JP2001073302A - 取付用突起を有するマクラギ用ゴムパッド、その製造方法及びその取付方法 - Google Patents

取付用突起を有するマクラギ用ゴムパッド、その製造方法及びその取付方法

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JP2001073302A
JP2001073302A JP24779199A JP24779199A JP2001073302A JP 2001073302 A JP2001073302 A JP 2001073302A JP 24779199 A JP24779199 A JP 24779199A JP 24779199 A JP24779199 A JP 24779199A JP 2001073302 A JP2001073302 A JP 2001073302A
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JP
Japan
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rubber pad
sleeper
concrete
mounting
inverted trapezoidal
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Application number
JP24779199A
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English (en)
Inventor
Tadayoshi Ishibashi
石橋忠良
Tokiharu Furuya
古谷時春
Kokichi Iwasa
岩佐高吉
Michio Kitawaki
北脇道夫
Shuichi Konuma
小沼修一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON KOGEN CONCRETE CO Ltd
Mutsubushi Rubber Co Ltd
East Japan Railway Co
Original Assignee
NIPPON KOGEN CONCRETE CO Ltd
Mutsubushi Rubber Co Ltd
East Japan Railway Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マクラギ下面に物理的に容易に取りつけ可能
とし、効率よく経済的に製造でき、マクラギと一体型と
して耐久性を向上させる。 【解決手段】 コンクリートマクラギの底部に取りつけ
られるマクラギ用ゴムパッド(1)において、ゴムパッ
ド本体(2)のマクラギと対向する面に逆台形形状の帯
状突起(3)が1または複数本形成されるようにしたも
のであり、マクラギ下面が上向きとなるように型枠を組
立後、コンクリートを打設し、コンクリート未硬化時に
ゴムパッドに形成された帯状突起をコンクリートに埋設
してコンクリートを硬化させ、マクラギとゴムパッドを
一体に形成できるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道構造における
マクラギ底部に、騒音や振動を低減化するために取りつ
けられるゴムパッドとその製造方法及びマクラギへの取
付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリートマクラギの下面にゴ
ムパッドを取りつける方法として、ボルトにより締めつ
けて固定する方法、接着材により取付固定する方法等が
用いられていた。また、マクラギ自身の下面部にウレタ
ン樹脂等を直接注入し、コンクリートマクラギの下面部
に接着結合させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マクラギ下面にボルト
により締めつけて固定する方法は、ボルトの腐食、ボル
ト孔による弾性体のロスおよびボルト孔周辺に応力集中
が起こり、寿命を短くする等の問題があった。また、マ
クラギ下面に接着材により張り付け固定する方法や、ウ
レタン樹脂等を直接注入して接着結合させる方法は、接
着材の経年劣化、接着力のバラツキによる引き剥がしが
行われる等の問題があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、マクラギ下面に物理的にゴムパッドを取りつけるこ
とができる構造であると共に、効率よく経済的にゴムパ
ッドを製造できること、およびマクラギ下面に容易に取
り付けることができ、一体型として耐久性を向上させる
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のマクラギ用ゴム
パッドは、コンクリートマクラギの底部に取りつけられ
るマクラギ用ゴムパッドにおいて、ゴムパッドのマクラ
ギと対向する面に逆台形形状の帯状突起が1または複数
本形成されていることを特徴とする。本発明のマクラギ
用ゴムパッドの製造方法は、1または複数の断面逆台形
形状の孔を含むゴムパッド断面形状の孔が形成された押
し出し成形用型枠を用い、一方向からゴムパッド材料を
押し出すことにより、ゴムパッドのマクラギと対向する
面に逆台形形状の帯状突起を1または複数本一体に同時
に形成したことを特徴とする。本発明のマクラギ用ゴム
パッドの取付方法は、マクラギ下面が上向きとなるよう
に型枠を組立後、コンクリートを打設し、コンクリート
未硬化時にゴムパッドに形成された帯状突起をコンクリ
ートに埋設してコンクリートを硬化させ、マクラギとゴ
ムパッドを一体に形成することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明の取付用突起を有するマクラ
ギ用ゴムパッドを説明する図であり、1はマクラギ用ゴ
ムパッド、2はゴムパッド本体、3は取付用突起であ
る。本実施例においては、マクラギ用ゴムパッド1は、
ゴムパッド本体2のマクラギと対向する側の面に、予め
逆台形形状の帯状突起3が形成されている。
【0007】即ち、マクラギ用ゴムパッド1は、マクラ
ギと対向する側のゴムパッド本体2の面に一体に形成さ
れた逆台形形状の帯状突起3を、後述するように、コン
クリートマクラギ製造時にマクラギ底面に埋設して一体
に形成することにより、マクラギの運搬時、敷設時、列
車載荷時等において、脱落、ひきはがし、ズレ等が生じ
ることがないようにしている。また、従来のように取付
用孔を設けないため弾性体ロスもなく、完全一体型とし
て作用するため防振効果を妨げることなく機能する。
【0008】さらに、逆台形形状の帯状突起3は、コン
クリートマクラギ底面に完全に埋設され、拘束される構
造となることから、ゴムの非圧縮性により伸縮すること
がないため、列車荷重載荷時にマクラギ用ゴムパッドの
バネ定数が変化することがなくなる。
【0009】図2はマクラギ用ゴムパッドの製造方法を
説明する図である。図中、4は押出成形用の型枠であ
る。本実施例の型枠は、1または複数の断面逆台形形状
の孔を含むゴムパッド断面形状の孔が形成された押し出
し成形用型枠4を用い、一方向からゴムパッド材料を押
し出すことによって、マクラギ用ゴムパッド上面に逆台
形形状の帯状突起がゴムパッド製造時に一体となって同
時成形できるようにしたものである。
【0010】押し出し成形用型枠4は、例えば、断面矩
形の孔と、その孔の一辺に連通して形成された1または
複数の断面逆台形形状の孔とからなる押し出し成形用の
孔が形成された型枠からなっている。帯状突起部分の台
形形状の大きさや形、または帯状突起の本数については
押出成形用の型枠形状を変えることにより、任意に変更
することが可能である。さらに、押出成形により連続し
てマクラギ用ゴムパッドが帯状に成形されるため、必要
長さに応じて切断し製造する。このため、一枚ごとの型
枠成形による製造方法に比べ、一度に大量に製造できる
ので製造コストを低減化することができる。
【0011】図3はマクラギ用ゴムパッドのマクラギ取
付方法を示す図で、図3(a)は斜視図、図3(b)は
側面図、図3(c)は横断面図である。図中、5はマク
ラギ成形用の型枠、6は生コンクリート、1はマクラギ
用ゴムパッドである。図において、コンクリートマクラ
ギ下面が上向きとなるようにマクラギ成形用の型枠5を
組立てる。この型枠は成型後のマクラギが取り出し易い
ように断面台形状であり、この中に生コンクリート6を
打設する。次いで、まだ生コンクリート6が硬化しない
うちに、図3(b)、図3(c)に示すように、マクラ
ギ用ゴムパッド1の逆台形形状の帯状突起3を取付位置
に合わせ、帯状突起3が完全にコンクリート中に埋設
し、ゴムパットの面がコンクリートマクラギ下面とほぼ
一致するように位置決めする。この状態で一定の硬化養
生期間を経た後、型枠5から取り外すとコンクリートマ
クラギとゴムパッドとが一体に形成され、マクラギ製造
と同時にゴムパッドの取り付けが行われる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば以下のよ
うな効果が達成できる。 マクラギの運搬時、敷設時、列車載荷時に脱落、ひき
はがし、ずれ等が生じない。 マクラギとゴムパッドとが完全一体型として作用する
ため、防振効果およびバネ定数に変化が生じない。 押出成形により製造できるため、製作コストを低減で
きる。 マクラギ製作時にマクラギ用ゴムパッドを容易に取り
付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のマクラギ用ゴムパッドを説明する図
である。
【図2】 マクラギ用ゴムパッドの製造方法を説明する
図である。
【図3】 マクラギ用ゴムパッドのマクラギ取付方法を
示す図である。
【符号の説明】
1…マクラギ用ゴムパッド、2…ゴムパッド本体、3…
取付用突起、4…押し出し成形用型枠、5…マクラギ成
形用の型枠、6…生コンクリート。
フロントページの続き (72)発明者 石橋忠良 東京都渋谷区代々木二丁目二番二号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 古谷時春 東京都渋谷区代々木二丁目二番二号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 岩佐高吉 東京都渋谷区代々木二丁目二番二号 東日 本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 北脇道夫 兵庫県神戸市長田区若松町九丁目1番30号 六菱ゴム株式会社内 (72)発明者 小沼修一 東京都府中市住吉町5丁目21番105 日本 鋼弦コンクリート株式会社内 Fターム(参考) 2D056 AA02 AD05 AD07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートマクラギの底部に取りつけ
    られるマクラギ用ゴムパッドにおいて、ゴムパッドのマ
    クラギと対向する面に逆台形形状の帯状突起が1または
    複数本形成されていることを特徴とする取付用突起を有
    するマクラギ用ゴムパッド。
  2. 【請求項2】 1または複数の断面逆台形形状の孔を含
    むゴムパッド断面形状の孔が形成された押し出し成形用
    型枠を用い、一方向からゴムパッド材料を押し出すこと
    により、ゴムパッドのマクラギと対向する面に逆台形形
    状の帯状突起を1または複数本一体に同時に形成したこ
    とを特徴とする取付用突起を有するマクラギ用ゴムパッ
    ドの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のゴムパッドのマクラギへ
    の取り付け方法であって、マクラギ下面が上向きとなる
    ように型枠を組立後、コンクリートを打設し、コンクリ
    ート未硬化時に前記ゴムパッドに形成された帯状突起を
    コンクリートに埋設してコンクリートを硬化させ、マク
    ラギとゴムパッドを一体に形成することを特徴とする取
    付用突起を有するマクラギ用ゴムパッドの取付方法。
JP24779199A 1999-09-01 1999-09-01 取付用突起を有するマクラギ用ゴムパッド、その製造方法及びその取付方法 Pending JP2001073302A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107588144A (zh) * 2017-10-27 2018-01-16 南京汇龙橡胶制品有限公司 一种高铁用的橡胶减震垫

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CN107588144A (zh) * 2017-10-27 2018-01-16 南京汇龙橡胶制品有限公司 一种高铁用的橡胶减震垫

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