に太陽電池パネル3
0,40が隙間なく配列されるようになる。なお、建物
モジュールに達しない余り寸法2×L7は、0.5Mに
限らず、他の寸法でもよい。
【0075】また、台形太陽電池パネル40には、図1
3に示されるように、長方形状に形成された複数の太陽
電池セル41が設けられている。ここでは、台形太陽電
池パネル40には、太陽電池セル41が20個設けられ
ている。
【0076】このような本第四実施形態によっても、台
形太陽電池パネル40の下底の寸法T4から上底の寸法
Dを差し引いた寸法T5に対する高さ寸法H4、およ
び、長方形太陽電池パネル30の底辺寸法T2に対する
高さ寸法H2を、屋根面14,15の傾斜角度に応じた
寸法としているので、軒先12Bとなる端縁の長さ寸法
L6に余り寸法0.5Mが生じていても、棟11の両側
の下り棟13に沿って台形太陽電池パネル40を配列す
ることで、二つの台形太陽電池パネル40の間の寸法が
建物モジュールに応じた寸法となる。そして、桁側屋根
面15の残りの部分に長方形太陽電池パネル30を配列
することにより、台形および長方形太陽電池パネル3
0,40が桁側屋根面15に隙間なく配列されるように
なり、受光面積を容易に確保できる。
【0077】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を
含み、以下に示すような変形なども本発明に含まれる。
すなわち、台形太陽電池パネルの上底の寸法としては、
桁側屋根面15の軒先12Bとなる端縁の長さ寸法L6
に生じる余り寸法の半分の寸法に限らず、余り寸法と同
一寸法とされていてもよい。この際、桁側屋根面15
に、棟11の一方の下り棟13に沿って台形太陽電池パ
ネルを配列し、他方の下り棟13に沿って三角形太陽電
池パネルを配列することが望ましい。また、建物として
は、ユニット式建物に限らず、工場で製造したパネルを
建築現場で組合わせるパネル式のプレハブ建物、およ
び、軸組を建築現場で組合わせて建築される在来工法に
よるものでもよい。さらに、屋根の各部寸法としては、
各実施形態で設定した寸法に限らず、実施にあたり適宜
設定すればよい。
【0078】
【発明の効果】本発明の太陽電池パネルおよび太陽電池
付屋根によれば、次のような効果が得られる。すなわ
ち、請求項1に記載の太陽電池パネルによれば、直角三
角形の太陽電池パネルは、屋根の下り棟に沿って配列さ
れるものである。一方、屋根は、平面視で、矩形状に形
成され、周縁部分の妻方向および桁方向に沿った長さ寸
法が、それぞれ建物の基準寸法となる建物モジュールに
応じて設定されている。しかし、屋根面の下り棟の長さ
寸法および棟から軒先までの長さ寸法は、屋根面が傾斜
していることから、屋根の平面寸法がモジュール化され
ていても、必ずしも建物モジュールに応じたものとなっ
ていない。このような屋根面に対して、前述のような比
で太陽電池パネルの長さ寸法を設定すれば、直角三角形
の底辺の長さ寸法を建物モジュールに応じた長さ寸法と
できるうえ、直角三角形の斜辺の長さ寸法を下り棟に応
じた長さ寸法にすることができる。すなわち、図1に示
されるように、棟11から軒先12までの長さ寸法A、
および、下り棟11の上端にある点aを通る軒先12へ
の垂線と当該軒先12との交点bと下り棟13の下端と
なる点cとの間の長さ寸法Bは、平面視で建物モジュー
ルに応じたものとなっている。しかし、実際には、長さ
寸法Aは、屋根面が傾斜していることから、平面視で建
物モジュールに応じた長さ寸法よりも大きくなってい
る。ここで、直角三角形の太陽電池パネル20の底辺寸
法および高さ寸法を、平面視で、建物モジュールに対応
させれば、下り棟に沿って切れ目なく直角三角形の太陽
電池パネルが配列できることがわかる。そして、太陽電
池パネル20の底辺寸法に対する高さ寸法の比を、屋根
面の傾斜角度に応じて設定すれば、当該太陽電池パネル
20の斜辺寸法が傾斜した下り棟に応じたものとなる。
これにより、屋根面の下り棟に沿って切れ目なく直角三
角形の太陽電池パネル20が屋根面に配列されるように
なる。
【0079】また、請求項2に記載の太陽電池パネルに
よれば、長方形の太陽電池パネルは、前述した直角三角
形の太陽電池パネルが配列される下り棟に沿った部分以
外の屋根面に配列されるものである。屋根は、前述した
ように、周縁部分の妻方向および桁方向に沿った長さ寸
法が、それぞれ建物モジュールに応じて設定されてい
る。しかし、図1に示した棟11から軒先12までの長
さ寸法Bは、屋根面が傾斜していることから、屋根10
の平面寸法がモジュール化されていても、必ずしも建物
モジュールに応じたものとなっていない。このような屋
根に対して、前述のような比で長方形状に形成された太
陽電池パネルの各辺の長さ寸法を設定すれば、底辺寸法
を建物モジュールに応じた長さ寸法とできるうえ、高さ
寸法を棟11から軒先12までの長さ寸法Bに応じた寸
法にすることができる。ここで、長方形の太陽電池パネ
ルの高さ寸法を、棟11から軒先12までの長さ寸法B
に対応させれば、傾斜方向に沿って長方形の太陽電池パ
ネルを配列すると、余白部分が棟11から軒先12まで
の間に生じることがない。また、図1に示されるよう
に、点a,b,cで囲まれた直角三角形の部分につい
て、前述した直角三角形の太陽電池パネル20を下り棟
13に沿って配列するとともに、残りの部分に長方形状
に形成された太陽電池パネル30を配列する際、太陽電
池パネル30の底辺寸法を、前述の直角三角形の太陽電
池パネル20の底辺寸法と同じにすれば、太陽電池パネ
ル30の高さ寸法が太陽電池パネル20の高さ寸法と同
じとなる。これにより、点a,b,cで囲まれた部分に
余白部分がほとんど生じることなく太陽電池パネル2
0,30を配列することができる。
【0080】さらに、請求項3に記載の太陽電池パネル
によれば、台形状に形成された台形太陽電池パネルは、
桁方向の寸法が建物モジュールで割り切れず、建物モジ
ュールのn倍の寸法と、建物モジュール寸法に達しない
余り寸法とを足し合わせた寸法のものとなっている半端
な寸法の屋根に、太陽電池パネルを配列する際に利用さ
れ、当該屋根の下り棟に沿って配列されるものである。
台形状に形成された太陽電池パネル40を、図2に示さ
れるように、直角三角形状部40Aと、長方形状部40
Bとに分けて考えると、直角三角形状部40Aが前述し
た直角三角形の太陽電池パネルと同じ寸法を有するもの
となる。そして、直角三角形状部40Aの底辺に対する
高さ寸法の比、つまり、台形の太陽電池パネル40の下
底の寸法から上底の寸法を差し引いた寸法に対する高さ
寸法の比を、前述の直角三角形の太陽電池パネルと同様
に、屋根面の傾斜角度に応じて設定すれば、当該直角三
角形状部40Aの斜辺寸法が傾斜した下り棟13に応じ
たものとなる。これにより、屋根面の下り棟13に沿っ
て切れ目なく台形の太陽電池パネル40が屋根面に配列
されるようになる。また、長方形状部40Bは、上底の
寸法Fを、前述した余り寸法の半分に設定すれば、屋根
面の桁方向の寸法に余り寸法が生じていても、棟の両側
の下り棟13に沿って台形の太陽電池パネル40を配列
すると、二つの太陽電池パネル40の間の寸法が建物モ
ジュールのn倍の寸法となる。そして、屋根面の残りの
部分に長方形の太陽電池パネルを縦横に配列すると、台
形および長方形の太陽電池パネルが桁側の屋根面に隙間
なく配列されるようになる。以上のことから、桁側の屋
根面にその桁方向の寸法に余り寸法が生じていても、当
該桁側の屋根面に余白部分がほとんど生じることなく台
形および長方形の太陽電池パネルを配列することができ
る。
【0081】また、請求項4に記載の太陽電池付屋根に
よれば、図1に示した如く、下り棟13が屋根の点cを
頂点とする角隅部の角度を二等分する二等分線であるの
で、桁側屋根面の直角三角形a,b,cが、妻側屋根面
の直角三角形a,d,cと同一形状かつ同一寸法とな
る。このため、屋根面の妻側端縁および桁側端縁の長さ
寸法が、建物の基準寸法である建物モジュールの整数倍
となっている場合には、三角形および長方形太陽電池パ
ネルを用いるとともに、三角形太陽電池パネルの底辺寸
法、および、長方形太陽電池パネルの底辺寸法を建物モ
ジュールに応じた寸法とすれば、屋根面に余白を生じさ
せることなく三角形および長方形太陽電池パネルが配列
されるようになる。一方、屋根面の桁側端縁の長さ寸法
が建物モジュールの整数倍とならない、すなわち、建物
モジュールで割り切れない余り寸法を有する場合には、
台形太陽電池パネルを用いるとともに、台形太陽電池パ
ネルの上底の寸法を前述の余り寸法に応じて設定すれ
ば、屋根面に余白部分を生じさせることなく台形および
長方形太陽電池パネルが配列されるようになる。このよ
うに、直角三角形、台形および長方形太陽電池パネルを
適宜用いれば、各屋根面に余白部分がなるべく生じない
ような太陽電池パネルの配列が図れ、受光面積の確保が
容易となる。
【0082】さらに、請求項5に記載の太陽電池付屋根
によれば、前述したように、妻側屋根面の直角三角形
a,d,cの底辺寸法が建物モジュールの整数倍となっ
ているので、直角三角形a,d,cに三角形および長方
形太陽電池パネルが隙間なく配列されるようになる。ま
た、桁側屋根面の直角三角形a,b,cが、直角三角形
a,d,cと同一形状かつ同一寸法となっているので、
直角三角形a,b,cの底辺寸法が建物モジュールの整
数倍となる。そして、桁側屋根面の直角三角形a,b,
cの間に配置される長方形部分の桁方向に沿った寸法も
建物モジュールの整数倍となり、桁側屋根面全体に三角
形および長方形太陽電池パネルが隙間なく配列されるよ
うになる。
【0083】また、請求項6に記載の太陽電池付屋根に
よれば、妻側屋根面の直角三角形a,d,cの底辺寸法
が建物モジュールの整数倍とならない、すなわち、建物
モジュールの整数倍と、建物モジュールに達しない余り
寸法とを足し合わせた寸法となるが、下り棟に沿って配
列される三角形太陽電池パネルとして、前述の三角形太
陽電池パネルの高さおよび底辺と同一寸法比のものを採
用するとともに、屋根面に縦横に配列される長方形太陽
電池パネルとして、その高さ寸法が三角形太陽電池パネ
ルの高さ寸法よりも小さいものを採用すれば、三角形太
陽電池パネルの下方により多くの枚数の長方形太陽電池
パネルが配列されるようになるので、直角三角形a,
d,cに形成される余白部分が最小限となる。一方、桁
側屋根面に配列される長方形太陽電池パネルとして、前
述のように、その高さ寸法が三角形太陽電池パネルの高
さ寸法よりも小さいものを採用すれば、桁側屋根面の直
角三角形a,b,cに形成される余白部分が少なくなる
うえ、その間の長方形部分にも、長方形太陽電池パネル
の底辺に対する高さ寸法の比が屋根面の傾斜角度に応じ
ているので、長方形太陽電池パネルが隙間なく配列され
るようになり、屋根面全体として、余白部分が最小限と
なる太陽電池パネルの配列が可能となる。
【0084】さらに、請求項7に記載の太陽電池付屋根
によれば、軒先の端縁の長さ寸法Lが、建物モジュール
の整数倍と、建物モジュールに達しない余り寸法0.5
Mとを足し合わせた寸法となる場合、三角形および長方
形太陽電池パネルを用いるとともに、妻側屋根面の中央
部分に水平方向の寸法が0.5Mとなる余白部分を棟か
ら軒先まで形成すれば、屋根面の残りの部分全面に三角
形および長方形太陽電池パネルが隙間なく配列されるよ
うになり、屋根面に形成される余白部分が最小限とな
る。
【0085】また、請求項8に記載の太陽電池付屋根に
よれば、軒先の端縁の長さ寸法Lが、建物モジュールで
割り切れない余り寸法0.5Mを有する場合、台形およ
び長方形太陽電池パネルを用い、台形太陽電池パネルの
上底の寸法を0.25Mとするとともに、台形太陽電池
パネルの下底から上底を差し引いた寸法、および、長方
形太陽電池パネルの水平方向に延びる辺の寸法を建物モ
ジュールに応じた寸法とすれば、長さ寸法Lに余り寸法
0.5Mが生じていても、棟の両側の下り棟に沿って台
形太陽電池パネルを配列すると、二つの台形太陽電池パ
ネルの間の寸法が建物モジュールの整数倍となる。そし
て、屋根面の残りの部分に長方形太陽電池パネルを縦横
に配列すると、台形および長方形太陽電池パネルが桁側
屋根面に隙間なく配列されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本概念図である。
【図2】本発明の作用・効果を説明するための正面図で
ある。
【図3】本発明の第一実施形態に係るユニット式建物を
示す斜視図である。
【図4】前記実施形態に係る妻側屋根面を示す正面図で
ある。
【図5】前記実施形態に係る桁側屋根面を示す正面図で
ある。
【図6】前記実施形態に係る三角形太陽電池パネルを示
す正面図である。
【図7】前記実施形態に係る長方形太陽電池パネルを示
す正面図である。
【図8】本発明の第二実施形態を示す正面図である。
【図9】前記実施形態に係る桁側屋根面を示す正面図で
ある。
【図10】前記実施形態に係る長方形太陽電池パネルを
示す正面図である。
【図11】本発明の第三実施形態を示す正面図である。
【図12】本発明の第四実施形態を示す正面図である。
【図13】前記実施形態に係る台形太陽電池パネルを示
す正面図である。
【図14】従来例を示す平面図である。
【符号の説明】
11 棟 12 軒先 13 下り棟 14 妻側屋根面 15 桁側屋根面 20 三角形太陽電池パネル 30,30A 長方形太陽電池パネル 40 台形太陽電池パネル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平に延びる棟と、この棟の端部から斜め
    下方に延びる下り棟とを有する屋根に配列されるととも
    に、太陽光を電力に変換する太陽電池パネルであって、 高さおよび底辺の長さ寸法の比が前記屋根を形成する屋
    根面の傾斜角度に応じた直角三角形に形成されているこ
    とを特徴とする太陽電池パネル。
  2. 【請求項2】水平に延びる棟と、この棟の端部から斜め
    下方に延びる下り棟とを有する屋根に配列されるととも
    に、太陽光を電力に変換する太陽電池パネルであって、 前記屋根を形成する屋根面の傾斜方向に沿って延びる高
    さ、および、水平方向に延びる底辺の長さ寸法の比が前
    記屋根面の傾斜角度に応じた長方形に形成されているこ
    とを特徴とする太陽電池パネル。
  3. 【請求項3】水平に延びる棟と、この棟の端部から斜め
    下方に延びる下り棟とを有する屋根に配列されるととも
    に、太陽光を電力に変換する太陽電池パネルであって、 長さ寸法の異なる上底および下底を有する台形状に形成
    され、高さ寸法と、下底の寸法から上底の寸法を差し引
    いた寸法との比が前記屋根を形成する屋根面の傾斜角度
    に応じていることを特徴とする太陽電池パネル。
  4. 【請求項4】二等辺三角形に形成された妻側屋根面と、
    等脚台形に形成された桁側屋根面とを有する寄棟式とさ
    れ、これらの屋根面の上に縦横に配列された複数の太陽
    電池パネルで太陽光エネルギを電力に変換する太陽電池
    付屋根であって、 前記太陽電池パネルとして、直角三角形状に形成された
    三角形太陽電池パネル、長方形状に形成された長方形太
    陽電池パネル、および、長さの異なる上底および下底を
    有し、台形状に形成された台形太陽電池パネルの少なく
    ともいずれか二種類が採用され、 当該屋根は、長さの異なる長辺および短辺を有する長方
    形状の平面形状を備え、前記妻側屋根面と前記桁側屋根
    面との境界線となる下り棟が、平面視で当該屋根の角隅
    部の角度を二等分する二等分線であり、 前記三角形太陽電池パネルの高さおよび底辺の寸法比、
    前記長方形太陽電池パネルの高さおよび底辺の寸法比、
    ならびに、前記台形太陽電池パネルの高さ寸法および下
    底の寸法から上底の寸法を差し引いた寸法の比が、それ
    ぞれ前記屋根面の傾斜角度に応じ、 前記妻側屋根面には、下り棟に沿って、前記三角形太陽
    電池パネルが配列されるとともに、その屋根面の残りの
    部分に前記長方形太陽電池パネルが配列され、 前記桁側屋根面には、下り棟に沿って、前記三角形太陽
    電池パネルおよび前記台形太陽電池パネルのいずれか一
    方が配列されるとともに、その屋根面の残りの部分に前
    記長方形太陽電池パネルが配列されていることを特徴と
    する太陽電池付屋根。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の太陽電池付屋根におい
    て、前記妻側屋根面の軒先の端縁は、その長さ寸法Lが
    L=2×n×M に設定されていることを特徴とする
    太陽電池付屋根。ここで、nは、正の整数を表し、M
    は、建物の基準寸法となる建物モジュールを表してい
    る。
  6. 【請求項6】請求項4に記載の太陽電池付屋根におい
    て、前記妻側屋根面の軒先の端縁は、その長さ寸法Lが
    L=(2×n+1)×M に設定され、 前記妻側屋根面には、前記長方形太陽電池パネルが当該
    屋根の傾斜方向に沿って段違いに配列されていることを
    特徴とする太陽電池付屋根。
  7. 【請求項7】請求項4に記載の太陽電池付屋根におい
    て、前記妻側屋根面の軒先の端縁は、その長さ寸法Lが
    L=(2×n+0.5)×M に設定され、前記妻側
    の屋根面の棟の頂点から軒先まで傾斜面に沿って余白部
    分が形成されていることを特徴とする太陽電池付屋根。
  8. 【請求項8】請求項4に記載の太陽電池付屋根におい
    て、前記桁側屋根面の軒先の端縁は、その長さ寸法Lが
    L=(n+0.5)×M に設定されていることを特
    徴とする太陽電池付屋根。
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